JP2002145548A - エレベーターの情報伝送方法、エレベーターシステム及びエレベーターの呼び登録方法 - Google Patents
エレベーターの情報伝送方法、エレベーターシステム及びエレベーターの呼び登録方法Info
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Abstract
っても,また、通話料も要らず、エレベーター情報を携
帯電話からモニタし、呼び登録を行うこと。 【解決手段】 エレベーターの制御装置から取得した情
報を,近距離無線通信を用いて送信し,携帯電話に装備
した近距離無線装置で受取り表示させる。また、逆に、
携帯電話からエレベーターの呼びを無線送信し,登録さ
せる。
Description
報伝送方法、エレベーターシステム又はエレベーター呼
び登録方法の改良に関わり,特に,エレベーターの運行
情報を把握するに便利なエレベーターの情報伝送方法、
システム等に関する。
するためには,ビル管理室に設置したエレベーター監視
盤を使うなどしていた。そこで,エレベーターの情報を
特定のビル管理室以外の場所で表示する装置としては,
特開平11−343081号公報に,エレベーターの情
報を有線ネットワークを通してパソコンに表示すること
が開示されている。また,特開平11−100179号
公報では、有線ネットワークを通してパソコンでエレベ
ーター情報の入出力が行え,さらにはPBXを設置する
ことにより,PHS電話機から呼びを作ることが開示さ
れている。
は,無線電話回線を使ってビル設備やエレベーターを携
帯電話を使用して監視することが開示されている。ま
た,実公平7−41744号公報では,エレベーターの
表示器に表示される内容を無線にて携帯無線端末に記憶
させ、表示させることが開示されている。
エレクトロニクス(日経BP社発行)の第759号19
99年12月13日号のPP139−163などに記載
のBluetoothなどが知られている。
81号では,建物内のネットワーク回線を使用してエレ
ベーターの情報を見ることが開示されているが,ネット
ワーク回線にパソコンを接続した状態で使用する必要が
ある。実公平7−41744号では,表示器の表示内容
を記憶するものであり,エレベーターの運行状況などは
判らない。特開平8−273085号では,ビル設備や
エレベーターの監視のために携帯電話を用いることが開
示されているが,やはりエレベーターの運行状況を知る
ことはできない。特開平11−100179号ではパソ
コンからの入出力だけでなく,PHS電話機からの呼び
の作成も挙げられているが,PBXが必要であった。本
発明の目的は,公衆無線通信電波のカバー範囲の影響を
受けずに、望ましくは通話料が要らず、ビル内のエレベ
ーターの情報を把握し,あるいはエレベーターの呼び登
録を作成することにある。
て、利用が有料である第1の無線通信手段と利用が無料
である第2の無線通信手段とを備えた携帯電話装置に対
し、エレベーター側の無線送信装置から第2の無線通信
手段を介してエレベーターの運行情報を伝送し、携帯電
話装置の表示部に表示することを特徴とする。
おいて公衆無線通信回線のカバー領域の如何を問わず、
第2の無線通信手段を介して送信される領域において、
エレベーターの運行情報を受信することができる。
レベーター運行情報の表示を指令し又は許可するための
操作手段を有する携帯端末を備え,エレベーターの運行
情報を前記携帯端末に送信する無線通信手段と、この無
線通信手段から送信されたエレベーターの運行情報を前
記操作手段の操作状況に応じて前期表示部に表示する手
段を備えたことを特徴とする。
ベーターの運行情報が表示され、また、情報の表示を許
可しておけば,無線通信手段からエレベーターの運行情
報が送信される度にエレベーターの運行情報が表示され
る。
が公衆通信回線から独立した近距離無線通信を利用する
無線通信手段を備え、この無線通信手段を介して送信さ
れた信号を乗り場で受信しエレベーター制御手段に伝達
する受信手段を備え、前記携帯無線端末からエレベータ
ーの呼びを前記エレベーター制御手段に伝送することを
特徴とする。
携帯電話のメモリに格納したデータを使用して,携帯電
話の表示部分に呼び登録の選択候補を表示する。利用者
は,これら候補の中から呼びを選択するだけでエレベー
ターの呼びを登録することができる。
面により説明する。
ステム構成を示す図である。
1・・1nは、それぞれ号機制御装置(エレベーター制
御手段の一部)21・・2nによって運転される。各階
1〜m階の乗り場には、それぞれホール呼び釦31、3
