JP2016062507A - 機器監視システム、機器監視装置、機器監視方法及び機器監視プログラム - Google Patents

機器監視システム、機器監視装置、機器監視方法及び機器監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報機器の所在を継続して監視できる機器監視システム等を提供する。【解決手段】機器監視システムは、所定位置に配置された第1の監視局と、移動可能な第2の監視局と、監視サーバとを有する。第1の監視局は、所定位置に配置され、移動可能な監視対象機器に取り付けた監視タグとの無線通信で当該監視対象機器の所在を監視する。第2の監視局は、監視タグとの無線通信で当該監視対象機器の所在を監視する。監視サーバは、第1の監視局と第2の監視局との間で監視タグとの無線通信を相互に引き継ぎ可能にし、当該監視タグとの無線通信を引き継いだ第1の監視局又は第2の監視局からの監視結果を収集する。【選択図】図1

Description

本発明は、機器監視システム、機器監視装置、機器監視方法及び機器監視プログラムに関する。
近年、例えば、情報漏洩防止等の様々な観点から企業内の各情報機器の所在を監視できる機器監視システムの需要が高まっている。このような機器監視システムでは、監視装置と情報機器との間で無線通信し、監視装置側で情報機器の所在を常時監視し、その情報機器の消失等を防止している。
特開2004−5251号公報 特開2002−344371号公報
しかしながら、機器監視システムでは、情報機器が監視装置の無線範囲から外れた場合に情報機器の所在を継続して監視できない。
一つの側面では、情報機器の所在を継続して監視できる機器監視システム、機器監視装置、機器監視方法及び機器監視プログラムを提供することを目的とする。
一つの態様では、所定位置に配置された第1の監視装置と、移動可能な第2の監視装置と、機器監視装置とを有する。第1の監視装置は、移動可能な情報機器との無線通信で情報機器の所在を監視する。第2の監視装置は、情報機器との無線通信で情報機器の所在を監視する。機器監視装置は、第1の監視装置と第2の監視装置との間で情報機器との無線通信を相互に引き継ぎ可能にし、情報機器との無線通信を引き継いだ第1の監視装置又は第2の監視装置からの監視結果を収集する。
一つの側面として、情報機器の所在を継続して監視できるという効果を有する。
図1は、本実施例の機器監視システムの一例を示す説明図である。 図2は、第1の監視局のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1の監視局の第1の監視モジュールの機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、監視サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、監視サーバのサーバ側モジュールの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、機器管理DBのレコード構成の一例を示す説明図である。 図7は、監視タグのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図8は、監視タグのタグ側モジュールの機能構成の一例を示すブロック図である。 図9は、第2の監視局のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図10は、第2の監視局の第2の監視モジュールの機能構成の一例を示すブロック図である。 図11は、TCPデータグラムの一例を示す説明図である。 図12は、各メッセージのデータ構成等の一例を示す説明図である。 図13は、機器監視システムの動作(登録申請時)の一例を示す説明図である。 図14は、機器監視システムの動作(第1の監視局による監視動作時)の一例を示す説明図である。 図15は、機器監視システムの動作(第1の監視局による監視動作時)の一例を示す説明図である。 図16は、機器監視システムの通常動作の一例を示す説明図である。 図17は、機器監視システムの動作(持ち出し申請時)の一例を示す説明図である。 図18は、機器監視システムの動作(第2の監視局による監視動作時)の一例を示す説明図である。 図19は、機器監視システムの動作(持ち帰り申請時)の一例を示す説明図である。 図20は、第1の監視局の機器監視処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。 図21は、第1の監視局のサーバ通信処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。 図22は、監視サーバのサーバ側通信処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。 図23は、監視サーバの監視制御処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。 図24は、監視サーバの管理制御処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。 図25は、監視タグのリンク監視処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。 図26は、第2の監視局の機器監視アプリ処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。 図27は、機器監視プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する機器監視システム、機器監視装置、機器監視方法及び機器監視プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、本実施例の機器監視システムの一例を示す説明図である。図1に示す機器監視システム1は、監視対象機器2に取り付けた監視タグ3と、第1の監視局4と、第2の監視局5と、監視サーバ6と、管理者端末7とを有する。
監視タグ3は、第1のネットワーク(以下、単にNWと称する)8A内で無線通信する近距離無線機能を備え、監視対象機器2に取り付けられるものとする。尚、第1のNW8Aは、例えば、WiFiやBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信網である。監視タグ3を取り付けた監視対象機器2は、例えば、情報機器である。
第1の監視局4は、第1のNW8Aの無線範囲内の監視タグ3と近距離無線通信で無線通信可能とする、例えば、企業内の所定エリア(#1〜#N)毎に固定配置された固定型の監視局である。第1の監視局4は、第1のNW8Aを使用した監視タグ3との無線通信に基づき、監視タグ3を取り付けた監視対象の監視対象機器2の所在を監視する。第1の監視局4は、例えば、インターネットや企業網等の第2のNW8Bを経由して監視サーバ6と接続する。尚、第1の監視局4は、例えば、第1の監視装置である。
第2の監視局5は、第3のNW8Cの無線範囲内で無線通信可能にする、例えば、スマートデバイス等の可搬型の通信デバイスである。第3のNW8Cは、例えば、3G(Third Generation)、LTE(Long Term Evolution)やWi−Max通信等の移動体通信網である。第2の監視局5は、第3のNW8Cを経由して第2のNW8Bと接続する。更に、第2の監視局5は、NFC(Near Field Communication)等の第4のNW8Dの通信範囲内に在圏する監視タグ3とNFCで無線通信可能にする。更に、第2の監視局5は、第1のNW8Aを使用した監視タグ3との無線通信に基づき、監視タグ3を取り付けた監視対象の監視対象機器2の所在を監視する。尚、第2の監視局5は、例えば、第2の監視装置である。
監視サーバ6は、第2のNW8Bと接続するデータセンタ9内に配置し、第1の監視局4又は第2の監視局5を通じて監視対象機器2の監視結果を収集し、各監視対象機器2の所在を認識する。図1に示す機器監視システム1では、データセンタ9内に配置される監視サーバ6を用いて、クラウドサービスで監視対象機器2の所在を監視するものとする。
図2は、第1の監視局4のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示す第1の監視局4は、通信IF(インタフェース)部11と、出力部12と、ROM(Read Only Memory)13と、補助記憶部14と、RAM(Random Access Memory)15と、CPU(Central Processing Unit)16とを有する。これら通信IF部11、出力部12、ROM13、補助記憶部14、RAM15及びCPU16は、バス17で接続する。
通信IF部11は、第1のNW8A及び第2のNW8Bとの間の通信を司るIFに相当し、無線IF部11Aと、有線IF部11Bとを有する。無線IF部11Aは、第1のNW8Aと無線接続する監視タグ3とのIFであって、例えば、無線通信用カードである。有線IF部11Bは、第2のNW8Bと有線接続する監視サーバ6とのIFであって、例えば、光通信IFカードやNIC(Network Interface Card)である。出力部12は、例えば、警告音等を鳴動出力するスピーカや各種情報を表示出力するLED(Light Emitting Diode)等の表示部等の出力IFである。
ROM13は、各種情報やプログラム等を格納した記憶領域である。補助記憶部14は、CPU16で実行する第1の監視モジュール14Aの各種機能のプログラムやデータ等を格納した記憶領域である。補助記憶部14は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)又はHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性のメモリである。補助記憶部14は、例えば、オペレーティングシステム(OS: Operating System)、第1の監視モジュール14A及び、その他様々なアプリケーションプログラムを格納している。
RAM15は、各種情報を記憶する記憶領域である。RAM15は、例えば、補助記憶部14に格納されたプログラムをロードする作業領域に相当し、例えば、バッファやキャッシュとして使用される半導体メモリである。CPU16は、第1の監視局4全体を制御する制御部である。CPU16は、補助記憶部14に格納されたOSや第1の監視モジュール14A等をRAM15にロードして実行することで各種処理機能を実行する。尚、CPU16は、1個に限定されるものではなく、複数個であっても良い。
第1の監視局4のハードウェア構成は、図2に示す構成に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、第1の監視局4は、可搬記録媒体駆動装置を備え、SDカード等の可搬記録媒体からプログラムの読み込みを実行するようにしてもよい。
図3は、第1の監視局4の第1の監視モジュール14Aの機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示す第1の監視モジュール14Aは、第1のタグ通信部21と、第1の差分検出部22と、第1のサーバ通信部23と、第1の警告部24と、第1の監視情報テーブル25と、第1の監視対象リスト26とを有する。これら第1のタグ通信部21、第1の差分検出部22、第1のサーバ通信部23及び第1の警告部24は、補助記憶部14内の第1の監視モジュール14AをCPU16が実行する各種処理機能である。
