JP2002148507A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2002148507A
JP2002148507A JP2000346840A JP2000346840A JP2002148507A JP 2002148507 A JP2002148507 A JP 2002148507A JP 2000346840 A JP2000346840 A JP 2000346840A JP 2000346840 A JP2000346840 A JP 2000346840A JP 2002148507 A JP2002148507 A JP 2002148507A
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Masataka Ide
昌孝 井出
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複数の電荷蓄積型センサを有し、夜
景を背景とする人物撮影や逆光シーンを含めて、あらゆ
る撮影シーンにおいて適正な積分信号を得て正確な測距
が可能なパッシブ方式の測距装置を提供する。 【解決手段】本発明によると、複数の受光素子を備えた
複数の受光手段により被写体光を受光し、前記複数の受
光手段からの出力に基づいてデフォーカス量または被写
体までの距離を測定する測距装置において、前記複数の
受光手段は、それぞれの積分量を示すモニタ出力を発生
し、前記複数の受光手段からのモニタ出力の相互関係に
基づいて被写体状況を判別することにより、前記複数の
受光手段の積分制御パラメータを変更することを特徴と
する測距装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測距装置に係り、特
に、複数の測距エリアに関する被写体について測距する
ことができ、一眼レフレックスカメラ、コンパクトカメ
ラ等に利用可能な測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影画面内に複数の測距エリ
アを有し、測距エリア内の被写体について測距すること
ができる測距装置は公知であるが、近年、より多くの測
距エリアを有するカメラ等が望まれている。
【0003】また、従来より、複数の測距エリアに対応
して複数の受光手段を有し、各受光手段の積分量を制御
することにより、被写体像信号を得て測距を行う測距装
置も知られている。
【0004】例えば、特開平10−68870号公報に
は、複数の受光手段の中で、最も早く所定積分値に達し
た受光手段の積分時間をt1、所定積分値に達していな
い受光手段の積分時間をtとすると、t/t1が所定直
になったときに、積分を終了していない受光手段の積分
を強制的に終了させて、焦点検出時間を短縮させるよう
にした技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−68870号公報による従来技術では、夜景
を背景とする人物撮影や逆光シーンでは、低輝度の領域
に主要被写体が存在するにもかかわらず、この領域の積
分動作を打ち切ってしまうので、適切な像信号が得られ
ない。
【0006】従って、上記特開平10−68870号公
報による従来技術では、相対的に高輝度な背景にピント
が合ってしまい、主要被写体にピントが合わないという
問題がある。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、複数の電荷蓄積型センサを有し、夜景を背景とす
る人物撮影や逆光シーンを含めて、あらゆる撮影シーン
において適正な積分信号を得て正確な測距が可能なパッ
シブ方式の測距装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、 (1) 複数の受光素子を備えた複数の受光手段により
被写体光を受光し、前記複数の受光手段からの出力に基
づいてデフォーカス量または被写体までの距離を測定す
る測距装置において、前記複数の受光手段は、それぞれ
の積分量を示すモニタ出力を発生し、前記複数の受光手
段からのモニタ出力の相互関係に基づいて被写体状況を
判別することにより、前記複数の受光手段の積分制御パ
ラメータを変更することを特徴とする測距装置が提供さ
れる。
【0009】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、 (2) 前記積分制御パラメータは、積分時間と積分量
判定値であることを特徴とする(1)に記載の測距装置
が提供される。
【0010】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、 (3) 前記複数の受光手段からのモニタ出力の差が大
きいか否かを判別する判別手段を具備し、前記複数の受
光手段からのモニタ出力の差が大きい場合には、モニタ
出力の差が小さい受光手段の積分時間を通常よりも延長
するように制御することを特徴とする(1)に記載の測
距装置が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態として適用したパッシブ方式の測距装置
の主要回路構成を示すブロック図である。
【0013】図1に示すように、電荷蓄積型センサであ
る測距センサ11は、所定間隔で設けられた3本のライ
ンセンサ12A,12B,12Cと、各ラインセンサ1
2A,12B,12Cに隣接して設けられた処理回路部
13A,13B,13Cとを有している。
【0014】ここで、各ラインセンサ12A,12B,
12Cは、いわゆるフォトダイオードアレーであって、
それぞれ被写体光束を受光して光電変換するフォトダイ
オード(画素)が一定の間隔(ピッチ)で一直線に沿っ
て設けられている。
【0015】各ラインセンサ12A,12B,12Cに
おいて発生する電荷は、センサ毎に対応する処理回路部
13A,13B,13C内の蓄積部において蓄積され電
圧信号に変換される。
【0016】そして、各処理回路部13A,13B,1
3Cにて電圧信号に変換された画素信号は、順次読み出
され、画素単位の積分信号としての像信号が出力され
る。
【0017】測距装置全体のコントローラであるマイク
ロコンピュータ(以下、マイコンと記す)21は、その
内部のROM22に記憶されているプログラムに基づい
て動作を行い、測距装置全体の動作を制御する。
【0018】このマイコン21は、制御信号を測距セン
サ11に出力し、測距センサ11内の制御回路14を介
して測距センサ11の動作を制御する。
【0019】各ラインセンサ12A,12B,12Cか
らの像信号は、上記各処理回路部13A,13B,13
Cにより、出力回路15A,15B,15Cを介して出
力され、マイコン21に内蔵されるA/D変換回路25
に入力される。
【0020】そして、各ラインセンサ12A,12B,
12Cからの像信号は、このA/D変換回路25により
ディジタル信号の画素データに変換されて、逐次、マイ
コン21内部のRAM23内の所定アドレスに格納され
る。
【0021】マイコン21は、RAM23から必要な領
