JP2002149635A - レイアウトシステムとそのコンピュータプログラム - Google Patents

レイアウトシステムとそのコンピュータプログラム

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JP2002149635A
JP2002149635A JP2001261613A JP2001261613A JP2002149635A JP 2002149635 A JP2002149635 A JP 2002149635A JP 2001261613 A JP2001261613 A JP 2001261613A JP 2001261613 A JP2001261613 A JP 2001261613A JP 2002149635 A JP2002149635 A JP 2002149635A
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Yoji Nakamura
洋二 中村
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DOWA PLANNING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 年賀状の構成結果(完成した年賀状のイメー
ジ)を確認しながら年賀状のレイアウトを作成できるよ
うにすることを目的とする。 【解決手段】 レイアウトサーバー1は、図柄情報と送
付者情報と文章情報と構成情報を顧客のパソコン2から
受付ける。レイアウトサーバー1は図柄情報・送付者情
報・文章情報を受け付ける度に、構成結果を作成し、顧
客のパソコン2に提示する。これにより年賀状の完成イ
メージを確認しながら年賀状のレイアウトを作成でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用して年賀状等を作成するシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、年賀状の作成するにあたり印刷会
社等が提供するシステムを利用して年賀状を作成する人
が増えている。このシステムの概要は次の通りである。
まず、このシステムを提供する印刷会社等は複数の図柄
の例、レイアウト例、挨拶文例、書体例(文字のフォン
ト例)を表したパンフレット等を作成する。年賀状の印
刷を依頼する人はそのパンフレットを見ながら、希望す
る図柄・レイアウト・挨拶文・書体を印刷申込書に記入
し、それを印刷会社の窓口まで持参する。印刷申込書を
受け取った印刷会社はその申込書に従って年賀状を印刷
し、年賀状を作成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムを
利用すれば体裁の良い年賀状を容易に作成できるので、
このシステムを利用する人は年々増加している。しか
し、このシステムには次のような問題がある。 (1)前述の通り、このシステムではパンフレット上に
複数の図柄例、レイアウト例、挨拶文例、書体例が紹介
されており、その中から依頼者は図柄例、レイアウト
例、挨拶文例、書体例を決める。しかし、依頼者は図柄
例、レイアウト例、挨拶文例、書体例を各々単独で選択
するため、それらの組合わせを誤ってしまう場合があ
る。例えば、和風の図柄には毛筆体の書体を組合わせる
方が好ましいが、誤ってゴシック体を選択してしまい、
印刷後の年賀状を見てはじめて書体の選択を誤ったと気
づく場合がある。即ち、このような誤りは印刷後の完成
イメージを予め確認できれば防止できるのであるが、従
来のシステムでは印刷後のイメージを確認できないとい
う問題がある。 (2)また、顧客は申込書に所定事項を記載して、印刷
会社の窓口まで持ってゆかなければならないため、申し
込み手続が煩雑である、という問題もある。 (3)申し込みを受け付けた後、申込書は印刷所に搬送
され、その後に印刷が開始されるのであるが、これでは
申し込みから印刷完了まで長期間かかってしまい、短期
間のうちに年賀状を作成したいという顧客のニーズに応
えられないという問題もある。そこで、これらの問題点
を解決できるシステムが求められるところである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、次の
ような処理を行うシステム又は次のような処理を行わせ
るコンピュータプログラム、方法である。 (1)本発明は、表示情報と、表示情報の構成内容を示
す構成情報と、構成者の構成手段から情報を受付けてレ
イアウトを作成するレイアウト手段とからなり、前記レ
イアウト手段は、前記表示情報と前記構成情報を前記構
成手段から受付け、それら情報に基づいて構成結果を作
成し、前記構成結果を前記構成手段に提示するものであ
る。 (2)本発明は、前記表示情報には図柄情報が含まれる
ものである。 (3)本発明は、前記レイアウト手段は、前記図柄情報
を受付けた際に前記図柄情報と前記構成情報に基づいて
前記構成結果を作成し、その構成結果を前記構成手段に
提示するものである。 (4)本発明は、前記表示情報には送付者情報が含まれ
るものである。 (5)本発明は、前記レイアウト手段は前記送付者情報
を受付けた際に前記送付者情報と前記構成情報に基づい
て前記構成結果を作成し、その構成結果を前記構成手段
に提示するものである。 (6)本発明は、前記表示情報には文章情報が含まれる
ものである。 (7)本発明は、前記レイアウト手段は前記文章情報を
受付けた際に前記文章情報と前記構成情報に基づいて前
記構成結果を作成し、その構成結果を前記構成手段に提
示するものである。 (8)本発明は、前記構成結果はイメージ情報に変換さ
れたものである。 (9)本発明は、前記レイアウト手段は、印刷に必要な
情報を印刷手段に提示するものであり、その印刷手段は
図柄については印刷しない。 (10)前記レイアウト手段は、作成した前記構成結果
を構成履歴として記憶し、構成履歴を特定する構成履歴
特定情報を前記構成履歴と対応づけて記憶し、前記構成
手段から前記構成履歴特定情報を受付け、その構成履歴
特定情報に対応する前記構成履歴を検索し、検索された
前記構成履歴を前記構成手段に提示する。 (11)前記表示情報は年賀状に関する情報であり、前
