JP2002144146A - リーマ及びリーマの仕上げ加工方法 - Google Patents

リーマ及びリーマの仕上げ加工方法

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JP2002144146A JP2000346323A JP2000346323A JP2002144146A JP 2002144146 A JP2002144146 A JP 2002144146A JP 2000346323 A JP2000346323 A JP 2000346323A JP 2000346323 A JP2000346323 A JP 2000346323A JP 2002144146 A JP2002144146 A JP 2002144146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具本体に対し刃体の外周位置を容易、かつ
正確に、しかも、安価に設定することができるリーマ及
びその仕上げ加工方法を提供することである。 【解決手段】 一軸線Oの回りに回転可能な工具本体2
の軸線方向の先端部の周面に、ダイヤモンド、立方晶窒
化硼素等の焼結体からなるチップ状の刃体10を固定し
た刃体支持台6を着脱可能に固定し、その刃体支持台6
を工具本体2に対して固定されてから、刃体10の外周
面を前記工具本体2の軸線を中心とする円弧に沿って研
磨することにより、前記刃体10の外周面が前記軸線O
から所定の距離となるように設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一軸線の回りに回
転可能な工具本体の軸線方向の先端部の周面に、ダイヤ
モンド、立方晶窒化硼素等の焼結体からなるチップ状の
刃体を着脱可能に固定したリーマを対象として、特に、
刃体の外周位置を容易、かつ正確に設定できるようにし
たリーマ及びその仕上げ加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、このような焼結体からなるチップ
状の刃体を備えたリーマは耐摩耗性に優れいることから
多用化されつつあり、そして、前記焼結体からなる前記
チップ状の刃体は、その材料が高価であるため、前記刃
体の先端刃部が摩耗したり、いわゆる刃こぼれと称する
稜線欠けが発生したりすると、刃体を取り付けた刃体取
付部材もろとも、他の刃体と交換して使用していた。ま
た、刃体のバラツキのため、刃体の位置を工具本体の径
方向にずらして刃体の外径を調整する必要があり、その
ために、その刃体の位置を微調整する位置調節手段を備
えたものとして、特開平7−156509号公報や、特
開平10−244419号公報等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、刃体そ
のもの、もしくは刃体を取り付けた刃体取付部材もろと
も、工具本体に対して着脱可能に固定したリーマにおい
ては、前記刃体もしくは刃体取付部材の形状、構造や、
それらの前記工具本体に対する取付位置等が、予め精密
に設計、設定されている。しかしながら、それら部品の
製造や、その組み立等において、部品の製造誤差や、そ
の組立誤差等が生じたり、長期に亘って何回か着脱や、
交換等を行うことによって、前記刃体もしくは刃体取付
部材や、前記工具本体の取付部、さらにはねじ等の固定
手段等が摩耗したり変形する等して、前記刃体の外径に
狂いが生じる問題点が指摘される。
【0004】また、前記のように、刃体の位置を微調整
する位置調節手段を備えたものは、前記刃体の取付位置
を最終的に正確に設定できる反面、その位置調節手段の
構成が複雑であり、部品点数が多く、その組立に手間が
かかり、しかも、製作費用が嵩んで高価になる等の不具
合が指摘される。
【0005】然るに、本発明は、前記従来の問題点を解
消するためになされたものであり、工具本体に対し刃体
の外周位置を容易、かつ正確に、しかも、安価に設定す
ることができるリーマ及びその仕上げ加工方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のリーマは、一軸線の回り
に回転可能な工具本体の軸線方向の先端部の周面に、ダ
イヤモンド、立方晶窒化硼素等の焼結体からなるチップ
