JP2002147288A - 排気ガス還流系の状態判定装置 - Google Patents

排気ガス還流系の状態判定装置

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    • F02D41/222Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of sensors or parameter detection devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EGR通路を含む排気ガス還流系の状態を適
切に判定することができる排気ガス還流系の状態判定装
置を提供する。 【解決手段】 内燃機関1の排気系に設けられ、内燃機
関1の運転状態に応じて排気ガスの一部を吸気系1aに
還流するEGR通路17を含む排気ガス還流系23の状
態を判定する排気ガス還流系の状態判定装置であって、
EGR通路17に設けられ、EGR通路17内の湿度を
検出する湿度センサ22と、湿度センサ22の検出結果
Humに基づいて、排気ガス還流系23の状態を判定す
る排気ガス還流系状態判定手段25と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の運転状
態に応じて排気ガスの一部を吸気系に還流するEGR通
路を含む排気ガス還流系の状態を判定する排気ガス還流
系の状態判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の判定装置として、例えば
特開昭63−243446号公報に開示されたものが知
られている。この判定装置は、EGR通路の開閉を制御
するEGR制御弁の故障を判定するためのものであり、
EGR通路のEGR制御弁よりも上流側の位置にEGR
ガス温度を検出する温度センサを備えている。そして、
EGR制御弁にEGR通路を開放する信号が出力されて
いる場合において、そのときに検出されたEGRガス温
度が第1の所定温度よりも低いときには、EGR通路内
に実際にはEGRガスが流れておらず、EGR制御弁に
スティックなどによる故障が生じたと判定する。また、
EGR制御弁にEGR通路を閉鎖する信号が出力されて
いる場合において、検出されたEGRガス温度が、第1
の所定温度よりも低い第2の所定温度よりも高いときに
は、EGR通路内に実際にはEGRガスが流れており、
EGR制御弁に故障が生じたと判定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、この
従来の故障判定装置では、EGR通路に設けた温度セン
サで検出されたEGRガス温度をパラメータとして、E
GR制御弁の故障が判定される。しかし、「温度」は、
本来的に変化が鈍く、応答性が低いとともに、外気温な
どを含む様々な要因の影響を受けやすいという特性を有
する。このため、この故障判定装置では、EGR制御弁
の故障を適切に判定できないおそれがあり、特にEGR
通路の漏れなどの判定に適用した場合には、EGR通路
が長いことで温度の上記特性が顕著に現れる結果、判定
の精度が一層、低下してしまう。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、EGR通路を含む排気ガス還流
系の状態を適切に判定することができる排気ガス還流系
の状態判定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本願の請求項1に係る発明は、内燃機関1の排気系
2に設けられ、内燃機関1の運転状態に応じて排気ガス
の一部を吸気系(実施形態における(以下、本項におい
て同じ)吸気管1a)に還流するEGR通路17を含む
排気ガス還流系23の状態を判定する排気ガス還流系の
状態判定装置であって、EGR通路17に設けられ、E
GR通路17内の湿度を検出する湿度センサ22と、湿
度センサ22の検出結果(湿度検出値Hum)に基づい
て、排気ガス還流系23の状態を判定する排気ガス還流
系状態判定手段(ECU25、図3)と、を備えている
ことを特徴とする。
【0006】この状態判定装置によれば、EGR通路内
の排気ガス(以下「EGRガス」という)の湿度が、E
GR通路に設けた湿度センサによって検出されるととも
に、その検出結果に基づいて、排気ガス還流系状態判定
手段により、EGR通路を含む排気ガス還流系の状態が
判定される。EGRガスは、燃焼により生成される排気
ガスの一部であることから、多量の水分を含むのが通常
であり、したがって、その湿度は、EGRガスが通るE
GR通路を含む排気ガス還流系の状態を反映する。した
がって、湿度センサの検出結果に基づいて、EGR通路
を含む排気ガス還流系の状態、例えばEGR通路の漏れ