記構成情報は年賀状の構成に関する情報である。 (12)前記構成履歴は過去に作成された年賀状の構成
履歴である。
【0005】
【発明の第一実施形態】本発明の第一実施形態を図に基
づいて説明する。図1は本発明の実施に必要なハードウ
ェアとそのハードウェアの結びつきを表した概略図であ
る。これらハードウェアは、レイアウト手段としてのレ
イアウトサーバー1と、構成手段としてのパソコン2
(構成者である「井上 明さん」が利用するコンピュー
タ)と、印刷手段としての印刷装置3とインターネット
4(通信手段)とからなり、レイアウトサーバー1、パ
ソコン2とはインターネット4を通じてデータの送受信
が可能になるよう接続されている。また、レイアウトサ
ーバー1は印刷装置3とデータ伝送可能に連結されてい
る。レイアウトサーバ1、パソコン2、印刷装置3はデ
ータを記憶するための記憶装置とデータを送受信するた
めのデータ送信部並びにデータ受信部とを各々内蔵し、
それらを用いてデータの送受信を行う。各々の記憶装置
には本発明を実現するためのコンピュータプログラムや
所定のデータが記憶されており、パソコン2にはデータ
を表示するための液晶画面5とデータ入力用マウス6及
び入力用キーボード7が備えられている。更に、印刷装
置3には印刷を制御・処理するための処理装置が備えら
れている。
【0006】次に、本発明を実現するための処理手順に
ついて説明する。本発明の処理手順は図2から図5に示
すフローチャートの通りであり、<ホームページにアク
セス:STEP1>→<図柄決定処理:STEP2>→
<送付者処理:STEP3>→<挨拶文処理:STEP
4>→<注文:STEP5>→<印刷:STEP6>→
<年賀状の配送:STEP7>の手順で行う(図2)。
このうち<図柄決定処理:STEP2>の詳細は、図3
の通りであり、<図柄の選択>→<構成結果の表示>→
<確認(構成結果の確認)>の手順で行う。また、<送
付者処理:STEP3>の詳細は、図4の通りであり、
<送付者情報の入力>→<名組の選択>→<イメージ情
報に変換>→<構成結果の表示>→<確認(構成結果の
確認)>の手順で行う。更に、<挨拶文処理:STEP
4>の詳細は、図5の通りであり、<挨拶文の選択>→
<イメージ情報に変換>→<構成結果の表示>→<確認
(構成結果の確認)>→<書体の選択>→<イメージ情
報に変換>→<構成結果の表示>→<確認(構成結果の
確認)>の手順で行う。以下、これら処理について説明
する。
【0007】<ホームページにアクセス:STEP1>
及び<図柄決定処理:STEP2>東京都在住の井上明
さん(構成者)は、年賀状のレイアウトを作成するた
め、自宅のパソコン2を利用して年賀状作成のためのサ
イト(ホームページ)にアクセスしている。井上さん
は、まず、年賀状の図柄を決定する。この<図柄決定処
理:STEP2>の詳細は、図3の通りであり、<図柄
の選択>→<構成結果の表示>→<確認(構成結果の確
認)>の手順で行う。レイアウトサーバー1には、図6
に表されているレイアウトデータが複数記憶されてい
る。レイアウトデータとは、図柄番号及びそれに対応す
る図柄(獅子舞や干支などの図柄を表したイメージデー
タ)及び図柄属性(図柄の大きさや位置などの情報)、
送付者属性(送付者情報の大きさや位置などの情報)・
文章属性(文章情報の大きさや位置などの情報)が各々
関連づけられているものである。例えば、図柄番号とし
ては「001」という数字がこれに該当し、図柄として
は獅子舞の絵が該当し、図柄の大きさとしては縦幅○○
mm、横幅○○mmというデータが該当し、図柄を表す
位置としては葉書の左側から○○mm、葉書下から○○
mmというデータが該当する。送付者情報の大きさとし
ては縦幅○○mm、横幅○○mmというデータが該当
し、送付者情報を表す位置としては葉書の左側から○○
mm、葉書下から○○mmというデータが該当する。文
章情報の大きさとしては縦幅○○mm、横幅○○mmと
いうデータが該当し、文章情報を表す位置としては葉書
の左側から○○mm、葉書下から○○mmというデータ
が該当する。
【0008】本実施形態においては、3つのレイアウト
データがレイアウトサーバー1の記憶装置に記憶されて
いるものとし、それらデータはレイアウトサーバー1か
らパソコン2に対して提示され(送信され)、それを受
信したパソコン2は次のようにして液晶画面5にそれら
データを表示する(図7)。 (1)液晶画面5の左側に図柄番号「001」のデータ
を表示する。即ち、年賀葉書の外枠10を表示し、その
枠内に縦幅○○mm、横幅○○mmの大きさで獅子舞の
絵(イメージデータ)を葉書の左側から○○mm、葉書
下から○○mmの位置に表し、縦幅○○mm、横幅○○
mmの大きさで送付者情報のサンプルを葉書の左側から
○○mm、葉書下から○○mmの位置に表し、縦幅○○
mm、横幅○○mmの大きさで文章情報のサンプルを葉
書の左側から○○mm、葉書下から○○mmの位置に表
す(なお、実際にはこれを縮小したイメージを表示して
もよい)。そして、年賀葉書の下に図柄番号「001」
を表示する。 (2)液晶画面5の中央に図柄番号「002」のデータ
を表示する。即ち、年賀葉書の外枠10を表示し、その
枠内に縦幅○○mm、横幅○○mmの大きさで子供の絵
(イメージデータ)を葉書の左側から○○mm、葉書下
から○○mmの位置に表し、縦幅○○mm、横幅○○m
mの大きさで送付者情報のサンプルを葉書の左側から○
○mm、葉書下から○○mmの位置に表し、縦幅○○m
m、横幅○○mmの大きさで文章情報のサンプルを葉書
の左側から○○mm、葉書下から○○mmの位置に表す
(なお、実際にはこれを縮小したイメージを表示しても
よい)。そして、年賀葉書の下に図柄番号「002」を
表示する。 (3)液晶画面5の右側に図柄番号「003」のデータ
を表示する。即ち、年賀葉書の外枠10を表示し、その
枠内に縦幅○○mm、横幅○○mmの大きさで干支の絵
(イメージデータ)を葉書の左側から○○mm、葉書下
から○○mmの位置に表し、縦幅○○mm、横幅○○m
mの大きさで送付者情報のサンプルを葉書の左側から○
○mm、葉書下から○○mmの位置に表し、縦幅○○m
m、横幅○○mmの大きさで文章情報のサンプルを葉書