状の刃体を着脱可能に固定し、前記固定した刃体の外周
面を前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って研磨
することにより、前記刃体の外周面が前記軸線から所定
の距離となるように設定したことを特徴とする。
【0007】このように構成されたリーマによれば、前
記刃体が工具本体に対して固定されてから、その刃体の
外周面を前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って
研磨することにより、前記刃体の外周面が前記軸線から
所定の距離となるように設定される。従って、前記刃体
を前記工具本体に固定するとき、その取付位置を正確に
設定することは不要であり、しかも、長期の使用によっ
て取付位置に狂いが生じても、その取付後に、刃体の外
周面が前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って研
磨されるので、その刃体の外周面が前記軸線から所定の
距離となるように確実、かつ正確に設定される。
【0008】また、本発明の請求項2に記載のリーマ
は、特に、前記刃体を、工具本体の軸線方向の先端部の
周面にその周方向に間隔を置いて複数個着脱可能に固定
したことを特徴とする。従って、この構成によれば、前
記各刃体の外周面の位置が個々に異なるように固定され
たとしても、その取付後に、各刃体の外周面が前記工具
本体の軸線を中心とする円弧に沿って研磨されるので、
その各刃体の外周面が前記軸線から所定の距離に揃うよ
うに確実、かつ正確に設定される。
【0009】また、本発明の請求項3に記載のリーマ
は、特に、前記刃体を刃体支持台に固定し、その刃体支
持台を前記工具本体の軸線方向の先端部の周面に着脱可
能に固定したことを特徴とする。従って、この構成によ
れば、刃体を直接工具本体に固定するよりも、固定する
際の取り扱いが容易、かつ安全であり、しかも、前記刃
体支持台と工具本体との間の取付誤差等に起因して前記
刃体の外周面の位置が狂っても、その取付後に、刃体の
外周面が前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って
研磨されるので、その刃体の外周面が前記軸線から所定
の距離となるように確実、かつ正確に設定され、複数の
刃体を備える場合も同様である。
【0010】また、本発明の請求項4に記載のリーマ
は、特に、前記工具本体の軸線方向の先端部の周面に、
前記軸線と略平行な方向に切欠され、かつ前記刃体支持
台を嵌合支持する支持溝を設け、その支持溝に嵌合支持
された前記刃体支持台を固定手段によって前記工具本体
に固定したことを特徴とする。従って、この構成によれ
ば、前記刃体支持台は、前記軸線と略平行な方向の支持
溝に嵌合された状態で固定されるので、切削仕上げ加工
に伴う応力に充分抗して安定的に固定され、また、前記
刃体支持台と工具本体との間の取付誤差等に起因して前
記刃体の外周面の位置が狂っても、その取付後に、刃体
の外周面が前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿っ
て研磨されるので、その刃体の外周面が前記軸線から所
定の距離となるように確実、かつ正確に設定され、複数
の刃体を備える場合も同様である。
【0011】また、本発明の請求項5に記載のリーマ
は、特に、前記固定手段は、前記刃体支持台を前記工具
本体の回転方向前方側から押圧して前記支持溝の内面に
押し付ける押さえねじと、その押さえねじの押圧方向と
交差する方向から前記刃体支持台に嵌合して前記工具本
体に螺合される固定ねじとによって構成したことを特徴
とする。従って、この構成によれば、前記支持溝に嵌合
された刃体支持台は、前記工具本体の回転方向前方側か
ら前記押さえねじで押えられ、かつ工具本体の内側に向
かって前記固定ねじにより固定されるので、切削仕上げ
加工に伴う応力に充分抗してより一層安定的に強固に固
定され、また、前記刃体支持台と工具本体との間の取付
誤差等に起因して前記刃体の外周面の位置が狂っても、
その取付後に、刃体の外周面が前記工具本体の軸線を中
心とする円弧に沿って研磨されるので、その刃体の外周
面が前記軸線から所定の距離となるように確実、かつ正