第1の監視情報テーブル25は、第1のNW8A内で自局の無線ビーコンに応答した監視タグ3のMAC(Media Access Control)アドレスを登録する領域である。尚、第1の監視情報テーブル25は、例えば、第1の監視モジュール14Aの実行によってRAM15又は補助記憶部14内に形成する記憶領域である。
第1の監視対象リスト26は、第1の監視局4が監視対象とする監視対象機器2の機器ID及び、その監視対象機器2に取り付けた監視タグ3のMACアドレスを監視対象リストとして登録する領域である。機器IDは、監視対象機器2を識別する、例えば、ホスト名、製造番号及び資産管理番号等の識別情報である。尚、第1の監視対象リスト26は、例えば、第1の監視モジュール14Aの実行によってRAM15又は補助記憶部14内に形成する記憶領域である。
第1のタグ通信部21は、無線IF部11Aを通じて、第1のNW8Aの無線範囲内に無線ビーコンを送信する。尚、第1のタグ通信部21は、定期的、例えば、30秒毎に無線ビーコンを送信する。第1のタグ通信部21は、無線ビーコンに対する監視対象の監視タグ3の応答から監視タグ3のMACアドレスを抽出し、抽出した監視タグ3のMACアドレスを第1の監視情報テーブル25内に登録する。
第1の警告部24は、例えば、LED点灯や警告音鳴動等を警告出力すべく、出力部12を制御する。第1の差分検出部22は、第1の監視情報テーブル25内のMACアドレスと、第1の監視対象リスト26内の監視対象の監視タグ3のMACアドレスとを比較し、その比較結果からMACアドレスの差分情報を抽出する。第1の差分検出部22は、第1の監視情報テーブル25内にMACアドレスがあり、第1の監視対象リスト26内にMACアドレスがない場合、「追加」の差分情報を抽出する。また、第1の差分検出部22は、第1の監視情報テーブル25内にMACアドレスがなく、第1の監視対象リスト26内にMACアドレスがある場合、「消失」の差分情報を抽出する。
第1のサーバ通信部23は、有線IF部11Bを通じて、第2のNW8Bと接続し、監視サーバ6との通信を司る処理部である。第1のサーバ通信部23は、監視サーバ6に送信する際のメッセージを生成すると共に、監視サーバ6から受信するメッセージを処理する。尚、第1の監視モジュール14Aは、CPU16でプログラムを実行する処理機能として説明したが、例えば、LSI(Large Scale Integration)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアで実行しても良い。
図4は、監視サーバ6のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示す監視サーバ6は、通信IF部31と、出力部32と、ROM33と、補助記憶部34と、RAM35と、CPU36とを有する。これら通信IF部31、出力部32、ROM33、補助記憶部34、RAM35及びCPU36は、バス37で接続する。
通信IF部31は、第2のNW8Bとの間の通信を司るIFに相当し、有線IF部31Aを有する。有線IF部31Aは、第2のNW8Bと有線接続する監視サーバ6とのIFであって、例えば、光通信IFカードやNICである。出力部32は、例えば、警告音等を音響出力するスピーカや各種情報を表示出力するLED等の表示部等の出力IFである。
ROM33は、各種情報やプログラム等を格納した記憶領域である。補助記憶部34は、CPU36で実行するサーバ側モジュール34Aの各種機能のプログラムやデータ等を格納した記憶領域である。補助記憶部34は、例えば、EPROM又はHDD等の不揮発性メモリである。補助記憶部34は、例えば、OS、サーバ側モジュール34A及び、その他、様々なアプリケーションプログラムを格納している。
RAM35は、各種情報を記憶する記憶領域である。RAM35は、例えば、補助記憶部34に格納されたプログラムをロードする作業領域に相当し、例えば、バッファやキャッシュとして使用される半導体メモリである。CPU36は、監視サーバ6全体を制御する制御部である。CPU36は、補助記憶部34に格納されたOSやサーバ側モジュール34A等をRAM35にロードして実行することで各種処理機能を実行する。尚、CPU36は、1個に限定されるものではなく、複数個であっても良い。
監視サーバ6のハードウェア構成は、図4に示す構成に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、監視サーバ6は、可搬記録媒体駆動装置を備え、SDカード等の可搬記録媒体からプログラムの読み込みを実行するようにしてもよい。
図5は、監視サーバ6のサーバ側モジュール34Aの機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すサーバ側モジュール34Aは、監視制御部41と、管理制御部42と、サーバ側警告部43と、通信制御部44と、機器管理DB45とを有する。これら監視制御部41、管理制御部42、サーバ側警告部43及び通信制御部44は、補助記憶部34内のサーバ側モジュール34AをCPU36が実行する各種処理機能である。
監視制御部41は、第1の監視局4又は第2の監視局5からの差分通知メッセージを受信し、差分通知メッセージ内の差分情報に基づき、監視対象機器2の機器消失時の警告や第1の監視局4又は第2の監視局5の監視内容等を制御する。管理制御部42は、第2の監視局5から、例えば、登録申請、持ち出し申請、持ち帰り申請の要求を受け付け、それぞれの受付に対して、第1の監視局4又は第2の監視局5の監視内容等を制御すると共に、機器管理DB45の内容を更新制御する。サーバ側警告部43は、監視対象機器2の消失時に警告メールを生成し、生成した警告メールをメールサーバ9A経由で管理者端末7や利用者等の所定端末等に送信する。尚、監視制御部41及び管理制御部42は、第1の監視局4と第2の監視局5との間で監視タグ3の無線通信を相互に引き継ぎ可能にする。更に、監視制御部41及び管理制御部42は、引き継いだ第1の監視局4又は第2の監視局5から監視対象機器2の所在の監視結果を収集する、例えば、制御部及び収集部である。
通信制御部44は、有線IF31Aと接続し、第1の監視局4又は第2の監視局5からのメッセージを受信し、受信したメッセージに基づき、監視制御部41及び管理制御部42を起動する。更に、通信制御部44は、監視制御部41、管理制御部42及びサーバ側警告部43からの通信要求を受け付け、第1の監視局4、第2の監視局5又はメールサーバ9A等の各種装置にメッセージ等を送信する。尚、サーバ側モジュール34Aは、CPU36でプログラムを実行する処理機能として説明したが、例えば、LSIやFPGA等のハードウェアで実行するようにしても良い。
図6は、機器管理DB45のレコード構成の一例を示す説明図である。図6に示す機器管理DB45は、機器ID45Aと、MACアドレス45Bと、監視局アドレス45Cと、管理ユーザ45Dと、監視状態45Eと、鍵45Fと、機器情報45Gと、猶予時間45Hとを対応付けて監視対象機器2の情報を管理する領域である。尚、機器管理DB45は、例えば、サーバ側モジュール34Aの実行によってRAM35又は補助記憶部34内に形成する記憶領域である。
機器ID45Aは、監視対象機器2を識別する、例えば、ホスト名、製造番号や資産管理番号等の識別情報である。MACアドレス45Bは、監視対象機器2に取り付けた監視タグ3のMACアドレスである。監視局アドレス45Cは、監視対象機器2の監視タグ3を第1のNW8A経由で監視中の監視局、例えば、第1の監視局4又は第2の監視局5のIPアドレスである。管理ユーザ45Dは、監視対象機器2の利用者を識別する情報に相当し、利用者の名前や従業員番号等である。監視状態45Eは、監視対象機器2の監視タグ3の状態を示す情報、例えば、数値コード化された「監視中」、「消失」、「保留中」等の状態情報である。尚、「監視中」は、無線ビーコンに対して監視タグ3の応答がある状態、「消失」は、無線ビーコンに対して監視タグ3の応答がない状態等である。
鍵45Fは、監視対象機器2を登録した特定利用者のみが、監視対象機器2の登録申請や持ち出し申請等を可能にするため、このエントリへのアクセス権を示すための暗号情報である。鍵45Fは、例えば、管理者ID及び機器IDの文字コードをハッシュ化したハッシュ値である。機器情報45Gは、監視対象機器2の付加情報に相当し、監視対象機器2のホスト名、資産管理番号、製造番号、メーカ等の情報である。猶予時間45Hは、監視サーバ6が監視対象機器2の消失と判断するまでの猶予時間を示す情報である。猶予時間を設定することで、複数の第1の監視局4の無線範囲に跨る監視対象機器2の移動の利便性の提供や、無線通信の一次的な劣化に対して、機器監視システム1の過剰な警告を抑制できる。尚、猶予時間45Hは、管理者の設定操作に応じて適宜変更可能であり、図6の例では、300秒に設定している。
監視制御部41は、「消失」の差分情報を検出した場合、「消失」の差分通知メッセージが1回目に受信してから経過時間のカウントを開始し、その経過時間が「消失」の監視対象機器2の機器IDに対応した猶予時間内にあるか否かを判定する。監視制御部41は、経過時間が猶予時間内の場合、その「消失」の監視対象機器2の機器ID45Aに対応する監視状態45Eを「保留中」に更新登録する。また、監視制御部41は、経過時間が猶予時間を超えた場合、その「消失」の監視対象機器2の機器ID45Aに対応する監視状態45Eを「消失」に更新登録する。
管理制御部42は、第2の監視局5から、例えば、登録申請、持ち出し申請、持ち帰り申請の要求を受け付け、それぞれの受付に対して承認又は非承認の承認メッセージを生成し、その承認メッセージを第2の監視局5に送信する。
図7は、監視タグ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図7に示す監視タグ3は、通信IF部51と、出力部52と、ROM53と、補助記憶部54と、RAM55と、CPU56と、バッテリー57とを有する。これら通信IF部51、出力部52、ROM53、補助記憶部54、RAM55、CPU56及びバッテリー57は、バス58で接続する。
通信IF部51は、第1のNW8A及び第4のNW8Dとの通信を司るIFに相当し、無線IF部51Aと、NFCIF部51Bとを有する。無線IF部51Aは、第1のNW8Aと無線接続するIFである。NFCIF部51Bは、第4のNW8Dと無線接続するIFであって、例えば、近距離無線通信規格により規定された近距離無線通信のIFである。尚、近距離無線通信規格としては、ISO/IEC 15693やISO/IEC 21481等がある。また、NFCIF部51Bは、例えば、バーコードや、利用者による手入力等でも代用可能である。出力部52は、例えば、警告音等を音響出力するスピーカや各種情報を表示出力するLED等の表示部等の出力IFである。
ROM53は、各種情報やプログラム等を格納した記憶領域である。補助記憶部54は、CPU56で実行するタグ側モジュール54Aの各種機能のプログラムやデータ等を格納した記憶領域である。補助記憶部54は、例えば、EPROM又はHDD等の不揮発性のメモリである。補助記憶部54は、例えば、OS、タグ側モジュール54A及び、その他、様々なアプリケーションプログラムを格納している。
RAM55は、各種情報を記憶する記憶領域である。RAM55は、例えば、補助記憶部54に格納されたプログラムをロードする作業領域に相当し、例えば、バッファやキャッシュとして使用される半導体メモリである。CPU56は、監視タグ3全体を制御する制御部である。CPU56は、補助記憶部54に格納されたOS、タグ側モジュール54A等をRAM55にロードして実行することで各種処理機能を実行する。尚、CPU56は、1個に限定されるものではなく、複数個であっても良い。バッテリー57は、監視タグ3全体に電力を供給する部位に相当し、監視対象機器2の電源に依存することなく、監視タグ3のみで自律的に動作を継続できる。