の左側から○○mm、葉書下から○○mmの位置に表す
(なお、実際にはこれを縮小したイメージを表示しても
よい)。そして、年賀葉書の下に図柄番号「003」を
表示する。
【0009】これら図柄(図7の符号11)の中から井
上さんは図柄を選択する(なお、ここでは図柄番号「0
01」の図柄を選択するものとする)。即ち、液晶画面
5上の「好きなデザインをクリックしてください」の要
請に対して、画面左の図柄(獅子舞の図柄の部分:符号
11a)を入力用マウス6でクリックする。これにより
パソコン2は「図柄番号(表示情報に含まれる図柄情報
としての図柄番号、構成情報の一部としての図柄番号)
=001」というデータをレイアウトサーバー1に対し
て送信する。それを受け付けた(受信した)レイアウト
サーバー1は、まず、「図柄番号=001」を受注デー
タの一部として記憶する(図8)。なお、ここで受注デ
ータ(図8)とは、レイアウトサーバー1が構成者(井
上さん)から受信したデータを記憶したり、レイアウト
サーバー1が井上さんのために割り当てたデータ(受付
番号等)を記憶するためのものであり、具体的には受付
番号、表示情報、構成情報等の項目からなるものであ
る。また、これら項目のうち「構成情報」とは、図柄構
成情報(図柄の大きさ、図柄を表す位置)、送付者構成
情報(送付者情報の大きさ、送付者情報を表す位置、名
組情報、書体情報)、文章構成情報(文章情報の大き
さ、文章情報を表す位置、書体情報)とからなるもので
あり、「表示情報」とは図柄番号、送付者情報、文例番
号とからなるものである。
【0010】次に、レイアウトサーバー1は「図柄番号
=001」を検索キーにしてレイアウトデータ(図6)
から構成情報の内容となる次のデータを検出し、それを
受注データの構成情報の項目として記憶する(図8)。 (1)「図柄構成情報(大きさ=縦幅○○mm、横幅○
○mm/位置=葉書の左側から○○mm、葉書下から○
○mm)」 (2)「送付者構成情報(大きさ=縦幅○○mm、横幅
○○mm/位置=葉書の左側から○○mm、葉書下から
○○mm)」 (3)「文章構成情報(大きさ=縦幅○○mm、横幅○
○mm/位置=葉書の左側から○○mm、葉書下から○
○mm)」 なお、受注データにおける送付者構成情報では「名組情
報=情報なし」「書体情報=情報なし」とあり、文章構
成情報では「書体情報=情報なし」とあるが、これらに
ついては後の処理により情報が付与される。
【0011】次に、レイアウトサーバー1は、図柄番号
「001」に対応する図柄(図6の図柄)を構成情報
(図柄構成情報:図8)に基づいて編集して構成結果を
作成し、それをパソコン2に対して提示する(送信す
る)。そして、それを受信したパソコン2は、その構成
結果を図9のように液晶画面5に表示する。具体的に
は、液晶画面5に年賀葉書の外枠を表示し、その枠内に
縦幅○○mm、横幅○○mmの大きさで獅子舞の絵(イ
メージデータ)を葉書の左側から○○mm、葉書下から
○○mmの位置に表す(なお、実際にはこれを縮小した
イメージを表示してもよい)。次に、井上さんはこの構
成結果で問題ないかを確認する。問題があれば、液晶画
面5上の「CANCEL」をクリックする。これにより
パソコン2は「構成結果=CANCEL」というデータ
をレイアウトサーバー1に対して送信し、それを受信し
たレイアウトサーバー1は再度図柄の選択処理を行う。
一方、この液晶画面5に表示されている構成結果で問題
がなければ、井上さんは液晶画面5上の「OK」をクリ
ックする。これによりパソコン2は「構成結果=OK」
というデータをレイアウトサーバー1に対して送信し、
それを受信したレイアウトサーバー1は次の処理を行
う。
【0012】<送付者処理:STEP3>次に、年賀状
の送付者に関する情報の受付を行い、送付者の情報を年
賀状にどのように表示するか等を決定する。この処理の
詳細は、図4の通りであり、<送付者情報の入力>→<
名組の選択>→<イメージ情報に変換>→<構成結果の
表示>→<確認(構成結果の確認)>の手順で行う。以
下、これら手順につき説明する。レイアウトサーバー1
には送付者情報を入力するための入力フォーム、名組情
報(送付者情報の構成例を示したイメージデータ)とそ
れに対応した名組番号が記憶されており、レイアウトサ
ーバー1はこれらをパソコン2に送信する。それらを受
信したパソコン2は、まず、入力フォームを液晶画面5
に表示し、井上さんはその入力フォームに従って送付者
情報をパソコン2の入力用キーボード7から入力する
(図10)。なお、ここで送付者情報とは「郵便番号=
107−0052、住所=東京都港区赤坂5−1−3
1、電話番号=03−3589−2571、E−mai
lアドレス=inoue@dowa−plannin
g.co.jp、名前1=井上 明、名前2=陽子、名
前3=たかし」からなるデータと意味するものとする。
入力が終了したら井上さんは画面上の「名組を選ぶ」を
クリックする。これによりパソコン2は液晶画面5に名
組情報等を次のようにして表示する(図11)。 (1)液晶画面5の上段左側に、名組番号「LT−0
3」を表示し、その下に「LT−03」に対応する名組
情報(基本的な名組)を表示する。 (2)液晶画面5の上段中央に、名組番号「LT−0
8」を表示し、その下に「LT−08」に対応する名組
情報(旧姓有りの名組)を表示する。 (3)液晶画面5の下段左側に、名組番号「LT−0
4」を表示し、その下に「LT−04」に対応する名組
情報(家族同サイズの名組)を表示する。 (4)液晶画面5の下段中央に、名組番号「LT−0
5」を表示し、その下に「LT−05」に対応する名組
情報(子供小サイズの名組)を表示する。 (5)液晶画面5の下段右側に、名組番号「LT−0
6」を表示し、その下に「LT−06」に対応する名組
情報(子供年齢入りの名組)を表示する。
【0013】次に、井上さんは希望する名組12を選択
する(ここでは画面下中央の「LT−05」という名組
12aを選ぶこととする)。即ち、液晶画面5上の「名
組の上をクリックしてください」との要請に対して名組
情報12aの部分をクリックする。これによりパソコン
2は構成情報の一部としての「名組番号=LT−05」
というデータ及び表示情報の一部としての送付者情報を
