JP2002149510A - サーバ装置 - Google Patents

サーバ装置

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JP2002149510A
JP2002149510A JP2000342207A JP2000342207A JP2002149510A JP 2002149510 A JP2002149510 A JP 2002149510A JP 2000342207 A JP2000342207 A JP 2000342207A JP 2000342207 A JP2000342207 A JP 2000342207A JP 2002149510 A JP2002149510 A JP 2002149510A
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JP2000342207A
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English (en)
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Toshio Sakimura
俊夫 崎村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離無線データ通信規格のBluetoo
thにおいて、1つのPiconetに多数のスレーブ
が接続した場合に接続の不公平をなくすこと。 【解決手段】 サーバに、サーチ手段100、第1のキ
ュー102、第2のキュー103、及びキュー入力手段
101を備える。サーチ手段100によってエリア内を
検索し、検出されたクライアントのアドレスなどの属性
情報をキュー入力手段101に与える。キュー入力手段
101は、過去の接続履歴などを基に、優先的に接続さ
せるクライアントの属性情報を第1のキュー102に入
れ、そうでないクライアントの属性情報は第2のキュー
103に入れる。サーバは第1のキュー102に格納さ
れている属性情報を優先的に取り出し、その属性情報を
もつクライアントをサーバに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ネットワーク
において、多数のクライアントに接続の機会を与えるよ
うにしたサーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばBluetooth規格を用いた
無線ネットワークが提案されている。このような無線ネ
ットワークにおいて、Bluetoothの主局(以
下、マスタともいう)がサーバとなり、Bluetoo
thの従局(以下、スレーブともいう)がクライアント
となる。このようなクライアント・サーバシステムにお
いて、クライアントが多数ある場合、全てのクライアン
トが同時にサーバに接続可能であることが好ましい。こ
のようなサービスとして、例えば限定された場所での接
続サービス、即ち映画館、遊園地、鉄道などにおける電
子チケット販売が検討されている。また遊戯娯楽分野で
は、対戦型遊具への参加などがあげられる。
【0003】近距離無線データ通信を実現するBlue
tooth規格においては、エリア内に存在するBlu
etooth機器を検索するための機能がある。また、
Bluetooth機器は、自身がマスタとなり、検索
を行って発見した他のBluetooth機器をスレー
ブとして扱い、機器間を接続することができる。このよ
うなネットワーク単位をPiconetと呼ぶ。1つの
Piconetにはマスタが必ず1台存在し、マスタは
スレーブを最大7台まで接続可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら検索を行
ったマスタは、そのマスタを含むエリア内に8台以上の
Bluetooth機器が存在する場合、1回の検索に
対して8台以上の応答を得る可能性がある。このとき、
1つのPiconetに参加できるスレーブが7台まで
というBluetooth規格上の制限から、8台以上
の場合、マスタは発見された全てのBluetooth
機器をスレーブとして接続することができない。
【0005】一般に、M台(Mは7以下の自然数)のス
レーブがマスタと接続されている場合、マスタが行う検
索により、当該マスタに接続されていないL(Lは自然
数)台のBluetooth機器が発見されたとき、L
台のうち新たに(7−M)台までのBluetooth
機器をスレーブとして接続することができるが、残りの
(L−7+M)台は接続することができない。
【0006】従来、接続待ちのスレーブは、マスタがス
レーブを切断もしくは待機状態にするか、スレーブのう
ち少なくともその1台が自らを切断もしくは待機状態に
入ることによって、マスタに接続されているスレーブの
数が減るまで接続できないという問題があった。また接
続待ちのスレーブは、必ずしも接続が補償されないとい
う問題もあった。
【0007】また、先に待ち始めたスレーブから接続が
実現されるとは限らないため、後から接続しようとする
スレーブが、接続待ちのスレーブより先にマスタに接続
されることもあった。このように接続順番が不公平にな
るという課題があった。
【0008】また、頻繁に接続と切断を繰り返している
スレーブと、殆ど接続を行わないスレーブとを区別する
ことなく接続すると、頻繁に接続と切断を繰り返してい
るスレーブばかりが優先して接続される場合があった。
このような場合、接続頻度の低いスレーブは、必要時に
接続できなくなる可能性があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、Bluetooth規格に準