監視タグ3のハードウェア構成は、図7に示す構成に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、監視タグ3は、可搬記録媒体駆動装置を備え、SDカード等の可搬記録媒体からプログラムの読み込みを実行するようにしてもよい。
図8は、監視タグ3のタグ側モジュール54Aの機能構成の一例を示すブロック図である。監視タグ3は、リンク監視部61と、監視局通信部62と、NFC制御部63と、タグ側警告部64と、タグ側監視情報テーブル65と、機器情報テーブル66とを有する。リンク監視部61、監視局通信部62、NFC制御部63及びタグ側警告部64は、補助記憶部54内のタグ側モジュール54AをCPU56が実行する各種処理機能である。
タグ側監視情報テーブル65は、現在監視下にある第1の監視局4又は第2の監視局5のIPアドレスを格納する、例えば、記憶部である。機器情報テーブル66は、監視タグ3のMACアドレスや、当該監視タグ3を取り付けた監視対象機器2の機器ID等の機器情報を格納している。
リンク監視部61は、無線IF部51Aを通じて第1のNW8Aの無線範囲内で無線ビーコンを受信する毎に起動し、受信した無線ビーコンから送信元IPアドレス、例えば、第1の監視局4のIPアドレスを抽出する、例えば、抽出部である。タグ側警告部64は、例えば、LED点灯や警告音鳴動等の報知情報を警告出力する警告処理を実行すべく、出力部52を制御する。リンク監視部61は、抽出したIPアドレスと、タグ側監視情報テーブル66内に登録中のIPアドレスとを比較し、一致しない場合にタグ側警告部64の警告処理を実行する。
監視局通信部62は、無線IF部51Aを通じて無線ビーコンを送信した第1の監視局4との通信セッションを確立し、通信セッションが関連付け情報の書き込みの場合、抽出した第1の監視局4のIPアドレスをタグ側監視情報テーブル65に登録する。監視局通信部62は、無線IF部51Aを通じて無線ビーコンを送信した第2の監視局5との通信セッションを確立し、通信セッションが関連付け情報の書込みの場合、抽出した第2の監視局5のIPアドレスをタグ側監視情報テーブル65に登録する。NFC制御部63は、NFCIF部51Bを通じて機器情報テーブル66の内容の書込み及び読出しを制御する。尚、タグ側モジュール54Aは、CPU56でプログラムを実行する処理機能として説明したが、例えば、LSIやFPGA等のハードウェアで実行するようにしても良い。
図9は、第2の監視局5のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図9に示す第2の監視局5は、通信IF部71と、入力部72と、出力部73と、ROM74と、補助記憶部75と、RAM76と、CPU77とを有する。これら通信IF部71、入力部72、出力部73、ROM74、補助記憶部75、RAM76及びCPU77は、バス78で接続する。
通信IF部71は、第1のNW8A、第3のNW8C及び第4のNW8Dとの通信を司るIFに相当し、無線IF部71Aと、移動体IF部71Bと、NFCIF部71Cとを有する。無線IF部71Aは、第1のNW8Aと無線接続するIFであって、例えば、無線カードである。移動体IF部71Bは、第3のNW8Cと無線接続するIFであって、例えば、無線カードである。NFCIF部71Cは、第4のNW8Dと無線接続するIFであって、例えば、近距離無線通信規格により規定された無線通信を行うためのIFである。尚、NFCIF部71Cは、例えば、バーコードリーダや、利用者による手入力等でも代用可能である。
入力部72は、各種情報を入力若しくは選択する操作部等の入力IFである。出力部73は、例えば、警告音等を音響出力するスピーカや各種情報を表示出力するLED等の表示部等の出力IFである。ROM74は、各種情報やプログラム等を格納した記憶領域である。補助記憶部75は、CPU77で実行する第2の監視モジュール75Aの各種機能のプログラムやデータ等を格納した記憶領域である。補助記憶部75は、例えば、EPROM又はHDD等の不揮発性のメモリである。補助記憶部75は、例えば、OS、第2の監視モジュール75A及び、その他、様々なアプリケーションプログラムを保持する。
RAM76は、各種情報を記憶する記憶領域である。RAM76は、例えば、補助記憶部75に格納されたプログラムをロードする作業領域に相当し、例えば、バッファやキャッシュとして使用される半導体メモリである。CPU77は、第2の監視局5全体を制御する制御部である。CPU77は、補助記憶部75に格納されたOSや第2の監視モジュール75A等をRAM76にロードして実行することで各種処理機能を実行する。尚、CPU77は、1個に限定されるものではなく、複数個であっても良い。
第2の監視局5のハードウェア構成は、図9に示す構成に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、第2の監視局5は、可搬記録媒体駆動装置を備え、SDカード等の可搬記録媒体からプログラムを読み込み実行しても良い。
図10は、第2の監視局5の第2の監視モジュール75Aの機能構成の一例を示すブロック図である。第2の監視局5は、第2のタグ通信部81と、第2の差分検出部82と、第2のサーバ通信部83と、機器監視アプリ84と、第2の警告部85と、第2の監視情報テーブル86と、第2の監視対象リスト87とを有する。これら第2のタグ通信部81、第2の差分検出部82、第2のサーバ通信部83、機器監視アプリ84及び第2の警告部85は、補助記憶部75内の第2の監視モジュール75AをCPU77が実行する各種処理機能である。
第2の監視情報テーブル86は、第1のNW8A内で自局の無線ビーコンに応答した監視タグ3のMACアドレスを登録する領域である。尚、第2の監視情報テーブル86は、例えば、第2の監視モジュール75Aの実行によってRAM76又は補助記憶部75内に形成する記憶領域である。
第2の監視対象リスト87は、第2の監視局5が監視対象とする監視対象機器2の機器ID及び、その監視対象機器2に取り付けた監視タグ3のMACアドレスを監視対象リストとして登録する領域である。尚、第2の監視対象リスト87は、例えば、第2の監視モジュール75Aの実行によってRAM76又は補助記憶部75内に形成する記憶領域である。
第2のタグ通信部81は、無線IF部71Aを通じて、第1のNW8Aの無線範囲内に無線ビーコンを送信する。第2のタグ通信部81は、無線ビーコンに対する監視対象の監視タグ3の応答から監視タグ3のMACアドレスを抽出し、抽出した監視タグ3のMACアドレスを第2の監視情報テーブル86内に登録する。
第2の警告部85は、例えば、LED点灯や警告音鳴動等で警告出力すべく、出力部73を制御する。第2の差分検出部82は、第2の監視情報テーブル86内のMACアドレスと、第2の監視対象リスト87内の監視対象の監視タグ3のMACアドレスとを比較し、その比較結果からMACアドレスの差分情報を抽出する。第2の差分検出部82は、第2の監視情報テーブル86内にMACアドレスがあり、第2の監視対象リスト87内にMACアドレスがない場合、「追加」の差分情報を抽出する。また、第2の差分検出部82は、第2の監視情報テーブル86内にMACアドレスがなく、第2の監視対象リスト87内にMACアドレスがある場合、「消失」の差分情報を抽出する。また、第2の差分検出部82は、差分がない場合でも、差分なしの差分情報を抽出する。
第2のサーバ通信部83は、移動体IF部71Bを通じて、監視サーバ6との間の通信を司る処理部である。第2のサーバ通信部83は、監視サーバ6に送信する際のメッセージを生成すると共に、監視サーバ6から受信するメッセージを処理する。尚、第2のサーバ通信部83は、第2の差分検出部82として差分なしの差分情報の場合でも、差分通知メッセージを監視サーバ6に送信する。
機器監視アプリ84は、監視対象機器2の登録申請、持ち出し申請、持ち帰り申請を行わせるためのIFを提供し、NFCや利用者からの手入力による情報の入力に基づいて、監視サーバ6との間の各種メッセージを生成する。尚、第2の監視モジュール75Aは、CPU77でプログラムを実行する処理機能として説明したが、例えば、LSIやFPGA等のハードウェアで実行するようにしても良い。
例えば、監視サーバ6と第1の監視局4との間や監視サーバ6と第2の監視局5との間で通信する各種メッセージは、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)データグラムで伝送する。図11は、TCPのデータグラムのフォーマット構成の一例を示す説明図である。図11に示すTCPデータグラグム100は、バージョン101と、ヘッダ長102と、TOS103と、パケット長104と、識別番号105と、フラグ106と、フラグメントオフセット107と、TTL108と、プロトコル番号109とを有する。更に、TCPデータグラム100は、ヘッダチェックサム110と、送信元IPアドレス111と、宛先IPアドレス112と、オプション113と、パディング114と、送信元ポート番号115と、宛先ポート番号116と、シーケンス番号117とを有する。更に、TCPデータグラム100は、確認応答番号118と、ヘッダ長119と、予約済み120と、コードビット121と、ウインドウサイズ122と、チェックサム123と、緊急ポインタ124と、オプション125と、データ126とを有する。
図12は、各種メッセージの構成(送信元IPアドレス、宛先IPアドレス及びデータ)の一例を示す説明図である。各種メッセージとしては、登録申請メッセージ、登録承認メッセージ、差分通知メッセージ、監視対象通知メッセージ、持ち出し申請メッセージ、持ち出し承認メッセージ、持ち帰り申請メッセージ及び持ち帰り承認メッセージがある。
登録申請メッセージ91は、登録対象の監視対象機器2の所在監視を登録申請すべく、第2の監視局5から監視サーバ6に通知するメッセージである。登録申請メッセージ91の送信元IPアドレス91Aには第2の監視局5のIPアドレス、宛先IPアドレス91Bには監視サーバ6のIPアドレスが設定されている。登録申請メッセージ91のデータ91Cには、登録申請の利用者を識別する利用者IDと、登録申請する利用者を認証するための鍵と、監視タグ3のMACアドレスと、監視対象機器2の機器情報とが格納されている。
登録承認メッセージ92は、登録申請メッセージ91の申請結果を監視サーバ6から第2の監視局5に通知するメッセージである。登録承認メッセージ92の送信元IPアドレス92Aには監視サーバ6のIPアドレス、宛先IPアドレス92Bには登録申請メッセージ91を送信した第2の監視局5のIPアドレスが設定されている。登録承認メッセージ92のデータ92Cには、登録申請の結果として承認(登録成功)、承認した監視対象機器2の機器ID及び鍵情報が格納されている。
差分通知メッセージ93は、第1の監視局4が無線ビーコンに応答した監視対象の監視タグ3の増減を監視サーバ6に通知するメッセージである。差分通知メッセージ93の送信元IPアドレス93Aには第1の監視局4のIPアドレス、宛先IPアドレス93Bには監視サーバ6のIPアドレスが設定されている。差分通知メッセージ93のデータ93Cには、MACアドレスの差分情報が格納されている。尚、差分通知メッセージ93は、第2の監視局5から無線ビーコンに応答した監視対象の監視タグ3の増減を監視サーバ6に知らせる場合にも使用し、この場合の送信元アドレス93Aは第2の監視局5のIPアドレスとなる。