レイアウトサーバー1に対して送信する。これらデータ
を受付けた(受信した)レイアウトサーバー1は受注デ
ータ(図8)の一部として送付者情報を記憶し、それと
共に送付者構成情報の「名組番号」を「名組番号=LT
−05」として記憶する。そして図柄番号「001」に
対応する図柄(獅子舞の絵)及び送付者情報を構成情報
(図8)に基づいて編集し、次のようにして「仮の構成
結果」を作成する。 (1)レイアウトサーバー1内の作業エリアに年賀葉書
の外枠を設け、その枠内に縦幅○○mm、横幅○○mm
の大きさで獅子舞の絵(イメージデータ)を葉書の左側
から○○mm、葉書下から○○mmの位置に表す。 (2)年賀状枠内に送付者情報を縦幅○○mm、横幅○
○mmの大きさで、葉書の左側から○○mm、葉書下か
ら○○mmの位置に、名組情報「LT−05」の名組で
表す。 なお、この「仮の構成結果」を作成する時点において、
送付者情報はテキストデータとして作成されている。
【0014】次に、レイアウトサーバー1はテキストデ
ータを一部に含んでいる「仮の構成結果」を全てイメー
ジ情報に変換し、「構成結果」を作成する。このように
テキストデータを一部に含んでいる「仮の構成結果」を
イメージ情報に変換するのはコンピュータ環境の相違に
より表示内容が変化してしまうことを防止するためであ
る。以下、この点につき説明する。例えば、レイアウト
サーバー1からパソコン2に対して「A」という文字を
テキストデータとして送信する場合、実際には「A」と
いう文字のみを送信するのではなく「3行目の5桁目に
書体=明朝体でAという文字を表示する」という命令を
送信している。これを受信したパソコン2は、その命令
通りに「3行目の5桁目に書体=明朝体でAという文
字」を表示するのが原則である。しかし、書体の設定は
各コンピュータごとに行うので、命令通りに表示されな
い場合がある。例えば、パソコン2に明朝体が設定され
ていない場合は、レイアウトサーバー1から「書体=明
朝体」という命令がきてもパソコン2では明朝体ではな
く、他の書体で表現されてしまう。従って、このような
表示内容の変化を防止する必要があり、そのためにテキ
ストデータをイメージ情報に変換するのである。即ち、
イメージ情報に変換すれば表示内容の変化を防止できる
のである。なお、ここでは表現内容の変化が書体環境の
相違により起こることを例にして説明したが、表現内容
の変化は書体環境の相違に限らず、他の様々な要因によ
り起こるものとする。また、テキストデータをイメージ
情報に変換する方法は既知のものであり、例えば、次の
ような方法で変換される。まず、レイアウトサーバー1
において、メモリを仮想的にビデオ用RAMとして用意
し、メモリに情報(テキストデータ)を書込む。そし
て、書込んだデータを画像として取込み、イメージデー
タとして記憶するのである。
【0015】次に、レイアウトサーバー1は、構成結果
をパソコン2に対して提示し(送信し)、それを受信し
たパソコン2は、その構成結果を図12のように液晶画
面5に表示する(なお、実際にはこれを縮小したイメー
ジを表示してもよい)。次に、井上さんはこの構成結果
で問題ないかを確認する。問題があれば、液晶画面5上
の「CANCEL」をクリックする。これによりパソコ
ン2は「構成結果=CANCEL」というデータをレイ
アウトサーバー1に対して送信し、それを受信したレイ
アウトサーバー1は再度名組選択のための処理を行う。
一方、構成結果に問題がなければ、井上さんは液晶画面
5上の「OK」をクリックする。これによりパソコン2
は「構成結果=OK」というデータをレイアウトサーバ
ー1に対して送信し、それを受信したレイアウトサーバ
ー1は、次の処理に進む。
【0016】<挨拶文処理:STEP4>次に、年賀状
の挨拶文の選択を行う。この処理の詳細は、図5の通り
であり、<挨拶文の選択>→<イメージ情報に変換>→
<構成結果の表示>→<確認(構成結果の確認)>→<
書体の選択>→<イメージ情報に変換>→<構成結果の
表示>→<確認(構成結果の確認)>の手順で行う。以
下、これら手順につき説明する。レイアウトサーバー1
には、複数の挨拶文例とそれに対応する文例番号が記憶
されている。それらデータはレイアウトサーバー1から
パソコン2に対して提示され(送信され)、それを受信
したパソコン2はの次のようにして液晶画面5にそれら
データを表示する(図13)。 (1)液晶画面5に、文例番号「T01」に対応する文
例「皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたしており
ます 本年もよろしくお願い申し上げます 平成十三年
元旦」と「文例番号(T01)」を表示する。 (2)次に、文例番号「T01」の下に、文例番号「T
02」に対応する文例「皆様のご多幸をお祈り申し上げ
ます 本年もよろしくお願い申し上げます 平成十三年
元旦」と「文例番号(T02)」を表示する。 (3)次に、文例番号「T02」の下に、文例番号「T
03」に対応する文例「昨年中はいろいろとお世話にな
りありがとうございました 本年もよろしくお願い申し
上げます 平成十三年元旦」と「文例番号(T03)」
を表示する。 (4)次に、文例番号「T03」の下に、文例番号「T
04」に対応する文例「家族揃って楽しいお正月を迎え
ております 本年もよろしくお願い申し上げます平成十
三年元旦」と「文例番号(T04)」を表示する。 (5)次に、文例番号「T04」の下に、文例番号「T
05」に対応する文例「新しい家族が誕生しにぎやかな
新年を迎えております 本年もよろしくお願い申し上げ
ます 平成十三年元旦」と「文例番号(T05)」を表
示する。
【0017】これら挨拶文例13の中から井上さんは挨
拶文を選択する(なお、ここでは図柄番号「T01」の
挨拶文を選択するものとする)。即ち、液晶画面5上の
「文章の上をクリックしてください」との要請に対し
て、一番上の文章13aを入力用マウス6でクリックす
る。これによりパソコン2は「文例番号(表示情報に含
まれる文章情報として文例番号)=T01」というデー
タをレイアウトサーバー1に対して送信する。それを受
付けた(受信した)レイアウトサーバー1は受注データ