確に設定され、複数の刃体を備える場合も同様である。
【0012】また、本発明の請求項6に記載のリーマの
仕上げ加工方法は、一軸線の回りに回転可能な工具本体
の軸線方向の先端部の周面に、ダイヤモンド、立方晶窒
化硼素等の焼結体からなるチップ状の刃体を着脱可能に
固定した後、前記刃体の外周面が前記軸線から所定の距
離となるように、前記刃体の外周面を前記工具本体の軸
線を中心とする円弧に沿って研磨手段で研磨することを
特徴とする。
【0013】このように構成されたリーマの仕上げ加工
方法によれば、前記刃体が工具本体に対して固定された
後に、その刃体の外周面を前記工具本体の軸線を中心と
する円弧に沿って前記研磨手段により研磨することによ
り、前記刃体の外周面が前記軸線から所定の距離となる
ように仕上げ加工される。従って、前記刃体を前記工具
本体に固定するとき、その取付位置を正確に設定するこ
とは不要であり、しかも、長期の使用によって取付位置
に狂いが生じても、その取付後に、刃体の外周面が前記
工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って研磨されるの
で、その刃体の外周面が前記軸線から所定の距離となる
ように確実、かつ正確に仕上げ加工される。
【0014】また、本発明の請求項7に記載のリーマの
仕上げ加工方法は、特に、前記研磨手段による研磨に際
して、予め、前記刃体を、前記工具本体の軸線方向の先
端部の周面にその周方向に間隔を置いて複数個着脱可能
に固定したことを特徴とする。従って、このように構成
されたリーマの仕上げ加工方法によれば、前記各刃体の
外周面の位置が個々に異なるように固定されたとして
も、その取付後に、各刃体の外周面が前記工具本体の軸
線を中心とする円弧に沿って研磨されるので、その各刃
体の外周面が前記軸線から所定の距離に揃うように確
実、かつ正確に仕上げ加工される。
【0015】また、本発明の請求項8に記載のリーマの
仕上げ加工方法は、特に、前記刃体を前記工具本体の先
端部周面に固定する際に、その刃体の前記軸線からの距
離を調整するためのスペーサを刃体と工具本体の先端部
周面との間に介在させたことを特徴とする。従って、こ
のように構成されたリーマの仕上げ加工方法によれば、
前記刃体の研磨、あるいは再研磨を必要とするとき、そ
の研磨によってその研磨分だけ刃体の外周面の径が小さ
くなるので、この研磨による減少分を考慮して、前記ス
ペーサを刃体と工具本体の先端部周面との間に介在させ
て刃体を固定し、この状態で、前記刃体の研磨、あるい
は再研磨を行う。これによって、初期設定された刃体の
外周面の径を長期に亘って一定に保つことができる。
【0016】また、本発明の請求項9に記載のリーマの
仕上げ加工方法は、特に、前記スペーサとして、平板部
材を用いたことを特徴とする。従って、このように構成
されたリーマの仕上げ加工方法によれば、前記平板部材
たる極めて安価なスペーサ手段を用いてスペースの確保
を行うことができる。
【0017】また、本発明の請求項10に記載のリーマ
の仕上げ加工方法は、特に、前記平板部材は、厚さの異
なるものが複数用意され、前記刃体の摩耗等に応じて研
磨を必要とする際に、厚いものと交換して用いることを
特徴とする。従って、このように構成されたリーマの仕
上げ加工方法によれば、前記刃体の研磨を長期に亘って
何回も繰り返すことにより、その刃体の外周面の径が次
第に減少しても、その減少量に応じて、順次厚めのスペ
ーサを用いることにより、初期設定された刃体の外周面
の径を長期に亘って一定に保つことができる。
【0018】また、本発明の請求項11に記載のリーマ
の仕上げ加工方法は、特に、前記研磨手段として、前記
工具本体の軸線と同軸上もしくは平行な軸線上にて前記
工具本体と相対的に回転可能であり、かつ前記各刃体の
外周面面を研磨する回転研磨体を用いたことを特徴とす
る。従って、このように構成されたリーマの仕上げ加工
方法によれば、前記刃体が複数備えられている場合で
も、前記回転研磨体の回転により、最も効率的、かつ正
確に刃体の研磨を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した実施
の形態を図1乃至図6を参照して説明する。本実施の形
態は、工具本体の軸線方向の先端部の周面に180゜隔
