JP2002147787A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002147787A
JP2002147787A JP2000336877A JP2000336877A JP2002147787A JP 2002147787 A JP2002147787 A JP 2002147787A JP 2000336877 A JP2000336877 A JP 2000336877A JP 2000336877 A JP2000336877 A JP 2000336877A JP 2002147787 A JP2002147787 A JP 2002147787A
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JP
Japan
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panel
casing
base
air
heat exchanger
Prior art date
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JP2000336877A
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Yoshihiro Gunji
義浩 郡司
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベースにその背面を除く面を覆うように上部
パネルおよび下部パネルを装着して、突き合わせによる
接合部を減らすことによりキシミ音が生じないように
し、且つ送風ケーシングに連続形成した前記上部パネル
を取り付けることにより本体ケースの強度を増強できる
ようにした空気調和機を提供する。 【解決手段】 ベース1に下部送風ケーシング3を接合
して熱交換器13および送風ファン14を夫々設け、前記ベ
ース1の前面側上部に上部パネル9を取り付けるととも
に、挿通孔7を挿通したねじ17を取付用ねじ孔5に螺着
してフランジ8を支持部4に取り付け、前記上部パネル
9の下部に前記下部パネル11を接合することにより、前
面パネル12を、前記ベース1にその背面を除く面を覆う
ように装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、ベースにその背面を除く面を覆うよ
うに上部パネルおよび下部パネルを装着して、突き合わ
せによる接合部を減らすことによりキシミ音が生じない
ようにし、且つ送風ケーシングに連続形成した前記上部
パネルを取り付けることにより本体ケースの強度を増強
できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図2(A)
および図2(B)で示すように、前面が開放されたベー
ス31に、上部送風ケーシング32を連続形成し、同上部送
風ケーシング32の下部に下部送風ケーシング33を接合
し、前面上部および上面に吸込口34を備え、前面下部に
前記下部送風ケーシング33に連なる吹出口35を設け、前
記前面上部の吸込口34に着脱自在な吸込グリル36を備え
た前面パネル37を装着し、前記吸込口34と前記吹出口35
とを結ぶ空気通路に、熱交換器38と、送風ファン39とが
設けられてなる構成であった。
【0003】しかしながら、前記ベース31に前記前面パ
ネル37が装着された際、図2(A)で示すように、外観
部となる前記ベース31と、前記前面パネル37との突き合
わせによる接合部aや、また、前記前面パネル37および
前記吸込グリル36と、前記下部送風ケーシング33との突
き合わせによる接合部bが、夫々正確に接合されにくい
という問題点を有していた。
【0004】また、前記問題点を解決して、外観部とな
る前記接合部aおよびbを夫々正確に接合できるように
するには、前記ベース31、前記前面パネル37および前記
吸込グリル36、そして前記下部送風ケーシング33など、
構成部品の寸法および形状を高精度に仕上げる必要が生
じてコスト的に不利になってしまうという問題を有して
いた。
【0005】また、前記上部送風ケーシング32に前記下
部送風ケーシング33が強固に接合される一方、前記前面
パネル37および前記吸込グリル36と、前記下部送風ケー
シング33とは、上記に説明した接合部bのように強固に
接合されないことから、該箇所が強固に接合された場合
のような強度を確保することができないという問題点を
有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、ベースにその背面を除く面を覆うように上部パ
ネルおよび下部パネルを装着して、突き合わせによる接
合部を減らすことによりキシミ音が生じないようにし、
且つ送風ケーシングに連続形成した前記上部パネルを取
り付けることにより本体ケースの強度を増強できるよう
にした空気調和機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、前面が開放されたベースに、上部送風ケー
