JP2002145574A - 鉤部材と吊り具 - Google Patents

鉤部材と吊り具

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球形状、塊状、直方形状等の固形物の外殻を
挟持して吊り上げ易く、対象物の重量の大きさに対応し
て挟持力を大ならしめ、使用位置決めの容易な吊り具の
提供が目的である。 【構成】 上端で鉛直に吊られる吊り下げ部材と、該吊
り上げ部材の所定区間を軸線に沿って移動可能な摺動部
材と、該摺動部材に上端が枢着され上部が外方に下部が
内方に屈曲或いは湾曲する鉤部材とを具え、かつ該鉤部
材の中央より下方に吊り上げ部材下端に連結する連接部
材を設けるとともに鉤部材の開放機構を設けて成る吊り
具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は主として球形状、塊
状、立方体形状、その他の固形物を鋏持し、或いは抱い
て吊り上げる鉤部材と吊り具に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、重量固形物の吊り上げと移動に
は一般的には主としてユンボ(登録商標)、クレーン等
が使用されてきている。大きな岩石を前記の装置で吊り
上げて移動させる場合、岩石の下側にワイヤーロープを
バランス良く掛ける作業を行なうが、熟練した人手に頼
る危険で手間のかかる作業である。油圧式のロックフォ
ークではフォークで掴む力は油圧力によって決まり、吊
り下げる固形物が重い場合は油圧力を高めて掴む力を大
きくして対処しているので岩石の大きさに比較して上下
のフォーク機構は極めて重く大型であり、現場までの搬
入、燃費その他の経費も無視できないので使用可能の場
合が限られ、もっと軽量でコンパクトで移動しやすい装
置が望まれている。例えば、特開平7−137979号
では複数の吊り下げ部材は下外方に伸びていて一対の上
下のリンクとで構成してあるので、大きな岩石を吊り上
げ抱くには掛止部材の大型化が必要で、大型化すれば便
利に使用できない問題があり実用に供されていない。更
に、特開平7−330278号では水平当接部材は鉤部
材が挟持動作に入ると下方に下がり鉤の水準に接近して
いくので、鉤と当接部材の水準が狭まり背の高い固形物
を上から下方に押し出す状態となる(つまり懐が浅くな
る)し、リンク部材と鉤部材の連結位置が鉤部材の空気
圧シリンダに取り付ける位置に接近しているので、鉤の
先端にかかる挟持力が弱くなり大きな岩石の吊り上げに
は使用されていない。 つまり、上記2例は岩石を抱く
構成ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 油圧式ロックフォー
クではフォーク或いは爪で掴む力は油圧力によって決ま
るが 本発明では吊り下げる固形物の高さを収容する余
裕を生ずる懐を深くする鉤部材及び吊り上げ構造を提供
し、複数の吊り上げ部材で対象物の嵩張りの大なるもの
を懐深く挟持或いは抱かせることが第一の目的であり、
第二には挟持力の増強には油圧装置を用いないで機構的
に対象物の重量に応じて挟持力或いは抱く力を増大させ
る自在装置でコスト削減を可能とし、第三にはコンバク
ト軽量化して相対的に大きな岩石を吊り上げ可能とし、
使用コストの安い現場に搬入しやすい吊り具を提供し、
第四にはユンボのバケットに替えて取り付け使用可能な
吊り具の提供である。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明では上端で吊ら
れ鉛直に吊り下げられる細長い吊り上げ部材と、該吊り
上げ部材の中間部で軸線に沿って移動可能な摺動部材
と、該摺動部材に少なくとも所定水準まで回動自在に支
持孔で枢着され、アームの上部が外方に、かつ下部が内
方に曲がっていて、下端部に内に向く鉤を設けた鉤部材
において、アームの中央部辺或いはそれより下方に吊り
上げ孔を設けるが、該孔の位置は梃子の原理から鉤の先
端との距離より鉤の先端との距離を小にして設ける方が
挟持力が大になるが対象物が小型化するので、用途によ
る位置ぎめが望ましい。該鉤部材の吊り上げ孔に吊り上
げ部材を連結するが、ホイストによる場合はアームの中
程の上縁部に開放部材を取り付けてホイストの開放調節
機構で開放操作をなし、クレーンとかユンボに取り付け