2・・3mが配置され,図示しないが各かご内のかご内
装置111、1n1には行先呼び釦が設けられている。
号機制御装置21,2nは、運行制御装置(エレベータ
ー制御装置の他の一部)4の統制の下に運行管理制御さ
れている。この運行制御装置4は、各乗り場からのホー
ル呼びを割当てるホール呼び割当て部41,各乗りかご
からの行先階呼びを登録するかご内行先階登録部42を
備えている。割当てられあるいは登録された呼びの内容
は、呼び指令部43を介して各号機制御装置21、2n
に伝えられ,該当号機を割当て階や行先呼び発生階に運
行させる。
は,各装置から取得した情報に基づき,加工を施し出力
表示情報を作成する。取得する情報としては,ホール呼
び割当て部41から送られるホール呼び割当て信号,か
ご内行先階登録部42から送られるかご内行先階信号,
及び各号機のかご位置信号,戸開閉信号,かご内荷重信
号等のエレベーター号機制御装置21・・2nから送ら
れてくる信号,並びに各号機制御装置21・・2nに記
憶されているスペック等の信号等である。また,表示内
容加工部44は,外部から入力された任意の情報も取得
可能である。表示内容加工部44で加工された出力表示
用情報は、サーバ45を介して各階乗り場へ出力され
る。
り、管理者のパソコンや,保守員の保守装置等がこれに
対応する。ここで入力された情報は、サーバ45を介し
てホール呼び割当て部41や表示内容加工部44に取り
込まれる。入力される情報の例としては,後述する表示
のための文字情報や,呼び割当て信号、あるいは、エレ
ベーターの設定の変更やエレベーターのデータ収集要求
信号などである。
31・・3mと一体的に設けられた無線通信装置61、
62・・6mから、出力表示情報を乗り場に向けて無線
で送信する。必要に応じて、利用者に携帯端末(電話)
7を持たせることができる。この携帯端末7は、無線の
通信制御装置71を備えており、携帯電話の有料無線通
信手段72のほかに、無料の無線通信手段73を備えて
いる。この無線通信手段73としては、市販の「Blu
etooth」など、微弱電波を用いた近距離無線通信
装置が好適である。有料無線通信手段72は、公衆電話
(通信)回線8と交信する。
用者が来れば、4階の無線通信装置64から送信された
出力表示情報を無線通信手段73で受信する。この受信
内容を、携帯端末(携帯電話)7の表示装置74に表示
して、利用者にエレベーター情報を伝達する。また,逆
に,利用者の携帯端末7からエレベーター側へ情報の入
力を行うことができる。その入力は呼び作成の信号や,
エレベーターの情報を要求する信号等である。エレベー
ター側の無線通信装置に送信された呼び登録情報は運行
制御装置4へ送られ,ホール呼び割当て部41あるいは
かご内行先階呼び登録部42へ送られる。前者の場合は
通常のエレベーターのホール呼び釦31・・3mと同様
の処理が行われ,後者の場合には直接かご内行き先階呼
びを登録できる。
部への情報出力処理のフローチャートである。この図を
参照して、表示内容加工部44においてエレベーターか
ら得た情報を携帯端末(電話)7に出力する流れを説明
する。
プ200からスタートし,ステップ201にてエレベー
ターからエレベーターの情報を獲得する。ステップ20
2ではエレベーターの情報を加工し,平均待ち時間や平
均乗車時間の算出を行う。また,ステップ203では外
部入力装置5等からの一般情報があれば、これを獲得す
る。そして,ステップ204にて,ステップ201,2
02,203の情報を取りまとめて,表示用の画面を編
成する。ステップ205では,携帯電話でも見られるよ
うに周知の「CompactHTML形式」や「MML
形式」など、携帯端末で見ることができる形式に変換す
る。この変換は、携帯電話で受信可能なデータ形式であ
れば良く,ブラウザで見ることのできる形式だけに限ら
ない。
ターから得た情報,エレベーターから得た情報を加工
した情報,利用者、管理人又は保守員が入力装置から
入力した情報、のうち少なくともいずれか一つを含むも
のである。より具体的には,エレベーターから得た情報
とは,エレベーターの号機制御装置あるいは運行制御装
置から直接取得可能な情報であり,乗りかご位置情報,
ホール呼び割当て情報,かご内行先階情報あるいはかご
内荷重情報等である。また,エレベーターから得た情報
を加工した情報とは,平均待ち時間情報,平均乗車時間
情報又は平均混雑度情報等である。
した情報とは,エレベーターの監視カメラの映像,エレ
ベーターの保守員や管理人が表示画面のために入力した