拠した無線通信システムを利用して、データ通信を行う
クライアント・サーバシステムにおいて、請求項1記載
の発明は、サーバがBluetoothのマスタとな
り、多数のクライアントをBluetoothのスレー
ブとして接続するとき、特定のクライアントだけがサー
バに接続されるのを防止し、全てのクライアントが公平
に接続されるようしたサーバ装置を実現することを目的
とする。
【0010】請求項2記載の発明は、第2のキューに入
力された属性情報のクライアントが、サーバに接続でき
なくなることを防止するサーバ装置を実現することを目
的とする。
【0011】請求項3記載の発明は、サーバと多く接続
されているクライアントと、少ない回数しか接続されて
いないクライアントとがある場合、少ない回数しか接続
されていないクライアントを優先的に接続できるように
したサーバ装置を実現すること目的とする。
【0012】請求項4記載の発明は、特定のクライアン
トがサーバに接続され続け、他のクライアントが接続さ
れなくなるのを防止するサーバ装置を実現すること目的
とする。
【0013】請求項5記載の発明は、クライアントが接
続待ちをしている間に、接続順番情報を知ることができ
るようにしたサーバ装置を実現すること目的とする。
【0014】請求項6記載の発明は、クライアントに待
ちクライアント数を知らせることで、ユーザ利便性が向
上するサーバ装置を実現することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、サーバが無線ネットワークの主局となり、1つ以上
のクライアントが無線ネットワークの従局として前記サ
ーバに接続され、情報通信を行うクライアント・サーバ
システムにおけるサーバ装置であって、前記サーバと無
線接続可能なエリア内に存在するクライアントを検索
し、検出した各クライアントごとに無線接続に必要とな
る当該クライアントのアドレスを含む属性情報を入手す
るサーチ手段と、前記クライアントの属性情報を格納す
る第1及び第2のキューと、検索により検出されたクラ
イアントが接続優先度が高いクライアントか、接続優先
度の低いクライアントかを判別し、接続優先度が高いク
ライアントの属性情報を前記第1のキューに格納し、接
続優先度が低いクライアントの属性情報を前記第2のキ
ューに格納するキュー入力手段と、前記サーバが新規に
クライアントとの接続が可能となったときに、前記第1
のキューに属性情報がある場合には前記第1のキューか
ら属性情報を取り出し、前記第1のキューに属性情報が
ない場合には前記第2のキューから属性情報を取り出す
キュー出力手段と、前記キュー出力手段によって取り出
された属性情報に基づき、特定のクライアントを前記サ
ーバに接続するクライアント接続処理続手段と、を具備
することを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項2の発明は、請求項1のサー
バ装置において、前記第1のキュー及び第2のキューに
格納されている属性情報のうち、前記第2のキューに格
納された属性情報について、前記属性情報が入力されて
から予め定められた時間が経過したものを前記第2のキ
ューから取り出し、前記第1のキューに格納するキュー
管理手段を更に具備することを特徴とするものである。
【0017】本願の請求項3の発明は、請求項1又は2
のサーバ装置において、前記サーバ装置は、任意のクラ
イアントが、前記サーチ手段によって検索される以前の
一定時間内に、予め定められた回数以上前記サーバに接
続されていた場合には、前記第2のキューへの格納を指
示するキュー指示情報を前記キュー入力手段に出力し、
予め定められた回数未満前記サーバに接続されていた場
合又は前記サーバに未接続の場合には、前記第1のキュ
ーへの格納を指示するキュー指示情報を前記キュー入力
手段に出力する接続履歴管理手段を更に具備し、前記キ
ュー入力手段は、前記サーチ手段によって検出されたク
ライアントの属性情報を前記第1のキューに入力すべき
か、前記第2のキューに入力すべきかを前記接続履歴管
理手段に問い合わせ、得られたキュー指示情報に基づい
て、前記クライアントの属性情報を前記第1のキュー又
は前記第2のキューに入力することを特徴とするもので
ある。
【0018】本願の請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項のサーバ装置において、前記サーバに接続
されている各クライアントの接続時間を監視し、前記サ
ーバへの接続開始から予め定められた時間が経過したク
ライアントを前記サーバから切り離すための切断情報を
出力する接続時間監視手段と、前記接続時間監視手段か
ら出力された切断情報を基に特定されたクライアントを
前記サーバから切断するクライアント切断処理手段と、
を更に具備することを特徴とするものである。
【0019】本願の請求項5の発明は、請求項2のサー
バ装置において、前記サーバ装置は、前記キュー管理手
段より与えられた属性情報を用いて、第1の無線ネット
ワークを介して任意のクライアントを一時的に接続する
か、又は前記第1の無線ネットワークとは別系統の第2
の無線ネットワークを形成し、前記第2の無線ネットワ
ークを介して任意のクライアントを接続することによっ
て、前記クライアントに接続順番情報を出力するサーチ
結果通知手段を更に具備し、前記キュー管理手段は、更
に前記第1のキュー及び第2のキューに格納されている
属性情報の数を管理し、前記第1のキュー又は第2のキ
ューに新たな属性情報が入力された場合に、前記属性情
報と属性情報の数から導き出される接続順番情報を前記
サーチ結果通知手段に出力することを特徴とするもので
ある。
【0020】本願の請求項6の発明は、請求項2又は5