てて2個の刃体を備えた2枚刃リーマに本発明を具体化
したものである。
【0020】図1及び図2は、回転角度を90゜隔てて
それぞれ平面図によりリーマ1の全体を示している。そ
のリーマ1は、その基端部が図示しないチャックに着脱
可能に取着されて被加工物の切削仕上げ加工に使用され
る。
【0021】そのリーマ1の工具本体2の先端部側の周
面には、図1乃至図3から明らかなように、その工具本
体2の軸線Oを中心として180゜隔てて略平行に端面
2Aから基端側に向けて切欠された切り欠き面3,3
と、その各切り欠き面3,3に隣接し、それぞれ前記軸
線Oと平行に前記端面2Aから基端側に向けて延設さ
れ、かつ前記切り欠き面3,3と直交する方向に凹設さ
れた支持溝4,4と、前記各支持溝4,4と前記各切り
欠き面3,3との間においてそれぞれ前記軸線Oと平行
に前記端面2Aから基端側に向けて延設され、かつそれ
ぞれ前記各支持溝4,4よりも浅く凹設されたガイドパ
ッド取付溝5,5とが設けられる。
【0022】前記各支持溝4,4には、それぞれその溝
方向に細長く形成された金属製の刃体支持台6,6が着
脱可能に嵌合される。前記各刃体支持台6,6は、前記
各切り欠き面3,3と略平行に工具本体2に設けられた
3個のねじ孔2Bに螺合される3個の押さえねじ7によ
り前記工具本体2の回転方向後方側に向かって前記支持
溝4,4の内側面に押し付けられ、かつ前記押さえねじ
7の押圧方向と直交する方向から前記刃体支持台6に嵌
合して前記工具本体2に螺合される2個の固定ねじ8に
よって前記支持溝4,4内に強固に固定される。前記3
個の押さえねじ7と2個の固定ねじ8とを弛緩すること
により、前記各刃体支持台6,6を前記支持溝4,4か
ら取り外すことができる。
【0023】前記各刃体支持台6,6の開放端部側にお
ける前記工具本体2の回転方向前方側の側面部分には、
それぞれブロック状の刃体取付部材9,9がロウ剤等の
適宜の固定手段によって固定されている。また、前記各
刃体取付部材9,9における前記工具本体2の回転方向
前方側の側面部分には、それそれ被加工物の穴の内面の
切削仕上げ加工を行うための刃体10,10がろう材や
有機接着剤等により接着固定されている。その各刃体1
0,10は、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素等の焼結体
によって構成され、切削仕上げ加工を行う刃先部10
A,10Aが前記工具本体2の端面2Aから約1mm程
度突出していると共に、図3に示されるように前記軸線
Oを通って両刃先部10A,10Aを結ぶ面Yよりも回
転方向前方側に約0.4mm程度突出しており、その刃
先部10A,10Aに対して前記工具本体2の回転方向
後方側に約15゜程度傾斜した逃げ面10B、10Bが
形成されている。
【0024】前記軸線Oを通って前記面Yと直交する面
Xを中心として前記工具本体2の周面には、それぞれ前
記軸線Oの方向に長く延設された前記ガイドパット取付
溝5,5が設けられる。その各ガイドパッド取付溝5,
5には、細長いガイドパッド12,12が嵌合さて1個
の固定ねじ13によって固定されている。その各ガイド
パッド12,12は、前記刃体10,10と同様の焼結
体によって構成され、前記工具本体2を回転させて前記
各刃体10,10にて切削仕上げ加工する際に外周面が
被加工物の加工内面に摺接して前記工具本体2の回転を
円滑かつ安定化させる役目を果たす。
【0025】なお、前記各支持溝4,4におけるその開
放端部と反対側の内端部には、それぞれ調整ブロック1
4,14が取付ねじ15,15によって固定されてい
る。その各調整ブロック14,14は、それぞれ前記各
刃体支持台6,6の長手方向の一端面と前記各支持溝
4,4の内端面とに当接して前記各刃体支持台6,6を
前記軸線O方向に位置規制、特に、前記刃体10,10
の刃先部10A,10Aの前記工具本体端面2Aからの
突出位置を規制する。
【0026】本実施の形態は以上に説明したように構成
されている。
【0027】従って、最初にリーマ1を構成する場合、
先ず、工具本体2の先端部の各支持溝4,4の内端部に
調整ブロック14,14を嵌合して取付ねじ15,15
によって固定する。そして、刃体10,10を固定した
各刃体支持台6,6を前記各支持溝4,4に嵌合して、