などによる故障を適切に判定することができる。また、
湿度は、温度と比較して、応答性が高く、他の要因の影
響を受けにくいという特性を有するので、温度をパラメ
ータとする場合よりも、高い判定精度を得ることができ
る。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1の排気ガ
ス還流系の状態判定装置において、排気系2は、メイン
通路13と、メイン通路13から分岐するバイパス通路
14と、バイパス通路14に配置され、炭化水素および
水分を吸着可能な吸着材(HC吸着材16)と、排気ガ
スの通路をメイン通路13とバイパス通路14に切り替
える切替手段(排気通路切替装置8)とを有し、内燃機
関1の始動後に、排気ガスの通路を切替手段によってバ
イパス通路14に切り替えることにより、排気ガス中の
炭化水素を吸着材に吸着させるとともに、吸着された炭
化水素をEGR通路17を介して吸気系に脱離させるよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、EGR通路は、吸着材
に吸着された炭化水素を吸気系に脱離する際の通路とし
て用いられる。また、この吸着材は炭化水素とともに水
分を吸着可能なものであるので、炭化水素の吸着状態あ
るいは脱離状態と水分のそれとは互いに密接な関係にあ
り、高い相関性を有する。すなわち、この場合のEGR
ガスの湿度は、EGR通路だけでなく、脱離中における
吸着材の状態をも反映する。したがって、湿度センサの
検出結果に基づいて、吸着材の状態、例えば炭化水素の
脱離が完了したか否かを適切に判定することができる。
【0009】また、通常のEGR装置では、EGR通路
の大部分がエンジンのシリンダブロックに形成されると
ともに、比較的短い通路長でエンジン回りで完結してい
るため、EGR通路の漏れはあまり問題にならない。こ
れに対し、上記のような吸着材を有する場合には、EG
R通路が、吸着材の下流側と吸気系を結ぶために比較的
長いEGR管として構成されることが多いため、エンジ
ンの振動や排気系の熱膨張差などの影響により、EGR
管に亀裂などによる漏れが生じやすい。本構成によれ
ば、このような状況において、EGR通路の漏れと吸着
材の状態を、共通の湿度センサの検出結果に基づいて、
効率良く判定することができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2の排気ガ
ス還流系の状態判定装置において、排気ガス還流系状態
判定手段は、吸着材からの炭化水素の脱離中における湿
度センサ22の検出結果の積算値sumを算出する湿度
積算値算出手段(ECU25、図6のステップ63)
と、この湿度積算値算出手段により算出された湿度積算
値sumに基づいて、吸着材の脱離状態を判定する脱離
状態判定手段(ECU25、図6のステップ64〜6
6)と、を有していることを特徴とする。
【0011】請求項2に関して述べたように、吸着材の
脱離中における湿度センサの検出結果は、炭化水素の脱
離量を良好に反映し、これと高い相関性を有する。した
がって、湿度センサの検出結果の積算値である湿度積算
値を算出に基づいて、吸着材の脱離状態、例えば脱離の
完了を適切に判定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発
明の実施形態を適用した内燃機関を示している。この内
燃機関(以下「エンジン」という)1の排気系2は、エ
ンジン1から排出された排気ガスを、浄化した後に大気
中に排出するとともに、その一部をエンジン1に再循環
(EGR)させるように構成されており、排気マニホル
ド3を介してエンジン1に接続された排気管4を有して
いる。
【0013】この排気管4の途中には、排気ガスを浄化
するために、2つの三元触媒5、5を有する触媒装置
6、および炭化水素を吸着するための炭化水素吸着装置
7が設けられている。触媒装置6の2つの三元触媒5、
5は、排気管4に沿って互いに隣接して配置されてお
り、所定温度(例えば300℃)以上となって活性化さ
れた状態で、触媒装置6を通過する排気ガス中の有害物
質(炭化水素、一酸化炭素および窒素化合物)を、酸化
・還元作用によって浄化する。
【0014】一方、炭化水素吸着装置7は、排気管4の
触媒装置6よりも下流側に配置されており、三元触媒
5、5が活性化していない状態でのエンジン1の始動期
間(例えば、始動時から約30〜40秒間)に、排気ガ
ス中の炭化水素を吸着することによって、大気中に排出
される炭化水素量を大幅に低減するためのものである。
図1および図2に示すように、炭化水素吸着装置7は、
排気通路切替装置8を介して、触媒装置6の下流端部に
連結されており、ほぼ円筒状の外殻を構成するケース1
1と、このケース11の内部に配置されたバイパス排気