のサーバ装置において、前記キュー管理手段が管理する
属性情報の数を基に、現在のクライアントの待ちクライ
アント数を表示する待ちクライアント数表示手段を更に
具備することを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1におけるサーバ装置について、図面を参照
しつつ説明する。図1は本実施の形態における無線ネッ
トワークにおけるサーバ装置の全体構成図である。図2
は、無線リンク201を介して接続されるサーバ200
とクライアント211〜218との関係を示すクライア
ント・サーバシステムの説明図である。
【0022】図1のサーチ手段100は、サーバと無線
接続可能なエリア内にいるクライアントを検索し、検索
の結果、検出された各クライアントごとに、クライアン
トの属性情報を入手するものである。属性情報は図3に
示すような構造を持つ。属性情報は、例えばBluet
ooth規格におけるデバイスアドレス(BD_ADD
R)等のアドレス部と、接続や同期のための同期情報部
とからなる。
【0023】キュー入力手段101は、サーチ手段10
0によって検出された属性情報を受け取り、第1のキュ
ー102か、第2のキュー103に入力するものであ
る。第1のキュー102及び第2のキュー103は、先
入れ先出し(FIFO)型の待ち行列構造を有し、属性
情報を記憶するものである。第1のキュー102は接続
優先度が高いクライアントの属性情報を記憶し、第2の
キュー103は接続優先度が低いクライアントの属性情
報を記憶する。格納された属性情報がキューに滞在して
いる時間をキュー滞在時間とすると、キュー管理手段1
04は第1のキュー102及び第2のキュー103に格
納されている属性情報とキュー滞在時間とを管理するも
のである。
【0024】キュー管理手段104は、図4に示すよう
なキュー管理表を有している。図4(A)は第1のキュ
ー102のキュー管理表のデータ例を示し、図4(B)
は第2のキュー103のキュー管理表のデータ例を示
す。キュー管理表には、各キューごとに格納されている
属性情報について、そのキュー滞在時間が記録されてい
る。このキュー滞在時間は、キュー管理手段104によ
って定期的に更新される。
【0025】キュー出力手段105は、第1のキュー1
02又は第2のキュー103から属性情報を取り出すも
のである。キュー出力手段105は、第1のキュー10
2から優先的に属性情報を取り出し、第1のキュー10
2に属性情報が存在しないときのみ、第2のキュー10
3から属性情報を取り出すものとする。クライアント接
続処理手段106は、キュー出力手段105から出力さ
れた属性情報に基づいて、当該属性情報を持つクライア
ントをサーバに接続する処理を行うものである。
【0026】接続履歴管理手段107は、サーバと接続
したクライアントの接続履歴を管理するものである。接
続履歴管理手段107は、クライアントの接続履歴を管
理するため、図5に示すような接続履歴管理表を保持す
る。この接続履歴管理表には、現在から過去に遡ったあ
る時点までの履歴管理時間T(分)の間に接続された経
歴があり、アドレスCi(iは番号)のクライアントに
ついて、各クライアントごとに接続開始時間及び切断時
間が記録されている。接続履歴管理手段107は、接続
開始時間が古くなり、履歴管理時間Tの設定範囲を超え
たものを定期的に廃棄していく。例えば、Tが60分に
設定されているとし、現在時刻が12:00:00
(時:分:秒)であるならば、接続履歴管理表には1
1:00:00から12:00:00の間に接続された
クライアントの接続履歴が保持される。
【0027】接続時間監視手段108は、現在サーバと
接続しているクライアントの接続時間を監視するもので
ある。接続時間監視手段108は、図6に示すような接
続時間表を保持する。この接続時間表には、現在サーバ
と接続しているクライアント(C10)について、その
クライアントの接続時間(6分)が記録されている。こ
の接続時間は定期的に更新される。
【0028】クライアント切断処理手段109は、クラ
イアントをサーバから切断するものである。クライアン
ト切断処理手段109は、切断すべきクライアントを、
Bluetooth規格の待機モード(Parkモー
ド)にすることもできる。待機モードにあるクライアン
トは、サーバと通信できないが、待機復帰処理(Unp
ark)を行うことで、再びサーバと通信を行うことが
できる。
【0029】待ちクライアント数表示手段110は、優
先クライアントの待ちクライアント数と、合計待ちクラ
イアント数を表示するものである。優先クライアントの
待ちクライアント数として、第1のキュー102の属性
情報の数、即ち優先クライアントの数を表示する。合計
待ちクライアント数として、第1のキュー102の属性
情報の数と第2のキュー103の属性情報の数との和を
表示する。図7は待ちクライアント数表示手段110の
表示例である。
【0030】このように構成されたサーバの一般的な動
作について説明する。サーチ手段100によって検出さ
れたクライアントの属性情報はすべて、キュー入力手段
101に与えられる。キュー入力手段101は、先ず獲
得した属性情報を、第1のキュー102に入力するか、
又は第2のキュー103に入力するかを接続履歴管理手
段107に問い合わせる。そのため、キュー入力手段1
01は属性情報のうちのアドレス部の情報(アドレス)
を接続履歴管理手段107に与える。接続履歴管理手段
107はアドレスが与えられると、図5に示す接続履歴
管理表を参照し、各クライアントの接続回数を調べる。
その後、接続履歴管理手段107は、キュー指示情報な
る情報単位を作成し、これをキュー入力手段101に出
力する。
【0031】キュー指示情報の構成を図8に示す。キュ