2個の固定ねじ8を各刃体支持台6,6に嵌合して前記
工具本体2に螺合すると共に、3個の押さえねじ7を工
具本体2の各ねじ孔2Bに螺合して、各刃体支持台6,
6を工具本体2に固定する。また、前記各ガイドパッド
取付溝5,5に各ガイドパッド12,12を嵌合してそ
れぞれ固定ねじ13により工具本体2に固定する。
【0028】この状態では、前記刃体10,10、各刃
体支持台6,6及び前記各ガイドパッド12,12の部
品精度のアンバランスや、前記工具本体2に対する組立
誤差等に起因して、前記各刃体10,10の刃先部10
A,10Aの外周面及び前記各ガイドパッド12,12
の外周面がそれぞれ前記工具本体2の軸線Oから全て等
しい位置に揃っていない場合がある。そのため、それら
の外周面が全て前記軸線Oから同一位置に揃うように仕
上げ加工を行う。即ち、例えば、工具本体2の軸線Oと
平行な軸線の回りに回転可能な回転研磨体(図示せず)
を用いて、その回転研磨体と前記工具本体2との間隔を
調整設定した後、その両者を相対的に回転させて、前記
各刃体10,10の刃先部10A,10Aの外周面及び
前記各ガイドパッド12,12の外周面をごく僅か研磨
してそれらの外周面が全て前記軸線Oから等しい距離に
なるように、しかも、被加工物の加工孔に応じた所定寸
法となるように仕上げ加工される。なお、この仕上げ加
工は、外の手段によって行ってもよい。例えば、前記工
具本体2の軸線Oと同軸上にて相対的に回転可能であ
り、その相対回転によって前記刃先部10A,10Aの
外周面及び前記各ガイドパッド12,12の外周面を研
磨する研磨体(図示せず)を用いてもよい。
【0029】以上のように仕上げ加工されたリーマ1を
用いて被加工部材の穴の切削仕上げ加工が行われる。こ
の切削仕上げ加工を長期に亘って繰り返し行うと、前記
刃先部10A,10Aの外周面及び前記各ガイドパッド
12,12の外周面が摩耗したり、場合によっては前記
外周面を損傷する等して、所定寸法の穴の切削仕上げ加
工を行うことができなくなる。この場合、再度、前記刃
先部10A,10Aの外周面及び前記各ガイドパッド1
2,12の外周面を研磨して仕上げ加工を行うが、この
研磨によって、前記刃先部10A,10Aの外周面及び
前記各ガイドパッド12,12の外周面の外径が小さく
なるので、その減少分をカバーすべく、スペーサが用い
られる。
【0030】即ち、本実施の形態によれば、図4及び図
5に示されるように、前記刃体10,10用の刃体用ス
ペーサ16及びガイドパット用スペーサ17が準備され
ている。その刃体用スペーサ16は、前記各刃体支持台
6,6の平面形状と略同様の平面形状の平板状部材によ
り形成されると共に、前記2個の固定ねじ8を嵌合する
2個の嵌合孔が形成され、その厚さが例えば0.1mm
単位で、0.1mmのもの、0.2mmのもの、0.3
mmのものというように、厚さの異なるものが複数枚用
意される。また、前記ガイドパット用スペーサ17は、
前記ガイドパッド12,12の平面形状と略同様の平面
形状の平板状部材により形成されると共に、前記固定ね
じ13を嵌合させる嵌合孔が形成され、その厚さについ
ては、前記刃体用スペーサ16と同様の厚さ単位で厚さ
の異なるものが複数枚用意されている。
【0031】従って、前記刃先部10A,10Aの外周
面及びそ前記各ガイドパッド12,12の外周面の再研
磨を必要とするときは、先ず、前記各刃体支持台6,6
及び前記ガイドパッド12,12を工具本体2から取り
外した後、研磨回数に応じて選択された適当な厚さの刃
体用スペーサ16及びガイドパット用スペーサ17を用
意し、その刃体用スペーサ16は、前記各支持溝4,4
に嵌合してその上に前記各刃体支持台6,6を重ねて前
記固定ねじ8及び押さえねじ7により工具本体2に固定
し、前記ガイドパット用スペーサ17は、前記ガイドパ
ッド取付溝5,5に嵌合してその上に前記各ガイドパッ
ド12,12を重ねて固定ねじ13により工具本体2に
固定する(図5参照)。このようにスペーサを介在させ
てから、前記各刃先部10A,10Aの外周面及び前記
各ガイドパッド12,12の外周面を研磨する。この結
果、非常に長期間に亘って、当初の刃体10,10及び
ガイドパッド12,12を他のものと交換することなく
使用することができる。