監視対象通知メッセージ94は、監視サーバ6が監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスの監視対象リスト情報を第1の監視局4に通知するメッセージである。監視対象通知メッセージ94の送信元IPアドレス94Aには監視サーバ6のIPアドレス、宛先IPアドレス94Bには第1の監視局4のIPアドレスが設定されている。監視対象通知メッセージ94のデータ94Cには、監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスのリストである監視対象リスト情報が格納されている。尚、監視対象通知メッセージ94は、監視対象を第2の監視局5に知らせる場合にも使用し、この場合の宛先IPアドレス94Bは第2の監視局5のIPアドレスとなる。
持ち出し申請メッセージ95は、監視対象機器2を第1の監視局4の第1のNW8Aの無線範囲から持ち出す際、第2の監視局5から監視サーバ6に対して、持ち出し対象の監視対象機器2を申請するメッセージである。持ち出し申請メッセージ95の送信元IPアドレス95Aには第2の監視局5のIPアドレス、宛先IPアドレス95Bには監視サーバ6のIPアドレスが設定されている。持ち出し申請メッセージ95のデータ95Cには、持ち出し対象の監視対象機器2の機器情報が格納されている。
持ち出し承認メッセージ96は、持ち出し申請の申請結果を監視サーバ6から第2の監視局5に通知するメッセージである。持ち出し承認メッセージ96の送信元IPアドレス96Aには監視サーバ6のIPアドレス、宛先IPアドレス96Bには第2の監視局5のIPアドレスが設定されている。持ち出し承認メッセージ96のデータ96Cには承認結果が格納されている。
持ち帰り申請メッセージ97は、監視対象機器2を第1の監視局4の第1のNW8Aの無線範囲内に持ち帰る際、第2の監視局5から監視サーバ6に対して、持ち帰り対象の監視対象機器2を申請するメッセージである。持ち帰り申請メッセージ97の送信元IPアドレス97Aには第2の監視局5のIPアドレス、宛先IPアドレス97Bには監視サーバ6のIPアドレスが設定されている。持ち帰り申請メッセージ97のデータ97Cには持ち帰り対象の監視対象機器2の機器情報が格納されている。
持ち帰り承認メッセージ98は、持ち帰り申請の申請結果を監視サーバ6から第2の監視局5に通知するメッセージである。持ち帰り承認メッセージ98の送信元IPアドレス98Aには監視サーバ6のIPアドレス、宛先IPアドレス98Bには、持ち帰り申請メッセージ97を送信した第2の監視局5のIPアドレスが設定されている。持ち帰り承認メッセージ98のデータ98Cには、承認結果及び、監視を停止する監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを含む対象リスト情報が格納されている。
次に本実施例の機器監視システム1の動作について説明する。図13は、機器監視システム1の動作(登録申請時)の一例を示す説明図である。尚、説明の便宜上、監視対象機器2のIDを“S1”、その監視対象機器2に取り付けた監視タグ3のMACアドレスを“ff:ff:ff:01”とする。
先ず、図13に示すように、監視対象機器2を機器監視システム1に登録する場合、監視タグ3を監視対象機器2に取り付けて、監視タグ3の電源を投入する(ステップS1)。尚、監視タグ3には、第1のNW8Aの無線通信で利用する監視タグ3のMACアドレスや監視対象機器2の機器ID等が機器情報テーブル66内に格納されているものとする。機器情報テーブル66の内容は、例えば、第2の監視局5からNFCを用いて読み書き可能とする。
監視対象機器2の管理者又は利用者は第2の監視局5内の機器監視アプリ84を起動する。そして、第2の監視局5は、NFCで監視タグ3のMACアドレスを読み出す(ステップS2)。更に、第2の監視局5は、機器監視アプリ84を用いて監視対象機器2に関する機器情報及び管理者情報を入力画面から入力する。第2の監視局5は、登録申請の選択操作に応じて監視タグ3のMACアドレス及び監視対象機器2の機器情報を含む登録申請メッセージ91を監視サーバ6に通知する(ステップS3)。尚、管理者情報は、例えば、監視対象機器2の利用者のユーザ名等の利用者IDである。
監視サーバ6は、第2の監視局5からの登録申請メッセージ91を受信した場合、登録申請メッセージ91内の鍵で申請者を認証する。監視サーバ6は、申請者が認証できた場合、その登録申請メッセージ91内の監視タグ3のMACアドレス及び機器情報に基づき、監視対象機器2に対応する情報を機器管理DB45内に登録する(ステップS4)。その結果、監視サーバ6は、監視対象機器2に関わる機器ID45A、その監視タグ3のMACアドレス45B、管理ユーザ45D、鍵45F及び機器情報45Gを機器管理DB45内に登録する。
そして、監視サーバ6は、監視対象機器2に関わる情報を機器管理DB45内に登録した後、登録申請メッセージ91に対する登録承認メッセージ92を第2の監視局5に送信する(ステップS5)。その結果、第2の監視局5は、監視サーバ6から登録承認メッセージ92を受信した場合、出力部73から監視対象機器2の登録完了画面を表示出力する。第2の監視局5の利用者は、登録完了画面を見て監視対象機器2の登録完了を認識できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5から登録対象の監視対象機器2の登録申請に応じて、申請者の認証後、登録対象の監視対象機器2の機器ID45A及び監視対象機器2の監視タグ3のMACアドレス45B等を監視サーバ6側の機器管理DB45内に登録する。その結果、利用者は、第2の監視局5からの簡単な登録申請で監視対象の監視対象機器2を登録できる。
図14は、機器監視システム1の動作(第1の監視局4による監視動作時)の一例を示す説明図である。尚、第1の監視局4のIPアドレスは、例えば、10.100とする。図14に示す第1の監視局4は、第1のNW8Aで無線ビーコンを定期的に送信する。第1の監視局4は、無線ビーコンに対する監視タグ3の応答に応じて、応答した監視タグ3のMACアドレスを抽出する(ステップS11)。
第1の監視局4は、応答した監視タグ3のMACアドレスの一覧を第1の監視情報テーブル25内に登録する。尚、図14の例では、第1の監視局4の無線ビーコンに応答した監視タグ3が1個、その監視タグ3のMACアドレスは“ff:ff:ff:01”となる。第1の監視局4は、第1の監視対象リスト26に登録されている監視対象のMACアドレスと、第1の監視情報テーブル25に登録されているMACアドレスとを比較する。尚、図14の例では、第1の監視対象リスト26は未登録とする。第1の監視局4は、MACアドレス(ff:ff:ff:01)が新規に検出されたことになるため、監視サーバ6に対して「追加」の差分情報を含む差分通知メッセージ93を通知する(ステップS12)。尚、「追加」の差分情報は、「追加」を「+」で示し、“+ff:ff:ff:01”となる。
監視サーバ6は、差分通知メッセージ93を受信すると、差分通知メッセージ93内の差分情報で通知された監視タグ3のMACアドレスで機器管理DB45内のエントリを検索する。更に、監視サーバ6は、差分情報のMACアドレスに該当するエントリが検索された場合、該当エントリの監視局アドレス45Cに差分通知メッセージ93の送信元IPアドレスである第1の監視局4のIPアドレスを登録する。更に、監視サーバ6は、該当エントリの監視状態45Eを“監視中”に設定する。つまり、監視サーバ6は、差分通知メッセージ93の監視タグ3のMACアドレスに関わる機器管理DB45内のエントリを更新登録する(ステップS13)。
監視サーバ6は、機器管理DB45の更新登録後、監視対象の監視タグ3のMACアドレス(ff:ff:ff:01)及び、監視タグ3を取り付けた監視対象機器2の機器ID(S1)を含む監視対象通知メッセージ94を第1の監視局4に通知する(ステップS14)。
第1の監視局4は、監視対象通知メッセージ94を受信すると、監視対象通知メッセージ94内の機器ID(S1)及びMACアドレス(ff:ff:ff:01)を第1の監視対象リスト26内に登録する(ステップS15)。第1の監視局4は、監視対象の機器ID及びMACアドレスを第1の監視対象リスト26内に登録後、無線ビーコンで監視対象の監視タグ3のMACアドレスが検知されても、このMACアドレスには何も動作を起こさない。また、第1の監視局4は、監視タグ3に対して、第1の監視局4のMACアドレスを関連付け情報(バインディング情報)としてタグ側監視情報テーブル65内に書き込む(ステップS16)。その結果、監視タグ3は、自装置が監視下にある第1の監視局4との無線ビーコンの通信断(バインディング外れ)を検出できる。
第1の監視局4は、監視対象の監視タグ3に対する無線ビーコンの応答有無に応じた監視タグ3のMACアドレスの抽出有無に基づき、監視対象の監視対象機器2の所在を監視する。更に、第1の監視局4は、第1の監視対象リスト26内の監視対象のMACアドレスと、第1の監視情報テーブル25内の現在抽出したMACアドレスとを比較し、MACアドレスの追加や消失等の差分情報を監視サーバ6に通知する。その結果、第1の監視局4から監視サーバ6に通知する情報が差分情報であるため、そのデータ量も抑制できる。
監視サーバ6は、第1の監視局4からの差分通知メッセージ93から監視対象の監視局アドレス及び監視状態を認識し、その監視対象機器2に対応する機器管理DB45内の監視局アドレス45C及び監視状態45Eを更新登録する。その結果、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、監視対象機器2の監視タグ3のMACアドレス45B、監視局アドレス45C、管理ユーザ45D及び監視状態45E等を認識できる。そして、監視サーバ6は、第1の監視局4が管轄する監視対象機器2の所在を監視できる。
図15は、機器監視システム1の動作(第1の監視局4による監視動作時)の一例を示す説明図である。例えば、利用者が、持ち出し申請なしで、監視対象機器2を第1の監視局4の第1のNW8Aの無線範囲から持ち出したとする(ステップS21)。監視対象機器2の監視タグ3は、第1の監視局4との無線ビーコンの無線断(バインディング外れ)を検出して出力部52から警告を出力する(ステップS22)。尚、出力部52は、例えば、LEDの点滅や警告音鳴動等の警告を出力し、監視対象機器2の周囲の人に監視対象機器2の消失を報知できる。
第1の監視局4では、第1のNW8Aの無線範囲内で定期的に送信する無線ビーコンに対して監視対象機器2の監視タグ3が応答しなくなるため、その監視対象機器2の消失を検知する(ステップS23)。第1の監視局4は、監視対象機器2の消失の警告を出力部12から出力する(ステップS24)。尚、第1の監視局4の出力部12は、監視タグ3の電源が落とされた場合でも、例えば、LED点滅や警告音鳴動等の警告を出力することになるため、第1の監視局4の周囲の人に監視対象機器2の消失を報知できる。
第1の監視局4は、第1の監視対象リスト26内のMACアドレスと第1の監視情報テーブル25内のMACアドレスとを比較し、MACアドレス(ff:ff:ff:01)の消失を認識する。更に、第1の監視局4は、監視サーバ6に対して差分通知メッセージ93を送信し(ステップS25)、MACアドレス(ff:ff:ff:01)の「消失」を通知する。尚、差分通知メッセージ93の差分情報は、「消失」の差分情報となるため、「消失」を「-」で示し、“-ff:ff:ff:01”となる。
