JP2002147009A - アール巾木 - Google Patents

アール巾木

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JP2002147009A JP2000348949A JP2000348949A JP2002147009A JP 2002147009 A JP2002147009 A JP 2002147009A JP 2000348949 A JP2000348949 A JP 2000348949A JP 2000348949 A JP2000348949 A JP 2000348949A JP 2002147009 A JP2002147009 A JP 2002147009A
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Yoshiyuki Tokuda
美幸 徳田
Naoko Miura
直子 三浦
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NIPPON MIZUSHORI GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に完成済の床材の上から簡単に取り付ける
ことができ、壁面の角度が垂直でなくても確実にシーム
レス性を保てるアール巾木を提供する。 【解決手段】 建造物の屋内壁面下端部に配置される巾
木を、可撓性を持たせた樹脂素材で構成し、床面に沿っ
て延在するシート状の底面部と、該底面部から連続して
ほぼ垂直方向に延在するシート状の背面部と、前記背面
部から底面部まで下側に弧を描いて延在するシート状の
アール面部とを設け、前記背面部、底面部、アール面部
で画定される領域を空洞に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築材料としての巾
木に関し、特に、背面部と底面部間にアール(曲面)を
形成した巾木に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、建造物の内装は壁面の下端部に巾
木を設けて仕上げられる。この巾木は一般に木材や合成
樹脂材等でシート状に形成され、壁面下部に隙間なく貼
り付けられる。例えば病院のような医療施設や老人ホー
ムのような厚生施設等ではアール面を設けた巾木を取り
付けて部屋の隅に埃が溜まらないようにすることがあ
る。図3を用いてこの施工例を説明する。
【0003】図3に示すように、従来は一辺をアールに
したほぼ三角形状の断面を有する部材55(アール面
木)を床の隅に配置して、その上に巾木シート60を被
せて床隅部分の内装処理を行っている。施工は壁面51
に下端部を残して壁紙50を貼り付け、床隅部にアール
面木55を配置し、その上から可撓性を有する合成樹脂
素材からなる巾木シート60を貼り付け、更に床材であ
るタイル65を敷いて行う。アール面木55は通常木材
を切り出して略三角柱の形状にしたものが用いられ、壁
面51に当接する背面部55aと、床面52に当接する
底面55bと、下側に弧を描いて延在するアール面部5
5cとを具えている。
【0004】巾木シート60はその上縁部が壁紙50の
下端部より上に位置するように壁面側に貼り付けられ、
下縁部は床面52のタイル65の下に敷き込んである。
なお、巾木シート60の上縁部と壁面51との間隙をシ
ーリング材で埋める場合もある。このようにアールのつ
いた巾木を設けて床隅部分をシームレス化(角をなく
す)することにより、部屋の隅部分に埃が溜りにくくす
るとともに、例え埃やゴミが部屋の隅についた場合でも
容易に清掃できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の施工方法では、先ず壁面51に壁紙50を貼ってか
らアール面木55を配置し、次に巾木シート60をアー
ル面木55に沿わせて正確に貼り付け、更にその上から
床面を構成するタイル65を重ねる工程を必要とするた
め、施工作業に相当の熟練を要するとともに手間がかか
る。また、巾木シート60の下端縁を床面のタイル65
の下に敷き込む必要があるため、一般に建造物自体の施
工段階でアール面木55及び巾木シート60を組込まね
ばならず、通常の巾木(アールのない巾木)が設けられ
ている建造物を後に改造してアール付の巾木にする場合
に、床のタイルを一旦除去する等の面倒な作業を要する
という問題もあった。
【0006】さらに、建物の状態によっては、床と壁の
角度が正確に直角でない場合があり、このような場合に
従来の巾木ではアール面木55のおさまりが悪くアール
面木55と床面や壁面との間に隙間が生じる。また、こ
の隙間を塞ぐためのシーリング材充填作業は甚だ困難で
ある。
【0007】本発明はこのような問題に鑑み、建造物の
新築時や改築時を問わず簡単な作業で取り付けることが
でき、床面と壁面間のシームレス性を確保した巾木を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本願発明に係るアール巾木は、建造物の壁面下端部
に配置される巾木であって、可撓性を持たせた樹脂素材
で構成され、シート状の底面部と、該底面部から連続し
て当該底面部の延在方向に対してほぼ垂直方向に延在す