域の画素データを読み出して、測距演算に使用する。
【0022】次に、測距センサ11の2種類の積分制御
方法について説明する。
【0023】各ラインセンサ12A,12B,12C
は、マイコン21の指示により制御回路14を介して積
分制御回路18より積分開始信号が入力されることによ
って積分動作を開始する。
【0024】各処理回路部13A,13B,13Cに
は、各ラインセンサ12A,12B,12Cの電荷蓄積
量を出力するためのモニタ回路16A,16B,16C
が、それぞれ内蔵されている。
【0025】各モニタ回路16A,16B,16Cは、
各ラインセンサ12A,12B,12Cが受光する被写
体像信号のうちのピーク信号をそれぞれ発生し、積分制
御回路18に出力する。
【0026】積分制御回路18には、判定電圧発生回路
44で発生する判定電圧Vthが入力される。
【0027】この積分制御回路18は、図18に示すよ
うに、判定電圧発生回路44からの判定電圧Vthと各
モニタ回路16A,16B,16Cからの出力電圧であ
るモニタ出力A,B,Cとを比較する比較器41,4
2,43を内蔵している。
【0028】そして、積分制御回路18は、モニタ出力
A,B,Cが判定電圧Vthを越えることを検出したと
きに、処理回路部13A,13B,13Cに積分終了信
号ENDa,ENDb,ENDcを出力してラインセン
サ12A,12B,12Cの電荷蓄積(積分)を終了さ
せる。
【0029】このように積分制御回路18による積分終
了処理をハード積分制御モードと呼ぶものとする。
【0030】一方、各モニタ回路16A,16B,16
Cのモニタ出力は、それぞれモニタ出力回路17A,1
7B,17Cを介して、マイコン21に内蔵されるA/
D変換回路25に入力される。
【0031】マイコン21は、各ラインセンサ12A,
12B,12C毎のモニタ信号をA/D変換回路25に
よりA/D変換を行い、このA/D変換値を参照してモ
ニタ出力が所定の値になったら、積分終了信号ENDM
を測距センサ11に入力して対応するラインセンサの積
分動作を終了させる。
【0032】なお、像信号出力回路15A,15B,1
5Cおよびモニタ出力回路17A,17B,17Aの出
力は、スイッチ回路19に入力され、マイコン21から
制御回路14への制御信号によって選択されて像信号/
モニタ出力信号端子より出力され、マイコン21に内蔵
されるA/D変換回路25に入力される。
【0033】また、マイコン21からの積分終了信号E
NDMおよび積分制御回路18の積分終了信号END
a,ENDb,ENDcはスイッチ回路20に入力さ
れ、マイコン21から制御回路14への制御信号に応じ
て選択され、処理回路13A,13B,13Cおよび制
御回路14に入力される。
【0034】このように、測距センサ11の端子数を削
減して、コスト、実装面積等の削減を計っている。
【0035】以上のようなマイコン21による積分終了
処理をソフト積分制御モードと呼ぶものとする。
【0036】以上のように、本発明による測距装置で
は、積分制御モードを2種類有しており、状況の応じて
使い分けることができるようにしている。
【0037】図2の(a),(b)は、この測距センサ
11を一眼レフレックスカメラのTTLパッシブ方式に
適用した場合のカメラおよび測距光学系の構成を示す図
である。
【0038】図2の(a),(b)に示すように、被写
体からの光束は、撮影レンズ71を通過し、メインミラ
ー72に入射される。
【0039】上記メインミラー72はハーフミラーにな
っており、入射光束の一部がファインダ光学系74に向
けて反射される。
【0040】一方、入射光束の残りは、メインミラー7
2を透過し、サブミラー73で反射された後、測距ユニ
ット78に導かれる。
【0041】ファインダ光学系74は、スクリーン7
5、ぺンタプリズム76、接眼レンズ77を通して撮影
像が撮影者によって観察されるのを許容する。
【0042】フィルム露光時には、メインミラー72と
サブミラー73とは、図中の点線の位置に退避する。
【0043】そして、撮影レンズ71を通過した被写体
光束は不図示のシャッタの開口中にフィルム79あるい
は撮像素子に露光される。
【0044】次に、上記一眼レフレックスカメラにおい
て、測距ユニット78内の測距光学系について説明す
る。
【0045】被写体からの光束が撮影レンズ71の所定
の領域71a,71bを通過して、被写体像が形成され
る予定焦点面に視野マスク51が配置されている。
【0046】この視野マスク51には、測距領域を規制
する開口51A,51B,51Cが形成されており、縦
長の長方形の開口51A,51B,51Cが、水平方向
に沿って一定の間隔で3個形成されている。
【0047】なお、予定焦点面とは、いわゆる銀塩フィ
ルムカメラの場合にはフィルム面と等価な面であり、電
子スチルカメラの場合には撮像素子の受光面と等価な面
である。
【0048】視野マスク51の各開口51A,51B,
51Cの後方には、コンデンサレンズ52が配置されて
いる。
【0049】各開口51A,51B,51Cを透過した
被写体光束は、コンデンサレンズ52により集光された
後、一対のセパレータレンズ53,54によって二分割
される。
【0050】この二分割された各像は、それぞれ、二次
結像面に配置された各ラインセンサ12A,12B,1
2Cの異なる領域に投影される。
【0051】ここで、二次結像面は、予定結像面の像が
形成される面であって、撮影レンズ71による被写体の
像は、この二次結像面に形成される。
【0052】なお、測距ユニット78内のミラーは、コ
ンデンサレンズ52と、一対のセパレータレンズ53,
54との間に配置されるが、図2の(a)では省略され
ている。
【0053】図3は、上記一眼レフレックスカメラの撮
影画面100内の測距エリア112A,112B,11
2Cを示している。
【0054】図5は、上記測距装置におけるマイコン2
1による測距動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0055】図6は、上記測距装置におけるマイコン2
1による測距動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【0056】ソフト積分制御によるラインセンサ毎のモ
ニタ出力より、ラインセンサ間の輝度差を判別し、この
判別により、ラインセンサ間の輝度差が大きい場合に
は、図4に示すような被写体が夜景を背景とする人物や
逆光シーンである可能性が高いと推定される。
【0057】このような場合には、低輝度部分(112
C)が主要被写体であるので、判定値を大きくしたり、
積分時間を長くして、より積分量を大きくするように制
御を行う。
【0058】まず、ステップS301において、マイコ
ン21は、制御回路14との通信によって、測距センサ
11をハード積分制御モードに設定する。
【0059】次に、ステップS302では、マイコン2
1は、制御回路14に対して積分開始信号を入力し、各
ラインセンサ12A,12B,12Cによる積分動作を
開始させる(図6の(a)参照)。
【0060】また、マイコン21は、上記積分動作の開