【0032】なお、前記調整ブロック14,14に付い
ても、前記刃体10,10の刃先部10A,10Aの特
に前記軸線O方向の摩耗に応じて、当初の突出量と同じ
になるように調整可能とするために、前記軸線O方向の
長さの異なるものが複数個準備されている。この場合
も、前記刃先部10A,10Aの摩耗度合に応じて適当
な長さのものと交換取着される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載のリーマによれば、特に、前記刃
体が工具本体に対して固定されてから、その刃体の外周
面を前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って研磨
することにより、前記刃体の外周面が前記軸線から所定
の距離となるように設定したから、前記刃体を前記工具
本体に固定するとき、その取付位置を正確に設定するこ
とは不要であり、しかも、長期の使用によって取付位置
に狂いが生じても、その取付後に、刃体の外周面が工具
本体の軸線を中心とする円弧に沿って研磨されるので、
その刃体の外周面を前記軸線から所定の距離となるよう
に確実、かつ正確に設定することができる。
【0034】また、本発明の請求項2に記載のリーマに
よれば、特に、前記刃体を、工具本体の軸線方向の先端
部の周面にその周方向に間隔を置いて複数個着脱可能に
固定したものである。従って、この構成によれば、前記
各刃体の外周面の位置が個々に異なるように固定された
としても、その取付後に、各刃体の外周面が前記工具本
体の軸線を中心とする円弧に沿って研磨されるので、そ
の各刃体の外周面を前記軸線から所定の距離に揃うよう
に確実、かつ正確に設定することができる。
【0035】また、本発明の請求項3に記載のリーマに
よれば、特に、前記刃体を刃体支持台に固定し、その刃
体支持台を前記工具本体の軸線方向の先端部の周面に着
脱可能に固定したものである。従って、この構成によれ
ば、刃体を直接工具本体に固定するよりも、固定する際
の取り扱いが容易、かつ安全であり、しかも、前記刃体
支持台と工具本体との間の取付誤差等に起因して前記刃
体の外周面の位置が狂っても、その取付後に、刃体の外
周面が前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って研
磨されるので、その刃体の外周面を前記軸線から所定の
距離となるように確実、かつ正確に設定することがで
き、複数の刃体を備える場合も同様に設定することがで
きる。
【0036】また、本発明の請求項4に記載のリーマに
よれば、特に、前記工具本体の軸線方向の先端部の周面
に、前記軸線と略平行な方向に切欠され、かつ前記刃体
支持台を嵌合支持する支持溝を設け、その支持溝に嵌合
支持された前記刃体支持台を固定手段によって前記工具
本体に固定したものである。従って、この構成によれ
ば、前記刃体支持台は、前記軸線と略平行な方向の支持
溝に嵌合された状態で固定されるので、切削仕上げ加工
に伴う応力に充分抗して安定的に固定され、また、前記
刃体支持台と工具本体との間の取付誤差等に起因して前
記刃体の外周面の位置が狂っても、その後に、刃体の外
周面が前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って研
磨されるので、その刃体の外周面を前記軸線から所定の
距離となるように確実、かつ正確に設定することがてき
る。複数の刃体を備える場合も同様に設定することがで
きる。
【0037】また、本発明の請求項5に記載のリーマに
よれば、特に、前記固定手段が、前記刃体支持台を前記
工具本体の回転方向前方側から押圧して前記支持溝の内
面に押し付ける押さえねじと、その押さえねじの押圧方
向と交差する方向から前記刃体支持台に嵌合して前記工
具本体に螺合される固定ねじとによって構成したもので
ある。従って、この構成によれば、前記支持溝に嵌合さ
れた刃体支持台は、前記工具本体の回転方向前方側から
前記押さえねじで押えられ、かつ工具本体の内側に向か
って前記固定ねじにより固定されるので、切削仕上げ加
工に伴う応力に充分抗してより一層安定的に強固に固定
され、また、前記刃体支持台と工具本体との間の取付誤
差等に起因して前記刃体の外周面の位置が狂っても、そ
