JP2002149035A - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JP2002149035A
JP2002149035A JP2001273776A JP2001273776A JP2002149035A JP 2002149035 A JP2002149035 A JP 2002149035A JP 2001273776 A JP2001273776 A JP 2001273776A JP 2001273776 A JP2001273776 A JP 2001273776A JP 2002149035 A JP2002149035 A JP 2002149035A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御及び操作を複雑にすることなく、章分け
機能と合紙機能を同時に行えるようにする。 【構成】 両面トレイ124、搬送路115、両面切換
爪121及び両面進入路123等を備えることにより、
片面原稿から記録用紙の両面に記録を行うことが可能な
電子写真方式による画像形成装置にあって、指定された
原稿を給紙トレイ112または113から給紙した記録
用紙の表面に記録し、前記原稿以降の原稿を裏、表の順
で記録を行う章分け手段及び、指定された原稿を給紙ト
レイ114から給紙した記録用紙の表面へ記録する合紙
手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合紙を取り扱うことの
できる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像形成装置の1つである複写
機により項目別にされた書類の複写を行う場合、項目ご
との境に色の違う用紙など(これを合紙と称している)
を挿入することが行われる。例えば、原稿自動送り装置
(RDH)を用いて原稿を順次自動送りしてゆく複写機
においては、合紙を挿入すべき位置に色紙あるいは特殊
なコード孔を有する用紙(スリップシートという)を挿
入しておき、原稿自動送り装置がそのスリップシートを
検知してその位置に合紙が挿入されるようにしている。
【0003】なお、この種の装置には例えば特開平2−
152863があり、両面プリントの行える複写機にあ
って、合紙への両面プリントの禁止、及び偶数ページ前
への合紙挿入を禁止する手段が設けられている。また、
両面コピーにおける制御に関しては、特開昭64−34
857、特開昭64−38374等がある。
【0004】また、複写機においては、画面印刷された
原稿を自動送りする装置(両面原稿自動送り装置)や用
紙の両面にプリントするために用紙の表裏を反転する装
置(表裏反転装置)を備えた装置も市販されている。
【0005】ところで、両面コピーが行える複写機にあ
っては、片面原稿から両面コピーを作成する際、通常の
コピーを実施すると表面コピーと裏面コピーが交互に実
施される。しかし、原稿によっては裏面コピーの順序で
あっても表面コピーから実施したい原稿もある。そこ
で、原稿を指定することで章分け機能が実施可能な複写
機が開発されている。
【0006】さらに、片面原稿から片面コピーを作成す
る場合や両面原稿から両面コピーを作成する場合、原稿
を指定することで当該原稿の給紙トレイを変更し、表紙
あるいは合紙の機能を実現している複写機もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、章分け機能や
合紙機能を同時に達成しようとすると、制御が極めて複
雑になるため、片面原稿に章分けを実施し、両面コピー
を作成した後に合紙を実行する必要があり、極めて使い
にくいものであった。
【0008】本発明の目的は、制御及び操作を複雑にす
ることなく、章分け機能と合紙機能を同時に行えるよう
にする画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、片面原稿から記録用紙の両面に記録
を行うことが可能な画像形成装置において、指定された
原稿を記録用紙の表面に記録し、前記原稿以降の原稿を
裏、表の順で記録を行う章分け手段と、指定された原稿
を特定の給紙トレイからの合紙用記録用紙の表面へ記録
する合紙手段とを設けるようにしている。この場合、片
面/両面コピーモード時に、前記章分け手段と合紙手段
の同時作動を選択する制御手段をさらに設けてもよい。
【0010】また、本発明の目的は、原稿自動送り装置
等に載置された原稿束から1枚ずつ読み取り位置へ供給
して記録用紙へ記録可能な画像形成装置において、指定
された原稿に対する記録を特定の給紙トレイからの合紙
用記録用紙に対して行う合紙手段と、この合紙手段を実
行するか否かを選択する制御手段とを設ける構成によっ
ても達成される。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、表紙や合紙に対応する
記録用紙は夫々特定のトレイから給紙され、通常コピー
の給紙ルートとは異なっている。また、複数の給紙トレ
イの1つが合紙用トレイとして指定され、自動用紙選択
の対象及びリミットレスの対象トレイから除外される。
これにより、章分け手段と合紙手段を同時に採用するこ
とができ、無駄な操作が不要になる。
【0012】また、複数の給紙トレイの1つが合紙用ト
レイとして特定され、かつ、この指定による合紙手段の
実行を任意に選択することができる。この結果、合紙へ
のコピーが不要な場合、その選択が行えるため、操作性
が向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0014】図1は本発明による画像形成装置の一実施