監視サーバ6は、差分通知メッセージを受信すると、差分通知メッセージ93内の「消失」のMACアドレス(ff:ff:ff:01)で機器管理DB45内のエントリを検索し、検索で得た該当エントリの監視状態45Eを「消失」に設定する(ステップS26)。
監視サーバ6は、機器管理DB45の更新登録後、監視対象機器2の「消失」を検知すると、管理者端末7宛に消失警告の報告メールを送信する(ステップS27)。その結果、消失事故を起こした当事者の逡巡による管理者への事故報告のエスカレーションが遅れてしまうのを防止できる。
監視対象機器2の監視タグ3は、自装置が監視下の第1の監視局4の無線範囲から外れた場合、第1の監視局4からの無線ビーコンの送信元アドレスである第1の監視局4のMACアドレスを抽出できないため、無線ビーコンの無線断と判断する。監視タグ3は、無線ビーコンの無線断を検出すると、警告を出力する。その結果、警告出力が警告音の鳴動出力の場合、監視タグ3の監視対象機器2の周囲に警告音で監視対象機器2の消失を報知できる。
更に、第1の監視局4は、現在監視中の監視対象機器2の監視タグ3からの無線ビーコンに対する応答がなかった場合、例えば、管理者端末7等に監視対象機器2の消失の警告メールを通知する。その結果、管理者等は、警告メールを見て第1の監視局4で監視中の監視対象機器2の消失を認識できるため、機器消失に対して迅速に対応できる。管理者等は、監視タグ3の電源が落とされて警告音が出力できない状態になったとしても、監視対象機器2の消失を認識できる。尚、第1の監視局4は、警告メールを管理者端末7に通知するようにしたが、第1の監視局4自体で警報音を出力するようにしても良く、この場合、第1の監視局4の周囲の人に監視対象機器2の消失を報知できる。
また、第1の監視局4は、監視対象機器2の消失の差分情報を監視サーバ6に通知するため、監視対象機器2の監視状態45Eとして「消失」を機器管理DB45内に更新登録する。その結果、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、監視対象機器2の「消失」を認識できる。
尚、消失警告の発生ロジックは、工夫する事が可能であり、機器管理DB45に設定されている監視状態45Eによって警告を猶予することもできる。例えば、事務所が複数のフロアで構成されており、会議のために別のフロアに監視対象機器2を持ち出す場合に、毎回、持ち出し申請をすることは利便性を損ねる。そこで、猶予時間45Hを設け、猶予時間内に、どこかの監視局で監視対象機器2の監視タグ3を検知できた場合、警告を発生しないように構成した。この際、機器管理DB45の監視状態45Eは、“保留中”として更新登録するものとする。
図16は、機器監視システム1の通常動作の一例を示す説明図である。IPアドレス“10.100”の第1の監視局4は、3台の監視対象機器(機器ID:S1、S2、S3)2の所在を監視する。更に、IPアドレス“20.200”の第1の監視局4は、3台の監視対象機器(機器ID:S4、S5、S6)2の所在を監視する。
監視サーバ6は、IPアドレス“10.100”の第1の監視局4からの差分通知メッセージ93の差分情報で機器管理DB45を更新登録する。そして、監視サーバ6は、IPアドレス“10.100”の第1の監視局4に監視対象の監視対象機器2の機器ID(S1、S2及びS3)及び監視タグ3のMACアドレスを含む監視対象通知メッセージ94を通知する。そして、“10.100”の第1の監視局4は、監視対象通知メッセージ94内の監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを第1の監視対象リスト26内に更新登録する。
監視サーバ6は、IPアドレス“20.200”の第1の監視局4からの差分通知メッセージ93で機器管理DB45を更新登録する。そして、監視サーバ6は、IPアドレス“20.200”の第1の監視局4に監視対象の機器ID(S4,S5及びS6)及び監視タグ3のMACアドレスを含む監視対象通知メッセージ94を通知する。そして、“20.200”の第1の監視局4は、監視対象通知メッセージ94内の監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを第1の監視対象リスト26内に更新登録する。
監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、各第1の監視局4内の無線範囲内で無線ビーコンに応答した監視タグ3の監視対象機器2の状態を監視できる。監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、監視対象機器2毎に監視タグ3のMACアドレス45B、監視局アドレス45C、管理ユーザ45D、監視状態45E、鍵45F及び機器情報45Gを認識できる。
図17は、機器監視システム1の動作(持ち出し申請時)の一例を示す説明図である。例えば、利用者が、第1の監視局4の第1のNW8Aの無線範囲から、例えば、事務所の外に監視対象機器2を持ち出す際、第2の監視局5の機器監視アプリ84を起動させる(ステップS31)。
第2の監視局5は、機器監視アプリ84を起動した後、持ち出し申請を選択する操作を検出し、NFCで持ち出し対象の監視対象機器2に取り付けた監視タグ3のMACアドレス及び監視対象機器2の機器ID等の情報を読み込む。更に、第2の監視局5は、持ち出し対象の監視対象機器2の機器ID及び、監視対象機器2に取り付けた監視タグ3のMACアドレスを含む持ち出し申請メッセージ95を監視サーバ6に送信する(ステップS32)。尚、第2の監視局5は、第3のNW8Cと接続する第2のNW8B経由で監視サーバ6と通信する。
監視サーバ6は、持ち出し申請メッセージ95を受信すると、持ち出し対象の監視対象機器2及び監視タグ3のMACアドレスを含む監視対象通知メッセージ94を、持ち出し申請メッセージ95を送信した第2の監視局5に送信する(ステップS33)。第2の監視局5は、監視対象通知メッセージ94を受信すると、監視対象通知メッセージ94内の持ち出し対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを第2の監視対象リスト87内に登録する。そして、第2の監視局5は、第1のNW8Aの無線範囲内で無線ビーコンの送信を開始し、その無線ビーコンに応答する監視タグ3のMACアドレスを抽出する(ステップS34)。
第2の監視局5は、第1の監視局4とは異なり、指定された監視対象の特定の監視タグ3のMACアドレスしか監視しない。従って、第2の監視局5は、第2の監視対象リスト87内に登録されているMACアドレスに関しての差分情報のみを差分通知メッセージとして監視サーバ6に送信する(ステップS35)。尚、第2の監視局5は、監視対象の監視タグ3のMACアドレスに対する差分がない場合でも、差分なしの差分情報を含む差分通知メッセージ93を監視サーバ6に送信する。第2の監視局5と監視サーバ6との間は、第3のNW8Cを使用するため、常時接続が保証されているとは限らず、第2の監視局5の移動で通信が途絶える場合もあり、通知が無いことが消失の発生とも限らないためである。
監視サーバ6は、持ち出し申請メッセージ95の受信後に差分通知メッセージ93を受信した場合、第2の監視局5による持ち出し対象の監視対象機器2の監視開始を確認する。監視サーバ6は、第2の監視局5による持ち出し対象の監視対象機器2の監視開始を確認した後、機器管理DB45の該当エントリ内の監視局アドレス45Cを、持ち出し申請メッセージ95を送信した第2の監視局5のIPアドレスに変更する。そして、監視サーバ6は、機器管理DB45を更新登録する(ステップS36)。
監視サーバ6は、機器管理DB45の更新登録後、第2の監視局5に対して持ち出し承認メッセージ96を送信する(ステップS37)。その結果、第2の監視局5は、持ち出し承認メッセージ96を受信後、持ち出し対象の監視対象機器2の持ち出しが可能になったことを示す画面を表示出力する。
更に、監視サーバ6は、第1の監視局4に対して、持ち出し対象の監視対象機器2の機器ID、その監視タグ3のMACアドレス及び、その監視状態が“移管中”を示す監視対象通知メッセージ94を送信する(ステップS38)。その結果、第1の監視局4は、監視対象の持ち出し対象の監視対象機器2について、他の監視局への“移管中”を認識する。
第2の監視局5は、申請操作で、持ち出し対象の監視対象機器2を指定し、指定した持ち出し対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを含む持ち出し申請を監視サーバ6に通知する。その結果、利用者は、第2の監視局5を使用して持ち出し対象の監視対象機器2を簡単に監視サーバ6に申請できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5からの持ち出し申請を検出すると、機器管理DB45内の持ち出し対象の監視対象機器2の監視局アドレス45Cとして第2の監視局5のIPアドレスを更新登録する。その結果、監視サーバ6は、持ち出し対象の監視対象機器2を監視する持ち出し先である第2の監視局5に移管できる。
更に、監視サーバ6は、機器管理DB45の更新登録後、第2の監視局5からの持ち出し申請を検出すると、持ち出し承認を第2の監視局5に通知する。そして、第2の監視局5は、持ち出し承認を検出すると、持ち出し申請の承認を画面表示する。その結果、利用者は、監視対象機器2の持ち出し申請の承認を認識し、その監視対象機器2を第1の監視局4の無線範囲、例えば、社内から持ち出すことができる。
つまり、監視サーバ6は、第2の監視局5からの簡単な操作で、第1の監視局4で監視中の監視対象機器2の所在監視を第1の監視局4から第2の監視局5に引き継がせ、その第2の監視局5で監視対象機器2の監視結果を収集する。その結果、監視対象機器2が第1の監視局4の監視範囲から持ち出された場合でも、第2の監視局5で継続して監視対象機器2の所在を監視できる。
図18は、機器監視システム1の動作(第2の監視局5による監視動作時)の一例を示す説明図である。利用者は、機器監視アプリ84で持ち出しが承認されると、監視対象機器2を第1の監視局4がカバーする第1のNW8Aの無線範囲から警告なしに持ち出しが可能となる(ステップS41)。
第2の監視局5は、無線IF部71Aを通じて第1のNW8Aの無線範囲内に無線ビーコンを定期的に送信し、第1の監視局4の代わりに、監視対象機器2の所在監視を継続する(ステップS42)。第2の監視局5は、所定タイミングで監視対象の監視対象機器2に対する差分通知メッセージ93を監視サーバ6に送信する(ステップS43)。第2の監視局5は、差分がない場合でも差分通知を行うが、差分が無い場合の通知頻度を下げることにより、第3のNW8Cの通信費用を抑制できる。
監視対象機器2の持ち出し前の第1の監視局4は、定期的に送信する無線ビーコンに対して監視タグ3が応答しなくなるため(ステップS44)、第1の監視局4の無線範囲から監視対象機器2の「消失」を検知できる。その結果、第1の監視局4は、監視対象の監視対象機器2が“移管中”を通知されているため、監視サーバ6に通知することなく、第1の監視対象リスト26から監視対象の該当エントリを削除し、該当の監視タグ3の監視を終了する(ステップS45)。
監視サーバ6は、第2の監視局5からの差分情報のMACアドレスから監視対象の監視対象機器2の監視局アドレス45C及び監視状態45Eを認識し、監視対象機器2に対応する機器管理DB45内の監視局アドレス45C及び監視状態45Eを更新登録する。その結果、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、監視対象機器2の監視タグ3のMACアドレス45B、監視局アドレス45C、管理ユーザ45D及び監視状態45E等を認識できる。