管12と、このバイパス排気管12の途中に充填され、
バイパス排気管12に流入した排気ガス中の炭化水素を
吸着するための円柱状のHC吸着材16(吸着材)とを
備えている。
【0015】図2に示すように、ケース11は、その上
流端部が上下に二股に分かれており、上側の開口部11
aが、ケース11とバイパス排気管12との間に形成さ
れた断面環状のメイン通路13と連通する一方、下側の
開口部11bが、バイパス排気管12の内部スペースで
あるバイパス通路14と連通している。
【0016】バイパス排気管12は、その上流端部がケ
ース11の下側の開口部11bの内面に、下流端部がケ
ース11の下流端部の内面に、それぞれ気密状態で接続
されている。また、バイパス排気管12の下流端部に
は、長孔状の複数(例えば5個)の連通孔12aが、周
方向に互いに等間隔で形成されており、これらの連通孔
12aを介して、メイン通路13およびバイパス通路1
4の下流端部同士が連通している。
【0017】HC吸着材16は、表面にゼオライトを担
持した金属製のハニカムコア(図示せず)で構成されて
おり、バイパス通路14に流入した排気ガスがHC吸着
材16の内部を通過する際に、その排気ガス中の炭化水
素および水分がゼオライトに吸着される。ゼオライト
は、高耐熱性を有しており、低温状態(例えば100℃
未満)のときに炭化水素を吸着し、所定温度以上(例え
ば100〜250℃)の状態のときに、一旦吸着した炭
化水素を脱離する。なお、上記ゼオライトは炭化水素お
よび水分を吸着可能であれば良く、その種類は特に限定
されるものではないが、本実施形態では、USY(Y
型)、Ga−MFIおよびフェリエライトを混合したも
のが使用されている。
【0018】排気通路切替装置8(切替手段)は、上記
構成の炭化水素吸着装置7を触媒装置6に連結するとと
もに、触媒装置6の下流側での排気ガスの通路を、三元
触媒5の活性状態に応じて、上記メイン通路13とバイ
パス通路14とに、選択的に切り替えるためのものであ
る。この排気通路切替装置8は、ほぼ円筒状の連結管1
8と、この連結管18内に設けられ、排気通路を切り替
えるための切替バルブ15とを有している。連結管18
は、触媒装置6の下流端部と炭化水素吸着装置7のメイ
ン通路13とを気密状態で連通させるメイン管部18a
と、このメイン管部18aの上流部から分岐し、触媒装
置6の下流端部とバイパス通路14を気密状態で連通さ
せる分岐管部18bとによって構成されている。
【0019】一方、切替バルブ15は、円板状のバルブ
本体15aと、このバルブ本体15aを一端部に支持す
る所定形状のアーム15cとを有している。後述するE
CU25によって制御される切替バルブ駆動装置19
(図1参照)により、アーム15cが他端部を中心に所
定角度、回動駆動されるのに伴い、バルブ本体15aが
回動し、メイン管部18aおよび分岐管部18bのいず
れか一方を開放し、他方を閉鎖する。具体的には、バル
ブ本体15aが、図2に実線で示すように、メイン管部
18aを開放しかつ分岐管部18bを閉鎖しているとき
には、排気ガスの通路がメイン通路13側に切り替えら
れる。これとは逆に、バルブ本体15aが2点鎖線で示
す位置に位置するときには、排気ガスの通路がバイパス
通路14側に切り替えられる。なお、アーム15cの他
端部には、図示しないねじりコイルばねが設けられてお
り、このねじりコイルばねによって、排気ガスの通路
は、常時はメイン通路13側に切り替えられている。
【0020】また、排気ガスの一部をエンジン1に再循
環させるためのEGR装置10は、EGR通路17およ
びEGR制御弁20などで構成されている。図1に示す
ように、EGR通路17は、例えばステンレス製の屈曲
した長いEGR管で構成されており、その一端部が、連
結管18に固定・支持され、かつその分岐管部18bに
差し込まれているとともに、他端部は、エンジン1の吸
気管1aに連結されている。また、EGR管の途中に
は、エンジン1の振動や排気系2の熱膨張差を吸収する
ための蛇腹部17aが形成されており、EGR管は、こ
の蛇腹部17aよりも上流側の位置で、固定具17bに
より排気管4に固定・支持されている。また、EGR制
御弁20は、電磁弁などで構成され、EGR通路17の
エンジン1に近い位置に取り付けられていて、ECU2
5の制御により駆動され、EGR通路17の開閉および
開度を変化させることによって、EGRの作動・停止お
よびEGR量を制御する。
【0021】以上の構成によれば、通常、エンジン1の
始動直後には、排気通路切替装置8によって、排気ガス
の通路がバイパス通路14に切り替えられ、それによ
り、触媒装置6を通過した排気ガスは、バイパス通路1
4に導かれ、炭化水素および水分がHC吸着材16に吸