ー指示情報はアドレス部とキュー指示部とからなる。接
続履歴管理手段107は、入力されたアドレスを有する
クライアントの接続回数が2回以下であった場合には、
キュー指示情報のキュー指示部に「第1のキュー10
2」を書き込み、接続回数が3回以上であった場合に
は、キュー指示部に「第2のキュー103」を書き込
む。
【0032】キュー入力手段101は、接続履歴管理手
段107より与えられたキュー指示情報を基に、属性情
報を第1のキュー102又は第2のキュー103に格納
する。このとき、キュー入力手段101は、キュー管理
手段104に対して現在入力されている属性情報を問い
合わせ、もし今入力しようとしている属性情報が既にど
ちらかのキューに入力されている場合には、その属性情
報を入力せず、廃棄する。更に、キュー入力手段101
は、接続時間監視手段108に現在接続されているクラ
イアントを問い合わせ、もし今入力しようとしている属
性情報を持つクライアントが既にサーバに接続されてい
る場合には、その属性情報を廃棄する。これは、既にキ
ューに入力されているクライアントや、既にサーバに接
続されているクライアントを検出する場合があるため、
サーチ手段100が上記のような検索を定期的に行う。
【0033】キュー管理手段104は、キュー管理表を
参照し、第2のキュー103に格納されている属性情報
のキュー滞在時間が、予め定められた時間を超えると、
その属性情報を第2のキュー103から取り出して、第
1のキュー102に格納する。またキュー管理手段10
4は、第1のキュー102及び第2のキュー103に格
納されている属性情報の数を管理し、各々の属性情報の
数を待ちクライアント数表示手段110に出力する。更
にキュー管理手段104は、第1のキュー102又は第
2のキュー103において属性情報の数の増減があった
場合に、待ちクライアント数表示手段110に対して各
々のキューに格納されている属性情報の数を出力する。
【0034】キュー出力手段105は、サーバが新規に
クライアントを接続できる場合に、第1のキュー102
に1つでも属性情報があれば、その属性情報を第1のキ
ュー102から取り出す。また第1のキュー102に1
つも属性情報がないとき、第2のキュー103に属性情
報があれば、第2のキュー103から属性情報を取り出
す。更にキュー出力手段105は、取り出した属性情報
をクライアント接続処理手段106に出力する。
【0035】クライアント接続処理手段106は、入力
された属性情報を用いて、指定されたクライアントをサ
ーバに接続する。これは、Bluetooth規格であ
れば、Paging以降のACL(Asynchrous Connect
ion-less Link )接続シーケンスに相当する。接続が成
功すれば、接続クライアントのアドレスを接続履歴管理
手段107に与える。接続履歴管理手段107は、受信
したアドレスに対して、今回の接続開始時間を登録す
る。
【0036】接続時間監視手段108は、現在サーバに
接続されているクライアントの接続時間を管理する。あ
るクライアントが接続され始めてから一定の時間U
(秒)が経過すると、接続時間監視手段108はクライ
アント切断処理手段109に対し、そのクライアントを
切断する指示を出す。クライアント切断処理手段109
は、接続時間監視手段108の指示を受けると、そのク
ライアントをサーバから切断する。このとき、クライア
ント切断処理手段109は、切断したクライアントのア
ドレスを接続履歴管理手段107に出力する。
【0037】接続履歴管理手段107は、入力されたア
ドレスを参照し、接続履歴管理表の中にある接続開始時
間に対応する切断時間の部分に、切断時間を書き込む。
このようにしてクライアント切断処理手段109は、強
制的にクライアントを切断する。なお、クライアント切
断処理手段109は、切断したクライアントを再び接続
させたい場合、そのクライアントの属性情報をキュー入
力手段101に与えてもよい。
【0038】図2において、サーバ200及びクライア
ント211〜218は、無線リンク201を通信媒体と
して互いに通信ができる。無線リンク201は、例えば
Bluetooth規格で定められているACLリンク
を意味する。
【0039】いま、サーバ200の送信電波の受信可能
範囲には、図2に示すように8台のクライアント211
〜218が存在するとする。このクライアント211〜
218のアドレスは、夫々C1〜C8であるとする。そ
してクライアント211〜218は、サーバ200に接
続できる状態にあるとする。サーバ200には、いま接
続されているクライアントは存在しないものとし、サー
バ200は同時に7台までクライアントを接続できるも
のとする。即ちサーバ200は、同時に7台までのクラ
イアントに対してサービスを行える。いま図5に示すよ
うに、接続履歴管理表にはクライアントのアドレスとし
てC1,C3,C4,C5,C7,C8が登録されてい
るとする。
【0040】このような条件下のサーバ200の動作を
具体的に説明する。まず、サーバ200は、サーチ手段
100を用いてクライアントを検索する。いま、8台の
クライアントは全て接続できる状態にあるので、これら
の8台のクライアントは全てこの検索に応答する。この
応答の到着順序はBluetooth規格の仕様ではラ
ンダムに変化する。いま、この応答の到着順序が、クラ
イアント211,213,214,212,216,2
15,218,217の順であったとする。このとき、
サーチ手段100は、クライアント211の属性情報を
まずキュー入力手段101に入力し、それに続いてクラ
イアント213,214,212,216,215,2
18,217の順に属性情報を入力することになる。こ
のような検索と応答が行われた段階では、クライアント
