JP2002149120A - 液晶表示装置、情報処理装置、液晶表示装置の電圧供給停止方法、媒体、および情報集合体 - Google Patents

液晶表示装置、情報処理装置、液晶表示装置の電圧供給停止方法、媒体、および情報集合体

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JP2002149120A JP2000340297A JP2000340297A JP2002149120A JP 2002149120 A JP2002149120 A JP 2002149120A JP 2000340297 A JP2000340297 A JP 2000340297A JP 2000340297 A JP2000340297 A JP 2000340297A JP 2002149120 A JP2002149120 A JP 2002149120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧供給停止時に、液晶画面に乱れが発生す
ることがあった。 【解決の手段】 複数の、画素電極と共通電極との間に
狭持される液晶セル121がマトリクス状に配置された
液晶表示装置であって、複数の液晶セル121に対す
る、画素電極側および/または共通電極側への電圧の印
加のON・OFF状態を切り替えるための薄膜トランジ
スタ120と、画素電極側および/または共通電極側へ
の電圧の供給が停止された後に、実質上ON状態では液
晶セル121の両端に印加されるはずの電位差が、所定
のレベル以下になるまでは、OFF状態を実質上保持す
るような制御を行うコンデンサ20とを備えたことを特
徴とする液晶表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置、情
報処理装置、液晶表示装置の電圧供給停止方法、媒体、
および情報集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶表示装置は、その表示特性の
向上や、薄型軽量の特徴により、パーソナルコンピュー
タ、モニター、携帯端末など表示用ディスプレイとし
て、幅広く利用されている。
【0003】その中でも、TFTを使ったアクティブマ
トリクス方式のツイスト・ネマティック(TN)液晶表
示装置(TFT/LCD)は、表示特性に優れ、低価格
化も相まって、液晶表示装置の主流となっている。な
お、携帯端末など小型ディスプレイでは、単純マトリク
ス方式スーパーツイスト・ネマティック液晶表示装置
(STN/LCD)が省電力、低コストの優位性により
多く使われているが、近年小型ディスプレイも高画質が
求められる傾向にあり、表示品位に優れるTFT/LC
Dが使われ始めている。
【0004】ここで、従来のTFT/LCDを利用する
アクティブマトリクス型液晶表示装置の構成と動作につ
いて、共通電極反転駆動を例に、図16を参照しながら
説明する。なお、図16は、従来のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置のブロック図である。
【0005】図16に示すように、液晶パネルには、走
査電極の数をjとすると、Y1ラインの走査電極10
1、・・・Yjラインの走査電極102が形成される。
信号電極の数をiとすると、X1ラインの信号電極11
1、・・・Xiラインの信号電極112が形成される。
また、共通電極として161が形成される。そして、格
子状に形成された走査電極及び信号電極の交差部に、ス
イッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT)が設
けられている。
【0006】Xmライン(1≦m≦i)とYnライン
(1≦n≦j)との交差部の画素をPmnと呼ぶと、画
素P11はTFT120、液晶セル121、蓄積容量1
22を有している。画素P1jはTFT130、液晶セ
ル131、蓄積容量132を有している。画素Pi1は
TFT140、液晶セル141、蓄積容量142を有し
ている。画素PijはTFT150、液晶セル151、
蓄積容量152を有している。
【0007】例えば画素P11では、TFT120のド
レイン(D)は、画素電極と蓄積容量122の一端に接
続され、画素電極を介して液晶セル121の片面にデー
タ信号を与える。そして液晶セル121の他面は、共通
電極161に当接し、蓄積容量122の他端は、共通電
極161に接続されている。このような接続関係は、画
素P1j、画素Pi1、画素Pijなどにおいても同様
である。
【0008】走査側駆動手段100は、走査電極101
・・・102を介してゲート信号を順次に出力し、同一
Yラインに位置する全てのTFTのゲート(G)にオン
電圧(選択信号)又はオフ電圧(非選択信号)を与える
回路である。信号側駆動手段110は、信号電極111
・・・112を介してデータ信号を出力し、前述のよう
にして選択されたYラインに位置する全てのTFTソー
ス(S)にデータ信号を与える回路である。共通側駆動
手段160は、共通電極161に対して共通信号を出力
する回路である。
【0009】つぎに、従来のアクティブマトリクス型液
晶表示装置の対向電極反転駆動時における信号出力タイ
ミングについて、図17(a)〜(f)を参照しながら
説明する。
【0010】なお、図17(a)は、水平同期信号20
0を示し、フレーム毎に走査電極数jに相当する数のパ
ルスが1H周期(1水平周期)で出力される。図17
(b)は、信号側駆動手段110から出力されるデータ
信号電圧波形210を示し、データ信号基準電位211
を中心にHレベル側又はLレベル側に、極性が1H周期
で反転する。ここでは電圧無印加状態で白となる(ノー
マリーホワイト)液晶パネル全面に同輝度表示(黒表
示)する場合の電圧波形を示す。図17(c)は、共通
側駆動手段160から出力される共通信号電圧波形22
0であり、共通信号基準電位221を中心にデータ信号
電圧の極性と逆になるようなHレベル側又はLレベル側
に、極性が1H周期で反転する。 図17(d)は、垂
直同期信号230を示し、1フレーム周期で出力され
る。図17(e)は、画素Pm1の液晶セルに印加され
る電圧波形300であり、数フレーム間液晶パネル全面
に黒表示される場合の電圧を示している。図17(f)
は、画素Pm1の輝度波形310を示す。
【0011】信号側駆動手段110からは、X1ライン
の信号電極111〜Xiラインの信号電極112を介し
て、水平同期信号200に同期して、図17(b)に示
すようなデータ信号電圧波形210が出力される。な
お、データ信号電圧波形210は、データ信号基準電圧
211に対して極性が1H周期で反転し、かつ、DC印
加を防止するため垂直同期信号230に同期してフレー
ム毎に極性が反転する。このようなデータ信号は、各走
査線毎にTFT120・・・140、TFT130・・
・150のソース側に印加される。
【0012】一方、それらのタイミングに同期して、走
査側駆動手段100からは、Y1ラインの走査電極10
1〜Yjラインの走査電極102を介して、TFT12