る場合は半自動式の吊り具の鉤部材の吊り上げ孔に連接
桿の下部を軸着せしめるとともに該連接桿の上部を摺動
部材の下部に設けた連接支持部に軸着せしめて吊り上げ
摺動部材の下端部に向け鉤部材の鉤に近付けた吊り上げ
孔によりしぼり込ませる力を大にし、強い挟持力と抱き
込む力が発生させ外部エネルギーを不要とし、かつ対象
物の重量に比例してしぼる力が増大させ重い対象物では
それに対応する強い挟持力と抱き込む力が複数の鉤で発
生させるのが好ましい。本発明の吊り具は開放部材例え
ば開放ケーブル又は開放錘又は開放バネ又は開放振り子
又は油圧装置等を用いることもできるが、開放ケーブル
による制御では鉤部材の屈曲部の外縁に開放ケーブルを
取り付けて開放プーリーを介して開放ケーブルを引き上
げ、対象物を吊り下げる場合には該ケーブルを緩めるの
が望ましい。 開放バネによる制御では適切な弾性の圧
縮バネを吊り上げ部材に貫通せしめて吊り上げ摺動部材
の下方に当接せしめ吊り上げ部材に一定の開放圧を掛け
ておき、半開放状態以後は吊り上げケーブルを緩めて振
動を与えて開放させることが好ましい。開放錘は吊り上
げ部材下部の連接支持部に設けて吊り上げ部材を下げた
ときに鉤部材の下部に連接桿を介して上向きの力を掛け
て開放させる。開放を抑える障害で開かない場合に鉤部
材の下方に開放孔を設け、吊り具を緩めた時に開放孔を
利用して手動具で開放させたり、吊り具を開放状態に保
つために摺動部材の下方に開放振り子を設けて開放状態
で連接支持部の上面に当接せしめておき、挟持時に該開
放振り子の下方を手動操作具で外方に引く作業もでき
る。又、油圧装置の下部を吊り上げ摺動部材の上部に取
り付け、かつ該油圧装置の上部を吊り上げ摺動部材の上
端部に取り付け油圧による開放と挟持をせしめる自動吊
り具を提供できる。これらを一実施例をあげ図面により
詳述すると、
【0005】
【実施例1】 図1から図3は開放ケーブル式の吊り具
1の一実施例で、図1は4個の鉤部材8が開放している
状態である。ホイスト2の巻き上げ装置の吊り下げ作動
で下方の吊り上げケーブル10aが弛むとともに開放部
材の開放ケーブル9bに連結部材11のワイヤークリッ
プを含む下方の吊り上げ部材の重みがかかり、摺動部材
15の連結支持溝21の支持軸16cにより連結支持溝
22内で回動自在に支持される4本の鉤部材8は先端が
上がっていて開放状態であり大きな対象物を収容する空
間を4本の鉤部材8の内側に構成している。 図3にお
いて、ホイスト2の操作により、岩石20の上で巻き上
げケーブル3を緩めて4本の鉤部材8の先端を四周に下
ろすと四方から接地して囲むので、緩やかに巻き上げる
と岩石20を四方から挟持するので更に巻き上げケーブ
ル3を巻き上げれば岩石の自重により支点の間隔に比例
した力で締め付けて滑らないかぎり4本の鉤部材で挟持
し抱き込んで吊り上げる。トロリープーリー7とフック
プーリー5により巻き上げるケーブルの長さが吊り上げ
る高さの2倍となるとホイストの力が2倍となり、公知
のホイストの構成次第で軽い巻き上げ力で吊り上げ可能
となる
【実施例2】 図4、図5に於いて開放ケーブル式の大
型吊り具1の一実施例で、吊り上げ部材10の上端部に
は巻き上げケーブル3が連結してあり、下端部には連接
支持部10cが設けてあってその間を吊り上げ摺動部材
15が上下に摺動自在である。該摺動部材15は十字形
で各突出部には支持溝16aがあって、鉤部材8の上端
が嵌まり支持孔16に支持軸16cで図5の破線の位置
まで回動自在に軸着せしめてある。更に該連接支持部1
0cには左右一対の連接桿10bが連接支持軸10dで
軸着し、該連接桿10bの下端が吊り上げ孔19に吊り
上げ軸19aで軸着している。 開放部材である開放ケ
ーブル9bは鉤部材の開放孔17に通して結合部材12
で結合してある。従って、開放ケーブルが上に釣り上が
り吊り上げケーブルの位置が相対的に下がると、鉤部材
16は支持軸16cを中心に上に回動するが、この時下
方の吊り上げ孔19に軸着する連接桿10bの下端は水
平方向に連接支持軸10dを中心に回動して鉤部材を外
方の破線の位置に押して対向する鉤部材の下方の間隔を
拡大し対象物を挟持する前段階になり、次に巻き上げケ
ーブルを巻き上げれば、対象物を挟持し吊り上げる。
本例では開放ケーブルを用いるので実施例1と同じくホ
イストでの操作が望ましい。