211〜218はまだサーバ200に接続されていな
い。
【0041】次に、キュー入力手段101において、図
3に示す受信した属性情報のうち、アドレス部を接続履
歴管理手段107に出力する。この場合、接続履歴管理
手段107は、C1,C2,C3,C4,C6について
は、接続履歴管理表において接続履歴が2回以下しか残
っていないとすると、C1,C2,C3,C4,C6に
対するキュー指示情報のキュー指示部には「第1のキュ
ー102」を書き込む。そしてC5,C7,C8につい
ては、接続履歴管理表に3回以上の接続履歴が残ってい
るとすると、C5,C7,C8に対するキュー指示情報
のキュー指示部には「第2のキュー103」を書き込
む。このようにして、接続履歴管理手段107は、キュ
ー指示情報を作成し、これをC1,C3,C4,C2,
C6,C5,C8,C7の順にキュー入力手段101に
出力する。
【0042】次に、キュー入力手段101において、接
続履歴管理手段107から得たキュー指示情報を基に、
属性情報を順番にキューに入力していく。キュー入力手
段101は、C1,C3,C4,C2,C6のキュー指
示情報におけるキュー指示情報部には第1のキュー10
2が指定されているので、C1,C3,C4,C2,C
6の属性情報を第1のキュー102に入力する。次に、
キュー入力手段101は、C5,C8,C7のキュー指
示情報におけるキュー指示部には第2のキュー103が
指定されているので、C5,C8,C7の属性情報を第
2のキュー103に入力する。このようにしてC1〜C
8のクライアントは全て第1のキュー102、又は第2
のキュー103に入力される。このときの第1のキュー
102及び第2のキュー103の状態は図9のようにな
る。
【0043】キュー出力手段105は、先ず第1のキュ
ー102からクライアント211,213,214,2
12,216の属性情報を取り出す。次にこの時点で第
1のキュー102に入力されている属性情報の数が0に
なったので、キュー出力手段105は、第2のキュー1
03から属性情報を2つ取り出す。この場合、クライア
ント215,218の属性情報が取り出される。取り出
された計7つの属性情報は、クライアント接続処理手段
106に出力される。クライアント接続処理手段106
は、サーバ200に対して7つのクライアントの接続処
理を行う。
【0044】これによって、クライアント211,21
3,214,212,216,215,218は、サー
バ200と接続され、通信可能となる。一方、クライア
ント217の属性情報は取り出されずに、第2のキュー
103に留まることになる。サーバ200に接続されて
いるクライアントのいずれかが通信を終了すれば、新た
にクライアントを接続できるので、キュー出力手段10
5は次の属性情報を取り出すことができる。
【0045】この時点で第1のキュー102に属性情報
がなければ、第2のキュー103にあるクライアント2
17の属性情報が取り出される。この結果、クライアン
ト217はサーバ200と接続可能になる。また、クラ
イアント211,213,214,212,216,2
15,218のうち、いずれかのクライアントの接続時
間がU(秒)を超えた場合には、接続時間監視手段10
8がそのクライアントを強制的に切断するため、切断対
象のアドレスをクライアント切断処理手段109に出力
する。この後、クライアント切断処理手段109は特定
されたクライアントをサーバ200から切断する。この
場合、接続時間監視手段108は、接続時間がU(秒)
を超えたそのクライアントを待機モードにしてもよい。
待機モードにすると、他のクライアントが接続可能とな
る。これらの接続制御により、残されたクライアント2
17はサーバ200と通信を行うことができる。
【0046】ここで、クライアント217の属性情報が
第2のキュー103に留まった状態において、第1のキ
ュー102に新たに他のクライアントの属性情報が入力
され続ける場合を考える。この場合、キュー管理手段1
04は、クライアント217のキュー滞在時間を管理し
ているので、予め定められた時間以上、属性情報が第2
のキュー103に残った場合には、クライアント217
の属性情報を第1のキュー102に格納する。このこと
で、クライアント217の属性情報が第2のキュー10
3に留まり続けることを防止することができる。
【0047】以上のように、本実施の形態1によるサー
バ装置では、先ずサーバが無線接続可能なクライアント
を検索する。検出されたクライアントの属性情報は、サ
ーバへの接続履歴に基づいて、優先度の異なる第1のキ
ュー又は第2のキューに入力される。また、現在接続さ
れているクライアントの接続時間を監視することによ
り、一定時間以上接続されているクライアントをサーバ
から切断する。このことで、特定のクライアントが寡占
的にサーバに接続されることを防止できる。以上のこと
から、全てのクライアントに対して公平に接続機会を与
えることができる。
【0048】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2におけるサーバ装置について説明する。図10は本実
施の形態における無線ネットワークにおけるサーバ装置
の全体構成図である。サーバには、実施の形態1と同様
に、サーチ手段100、キュー入力手段101、第1の
キュー102、第2のキュー103、キュー出力手段1
05、クライアント接続処理手段106、接続履歴管理
手段107、接続時間監視手段108、クライアント切
断処理手段109、待ちクライアント数表示手段110
が設けられている。本実施の形態ではこれらに加えて、
キュー管理手段904とサーチ結果通知手段911とが
設けられる。サーバと無線リンクを介して接続されるク
ライアント211〜218の関係は、図2に示すものと