0・・・140、TFT130・・・150のゲート側
に、走査信号が順次に出力される。
【0013】具体的に説明すると、最初の走査電極10
1の選択時には、TFT120・・・140がオンし、
ソース側からの電圧供給がドレイン側の画素電極を介し
て各画素の液晶セル121・・・141及び蓄積容量1
22・・・142に対して行われる。また、最後の走査
線電極102の選択時には、TFT130・・・150
がオンし、ソース側からの電圧供給がドレイン側の画素
電極を介して各画素の液晶セル131・・・151及び
蓄積容量132・・・152に対して行われる。
【0014】この際、各画素の液晶セル121、14
1、131、151及び蓄積容量122、142、13
2、152の他方に接続されている共通電極161に対
して、図17(c)に示すような共通信号電圧波形22
0が供給される。なお、この共通信号電圧波形220
は、水平同期信号200に同期して共通信号基準電圧2
21に対して対称に電圧が変化し、且つ、DC印加を防
止するため垂直同期信号230に同期してフレーム毎に
極性が反転する。
【0015】以上の動作を繰り返し行うことにより、各
画素の液晶セルに電圧が印加され、データ信号による画
像表示が行われる。
【0016】なお、これらを駆動する電圧は、電源部4
00から発生される。電源部400は、走査側駆動手段
100を駆動するための電圧401(GVDD)と、信
号側駆動手段110を駆動するための電圧402(SV
DD)と、共通側駆動手段160を駆動するための電圧
403(CVDD)と、走査側駆動手段100を通して
TFTをオンするための電圧404(VGH)と、走査
側駆動手段100を通してTFTをオフするための電圧
405(VGL)と、信号側駆動手段110を通してデ
ータ信号に応じた書き込み電位を作り出すための基準電
圧406(AVDD)と、共通側駆動手段160を通し
て共通電極161に印加される共通信号電圧407(V
COM)とを供給している。電源部400は、電圧供給
停止信号501により上記各電圧供給を任意に、または
一斉に停止する機能を有している。なお、書き込み禁止
信号502(OEV)は、全TFTをオフする信号であ
る。
【0017】従来のTFT液晶では、透過型TFT液晶
が大半を占めていた。透過型TFT液晶の場合、バック
ライトを先に消してしまえば、液晶駆動用の全電圧供給
を停止した際に現れる画面の乱れは、見えなかった。従
って、全電圧供給停止時には、TFTのゲートをオンす
るなどして、画素にたまった電荷を素早く引き抜く方法
を用い、液晶に長時間直流電圧がかかることによる焼付
き等に起因する劣化を防げば十分であった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、屋外
で使用する機会の多い携帯端末などでは、屋外視認性と
低消費電力の観点から、反射型TFT液晶が多く使われ
るようになってきた。
【0019】しかしながら、反射型TFTの場合、光源
を外光に頼るので、先に光源を消すことが出来ない。そ
のため、全電圧供給停止時の画面の乱れが全て見えてし
まうという課題があった。
【0020】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、電圧供給停止時における画面の乱れを抑制するこ
とができる液晶表示装置、情報処理装置、液晶表示装置
の電圧供給停止方法、媒体、および情報集合体を提供す
ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、複数の、画素電極と共通電極との間に狭持
される液晶セルがマトリクス状に配置された液晶表示装
置であって、前記複数の液晶セルに対する、前記画素電
極側および/または前記共通電極側への電圧の印加のO
N・OFF状態を切り替えるためのスイッチ手段と、前
記画素電極側および/または前記共通電極側への電圧の
供給が停止された後に、実質上前記ON状態では前記液
晶セルの両端に印加されるはずの電位差が、所定のレベ
ル以下になるまでは、前記OFF状態を実質上保持する
ような制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする
液晶表示装置である。
【0022】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
ON・OFF状態の切り替えは、前記スイッチ手段への
電圧の印加を利用することにより行われており、前記O
FF状態を実質上保持するとは、前記スイッチ手段へ印
加される電圧を所定の範囲に保持することであることを
特徴とする第一の本発明の液晶表示装置である。
【0023】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
電圧の供給が停止される際に、前記液晶セルの両端に印
加されるはずの電位差が所定のレベル以下になるよう
に、前記複数の液晶セルに一律に停止データ信号を書き
込むための停止データ信号書き込み手段を備え、前記O
FF状態への切り替えは、前記停止データの書き込み後
に行われ、前記電圧の供給の停止は、前記OFF状態へ
の切り替え後に行われることを特徴とする第二の本発明
の液晶表示装置である。
【0024】第四の本発明(請求項4に対応)は、前記
液晶セルの両端に印加されるはずの電位差が所定のレベ
ル以下になるとは、前記画素電極側に供給される電圧お
よび前記共通電極側に供給される電圧が、実質的に所定
の基準電位にまで立ち下がることであり、前記制御手段
は、前記画素電極側に供給される電圧と前記共通電極側
に供給される電圧とが実質的に基準電位にまで立ち下が
るまでは、前記スイッチ手段へ印加される電圧が所定の
範囲に保持されるような容量を有するコンデンサである
ことを特徴とする第二または第三の本発明の液晶表示装
置である。
【0025】第五の本発明(請求項5に対応)は、前記
液晶セルの両端に印加されるはずの電位差が所定のレベ
ル以下になるとは、前記画素電極側に供給される電圧お
よび前記共通電極側に供給される電圧が、実質的に所定
の基準電位にまで立ち下がることであり、前記制御手段
は、前記画素電極側に供給される電圧と前記共通電極側
に供給される電圧とが実質的に基準電位にまで立ち下が
るまでは、前記スイッチ手段へ印加される電圧が所定の
範囲に保持されるように、放電を行うための放電手段で
あることを特徴とする第二または第三の本発明の液晶表
示装置である。
【0026】第六の本発明(請求項6に対応)は、前記
制御手段は、前記画素電極側に供給される電圧と前記共
通電極側に供給される電圧とが実質的に一致するまで
は、前記スイッチ手段へ印加される電圧が所定の範囲に
保持されるように、回路の接続を行うための接続手段で
あることを特徴とする第二または第三の本発明の液晶表
示装置である。
【0027】第七の本発明(請求項7に対応)は、複数
の、画素電極と共通電極との間に狭持される液晶セルが
マトリクス状に配置された液晶表示装置であって、前記
画素電極側および/または前記共通電極側への電圧の供