始と同時に内部のタイマーカウンタ24をスタートさ
せ、時間計測を行わせる。
【0061】ここで、タイマーカウンタ24は、各ライ
ンセンサ12A,12B,12Cの積分時間を測定する
他に、積分制御モードの切り換えを行うために利用す
る。
【0062】次に、ステップS303では、マイコン2
1は、ハード積分制御モードとして、ラインセンサ12
A,12B,12Cの積分動作を、積分制御回路18に
よってモニタ出力が所定の判定値を越えることが検出さ
れると終了させるように制御する(図6の(c),
(d)参照)。
【0063】次に、ステップS304では、マイコン2
1は、全ラインセンサについて積分動作が終了したか否
かを積分終了信号によって判別し、終了している場合に
はステップS315に移行し、まだ積分終了していない
ラインセンサがある場合にはステップS305に戻る。
【0064】次に、ステップS305では、マイコン2
1は、積分開始から所定時間が経過したか否かをチェッ
クし、所定時間内の場合には、ステップS303に戻っ
て積分終了していないラインセンサについての繰り返し
ハード積分制御を行い、所定時間が経過している場合に
はステップS306に進む。
【0065】次に、ステップS306では、マイコン2
1は、制御回路14に制御信号を入力してソフト積分制
御モードに設定させる。
【0066】次に、ステップS307では、マイコン2
1は、まだ積分動作を継続中のラインセンサのモニタ出
力をチェックする。
【0067】既に、積分終了しているラインセンサのモ
ニタについては、モニタ回路16A,16B,16Cに
積分終了時のモニタ値が保持されているので、マイコン
21は、そのモニタ値を読み出す(図6の(b)、モニ
タ出力A,B,C参照)。
【0068】次に、ステップS308では、マイコン2
1は、複数のラインセンサ間のモニタ値をそれぞれ比較
することにより、モニタ出力差を算出する。
【0069】この場合、マイコン21は、ラインセンサ
毎の積分時間の違いを補正して、同一積分時間相当での
モニタ値を比較し、最大値(MAX)と最小値(MI
N)との差を算出して所定値と比較する。
【0070】例えば、MINであるモニタ出力AとMA
Xであるモニタ出力Bの比較は、VMAとVMB・TA
/TBを比較する。
【0071】ここで、積分時間TAのモニタ出力AがV
MAであり、積分時間TBのモニタ出力BがVMB(測
定はTA)である。
【0072】次に、ステップS309では、マイコン2
1は、複数のラインセンサ間のモニタ出力差が所定値以
上である場合には、被写体が夜景を背景とする人物や逆
光シーンであると判定する。
【0073】そして、マイコン21は、低輝度側の測距
エリアのラインセンサ(ラインセンサ12A)に、主要
被写体の像が形成されていると判断して、以下に示す積
分量を増加させるような処理を行う。
【0074】次に、ステップS310では、マイコン2
1は、輝度差が大きい場合には、積分終了判定値を大き
くする(判定値1→判定値2)。
【0075】また、マイコン21は、積分リミット時間
1をより長い積分リミット時間2に変更する。
【0076】次に、ステップS311では、マイコン2
1は、選択されたラインセンサのモニタ出力(A)を読
み込む。
【0077】次に、ステップS312では、マイコン2
1は、読み込まれたモニタ出力(A)を判定値2と比較
し、それが判定値2を越えている場合には、ステップS
314に移行し、判定値2を越えていない場合には、ス
テップS313に進む。
【0078】次に、ステップS313では、マイコン2
1は、現在の積分時間と新たに設定されたより長い積分
リミット時間2とを比較する。
【0079】そして、マイコン21は、現在の積分時間
が積分リミット時間2を越えていた場合にはステップS
314に進む。
【0080】ここで、積分リミット時間2は、最も早く
積分終了したラインセンサの積分時間Tintaに対し
て、4倍乃至32倍程度に延長すると効果的である。
【0081】これは、一般的に、夜景を背景とする人物
被写体や逆光での人物被写体において、背景と人物の輝
度差が4倍乃至32倍程度発生することに基づいてい
る。
【0082】次に、ステップS314では、マイコン2
1は、ラインセンサの積分を終了する(図6の(e):
ENDM参照) 次に、ステップS315では、マイコン21は、測距セ
ンサ11内の制御回路14に対して制御信号を入力し、
選択したラインセンサ12A,12B,12Cの各フォ
トダイオードの蓄積電荷を像信号としてA/D変換して
読み出す(図6の(f),(g)参照)。
【0083】次に、ステップS316では、マイコン2
1は、RAM23に格納された各ラインセンサ12A,
12B,12Cからの一対の像信号に基づいて、各ライ
ンセンサ12A,12B,12C毎に一対の像間隔を求
め、デフォーカス量を算出する。
【0084】次に、ステップS317では、マイコン2
1は、ラインセンサ毎に求められたデフォーカス量につ
いて、所定のアルゴリズムを用いて処理を行い、例え
ば、最至近のデフォーカス量を選択してフォーカシング
を行わせる。
【0085】このようにして、夜景を背景とする人物や
逆光シーンにに対しては、近距離に位置する主要被写体
の測距値が選択されるピントを合わせることができる。
【0086】以上のように、第1の実施の形態によれ
ば、複数の測距エリアに対応する複数のラインセンサの
モニタ出力を相互に比較して差が大きい場合には、モニ
タ出力MINのラインセンサについて積分量を増加させ
る。
【0087】その結果、図19に示すように、像信号が
改善され、適切な測距動作を行うことができる。
【0088】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態として外光パッシブ方式の測距装置に適用
する場合について説明する。
【0089】図7は、測距センサ111とマイコン12
1を含むカメラに適用する外光パッシブ方式の測距装置
の構成を示すブロック図である。
【0090】すなわち、図7に示すように、測距センサ
111には9対のラインセンサ112A〜112Iが配
置されている。
【0091】これらの各ラインセンサ112A〜112
Iには、それぞれ、処理回路部113A〜113Iが設
けられ、モニタ出力を発生する。
【0092】制御回路114はマイコン121からの制
御信号によって、測距センサ111内の各部の動作を制
御する。
【0093】積分制御回路118は、ラインセンサ11
2A〜112Iのモニタ出力がスイッチ回路119を介
して入力され、これらのラインセンサに対してハード積
分制御を行う。
【0094】また、ラインセンサ112A〜112Iの
モニタ出力は、モニタ出力回路115A〜115I、ス
イッチ回路119を介して、マイコン121内のA/D
変換回路125に入力され、マイコン121によりソフ
ト積分制御が行われる。
【0095】積分制御回路118内には、メモリ13
1、タイマー132が内蔵され、ハード積分制御時の各
ラインセンサの積分時間の測定と記録が実行される。
【0096】マイコン121は、以下のように各ブロッ