着された後、大気中に排出される。その後、HC吸着材
16への炭化水素の吸着が完了したと判定されると、排
気ガスの通路がメイン通路13に切り替えられることに
より、排気ガスは、連結管18のメイン管部18aを介
してメイン通路13に導かれ、大気中に排出される。ま
た、EGR制御弁20が開弁してEGRが作動すること
により、排気ガスの一部がEGRガスとして、分岐管部
18bおよびEGR通路17を介して、吸気管1aに再
循環される。HC吸着材16から脱離した炭化水素は、
このEGRガスによって吸気管1aに送られ、エンジン
1で燃焼される。すなわち、本実施形態においては、E
GR通路17を含むEGR装置10、およびHC吸着材
16を含むバイパス通路14などによって、排気ガス還
流系23が構成されている。
【0022】また、EGR通路17のEGR制御弁20
よりも下流側には、湿度センサ22が取り付けられてい
る。湿度センサ22は、EGR通路17内の湿度Hum
を検出し、その検出信号をECU25に出力する。EC
U25にはまた、エンジン1に設けたクランク角センサ
32から、パルス信号であるCRK信号およびTDC信
号が出力される。CRK信号は、エンジン1の図示しな
いクランクシャフトの回転に伴い、所定のクランク角ご
とに発生し、TDC信号は、例えばクランクシャフトが
180度回転するごとに発生する。さらに、ECU25
には、例えば湿度センサ22が故障していると判定した
ときに点灯する警告ランプ26が接続されている。
【0023】ECU25は、本実施形態において、排気
ガス還流系状態判定手段、湿度積算値算出手段および脱
離状態判定手段を構成するものである。ECU25は、
I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROM
などからなるマイクロコンピュータで構成されている。
上述した湿度センサ22などのセンサからの検出信号は
それぞれ、I/OインターフェースでA/D変換や整形
がなされた後、CPUに入力される。CPUは、これら
の検出信号に応じ、ROMに記憶された制御プログラム
などに従って、EGR制御弁20を制御するとともに、
以下に述べるような制御処理を行う。
【0024】次に、図3〜図7を参照しながら、ECU
25で実行される制御処理について説明する。図3に示
す制御処理は、EGR通路17を含む排気ガス還流系2
3の状態判定を実行すべきか否かを決定するものであ
る。この処理では、ステップ31(「S31」と図示。
以下同じ)において、EGR本体、例えばEGR通路1
7以外のEGR制御弁20などの故障が検知されている
か否かを判別する。このEGR本体の故障検知は、図示
しない制御処理によって別個に行われる。この答がNo
のときには、後述する排気ガス還流系23の状態判定を
実行する(ステップ32)。一方、ステップ31の答が
Yesで、EGR本体が故障しているときには、この状
態判定を正しく行えないので、ステップ32をスキップ
し、本プログラムを終了する。
【0025】図4は、この排気ガス還流系23の状態判
定処理のメインフローを示している。この処理ではま
ず、EGR通路17の故障判定処理を実行する(ステッ
プ41)。次いで、排気ガス還流系23が吸着材を有す
るタイプのもの否かを判別する(ステップ42)。本実
施形態ではHC吸着材16が設けられていて、この答が
Yesとなるので、次にHC吸着材16の脱離判定を実
行する(ステップ43)。このステップ43の実行後、
またはステップ42の答がNoのときには、ステップ4
4に進み、湿度センサ22の故障判定を実行し、本プロ
グラムを終了する。後述するように、これらの処理はす
べて、湿度センサ22で検出された検出値(以下「湿度
検出値」という)Humをパラメータとして実行され
る。
【0026】図5は、図4のステップ41で実行される
EGR通路17の故障判定処理のサブルーチンを示して
いる。この処理ではまず、EGRが作動中であるか否
か、すなわちEGR制御弁20が開状態にあるか否かを
判別する(ステップ51)。この答がYesで、EGR
が作動中のときには、EGR通路17の故障判定値H_
JDGを、EGR作動時用の所定値H_WTEGR(例
えば60%)に設定する(ステップ52)。
【0027】次いで、湿度検出値Humが、設定した故
障判定値H_JDGよりも小さいか否かを判別する(ス
テップ53)。この答がYes、すなわちHum<H_
JDGのときには、EGRが作動中であることで、EG
R通路17内に多量の水分を含む高い湿度のEGRガス
が流れているべきであるにもかかわらず、湿度検出値H
umが異常に低い状態にあるとして、EGR通路17に
漏れなどの故障が発生していると判定する(ステップ5
4)。この場合には、所定の警告ランプ26を点灯する