給が停止される際に、前記複数の液晶セルに一律に停止
データ信号を書き込むための停止データ信号書き込み手
段を備え、前記電圧の供給の停止は、停止データ信号の
書き込み後に行われることを特徴とする液晶表示装置で
ある。
【0028】第八の本発明(請求項8に対応)は、前記
複数の液晶セルに対する、前記画素電極側および/また
は前記共通電極側への電圧の印加のON・OFF状態を
切り替えるためのスイッチ手段を備え、前記停止データ
信号の書き込みは、前記画素電極側への書き込みが可能
な実質上最低の電圧の印加を利用して、実質上前記ON
状態では前記液晶セルの両端に印加されるはずの電位差
が所定のレベル以下になるように行われ、前記OFF状
態への切り替えは、前記停止データの書き込み後に行わ
れ、前記電圧の供給の停止は、前記OFF状態への切り
替え後に行われることを特徴とする第七の本発明の液晶
表示装置である。
【0029】第九の本発明(請求項9に対応)は、第一
から第八の何れかの本発明の液晶表示装置を備えたこと
を特徴とする情報処理装置である。
【0030】第十の本発明(請求項10に対応)は、複
数の、画素電極と共通電極との間に狭持される液晶セル
がマトリクス状に配置された液晶表示装置の電圧供給停
止方法であって、前記画素電極側および/または前記共
通電極側への電圧の供給が停止された後に、前記液晶セ
ルの両端に印加されるはずの電位差が所定のレベル以下
になるまでは、前記複数の液晶セルに対する前記画素電
極側および/または前記共通電極側への電圧の印加を制
限するような制御を行うことを特徴とする液晶表示装置
の電圧供給停止方法である。
【0031】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
第一から第九の何れかの本発明の液晶表示装置、情報処
理装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
び/またはデータを担持した媒体であって、コンピュー
タにより処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0032】第十二の本発明(請求項12に対応)は、
第十の本発明の液晶表示装置の電圧供給停止方法の全部
または一部のステップの全部または一部の動作をコンピ
ュータにより実行させるためのプログラムおよび/また
はデータを担持した媒体であって、コンピュータにより
処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0033】第十三の本発明(請求項13に対応)は、
第一から第九の何れかの本発明の液晶表示装置、情報処
理装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
び/またはデータであることを特徴とする情報集合体で
ある。
【0034】第十四の本発明(請求項14に対応)は、
第十の本発明の液晶表示装置の電圧供給停止方法の全部
または一部のステップの全部または一部の動作をコンピ
ュータにより実行させるためのプログラムおよび/また
はデータであることを特徴とする情報集合体である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下では、本発明にかかる実施の
形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0036】(実施の形態1)はじめに、図1を参照し
ながら、電圧供給停止時における前述のような画面の乱
れが発生する原因を分析し、つぎに、本実施の形態にお
ける液晶表示装置の電圧供給停止方法について、図2、
3を用いて説明する。なお、図1は、黒沈みを伴う、電
圧供給停止時の各電圧波形の説明図である。また、図2
は、本実施の形態における電圧供給停止時の各電圧波形
の説明図であり、図3は、本実施の形態における電圧供
給停止方法を説明するためのフローチャートである。
【0037】説明の簡略化のため、以降は、ノーマリー
ホワイト(NW)モード液晶を例に説明していくが、N
Wモードとは、電圧無印加時に白となるように光学特性
を合わせた液晶である。なお、ノーマリーブラック(N
B)の場合、電圧無印加時に黒になる。
【0038】全電圧供給を一斉に停止した場合、書き込
み作業が行われつつ電圧が低下していくため、画面の乱
れを伴う。また、各画素に書き込まれた電圧値によっ
て、電荷の抜ける時間が異なることによっても、画面の
乱れを伴う。
【0039】そこで、全画面に液晶印加電圧が一番低い
データ信号による全面への白書き込み(NBの場合黒書
き込み)を行ってから全電圧供給を停止することによ
り、画面の乱れをなくすことを考えた。しかし、この場
合も、白書き込みの動作が続いているなかで全電圧供給
が停止されるため、停止の瞬間に横筋が入る現象がみら
れた。
【0040】そこで、全面白書き込みした後に、書き込
み禁止信号502(OEV)を立ててから、全電圧供給
を停止した。しかし、今度は、画面全体若しくは一部が
一瞬黒沈み(NBの場合白浮き)する現象が現われた。
【0041】なお、全面白書き込みを行うための液晶印
加電圧が一番低いデータ信号は、本発明の停止データ信
号に対応し、書き込み禁止信号を立てることは、本発明
の前記スイッチ手段のON・OFF状態の切り替えに対
応する。
【0042】さて、黒沈みするということは書き込みを
禁止しているにも関わらず、なんらかの形で液晶に電圧
が印加されているということである。
【0043】このときの各電圧波形は図1に示されてお
り、電圧15(VGL)がTFTのオフ特性を維持出来
ない電位になった時点でも、電圧16(AVDD)と電
圧17(VCOM)とが残っていることがわかる。
【0044】本発明者は、このような黒沈みの発生のメ
カニズムを、つぎのように解析した。すなわち、書き込
み禁止信号502(OEV)によって、全TFTはオフ
されている。このとき、TFTのゲート電位は、電圧1
5(VGL)になっている。しかし、電圧供給が停止さ
れ、電圧15(VGL)がGNDに近づくにつれ、TF
Tのオフ特性が悪くなっていく。そのとき、ソースに残
った電圧が漏れて液晶に印加されてしまい、前述の黒沈
みが発生してしまう。
【0045】そして、本発明者は、この解析に基づき、
つぎの着想を得た。すなわち、電圧15(VGL)がT
FTのオフ特性を保持出来る電位にある間に、液晶に電
圧がかからない状態になっていれば黒沈みは起こらな
い。なお、本発明のスイッチ手段のOFF状態が実質上
保持されるような制御とは、薄膜トランジスタのオフ特
性を制御することに対応する。
【0046】たとえば、図2に示すように、液晶に電圧
がかからない状態、つまり電圧16(AVDD)と17
(VCOM)が十分に立ち下がった状態の後に、電圧1
5(VGL)の供給停止をすると、黒沈みなく全電圧供
給停止が可能となる。
【0047】なお、このときの全電圧供給停止のフロー
チャートは、図3に示されている。すなわち、全面白書
き込みを行い(S1)、書き込み禁止信号(OEV)を