例を示す正面から見た内部構成図である。また、図2は
図1の装置に装着されたRDH(自動原稿送り装置)の
詳細構成を示す断面図である。
【0015】図1に示すように、画像形成装置は、複写
機本体100、RDH200、フィニッシャー300の
3部分から構成されている。複写機本体100は、上面
に原稿が載置されるコンタクトガラス101が設けら
れ、このコンタクトガラス101上の原稿を照明するた
めの光源としてのフラッシュランプ102が本体内部に
設置され、さらに、フラッシュランプ102に電力を供
給するために電源装置103が設けられている。
【0016】コンタクトガラス101の下方には、原稿
からの反射光を所定方向へ反射させるための第1ミラー
104が配設され、その反射光路上にはスルーレンズ1
05が配設されている。このスルーレンズ105の出射
光路上には第2ミラー106が配設され、その反射光路
上にはベルト感光体107が設置されている。ベルト感
光体107は、エンドレスのベルトの表面に感光層を形
成したもので、複数のローラを介して所定の軌道を回転
(この例では反時計方向)する。
【0017】ベルト感光体107の上端近傍には感光層
を予め帯電するための帯電器108が配設され、下端近
傍にはイレーサ109が配設されている。また、ベルト
感光体107の下部には現像器110が配設され、この
現像器110の上部のベルト近傍には転写チャージャー
111が配設されている。
【0018】さらに、ベルト感光体107に面した複写
機本体100内の側壁近傍には、夫々異なるサイズの用
紙の収納された給紙トレイ112,113,114が縦
列配置されている。転写チャージャー111に連結させ
て“J”字形の搬送路115が設けられ、その入口部に
はレジストローラ116が設けられ、さらに垂直部の給
紙トレイ112,113,114に対向する位置には給
紙コロを含む給紙機構が設けられている。
【0019】また、転写チャージャー111の上方には
転写の終了した用紙を搬送する搬送ベルト117が設け
られ、この上方には定着器118が設けられている。さ
らに、給紙トレイ114の真上の本体上面には本体トレ
イ119が設けられ、搬送ベルト117の下部には分離
チャージャー120が配設されている。定着器118と
本体トレイ119及びフィニッシャー300に連通させ
て搬送路118aが配設され、その途中には両面切換爪
121、排出切換爪122及び両面進入路123が設け
られている。
【0020】さらに、給紙トレイ114と搬送路118
aとの間には、両面トレイ124が配設され、両面進入
路123からの用紙が一時的に収納される。また、ベル
ト感光体107の上部には、除電用チャージャー125
が配設され、これに隣接させてクリーニング装置126
が配設されている。
【0021】次に、RDH200について、図2を参照
して説明する。
【0022】原稿載置台201に隣接させてバキューム
ベルト202が配設され、このベルト面に原稿束の最下
面の1枚が負圧により吸引される。バキュームベルト2
02に隣接させて原稿給紙ローラ203が配設され、バ
キュームベルト202の下部には中間搬送路204が形
成されている。中間搬送路204の端部にはターンコン
トローラ205が配設され、中間搬送路204の下部に
は原稿搬送ベルト206が設けられている。
【0023】原稿搬送ベルト206の入側には排紙切換
爪207が設けられ、この排紙切換爪207の近傍には
原稿排紙ローラ208が設けられている。また、原稿排
紙ローラ208の上部には、“U”字形の原稿排紙路2
09及びこれに連結される直線状の反転排出路212が
配設され、その中間位置にはスイッチバックローラ21
0が配設されている。また、排紙切換爪207の上部に
は反転センサ211が配設されている。
【0024】反転排出路212と原稿排紙路209の出
口部との間には正転排出路213が配設され、その上端
部には原稿排紙ローラ214が設けられている。また、
バキュームベルト202の上部には原稿仕切爪215及
び仕切爪検知センサ216が設けられている。
【0025】ここで、図2のRDH200の動作につい
て説明する。
【0026】原稿載置台201上に原稿記載面を下にし
て載置された原稿束は、最下部の用紙1枚がバキューム
ベルト202に引きつけられ、このバキュームベルト2
02の移動により原稿給紙口に送られるが、給紙に先立
ち、原稿仕切爪215は一旦原稿左上側に引き込まれ、
再度出現することにより、原稿束上にセットされる。そ
の状態で給紙された原稿は原稿給紙ローラ203によっ
て中間搬送路204に送られ、一旦停止する。停止した
原稿は、その後の再起動によりターンコントローラ20
5及び原稿搬送ベルト206によってコンタクトガラス
101上にセットされる。
【0027】連続給紙を行う場合、同時に前記給紙動作
を実行することにより、次の原稿を中間搬送路204に
セットする。コンタクトガラス101上にセットされた
原稿の排出は、原稿搬送ベルト206と原稿排紙ローラ
208とにより原稿排紙路209へ送られるが、片面原
稿と両面原稿とでは排出方法は異なる。まず、片面原稿
の場合について説明する。
【0028】片面原稿の場合、コンタクトガラス101
上の原稿は、原稿搬送ベルト206により原稿排紙路2
09に導かれ、一旦排出路に進入した原稿の後端が反転
センサ211に検知されると、スイッチバックローラ2
10が逆転し、原稿は逆走する。このとき、排紙切換爪
207が動作しているので、原稿は正転排出路213へ
導かれ、原稿排紙ローラ214によって原稿載置台20
1の原稿束の上に同じ向きで排出される。
【0029】一方、両面原稿の場合、スイッチバックロ