るシート状の背面部と、前記背面部と底面部を連結する
シート状のアール面部とを具え、前記背面部、底面部、
アール面部で画定される領域が空洞であることを特徴と
する。
【0009】この巾木は、その背面部を建造物の壁面
に、底面部を床面にそれぞれ接着剤等により密着して固
定する。この巾木を壁面下端部に取り付けると、下側に
弧を描くアール面部により部屋の隅部のシームレス性が
担保され、部屋の隅に埃などが溜るのが防止される。ま
た、本発明に係る巾木は可撓性を有する樹脂素材で構成
すると共に、シート状の背面部、底面部、アール面部を
具え、これらのシート状部材で画成する領域を空洞とし
ているため、部屋の床面と壁面が正確に直角をなしてい
ないような場合でも、巾木と壁面あるいは床面との密着
性を確保することができる。
【0010】さらに、図3に示す従来例がアール面木5
5と巾木シート60との複数部材で構成されているのに
対して、本発明の巾木は単一部材で構成することがで
き、このアール巾木の構成だけで壁面と床面のシームレ
ス性と、床面及び壁面との密着性を達成できる。単一部
材で構成することにより、巾木の製造が容易となり、施
工に際して熟練が不要になるとともに作業の手間が大幅
に軽減される。
【0011】本発明のアール巾木は、前記背面部と底面
部の連結部の外側角部を曲面として形成するのが望まし
い。上記のように本願発明の特徴の一つは壁面の垂直度
に誤差がある場合でも巾木を壁面及び床面に密着させる
ことにあるが、巾木の背面部と底面部の連結部の外側角
部を曲面として形成することにより、巾木の背面部と部
屋の壁面を容易にフィットさせることができる。
【0012】また、本発明に係るアール巾木は、前記背
面部の縁部先端が断面において尖状をなすとともに、そ
の尖端を外側に反らせるのが望ましい。また、前記底面
部の縁部先端が断面において尖状をなすとともに、その
尖端を外側に反らせるのが望ましい。このように、アー
ル巾木の上下の縁部先端を断面において尖状をなすよう
に形成することにより部屋の壁面又は床面に対するアー
ル巾木の境界部分をよりスムーズなものにすることがで
きる。またアール巾木の縁部先端を外側にそらせること
により縁部がそれぞれ壁面や床面に好適に密着し、巾木
と壁面あるいは床面間に隙間が生じない。
【0013】また、前記背面部の壁面側及び/又は底面
部の床面側に、当該巾木の延在方向に凹部を設けるのが
望ましい。本発明のアール巾木は壁面及び床面に接着剤
で貼り付けてもよいが、その代りに、あるいはそれに加
えて、巾木の裏側に両面粘着テープを用い手壁面又は床
面に取り付けるようにしても良い。この場合は上記のよ
うに巾木の裏側に凹部を設けてそこにテープを配置する
ようにすれば、粘着テープの厚みによって巾木と壁面や
床面との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。
【0014】さらに、当該巾木を構成する樹脂素材は、
少なくとも酸化カルシウム60乃至80%重量、結晶水
20乃至30%の割合で含む粒径0.1乃至5μmの第
1の組成物を、0.1乃至5%重量の割合で含み、抗菌
消臭性及び燃焼時のダイオキシン発生抑制効果を有する
ことが望ましい。及び/又は、少なくとも炭化珪素又は
酸化珪素30乃至60%重量、酸化亜鉛7乃至15%重
量、酸化チタン2乃至8%重量の割合で含む粒径0.1
乃至10μmの第2の組成物を、0.1乃至5%重量の
割合で含み、抗菌性及び消臭性を有しても良い。
【0015】後に詳細に説明するが、本願出願人は本願
に先立つ数件の特許出願においてこれら第1及び第2の
組成物について開示しており、これら組成物の抗菌性、
消臭性、及び燃焼時のダイオキシン抑制効果を説明して
いる。すなわち、本願に係るアール巾木にこれら組成物
を混入することにより、巾木自体に抗菌性、消臭性、及
び燃焼時のダイオキシン抑制効果を付加することがで
き、例えば医療施設や厚生施設に好適に用いることが可
能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は本願に
係るアール巾木の構成を示す断面図である。図1に示す
ように、アール巾木10は、シート状の底面部11と、
この底面部11から連続して垂直方向に延在するシート
状の背面部12と、この背面部12の中間部から底面部
11の中間部まで下側に弧を描いて延在するシート状の
アール面部13とを具え、その断面において概略直角三
角形状の部分を有する。本例のアール巾木10では各部
位を構成するシートの厚みは約3mmとし、背面部の高
さを100mm、底面部11の幅を50mm程度であ
る。
【0017】底面部11と背面部12の角部15の外側
は曲面を形成している。このように構成することによ
り、背面部12の延在角度の自由度が増し、背面部12
を壁面に密着させることができる。また、底面部11の
裏面と、背面部12の裏面には、凹部11a、12aを
設けて、ここに両面粘着テープを配置するようにしてい
る。この凹部の大きさは使用する両面粘着テープに応じ
て決めるものとする。
【0018】さらに、底面部11の端縁部11bは先端
に近づくに従って徐々に厚みを薄くして、先端断面を尖
状とするとともに、先端を床面側(図1において下側)
に反らせた形状としている。同様に、背面部12の端縁