情報(メンテナンス中,清掃中,エレベーター停止期間
の掲示又はビデオ映像等),管理人等が入力した建物の
情報(燃えるごみの日は水曜日,町内会は11月10
日,本日は5階でイベント開催,本日の営業時間は朝9
時〜夜9時まで,今月の休みは8月8日等),あるいは
一般情報(文字放送,テレビ放送等)等,出力可能なデ
ータ全てに該当する。
06で無線のフォーマットに変換し利用が無料である無
線通信手段73を備えた携帯端末(電話)7に送信さ
れ,携帯電話に内蔵されているブラウザを使ってその表
示部73に表示される。
を挙げたが,携帯電話に限らず同様の入出力機能を持つ
ものであれば,PHS,携帯テレビ又は携帯パソコン等
であっても良い。
する装置は,携帯端末(電話)に内蔵されていても,他
のパソコン内であっても構わない。
を,管理者にはパスワード管理等で管理者向けの内容
を,一般利用者にはエレベーターの実用的な内容等を提
供することが望ましいが,共通に活用できる内容であれ
ば,同一の内容を提供しても構わない。
の制御を行うエレベーター制御手段2,4と,このエレ
ベーター制御手段から得られたエレベーターの運行情報
を送信する無線送信装置と,この無線送信装置から送信
されたエレベーターの運行情報を受取る無線端末を有す
るエレベーターにおいて,利用が有料である第1の無線
通信手段72と利用が無料である第2の無線通信手段7
3とを備えた携帯電話装置7に対し、前記無線送信装置
61〜6mから前記第2の無線通信手段73を介してエ
レベーターの運行情報を伝送し、このエレベーターの運
行情報を前記携帯電話装置7の表示部74に表示するエ
レベーターの情報伝送方法を構成する。
のフローチャートを用いて説明する。エレベーターの乗
りかごまたは乗り場に備えられた無線通信装置61〜6
mからの送信内容をステップ301にて判断する。通常
内容のときはステップ302にてその発信形態を判断す
る。常時発信,不定期発信,定期的発信等に無線発信装
置側から発信しているときには,ステップ303へ進
み,携帯電話が受信許可を出しているかどうかを判断す
る。携帯電話が受信許可を出していなければ,ステップ
305に進み表示は行わない。携帯電話が受信許可を出
していれば,ステップ306へ進み携帯電話に送信を行
う。受信するかどうかの確認を表示するようにしていれ
ばステップ304へ進み,受信するかどうかの受信確認
を行う。受信を拒否すればステップ305に進み送信は
行わず,受信許可をすればステップ306に進み送信を
行う。それぞれ最後はステップ307のENDで終わ
る。
求するまで,乗り場側の携帯端末(電話)に情報を送ら
ない構成であっても,あるいは、エレベーター側の無線
通信装置が常時一方的に電波を発していて,携帯電話側
が受付を許可したときのみ表示する構成としても良い。
また,非常時には各人の携帯端末の表示画面に強制的に
表示しても良い。
報を作成しているが、運行制御装置4を備えていないエ
レベーターであっても,号機制御装置21・・2n内で
実行可能であるため,全てのエレベーターに適用可能で
ある。
制御装置及び有料通信手段72が備わっている。携帯電
話に,例えば「Bluetooth」と呼ばれる市販の
近距離無線通信装置を組み込むことにより,今まで有線
で行っていたモバイル端末との接続なども,無線で対応
できる。
置74と有料通信手段72が備えられている。この携帯
電話を用いて外部と無線で通信を行い,表示画面を利用
するには有料の公衆通信(電話)回線を使用する必要が
ある。本実施例のように、この携帯電話に公衆通信回線
以外の、望ましくは無料の無線通信手段73を装備さ
せ、既存の表示装置74を利用することにより,公衆通
信回線が交信不能の場所であっても、望ましくは通話料
を払わなくても通信を行い,利用者への情報の伝達が可
能となる。特に、携帯電話機の表示機能を利用すること
により,効果は顕著である。
際のフローチャートであり,START400から始ま
りEND411で終了する。
との間で通信が可能な領域に入ったときに,以下の処理
はサーバ45あるいは携帯端末7にて行われ,ステップ
400よりSTARTする。
レベーターと通信をする状態にあるかどうかを確認す
る。受け付けない状態にあればステップ402に進み確
認の画面を表示し、ステップ403にて利用の希望の有
無を確認する。ステップ401においてエレベーターか
らの要求を受け付ける状態であれば,ステップ404に
て、この建物に過去に登録した階床があるかどうかを自
動的に判断する。既に登録した階が存在すれば,ステッ
プ405で、既登録階を選択するか行き先階を直接入力