立てる(S2)。そして、AVDD、VCOM、VGH
の供給を停止し(S3)、AVDD、VCOMが十分に
下がってから、VGLの供給を停止し(S4)、GVD
D、SVDD、CVDDの供給をも停止する(S5)。
【0048】(実施の形態2)はじめに、図4を参照し
ながら、本実施の形態の液晶表示装置の構成について説
明する。なお、図4は、本実施の形態の液晶表示装置の
ブロック図である。
【0049】本実施の形態の液晶表示装置は、従来の液
晶表示装置(図16参照)とほぼ同様の構成を有してい
るが、電圧405(VGL)とGND間にコンデンサ2
0が配設されている点を特徴としている。なお、薄膜ト
ランジスタ(TFT)は、本発明のスイッチ手段に対応
する。また、信号側駆動手段110は、本発明の停止デ
ータ信号書き込み手段に対応する。
【0050】つぎに、図4〜6を参照しながら、電圧供
給停止時の、本実施の形態における液晶表示装置の動作
について説明する。なお、電圧供給停止時の、本実施の
形態の液晶表示装置の動作を説明すると同時に、本発明
の液晶表示装置の電圧供給停止方法の一実施の形態につ
いても述べる。ここに、図5は、本実施の形態における
電圧供給停止時の各電圧波形の説明図であり、図6は、
本実施の形態における電圧供給停止方法を説明するため
のフローチャートである。
【0051】上述の本実施の形態1で述べたように、電
圧15(VGL)がTFTのオフ特性を保持出来る電位
にある間に、液晶に電圧がかからない状態になっていれ
ば、黒沈みは起こらない。前述された本実施の形態で
は、電圧15(VGL)の供給停止のタイミングを遅ら
せることによってこの条件を満足させたが、図4に示す
電圧405(VGL)とGND間に配設したコンデンサ
20の容量を、図5に示すように、電圧16(AVD
D)と電圧17(VCOM)が十分に下がるまで電圧1
5(VGL)の電位を保持するように調整してもよい。
このようにすれば、電圧14(VGH)、電圧15(V
GL)、電圧16AVDD、電圧17(VCOM)を同
時に供給停止した場合も、黒沈みなく全電圧供給を停止
することが出来る。
【0052】なお、このときの全電圧供給停止のフロー
チャートは、図6に示されている。すなわち、全面白書
き込みを行い(S1)、書き込み禁止信号(OEV)を
立てる(S2)。そして、AVDD、VCOM、VG
H、およびVGLの供給を停止し(S3)、GVDD、
SVDD、CVDDの供給をも停止する(S4)。
【0053】(実施の形態3)はじめに、図7を参照し
ながら、本実施の形態の液晶表示装置の構成について説
明する。なお、図7は、本実施の形態の液晶表示装置の
ブロック図である。
【0054】本実施の形態の液晶表示装置は、上述され
た本実施の形態の液晶表示装置(図4参照)とほぼ同様
の構成を有しているが、電圧406(AVDD)と電圧
407(VCOM)に、放電手段40、41が夫々配設
されている点を特徴としている。なお、放電手段駆動信
号42、43は、放電手段40、41を夫々動作/停止
する信号である。
【0055】つぎに、図7〜9を参照しながら、電圧供
給停止時の、本実施の形態における液晶表示装置の動作
について説明する。なお、電圧供給停止時の、本実施の
形態の液晶表示装置の動作を説明すると同時に、本発明
の液晶表示装置の電圧供給停止方法の一実施の形態につ
いても述べる。ここに、図8は、本実施の形態における
電圧供給停止時の各電圧波形の説明図であり、図9は、
本実施の形態における電圧供給停止方法を説明するため
のフローチャートである。
【0056】図7に示す放電手段40、41を用いるこ
とによって、信号側駆動手段110、共通側駆動手段1
60の放電特性のバラツキに依存しない最長放電時間が
決定できる。
【0057】そして、図8に実線で示すように、放電手
段40、41を用いることによって精度よく決定された
電圧16(AVDD)と電圧17(VCOM)の最長放
電時間より長く、電圧15(VGL)がTFTのオフ特
性を保持出来る電圧を保つように、コンデンサ20の容
量を調整する。かくして、より確実に黒沈みのない全電
圧供給停止が可能となる。
【0058】なお、このときの全電圧供給停止のフロー
チャートは、図9に示されている。すなわち、全面白書
き込みを行い(S1)、書き込み禁止信号(OEV)を
立てる(S2)。そして、AVDDおよびVCOMを放
電するための放電手段を動作させながら(S3)、AV
DD、VCOM、VGH、およびVGLの供給を停止し
(S4)、GVDD、SVDD、CVDDの供給をも停
止する(S5)。
【0059】(実施の形態4)はじめに、図10を参照
しながら、本実施の形態の液晶表示装置の構成について
説明する。なお、図10は、本実施の形態の液晶表示装
置のブロック図である。
【0060】本実施の形態の液晶表示装置は、従来の液
晶表示装置(図16参照)とほぼ同様の構成を有してい
るが、電圧406(AVDD)と電圧407(VCO
M)の間に、接続手段60が配設されている点を特徴と
している。なお、接続手段駆動信号61は接続手段60
を動作/停止するための信号である。
【0061】つぎに、図10〜12を参照しながら、電
圧供給停止時の、本実施の形態における液晶表示装置の
動作について説明する。なお、電圧供給停止時の、本実
施の形態の液晶表示装置の動作を説明すると同時に、本
発明の液晶表示装置の電圧供給停止方法の一実施の形態
についても述べる。ここに、図11は、本実施の形態に
おける電圧供給停止時の各電圧波形の説明図であり、図
12は、本実施の形態における電圧供給停止方法を説明
するためのフローチャートである。
【0062】上述の本実施の形態1で述べたように、電
圧15(VGL)がTFTのオフ特性を保持出来る電位
にある間に、液晶に電圧がかからない状態になっていれ
ば黒沈みは起こらない。
【0063】前述の本実施の形態では、電圧16(AV
DD)と電圧17(VCOM)が十分に立ち下がった後
に電圧15(VGL)を立ち下げたが、液晶に電圧のか
からない状態とは、すなわち電圧16(AVDD)と電
圧17(VCOM)とが等しい状態である。
【0064】したがって、図10に示す接続手段60を
用いて、図11に示すように、電圧16(AVDD)と
電圧17(VCOM)を両電圧供給停止と同時に接続す
れば、電圧16(AVDD)と電圧17(VCOM)が
同電位になった時点で液晶に電圧がかかることはなくな
る。その後、電圧15(VGL)の電圧供給を停止すれ
ば、黒沈み無く全電圧供給を停止することが出来る。
【0065】なお、このときの全電圧供給停止のフロー
チャートは、図12に示されている。すなわち、全面白
書き込みを行い(S1)、書き込み禁止信号(OEV)
を立てる(S2)。そして、AVDDとVCOMとを接
続するための接続手段を動作させながら(S3)、AV
DD、VCOM、VGHの供給を停止する(S4)。A
VDDとVCOMとが一致した後に、VGLの供給を停
止し(S5)、最後にGVDD、SVDD、CVDDの
供給をも停止する(S6)。
【0066】(実施の形態5)はじめに、図13を参照