部12bも先端に近づくに従って厚みを薄くして先端断
面を尖状にするとともに、先端を壁面側に反らせた形状
としている。なお、巾木10は押出成型により形成し、
底面部11、背面部12、アール面部13とで画成され
る内側領域14は空洞である。
【0019】このアール面木10を構成する素材の一実
施例について説明する。アール面木10は適宜の樹脂素
材を押出成型により形成することができるが、例えばP
VC(ポリ塩化ビニル樹脂)、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエステル、ポリスチレン、その他オレフィ
ン系素材などを好適に用いることができる。さらに、こ
こで選択した樹脂素材に、酸化カルシウム60乃至80
%重量、結晶水20乃至30%重量の割合で含む粒径
0.1乃至5μmの第1の組成物と、炭化珪素又は酸化
珪素30乃至60%重量、酸化亜鉛7乃至15%重量、
酸化チタン2乃至8%重量の割合で含む粒径0.1乃至
10μmの第2の組成物とを配合する。
【0020】このうち第1の組成物により、アール巾木
10に抗菌性及び燃焼時におけるダイオキシン発生の抑
制が達成される。すなわち、酸化カルシウムにより細菌
や黴菌が巾木10に付着しても菌体の水分が脱水され、
菌体の生理機能を阻害し且つその繁殖が抑制される。ま
た、一般に塩化ビニル樹脂の燃焼にあたっては約500
°Cで分解した分子が冷却時に再結合してダイオキシン
が発生するが、前記第1の組成物を混入することにより
酸化カルシウム及び結晶水が燃焼時に優先的に塩素と結
合して安定性の高い塩化カルシウムとなるため、巾木1
0の燃焼時におけるダイオキシン発生が抑制される。
【0021】一方、上記第2の組成物は、本願発明者に
よる特開平9−77620「超微粒状抗菌セラミックス
粉体」、特開平10−85312「消臭セラミックス粉
体」、特開平10−167919「抗菌性セラミックス
粉体」、特開平10−165815「消臭性セラミック
ス粉体」、特開平10−179701「セラミックス微
粉体」等で既に開示しているセラミックス粉体を用い、
アール巾木10に抗菌・消臭機能を付加するものであ
る。すなわち、この第2の組成物たるセラミックス粉体
は、含有する炭化珪素又は酸化珪素が波長1乃至3μm
の近赤外線領域並びに波長5乃至20μmの遠赤外線領
域の電磁波を放射することにより、細菌や黴菌を形成す
る菌体の水分や繁殖に必要な環境水分の水分子を共振励
起して菌体の生理機能を阻害するとともにその繁殖を抑
制する。また、酸化チタンにより強い酸化力を創出し高
い殺菌性が発揮され、一般細菌類から招来される臭気の
分解除去を実現する。この第2の組成物たるセラミック
ス粉体については上記列挙した公報に詳細に記載されて
いるので、本明細書にてこれ以上の詳細な説明は省略す
る。
【0022】ここで、第1及び第2の組成物により達成
される抗菌消臭効果及び燃焼時のダイオキシン抑制効果
を確保するため、更にはアール巾木10を成形加工した
際に全体に均等に混入し且つ外表面に適量露出するよ
う、これらの組成物は巾木10の重量に対し0.1乃至
5%重量の割合で配合される。なお、これら組成物を合
成樹脂材に5%以上の重量割合で配合しても当該組成物
による効果には特段の差異が認められず、またこれ以上
の配合は巾木10の成型加工において支障となることが
判明している。
【0023】また着色剤を混入して所望の発色を得るよ
うにし、さらに、適用部位の壁面の垂直度に誤差があっ
ても背面部12の延在角度を曲げて壁面に沿わせられる
よう適量の可塑剤を配合する。さらに実施環境等を勘案
して補強剤や充填材を適宜配合しても良い。なお、今日
では予め安定剤や滑剤が配合され、更には使用目的に適
合するよう可塑剤等を添加してペレタイジングした多種
のペレットが市販されているので、このようなペレット
から選択して使用することができる。
【0024】上記の如く構成したアール巾木10を、壁
面と床面の接合部(隅部)に取り付けた状態を図2に示
す。図2に示すように、壁面22と床面24との隅部分
にアール巾木10を密着させて取り付ける。壁面22に
は壁紙21が貼り付けられており、床面24にはタイル
等の床材が敷かれている。巾木10の背面部12の壁面
側と底面部11の床面側には有機溶剤でなる接着剤を塗
布し、さらに凹部11a、12aには巾木10の延在方
向に両面粘着テープ25を貼り付けて、巾木10を固定
するようにする。
【0025】本発明のアール巾木10は、樹脂素材に可
塑剤を添加した可撓性のある材料でできており、底面部
11と背面部12の連結部の外側角部15を曲面として
構成し、巾木10の床面部11、背面部12、アール面
部13で画成される領域14を空洞として構成している
ため、例えば壁面22の床面23に対する垂直度に誤差
がある場合でも、背面部12の延在角度を変えて壁面2
2に密着させることができる。
【0026】また、巾木10の端縁部11b、12bを
先端にいくにつれ厚みが薄くなるようにして先端部を断
面尖状とし、更に各先端を床面側と壁面側に反らせるよ
うにしているため、端縁部11b、12bの先端をそれ
ぞれ床面23と壁面22に隙間なく当接させることがで
きる。また、アール面部13により壁面22と床面23
間の隅部がシームレスになるため、壁面下端部に埃など