の一部として「文例番号=T01」を記憶する(図
8)。そして、図柄番号「001」に対応する図柄(獅
子舞の絵)・送付者情報・挨拶文例を構成情報(図8)
に基づいて編集し、「仮の構成結果」を次のようにして
作成する。 (1)レイアウトサーバー1内の作業エリアに年賀葉書
の外枠を設け、その枠内に縦幅○○mm、横幅○○mm
の大きさで獅子舞の絵(イメージデータ)を葉書の左側
から○○mm、葉書下から○○mmの位置に表す。 (2)年賀状枠内に送付者情報を縦幅○○mm、横幅○
○mmの大きさで、葉書の左側から○○mm、葉書下か
ら○○mmの位置に、名組情報「LT−05」の名組で
表す。 (3)年賀状枠内に挨拶文を縦幅○○mm、横幅○○m
mの大きさで、葉書の左側から○○mm、葉書下から○
○mmの位置に表す。なお、この「仮の構成結果」を作
成する時点において、送付者情報及び挨拶文はテキスト
データとして作成されている。 次に、レイアウトサーバー1はテキストデータを一部に
含んでいる「仮の構成結果」を全てイメージ情報に変換
して「構成結果」を作成する(なお、イメージ情報に変
換する理由・方法は前述の通りである)。そして、その
構成結果をパソコン2に対して提示する(送信する)。
それを受信したパソコン2は、構成結果を図14のよう
に液晶画面5に表示する(なお、実際には構成結果を縮
小したイメージを表示してもよい)。
【0018】次に、井上さんはこの構成結果で問題ない
かを確認する。問題があれば、液晶画面5上の「CAN
CEL」をクリックする。これによりパソコン2は「構
成結果=CANCEL」というデータをレイアウトサー
バー1に対して送信し、それを受信したレイアウトサー
バー1は再度挨拶文選択の処理を行う。一方、この液晶
画面5に表示されている構成結果で問題がなければ、井
上さんは液晶画面5上の「OK」をクリックする。これ
によりパソコン2は「構成結果=OK」というデータを
レイアウトサーバー1に対して送信し、それを受信した
レイアウトサーバー1は、次の処理に進む。
【0019】レイアウトサーバー1には、複数の書体情
報(文字のフォントを表すデータ)とそれに対応する書
体番号が記憶されている。それらデータはレイアウトサ
ーバー1からパソコン2に対して提示され(送信さ
れ)、それを受信したパソコン2は次のようにして液晶
画面5にそれらデータを表示する(図15)。 (1)液晶画面5に書体番号「S01」に対応する書体
(楷書の書体例)と、書体番号「S01」を表示する。 (2)書体番号「S01」の下に、書体番号「S02」
に対応する書体(丸ゴシックの書体例)と、書体番号
「S02」を表示する。 (3)書体番号「S02」の下に、書体番号「S03」
に対応する書体(細明朝の書体例)と、書体番号「S0
3」を表示する。 (4)書体番号「S03」の下に、書体番号「S04」
に対応する書体(太明朝の書体例)と、書体番号「S0
4」を表示する。 (5)書体番号「S04」の下に、書体番号「S05」
に対応する書体(毛筆の書体例)と、書体番号「S0
5」を表示する。 これら書体情報14の中から井上さんは書体を選択する
(なお、ここでは書体番号「S02:丸ゴシック」を選
択するものとする)。即ち、液晶画面5上の「書体の上
をクリックしてください」との要請に対して、上から2
番目の書体14aを入力用マウス6でクリックする。こ
れによりパソコン2は構成情報の一部としての「書体番
号=S02」というデータをレイアウトサーバー1に対
して送信する。
【0020】それを受付けた(受信した)レイアウトサ
ーバー1は図8の送付者構成情報の「書体情報」の欄を
「書体情報=S02(丸ゴシック)」とし、文章構成情
報の「書体情報」の欄を「書体情報=S02(丸ゴシッ
ク)」とする。そして、選択された図柄と送付者情報と
挨拶文例とを構成情報(図8)に基づいて編集する。即
ち、図柄番号「001」に対応する図柄(獅子舞の絵)
・送付者情報・挨拶文例を構成情報(図8)に基づいて
編集し、「仮の構成結果」を次のようにして作成する。 (1)レイアウトサーバー1内の作業エリアに年賀葉書
の外枠を設け、その枠内に縦幅○○mm、横幅○○mm
の大きさで獅子舞の絵(イメージデータ)を葉書の左側
から○○mm、葉書下から○○mmの位置に表す。 (2)年賀状枠内に送付者情報を縦幅○○mm、横幅○
○mmの大きさで、葉書の左側から○○mm、葉書下か
ら○○mmの位置に、名組情報「LT−05」の名組、
書体「丸ゴシック(S02)」で表す。 (3)年賀状枠内に挨拶文を縦幅○○mm、横幅○○m
mの大きさで、葉書の左側から○○mm、葉書下から○
○mmの位置、書体「丸ゴシック(S02)」で表す。 なお、この「仮の構成結果」を作成する時点において、
送付者情報及び挨拶文はテキストデータとして作成され
ている。次に、テキストデータを一部に含んでいる「仮
の構成結果」を全てイメージ情報に変換して「構成結
果」を作成し、それをパソコン2に対して提示する(送
信する)。なお、イメージ情報に変換する理由・方法は
前述の通りである。そして、それを受信したパソコン2
は、構成結果を図16のように液晶画面5に表示する
(なお、実際には構成結果を縮小したイメージを表示し
てもよい)。
【0021】次に、井上さんはこの構成結果で問題ない
かを確認する。問題があれば、液晶画面5上の「CAN
CEL」をクリックする。これによりパソコン2は「構
成結果=CANCEL」というデータをレイアウトサー
バー1に対して送信し、それを受信したレイアウトサー
バー1は再度書体選択の処理を行う。一方、この液晶画
面5に表示されている構成結果で問題がなければ、井上
さんは液晶画面5上の「OK」をクリックする。これに
よりパソコン2は「構成結果=OK」というデータをレ
イアウトサーバー1に対して送信し、それを受信したレ
イアウトサーバー1は次の処理に進む。
【0022】<注文:STEP5>次に、レイアウトサ
ーバー1は、受注データの内容及び構成結果をパソコン
2に対して送信し、それを受信したパソコン2は図17
のようにそれらデータを表示する。井上さんはそれらデ
ータに誤りはないかを確認する。問題があれば、液晶画
面5上の「入力画面へ戻る」をクリックする。これによ
りパソコン2は「最終確認=NG」というデータをレイ