するかを選ぶための画面を出力し、ステップ406でい
ずれかを選べるようにする。既登録階に向かう場合には
ステップ407で該当画面を選択,確定しステップ40
8にて行き先呼びを作成しステップ409で終了する。
ステップ406で行先階を入力する場合には,ステップ
410に進み,行先階を入力し,ステップ411で呼び
を作成する。その後ステップ412で今入力した階を登
録階として記憶させるかを入力させるための画面表示を
行う。ステップ413では、利用者の操作に応じて、登
録するかどうかの確認を行い,記憶する場合にはステッ
プ414に進み,記憶しない場合には直接ステップ40
9で終了する。ここで、ステップ405においては,利
用頻度の高い階を簡単に選べるように,行き先選択候補
の上位に位置させ表示することにより利便性を増すこと
ができる。
の機能と、エレベーターのモニタ又は呼びの作成との兼
ね合いを示すフローチャートである。
または外部に設けられたサーバ45あるいは携帯端末7
にて行われ,利用者が携帯端末を用いて操作を行い,各
階に設置された無線通信装置61〜6mと通信が可能な
領域に入ったときに,ステップ500よりSTARTす
る。
ベーターの呼び作成を次のようにして実行する。ステッ
プ501においてエレベーターモニタまたはエレベータ
ー呼び作成を行っているときに,ステップ502の電話
の着信の有無を判断し,電話の着信がない場合には,エ
レベーターモニタや呼び作成の操作を続ける。電話の着
信があった場合には,ステップ503に進み,画面に操
作一時保留,受信一時保留,操作破棄といったメッセー
ジを表示して,利用者の選択を要求する。ステップ50
4の利用者の選択で現在のエレベーターモニタ,呼び作
成の作業を一時保留して,ステップ505で現在の状態
を保存してステップ508の通話を行う。通話終了後に
ステップ509にて,先ほどのエレベーター操作の続き
を行うためステップ501へ戻る。
の操作を破棄するときにはステップ506に進み,ステ
ップ508へ進んで通話を行う。再度エレベーターの操
作を行うときには,ステップ501へ戻り,操作を行わ
ないときにはステップ510へ進み終了する。
受信を一時保留するときには,ステップ507でエレベ
ーターモニタ,呼び作成を行い、それが終了してから,
ステップ508へ進み通話を行う。さらに操作を行うに
はステップ501へ行き,終了するにはステップ510
へ行く。
示装置74での表示画面の例を示す。これらは、エレベ
ーター無線通信装置61〜6mから送信された「HTM
L形式」等の情報を取り込み、画面に表示させるもので
ある。図6はエレベーター利用の最初の選択画面で,利
用者の希望が「エレベーターモニタ」か「呼び登録」か
を選択させる画面である。呼び登録を選び、現在いる建
物を認識している場合には、携帯端末7あるいはエレベ
ーターサーバ45に記憶された情報を用いて,図7に示
すように、「Aさん宅9階」,「Dさん宅6階」といっ
た表示を行い,目的とする人を選択することにより,該
当階に呼びを作成することができる。また,図7に示す
ように行先階入力画面に切り替える選択肢も加える。
あり,携帯電話の数字ボタンを使って入力し,呼びを作
成する。図9は,エレベーターの呼び登録後の画面例で
あり,現在のエレベーターの走行位置を文字もしくはア
ニメーションにて表示する。図10は,エレベーターの
モニタの画面例であり,エレベーターの位置等をモニタ
でき,またその脇には簡単な文字情報も表示させている
例である。
エレベーター制御手段2,4と、このエレベーター制御
手段から得られたエレベーターの運行情報を送信する無
線送信手段を有するエレベーターシステムにおいて、前
期無線送信手段6を,公衆通信回線8から独立した無線
通信を利用してエレベーター乗り場に向けて前記エレベ
ーターの運行情報を送信するように構成し、エレベータ
ーに登録する呼びに対応する信号を作成する操作手段と
前記公衆通信回線8から独立した無線通信を利用する無
線通信手段73とを装備した携帯無線端末7と、この携
帯無線端末7から前記無線通信手段73を介して送信さ
れたエレベーターの呼びに対応する信号を乗り場で受信
し前記エレベーター制御手段に伝達する受信手段6を備
え、前記携帯無線端末7の表示部74にエレベーターの
情報を表示するとともに、登録すべきエレベーターの呼
びの信号を前記エレベーター制御手段2,4に伝送する
エレベーターシステムを構築している。
の表示装置を用いて、エレベーターに関する情報を表示
し、または、エレベーターの呼びを作成できるので、市