【実施例3】 図6より図10は本発明による半自動吊
り具の一実施例で、吊り上げ部材10の上端部には連結
孔21が設けてあり、下端部には連接支持部10cが設
けてあってその間を摺動部材15が上下に摺動自在であ
る。該摺動部材15は下方が十字形で各突出部には支持
溝16aがあって、鉤部材8の上端が嵌まり支持孔16
に支持軸16cで図5の破線の位置まで回動自在に軸着
せしめてある。更に該連接支持部10cには左右一対の
連接桿10bが連接支持軸10dで軸着し、該連接桿1
0bの下端が吊り上げ孔19に吊り上げ軸19aで軸着
している。開放部材である開放錘9cは重い材質、例え
ば鉛、を主体に構成するのがコンパクトで好ましいが、
鉤底が接地した時の吊り上げ部材全体の荷重が連接桿の
吊り上げ軸19aで鉤部材を開放せしめるのに十分な重
量の構成であれば開放錘が必ずしも必要でない。該開放
錘9cは中央の孔に吊り上げ部材10を貫通せしめて固
定してあり下方に十字形の連接支持部が密接し、該連接
支持部は吊り上げ部材として一体に固定してある。尚、
下端部に開放操作孔13を設け開放コロ9、或いは又、
操作具例えば開放鎖9e等により鉤部材の矢印P方向へ
の開放を操作して作業を早める。尚、連接桿は一対の例
をあげたが、他の構造例えば角パイプ状その他で一本で
も可能であるし、鉤部材も平板をカットしたり、各種の
形鋼材で構成可能なことは明白であり、小型軽量ではア
ルミ合金・合成樹脂・木材等の素材を利用できる。上記
構成であるから、ユンボ又はクレーンの先端に吊り具を
取り付け、吊り上げ部材を下ろして、下端に対象物が当
ると鉤部材は開放錘の重圧を連接桿を介して矢印P方向
に加えられ、開放状態に入り、より吊り上げ部材を下ろ
して破線で示す対象物の岩石20を上方を空かして挟み
抱き込める状態になる。そこで吊り上げるが、対象物を
外すときは、吊り具を下げて開放した状態で対象物の上
から移動させれば、簡単に外せる。この半自動の吊り具
はバケットを外したユンボとか、クレーンに取り付けて
使用できる。従って、ユンボの入れる場所で使用でき電
力を必要とせずコンパクトかつ軽量で立方体・球形・塊
状等を含む固形物の吊り上げに最も適している。
【実施例4】 図11、図12は実施例4で開放振り子
9fは摺動部材15に支持される鉤部材8の一本の支持
軸と同軸でU字形に形成した長平板上端部を回動自在に
取り付けてある。図11は該開放振り子9fが下がって
連接支持部上面に当接し、吊り上げ摺動部材を図示の間
隔で支持している。該開放振り子の下端を操作具9gの
鎖で矢印Q方向に引くと、連接支持部の上面から外れて
図12に示す位置に振れて支持を停止する。この結果4
本の鉤部材は既述の通り、対象物の挟持抱き込みの段階
に入る。
【実施例5】 図13は実施例5で挟持抱き込みと開放
を油圧装置で作業するもので、摺動部材15の上部に設
けた油圧装置は吊り上げ部材上端部のとが固定取り付け
てあり、油圧によって矢印R方向に吊り上げ部材を押し
たり又は下ろしたりして前記作業が行なわれるが、公知
なので油圧装置の位置を説明して詳述を省略する。
【0006】
【効果】 本発明は上記構造の鉤部材の吊り上げ孔の位
置を下方に下げるので、鉤の先端にかかる重みを吊り上
げ軸を支点にして連接桿を介しての反作用として大きな
挟持力とか抱き締める力に転化せしめるし、複数の該部
材による抱き込むスペースは図5の140度以内にすれ
ば、立体状で充実して重いボリュームの対象物を吊り上
げるのに適していて、位置決めは簡単で、ロープ掛けの
人手を節約し、軽量で簡単でエネルギー消費も少なく、
使用場所には制約が少ないし、対象物が重ければその重
さに対応して挟持力と抱き締める力が増大自在なので安
全性があり固形の重量物の吊り上げに適している。更に
半自動式の吊り具は上記の効果に加えてユンボやクレー
ンに吊り下げて使用可能で、鉤部材の開放振り子の開放
操作には補助の人手が必要な場合もあるが、吊り上げ部
材の重量と接地作用により開放するから熟練すると一人
で吊り上げ移動作業が可能になる効果もある。油圧装置
を用いた自動式吊り具は上記の効果に加えて一人の作業
員でも作業が可能で省力化と安全性が高い。
【0007】
【図面の簡単な説明】
各図は何れも縮小概略図で、
【図1】 実施例1の開放ケーブル式の吊り具の開放状
態の斜視図、
【図2】 図1の吊り具の吊り上げ状態の斜視図、