同様である。
【0049】キュー管理手段904は、実施の形態1に
おけるキュー管理手段104が有する機能に加えて、接
続順番表を持ち、この表を管理する機能を有する。接続
順番表の例を図11に示す。この接続順番表には、各属
性情報毎に接続順番情報が記載されている。キュー管理
手段904は、第1のキュー102又は第2のキュー1
03に属性情報が入力又は出力されると、その属性情報
について、サーバに何番目に接続できるかを示す接続順
番情報を作成し、これを接続順番表に登録する。この接
続順番情報は、第1のキュー102及び第2のキュー1
03に入力されている属性情報の数から導き出される。
【0050】その後、キュー管理手段904は、その属
性情報と接続順番情報をサーチ結果通知手段911に通
知する。尚、キュー管理手段904は、入力された属性
情報がすぐにキュー出力手段105によって取り出され
るような場合、即ち接続順番情報をクライアントに送信
する必要がないような場合には、その属性情報と接続順
番情報をサーチ結果通知手段911に通知しなくてもよ
い。また、キュー管理手段904は、現在第1のキュー
102及び第2のキュー103に格納されている属性情
報の数を、待ちクライアント数表示手段110に出力す
る。
【0051】サーチ結果通知手段911は、属性情報と
接続順番情報とが与えられると、その属性情報を基に、
接続順番情報をクライアントに通知するため、属性情報
に示されるクライアントを一時的にサーバ200に接続
する。このとき、現在サーバ200に接続されているク
ライアントが6台以下であれば、直ちに一時的に接続で
きる。しかし7台のクライアントがサーバ200に接続
されている場合には、現在サーバ200に接続されてい
るクライアントのうち、少なくとも1つのクライアント
を一時的に切断するか、待機モードにし、当該クライア
ントを接続する。
【0052】サーバとクライアントとのデータ通信に用
いるネットワークを第1の無線ネットワークとすると、
上記の例では第1の無線ネットワークを介して任意のク
ライアントを一時的に接続するとした。しかし第1の無
線ネットワークとは別系統の第2の無線ネットワークを
形成し、この第2の無線ネットワークを介して任意のク
ライアントを接続することによっても、クライアントに
対して、接続順番情報を出力することができる。
【0053】このようにして、一時的に当該クライアン
トをサーバ200に接続することにより、サーチ結果通
知手段911は接続順番情報をクライアントに通知する
ことができる。
【0054】いま、サーチ手段200が行う検索によっ
て、クライアント212が検出されたとする。また、既
にクライアント211,213,214,215,21
6,217,218は検出されており、そのうちクライ
アント211,213,214は既にサーバ200と接
続されているものとする。またサーバ200は、同時に
3台までのクライアントに対してサービスを行えるもの
とする。この数は、マスタが接続可能な最大スレーブ数
よりも少ないが、一度にサービスを行えるクライアント
数については、接続可能な最大スレーブ数以下であれば
サーバ200が任意に設定できるものとする。
【0055】従ってクライアント211,213,21
4の属性情報は既にキューから取り出され、クライアン
ト215,216,217,218は、第1のキュー1
02又は第2のキュー103に格納されている。いま、
クライアント216,217の属性情報が第1のキュー
102に格納されているとし、クライアント218,2
15の属性情報が第2のキュー103に格納されている
ものとする。このときの第1のキュー102及び第2の
キュー103の状態は図12のようになっている。
【0056】また、図5に示すように、クライアント2
11,213,214,215,217,218が接続
履歴管理表に登録されているとする。このような条件下
の動作について、具体的に説明する。クライアントをサ
ーバ200に接続する手順は実施の形態1の場合と同じ
である。図10のサーチ手段100は、クライアント2
12の属性情報を獲得し、キュー入力手段101に出力
する。キュー入力手段101では、与えられた属性情報
のうち、アドレスC2を接続履歴管理手段107に出力
する。接続履歴管理手段107では、図5に示すように
クライアント212が接続履歴管理表に登録されていな
いので、キュー指示情報におけるキュー指示部に「第1
のキュー102」を書き込み、このキュー指示情報をキ
ュー入力手段101に出力する。また、接続履歴管理手
段107は、クライアント212を接続履歴管理表に登
録する。
【0057】次に、キュー入力手段101は、先程得ら
れたクライアント212に対するキュー指示情報を基
に、クライアント212の属性情報を第1のキュー10
2に格納する。このとき、この属性情報が第1のキュー
102に格納されると、キュー管理手段904は接続順
番表を更新する。いま、クライアント212の属性情報
は第1のキュー102の3番目に格納されているので、
接続順番情報は3となる。これによって、第2のキュー
103に格納されているクライアント218の接続順番
情報は4、クライアント215の接続順番情報は5に夫
々繰り下げられる。
【0058】この後、キュー管理手段904は、クライ
アント212の属性情報と接続順番情報とをサーチ結果
通知手段911に出力する。サーチ結果通知手段911
は、得られた属性情報を基に、クライアント212と一
時的に接続するよう指示を出す。いま、サーバ200と
接続されているクライアントは3台であるので、クライ
アント212と直ちに接続することができる。
【0059】このようにしてサーチ結果通知手段911
は、クライアント212と接続する指示を出すと、クラ