シングを連続形成し、同上部送風ケーシングの下部に下
部送風ケーシングを接合し、同下部送風ケーシングの上
面部前端から正面側に行くに従って上方に湾曲するよう
に連続形成された支持部の前端に取付ねじ孔を穿設し、
上面に吸込口を備え、前記取付ねじ孔に対応する挿通孔
を備えたフランジを前端部から垂下した上部パネルと、
同上部パネルの下部に接合され、背面側から正面側に行
くに従って上方に湾曲させた底面部に前記下部送風ケー
シングに連なる吹出口を備えた下部パネルとで前面パネ
ルを構成し、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路
に、前記支持部により支持された熱交換器と、前記上部
送風ケーシングおよびこれに接合された前記下部送風ケ
ーシングに収容された送風ファンとを配設してなり、前
記ベースに前記下部送風ケーシングを接合して前記熱交
換器および前記送風ファンを夫々設け、前記ベースの前
面側上部に前記上部パネルを取り付けるとともに、前記
挿通孔を挿通したねじを前記取付用ねじ孔に螺着して前
記フランジを前記支持部に取り付け、前記上部パネルの
下部に前記下部パネルを接合することにより、前記前面
パネルが、前記ベースにその背面を除く面を覆うように
装着された構成となっている。
【0008】また、前記熱交換器が、後方に傾斜させた
前部側と、前方に傾斜させた後部側とで逆V字状に形成
される一方、前記前部側と前記後部側との下部に対応し
て、前記下部送風ケーシングの上部および、またはこれ
に連続形成された前記支持部に前部露受皿を、前記ベー
スに連続形成された上部送風ケーシングに後部露受皿を
夫々連続形成した構成となっている。
【0009】更に、前記取付ねじ孔および前記挿通孔
を、前記支持部および前記フランジの少なくとも両側部
に夫々設けた構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に基づいた実施例として以下に説明する。図1は本発明
による空気調和機の説明図で、(A)は断面図であり、
(B)は分解断面図である。
【0011】図において、1は前面が開放されたベース
で、同ベース1には上部送風ケーシング2が連続形成さ
れ、同上部送風ケーシング2の下部には下部送風ケーシ
ング3が接合されている。前記上部送風ケーシング2に
は、その上面前端から正面側に行くに従って上方に湾曲
するように支持部4が連続形成され、同支持部4の前端
には取付ねじ孔5が穿設されている。9は上面に吸込口
6を備え、前記取付ねじ孔5に対応する挿通孔7を備え
たフランジ8を前端部から垂下した上部パネルである。
11は同上部パネル9の下部に接合され、背面側から正面
側に行くに従って上方に湾曲させた底面部に前記下部送
風ケーシング3に連なる吹出口10を備えた下部パネルで
あり、この下部パネル11と前記上部パネル9とで前面パ
ネル12が構成されている。
【0012】前記吸込口6と前記吹出口10とを結ぶ空気
通路には、前記支持部4により支持された熱交換器13
と、前記上部送風ケーシング2およびこれに接合された
前記下部送風ケーシング3に収容された送風ファン14と
が配設されている。
【0013】次に、前記ベース1に、前記上部パネル9
および前記下部パネル11からなる前記前面パネル12を装
着する手順を説明する。
【0014】前記ベース1に連続形成された前記上部送
風ケーシング2に、前記下部送風ケーシング3を接合
し、同下部送風ケーシング3に連続形成された前記支持
部4によって前記熱交換器13を支持するとともに、同熱
交換器13の風下側に前記送風ファン14を取り付け、前記
挿通孔7を挿通したねじ17を前記取付用ねじ孔5に螺着
して前記フランジ8を前記支持部4に取り付けることに
よって、前記ベース1、前記下部送風ケーシング3およ
び前記上部パネル9が、互いの強度を増強させて強固な
本体ケースとして構成されるように強固に接合されるこ
とになる。
【0015】次に、前記上部パネル9の下部に前記下部
パネル11を接合することにより、前記前面パネル12を、
前記ベース1にその背面を除く面を覆うように装着でき
るようになって、前記前面パネル12のみを外観部材にす
ることができて意匠性を向上できやすくなる。
【0016】また、前記前面パネル12を、前記ベース1
にその背面を除く面を覆うように装着できるので、図1
(A)で示すa部およびb部が、突き合わせによる接合
部にならなくなるため、上記に説明した従来技術のよう
に、前記ベース1、前記上部パネル9および前記下部パ
ネル11など、構成部品の寸法および形状を高精度に仕上
げる必要がなくなりコスト的に不利になってしまうとい
うことがなくなる。
【0017】また、前記熱交換器13が、後方に傾斜させ
た前部側13a と、前方に傾斜させた後部側13b とで逆V
字状に形成される一方、前記前部側13a と前記後部側13
b との下部に対応して、前記下部送風ケーシング3の上
部および、またはこれに連続形成された前記支持部4に
前部露受皿15を、前記ベース1に連続形成された上部送