クを制御して、カメラ全体の動作を制御する。
【0097】フォーカス部141は、上記測距結果に基
づいて撮影レンズ63を光軸方向に駆動してピント合わ
せを行う。
【0098】モード設定スイッチ142は、撮影者の操
作により、撮影モード、AFモード等のカメラの動作モ
ードが設定される。
【0099】測光部145は、被写体輝度を測定してマ
イコン121に出力する。
【0100】シャッター部143は、測光部145の出
力する測光値とフィルム感度の条件に応じてシャッター
を制御し露出を行う。
【0101】フィルム給送部144は、フィルムのオー
トロード、撮影後の1コマ巻き上げ、巻き戻しの制御を
行う。
【0102】1RSW146、2RSW147は、それ
ぞれ、カメラのレリーズボタンに連動するスイッチで、
レリーズ1段目で1RSW146がオンして測光、測距
動作を行い、レリーズ2段目で2RSW147がオンし
てピント合わせ、露出、フィルム巻き上げが行われる。
【0103】図8に示すように、測距センサ111内の
ラインセンサ112A〜112Iの前方に、測距光学系
である一対の結像レンズ61,62が配置されている。
【0104】各結像レンズ61,62に入射した被写体
光束は、それぞれ結像レンズ61,62によってほぼラ
インセンサ112A〜112I上に結像される。
【0105】このように撮影レンズ63とは、別の光路
にて測距を行うのが、この第2の実施の形態で適用され
る外光パッシブ方式の測距装置である。
【0106】この場合、マイコン121は、ラインセン
サ112A〜112Iの各フォトダイオードが積分した
電荷を像信号として読み出し、その像信号に基づいて一
対のラインセンサ上の像間隔を求め、さらに結像レンズ
61,62の基線長と焦点距離に基づいて三角測量の原
理によって被写体距離を求める。
【0107】すなわち、マイコン121は、ラインセン
サ毎に求められた被写体距離を所定のアルゴリズムによ
り処理して、例えば、最至近を示す被写体距離を選択し
てカメラのフォーカシングを行わせる。
【0108】図9は、上記外光パッシブ方式の測距装置
を搭載したコンパクトカメラの撮影画面100内の測距
エリア122A〜122Iを示している。
【0109】図10は、この第2の実施の形態が適用さ
れるカメラ全体の動作を説明するためのフローチャート
である。
【0110】パワースイッチのオンまたは電池の挿入に
より、カメラ動作が開始される。
【0111】まず、ステップS501では、マイコン1
21は、1RSWI46のオンを判別し、オンの場合に
はステップS502へ進み、オフの場合にはステップS
503に進む。
【0112】次に、ステップS502では、マイコン1
21は、測光部145による測光動作を行わせる。
【0113】次に、ステップS503では、マイコン1
21は、モード設定スイッチ142等のスイッチ操作の
有無をチェックする。
【0114】次に、ステップS504では、マイコン1
21は、モード設定スイッチ142等のいずれかのスイ
ッチ操作がなされた場合には操作に応じた動作を行う。
【0115】次に、ステップS505では、マイコン1
21は、測距センサ111による測距動作を行わせる。
【0116】次に、ステップS506では、マイコン1
21は、2RSW147がオンされたか否かをチェック
し、オンの場合にはステップS506に進み、オフの場
合にはステップS510に移行して1RSW146のオ
ン中は2RSW147のオンを待つ。
【0117】次に、ステップS507では、マイコン1
21は、フォーカス部141により測距値に基づいて、
撮影レンズ63を駆動してピント合わせを行わせる。
【0118】次に、ステップS508では、マイコン1
21は、測光値に基づいてシャッター部143を制御し
て露出を行う。
【0119】次に、ステップS509では、マイコン1
21は、フィルム給送部14により、フィルムを1コマ
巻き上げを行わせた後、ステップS501に戻り、繰り
返し動作を行う。
【0120】次に、測距センサ111の積分動作につい
て説明する。
【0121】全測距エリアについてソフト積分制御を行
う。
【0122】以下では、図11に示す測距動作のフロー
チャート及び図12に示す測距動作のタイミングチャー
トに基づいて説明する。
【0123】まず、ステップS701では、マイコン1
21は、制御回路15に対して積分開始信号を入力し、
各ラインセンサ122A〜122Iは同時に積分動作を
開始する(図12の(a)参照)。
【0124】また、マイコン121は、積分開始と同時
に内部のタイマーカウンタ24をスタートさせ、積分時
間計測を開始する。
【0125】すなわち、マイコン121は、タイマーカ
ウンタ24のカウント値に基づいて、各ラインセンサの
積分時間を測定する。
【0126】次に、ステップS702では、マイコン1
21は、積分動作中の各ラインセンサのモニタ出力を読
み込む(図12の(b)モニタ出力A−I参照)。
【0127】次に、ステップS703では、マイコン1
21は、読み込まれた全ラインセンサのモニタ出力値を
比較する。
【0128】ここで、マイコン21は、各ラインセンサ
のモニタ出力の読み込み時間の差によるモニタ出力の変
化分を補正することにより、同時刻相当のモニタ出力を
比較するようにしている。
【0129】そして、マイコン121は、全ラインセン
サのモニタ出力のうちのMAXとMINを抽出する。
【0130】次に、ステップS704では、マイコン1
21は、さらに、全ラインセンサのモニタ出力のうちの
MAXとMINとの差を算出して所定値と比較する。
【0131】例えば、図12に示す全ラインセンサ中の
MAXであるモニタ出力MAXと、であるモニタ出力M
INとの差を所定値VMthと比較する。
【0132】次に、ステップS705では、マイコン1
21は、モニタ出力のMAXとMINとの差が所定値V
Mth以上の場合、被写体が夜景を背景とする人物であ
る撮影シーンや逆光シーン(図14参照)であると判定
してフラグをセットする。
【0133】そして、マイコン121は、低輝度側の測
距エリアのラインセンサ(ラインセンサ112A)に、
主要被写体の像が形成されていると判断して、以下に示
すように低輝度側のラインセンサの積分量を増加させる
ように積分パラメータを変更して処理を行う。
【0134】なお、図12は、モニタ出力のMAXとM
INとの差が所定値VMth以上の場合を示している。
【0135】次に、ステップS706では、マイコン1
21は、積分終了判定値を大きくする)(判定値Vth
1→判定値Vth2)。
【0136】また、マイコン121は、積分リミット時
間TL1をより長い積分リミット時間TL2に変更す
る。
【0137】一方、マイコン121は、モニタ出力のM
AXとMINとの差が所定値VMthより小さい場合に
は、ステップS722の処理に進む。
【0138】次に、ステップS707では、マイコン1
21は、選択されたラインセンサのモニタ出力を読み込
む。
【0139】ここでは、マイコン121は、ラインセン
サを順に指定して、そのモニタ出力を選択的にA/D変
換器125によりA/D変換を行わせる。
【0140】この場合、積分終了したラインセンサにつ