ーラ210の逆転はなく、そのまま反転排出路212へ
進行する。したがって、原稿載置台201に再度スタッ
クされる場合、天地が逆になる。この状態で給紙される
と、コンタクトガラス101上では裏面が露光されるこ
とになり、再度、反転排出路212を通ることで元の状
態に戻される。また、最終原稿の検知は、最終原稿の上
にセットされた原稿仕切爪215が最終原稿の給紙によ
って仕切爪検知センサ216内に落下することで行われ
る。
【0030】また、フィニッシャー300は、搬送路1
18aからの転写用紙を受け入れる用紙受入れ口30
1、転写用紙の進行方向を切り換える反転切換爪30
2、この反転切換爪302に連結される反転路303、
反転切換爪302に面して配設されるスティプル切換爪
304、このスティプル切換爪304に対し2方向に分
岐するように配設される搬送路304a,304b、こ
れらの中間に位置して配設されるスティプルトレイ30
5、搬送路304bの出口部に設けられるフィニッシュ
トレイ306、搬送路304aの下部に配設されるステ
ィプラー307、及びスティプルトレイ305に対面さ
せて配設されたリフトアップベルト308の各々を備え
て構成されている。
【0031】図3は複写機本体100の上面の前寄りに
設けられている操作部を示す平面図である。操作部40
0は、モードクリア/予熱キー401、割り込みコピー
時に操作される割り込みキー402、エンターキー40
3、複写動作の開始時に押下されるプリントキー(スタ
ートキー)404、テンキー405、クリア/ストップ
キー406(待機中はクリアキーとして機能し、複写動
作中は複写動作を中断する為のストップキーとして機能
する)、ガイダンスキー407、プログラム登録キー4
08、プログラム呼び出しキー409、及びLCD等に
よる表示部410の各々を備えて構成される。
【0032】モードクリア/予熱キー401はモードク
リアキーと予熱キーを兼ねており、このキーを押し続け
ることにより予熱キーの機能になる。モードクリアキー
は各々のモードを標準モードに戻すためのものである。
このキーの操作により、リピート枚数が1枚、濃度は自
動濃度、給紙は自動給紙、変倍率は等倍に各々設定され
るほか、その他の機能は全て解除される。予熱キーはオ
ルターネートスイッチであり、装置を予熱状態にし或い
は解除するときに操作する。予熱状態では、定着器11
8が低温制御されると共に予熱ランプが点灯し、他の表
示を消灯することで消費電力を抑制している。したがっ
て、コピー処理中は、予熱キーは無効になる。
【0033】テンキー405は複写枚数、ズーム変倍、
綴じ代等の数値指定を行うために用いられ、この操作に
際してはエンターキー403の操作を必要とする。ガイ
ダンスキー407は基本操作の説明を表示器に表示する
際に操作される。また、プログラム登録キー408は、
使用者が頻繁に使用するモードを登録することができ、
登録したモードはプログラム呼び出しキー409で呼び
出すことができる。また、プリントキー404はレディ
/ウェイト表示を兼ねており、レディ時には緑のLED
が点灯し、ウェイト時には赤のLEDが点灯する。
【0034】図4は図3に示した表示部410の表示内
容の一例を示す画面図である。
【0035】メッセージディスプレィ部501は、機械
に関する情報を表示する領域であり、例えば「コピーで
きます」、「用紙を補給して下さい」等のメッセージが
表示される。このメッセージディスプレィ部501に隣
接させてセット表示エリア502が設けられている。ま
た、左寄りの上部にはトレイ選択キー及び用紙サイズ及
び残量表示用の表示部503が設けられている(図の例
では、左から順に「上段トレイ」、「中段トレイ」、
「下段トレイ」、「大容量トレイ」が図示されてい
る)。
【0036】この表示部503に隣接させて自動用紙選
択キー504が設けられ、原稿と同じサイズの用紙が収
納されたトレイが自動選択される。表示部503の下部
には、手動により濃度を調節するための濃度調整キー5
05が設けられ、この右側には原稿の地肌に応じて自動
的に濃度を調整するための自動濃度調整キー506が設
けられている。
【0037】濃度調整キー505の左側には等倍キー5
07(等倍複写を行いたいときに押す)が設けられ、こ
のキーに隣接させて拡大キー508及び縮小キー509
が配設されている。また、等倍キー507の上部には、
ズームキー510(この操作により、例えば64〜14
2%の縮小/拡大ができる)及び用紙変倍キー511
(指定した用紙のサイズに合わせて原稿の画像を自動的
に縮小/拡大したきときに用いる)が設けられている。
さらに、縮小キー509に隣接させて選択キー512が
配設され、両面キーで片面原稿を両面に複写する場合や
両面原稿を両面に複写する場合に用いる。
【0038】選択キー512の上部には両面モードメッ
セージエリア513が設けられ、両面モードの選択時に
コピー作成状態が絵で示される。選択キー512に隣接
させて綴じ代キー514が設けられ、例えば、綴じ代が
必要なときに21mm以下であれば左右どちら側にも設
定できるようになっている。綴じ代キー514の上部に
は、綴じ代モードメッセージエリア515が設けられ、
綴じ代モードが選択されたときに表示が行われる。さら
に、綴じ代キー514及び綴じ代モードメッセージエリ
ア515に隣接させて、シフト選択キー516、1箇所
スティプル選択キー517、2箇所スティプル選択キー
518が縦方向に設けられている。
【0039】なお、この実施例の場合、図5に示すよう
に、もう1つの操作画面519を持ち、モード設定を行
うことができる。そして、後記する表紙・合紙モードの
設定は、この画面を用いてのみ可能となっている。