しながら、本実施の形態の液晶表示装置の構成について
説明する。なお、図13は、本実施の形態の液晶表示装
置のブロック図である。
【0067】本実施の形態の液晶表示装置は、上述され
た本実施の形態の液晶表示装置(図10参照)とほぼ同
様の構成を有しているが、電圧405(VGL)とGN
D間に、コンデンサ80が配設されている点を特徴とし
ている。
【0068】つぎに、図13〜15を参照しながら、電
圧供給停止時の、本実施の形態における液晶表示装置の
動作について説明する。なお、電圧供給停止時の、本実
施の形態の液晶表示装置の動作を説明すると同時に、本
発明の液晶表示装置の電圧供給停止方法の一実施の形態
についても述べる。ここに、図14は、本実施の形態に
おける電圧供給停止時の各電圧波形の説明図であり、図
15は、本実施の形態における電圧供給停止方法を説明
するためのフローチャートである。
【0069】上述された本実施の形態4では、接続手段
60を用いて電圧16(AVDD)と電圧17(VCO
M)とを等しくした後、電圧15(VGL)の電圧供給
を停止した。
【0070】本実施の形態では、さらに、図13に示す
電圧15(VGL)とGND間に配設したコンデンサ8
0の容量を、図14に示すように、電圧16(AVD
D)と電圧17(VCOM)が同電位になるまで電圧1
5(VGL)の電位を保持するように調整しておく。す
ると、電圧14(VGH)、電圧15(VGL)、電圧
16AVDD、電圧17(VCOM)を同時に供給停止
した場合にも、黒沈みなく全電圧供給を停止することが
出来る。
【0071】なお、このときの全電圧供給停止のフロー
チャートは、図15に示されている。すなわち、全面白
書き込みを行い(S1)、書き込み禁止信号(OEV)
を立てる(S2)。そして、AVDDとVCOMとを接
続するための接続手段を動作させながら(S3)、AV
DD、VCOM、VGH、およびVGLの供給を停止し
(S4)、GVDD、SVDD、CVDDの供給をも停
止する(S5)。
【0072】以上述べたところから明らかなように、本
発明は、たとえば、各画素位置に対応してマトリクス状
に配置された複数の走査電極及び複数の信号電極と、各
画素位置に配設され、前記各走査電極及び前記各信号電
極に第1及び第2の制御入力端が夫々接続される複数の
薄膜トランジスタ(TFT)と、各画素位置に配設さ
れ、前記各薄膜トランジスタの制御出力端に接続された
画素電極及び蓄積容量と、前記画素電極と前記画素電極
に対向する共通電極との間に狭持された液晶セルと、前
記走査電極を介して前記薄膜トランジスタの第1の制御
入力端に走査信号を出力する走査側駆動手段と、前記信
号電極を介して前記薄膜トランジスタの第2の制御入力
端にデータ信号を出力する信号側駆動手段と、前記共通
電極に前記データ信号に対応した共通信号を出力する共
通側駆動手段とを具備し、前記走査側駆動手段を駆動す
るための電圧GVDDと、前記信号側駆動手段を駆動す
るための電圧SVDDと、前記共通側駆動手段を駆動す
るための電圧CVDDと、前記走査側駆動手段を通し
て、前記薄膜トランジスタの第1の制御入力端に印加さ
れる薄膜トランジスタをオンするための電圧VGHと、
前記走査側駆動手段を通して、前記薄膜トランジスタの
第1の制御入力端に印加される薄膜トランジスタをオフ
するための電圧VGLと、前記信号側駆動手段を通し
て、前記薄膜トランジスタの第2の制御入力端に印加さ
れるデータ信号に応じた書き込み電圧を作るための基準
電圧AVDDと、前記共通側駆動手段を通して、前記共
通電極に印加される、共通信号電圧VCOMと、を供給
しており、且つ、各電圧に対応した電圧供給停止信号に
よって、各電圧供給を任意にまたは一斉に停止する機能
を有した電源部を具備した、液晶表示装置において、全
電圧供給停止の際、第1番目に、液晶印加電圧が一番低
いデータ信号を全画素に書き込み、第2番目に、全薄膜
トランジスタをオフ状態にする信号(OEV)を走査側
駆動手段に与え、第3番目に、AVDD、VCOM、V
GHの電圧供給を停止し、第4番目に、AVDDとVC
OMが十分に立ち下がってからVGLの電圧供給を停止
し、第5番目に、GVDD、SVDD、CVDDの電圧
供給を停止することを特徴とする。
【0073】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、さらにVGLとGND間にコンデンサ
を配設した液晶表示装置であることを特徴とする。
【0074】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、VGLとGND間に配設したコンデン
サは、AVDDとVCOMが十分に立ち下がるまで、V
GLが十分な電圧を維持するように容量調整されてお
り、VGLをAVDD、VCOM、VGHと同じ第3番
目に電圧供給停止した場合にも、VGLの残電圧により
擬似的にVGLが第4番目に電圧供給停止される状態を
作り出し、第1番目に、液晶印加電圧が一番低いデータ
信号を全画素に書き込み、第2番目に、全薄膜トランジ
スタをオフ状態にする信号(OEV)を走査側駆動手段
に与え、第3番目に、AVDD、VCOM、VGH、V
GLの電圧供給を停止し、第4番目に、GVDD、SV
DD、CVDDの電圧供給を停止することを特徴とす
る。
【0075】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、さらにAVDDとVCOMに夫々、放
電手段駆動信号を受け動作する放電手段を配設した液晶
表示装置であることを特徴とする。
【0076】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、AVDDとVCOMに配設された放電
手段を、AVDDとACOMの電圧供給停止と同時に動
作させ、AVDDとVCOMをVGLの立ち下がりに対
して十分速く立ち下がるように強制し、その間VGLが
十分な電圧を維持するようにコンデンサの容量を調節
し、VGLをAVDD、VCOM、VGHと同じ第3番
目に電圧供給停止した場合にも、VGLの残電圧により
擬似的にVGLが第4番目に電圧供給停止される状態を
確実に作り出し、第1番目に、液晶印加電圧が一番低い
データ信号を全画素に書き込み、第2番目に、全薄膜ト
ランジスタをオフ状態にする信号(OEV)を走査側駆
動手段に与え、第3番目に、AVDD、VCOM、VG
H、VGLの電圧供給を停止しすると同時に、AVDD
とVCOMに配設された放電手段を夫々動作させ、第4
番目に、GVDD、SVDD、CVDDの電圧供給を停
止することを特徴とする。
【0077】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、さらにAVDDとVCOM間に、接続
手段駆動信号を受けAVDDとVCOMを接続する接続
手段を配設した液晶表示装置であることを特徴とする。
【0078】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、全電圧供給停止の際、第1番目に、液
晶印加電圧が一番低い階調を全画面に書き込み、第2番