いては、モニタ出力を読み込む必要はないので、マイコ
ン121は、積分中のラインセンサのみを選択する。
【0141】次に、ステップS708では、マイコン1
21は、低輝度測距エリアに対応するモニタ出力がMI
Nのラインセンサの場合にはステップS709に進み、
そうでない場合にはステップS711に移行する。
【0142】次に、ステップS709では、マイコン1
21は、モニタ出力値VMを判定値Vth1と比較し、
モニタ出力値VMが判定値Vth1を越えている場合に
は、ステップS713に移行する。
【0143】一方、ステップS710では、マイコン1
21は、モニタ出力値VMが判定値Vth1を越えてい
ない場合には、現在の積分時間Tと新たに設定されたよ
り長い積分リミット時間TL1とを比較し、TがTL1
を越えた場合にはステップS713に進み、TがTL1
を越えていない場合にはステップS707に戻る。
【0144】次に、ステップS711では、マイコン1
21は、モニタ出力値VMを判定値Vth2と比較し、
モニタ出力値VMが判定値Vth2を越えている場合に
は、ステップS713に移行する。
【0145】次に、ステップS712では、マイコン1
21は、モニタ出力値VMが判定値Vth2を越えてい
ない場合には、現在の積分時間Tと積分リミット時間T
L2とを比較し、TがTL2を越えていた場合にはステ
ップS713に進み、TがTL2を越えていない場合に
はステップS707に戻る。
【0146】次に、ステップS713では、マイコン1
21は、現在選択されている積分中のラインセンサの積
分を終了する。
【0147】次に、ステップS714では、マイコン1
21は、全てのラインセンサの積分が終了したか否か判
別し、終了している場合にはステップS715に進み、
積分中のラインセンサが存在する場合にはステップS7
07に戻って同様の動作を繰り返す。
【0148】次に、ステップS715では、マイコン1
21は、測距センサ111内の制御回路14に対して制
御信号を入力し、全ラインセンサのうちでモニタ出力M
INのラインセンサについてのみの像信号をA/D変換
して読み出す。
【0149】次に、ステップS716では、マイコン1
21は、内部のRAMに格納されたモニタ出力MINの
ラインセンサの像信号に基づいて測距値を算出する。
【0150】次に、ステップS717では、マイコン1
21は、上記ラインセンサより求められた測距値が、所
定の判定距離値よりも近距離側か否かを判別する。
【0151】次に、ステップS718では、マイコン1
21は、上記ラインセンサより求められた測距値が、近
距離側の場合には、上記ラインセンサより求められた測
距値を採用して最終測距値とする。
【0152】次に、ステップS719では、マイコン1
21は、上記ラインセンサより求められた測距値が、遠
距離側の場合には、上記以外の全てのラインセンサより
順に像信号を読み出す。
【0153】次に、ステップS720では、マイコン1
21は、ラインセンサ毎の一対の像信号に基づいて測距
値を演算する。
【0154】次に、ステップS721では、マイコン1
21は、求められた複数の測距値に対し所定のアルゴリ
ズムを用いて処理を行い、例えば、最至近距離を選択し
て最終測距値を決定する。
【0155】なお、上記ステップS704で、モニタN
AXとMINとの差がVMthより小さい場合には、マ
イコン121は、ステップS722に進む。
【0156】次に、ステップS722では、マイコン1
21は、選択されたラインセンサのモニタ出力を読み込
む。
【0157】ここでは、マイコン121は、ラインセン
サを順に指定して、そのモニタ出力を選択的にA/D変
換器125によりA/D変換を行わせる。
【0158】この場合、積分終了したラインセンサにつ
いては、そのモニタ出力を読み込む必要はないので、マ
イコン121は、積分中のラインセンサのみを選択す
る。
【0159】次に、ステップS723では、マイコン1
21は、モニタ出力値VMを判定値Vth1と比較し、
VMがVth1を越えている場合には、ステップS72
5に移行し、越えていない場合にはステップS724に
進む。
【0160】次に、ステップS724では、マイコン1
21は、モニタ出力値VMが判定値Vth1を越えてい
ない場合には、現在の積分時間Tと新たに設定されたよ
り長い積分リミット時間TL1とを比較し、TがTL1
を越えていた場合には、ステップS727に進み、Tが
TL1を越えていない場合には、ステップS722に戻
る。
【0161】次に、ステップS725では、マイコン1
21は、現在選択されている積分中のラインセンサの積
分を終了する。
【0162】次に、ステップS726では、マイコン1
21は、全てのラインセンサの積分が終了したか否か判
別し、終了している場合にはステップS727に進み、
積分中のラインセンサが存在する場合にはステップS7
22に戻って同様の動作を繰り返す。
【0163】次に、ステップS727では、マイコン1
21は、全てのラインセンサより順に像信号を読み出
す。
【0164】次に、ステップS728では、マイコン1
21は、ラインセンサ毎の一対の像信号に基づいて測距
値を演算する。
【0165】次に、ステップS729では、マイコン1
21は、求められた複数の測距値に対し、所定のアルゴ
リズムを用いて処理を行い、例えば、最至近距離を選択
して最終測距値を決定する。
【0166】以上のように、第2の実施の形態によれ
ば、各測距エリアの積分中の積分モニタ出力によって、
被写体が夜景を背景とする人物や逆光シーンを判別し
て、主要被写体の存在する測距エリアについて測距を行
うので、主要被写体を確実に測距してピントを合わせる
ことができる。
【0167】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について説明するが、構成的には、一部を除いて、
上述した第2の実施の形態と同様であるのでその説明を
省略し、以下では、構成及び動作の異なる部分のみを説
明する。
【0168】この第3の実施の形態では、第2の実施の
形態(図7乃至図12)と異なる点として被写体に照射
して測距センサ111の積分動作を行わせるための補助
光を使用するようにしている。
【0169】測距センサ111は、定常光除去機能を有
しており、定常光成分を除去して積分動作を行うことが
できる。
【0170】測距センサ111は、定常光除去機能をオ
ン、オフすることが可能であり、外部からの制御信号に
応じて通常の積分動作と切り換えを行うこともできる。
【0171】定常光除去機能は、処理回路内に各画素毎
に設けられた定常光除去回路によって行われる。
【0172】図17は、各ラインセンサの1画素300
の構成を示すブロック図である。
【0173】フォトダイオード200の出力は画素増幅
器201に入力される。
【0174】画素増幅器201と積分コンデンサ20
2、スイッチ203は積分回路を構成し、積分制御回路
118からの積分開始信号によってスイッチ203をオ
ン→オフとして、フォトダイオード200で発生する電
荷を積分コンデンサ202に充電する。
【0175】フォトダイオード200からの出力は、ス