【0040】図6は図3に示した操作部の制御系を示す
ブロック図である。
【0041】操作制御系は、CPU601を主体に構成
され、このCPU601には、バスを介して不揮発性の
メモリであるROM602、データ等を一時的に記憶す
るRAM603、割り込み処理時の制御を行う割込コン
トローラ604、主制御部との通信を行う際に用いられ
る送信ポート605、図3に示した表示部410を制御
するLCDコントローラ606、表示のためのデータを
記憶する表示メモリ607、警告表示を行うLED61
0を接続するための出力ポート608、DMA(ダイレ
クト メモリ アクセス)処理を行って操作部400を制
御するためのDMAコントローラ609の各々が接続さ
れている。
【0042】操作者が操作部400を介して実行しよう
とする仕事に対応した処理モードを設定する。複写の開
始はプリントキー404を押下することにより行われ、
後記するような一連のコピープロセスが実行される。
【0043】次に、図1を参照して複写動作を説明す
る。
【0044】原稿載置台201に載置された原稿は、バ
キュームベルト202によって1枚のみが給紙され、中
間搬送路204を通って複写機本体100のコンタクト
ガラス101上に搬送される。ここで、フラッシュラン
プ102が駆動されることにより、原稿全面が照明され
る。このとき、電源装置103はフラッシュに先立って
電荷が与えられ、所定のタイミングで発光する。原稿か
らの反射光は、第1ミラー104、スルーレンズ10
5、第2ミラー106の各々を経由してベルト感光体1
07を露光する。
【0045】ベルト感光体107は、帯電器108によ
り電荷が一様に与えられ、露光によって静電潜像が形成
される。この動作に連動して指定のサイズの用紙が給紙
トレイ112,113,114のいずれかから給紙さ
れ、レジストローラ116で待機している。ベルト感光
体107上の静電潜像は、イレーサ109により不要部
分の電荷が除去され、ベルト感光体107の回転が進行
することで静電潜像は現像器110に対向する位置へ到
達する。現像器110はトナーを用いて現像を行い、こ
の可視像(トナー像)を転写チャージャー111側へ移
動させる。
【0046】転写位置へトナー像が到達するのにタイミ
ングを合わせ、レジストローラ116で待機していた用
紙が転写位置へ給紙され、転写チャージャー111の静
電吸引力によりベルト感光体107の表面から用紙面へ
トナー像が転写される。転写の終了した転写紙は、分離
チャージャー120によってベルト感光体107の表面
から剥離され、搬送ベルト117へ送り出され、この搬
送ベルト117によって定着器118へ送り込まれ、ト
ナー像は熱と圧力により紙面に固着(定着)する。定着
の済んだ転写紙は、搬送路118aへ送り出される。
【0047】ここで、両面モード(転写紙の両面に複写
を行う場合)が指定された場合、両面切換爪121は両
面トレイ124側に切り換わり、転写紙は両面進入路1
23から両面トレイ124へ送り込まれ、ここに一時的
に収納される。一方、片面複写モードが指定された場
合、両面切換爪121は排紙側に切り換わり、排出切換
爪122まで搬送される。排出切換爪122は転写紙を
本体トレイ119側への排出か周辺装置への排出かを切
り換える働きをする。
【0048】転写の済んだベルト感光体107は、除電
用チャージャー125によって除電され、さらに感光層
上の残留トナーがクリーニング装置126により除去さ
れ、次の露光に備えられる。なお、ベルト感光体107
は、無端の構成にされてはいるが、継ぎ目を有してい
る。このため、ベルト感光体107上の画像形成領域
は、継ぎ目の部分を避け、各サイズ毎に夫々等間隔にな
るように決められている。図7は継ぎ目で切って展開し
たベルト感光体の画像形成領域(セグメント)の配置を
示す説明図である。
【0049】図7には、一点鎖線で示すA4セグメント
が5個、点線で示すB4セグメントが4個、及び二点鎖
線で示すA3セグメントが3個示され、各々は等間隔に
なるように決められている。なお、601は同期マーク
である。
【0050】図8はベルト感光体に像を形成し、給紙ト
レイ112,113,114から給紙された転写紙に像
を形成するための制御系を示すブロック図である。
【0051】CPU801にはバス802を介して入力
ポート803及び出力ポート804が接続されている。
また、CPU801のINT端子には分周器805が接
続されている。また、出力ポート804には、感光体駆
動モータ806を駆動するモータ制御回路807、及び
パワーパック808が接続されている。モータ制御回路
807は、帯電器108、転写チャージャー111、及
びレジストローラ116の各々を駆動するために用いら
れる。
【0052】そして、入力ポート803には、分離セン
サ809、レジストセンサ810、マークセンサ81
1、両面給紙センサ812、上段給紙センサ813、中
段給紙センサ814、下段給紙センサ815、定着セン
サ816、両面分岐センサ817、排紙センサ818、
及び排出分岐センサ819の各々が接続されている。さ
らに、感光体駆動モータ806の駆動軸にはエンコーダ
820が設けられ、ベルト感光体107の継ぎ目の位置
を検出している。
【0053】画像形成時は、継ぎ目に露光が行われるの
を防止するため、画像形成に先立ってベルト感光体10
7上の画像形成領域を決める必要がある。そこで、ベル
ト感光体107の端部には、継ぎ目から一定の距離のと
ころに同期マーク(図7)が設けられ、これをマークセ
ンサ811で検出している。また、画像領域を決定する
ためには、ベルト感光体107を駆動して回動させなが
らマーク検出を行う必要がある。そのためには、出力ポ