風ケーシング2に後部露受皿16を夫々連続形成した構成
となっており、これによって、図1(A)で示すよう
に、前部から背面側に行くに従って上方に湾曲した前記
上部パネル9の上面に設けられた前記吸込口6と、後部
から正面側に行くに従って上方に湾曲した前記下部パネ
ル11に設けられた前記吹出口10とを結ぶ空気通路に、逆
V字状に形成された前記熱交換器13をスペースを有効に
使って効率よく設けることができるようになり、同時
に、前記支持部4および前記上部送風ケーシング2に、
コスト的に有利な構成によって連続形成された前記前部
露受皿15および前記後部露受皿16により、前記前部側13
a および前記後部側13b から滴下した凝縮水を受けるこ
とができる。
【0018】更に、前記取付ねじ孔5および前記挿通孔
7を、前記支持部4および前記フランジ8の少なくとも
両側部に夫々設けたことにより、前記下部送風ケーシン
グ3および前記上部パネル9が、互いの強度を更に増強
させることができるように強固に接合されることにな
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ベースにその背面を除く面を覆うように上部パネルおよ
び下部パネルを装着して、突き合わせによる接合部を減
らすことによりキシミ音が生じないようにし、且つ送風
ケーシングに連続形成した前記上部パネルを取り付ける
ことにより本体ケースの強度を増強できるようにした空
気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は
断面図であり、(B)は分解断面図である。
【図2】従来例による空気調和機の説明図で、(A)は
断面図であり、(B)は分解断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 上部送風ケーシング 3 下部送風ケーシング 4 支持部 5 取付ねじ孔 6 吸込口 7 挿通孔 8 フランジ 9 上部パネル 10 吸込口 11 下部パネル 12 前面パネル 13 熱交換器 13a 熱交換器の前部側 13b 熱交換器の後部側 14 送風ファン 15 前部露受皿 16 後部露受皿 17 ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放されたベースに、上部送風ケ
    ーシングを連続形成し、同上部送風ケーシングの下部に
    下部送風ケーシングを接合し、同下部送風ケーシングの
    上面部前端から正面側に行くに従って上方に湾曲するよ
    うに連続形成された支持部の前端に取付ねじ孔を穿設
    し、上面に吸込口を備え、前記取付ねじ孔に対応する挿
    通孔を備えたフランジを前端部から垂下した上部パネル
    と、同上部パネルの下部に接合され、背面側から正面側
    に行くに従って上方に湾曲させた底面部に前記下部送風
    ケーシングに連なる吹出口を備えた下部パネルとで前面
    パネルを構成し、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気
    通路に、前記支持部により支持された熱交換器と、前記
    上部送風ケーシングおよびこれに接合された前記下部送
    風ケーシングに収容された送風ファンとを配設してな
    り、 前記ベースに前記下部送風ケーシングを接合して前記熱
    交換器および前記送風ファンを夫々設け、前記ベースの
    前面側上部に前記上部パネルを取り付けるとともに、前
    記挿通孔を挿通したねじを前記取付用ねじ孔に螺着して
    前記フランジを前記支持部に取り付け、前記上部パネル
    の下部に前記下部パネルを接合することにより、前記前
    面パネルが、前記ベースにその背面を除く面を覆うよう
    に装着されてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記熱交換器が、後方に傾斜させた前部
    側と、前方に傾斜させた後部側とで逆V字状に形成され
    る一方、前記前部側と前記後部側との下部に対応して、
    前記下部送風ケーシングの上部および、またはこれに連
    続形成された前記支持部に前部露受皿を、前記ベースに
    連続形成された上部送風ケーシングに後部露受皿を夫々
    連続形成してなることを特徴とする請求項1に記載の空
    気調和機。
  3. 【請求項3】 前記取付ねじ孔および前記挿通孔を、前
    記支持部および前記フランジの少なくとも両側部に夫々
    設けてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1884926B (zh) * 2005-06-20 2010-06-16 三洋电机株式会社 空调机
CN104864499A (zh) * 2015-04-30 2015-08-26 青岛海尔空调器有限总公司 一种壁挂式空调器

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