監視対象機器2の監視タグ3は、自装置が監視下にある第2の監視局5の無線範囲から外れた場合、第2の監視局5からの無線ビーコンの送信元IPアドレスである第2の監視局5のIPアドレスを抽出できないため、無線ビーコンの無線断と判断する。監視タグ3は、無線ビーコンの無線断を検出すると、警告を出力する。その結果、警告出力が警告音の鳴動出力の場合、監視タグ3の監視対象機器2の周囲に警告音で監視対象機器2の消失を報知できる。
尚、第2の監視局5は、現在監視中の監視対象機器2の監視タグ3からの無線ビーコンに対する応答がなかった場合、例えば、管理者端末7等に監視対象機器2の消失の警告メールを通知するようにしても良い。その結果、管理者等は、警告メールを見て第2の監視局5で監視中の監視対象機器2の消失を認識できるため、機器消失に対して迅速に対応できる。管理者等は、監視タグ3の電源が落とされて警告音が出力できない状態になったとしても、監視対象機器2の消失を認識できる。尚、第2の監視局5は、警告メールを管理者端末7に通知するようにしたが、第2の監視局5自体で警報音を音声出力するようにしても良く、この場合、第2の監視局5の周囲の人に監視対象機器2の消失を報知できる。
また、第2の監視局5は、監視対象機器2の「消失」の差分情報を監視サーバ6に通知するため、監視対象機器2の監視状態45Eとして「消失」を機器管理DB45内に更新登録する。その結果、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、監視対象機器2の「消失」を認識できる。
図19は、機器監視システム1の動作(持ち帰り申請時)の一例を示す説明図である。第2の監視局5は、機器監視アプリ84を起動し、持ち帰り対象の監視対象機器2の監視タグ3のMACアドレスをNFCで読み込む(ステップS51)。
第2の監視局5は、機器監視アプリ84を通じて持ち帰り申請の選択操作を検出すると、NFCで読み込んだMACアドレスから監視タグ3を特定し、持ち帰り申請メッセージ97を監視サーバ6に送信する(ステップS52)。尚、持ち帰り申請メッセージ97は、監視タグ3に取り付けた監視対象機器2の機器IDを含む。監視対象機器2を持ち込んだ無線範囲を管轄する第1の監視局4は、持ち込まれた監視対象機器2の監視タグ3が無線ビーコンに応答するため、応答した監視タグ3のMACアドレスを抽出して監視対象機器2の無線範囲内への進入を検知する(ステップS53)。
第1の監視局4は、進入した監視対象機器2の監視タグ3のMACアドレス(ff:ff:ff:01)が第1の監視対象リスト26内になく、監視対象でないため、そのMACアドレス追加の差分通知メッセージ93を監視サーバ6に送信する(ステップS54)。
監視サーバ6は、差分通知メッセージ93を受信すると、差分通知メッセージ93内の「追加」のMACアドレスで機器管理DB45内のエントリを検索する。監視サーバ6は、該当エントリの監視局アドレス45Cを、差分通知メッセージ93の送信元IPアドレスである第1の監視局4のIPアドレスに変更して機器管理DB45内に更新する(ステップS55)。監視サーバ6は、第1の監視局4に対して監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを含む監視対象通知メッセージ94を送信する(ステップS56)。
第1の監視局4は、監視対象通知メッセージ94内の監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを第1の監視対象リスト26に登録し(ステップS57)、無線ビーコンで監視対象の監視タグ3の監視対象機器2の所在を監視する。
また、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、持ち帰り申請メッセージ97の監視対象の監視局アドレス45Cのエントリの更新を確認する。そして、監視サーバ6は、エントリの更新を確認した後、持ち帰り申請メッセージ97を送信した第2の監視局5に対して持ち帰り承認メッセージ98を送信する(ステップS58)。
第2の監視局5は、機器監視アプリ84を通じて持ち帰り承認メッセージを受信した場合、持ち帰り承認の監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを第2の監視対象リスト87から削除する(ステップS59)。その結果、監視対象の監視対象機器2は、第2の監視局5から第1の監視局4に完全に移管したことになる。
第2の監視局5は、申請操作で、持ち帰り対象の監視対象機器2を指定し、指定した持ち帰り対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを含む持ち帰り申請を監視サーバ6に通知する。その結果、利用者は、第2の監視局5を使用して持ち帰り対象の監視対象機器2を簡単に監視サーバ6に申請できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5からの持ち帰り申請を検出すると、機器管理DB45内の持ち帰り対象の監視対象機器2の監視局アドレス45Cを持ち帰り先の第1の監視局4のIPアドレスに更新登録する。その結果、監視サーバ6は、持ち帰り対象の監視対象機器2を監視する持ち帰り先の第1の監視局4に移管できる。
更に、監視サーバ6は、機器管理DB45の更新登録後、第2の監視局5からの持ち帰り申請を検出すると、持ち帰り承認を第2の監視局5に通知する。そして、第2の監視局5は、持ち帰り承認を検出すると、持ち帰り申請の承認を画面表示する。その結果、利用者は、監視対象機器2の持ち帰り申請の承認を認識し、警告なしに、その監視対象機器2を持ち帰り先の第1の監視局4の無線範囲に持ち帰ることができる。
つまり、監視サーバ6は、第2の監視局5からの簡単な操作で、第2の監視局5で監視中の監視対象機器2の所在監視を第2の監視局5から持ち帰り先の第1の監視局4に引き継がせ、その第1の監視局4で監視対象機器2の監視結果を収集する。その結果、監視対象機器2が第2の監視局5から第1の監視局4に持ち帰ると、第1の監視局4で継続して監視対象機器2の所在を監視できる。
図20は、第1の監視局4の機器監視処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。図20において第1の監視局4内の第1のタグ通信部21は、無線IF部11Aを通じて無線ビーコンを定期的に送信し、無線ビーコンに応答した監視タグ3のMACアドレスを抽出する(ステップS61)。
第1のタグ通信部21は、抽出した監視タグ3のMACアドレスを第1の監視情報テーブル25内に登録する(ステップS62)。更に、第1の監視局4内の第1の差分検出部22は、第1の監視情報テーブル25内のMACアドレスを読み出し(ステップS63)、更に、第1の監視対象リスト26内のMACアドレスを読み出す(ステップS64)。第1の差分検出部22は、第1の監視情報テーブル25内のMACアドレスと第1の監視対象リスト26内のMACアドレスとを比較し、MACアドレスの差分があるか否かを判定する(ステップS65)。
第1の差分検出部22は、MACアドレスの差分がある場合(ステップS65肯定)、差分の種類を判定する(ステップS66)。第1の差分検出部22は、差分の種類が“消失”の場合(ステップS66:消失)、第1の警告部24を通じて「消失」の監視タグ3に関わる監視対象機器2の消失として警告を出力する(ステップS67)。
第1の差分検出部22は、警告出力後、MACアドレス消失の差分情報を含む差分通知メッセージ93を生成し、監視サーバ6に対して差分通知メッセージ93の送信を第1のサーバ通信部23に要求し(ステップS68)、図20に示す処理動作を終了する。また、第1の差分検出部22は、MACアドレスの差分の種類が“追加”の場合(ステップS66:追加)、MACアドレス追加の差分情報を含む差分通知メッセージ93を生成すべく、ステップS68に移行する。また、第1の差分検出部23は、MACアドレスの差分がない場合(ステップS65否定)、図20に示す処理動作を終了する。
図20に示す機器監視処理を実行する第1の監視局4は、無線ビーコンに対する監視対象の監視タグ3の応答結果に対応した監視タグ3のMACアドレスの抽出有無に基づき、MACアドレスの「追加」又は「消失」等の差分情報を監視サーバ6に通知する。その結果、第1の監視局4は、監視対象の監視対象機器2の「追加」又は「消失」を監視サーバ6に通知できる。
図21は、第1の監視局4のサーバ通信処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。図21に示す第1の監視局4内の第1のサーバ通信部23は、処理要求を受信したか否かを判定する(ステップS71)。第1のサーバ通信部23は、差分通知メッセージ93送信の処理要求を受信した場合(ステップS71:差分通知メッセージ)、差分通知メッセージ93を監視サーバ6に送信し(ステップS72)、図21に示す処理動作を終了する。
第1のサーバ通信部23は、監視対象通知メッセージ94受信の処理要求を受信した場合(ステップS71:監視対象通知メッセージ)、監視対象通知メッセージ94から監視対象リスト情報を抽出する(ステップS73)。第1のサーバ通信部23は、監視サーバ6からの監視対象リスト情報の内容を第1の監視対象リスト26内に登録し(ステップS74)、図21に示す処理動作を終了する。
図21に示すサーバ通信処理を実行する第1の監視局4は、監視サーバ6から監視対象通知メッセージ94を受信した場合、監視対象通知メッセージ94内の監視対象リスト情報を第1の監視対象リスト26内に登録する。その結果、第1の監視局4は、第1の監視対象リスト26を参照し、自局が監視する監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視対象機器2に取り付けた監視タグ3のMACアドレスを認識できる。
図22は、監視サーバ6のサーバ側通信処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。図22において監視サーバ6内の通信制御部44は、受信した処理要求を判定する(ステップS81)。通信制御部44は、受信した処理要求が第1の監視局4又は第2の監視局5からの差分通知メッセージ93の場合(ステップS81:差分通知メッセージ)、図23に示す監視制御処理を実行し(ステップS82)、図22に示す処理動作を終了する。
通信制御部44は、受信した処理要求が第2の監視局5からの登録申請、持ち出し申請、持ち帰り申請等のメッセージの場合(ステップS81:申請メッセージ)、図24に示す管理制御処理を実行し(ステップS83)、図22に示す処理動作を終了する。
通信制御部44は、受信した処理要求が差分通知メッセージ93及び申請メッセージ以外のメッセージの場合(ステップS81:通知メッセージ)、通知メッセージを第1の監視局4又は第2の監視局5に送信する(ステップS84)。そして、図22に示す処理動作を終了する。
図23は、監視サーバ6の監視制御処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。図23において監視サーバ6内の監視制御部41は、第1の監視局4又は第2の監視局5からの差分通知メッセージ93から差分情報を抽出する(ステップS91)。監視制御部41は、抽出した差分情報の種類を判定する(ステップS92)。監視制御部41は、差分情報の種類が「追加」の場合(ステップS92:追加)、機器管理DB45の差分情報内の「追加」のMACアドレスに対応する該当エントリ内の監視局アドレス45Cを更新し、監視状態45Eを「監視中」に変更する(ステップS93)。