イッチ204を介して定常光除去回路205にも入力さ
れており、積分制御回路118の制御によりスイッチ2
04をオンオフして定常光除去動作を行う。
【0176】また、定常光除去機能を非動作とすること
もできる。
【0177】画素増幅器201からの出力は、スイッチ
206を介して、ホールドコンデンサ207、バッファ
208に入力される。
【0178】上記部分はサンプルホールド回路を構成し
ている。
【0179】積分制御回路118等からの積分終了信号
に応じて、スイッチ206をオン→オフとして、その時
点での画素増幅器201からの出力をホールドする。
【0180】バッファ208からの出力は、像信号とし
て出力され、且つ、他の画素のモニタ出力とともに、ピ
ーク検出回路(モニタ回路)209入力され、ラインセ
ンサ内の画素に対してピーク(積分量MAX)が検出さ
れ、モニタ出力とされる。
【0181】図13に示す測距フローチャート、図15
及び図16に示すタイミングチャートに基づいて説明す
る。
【0182】まず、ステップS801では、マイコン1
21は、制御回路114に対して積分開始信号を入力
し、各ラインセンサ112A〜112Iは同時に積分動
作を開始する(図15の(a)参照)。
【0183】また、マイコン121は、積分開始と同時
に内部のタイマーカウンタをスタートさせ、積分時間計
測を開始する。
【0184】そして、マイコン121は、内部のタイマ
ーカウンタのカウント値に基づいて、各ラインセンサの
積分時間を測定する。
【0185】次に、ステップS802では、マイコン1
21は、積分動作中の各ラインセンサのモニタ出力を読
み込む(図14の(b)モニタ出力A〜I参照)。
【0186】次に、ステップS803では、マイコン1
21は、読み込まれた複数のラインセンサ間のモニタ出
力値を比較する。
【0187】ここで、各ラインセンサのモニタ出力の読
み込み時間の差は補正され、同時刻相当のモニタ出力を
比較するものとする。
【0188】そして、マイコン121は、全ラインセン
サのモニタ出力のMAXとMINとを抽出する。
【0189】次に、ステップS804では、マイコン1
21は、さらに、モニタ出力MAXとMINとの差を算
出して所定値VMthと比較する。
【0190】次に、ステップS805では、マイコン1
21は、モニタ出力MAXとMINの差が所定値VMt
h以上である場合には、全ラインセンサの積分を一度停
止する。
【0191】以上がプリ積分動作である。
【0192】そして、このときには、マイコン121
は、被写体が夜景を背景とする人物である撮影シーンや
逆光シーン(図16参照)であると判定する。
【0193】また、このときには、マイコン121は、
夜景・逆光シーンフラグをセットする。
【0194】そして、マイコン121は、低輝度側の測
距エリアのラインセンサに、主要被写体の像が形成され
ていると判断して、以下に示すように補助光を被写体に
照射して積分動作を行う。
【0195】以上が本積分動作である。
【0196】一方、モニタ出力MAXとMINの差が所
定値VMthより小さい場合には、マイコン121は、
ステップS840に進む。
【0197】次に、ステップS806では、マイコン1
21は、全ラインセンサの上記モニタ出力値の平均値を
求めて所定の判定値VMdと比較する。
【0198】そして、モニタ出力値の平均値が判定値V
Md以下である場合には、マイコン121は、撮影シー
ン全体が低輝度あって、且つ、測距エリア間の輝度差が
大きい夜景を背景とする人物撮影シーンと判別してステ
ップS808に進む。
【0199】一方、低輝度ではない場合には、マイコン
121は、逆光シーンであると判別してステップS83
0に移行する。
【0200】次に、ステップS807では、マイコン1
21は、これ以降では補助光を使用する積分を行わせる
ために、補助光をオンさせて被写体に補助光を照射する
(図17の(a)参照)。
【0201】次に、ステップS808では、マイコン1
21は、全ラインセンサの積分動作を開始させる。
【0202】次に、ステップS809では、マイコン1
21は、選択されたラインセンサのモニタ出力を読み込
む。
【0203】ここでは、マイコン121は、ラインセン
サを順に指定してそのモニタ出力を選択的にA/D変換
器125によりA/D変換させる。
【0204】この場合、積分終了したラインセンサにつ
いてはモニタ出力を読み込む必要はないので、マイコン
121は、積分中のラインセンサのみを選択する。
【0205】次に、ステップS810では、マイコン1
21は、モニタ出力VMを判定値Vth1と比較し、モ
ニタ出力VMが判定値Vth1を越えている場合には、
ステップS812に移行する。
【0206】次に、ステップS811では、マイコン1
21は、モニタ出力VMが判定値Vth1を越えていな
い場合には、現在の積分時間Tと積分リミット時間TL
1とを比較する。
【0207】そして、マイコン121は、モニタ出力V
Mが積分リミット時間TL1を越えていた場合にはステ
ップS812に進み、越えていない場合にはステップS
809に戻り同様の動作を繰り返し行わせる。
【0208】次に、ステップS812では、マイコン1
21は、現在選択されている積分中のラインセンサの積
分を終了させる。
【0209】次に、ステップS812では、マイコン1
21は、全てのラインセンサの積分が終了したか否か判
別し、終了している場合にはステップS814に移行
し、積分中のラインセンサが存在する場合にはステップ
S809に戻って同様の動作を繰り返す。
【0210】次に、ステップS814では、マイコン1
21は、補助光をオフさせる。
【0211】次に、ステップS815では、マイコン1
21は、夜景・逆光シーンであるか否かをフラグを参照
して判別し、夜景・逆光シーンである場合にはステップ
S816に進み、そうでない場合にはステップS823
に移行する。
【0212】次に、ステップS816では、マイコン1
21は、夜景・逆光シーンである場合には、主要被写体
に存在確率が高いモニタ出力MINのラインセンサより
像信号を読み出す。
【0213】次に、ステップS817では、マイコン1
21は、読み出されたの像信号に基づいて測距値を算出
する。
【0214】次に、ステップS818では、マイコン1
21は、上記ラインセンサより求められた測距値が、所
定の判定距離値よりも近距離側か否か判別する。
【0215】一方、ステップS819では、マイコン1
21は、近距離側の場合には上記測距値を採用して最終
測距値とする。
【0216】次に、ステップS820では、マイコン1
21は、得られた測距値が遠距離側の場合には、上記以
外の他の全てのラインセンサより順に像信号を読み出
す。
【0217】次に、ステップS821では、マイコン1
21は、ラインセンサ毎の一対の像信号に基づいて測距
値を演算する。
【0218】次に、ステップS822では、マイコン1
21は、求められた複数の測距値に対し所定のアルゴリ
ズムを用いて処理を行い、例えば、最至近距離を選択し
て最終測距値を決定する。
【0219】次に、ステップS823では、マイコン1