アウトサーバー1に対して送信し、それを受信したレイ
アウトサーバー1は1つ前の処理(例えば、書体選択処
理)に戻る。一方、この液晶画面5に表示されているデ
ータに誤りがなければ、井上さんは液晶画面5上の「注
文する」をクリックする。これによりパソコン2は「最
終確認果=OK」というデータをレイアウトサーバー1
に対して送信し、それを受信したレイアウトサーバー1
は正式に注文があったと判断し、次の処理に進む。
【0023】<印刷:STEP6>次に、レイアウトサ
ーバー1は印刷装置3に対して印刷に必要なデータ(印
刷データ)を送信する。ここで印刷データとは、「図柄
番号(001)、送付者情報(郵便番号=107−00
52、住所=東京都港区赤坂5−1−31、電話番号=
03−3589−2571、E−mailアドレス=i
noue@dowa−planning.co.jp、
名前1=井上 明、名前2=陽子、名前3=たかし)、
文例番号(T01)、構成情報」とからなるデータと意
味するものとする。印刷装置3は印刷データを受信し、
それを記憶装置に記憶する。印刷装置3にはレイアウト
サーバー1と同様のデータが記憶されているので図柄情
報(001)、文例番号(T01)、書体番号(S0
2)を検索キーにすれば井上さんが選択した図柄、挨拶
文、書体を検索することができる。そして、印刷装置3
はそれらデータを年賀状に印刷する。なお、ここで、印
刷装置3は図柄(獅子舞の図柄)については印刷しない
ものとする。その理由は次の通りである。図柄は多くの
色彩を使用して描いているためカラー印刷が必要になる
のであるが、オフセットカラー印刷においては一度に大
量に印刷した方がコストが安く済むと共に印刷品質も向
上するという特徴がある。即ち、同じ図柄100枚を1
00回に分けて印刷するよりも、10000枚を一度に
印刷した方が印刷コストが安く済むのである。よって、
本発明では、図柄を予め一度に大量に印刷しておき、そ
の図柄印刷済の年賀葉書に改めて送付者情報や挨拶文を
印刷するのである。このように予め図柄が印刷された年
賀状に、送付者情報と挨拶文を後から印刷することによ
り(即ち、STEP6では図柄を印刷しないことによ
り)印刷コストを安くすることができ、顧客により安価
な印刷サービスを提供できる。また、それと共に印刷品
質の向上をも図ることができるのである。なお、このよ
うな印刷手法(図柄と挨拶文等を分離して印刷する手
法)を用いると、尚更、年賀状の完成イメージ(構成結
果)が想像し辛くなる。よって、レイアウト作成時に構
成結果を構成者に提示することがより重要になってくる
のである。また、「印刷手段(印刷装置3)は図柄を印
刷しない」とは、印刷装置3が図柄をレイアウトサーバ
ー1から受信した後に図柄を印刷対象から除外する場合
もあるが、レイアウトサーバー1が予め印刷データから
図柄を除外し、図柄が含まれていない印刷データを印刷
装置3に対して送信する場合も含まれるものとする。 <年賀状の配送:(STEP7)>以上の過程を経て印
刷された年賀状は宅配便等を利用して顧客の手元に届け
られるのである。
【0024】
【発明の第二実施形態】次に、本発明の第二実施形態を
説明する。第一実施形態では、最初から(白紙の状態か
ら)年賀状を作成しているが、第二実施形態では去年作
成した年賀状のイメージ(構成結果)を参照した上で年
賀状を作成するものである。これを実現するため、レイ
アウトサーバー1は<履歴保存処理:STEP5−2>
と<履歴参照処理:STEP1−2>を新たに行う。<
履歴保存処理:STEP5−2>は第一実施形態におけ
る処理(図2の処理フロー)の<注文:STEP5>の
後に行われる処理であり、<履歴参照処理:STEP1
−2>は第一実施形態における<ホームページにアクセ
ス:STEP1>の後に行われる処理である。
【0025】まず、<履歴保存処理:STEP5−2>
から説明する。レイアウトサーバー1の記憶装置には履
歴ファイル(図18)が記憶されている。履歴ファイル
とは「構成者の電話番号」と「年賀状の対象年」と「保
存イメージ」とが対応づけて(関連づけて)複数記憶さ
れているものである。STEP5を処理したレイアウト
サーバー1は、履歴ファイルにレコードを追加する。即
ち、井上さんが作成した構成結果(図17に示す年賀状
のイメージ)を構成履歴(保存イメージ)として記憶す
る。また、その構成履歴と井上さんの電話番号「03−
3589−2571」・年賀状の対象年「2001」と
を対応づけて記憶する。なお、井上さんの電話番号は受
注データ(図8)から取得したものであり、年賀状の対
象年「2001」は受注日(受付日=2000年8月8
日:図17)の翌年を代入したものである。これにより
井上さんが作成した構成結果が構成履歴として保存され
ることになる。
【0026】次に、<履歴参照処理:STEP1−2>
について説明する。この<履歴参照処理:STEP1−
2>は第一実施形態において年賀状を作成した約一年後
に役立つものである。井上さんは、約一年後、再び<ホ
ームページにアクセス:STEP1>において、年賀状
作成のためのホームページにアクセスする。これにより
<履歴参照処理:STEP1−2>が開始され、井上さ
んのパソコン2には図19のような内容が表示される。
この後、井上さんは直ぐに年賀状作成を開始しようとし
たが、その前に、去年作成した年賀状をまず参照し、そ
の上で今年の年賀状を作成しようと考え、画面上の「注
文履歴」をクリックした。これによりパソコン2は履歴
要求があった旨のデータをレイアウトサーバー1に対し
て送信し、それを受信したレイアウトサーバー1は情報
入力を促すフォーム(フォームを構成するデータ)をパ
ソコン2に送信する。これを受信したパソコン2には図
20のような内容が表示される。
【0027】井上さんは入力フォームに従って自分の電
話番号及び参照したい年賀状の対象年を入力し、「送
信」をクリックする。これによりパソコン2は履歴要求
データ「電話番号=03−3589−2571、対象年
=2001」を作成し、これをレイアウトサーバー1に
対して送信する。履歴要求データを受信したレイアウト
サーバー1はこれを記憶装置に記憶し、履歴要求データ
の内容を検索キーにして履歴ファイル(図18)を検索