更に、監視制御部41は、更新した監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを含む監視対象通知メッセージ94を生成する(ステップS94)。更に、監視制御部41は、生成した監視対象通知メッセージ94を、差分通知メッセージ93を送信した第1の監視局4又は第2の監視局5に送信し(ステップS94)、図23に示す処理動作を終了する。
監視制御部41は、抽出した差分情報の種類が「消失」の場合(ステップS92:消失)、差分情報の「消失」の監視タグ3のMACアドレスに対応する該当エントリ内の猶予時間45Hを参照する。更に、監視制御部41は、「消失」の監視タグ3のMACアドレスに関わる1回目の差分通知メッセージ93を受信してから経過時間をカウントし、その経過時間が参照した猶予時間45H内にあるか否かを判定する(ステップS95)。監視制御部41は、経過時間が猶予時間45H内にない場合(ステップS95否定)、機器管理DB45の差分情報の「消失」の監視タグ3のMACアドレスに対応する該当エントリ内の監視状態45Eを「消失」に変更する(ステップS96)。更に、監視制御部41は、サーバ側警告部43の機器消失の警告処理を実行し(ステップS97)、図23に示す処理動作を終了する。
監視制御部41は、経過時間が猶予時間45H内の場合(ステップS95肯定)、機器管理DB45の差分情報の「消失」の監視タグ3のMACアドレスに対応する該当エントリ内の監視状態45Eを「保留中」に変更する(ステップS98)。そして、監視制御部41は、図23に示す処理動作を終了する。
監視制御処理を実行する監視サーバ6は、差分通知メッセージ93から「追加」の差分情報を抽出した場合、「追加」のMACアドレスの監視タグ3に対応した機器管理DB45内の監視局アドレス45Cを更新し、その監視状態45Eを「監視中」に更新する。その結果、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、追加した監視タグ3の監視状態45E及び監視局アドレス45Cを認識できる。
監視サーバ6は、差分通知メッセージ93から「消失」の差分情報を抽出した場合、「消失」のMACアドレスの監視タグ3に対応した機器管理DB45内の猶予時間45Hを参照する。監視サーバ6は、1回目の「消失」の差分通知メッセージ93を受信してからの経過時間が猶予時間45H内の場合、その監視タグ3に対応する監視状態45Eを「保留中」に更新する。その結果、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、「保留中」の監視タグ3を認識できる。そして、監視サーバ6は、一時的な監視対象機器2の移動による消失警告の出力を抑制できる。
監視サーバ6は、1回目の「消失」の差分通知メッセージ93を受信してからの経過時間が猶予時間45Hを経過した場合、その監視タグ3に対応する監視状態45Eを「消失」に更新する。その結果、監視サーバ6は、機器管理DB45を参照し、「消失」の監視タグ3を認識できる。
図24は、監視サーバ6の管理制御処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。図24において監視サーバ6内の管理制御部42は、第2の監視部5から受信した申請メッセージの種類を判定する(ステップS101)。管理制御部42は、申請メッセージの種類が登録申請メッセージ91の場合(ステップS101;登録申請)、登録申請メッセージ91内の監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを機器管理DB45に登録する(ステップS102)。更に、管理制御部42は、登録承認メッセージ92を生成し、申請した第2の監視局5に登録承認メッセージ92を送信し(ステップS103)、図24に示す処理動作を終了する。
管理制御部42は、申請メッセージの種類が持ち出し申請メッセージ95の場合(ステップS101:持ち出し申請)、監視対象通知メッセージ94を生成し、申請した第2の監視局5に監視対象通知メッセージ94を送信する(ステップS104)。管理制御部42は、監視対象通知メッセージ94を送信した後、機器管理DB45の監視局アドレス95Cが更新済みであるか否かを判定する(ステップS105)。
管理制御部42は、監視局アドレス95Cが更新済みの場合(ステップS105肯定)、承認の持ち出し承認メッセージ96を生成し、申請した第2の監視局5に承認の持ち出し承認メッセージ96を送信する(ステップS106)。そして、管理制御部42は、図24に示す処理動作を終了する。
管理制御部42は、監視局アドレス95Cが更新済みでない場合(ステップS105否定)、非承認の持ち出し承認メッセージ96を生成し、申請した第2の監視局5に非承認の持ち出し承認メッセージ96を送信する(ステップS107)。そして、管理制御部42は、図24に示す処理動作を終了する。
管理制御部42は、申請メッセージの種類が持ち帰り申請メッセージ97の場合(ステップS101:持ち帰り申請)、機器管理DB45内の持ち帰り先の監視局アドレス95Cが検知済みであるか否かを判定する(ステップS108)。管理制御部42は、持ち帰り先の監視局アドレス95Cが検知済みの場合(ステップS108肯定)、承認の持ち帰り承認メッセージ98を生成し、申請した第2の監視局5に承認の持ち帰り承認メッセージ98を送信する(ステップS109)。そして、管理制御部42は、図24に示す処理動作を終了する。
管理制御部42は、持ち帰り先の監視局アドレス95Cが検知済みでない場合(ステップS108否定)、非承認の持ち帰り承認メッセージ98を生成し、申請した第2の監視局5に非承認の持ち帰り承認メッセージ98を送信する(ステップS110)。そして、管理制御部42は、図24に示す処理動作を終了する。
図24に示す管理制御処理を実行する監視サーバ6は、第2の監視局5から登録申請を検出すると、登録申請の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを機器管理DB45内に登録し、その承認を第2の監視局5に送信する。その結果、監視サーバ6は、登録申請の監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを機器管理DB45内に登録できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5からの持ち出し申請を検出すると、監視対象の監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを含む監視対象通知を第2の監視局5に送信する。その結果、監視サーバ6は、持ち出し対象の監視対象機器2を機器管理DB45内に登録できる。
監視サーバ6は、持ち出し申請後、機器管理DB45を参照し、持ち出し対象の監視対象機器2の機器IDに対応する監視局アドレス45Cが更新済みの場合、持ち出し申請に対する承認の持ち出し承認を第2の監視局5に送信する。その結果、監視サーバ6は、持ち出し対象の監視対象機器2の持ち出しを承認できる。
監視サーバ6は、持ち出し申請後、機器管理DB45を参照し、持ち出し対象の監視対象機器2の機器IDに対応する監視局アドレス45Cが更新済みでない場合、持ち出し申請に対する非承認の持ち出し承認を第2の監視局5に送信する。その結果、監視サーバ6は、持ち出し対象の監視対象機器2の持ち出しを拒否できる。
監視サーバ6は、持ち帰り申請後、機器管理DB45を参照し、持ち帰り対象の監視対象機器2の機器IDに対応する持ち帰り先の監視局アドレス45Cが検知済みの場合、持ち帰り申請に対する承認の持ち帰り承認を第2の監視局5に送信する。その結果、監視サーバ6は、持ち帰り対象の監視対象機器2の持ち帰りを承認できる。
監視サーバ6は、持ち帰り申請後、機器管理DB45を参照し、持ち帰り対象の監視対象機器2の機器IDに対応する持ち帰り先の監視局アドレス45Cが検知済みでない場合、持ち帰り申請に対する非承認の持ち帰り承認を第2の監視局5に送信する。その結果、監視サーバ6は、持ち帰り対象の監視対象機器2の持ち帰りを拒否できる。
図25は、監視タグ3のリンク監視処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。図25において監視タグ3内のリンク監視部61は、第1の監視局4又は第2の監視局5からの無線ビーコンを受信し、受信した無線ビーコンから第1の監視局4又は第2の監視局5のIPアドレスを抽出する(ステップS121)。リンク監視部61は、抽出した第1の監視局4又は第2の監視局5のIPアドレスがタグ側監視情報テーブル65内のIPアドレスと一致しているか否かを判定する(ステップS122)。尚、タグ側監視情報テーブル65は、現在監視下にある第1の監視局4又は第2の監視局5のIPアドレスが格納されている。
リンク監視部61は、抽出したIPアドレスが一致している場合(ステップS122肯定)、図25に示す処理動作を終了する。また、リンク監視部61は、抽出したIPアドレスが一致していない場合(ステップS122否定)、タグ側警告部64の警告処理を実行し(ステップS123)、図25に示す処理動作を終了する。
図25に示すリンク監視処理を実行する監視タグ3は、受信した無線ビーコンの監視局のIPアドレスを抽出し、抽出したIPアドレスがタグ側監視情報テーブル65内に登録中のIPアドレスと異なる場合、無線ビーコンの無線断と判断し、警告を出力する。その結果、監視タグ3は、監視タグ3の監視対象機器2の周囲に監視対象機器2の消失を報知できる。
図26は、第2の監視局5の機器監視アプリ処理に関わる処理動作の一例を示すフローチャートである。図26において第2の監視局5内の機器監視アプリ84は、処理要求を判定する(ステップS131)。機器監視アプリ84は、処理要求がNFC読み込みの場合(ステップS131:NFC)、選択メニュー画面を表示出力する(ステップS132)。機器監視アプリ84は、選択メニュー画面の内、選択メニューを判定する(ステップS133)。尚、機器監視アプリ84は、入力部72で選択メニュー画面からメニューを選択するものである。機器監視アプリ84は、選択メニューが登録申請の場合(ステップS133:登録申請)、登録申請メッセージ91を生成し(ステップS134)、その登録申請メッセージ91を監視サーバ6に送信し(ステップS135)、図26に示す処理動作を終了する。
機器監視アプリ84は、選択メニューが持ち出し申請の場合(ステップS133:持ち出し申請)、持ち出し申請メッセージ95を生成し(ステップS136)、その持ち出し申請メッセージ95を監視サーバ6に送信すべく、ステップS135に移行する。
機器監視アプリ84は、選択メニューが持ち帰り申請の場合(ステップS133:持ち帰り申請)、持ち帰り申請メッセージ98を生成し(ステップS137)、その持ち帰り申請メッセージ98を監視サーバ6に送信すべく、ステップS135に移行する。
機器監視アプリ84は、処理要求が監視サーバ6からの承認メッセージの場合(ステップS131:承認メッセージ)、承認結果を出力部73に表示出力し(ステップS138)、図26に示す処理動作を終了する。尚、承認メッセージは、例えば、登録承認メッセージ92、持ち出し承認メッセージ96及び持ち帰り承認メッセージ98等である。
図26に示す機器監視アプリ処理を実行する第2の監視局5は、申請対象の監視対象機器2の監視タグ3の情報をNFCで読み込み、選択メニュー画面から所望申請を選択可能にする。第2の監視局5は、登録申請が選択されると、登録対象の監視対象機器2の登録申請メッセージ91を生成し、その登録申請メッセージ91を監視サーバ6に送信する。その結果、利用者は、登録対象の監視対象機器2を簡単に申請できる。