ことによって、故障の発生を運転者に知らせる。
【0028】一方、前記ステップ53の答がNo、すな
わち湿度検出値Hum≧故障判定値H_JDGのときに
は、EGR通路17が正常であると判定し(ステップ5
5)、本プログラムを終了する。
【0029】前記ステップ51の答がNo、すなわちE
GRが停止中のときには、EGR通路17の故障判定値
H_JDGを、EGR作動時用の所定値H_WTEGR
よりも小さなEGR停止時用の所定値H_WOEGR
(例えば40%)に設定する(ステップ56)。次い
で、湿度検出値Humがこの故障判定値H_JDGより
も大きいか否かを判別する(ステップ57)。この答が
Yes、すなわちHum>H_JDGのときには、EG
Rが停止中であることで、EGR通路17内の湿度が低
い状態にあるべきであるにもかかわらず、そうでないと
して、前記ステップ54に進み、EGR通路17が故障
していると判定する。
【0030】一方、前記ステップ57の答がNo、すな
わち湿度検出値Hum≦故障判定値H_JDGのときに
は、前記ステップ55に進み、EGR通路17が正常で
あると判定し、本プログラムを終了する。
【0031】図6は、図4のステップ43で実行される
HC吸着材16の脱離判定処理のサブルーチンを示して
いる。この処理ではまず、HC吸着材16の脱離が完了
したことを表す脱離完了フラグF_RELが「1」であ
るか否かを判別する(ステップ61)。この脱離完了フ
ラグF_RELは、イグニッションスイッチのオン時に
「0」にリセットされるものである。このステップ61
の答がNo、脱離の完了がいまだ検知されていないとき
には、図5のステップ51と同様、EGRが作動中であ
るか否かを判別する(ステップ62)。この答がNo
で、EGRが停止中のときには、後述するステップ64
に進む。
【0032】一方、ステップ62の答がYesで、EG
Rが作動中のときには、前回までの湿度積算値sum
に、今回検出された湿度検出値Humを加算した値を、
今回の湿度積算値sumとする(ステップ63)。この
湿度積算値sumは、イグニッションスイッチのオン時
に値0にリセットされるようになっており、したがっ
て、エンジン1の始動時からのEGR作動中において得
られた、すなわちHC吸着材16からの炭化水素の脱離
中における湿度検出値Humの積算値を表す。
【0033】次いで、上記のように算出した湿度積算値
sumが、その判定値SGM_H_JDGよりも大きい
か否かを判別する(ステップ64)。この答がNo、す
なわちsum≦SGM_H_JDGのときには、HC吸
着材16の脱離が完了していないと判定し、脱離完了フ
ラグF_RELを「0」に保持する(ステップ65)。
一方、前記ステップ64の答がYes、すなわち湿度積
算値sumが判定値SGM_H_JDGを上回ったとき
には、HC吸着材16の脱離が完了したと判定し、その
ことを表すために、脱離完了フラグF_RELを「1」
にセットする(ステップ66)。また、前記ステップ6
1の答がYes、すなわち脱離完了フラグF_REL=
1であって、脱離の完了がすでに検知されているときに
は、そのまま本プログラムを終了する。すなわち、脱離
の完了が一度、検知された後は、次の運転時まで、脱離
完了の判定は実行されない。
【0034】以上のように、この脱離判定処理では、H
C吸着材16からの炭化水素の脱離中における湿度検出
値Humの積算値である湿度積算値sumをパラメータ
とし、この湿度積算値sumがその判定値を上回ったと
きに、HC吸着材16の脱離が完了したと判定する。前
述したように、HC吸着材16が炭化水素とともに水分
を吸着可能なものであることから、上記のようにして求
めた湿度検出値Humは、炭化水素の脱離量を良好に反
映し、これと高い相関性を有する。したがって、この湿
度積算値sumに基づいて、HC吸着材16の脱離の完
了を適切に判定することができる。
【0035】図7は、図4のステップ44で実行される
湿度センサ22の故障判定処理のサブルーチンを示して
いる。この処理ではまず、エンジン1が始動前であるか
否か、具体的にはクランキングの開始前であるか否かを
判別する(ステップ71)。この答がYes、すなわち
エンジン1が始動前であるときには、ステップ72に進
み、湿度センサ22の下限故障判定値H_CHK_Lお
よび上限故障判定値H_CHK_Hを、始動前用の所定
値H_INI_L、H_INI_H(それぞれ例えば5
%、95%)にそれぞれ設定する。
【0036】前記ステップ71の答がNo、すなわちエ
ンジン1が始動後であるときには、EGRが作動中であ
るか否かを判別する(ステップ73)。この答がYes
で、EGRが作動中のときには、湿度センサ22の下限
および上限故障判定値H_CHK_L、H_CHK_H
を、上記の始動前用の所定値H_INI_L、H_IN