ート804からの駆動信号をモータ制御回路807に入
力させ、これにより感光体駆動モータ806が駆動され
るようにしている。
【0054】感光体駆動モータ806には、エンコーダ
820が一体に取り付けられており、ベルト感光体10
7の移動距離に比例した数のパルス信号が出力される。
このパルス信号はモータ制御回路807に入力され、感
光体駆動モータ806を等速回転させるために使用され
ると共に分周器805にも入力され、所定の分周比で分
周された後、CPU801に入力され、その数がカウン
トされる。この値はベルト感光体107の移動量に比例
しているため、カウント値から画像形成領域が決定され
る。
【0055】次に、複写シーケンスについて説明する。
【0056】上記したセグメントの先端が所定の位置に
到達すると、シーケンス制御用のカウンタ(CPU80
1に設定されたソフトウェアカウンタ)が動作を開始す
る。このカウンタは分周器805からのパルス信号によ
ってカウントアップ動作をし、シーケンスが完了するこ
とによりクリアされる。カウンタが動作を開始し、その
カウント値がCNT1の値になると、出力ポート804
からパワーパック808に信号が出力され、帯電器10
8が動作し、ベルト感光体107を一様に帯電させる。
【0057】ついで、カウント値がCNT2になると、
出力ポート804から電源装置103へ充電開始信号が
印加され、フラッシュランプ102を点灯させるために
電源装置103内のコンデンサに電荷が蓄えられ、フラ
ッシュ信号を電源装置103に送出することによりフラ
ッシュランプ102を点灯させ、コンタクトガラス10
1上にセットされた原稿を照明し、ベルト感光体107
を露光する。このフラッシュ信号はカウント値がCNT
3の時点で出力される。
【0058】さらに、ベルト感光体107が回転し、画
像の先端がイレーサ109の位置(CNT4)に達する
と、イレーサ109の画像に対する部分が消灯し、画像
の後端がイレーサ109の位置(CNT5)に達する
と、イレーサ109は全点灯し、ベルト感光体107上
の余分な電荷が消され、原稿像の部分にのみ静電像が残
される。この静電潜像は現像器110で現像され、表面
コピーの場合は給紙トレイ112,113,114のい
ずれかから送られた用紙に対し、裏面コピーの場合は両
面トレイ124から送られた用紙に転写される。
【0059】原稿像と同期をとるため、用紙はどのトレ
イから送られるかにより、異なったタイミングで搬送を
開始する。原稿像が転写された用紙は、搬送ベルト11
7を通り、定着器118に送られ、この定着器118で
定着される。両面切換爪121は、CNT6で動作し、
両面トレイ124にスタックされる場合は両面トレイ1
24側に排出され、そうでない場合には排出側に切り換
えられる。
【0060】両面切換爪121は、CNT7で動作し、
用紙を本体トレイへ排出するか、周辺装置へ送るかを選
択する機能を有している。用紙が排出されることによ
り、シーケンス動作は終了する。
【0061】ここで、カウント値とシーケンス処理の関
係を示せば、以下のようになる。
【0062】 カウント値 シーケンス処理 CNT1 帯電オン CNT FEED 原稿給紙 CNT DPX 両面給紙 CNT2 充電開始 CNT3 フラッシュ オン CNT EXIT 原稿排紙 CNT4 イレース オフ CNT HIGH 上段給紙 CNT MID 中段給紙 CNT5 イレース オン CNT LOW 下段給紙 CNT6 両面切り換え爪オン/オフ CNT7 排紙切り換え爪オン/オフ 複写処理は、このシーケンス処理を上記したセグメント
の移動タイミングで次々に実行することにより可能であ
る。
【0063】次に、図9を参照して循環式原稿送り装置
(RDH)を用いた場合のコピー方法について説明す
る。以下においては、片面→片面コピー、片面→両面コ
ピー、両面→両面コピー、表紙・合紙モード、章分けモ
ードに分けて説明する。また、合紙コピーオフ機能につ
いても説明している。
【0064】〔片面→片面コピー〕まず、片面原稿から
片面コピーを行う場合、原稿載置台に置かれた原稿は、
1枚ずつ原稿束の下側から給紙され、原稿供給路を通っ
てコンタクトガラス101上へ送られ、露光が行われ
る。露光が完了すると、コンタクトガラス101上の原
稿は、搬送ベルト117により図の左側へ送られ、原稿
載置台201に戻される。次の原稿は、露光中の原稿が
完了しないうちに給紙され始めるため、原稿交換のため
の遅れを設けることなく、コピーが作成される。原稿載
置台201の原稿が一巡すると1部のコピーが作成され
るため、N部を作成するためには、この動作がN回繰り
返される。
【0065】〔片面→両面コピー〕次に、片面原稿から
両面コピーをとる場合、まず、最初の原稿循環で表面に
なる原稿のコピーをとり、一旦、両面トレイ124へス
タックする。表面になる原稿は、(1)(3)(5)・
・・というように奇数枚目の原稿であるので、偶数枚目
の原稿は循環するのみである。次の、循環で両面トレイ
124内の表面コピー用紙に1回目の循環でコピーしな
かった原稿のコピーをとることで、1部の両面コピーが
作成される(図9の(a))。
【0066】複数部を作成する場合には、2巡目以降の
原稿循環時、両面トレイ124からの用紙にコピーする
と同時に表面コピーを作成し、両面トレイ124にスタ
ックすることでN部を(N+1)回の原稿循環で作成す
る。図9(b)は、2部を作成する場合を示している。
【0067】〔両面→両面コピー〕次に、両面原稿から
両面コピーをとる場合について説明する。
【0068】まず、最初の原稿循環で表面となる原稿の
コピーをとり、一旦、両面トレイ124へスタックす