第2の監視局5は、持ち出し申請が選択されると、持ち出し対象の監視対象機器2の持ち出し申請メッセージ95を生成し、その持ち出し申請メッセージ95を監視サーバ6に送信する。その結果、利用者は、持ち出し対象の監視対象機器2を簡単に申請できる。
第2の監視局5は、持ち帰り申請が選択されると、持ち帰り対象の監視対象機器2の持ち帰り申請メッセージ97を生成し、その持ち帰り申請メッセージ97を監視サーバ6に送信する。その結果、利用者は、持ち帰り対象の監視対象機器2を簡単に申請できる。
本実施例の機器監視システム1では、監視タグ3との無線通信で監視対象機器2の所在を監視する、所定位置に配置された第1の監視局4と、監視タグ3との無線通信で監視対象機器2の所在を監視する、移動可能な第2の監視局5とを有する。機器監視システム1では、第1の監視局4と第2の監視局5との間で監視タグ3との無線通信を相互に引き継ぎ可能にし、当該監視タグ3との無線通信を引き継いだ第1の監視局4又は第2の監視局5からの監視結果を収集する。その結果、第1の監視局4と第2の監視局5との間で監視機器対象2の所在監視を相互に引き継ぎ可能にするため、監視局間で跨いだ監視対象機器2の所在監視を継続して実現できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5から監視対象機器2が指定されると、指定された監視対象機器2の監視タグ3との無線通信を第2の監視局4に引き継がせる。その結果、第2の監視局5の利用者は、第2の監視局5からの操作に応じて監視対象機器2の所在監視を第2の監視局5に移管できる。
第1の監視局4又は第2の監視局5は、無線通信中の監視タグ3への無線ビーコンに対する応答が得られない場合に、応答の得られなかった監視タグ3の監視対象機器2の機器消失の報知情報を出力する。その結果、第1の監視局4又は第2の監視局5の周囲の第三者に機器消失を報知できる。
第1の監視局4又は第2の監視局5は、無線通信中の監視タグ3への無線ビーコンに対する応答を得られないと判定した時点から猶予時間を経過後に、再度、無線ビーコンに対する応答が得られない場合に、報知情報を出力する。その結果、猶予期間を持たせながら、第1の監視局4又は第2の監視局5の周囲の第三者に機器消失を報知できるため、その利便性が良くなる。
監視タグ3は、タグ側監視情報テーブル65を参照し、第1の監視局4又は第2の監視局5からの無線ビーコンを受信し、その無線ビーコンから送信元IPアドレスを抽出する。更に、監視タグ3は、抽出したIPアドレスがタグ側監視情報テーブル65内のIPアドレスと異なる場合に、報知情報を出力する。その結果、監視タグ3が監視管轄の監視局の無線範囲から外れた場合でも、監視タグ3の周囲の第三者に監視対象機器2の機器消失を報知できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5から持ち出し対象の監視対象機器2の登録申請を検出すると、持ち出し対象の監視対象機器2の所在監視を、登録申請した第2の監視局5に引き継がせ、第2の監視局5を通じて監視対象機器2の所在を監視する。その結果、第1の監視局4及び第2の監視局5の無線範囲を跨って監視対象機器2の所在を継続して監視できる。
監視サーバ6は、第1の監視局4からの無線ビーコンに対する監視タグ3の応答有無で監視タグ3の監視対象機器2の所在を監視し、監視対象機器2が消失の場合、その消失を管理者端末7に警告メールで通知する。
第2の監視局5は、登録対象、持ち出し対象及び持ち帰り対象の監視対象機器2を監視サーバ6に登録する際、監視対象機器2の監視タグ3をNFCで翳すことで監視対象機器2の機器ID及び監視タグ3のMACアドレスを取得する。その結果、第2の監視局5の利用者は、登録申請、持ち出し申請及び持ち帰り申請に関わる入力負担を軽減できる。
監視サーバ6は、第1の監視局4又は第2の監視局5から無線ビーコンに応答した監視タグ3のMACアドレスの差分情報を収集するため、IPレベルの疎通確認によらず、数万台規模以上の監視対象機器2になった場合でも、ネットワークの輻輳を抑制できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5からの申請で、第1の監視局4から第2の監視局5に監視対象機器2の所在監視を引き継ぐため、特定の場所に限定されることなく、例えば、社外に監視対象機器2を持ち出した場合でも、監視対象機器2の所在監視を継続できる。
監視サーバ6は、第2の監視局5からの申請で、第2の監視局5から第1の監視局4に監視対象機器2の所在監視を引き継ぐため、例えば、社内に監視対象機器2を持ち帰る場合でも、監視対象機器2の所在監視を継続できる。
尚、上記実施例の監視サーバ6は、第2の監視局5からの登録申請に応じて第1の監視局4から第2の監視局5に監視対象機器2の所在監視の無線通信を引き継ぐようにした。しかしながら、第2の監視局5からの登録申請に応じて第2の監視局5から他の第2の監視局5に監視対象機器2の所在監視の無線通信を引き継ぐようにしても良い。
また、上記実施例の監視サーバ6は、第2の監視局5からの登録申請に応じて第1の監視局4から第2の監視局5に監視対象機器2の所在監視の無線通信を引き継ぐようにした。しかしながら、例えば、監視対象機器2の監視タグ3が第1の監視局4の無線ビーコンの無線範囲から外れた場合に、第1の監視局4から第2の監視局5に監視対象機器2の所在監視の無線通信を引き継ぐようにしても良い。
また、上記実施例の監視タグ3は、監視対象機器2に取り付けるようにしたが、監視対象機器2に内蔵するようにしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、サーバ及びクライアントをそれぞれ構成する各コンピュータで行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図27は、機器監視プログラムを実行するコンピュータ200の一例を示す説明図である。
図27において機器監視プログラムを実行するコンピュータ200では、通信インタフェース210と、HDD220と、ROM230、RAM240、CPU250、バス260とを有する。機器監視プログラムを実行するコンピュータ200は、機器監視システムに使用される。機器監視システムは、移動可能な情報機器との無線通信で当該情報機器の所在を監視する、所定位置に配置された第1の監視装置と、情報機器との無線通信で当該情報機器の所在を監視する、移動可能な第2の監視装置とを有する。
そして、ROM230には、上記実施例と同様の機能を発揮する機器監視プログラムが予め記憶されている。尚、ROM230ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に機器監視プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、HDD、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。機器監視プログラムとしては、収集プログラム230A及び制御プログラム230Bである。尚、収集プログラム230A及び制御プログラム230Bについては、適宜統合又は分散しても良い。
そして、CPU250は、これらのプログラム230A及び230BをROM230から読み出し、これら読み出された各プログラムをRAM240の作業領域にロードして実行する。そして、CPU250は、各プログラム230A及び230Bを、RAM240の作業領域で実行することで収集プロセス240A及び制御プロセス240Bとして機能させる。
CPU250は、所定位置に配置された第1の監視装置又は移動可能な第2の監視装置から監視結果を収集する。CPU250は、第1の監視装置と第2の監視装置との間で情報機器との無線通信を引き継ぎ可能にする。その結果、監視装置間を跨いだ情報機器の所在を継続して監視できる。
1 機器監視システム
2 監視対象機器
3 監視タグ
4 第1の監視局
5 第2の監視局
6 監視サーバ
7 管理者端末

Claims (8)

  1. 移動可能な情報機器との無線通信で前記情報機器の所在を監視する、所定位置に配置された第1の監視装置と、
    前記情報機器との無線通信で前記情報機器の所在を監視する、移動可能な第2の監視装置と、
    前記第1の監視装置と前記第2の監視装置との間で前記情報機器との無線通信を相互に引き継ぎ可能にし、前記情報機器との無線通信を引き継いだ前記第1の監視装置又は前記第2の監視装置からの監視結果を収集する機器監視装置と
    を有することを特徴とする機器監視システム。
  2. 前記機器監視装置は、
    前記第2の監視装置から監視対象の情報機器が指定されると、指定された情報機器との無線通信を前記第2の監視装置に引き継がせる制御部と、
    前記第2の監視装置から前記指定された情報機器の所在の監視結果を収集する収集部とを有することを特徴とする請求項1に記載の機器監視システム。
  3. 前記第1の監視装置又は前記第2の監視装置は、
    無線通信中の前記情報機器への送信信号に対する応答信号を得られない場合に、報知情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の機器監視システム。
  4. 前記第1の監視装置又は前記第2の監視装置は、
    無線通信中の前記情報機器への送信信号に対する応答信号を得られないと判定した時点から所定時間を経過後に、再度、前記送信信号に対する応答信号が得られない場合に、報知情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の機器監視システム。
  5. 前記情報機器は、
    自装置が無線通信すべき、前記第1の監視装置又は前記第2の監視装置の識別情報を記憶した記憶部と、
    前記第1の監視装置又は前記第2の監視装置からの無線信号を受信し、その無線信号から送信元の識別情報を抽出する抽出部と、
    抽出した識別情報が前記記憶部に記憶中の識別情報と異なる場合に、報知情報を出力する出力部と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の機器監視システム。
  6. 移動可能な情報機器との無線通信で前記情報機器の所在を監視する、所定位置に配置された第1の監視装置又は移動可能な第2の監視装置から監視結果を収集する収集部と、
    前記第1の監視装置と前記第2の監視装置との間で前記情報機器との無線通信を相互に引き継ぎ可能にする制御部と
    を有することを特徴とする機器監視装置。
  7. コンピュータに、
    移動可能な情報機器との無線通信で前記情報機器の所在を監視する、所定位置に配置された第1の監視装置又は移動可能な第2の監視装置から監視結果を収集し、
    前記第1の監視装置と前記第2の監視装置との間で前記情報機器との無線通信を相互に引き継ぎ可能にする
    処理を実行させることを特徴とする機器監視プログラム。
  8. コンピュータが、
    移動可能な情報機器との無線通信で前記情報機器の所在を監視する、所定位置に配置された第1の監視装置又は移動可能な第2の監視装置から監視結果を収集し、
    前記第1の監視装置と前記第2の監視装置との間で前記情報機器との無線通信を相互に引き継ぎ可能にする
    処理を実行することを特徴とする機器監視方法。
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