I_Hよりも狭い範囲で、かつEGR通路17の故障を
判定する際のEGR作動時用の所定値H_WTEGRよ
りも大きなEGR作動時用の所定値H_WT_L、H_
WT_H(例えば60%、95%)にそれぞれ設定する
(ステップ74)。また、前記ステップ73の答がNo
で、EGRが停止中のときには、下限および上限故障判
定値H_CHK_L、H_CHK_Hを、上記の始動前
用の所定値H_INI_L、H_INI_Hよりも狭い
範囲で、かつEGR通路17の故障を判定する際のEG
R停止時用の所定値H_WOEGRよりも小さなEGR
停止時用の所定値H_WO_L、H_WO_H(例えば
5%、40%)にそれぞれ設定する(ステップ75)。
【0037】以上のように、湿度センサ22の下限およ
び上限故障判定値H_CHK_L、H_CHK_Hを、
エンジン1の始動前後およびEGRの作動・停止に応じ
て異なる値に設定するのは、EGR通路17内の湿度
が、始動前では大気の湿度に近いことが多く、EGRの
作動中には、EGRガスが流れていることでより高い値
を示し、また、EGRの停止中には、EGRガスが流れ
ていないことでより低い値を示すというように、それぞ
れの運転状態において、湿度検出値Humのとるべき範
囲が異なるためである。
【0038】次いで、湿度検出値Humが、前記ステッ
プ72、74または75で設定した下限故障判定値H_
CHK_Lと上限故障判定値H_CHK_Hとの間にあ
るか否かを判別する(ステップ76)。この答がNoの
ときには、湿度検出値Humが所定の範囲にないとし
て、湿度センサ22が故障していると判定する(ステッ
プ77)。一方、ステップ76の答がYes、すなわち
H_CHK_L<Hum<H_CHK_Hのときには、
湿度センサ22が正常であると判定し(ステップ7
8)、本プログラムを終了する。
【0039】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、EGR通路17に設けた湿度センサ22により検出
された湿度検出値Humに基づき、排気ガス還流系23
の状態として、EGR通路17の漏れなどの故障、HC
吸着材16の脱離の完了、および湿度センサ22自身の
故障を適切に判定することができる。この場合、湿度
は、温度と比較して、応答性が高く、他の要因の影響を
受けにくいという特性を有するので、温度をパラメータ
とする場合よりも、高い判定精度を得ることができる。
また、本実施形態では特に、EGR通路17が、HC吸
着材16の下流側と吸気管1aを結ぶ長いEGR管とし
て構成されていて、エンジン1の振動や排気系2の熱膨
張差などの影響により、亀裂などによる漏れが生じやす
い。本実施形態によれば、このような状況において、E
GR通路17の故障判定、HC吸着材16の脱離完了判
定および湿度センサ22の故障判定を、単一の湿度セン
サ22を用いて、安価に効率良く行うことができる。
【0040】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、実施形態では、排気ガス還流系23の状態とし
て、EGR通路17の故障やHC吸着材16の脱離完了
を判定しているが、湿度センサ22の検出結果に基づい
て判定できるものであれば、これらに限られるものでは
なく、例えば、EGR制御弁20の故障やHC吸着材1
6の脱離の度合を判定してもよい。また、実施形態で
は、エンジン1付近の位置が、エンジン1の振動による
影響が最も大きく、漏れなどの故障が生じやすいという
観点から、この位置に湿度センサ22を設置している
が、湿度センサ22の設置位置は、EGR制御弁の上流
側および下流側を問わず、EGR通路17の任意の位置
に設定することができる。
【0041】さらに、実施形態では、湿度センサ22の
検出結果に基づいて、HC吸着材16の脱離の完了を判
定しているが、その判定精度をより高めるために、HC
吸着材16の下流側に別の湿度センサを付加してもよい
ことはもちろんである。その他、細部の構成を、本発明
の趣旨の範囲内で適宜、変更することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の排気ガス
還流系の状態判定装置は、EGR通路を含む排気ガス還
流系の状態を適切に判定することができるなどの効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による排気ガス還流系の状
態判定装置を適用した内燃機関を示す構成図である。
【図2】炭化水素吸着装置を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】排気ガス還流系の状態判定の実行決定処理を示
すフローチャートである。
【図4】排気ガス還流系の状態判定処理のメインフロー