する。これにより、第一実施形態において井上さんが作
成した構成結果(構成履歴)が取得され、レイアウトサ
ーバー1はこのイメージ(構成履歴)をパソコン2に対
して送信する。そして、これを受信したパソコン2には
図21のような内容(構成履歴)が表示され、その後レ
イアウトサーバー1は第一実施形態における<図柄決定
処理:STEP2>以降の処理を行う。このようにすれ
ば、去年作成した年賀状のイメージを参照した上で今年
の年賀状を作成することができる。これにより、例え
ば、毎年異なるデザインの年賀状(趣の異なる年賀状)
を送ることができる。なお、同様の処理を行えば去年作
成した年賀状のみならず、過去に作成した各年ごとの年
賀状のイメージも保存しておくこともできる。なお、本
実施形態では、保存イメージが構成履歴としての役割を
果たし、履歴要求データが構成履歴特定情報としての役
割を果たす。
【0028】なお、上記実施形態おいては特定のケース
について説明したが、本発明はこれら特定のケースに限
るものではない。例えば、次のようなケースであっても
構わない。 (1)上記実施形態では年賀状のレイアウトについて説
明したが、本発明は年賀状に限るものではない。例え
ば、暑中見舞やクリスマスカードなどあらゆるものに利
用できるものである。 (2)上記実施形態では、構成結果をイメージ情報に変
換しているが、必ずしもイメージ情報に変換する必要は
なく、テキストデータのままでもよい。 (3)上記実施形態では、印刷において図柄を印刷しな
いこととしているが、図柄を印刷しても構わない。 (4)データの内容は実施形態で説明したデータに限ら
ない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他の
どのようなデータであっても構わない。 (5)ハードウェアも実施形態で説明したものに限らな
い。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のど
のようなハードウェアであっても構わない。 (6)処理の内容や手順についても実施形態で説明した
ものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができ
れば、他のどのような処理内容・処理手順であっても構
わない。
【0029】
【発明の効果】本発明には次のような効果がある。 (1)本発明では年賀状の構成結果(完成した年賀状の
イメージ)を表示するので、顧客は年賀状の完成イメー
ジを確認することができる。よって、実際に印刷された
年賀状と顧客が想像していたイメージと異なるなどのト
ラブルを回避でき、顧客に十分な満足を与えることがで
きる。また、図柄・送付者情報・文章情報を選択する度
に構成結果を表示するので、常に完成した年賀状のイメ
ージを把握でき、図柄等の変更も迅速に行える。 (2)本発明は、インターネットを利用して印刷の申し
込みを行うので、顧客は申込書に所定事項を記載して、
印刷会社の窓口まで持ってゆかなくても済む。即ち、従
来のシステムにおける申し込み手続の煩雑さを解消でき
るのである。 (3)本発明は、インターネットで申し込みを受け付け
た直後に印刷を開始できるので申し込みから印刷完了ま
でを短期間のうちに終了させることができる。即ち、短
期間のうちに年賀状を作成したいという顧客のニーズに
応えることが可能になるのである。 (4)構成履歴(昨年作成した年賀状等)を参照可能に
すれば、構成履歴を参考にした上で年賀状等の構成を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレイアウトシステムの一実施形態
の各装置の概略を示す図である。
【図2】上記実施形態の処理フローを表した図である。
【図3】上記実施形態の図柄処理のフローを表した図で
ある。
【図4】上記実施形態の送付者処理のフローを表した図
である。
【図5】上記実施形態の挨拶文処理のフローを表した図
である。
【図6】レイアウトデータの内容を表した図である。
【図7】図柄選択フォームを表した図である。
【図8】受注データの内容を表した図である。
【図9】構成結果を表した図である。
【図10】送付者情報の入力フォームを表した図であ
る。
【図11】名組選択フォームを表した図である。
【図12】構成結果を表した図である。
【図13】挨拶文の選択フォームを表した図である。
【図14】構成結果を表した図である。
【図15】書体選択フォームを表した図である。
【図16】構成結果を表した図である。
【図17】最終確認のためのデータ表示内容を表した図
である。
【図18】履歴ファイルの内容を表した図である。
【図19】年賀状作成のためのホームページの内容を表
した図である。
【図20】情報入力画面を表した図である。
【図21】構成履歴の表示内容を表した図である。
【符号の説明】
1 レイアウトサーバー 2 パソコン 3 印刷装置 4 インターネット 5 液晶画面 6 入力用マウス 7 入力用キーボード

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示情報と、表示情報の構成内容を示す
    構成情報と、構成者の構成手段から情報を受付けてレイ
    アウトを作成するレイアウト手段とからなり、 前記レイアウト手段は、前記表示情報と前記構成情報を
    前記構成手段から受付け、それら情報に基づいて構成結
    果を作成し、前記構成結果を前記構成手段に提示するこ
    とを特徴とするレイアウトシステム。
  2. 【請求項2】 前記表示情報には図柄情報が含まれるこ
    とを特徴とする請求項1記載のレイアウトシステム。
  3. 【請求項3】 前記レイアウト手段は、前記図柄情報を
    受付けた際に前記図柄情報と前記構成情報に基づいて前
    記構成結果を作成し、その構成結果を前記構成手段に提
    示することを特徴とする請求項1乃至2記載のレイアウ
    トシステム。
  4. 【請求項4】 前記表示情報には送付者情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載のレイアウトシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記レイアウト手段は前記送付者情報を