目に、全薄膜トランジスタをオフ状態にする信号(OE
V)を走査側駆動手段に与え、第3番目に、AVDD、
VCOM、VGHの電圧供給を停止すると同時に、AV
DDとVCOM間に配設された接続手段を動作し、第4
番目に、AVDDとVCOMが同電位になった後にVG
Lの電圧供給を停止し、第5番目に、GVDD、SVD
D、CVDDの電圧供給を停止することを特徴とする。
【0079】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、さらにVGLとGND間にコンデンサ
を配した液晶表示装置であることを特徴とする。
【0080】また、本発明は、たとえば、上述の液晶表
示装置において、VGLとGND間に配設したコンデン
サは、AVDDとVCOMが同電位になるまで、VGL
が十分な電圧を維持するように容量調整されており、V
GLをAVDD、VCOM、VGHと同じ第3番目に電
圧供給停止した場合にも、VGLの残電圧により擬似的
にVGLが第4番目に電圧供給停止される状態を作り出
し、第1番目に、液晶印加電圧が一番低い階調を全画面
に書き込み、第2番目に、全薄膜トランジスタをオフ状
態にする信号(OEV)を走査側駆動手段に与え、第3
番目に、AVDD、VCOM、VGH、VGLの電圧供
給を停止すると同時に、AVDDとVCOM間に配設さ
れた接続手段を動作し、第4番目に、GVDD、SVD
D、CVDDの電圧供給を停止することを特徴とする。
【0081】なお、本発明の液晶表示装置の電圧供給停
止方法とは、上述した本実施の形態では、(a)全面白
書き込みを行い、(b)書き込み禁止信号を立て、
(c)薄膜トランジスタのオフ特性を制御することであ
った。しかし、本発明の液晶表示装置の電圧供給停止方
法は、これに限らず、たとえば、(1)全面白書き込み
のみを行うことであってもよいし、(2)全面白書き込
みを行ってから、書き込み禁止信号を立てるだけであっ
てもよいし、(3)全面白書き込みなどは行わずに薄膜
トランジスタのオフ特性を制御することであってもよ
い。
【0082】ただし、前述したように、(1)全面白書
き込みのみを行うだけでは、電圧供給停止の瞬間に横筋
が入ってしまうし、(2)全面白書き込みを行ってから
書き込み禁止信号を立てるだけでは、いわゆる黒沈みな
どが発生してしまう。したがって、電圧供給停止時にお
ける画面の乱れを十分に抑制することはできるとはいい
がたい。また、(3)全面白書き込みなどは行わずに薄
膜トランジスタのオフ特性を制御するだけでは、液晶セ
ルへの電圧印加が残存してしまう可能性があるため、画
面の乱れを十分に抑制することは困難である。結局、
(a)全面白書き込みを行うことによって、液晶セルの
両端の電位差をゼロにし、(b)書き込み禁止信号を立
てることによって、薄膜トランジスタをオフにし、
(c)液晶セルの両端の電位差が実質上ゼロになるまで
は薄膜トランジスタのオフ特性が十分に発揮されるよう
な制御を行うことによって、液晶セルへの電圧印加を防
止することで、極めて効果的に画面の乱れを抑制するこ
とが可能となる。
【0083】また、本発明の液晶表示装置は、上述した
本実施の形態5では、コンデンサと接続手段をともに備
えていた。しかし、これに限らず、本発明の液晶表示装
置は、コンデンサと放電手段をともに備えていてもよ
い。たとえば図4に示すように、電圧405(VGL)
とGND間に適切な容量を有するコンデンサ20を配設
することにより、電圧15(VGL)を薄膜トランジス
タのオフ特性が十分に発揮されるような電位に保持する
ことができるからである。なお、本発明の液晶表示装置
は、接続手段と放電手段をともに備えていてもよいが、
これらが並存することによる効果はあまりない。
【0084】また、本発明のスイッチ手段のON・OF
F状態の切り替えは、上述した本実施の形態において
は、画素電極側への電圧の印加に対して行われた。しか
し、本発明のスイッチ手段のON・OFF状態の切り替
えは、これに限らず、たとえば共通電極側への電圧の印
加に対して行われてもよく、要するに、画素電極側およ
び/または共通電極側への電圧の印加に対して行われれ
ばよい。
【0085】また、本発明の、実質上ON状態では液晶
セルの両端に印加されるはずの電位差とは、たとえば前
述された本実施の形態1においては、VGL15がオフ
特性を保てなくなった状態でのAVDD16とVCOM
17との電位差(図1参照)であった。しかし、これに
限らず、本発明の、実質上ON状態では液晶セルの両端
に印加されるはずの電位差とは、要するに、本発明のス
イッチ手段がOFF状態を完全に維持できなくなってし
まった状態での画素電極側と共通電極側との電位差のこ
とである。
【0086】また、本発明は、上述した本発明の液晶表
示装置、情報処理装置の全部または一部の手段の全部ま
たは一部の機能をコンピュータにより実行させるための
プログラムおよび/またはデータを担持した媒体であ
り、コンピュータにより読み取り可能、かつ読み取られ
た前記プログラムおよび/またはデータが前記コンピュ
ータと協動して前記機能を実行する媒体である。
【0087】また、本発明は、上述した本発明の液晶表
示装置の電圧供給停止方法の全部または一部のステップ
の全部または一部の動作をコンピュータにより実行させ
るためのプログラムおよび/またはデータを担持した媒
体であり、コンピュータにより読み取り可能、かつ読み
取られた前記プログラムおよび/またはデータが前記コ
ンピュータと協動して前記機能を実行する媒体である。
【0088】また、本発明は、上述した本発明の液晶表
示装置、情報処理装置の全部または一部の手段の全部ま
たは一部の機能をコンピュータにより実行させるための
プログラムおよび/またはデータを担持した情報集合体
であり、コンピュータにより読み取り可能、かつ読み取
られた前記プログラムおよび/またはデータが前記コン
ピュータと協動して前記機能を実行する情報集合体であ
る。
【0089】また、本発明は、上述した本発明の液晶表
示装置の電圧供給停止方法の全部または一部のステップ
の全部または一部の動作をコンピュータにより実行させ
るためのプログラムおよび/またはデータを担持した情
報集合体であり、コンピュータにより読み取り可能、か
つ読み取られた前記プログラムおよび/またはデータが
前記コンピュータと協動して前記機能を実行する情報集
合体である。
【0090】データとは、データ構造、データフォーマ
ット、データの種類などを含む。媒体とは、ROM等の
記録媒体、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音
波等の伝送媒体を含む。担持した媒体とは、たとえば、
プログラムおよび/またはデータを記録した記録媒体、
やプログラムおよび/またはデータを伝送する伝送媒体
等を含む。コンピュータにより処理可能とは、たとえ
ば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュー
タにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場