販のBluetooth等の近距離無線装置を携帯電話
に簡単に組み合わせることによって、格別の装置の追加
も無く、エレベーター制御装置と利用者との間の情報の
やり取りを実現することができる。
替え装置とエレベーター装置のシステム構成の3つの例
を示したものである。図11は無料/有料の切替え装置
75が携帯電話7に含まれている場合で,携帯電話7の
機能を使って、無料の無線通信手段73に切替え、エレ
ベーター装置9との無線通信を行う。図12は、外付け
の無料/有料切替え装置10が、携帯電話7にもエレベ
ーター装置9にもなく、独立して設けられる場合であ
り,図13は無料/有料切替え装置91がエレベーター
装置9内にある場合である。アンテナ12は、図のよう
に独立して設けても、エレベーター装置9側に設けても
良い。これらのいずれの構成であっても、前記実施例は
実現可能である。
限る必要はない。図14は、図11の実施例において、
有料通信手段72の相手として公衆電話回線8を,無料
通信手段73の相手としてエレベーター装置9とした構
成であり,図15は、同じく図11の実施例において、
有料通信手段72によりエレベーター装置9内の呼び登
録92を,無料通信手段73の相手としてエレベーター
のモニタ93とした構成である。有料通信手段72と無
料通信手段73のそれぞれの相手としては,自由に組合
せ可能であることを示している。
ずらが生じることがある。いたずら呼びの発生に対する
防護策としては,呼び登録の使用者に制限を付けたり,
サービス料を徴収したりすることにより減らすことが可
能である。
きない場所であっても、電話回線使用料を払うことなく
携帯電話にエレベーター情報を出力することが可能とな
り,手軽にエレベーター情報を得ることができる。
波の届かない場所においてもエレベーターの運行情報を
得ることができる。また、微弱電波等の近距離無線通信
技術を用いた場合、携帯端末から電話回線使用料を払う
ことなく,エレベーターのかご位置や休止状況などのエ
レベーターの運行情報を知ることができる。
ムの全体構成図である。
処理のフローチャートである。
携帯電話に出力を行う処理のフローチャートである。
ターの呼びを登録する処理のフローチャートである。
ター装置とのやり取りと電話着信との兼ね合いを示す処
理フローチャートである。
示す図である。
行き先選択画面を示す図である。
行先階登録画面を示す図である。
の画面を示す図である。
ーターモニタ画面を示す図である。
切替え装置の携帯電話への配置図である。
切替え装置の独立配置図である。
切替え装置のエレベーター装置への配置図である。
の使い分け図である。
の使い分けの他の例である。
エレベーター制御装置、61〜6m…無線通信装置、7
…携帯電話,携帯端末、72…有料(公衆)通信手段、
73…無料(公衆回線とは独立した)通信手段、74…
表示装置、8…公衆通信(電話)回線、9…エレベータ
ー制御装置。
Claims (9)
- 【請求項1】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段から得られたエレ
ベーターの運行情報を送信する無線送信装置と、この無
線送信装置から送信されたエレベーターの運行情報を受
取る無線端末を有するエレベーターの情報伝送方法にお
いて、利用が有料である第1の無線通信手段と利用が無
料である第2の無線通信手段とを備えた携帯電話装置に
対し、前記無線送信装置から前記第2の無線通信手段を
介してエレベーターの運行情報を伝送し、このエレベー
ターの運行情報を前記携帯電話装置の表示部に表示する
ことを特徴とするエレベーターの情報伝送方法。 - 【請求項2】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段から得られたエレ
ベーターの運行情報を送信する無線送信手段と、この無
線送信手段から送信されたエレベーターの運行情報を受
取る無線端末を有するエレベーターの情報伝送方法にお
いて、公衆通信回線を利用する第1の無線通信手段と公
衆通信回線とは独立した第2の無線通信を利用する第2
の無線通信手段を有する携帯端末を備え、前記無線送信
手段から前記第2の無線通信によって送信されたエレベ
ーターの運行情報を前記携帯端末の第2の無線通信手段
で受信し、前記携帯端末の表示部に表示することを特徴
とするエレベーターの情報伝送方法。 - 【請求項3】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段から得られたエレ
ベーターの運行情報を送信する無線送信手段と、この無