21は、ステップS815において夜景・逆光シーンで
はないと判定した場合には、全てのラインセンサより順
に像信号を読み出してステップS821に進む。
【0220】一方、ステップS806において逆光シー
ンであると判定した場合には、マイコン121は、被写
体に補助光を照射しながら、定常光成分を除去した積分
動作を行う。
【0221】つまり、マイコン121は、補助光の照射
による被写体からの反射光成分による像信号を求める
(図16の(b)参照)。
【0222】次に、ステップS830では、マイコン1
21は、測距センサ111を定常光除去モードに設定す
る。
【0223】次に、ステップS831では、マイコン1
21は、所定時間だけ画素毎に定常光成分を記憶する。
【0224】次に、ステップS832では、マイコン1
21は、補助光をオンさせる。
【0225】次に、ステップS833では、マイコン1
21は、画素毎に、上記記憶した定常光成分を除去しな
がら、積分動作を所定時間行わせる。
【0226】次に、ステップS834では、マイコン1
21は、補助光をオフさせる。
【0227】次に、ステップS835では、マイコン1
21は、ラインセンサを順に指定して、そのモニタ出力
を選択的にA/D変換器125によりA/D変換させて
読み込む。
【0228】この場合、積分終了したラインセンサにつ
いてはモニタ出力を読み込む必要はないので、マイコン
121は、積分中のラインセンサのみを選択する。
【0229】次に、ステップS836では、マイコン1
21は、モニタ出力VMを判定値Vth1と比較し、モ
ニタ出力VMが判定値Vth1を越えている場合には、
ステップS838に移行する。
【0230】次に、ステップS837では、マイコン1
21は、モニタ出力VMが判定値Vth1を越えていな
い場合には、現在の積分時間Tと積分リミット時間TL
1とを比較する。
【0231】そして、現在の積分時間Tが積分リミット
時間TL1を越えていた場合には、マイコン121は、
ステップS838に進み、越えていない場合には、ステ
ップS831に戻って同様の動作を繰り返し行う。
【0232】次に、ステップS838では、マイコン1
21は、現在選択されている積分中のラインセンサの積
分を終了させる。
【0233】次に、ステップS839では、マイコン1
21は、全てのラインセンサの積分が終了したか否か判
別し、終了している場合にはステップS815に進み、
積分中のラインセンサが存在する場合にはステップS8
31に戻って同様の動作を繰り返す。
【0234】以下に、低輝度時に補助光を被写体に照射
して積分する場合の動作について説明する。
【0235】まず、ステップS804において、モニタ
出力MAXとMINとの差が所定値Vthより小さい場
合には、マイコン121は、ステップS840に進む。
【0236】次に、ステップS840では、マイコン1
21は、全ラインセンサの上記モニタ出力値の平均値を
求めて所定の判定値と比較する。
【0237】そして、モニタ出力値の平均値が所定の判
定値以下の場合には、マイコン121は、撮影シーン全
体が低輝度であると判別してステップS805に進む。
【0238】一方、低輝度ではないと判定した場合に
は、マイコン121は、ステップS841に移行して通
常動作を行う。
【0239】次に、ステップS841では、マイコン1
21は、積分を継続して行わせており、順に選択された
ラインセンサのモニタ出力を読み込む。
【0240】この場合、積分終了したラインセンサにつ
いてはモニタ出力を読み込む必要はないので、マイコン
121は、積分中のラインセンサのみを選択する。
【0241】次に、ステップS842では、マイコン1
21は、モニタ出力VMを判定値Vth1と比較し、モ
ニタ出力VMが判定値Vth1を越えている場合には、
ステップS844に移行する。
【0242】次に、ステップS843では、マイコン1
21は、モニタ出力VMが判定値Vth1を越えていな
い場合には、現在の積分時間Tと積分リミット時間TL
1とを比較する。
【0243】そして、現在の積分時間Tが積分リミット
時間TL1を越えていた場合には、マイコン121は、
ステップS844に進み、越えていない場合にはステッ
プS841に戻って同様の動作を繰り返し行う。
【0244】次に、ステップS844では、マイコン1
21は、現在選択されている積分中のラインセンサの積
分を終了させる。
【0245】次に、ステップS845では、マイコン1
21は、全てのラインセンサの積分が終了したか否か判
別し、終了している場合にはステップS823に進み、
積分中のラインセンサが存在する場合にはステップS8
41に戻って同様の動作を繰り返す。
【0246】なお、夜景シーンでは定常光成分を除去し
ていないのは、低輝度で定常光成分が小さいためと、定
常光成分除去により発生する回路ノイズ等のノイズ成分
を含みたくないためであるが、定常光除去積分を行うよ
うにしてもよい。
【0247】以上のように、第3の実施の形態によれ
ば、被写体が夜景を背景とする人物や逆光シーンを判定
して補助光を照射することにより、近距離に位置する主
要被写体である人物の像信号を取得することができる。
【0248】また、補助光を照射しながら定常光成分を
除去した像信号を取得できるので、さらに高精度に主要
被写体を測距してピントを合わせることができる。
【0249】また撮影モード、AFモード等の撮影者の
設定により、夜景ポートレートモードや逆光撮影モード
に設定された場合には、上記制御を行うと効果的であ
る。
【0250】そして、上述したような実施の形態で示し
た本明細書には、特許請求の範囲に示した請求項1乃至
3以外にも、以下に付記1乃至付記3として示すような
発明が含まれている。
【0251】(付記1) 複数の受光素子を備えた複数
の受光手段により被写体光を受光し、前記複数の受光手
段からの出力に基づいてデフォーカス量または被写体ま
での距離を測定する測距装置において、被写体に対して
補助光を照射する補助光装置を有し前記複数の受光手段
は、それぞれの積分量を示すモニタ出力を発生し、前記
複数の受光手段のモニタ出力の相互関係に基づいて補助
光を照射するか否かを判別し、前記補助光を照射して前
記複数の受光手段の積分動作を行うことを特徴とする測
距装置。
【0252】(付記2) 前記複数の受光手段からのモ
ニタ出力の差が大きいか否かを判別し、前記複数の受光
手段のモニタ出力からの差が大きい場合には、モニタ出
力が相対的に小さい受光手段に対応して補助光を照射し
て積分動作を行うことを特徴とする付記1に記載の測距
装置。
【0253】(付記3) さらに、受光手段は定常光成
分除去機能を有し、前記補助光を照射するとともに、定
常光成分を除去して積分動作を行うことを特徴とする付
記1に記載の測距装置。
【0254】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、複数の電荷蓄積型センサを有し、夜景を背景と
する人物撮影や逆光シーンを含めて、あらゆる撮影シー
ンにおいて適正な積分信号を得て正確な測距が可能なパ
ッシブ方式の測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態として適用