を示すフローチャートである。
【図5】EGR通路の故障判定処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図6】HC吸着材の脱離判定処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図7】湿度センサの故障判定処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 1a 吸気管(吸気系) 2 排気系 4 排気管 8 排気通路切替装置(切替手段) 13 メイン通路 14 バイパス通路 16 HC吸着材(吸着材) 17 EGR通路 22 湿度センサ 23 排気ガス還流系 25 ECU(排気ガス還流系状態判定手段、湿度積算
値算出手段、脱離状態判定手段) Hum 湿度検出値 sum 湿度積算値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/18 F02D 9/04 E 4D002 3/24 21/08 Z 4G066 F02D 9/04 41/02 301E 21/08 B01J 20/34 Z 41/02 301 B01D 53/34 ZAB // B01J 20/34 120D (72)発明者 岩城 喜久 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 上野 将樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 宮原 泰行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G062 CA01 ED09 FA00 FA19 GA00 3G065 AA09 CA12 DA04 EA01 GA00 3G091 AA11 AA28 AB03 AB10 BA03 BA14 BA15 BA19 BA21 BA31 CA12 CA13 CA26 DA01 DA02 DA03 DB10 EA00 EA26 EA30 FA02 FA04 FB02 FC07 GA06 GB01X GB09Y HA19 HA47 HB03 HB05 3G092 AA17 DC08 DC12 DC14 DF09 DG07 EA11 EB05 FB03 FB06 GA01 HD00 HE03Z HF19Z 3G301 HA13 JB02 JB09 JB10 KA01 LB02 LC03 NA06 NA08 NB03 PD00 PE03Z PF16Z 4D002 AA40 AC10 BA04 DA45 EA05 EA08 GA02 GB02 4G066 AA02C AA61B BA07 CA01 CA43 DA20 GA06 GA27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系に設けられ、前記内燃
    機関の運転状態に応じて排気ガスの一部を吸気系に還流
    するEGR通路を含む排気ガス還流系の状態を判定する
    排気ガス還流系の状態判定装置であって、 前記EGR通路に設けられ、当該EGR通路内の湿度を
    検出する湿度センサと、 当該湿度センサの検出結果に基づいて、前記排気ガス還
    流系の状態を判定する排気ガス還流系状態判定手段と、 を備えていることを特徴とする排気ガス還流系の状態判
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記排気系は、メイン通路と、当該メイ
    ン通路から分岐するバイパス通路と、当該バイパス通路
    に配置され、炭化水素および水分を吸着可能な吸着材
    と、排気ガスの通路を前記メイン通路と前記バイパス通
    路に切り替える切替手段とを有し、 前記内燃機関の始動後に、排気ガスの通路を前記切替手
    段によって前記バイパス通路に切り替えることにより、
    排気ガス中の炭化水素を前記吸着材に吸着させるととも
    に、吸着された炭化水素を前記EGR通路を介して前記
    吸気系に脱離させるように構成されていることを特徴と
    する、請求項1に記載の排気ガス還流系の状態判定装
    置。
  3. 【請求項3】 排気ガス還流系状態判定手段は、 前記吸着材からの炭化水素の脱離中における前記湿度セ
    ンサの検出結果の積算値を算出する湿度積算値算出手段
    と、 この湿度積算値算出手段により算出された積算値に基づ
    いて、前記吸着材の脱離状態を判定する脱離状態判定手
    段と、を有していることを特徴とする、請求項2に記載
    の排気ガス還流系の状態判定装置。
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