イアント212へ接続順番情報を出力する。接続順番情
報の送信に成功すると、サーチ結果通知手段911は、
直ちにクライアント212をサーバ200から切断す
る。
【0060】しかしながら、上記のような想定状況とは
異なり、サーバ200に接続されているクライアントの
数が既に7台に達している場合には、サーチ結果通知手
段911は、このままではクライアント212と接続す
ることはできないと判断する。この場合、サーチ結果通
知手段911は、現在接続しているクライアントのう
ち、少なくとも1つのクライアントを切断するか、又は
待機モードにする。その後、サーチ結果通知手段911
は、クライアント212を接続する。このようにしてク
ライアント212をサーバ200に接続すると、サーチ
結果通知手段911は、接続順番情報をクライアント2
12に送信する。サーチ結果通知手段911は、接続順
番情報の送信に成功すると、クライアント212をサー
バ200から直ちに切断する。そして先ほど強制的に切
断した他のクライアントを、再びサーバ200に接続さ
せるか、先ほど待機モードにしたクライアントを復帰さ
せる。
【0061】以上のように、本実施の形態2のサーバに
よれば、サーバがサービスを提供するために、クライア
ントに対し、接続順番を通知することで、クライアント
のユーザの利便性を向上することができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、特定のク
ライアントが何回もサーバに接続するような場合には、
特定のクライアントを優先度の低い第2のキューにエン
トリすることで、寡占状態を防止することができる。こ
の結果、多数のクライアントに対して、接続の不公平を
なくすことが可能となる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、上記の効果
に加えて、第2のキューに入力された属性情報のクライ
アントが、サーバに接続できなくなることを防ぐことが
できる。
【0064】請求項3記載の発明によれば、このような
効果に加えて、サーバと多く接続されていたクライアン
トと、少ない回数しか接続されていないクライアントと
がある場合、少ない回数しか接続されていないクライア
ントを優先的に接続することができ、特定のクライアン
トのみが接続されるのを防ぐことができる。
【0065】請求項4記載の発明によれば、このような
効果に加えて、特定のクライアントがサーバに接続され
続け、他のクライアントが接続されなくなるのを防ぐこ
とができる。
【0066】請求項5,6記載の発明によれば、このよ
うな効果に加えて、クライアントは、接続待ちをしてい
る間に、現在の自分の待ち順番を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるサーバ装置の機
能ブロック図である。
【図2】本発明のサーバを用いた無線ネットワークの概
念図である。
【図3】本実施の形態のサーバで用いられる属性情報の
説明図である。
【図4】本実施の形態のサーバで用いられるキュー管理
表のデータ例である。
【図5】本実施の形態のサーバで用いられる接続履歴管
理表のデータ例である。
【図6】本実施の形態のサーバで用いられる接続時間表
のデータ例である。
【図7】本実施の形態のサーバで用いられるクライアン
ト数表示手段の表示例である。
【図8】本実施の形態のサーバで用いられる入力キュー
指示情報の説明図である。
【図9】実施の形態1のサーバにおいて、第1のキュー
及び第2のキューの状態を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態2におけるサーバ装置の
機能ブロック図である。
【図11】本実施の形態2のサーバで用いられる接続順
番表のデータ例である。
【図12】実施の形態2のサーバにおいて、第1のキュ
ー及び第2のキューの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100 サーチ手段 101 キュー入力手段 102 第1のキュー 103 第2のキュー 104,904 キュー管理手段 105 キュー出力手段 106 クライアント接続処理手段 107 接続履歴管理手段 108 接続時間監視手段 109 クライアント切断処理手段 110 待ちクライアント数表示手段 200 サーバ 201 無線通信媒体 211,212,213,214,215,216,2
17,218 クライアント 911 サーチ結果通知手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバが無線ネットワークの主局とな
    り、1つ以上のクライアントが前記無線ネットワークの
    従局として前記サーバに接続され、情報通信を行うクラ
    イアント・サーバシステムにおけるサーバ装置であっ
    て、 前記サーバと無線接続可能なエリア内に存在するクライ
    アントを検索し、検出した各クライアントごとに無線接
    続に必要となる当該クライアントのアドレスを含む属性
    情報を入手するサーチ手段と、 前記クライアントの属性情報を格納する第1及び第2の
    キューと、 検索により検出されたクライアントが接続優先度が高い
    クライアントか、接続優先度の低いクライアントかを判
    別し、接続優先度が高いクライアントの属性情報を前記
    第1のキューに格納し、接続優先度が低いクライアント
    の属性情報を前記第2のキューに格納するキュー入力手
    段と、 前記サーバが新規にクライアントとの接続が可能となっ
    たときに、前記第1のキューに属性情報がある場合には
    前記第1のキューから属性情報を取り出し、前記第1の