線送信手段から送信されたエレベーターの運行情報を受
取る無線端末を有するエレベーターの情報伝送方法にお
いて、第1の無線通信回線を利用する第1の無線通信手
段と,この第1の無線通信回線とは独立した第2の無線
通信を利用する第2の無線通信手段を有する携帯端末を
備え、前記第1の無線通信によって送信された情報を前
記携帯端末の第1の無線通信手段で受信し,前記携帯端
末の表示部に表示するとともに、無線送信手段から前記
第2の無線通信によって送信されたエレベーターの運行
情報を前記携帯端末の第2の無線通信手段で受信し,前
記携帯端末の表示部に表示することを特徴とするエレベ
ーターの情報伝送方法。 - 【請求項4】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段から得られたエレ
ベーターの運行情報を送信する無線送信手段を有するエ
レベーターの情報伝送方法において、前記無線送信手段
は、微弱電波を利用した近距離無線通信によって,エレ
ベーター乗り場に向けて前記エレベーターの運行情報を
送信することを特徴とするエレベーターの情報伝送方
法。 - 【請求項5】請求項1〜4のうちいずれかにおいて、前
記エレベーターの運行情報は、エレベーターから得た情
報,エレベーターから得た情報を加工した情報又は入力
装置から入力したエレベーター情報のうちいずれかを含
むことを特徴とするエレベーターの情報伝送方法。 - 【請求項6】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段から得られたエレ
ベーターの運行情報を表示する端末を有するエレベータ
ーシステムにおいて、前記端末は表示部と,エレベータ
ー運行情報の表示を指令及び/又は許可する操作手段を
有する携帯端末であり、エレベーターの運行情報を前記
携帯端末に送信する無線送信手段と、この無線送信手段
から送信されたエレベーターの運行情報を前記操作手段
の操作状況に応じて前記表示部に表示する手段を備えた
ことを特徴とするエレベーターシステム。 - 【請求項7】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段に情報を送信し,
エレベーターの呼びを登録する携帯無線端末を有するエ
レベーターシステムにおいて、前記携帯無線端末は公衆
通信回線から独立した近距離無線通信を利用する無線通
信手段を備え、この無線通信手段を介して送信された信
号を乗り場で受信し前記エレベーター制御手段に伝達す
る受信手段を備え、前記携帯無線端末からエレベーター
の呼びを前記エレベーター制御手段に伝送することを特
徴とするエレベーターの呼び登録方法。 - 【請求項8】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段に情報を送信し、
エレベーターの呼びを登録する携帯無線端末を有するエ
レベーターシステムにおいて、前記携帯無線端末は、過
去のデータを記憶したメモリと,このデータに基づき登
録する呼びの候補を表示する手段と,表示された候補の
中から登録する呼びを選択する操作手段,及び選択され
た呼びに応じた信号を前記無線により送信する手段とを
備え、この送信された信号を乗り場で受信し前記エレベ
ーター制御手段に伝達する受信手段を備え、前記携帯無
線端末からエレベーターの呼びを前記エレベーター制御
手段に伝送することを特徴とするエレベーターの呼び登
録方法。 - 【請求項9】エレベーターの制御を行うエレベーター制
御手段と、このエレベーター制御手段から得られたエレ
ベーターの運行情報を送信する無線送信手段を有するエ
レベーターシステムにおいて、前記無線送信手段を,公
衆通信回線から独立した無線通信を利用してエレベータ
ー乗り場に向けて前記エレベーターの運行情報を送信す
るように構成し、エレベーターに登録する呼びに対応す
る信号を作成する操作手段と,前記公衆通信回線から独
立した無線通信を利用する無線通信手段とを装備した携
帯無線端末と、この携帯無線端末から前記無線通信手段
を介して送信されたエレベーターの呼びに対応する信号
を乗り場で受信し,前記エレベーター制御手段に伝達す
る受信手段を備え、前記携帯無線端末の表示部にエレベ
ーターの情報を表示するとともに、登録すべきエレベー
ターの呼びの信号を前記エレベーター制御手段に伝送す
ることを特徴とするエレベーターシステム。
Priority Applications (1)
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