が溜るのを防ぐことができる。
【0027】以上本発明の一実施例について詳細に説明
したが、本発明のアール巾木は上記実施例に限定される
ものではなく、他の様々な例として具現することができ
る。例えば上記実施例ではアール巾木を構成する樹脂素
材に第1及び第2の組成物を添加して抗菌性や燃焼時の
ダイオキシン抑制効果を付加して構成しているが、これ
は第1又は第2の組成物のみ、あるいはこれら組成物を
配合せずに巾木を構成しても良い。その他巾木の寸法、
素材、アール面部の角度その他の構成は、アール巾木の
適用箇所等の実施環境に応じて変化させることができ
る。なお、本願発明のアール巾木はその取付の容易さか
ら適用場所を選ばず、一般住宅の他に例えばクリーンル
ームや介護ルーム、押し入れ等にも取り付けることも可
能である。また耐水性の接着剤で固定するようにすれば
風呂場や浴場、さらにはプール内などの水中でも使用す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】上記に詳細に説明したように、本願発明
に係るアール巾木によれば、単一部材で部屋の隅部にア
ール面を提供しているため、施工に際しての熟練が不要
となり作業の手間を軽減することができる。また、この
アール巾木を適用しようとする床面と壁面が正確に直角
をなしていない場合でも、底面部と背面部を部屋の床面
と壁面に密着させて取り付けることが可能となる。
【0029】また、巾木の端縁部の厚みを薄くしてさら
に先端を裏側に反らせているため、施工後に端縁部をシ
ーリングする必要がなくなり、施工作業が容易になる。
また、既に床材が敷設されている上からアール巾木を配
設することができ、完成後の建造物にも面倒な床材除去
作業を伴うことなく簡単にアール巾木を取り付けること
ができる。
【0030】さらに、アール巾木に抗菌性や消臭性を有
する組成物を配合することにより巾木に抗菌性や消臭
性、燃焼時のダイオキシン発生の抑制効果を付加するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアール巾木の実施の形態の構成を
示す断面図である。
【図2】図1に示すアール巾木を屋内に据付けた状態を
示す斜視図である。
【図3】従来の巾木の施工例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 アール巾木 11 底面部 12 背面部 13 アール面部 11a、12a 凹部 25 両面粘着テープ 14 空洞

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物の壁面下端部に配置される巾木で
    あって、可撓性を持たせた樹脂素材で構成され、シート
    状の底面部と、該底面部から連続して当該底面部の延在
    方向に対してほぼ垂直方向に延在するシート状の背面部
    と、前記背面部と底面部を連結するシート状のアール面
    部とを具え、前記背面部、底面部、アール面部で画定さ
    れる領域が空洞であることを特徴とする巾木。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の巾木において、前記背
    面部と底面部の連結部の外側角部を曲面としたことを特
    徴とする巾木。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の巾木において、
    前記背面部の縁部先端が断面において尖状をなすととも
    に、その先端を外側に反らせたことを特徴とする巾木。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の巾木
    において、前記底面部の縁部先端が断面において尖状を
    なすとともに、その先端を外側に反らせたことを特徴と
    する巾木。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の巾木
    において、前記背面部の外側及び/又は底面部の外側
    に、当該巾木の延在方向に凹部を設けたことを特徴とす
    る巾木。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の巾木
    において、当該巾木を構成する樹脂素材は、少なくとも
    酸化カルシウム60乃至80%重量、結晶水20乃至3
    0%の割合で含む粒径0.1乃至5μmの第1の組成物
    を、0.1乃至5%重量の割合で含み、抗菌消臭性及び
    燃焼時のダイオキシン発生抑制効果を有することを特徴
    とする巾木。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の巾木
    において、当該巾木を構成する樹脂素材は、少なくとも
    炭化珪素又は酸化珪素30乃至60%重量、酸化亜鉛7
    乃至15%重量、酸化チタン2乃至8%重量の割合で含
    む粒径0.1乃至10μmの第2の組成物を、0.1乃
    至5%重量の割合で含み、抗菌性及び消臭性を有するこ
    とを特徴とする巾木。
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