【図3】 図1の吊り具の摺動部材の一例で、(イ)は
その平面図、(ロ)はその側面図、(ハ)はその底面
図、
【図4】 実施例2の開放ケーブル式の吊り具の大型の
一実施例で閉じた状態の底面図、
【図5】 図4の吊り具の断面A−A’と開放状態を示
す破線の図、
【図6】 半自動式の吊り具の一実施例の底面図、
【図7】 図6の断面B−B’、
【図8】 図6中の吊り上げ部材の下方部分図で(イ)
はその平面図、(ロ)はその底面図、(ハ)はその側面
図、
【図9】 図6中の摺動部材で(イ)はその平面図、
(ロ)はその底面図、(ハ)はその側面図、
【図10】 半自動式の吊り具の開放部材の一例で
(イ)は開放コロの側面図、(ロ)は開放鎖の部分側面
図である。
【図11】 実施例4の開放振り子の開放使用例の部分
側面断面図、
【図12】 図11中の開放振り子が開放位置から外れ
中央垂直部分断面図、
【図13】 実施例5の油圧ポンプの位置を示す中央垂
直部分断面図。 符号の説明 1 吊り具、2 ホイスト、3 巻き上げケーブル、4
開放調節ケーブル、5 フックプーリー、6 吊り上
げプーリー、7 トロリープーリー、8 鉤部材、9
開放部材、9a 開放摺動部材、9b 開放ケーブル、
9c 開放錘、9d 開放コロ、9e 開放鎖、9f
開放振り子、9g 操作具、9h 油圧装置、10 吊
り上げ部材、10a 吊り上げケーブル、10b 連接
幹、10c 連接支持部、10d 連接支持軸、10e
連接支持孔、11 連結部材、12 結合部材、13
開放操作孔、14 開放プーリー、15 摺動部材、
16 支持孔、16a 支持溝、16b 支持軸、 1
6c 連結支持溝、17 開放孔、18 摺動孔、19
吊り上げ孔、19a 吊り上げ軸、20 岩石、21
連結孔。
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月27日(2000.9.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 鉤部材と吊り具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に支持孔を設け、アームの中央付
    近が求心的に内方に曲がっていて、下端部に内に向く鉤
    を設け、かつ該アームの中心より下方に吊り上げ孔を設
    け、かつ該孔の位置は鉤の先端との距離と支持孔との距
    離とが等しいかより鉤の先端との距離を小にして設けて
    あり、かつ該孔と該支持孔を通る直線と該吊り上げ孔と
    鉤の先端とを通る直線となす角度が140度より小なる
    吊り具の鉤部材。
  2. 【請求項2】 ホイストに上端で吊られ鉛直に吊り下げ
    られる細長い吊り上げ部材と、該吊り上げ部材の中間部
    で軸線に沿って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少
    なくとも所定水準まで回動自在にアーム上端部の支持孔
    で枢着され、アームの上部が外方に、かつ下部が内方に
    曲がっていて、下端部に内方に向く鉤を設け、かつ該ア
    ームの中央部或いはより下方に吊り上げ孔を設けた鉤部
    材の吊り上げ孔に吊り上げ連結部材を設けるとともに、
    鉤部材の外周縁部に開放ケーブルを設けてホイストの開
    放調節機構に連結することを特徴とする吊り具。
  3. 【請求項3】 ホイストに上端で吊られ鉛直に吊り下げ
    られる細長い吊り上げ部材と、該吊り上げ部材の中間部
    で軸線に沿って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少
    なくとも所定水準まで回動自在にアーム上端部の支持孔
    で枢着され、アームの上部が外方に、かつ下部は内方に
    曲がっていて、下端部に内方に向く鉤を設けた鉤部材の
    アームの中央部或いはより下方に吊り上げ孔を設けて連
    接桿の下端部を軸着せしめるとともに、吊り上げ部材の
    下端に設けた連接支持部に該連接桿の上端部を軸着せし
    め、かつ該鉤部材の外周縁部に開放ケーブルを設けてホ
    イストの開放調節機構に連結することを特徴とする吊り
    具。
  4. 【請求項4】 上端で吊られ鉛直につり下げられる細長