る。この循環で原稿は反転して排出される。次の循環で
両面トレイ124内の表面コピー用紙に原稿の裏面コピ
ーをとることで1部の両面コピーを作成する。裏面コピ
ーの原稿循環は再度反転され、最初の状態に戻される
(図9の(c)。すなわち、原稿載置台201の原稿が
2回循環すると、1部のコピーが作成される。
【0069】〔表紙・合紙モード〕表紙・合紙モード
は、表紙、合紙に対応する用紙をそれ以外のコピー用紙
とは別の用紙にコピーするモードである。すなわち、表
紙用の用紙は、上段トレイ114の用紙を使い、合紙用
用紙は中段トレイ113の用紙を使用し、それ以外は下
段トレイ112の用紙を使うというように使い分ける。
【0070】表紙モードは、原稿束の1枚目を表紙用の
用紙にコピーする表表紙モード、原稿束の最終原稿を表
紙用の用紙にコピーする裏表紙モードとがあり、どちら
も独立に設定可能である。
【0071】一方、合紙モードは、指定された原稿を合
紙用の用紙にコピーするモードである。この表紙は、両
面コピーモードであっても、コピーは片面である。表紙
・合紙用の用紙トレイとして、どのトレイを使用するか
はユーザーが選択できるようになっており、その選択に
対しては選択した旨の表示が出るようになっている。ト
レイが選択されていない場合にこのモードが選択される
と、表紙・合紙用トレイは自動的に上段トレイ114と
なり、用紙を変えることで簡単に使用することができる
ように制御されている。
【0072】トレイが表紙・合紙用トレイに設定される
と、そのトレイは通常の用紙とは違う用紙がセットされ
たものと見なされ、自動用紙選択、リミットレスの対象
トレイから外され、誤ってその用紙が給紙されないよう
にする制御が行われる。
【0073】〔章分けモード〕次に、章分けモードにつ
いて説明する。このモードは、片面/両面モードにおい
て指定した原稿を表面コピーとするモードである。通常
コピーであれば、原稿1枚目、2枚目が用紙の表裏に夫
々コピーされ、続いて3枚目、4枚目が次の用紙の表裏
にコピーされるわけであるが、章の区切り等により、4
枚目を表面にコピーした場合、このモードにより実現可
能になる。
【0074】次に、表紙・合紙モードの設定について説
明する。
【0075】図10は表紙・合紙モードを選択するため
の操作部の表示内容を示す説明図である。この画面は
「表紙/両面キー」を操作することにより現れる。表紙
モードは、選択キーによりモードを選択するのみでよい
が、合紙モードはどの原稿を合紙にするかを指定する必
要があるため、合紙モードが選択されると、画面が切り
換わり、図11に示す原稿指定入力画面になる。合紙の
指定は、テンキーにより何枚目の原稿を合紙にするかを
入力し、エンターキー403により数値入力位置が次に
進むので、同様の入力を行う。図11は5枚目と10枚
目に合紙の設定を行った例である(図12)。
【0076】本例での合紙指定可能数は10箇所である
が、更なる追加も容易である。必要な入力が終了した
後、終了キーでこの画面を閉じるとモード設定画面に戻
り、コピーが可能になる。片面/両面モードでは、この
原稿指定と同時に合紙か章分けかの選択が可能で、合紙
であれば合紙キーを押し、章にしたい場合には章キーを
押し、その後にエンターキー403を押すことで指定原
稿に対し、どちらのモードを設定するかが可能になる。
【0077】次に、片面/両面モードにおける表紙・合
紙の実現方法について説明する。
【0078】図13は12枚原稿で表表紙を付加し、6
枚目の原稿を合紙とし、2部コピーする場合の例であ
る。原稿の1巡目で表面となる(2)(4)(7)
(9)(11)の原稿を用紙トレイの用紙にコピーし、
一旦、両面トレイにスタックする。次の循環では、表表
紙となる(1)の原稿を表紙トレイの用紙にコピーし、
(3)(5)(8)(10)(12)の原稿を両面トレ
イ124へスタックされている用紙にコピーする。途中
の合紙は合紙トレイの用紙にコピーし、排出する。コピ
ーされた用紙は、排紙と両面スタックが様々に繰り返さ
れるが、用紙毎に両面切換爪121が切り換えられるよ
うに制御されている。また、排紙の用紙も表面コピーと
裏面コピーが混在するため、このまま排出すると表裏が
混在してしまうため、表面コピーは排出前に反転して排
出することで用紙の向きを揃えている。
【0079】次に、両面→両面コピーでのコピー処理中
における表紙・合紙を反転する場合について説明する。
原稿1巡目で表紙・合紙以外の原稿を選択されたトレイ
内の用紙にコピーし、両面トレイ124へスタックす
る。したがって、この時のコピーは原稿の表面コピーで
ある。この1回目の循環で表紙・合紙原稿は用紙へのコ
ピーは行われず、原稿循環のみになり、反転して排出さ
れる。この結果、1回目の循環で原稿束は、表裏の混在
したものとなる。この反転/非反転が連続して生じる場
合、反転パスよりも非反転パスの方が長いため、1サイ
クル分の間隔を設けることで実現している。
【0080】2巡目では、表紙原稿のコピーが表紙用の
用紙に行われ、合紙原稿は合紙用用紙に行われ、それ以
外の原稿は両面トレイ124にスタックされた用紙にコ
ピーする。したがって、この循環では表紙・合紙は表面
コピーとなり、他の原稿は裏面コピーとなる。この2巡
目で1部のコピーが作成されるため、複数部のコピーを
作成するためには、この動作を繰り返し実行すればよ
い。ただし、第1回目の循環では、原稿は表裏の向きが
混在したものになっているため、2回目以降の循環での
原稿の反転/非反転混在動作をする必要はない。この反
転/非反転混在原稿は、コピー処理の最終循環で再度、
表紙・合紙は正転で排出され、それ以外の原稿は反転で
排出されることで元の載置状態に戻される。上記方法に