の後に、刃体の外周面が前記工具本体の軸線を中心とす
る円弧に沿って研磨されるので、その刃体の外周面を前
記軸線から所定の距離となるように確実、かつ正確に設
定することができ、複数の刃体を備える場合も同様に設
定することができる。
【0038】また、本発明の請求項6に記載のリーマの
仕上げ加工方法によれば、前記刃体が工具本体に対して
固定された後に、その刃体の外周面を前記工具本体の軸
線を中心とする円弧に沿って前記研磨手段により研磨す
ることにより、前記刃体の外周面が前記軸線から所定の
距離となるように仕上げ加工される。従って、前記刃体
を前記工具本体に固定するとき、その取付位置を正確に
設定することは不要であり、しかも、長期の使用によっ
て取付位置に狂いが生じても、固定後に、刃体の外周面
が前記工具本体の軸線を中心とする円弧に沿って研磨さ
れるので、その刃体の外周面を前記軸線から所定の距離
となるように確実、かつ正確に仕上げ加工することがで
きる。
【0039】また、本発明の請求項7に記載のリーマの
仕上げ加工方法によれば、特に、前記研磨手段による研
磨に際して、予め、前記刃体を、前記工具本体の軸線方
向の先端部の周面にその周方向に間隔を置いて複数個着
脱可能に固定したことを特徴とする。従って、このよう
に構成されたリーマの仕上げ加工方法によれば、前記各
刃体の外周面の位置が個々に異なるように固定されたと
しても、その後に、各刃体の外周面が前記工具本体の軸
線を中心とする円弧に沿って研磨されるので、その各刃
体の外周面を前記軸線から所定の距離に揃うように確
実、かつ正確に仕上げ加工することができる。
【0040】また、本発明の請求項8に記載のリーマの
仕上げ加工方法によれば、特に、前記刃体を前記工具本
体の先端部周面に固定する際に、その刃体の前記軸線か
らの距離を調整するためのスペーサを刃体と工具本体の
先端部周面との間に介在させたことを特徴とする。従っ
て、このように構成されたリーマの仕上げ加工方法によ
れば、前記刃体の研磨、あるいは再研磨を必要とすると
き、その研磨によってその研磨分だけ刃体の外周面の径
が小さくなるので、この研磨による減少分を考慮して、
前記スペーサを刃体と工具本体の先端部周面との間に介
在させて刃体を固定し、この状態で、前記刃体の研磨、
あるいは再研磨を行うことにより、初期設定された刃体
の外周面の径を長期に亘って一定に保つことができる。
【0041】また、本発明の請求項9に記載のリーマの
仕上げ加工方法によれば、特に、前記スペーサとして、
平板部材を用いたことを特徴とする。従って、このよう
に構成されたリーマの仕上げ加工方法によれば、前記平
板部材たる極めて安価なスペーサ手段を用いてスペース
の確保を行うことができる。
【0042】また、本発明の請求項10に記載のリーマ
の仕上げ加工方法によれば、特に、前記平板部材は、厚
さの異なるものが複数用意され、前記刃体の摩耗等に応
じて研磨を必要とする際に、厚いものと交換して用いる
ことを特徴とする。従って、このように構成されたリー
マの仕上げ加工方法によれば、前記刃体の研磨を長期に
亘って何回も繰り返すことにより、その刃体の外周面の
径が次第に減少しても、その減少量に応じて、順次厚め
のスペーサを用いることにより、初期設定された刃体の
外周面の径を長期に亘って一定に保つことができる。
【0043】また、本発明の請求項11に記載のリーマ
の仕上げ加工方法によれば、特に、前記研磨手段とし
て、前記工具本体の軸線と同軸上もしくは平行な軸線上
にて工具本体と相対的に回転可能であり、かつ前記各刃
体の外周面面を研磨する回転研磨体を用いたことを特徴
とする。従って、このように構成されたリーマの仕上げ
加工方法によれば、前記刃体が複数備えられている場合
でも、前記回転研磨体の回転により、最も効率的、かつ
正確に刃体の仕上げ研磨を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を具体化した一実施形態のリー
マの平面図である。
【図2】図2は、図1の状態から90゜回転させた状態
のリーマの平面図である。
【図3】図3は、図1のZ−Z線における拡大断面図で
ある。
【図4】図4は、刃体用スペーサの平面図である。
【図5】図5は、ガイドパッド用スペーサの平面図であ
る。
【図6】図6は、刃体用スペーサ及びガイドパッド用ス