合であれば、伝送対象となるプログラムおよび/または
データが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱
えることであることを含む。情報集合体とは、たとえ
ば、プログラムおよび/またはデータ等のソフトウエア
を含むものである。
【0091】なお、以上説明したように、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0092】このように、本発明によれば、従来のTF
T型液晶表示装置の構成を変更することなく、若しくは
ほとんど変更することなく、画面の乱れを抑制しつつ全
電圧供給を停止することが出来る。
【0093】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、電圧供給停止時における画面の乱れを抑制すること
ができる液晶表示装置、情報処理装置、液晶表示装置の
電圧供給停止方法、媒体、および情報集合体を提供する
ことができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】黒沈みを伴う、電圧供給停止時の各電圧波形の
説明図
【図2】本発明の実施の形態1における電圧供給停止時
の各電圧波形の説明図
【図3】本発明の実施の形態1における電圧供給停止方
法を説明するためのフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2におけるコンデンサを配
設した液晶表示装置のブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における電圧供給停止時
の各電圧波形の説明図
【図6】本発明の実施の形態2における電圧供給停止方
法を説明するためのフローチャート
【図7】本発明の実施の形態3における放電手段とコン
デンサとを配設した液晶表示装置のブロック図
【図8】本発明の実施の形態3における電圧供給停止時
の各電圧波形の説明図
【図9】本発明の実施の形態3における電圧供給停止方
法を説明するためのフローチャート
【図10】本発明の実施の形態4における接続手段を配
設した液晶表示装置のブロック図
【図11】本発明の実施の形態4における電圧供給停止
時の各電圧波形の説明図
【図12】本発明の実施の形態4における電圧供給停止
方法を説明するためのフローチャート
【図13】本発明の実施の形態5における接続手段とコ
ンデンサとを配設した液晶表示装置のブロック図
【図14】本発明の実施の形態5における電圧供給停止
時の各電圧波形の説明図
【図15】本発明の実施の形態5における電圧供給停止
方法を説明するためのフローチャート
【図16】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置
のブロック図
【図17】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の対向電極反転駆動時における、水平同期信号200の
タイミングチャート(図17(a))、データ信号電圧
波形210のタイミングチャート(図17(b))、共
通信号電圧波形220(図17(c))、垂直同期信号
230のタイミングチャート(図17(d))、電圧波
形300のタイミングチャート(図17(e))、輝度
波形310のタイミングチャート(図17(f))
【符号の説明】
11 走査側駆動手段を駆動するための電圧GVDD波
形 12 信号側駆動手段を駆動するための電圧SVDD波
形 13 共通側駆動手段を駆動するための電圧CVDD波
形 14 薄膜トランジスタをオンするための電圧VGH波
形 15 薄膜トランジスタをオフするための電圧VGL波
形 16 データ信号に対応した書き込み電圧の基準電圧A
VDD波形 17 共通信号電圧VCOM波形 20 本発明の実施の形態2におけるVGL−GND間
コンデンサ 40 本発明の実施の形態4におけるAVDD放電手段 41 本発明の実施の形態4におけるVCOM放電手段 42 本発明の実施の形態4におけるAVDD放電手段
駆動信号 43 本発明の実施の形態4におけるVCOM放電手段
駆動信号 60 本発明の実施の形態6におけるAVDD−VCO
M接続手段 61 本発明の実施の形態6におけるAVDD−VCO
M接続手段駆動信号 80 本発明の実施の形態8におけるVGL−GND間
コンデンサ 100 走査側駆動手段 101 Y1ラインの走査電極 102 Yjラインの走査電極 110 信号側駆動手段 111 X1ラインの信号電極 112 Xjラインの信号電極 120 画素P11の薄膜トランジスタ(TFT) 121 画素P11の液晶セル 122 画素P11の蓄積容量 130 画素P1jのTFT 131 画素P1jの液晶セル 132 画素P1jの蓄積容量 140 画素Pi1のTFT 141 画素Pi1の液晶セル 142 画素Pi1の蓄積容量 150 画素PijのTFT 151 画素Pijの液晶セル 152 画素Pijの蓄積容量 160 共通側駆動手段 161 共通電極 200 水平同期信号 210 データ信号電圧波形 211 データ信号電圧波形中心 220 共通信号電圧波形 221 共通信号電圧波形中心 230 垂直同期信号 300 Pm1画素印加電圧波形 310 Pm1画素輝度波形 400 電源部 401 走査側駆動手段を駆動するための電圧GVDD 402 信号側駆動手段を駆動するための電圧SVDD 403 共通側駆動手段を駆動するための電圧CVDD 404 薄膜トランジスタをオンするための電圧VGH 405 薄膜トランジスタをオフするための電圧VGL 406 データ信号の液晶印加電圧変換のための基準電
圧AVDD 407 共通信号電圧VCOM 501 電源部各出力電圧供給停止信号 502 全TFTオフ(書き込み禁止)信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 670 G09G 3/20 670D Fターム(参考) 2H093 NA16 NA80 NC03 NC21 NC34 NC35 NC49 NC50 ND01 ND60 NE06 NG01 5C006 AF64 AF67 AF68 BB16 BB28 BC03 BC12 BF31 BF37 BF43 FA22 5C080 AA10 BB05 DD05 DD09 EE28 FF03 FF11 JJ02 JJ04 JJ05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の、画素電極と共通電極との間に狭
    持される液晶セルがマトリクス状に配置された液晶表示
    装置であって、 前記複数の液晶セルに対する、前記画素電極側および/
    または前記共通電極側への電圧の印加のON・OFF状
    態を切り替えるためのスイッチ手段と、 前記画素電極側および/または前記共通電極側への電圧
    の供給が停止された後に、実質上前記ON状態では前記
    液晶セルの両端に印加されるはずの電位差が、所定のレ