よるコピー処理においては、用紙が排出される場合、表
紙・合紙の表面コピーと、それ以外の裏面コピーとが連
続して排出される。このため、コピー用紙を正しく排出
するためには、表面コピーを反転し、裏面コピーは反転
させずに排出する必要がある。
【0081】反転排出のフィニッシャーの場合、逆に、
表紙・合紙を反転させずに排出し、それ以外の用紙を反
転して排出する必要がある。したがって、この場合には
表紙・合紙のコピーが連続しないようにすればよい。
【0082】表紙・合紙のコピーを裏面コピー時に作成
するためには、前記のように1回目の循環で表紙・合紙
となる原稿は他の原稿に対し天地を逆にする必要がある
が、これを画像形成と同時に行うことは、生産性を向上
させるためには有効であるが、制御は複雑になる。これ
を避けるためには、画像形成動作と表紙・合紙原稿の反
転動作を別に行えばよい。そのためには、画像形成動作
に先立ってRDHのみを動作させ、表紙・合紙原稿を反
転させる処理を行う。
【0083】本実施例の複写機においては、上記2つの
方法を組み合わせ、1回目のコピー処理循環で原稿を反
転/非反転混在状態とし、それが元に戻されるのはコピ
ー処理完了後である。コピー処理完了後、反転/非反転
状態を元に戻す場合、表紙・合紙が原稿載置台201に
対し上向きで、その他の原稿は下向きであるから、表紙
・合紙原稿は反転排出され、その他の原稿は正転排出さ
れる。
【0084】章分けモードは、片面原稿から両面コピー
を行う場合、指定した原稿を表面とする機能である。こ
の場合のコピー方法は、次のようになる。
【0085】章分け指定された原稿は必ず表面であるか
ら、前の章分け指定された原稿からこの章分け指定され
た原稿の前までの原稿枚数が奇数か偶数かによってコピ
ー方法が異なる。偶数の場合、この指定原稿が表面コピ
ーであるから、指定の有無によらず通常コピーと同様の
コピー方法でよい。しかし、奇数の場合、本来は裏面と
なるところを表面とする必要がある。したがって、前の
原稿の裏面をブランクとして、この指定原稿を表面コピ
ーとする方法である。
【0086】また、表紙・合紙・章分けモードの組み合
わせによるコピーは以下の如くである。
【0087】1回目の原稿循環では、表紙、合紙の原稿
はコピーせず、かつ表紙・合紙の次の原稿を表面とし、
1枚置きにコピーする。また、章に指定された原稿のコ
ピーは実行し、かつ、その原稿を表面として用紙トレイ
の用紙にコピーする。すなわち、(2)(4)(6)
(7)(9)の原稿のコピーをし、両面トレイ124へ
スタックする。2巡目以降では、表紙は表紙用トレイの
用紙にコピーされ、合紙は合紙トレイの用紙にコピーし
て排出する。1巡目で表面コピーされた原稿は、同様に
表面コピーされ、両面トレイ124にスタックされる。
残された原稿は、両面トレイ124内にスタックされて
いる用紙に裏面コピーされる。ただし、ここで表紙・合
紙、章指定された原稿が裏面コピーになる場合、原稿を
送らずにブランク用紙として両面トレイ124の用紙を
排出する。最終循環では、前記2巡目の動作で表面コピ
ーが実行されず、原稿送りのみで、表紙・合紙コピー
と、裏面コピーを実行することで、必要枚数を完成させ
ることができる。
【0088】なお、フィニッシャーにおいては、裏面コ
ピーは反転することなく排出することでページ順に排出
できるが、このモードでは途中に表コピーが実施される
ため、そのコピー用紙には反転が必要であるが、表面コ
ピーとなる表紙・合紙の次のコピーは必ず表面コピーで
ある。したがって、原稿1枚分だけ排出間隔が空くこと
になり、それを利用して反転するため、用紙排出のタイ
ミングを遅らせる必要はない。
【0089】〔合紙コピーオフ機能〕この合紙コピーオ
フ機能は、合紙と指定された原稿のコピーを止める機能
であり、合紙としてカラー紙等を区切りとしてのみ挿入
したい場合に使用する。これは、合紙時にイレースを操
作し、ベルト感光体107上の静電潜像を除電すること
により実現する。
【0090】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0091】請求項1および2記載の画像形成装置にお
いては、片面原稿から記録用紙の両面に記録を行うこと
が可能な画像形成装置において、指定された原稿を記録
用紙の表面に記録し、前記原稿以降の原稿を裏、表の順
で記録を行う章分け手段と、指定された原稿を特定の給
紙トレイからの合紙用記録用紙の表面へ記録する合紙手
段とを設けるようにしたので、章分け手段と合紙手段を
同時に採用することができ、無駄な操作を不要にするこ
とができる。
【0092】請求項3の画像形成装置においては、原稿
自動送り装置等に載置された原稿束から1枚ずつ読み取
り位置へ供給して記録用紙へ記録可能な画像形成装置に
おいて、指定された原稿に対する記録を特定の給紙トレ
イからの合紙用記録用紙に対して行う合紙手段と、この
合紙手段を実行するか否かを選択する制御手段とを設け
るようにしたので、合紙へのコピーが不要な場合、その
選択が行えるため、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一実施例を示す内
部構成図である。
【図2】図1の装置に装着されたRDH(自動原稿送り
装置)の詳細構成を示す断面図である。
【図3】複写機本体の上面の前寄りに設けられている操
作部を示す平面図である。
【図4】図3に示した表示部の表示内容の一例を示す図
である。
【図5】操作画面の他の例を示す説明図である。
【図6】図3に示した操作部の制御系を示すブロック図
である。
【図7】継ぎ目で切って展開したベルト感光体の画像形