したパッシブ方式の測距装置の主要回路構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図2の(a),(b)は、図1の測距センサ1
1を一眼レフレックスカメラのTTLパッシブ方式に適
用した場合のカメラの構成および測距光学系を示す図で
ある。
【図3】図3は、図2の一眼レフレックスカメラの撮影
画面100内の測距エリア112A,112B,112
Cを示す図である。
【図4】図4は、図1の測距装置において、ラインセン
サ間の輝度差が大きい場合には、被写体が夜景を背景と
する人物や逆光シーンである可能性が高いと推定するこ
とができることを示す図である。
【図5】図5は、図1の測距装置におけるマイコン21
による測距動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】図6は、図1の測距装置におけるマイコン21
による測距動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図7】図7は、第2の実施の形態による測距センサ1
11とマイコン121を含むカメラに適用する外光パッ
シブ方式の測距装置の構成を示すブロック図である。
【図8】図8は、図7の測距センサ111内のラインセ
ンサ112A〜112Iの前方に、測距光学系である一
対の結像レンズ61,62が配置されている状態を示す
図である。
【図9】図9は、本発明の第2の実施の形態に適用され
る外光パッシブ方式の測距装置を搭載したコンパクトカ
メラの撮影画面100内の測距エリア122A〜122
Iを示す図である。
【図10】図10は、第2の実施の形態が適用されるカ
メラ全体の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】図11は、第2の実施の形態による測距装置
におけるマイコン121による測距動作を説明するため
のフローチャートである。
【図12】図12は、第2の実施の形態による測距動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】図13は、第3の実施の形態による測距動作
を説明するための測距フローチャートである。
【図14】図14は、第2の実施の形態において、モニ
タ出力のMAXとMINとの差が所定値VMth以上の
場合には、被写体が夜景を背景とする人物である撮影シ
ーンや逆光シーンであると判定してフラグをセットする
ことを示す図である。
【図15】図15は、第3の実施の形態が適用されるカ
メラ全体の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図16】図16は、第3の実施の形態による測距装置
におけるマイコン121による測距動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図17】図17は、第3の実施の形態における各ライ
ンセンサの1画素300の構成を示すブロック図であ
る。
【図18】図18は、図1の測距装置における積分制御
回路18に判定電圧Vthと、モニタ出力A,B,Cと
を比較する比較器41,42,43が内蔵されているこ
とを例示する図である。
【図19】図19は、図1の測距装置において、像信号
が改善され、適切な測距動作を行うことができることを
示す図である。
【符号の説明】
11,111…測距センサ、 12A,12B,12C,112A〜112I…ライン
センサ、 13A,13B,13C,113A〜113I…処理回
路部、 21,121…マイクロコンピュータ(マイコン)、 22…ROM、 14,114…制御回路、 15A,15B,15C,115A,115B,115
C…出力回路、 25,125…A/D変換回路、 23…RAM、 18,118…積分制御回路、 119…スイッチ回路、 16A,16B,16C…モニタ回路、 44…判定電圧発生回路、 41,42,43…比較器、 24,132…タイマーカウンタ、 131…メモリ、 71…撮影レンズ、 72…メインミラー、 74…ファインダ光学系、 73…サブミラー、 78…測距ユニット、 75…スクリーン、 76…ぺンタプリズム、 77…接眼レンズ、 79…フィルム、 71a,71b…撮影レンズ71の所定の領域、 51…視野マスク、 51A,51B,51C…開口 52…コンデンサレンズ、 53,54…一対のセパレータレンズ、 100…撮影画面、 122A〜122I…測距エリア、 141…フォーカス部、 63…撮影レンズ、 142…モード設定スイッチ、 145…測光部、 143…シャッター部、 144…フィルム給送部、 146…1RSW、 147…2RSW。 300…各ラインセンサの1画素、 200…フォトダイオード、 201…画素増幅器、 202…積分コンデンサ、 203,204,206…スイッチ、 205…定常光除去回路、 207…ホールドコンデンサ、 208…バッファ、 209…ピーク検出回路(モニタ回路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 13/36 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2F065 AA06 DD03 DD04 FF01 FF09 FF10 JJ02 JJ05 JJ09 JJ18 JJ25 NN16 QQ03 QQ14 QQ25 SS13 UU05 2F112 AC03 BA06 BA07 CA02 FA01 FA07 FA12 FA29 FA45 2H011 AA01 BA23 BB02 BB04 BB05 2H051 BA02 BA17 BB07 CB20 CD05 CE06 DA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光素子を備えた複数の受光手段
    により被写体光を受光し、前記複数の受光手段からの出
    力に基づいてデフォーカス量または被写体までの距離を
    測定する測距装置において、 前記複数の受光手段は、それぞれの積分量を示すモニタ
    出力を発生し、 前記複数の受光手段からのモニタ出力の相互関係に基づ
    いて被写体状況を判別することにより、前記複数の受光
    手段の積分制御パラメータを変更することを特徴とする
    測距装置。
  2. 【請求項2】 前記積分制御パラメータは、積分時間と
    積分量判定値であることを特徴とする請求項1に記載の
    測距装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の受光手段からのモニタ出力の
    差が大きいか否かを判別する判別手段を具備し、 前記複数の受光手段からのモニタ出力の差が大きい場合
    には、モニタ出力の差が小さい受光手段の積分時間を通
    常よりも延長するように制御することを特徴とする請求
    項1に記載の測距装置。
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