    い吊り上げ部材と、該吊り上げ部材の中間部で軸線に沿
    って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少なくとも所
    定水準まで回動自在に支持孔で枢着され、アームの上部
    は外方に、かつ下部は内方に曲がっていて、下端部に内
    方に向く鉤を設けた鉤部材のアーム中央部或いはより下
    方に吊り上げ孔を設けて連接桿の下端部を軸着せしめる
    とともに吊り上げ部材の下端に設けた連接支持部に該連
    接桿の上端部を軸着せしめ、かつ該吊り上げ部材に鉤の
    接地時に鉤部材を開放せしめるための所定の重量を充足
    せしめて成る釣具。
  5. 【請求項5】 上端で吊られ鉛直に吊り下げられる細長
    い吊り上げ部材と、該吊り上げ部材の中間部で軸線に沿
    って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少なくとも所
    定水準まで回動自在に支持孔で枢着され、アームの上部
    が外方に、かつ下部が内方に曲がっていて、下端部に内
    方に向く鉤を設けた鉤部材のアームの中央部或いはより
    下方に吊り上げ孔を設け、かつ該孔の位置は鉤の先端と
    の距離と支持孔との距離とが等しいか、より鉤の先端と
    の距離を小にして設けてある鉤部材の吊り上げ孔に連接
    桿の下端部を軸着せしめるとともに、該連接桿の上端部
    を吊り上げ部材の下端に設けた連接支持部に軸着せし
    め、かつ該吊り上げ部材に鉤の接地時に鉤部材を開放せ
    しめるための所定の重量を充足せしめて成る吊り具。
  6. 【請求項6】 上端で吊られ鉛直に吊り下げられる細長
    い吊り上げ部材と、該吊り上げ部材の中間部で軸線に沿
    って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少なくとも所
    定水準まで回動自在に支持孔で枢着され、アームの上部
    が外方に、かつ下部が内方に曲がっていて、下端部に内
    方に向く鉤を設けた鉤部材のアームの中央部或いはより
    下方に吊り上げ孔を設け、かつ該孔に連接桿の下端部を
    軸着せしめるとともに、該連接桿の上端部を吊り上げ部
    材の下端に設けた連接支持部に軸着せしめ、かつ該吊り
    上げ部材に鉤の接地時に鉤部材を開放せしめるための所
    定の重量を充足せしめるとともに該摺動部材の下方に開
    放振り子を設けて成る吊り具。
  7. 【請求項7】 上端で吊られ鉛直に吊り下げられる細長
    い吊り上げ部材と、該吊り上げ部材の中間部で軸線に沿
    って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少なくとも所
    定水準まで回動自在に支持孔で枢着され、アームの上部
    が外方に下部が内方に曲がっていて下端部に内方に向く
    鉤を設けた鉤部材のアームの中央部或いはより下方に吊
    り上げ孔を設けて連接桿の下端部を軸着させるととも
    に、該連接桿の上端部を吊り上げ部材の連接支持部に軸
    着せしめ、かつ該摺動部材の上部に設けた油圧装置の上
    部を吊り上げ部材上部に取り付けて成る油圧式吊り具。
  8. 【請求項8】 鉤部材の接地部に開放コロ或いは開放鎖
    等の開放部材を設けて成る請求項4乃至6の何れかに記
    載の吊り具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019077215A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社クボタ 管埋設用搬送車
CN110775812A (zh) * 2019-09-25 2020-02-11 中国海洋大学 释放钩

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JP2019077215A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社クボタ 管埋設用搬送車
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