成領域(セグメント)の配置を示す説明図である。
【図8】ベルト感光体に像を形成し、給紙トレイから給
紙された転写紙に像を形成するための制御系を示すブロ
ック図である。
【図9】循環式原稿送り装置(RDH)を用いた場合の
コピー方法の説明図である。
【図10】表紙・合紙モードを選択するための操作部の
表示内容を示す説明図である。
【図11】本発明により合紙を行った表示内容の一例を
示す操作部の平面図である。
【図12】5枚目と10枚目に合紙の設定を行った例を
示す説明図である。
【図13】12枚原稿で表表紙を付加し、6枚目の原稿
を合紙とし、2部コピーする例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 複写機本体 101 コンタクトガラス 102 フラッシュランプ 103 電源装置 104 第1ミラー 105 スルーレンズ 106 第2ミラー 107 ベルト感光体 108 帯電器 109 イレーサ 110 現像器 111 転写チャージャー 112,113,114 給紙トレイ 115 搬送路 116 レジストローラ 118 定着器 118a 搬送路 119 本体トレイ 120 分離チャージャー 121 両面切換爪 122 排出切換爪 123 両面進入路 124 両面トレイ 200 RDH 201 原稿載置台 202 バキュームベルト 203 原稿給紙ローラ 206 原稿搬送ベルト 207 排紙切換爪 208 原稿排紙ローラ 209 原稿排紙路 210 スイッチバックローラ 212 反転排出路 213 正転排出路 214 原稿排紙ローラ 215 原稿仕切爪 300 フィニッシャー 400 操作部 403 エンターキー 404 プリントキー 410 表示部 801 CPU 803 入力ポート 804 出力ポート 806 感光体駆動モータ 807 モータ制御回路
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月2日(2001.10.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 画像出力装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、合紙を取り扱うこ
とのできる画像出力装置に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、自動用紙選択手段の制御対象となっ
ている複数の給紙トレイの中から合紙用記録用紙として
給紙すべき合紙用給紙トレイが任意に選択可能である場
合、選択された合紙用給紙トレイから合紙として使用し
ない場合にも供給される場合がある。このようなことが
発生すると、合紙であるにももかかわらず合紙として指
定していない原稿が合紙用記録用紙に記録されることが
ある。そこで、本発明の目的は、誤って合紙として指定
していない原稿が合紙用記録用紙に記録されることのな
い画像出力装置を提供することにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、原稿画像を複写した用紙の所定位置に
区切りを示すための合紙を挿入させる画像出力装置にお
いて、複写を行う用紙の給紙トレイを複数の中から自動
的に選択する自動用紙選択手段と、合紙用の給紙トレイ
を任意に指定する指定手段とを備え、前記指定手段によ
り指定された給紙トレイは、前記自動用紙選択手段の選
択対象から外すことを特徴とする。この場合、複数の原
稿毎に用紙を変更して原稿画像を複写する複写手段と、
任意に指定された原稿で用紙を変更する章分け手段と
さらに設けてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、選択さ
れた合紙用給紙トレイが自動用紙選択手段の制御対象外
となるようにしたので、誤って合紙として指定していな
い原稿が合紙用記録用紙に記録されることのない画像出
力装置を提供することができる。また、章分け手段を導
入した場合も、誤って合紙として指定していない原稿が
合紙用記録用紙に複写されることのないようにすること
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 376 G03G 21/00 382

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面原稿から記録用紙の両面に記録を行
    うことが可能な画像形成装置において、指定された原稿
    を記録用紙の表面に記録し、前記原稿以降の原稿を裏、
    表の順で記録を行う章分け手段と、指定された原稿を特
    定の給紙トレイからの合紙用記録用紙の表面へ記録する
    合紙手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 片面/両面コピーモード時に、前記章分
    け手段と合紙手段の同時作動を選択する制御手段をさら
    に備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 原稿自動送り装置等に載置された原稿束
    から1枚ずつ読み取り位置へ供給して記録用紙へ記録可
    能な画像形成装置において、指定された原稿に対する記
    録を特定の給紙トレイからの合紙用記録用紙に対して行
    う合紙手段と、この合紙手段を作動させるか否かを選択
    する制御手段とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
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