    受付けた際に前記送付者情報と前記構成情報に基づいて
    前記構成結果を作成し、その構成結果を前記構成手段に
    提示することを特徴とする請求項1乃至4記載のレイア
    ウトシステム。
  6. 【請求項6】 前記表示情報には文章情報が含まれるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5記載のレイアウトシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記レイアウト手段は前記文章情報を受
    付けた際に前記文章情報と前記構成情報に基づいて前記
    構成結果を作成し、その構成結果を前記構成手段に提示
    することを特徴とする請求項1乃至6記載のレイアウト
    システム。
  8. 【請求項8】 前記構成結果はイメージ情報に変換され
    たものであることを特徴とする請求項1乃至7記載のレ
    イアウトシステム。
  9. 【請求項9】 前記レイアウト手段は、印刷に必要な情
    報を印刷手段に提示するものであり、その印刷手段は図
    柄については印刷しないことを特徴とする請求項1乃至
    8記載のレイアウトシステム。
  10. 【請求項10】 前記レイアウト手段は、作成した前記
    構成結果を構成履歴として記憶し、構成履歴を特定する
    構成履歴特定情報を前記構成履歴と対応づけて記憶し、
    前記構成手段から前記構成履歴特定情報を受付け、その
    構成履歴特定情報に対応する前記構成履歴を検索し、検
    索された前記構成履歴を前記構成手段に提示することを
    特徴とする請求項1乃至9記載のレイアウトシステム。
  11. 【請求項11】 前記表示情報は年賀状に関する情報で
    あり、前記構成情報は年賀状の構成に関する情報である
    ことを特徴とする請求項1乃至10記載のレイアウトシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記構成履歴は過去に作成された年賀
    状の構成履歴であることを特徴とする請求項1乃至11
    記載のレイアウトシステム。
  13. 【請求項13】 表示情報と、表示情報の構成内容を示
    す構成情報とに関する処理を、構成者の構成手段から情
    報を受付けてレイアウトを作成するレイアウト手段に命
    令するものであり、前記レイアウト手段に前記表示情報
    と前記構成情報を前記構成手段から受付けさせ、それら
    情報に基づいて構成結果を作成させ、前記構成結果を前
    記構成手段に提示させることを特徴とするレイアウトの
    ためのコンピュータプログラム。
  14. 【請求項14】 前記表示情報には図柄情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項13記載のレイアウトのための
    コンピュータプログラム。
  15. 【請求項15】 前記レイアウト手段に前記図柄情報を
    受付けた際に前記図柄情報と前記構成情報に基づいて前
    記構成結果を作成させ、その構成結果を前記構成手段に
    提示させることを特徴とする請求項13乃至14記載の
    レイアウトのためのコンピュータプログラム。
  16. 【請求項16】 前記表示情報には送付者情報が含まれ
    ることを特徴とする請求項13乃至15記載のレイアウ
    トのためのコンピュータプログラム。
  17. 【請求項17】 前記レイアウト手段に前記送付者情報
    を受付けた際に前記送付者情報と前記構成情報に基づい
    て前記構成結果を作成させ、その構成結果を前記構成手
    段に提示させることを特徴とする請求項13乃至16記
    載のレイアウトのためのコンピュータプログラム。
  18. 【請求項18】 前記表示情報には文章情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項13乃至17記載のレイアウト
    のためのコンピュータプログラム。
  19. 【請求項19】 前記レイアウト手段に前記文章情報を
    受付けた際に前記文章情報と前記構成情報に基づいて前
    記構成結果を作成させ、その構成結果を前記構成手段に
    提示させることを特徴とする請求項13乃至18記載の
    レイアウトのためのコンピュータプログラム。
  20. 【請求項20】 前記構成結果はイメージ情報に変換さ
    れたものであることを特徴とする請求項13乃至19記
    載のレイアウトのためのコンピュータプログラム。
  21. 【請求項21】 前記レイアウト手段に印刷に必要な情
    報を印刷手段に提示させるものであり、その印刷手段は
    図柄については印刷しないことを特徴とする請求項13
    乃至20記載のレイアウトのためのコンピュータプログ
    ラム。
  22. 【請求項22】 前記レイアウト手段に作成した前記構
    成結果を構成履歴として記憶させ、構成履歴を特定する
    構成履歴特定情報を前記構成履歴と対応づけて記憶さ
    せ、前記構成手段から前記構成履歴特定情報を受付けさ
    せ、その構成履歴特定情報に対応する前記構成履歴を検
    索させ、検索された前記構成履歴を前記構成手段に提示
    させることを特徴とする請求項13乃至21記載のレイ
    アウトのためのコンピュータプログラム。
  23. 【請求項23】 前記表示情報は年賀状に関する情報で
    あり、前記構成情報は年賀状の構成に関する情報である
    ことを特徴とする請求項13乃至22記載のレイアウト
    のためのコンピュータプログラム。
  24. 【請求項24】 前記構成履歴は過去に作成された年賀
    状の構成履歴であることを特徴とする請求項13乃至2
    3記載のレイアウトのためのコンピュータプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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