    キューに属性情報がない場合には前記第2のキューから
    属性情報を取り出すキュー出力手段と、 前記キュー出力手段によって取り出された属性情報に基
    づき、特定のクライアントを前記サーバに接続するクラ
    イアント接続処理続手段と、を具備することを特徴とす
    るサーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のキュー及び第2のキューに格
    納されている属性情報のうち、前記第2のキューに格納
    された属性情報について、前記属性情報が入力されてか
    ら予め定められた時間が経過したものを前記第2のキュ
    ーから取り出し、前記第1のキューに格納するキュー管
    理手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の
    サーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記サーバ装置は、 任意のクライアントが、前記サーチ手段によって検索さ
    れる以前の一定時間内に、予め定められた回数以上前記
    サーバに接続されていた場合には、前記第2のキューへ
    の格納を指示するキュー指示情報を前記キュー入力手段
    に出力し、予め定められた回数未満前記サーバに接続さ
    れていた場合又は前記サーバに未接続の場合には、前記
    第1のキューへの格納を指示するキュー指示情報を前記
    キュー入力手段に出力する接続履歴管理手段を更に具備
    し、 前記キュー入力手段は、 前記サーチ手段によって検出されたクライアントの属性
    情報を前記第1のキューに入力すべきか、前記第2のキ
    ューに入力すべきかを前記接続履歴管理手段に問い合わ
    せ、得られたキュー指示情報に基づいて、前記クライア
    ントの属性情報を前記第1のキュー又は前記第2のキュ
    ーに入力することを特徴とする請求項1又は2記載のサ
    ーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記サーバに接続されている各クライア
    ントの接続時間を監視し、前記サーバへの接続開始から
    予め定められた時間が経過したクライアントを前記サー
    バから切り離すための切断情報を出力する接続時間監視
    手段と、 前記接続時間監視手段から出力された切断情報を基に特
    定されたクライアントを前記サーバから切断するクライ
    アント切断処理手段と、を更に具備することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項記載のサーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記サーバ装置は、 前記キュー管理手段より与えられた属性情報を用いて、
    第1の無線ネットワークを介して任意のクライアントを
    一時的に接続するか、又は前記第1の無線ネットワーク
    とは別系統の第2の無線ネットワークを形成し、前記第
    2の無線ネットワークを介して任意のクライアントを接
    続することによって、前記クライアントに接続順番情報
    を出力するサーチ結果通知手段を更に具備し、 前記キュー管理手段は、 更に前記第1のキュー及び第2のキューに格納されてい
    る属性情報の数を管理し、前記第1のキュー又は第2の
    キューに新たな属性情報が入力された場合に、前記属性
    情報と属性情報の数から導き出される接続順番情報を前
    記サーチ結果通知手段に出力することを特徴とする請求
    項2記載のサーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記キュー管理手段が管理する属性情報
    の数を基に、現在のクライアントの待ちクライアント数
    を表示する待ちクライアント数表示手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項2又は5記載のサーバ装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006227725A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Hitachi Kokusai Electric Inc サーバ管理システム
JP2008158767A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Canon Inc 情報処理装置、ジョブ処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP2010271914A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Toshiba Corp プラント遠隔監視制御システム及び監視・操作装置
JP2015070457A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 ブラザー工業株式会社 通信機器
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US10356666B2 (en) 2014-06-09 2019-07-16 Ntt Docomo, Inc. Communication device and communication control method

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