ペーサを介在させた状態のリーマの拡大要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 リーマ 2 工具本体 4 支持溝 6 刃体支持台 7 押さえねじ 8 固定ねじ 10 刃体 O 軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 裕 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 3C050 EB04 EC00 EC01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一軸線の回りに回転可能な工具本体の軸
    線方向の先端部の周面に、ダイヤモンド、立方晶窒化硼
    素等の焼結体からなるチップ状の刃体を着脱可能に固定
    し、 前記固定した刃体の外周面を前記工具本体の軸線を中心
    とする円弧に沿って研磨することにより、前記刃体の外
    周面が前記軸線から所定の距離となるように設定したこ
    とを特徴とするリーマ。
  2. 【請求項2】 前記刃体を、工具本体の軸線方向の先端
    部の周面にその周方向に間隔を置いて複数個着脱可能に
    固定したことを特徴とする請求項1に記載のリーマ。
  3. 【請求項3】 前記刃体を刃体支持台に固定し、その刃
    体支持台を前記工具本体の軸線方向の先端部の周面に着
    脱可能に固定したことを特徴とする請求項1もしくは請
    求項2に記載のリーマ。
  4. 【請求項4】 前記工具本体の軸線方向の先端部の周面
    に、前記軸線と略平行な方向に切欠され、かつ前記刃体
    支持台を嵌合支持する支持溝を設け、その支持溝に嵌合
    支持された前記刃体支持台を固定手段によって前記工具
    本体に固定したことを特徴とする請求項3に記載のリー
    マ。
  5. 【請求項5】 前記固定手段は、前記刃体支持台を前記
    工具本体の回転方向前方側から押圧して前記支持溝の内
    面に押し付ける押さえねじと、その押さえねじの押圧方
    向と交差する方向から前記刃体支持台に嵌合して前記工
    具本体に螺合される固定ねじとによって構成したことを
    特徴とする請求項4に記載のリーマ。
  6. 【請求項6】 一軸線の回りに回転可能な工具本体の軸
    線方向の先端部の周面に、ダイヤモンド、立方晶窒化硼
    素等の焼結体からなるチップ状の刃体を着脱可能に固定
    した後、 前記刃体の外周面が前記軸線から所定の距離となるよう
    に、前記刃体の外周面を前記工具本体の軸線を中心とす
    る円弧に沿って研磨手段で研磨することを特徴とするリ
    ーマの仕上げ加工方法。
  7. 【請求項7】 前記研磨手段による研磨に際して、前記
    刃体を、前記工具本体の軸線方向の先端部の周面にその
    周方向に間隔を置いて複数個着脱可能に固定したことを
    特徴とする請求項6に記載のリーマの仕上げ加工方法。
  8. 【請求項8】 前記刃体を前記工具本体の先端部周面に
    固定する際に、その刃体の前記軸線からの距離を調整す
    るためのスペーサを刃体と工具本体の先端部周面との間
    に介在させたことを特徴とする請求項6もしくは請求項
    7に記載のリーマの仕上げ加工方法。
  9. 【請求項9】 前記スペーサとして、平板部材を用いた
    ことを特徴とする請求項8に記載のリーマの仕上げ加工
    方法。
  10. 【請求項10】 前記平板部材は、厚さの異なるものが
    複数用意され、前記刃体の摩耗等に応じて研磨を必要と
    する際に、厚いものと交換して用いることを特徴とする
    請求項9に記載のリーマの仕上げ加工方法。
  11. 【請求項11】 前記研磨手段として、前記工具本体の
    軸線と同軸上もしくは平行な軸線上にて前記工具本体と
    相対的に回転可能であり、かつ前記各刃体の外周面を研
    磨する回転研磨体を用いたことを特徴とする請求項6乃
    至請求項10のいずれかに記載のリーマの仕上げ加工方
    法。
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