    ベル以下になるまでは、前記OFF状態を実質上保持す
    るような制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ON・OFF状態の切り替えは、前
    記スイッチ手段への電圧の印加を利用することにより行
    われており、 前記OFF状態を実質上保持するとは、前記スイッチ手
    段へ印加される電圧を所定の範囲に保持することである
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧の供給が停止される際に、前記
    液晶セルの両端に印加されるはずの電位差が所定のレベ
    ル以下になるように、前記複数の液晶セルに一律に停止
    データ信号を書き込むための停止データ信号書き込み手
    段を備え、 前記OFF状態への切り替えは、前記停止データの書き
    込み後に行われ、 前記電圧の供給の停止は、前記OFF状態への切り替え
    後に行われることを特徴とする請求項2記載の液晶表示
    装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶セルの両端に印加されるはずの
    電位差が所定のレベル以下になるとは、前記画素電極側
    に供給される電圧および前記共通電極側に供給される電
    圧が、実質的に所定の基準電位にまで立ち下がることで
    あり、 前記制御手段は、前記画素電極側に供給される電圧と前
    記共通電極側に供給される電圧とが実質的に基準電位に
    まで立ち下がるまでは、前記スイッチ手段へ印加される
    電圧が所定の範囲に保持されるような容量を有するコン
    デンサであることを特徴とする請求項2または3記載の
    液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記液晶セルの両端に印加されるはずの
    電位差が所定のレベル以下になるとは、前記画素電極側
    に供給される電圧および前記共通電極側に供給される電
    圧が、実質的に所定の基準電位にまで立ち下がることで
    あり、 前記制御手段は、前記画素電極側に供給される電圧と前
    記共通電極側に供給される電圧とが実質的に基準電位に
    まで立ち下がるまでは、前記スイッチ手段へ印加される
    電圧が所定の範囲に保持されるように、放電を行うため
    の放電手段であることを特徴とする請求項2または3記
    載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記画素電極側に供給
    される電圧と前記共通電極側に供給される電圧とが実質
    的に一致するまでは、前記スイッチ手段へ印加される電
    圧が所定の範囲に保持されるように、回路の接続を行う
    ための接続手段であることを特徴とする請求項2または
    3記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 複数の、画素電極と共通電極との間に狭
    持される液晶セルがマトリクス状に配置された液晶表示
    装置であって、 前記画素電極側および/または前記共通電極側への電圧
    の供給が停止される際に、前記複数の液晶セルに一律に
    停止データ信号を書き込むための停止データ信号書き込
    み手段を備え、 前記電圧の供給の停止は、停止データ信号の書き込み後
    に行われることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の液晶セルに対する、前記画素
    電極側および/または前記共通電極側への電圧の印加の
    ON・OFF状態を切り替えるためのスイッチ手段を備
    え、 前記停止データ信号の書き込みは、前記画素電極側への
    書き込みが可能な実質上最低の電圧の印加を利用して、
    実質上前記ON状態では前記液晶セルの両端に印加され
    るはずの電位差が所定のレベル以下になるように行わ
    れ、 前記OFF状態への切り替えは、前記停止データの書き
    込み後に行われ、 前記電圧の供給の停止は、前記OFF状態への切り替え
    後に行われることを特徴とする請求項7記載の液晶表示
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れかに記載の液晶表
    示装置を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 複数の、画素電極と共通電極との間に
    狭持される液晶セルがマトリクス状に配置された液晶表
    示装置の電圧供給停止方法であって、 前記画素電極側および/または前記共通電極側への電圧
    の供給が停止された後に、前記液晶セルの両端に印加さ
    れるはずの電位差が所定のレベル以下になるまでは、前
    記複数の液晶セルに対する前記画素電極側および/また
    は前記共通電極側への電圧の印加を制限するような制御
    を行うことを特徴とする液晶表示装置の電圧供給停止方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1から9の何れかに記載の本発
    明の液晶表示装置、情報処理装置の全部または一部の手
    段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
    せるためのプログラムおよび/またはデータを担持した
    媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを特
    徴とする媒体。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の本発明の液晶表示装
    置の電圧供給停止方法の全部または一部のステップの全
    部または一部の動作をコンピュータにより実行させるた
    めのプログラムおよび/またはデータを担持した媒体で
    あって、コンピュータにより処理可能なことを特徴とす
    る媒体。
  13. 【請求項13】 請求項1から9の何れかに記載の本発
    明の液晶表示装置、情報処理装置の全部または一部の手
    段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
    せるためのプログラムおよび/またはデータであること
    を特徴とする情報集合体。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の本発明の液晶表示装
    置の電圧供給停止方法の全部または一部のステップの全
    部または一部の動作をコンピュータにより実行させるた
    めのプログラムおよび/またはデータであることを特徴
    とする情報集合体。
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