JP2002143766A - 超音波振動子駆動回路 - Google Patents

超音波振動子駆動回路

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JP2002143766A JP2000325844A JP2000325844A JP2002143766A JP 2002143766 A JP2002143766 A JP 2002143766A JP 2000325844 A JP2000325844 A JP 2000325844A JP 2000325844 A JP2000325844 A JP 2000325844A JP 2002143766 A JP2002143766 A JP 2002143766A
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洋一 角田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1電圧VHからそれより低い第2電圧VL
に切り換えて超音波振動子Eを駆動する際の待機時間を
簡単な構成で短縮する。 【解決手段】 第1電圧VHから第2電圧VLへ切り換
えられた直後の所定時間τは、第2電圧VLに合わせた
第2電流Ilではなく、それより大きい放電電流Ihを
流すようにトランジスタTrを制御する。 【効果】 第1電圧からそれより低い第2電圧に切り換
えて超音波振動子を駆動する際の待機時間を短縮するこ
とが出来る。よって、リアルタイム性(フレームレー
ト)を向上できる。また、特別な放電回路の要らない簡
単な構成になり、コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動子駆動
回路に関し、さらに詳しくは、第1電圧からそれより低
い第2電圧に切り換えて超音波振動子を駆動する際の待
機時間を簡単な構成で短縮することが出来る超音波振動
子駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の超音波振動子駆動回路
の一例である。この超音波振動子駆動回路60は、第1
電圧VHとそれより低い第2電圧VLとを電圧切換信号
VSに応じて切り換えて供給する電源切換スイッチSw
と、その電源切換スイッチSwと接地の間に介設された
電源側トランジスタTr1および接地側トランジスタT
r2と、前記電源側トランジスタTr1の電源切換スイ
ッチSw側と接地の間に介設されたコンデンサC1と、
そのコンデンサC1と前記電源切換スイッチSwの間に
介在するインダクタンスL(高周波カット用フィルタの
インダクタンス等)と、前記コンデンサC1と接地の間
に介設された放電用トランジスタTr0および放電抵抗
器Rと、前記電圧切換信号VSに応じて前記トランジス
タTr0を制御する放電制御回路62と、送波パルス信
号SPに応じて前記トランジスタTr1,Tr2を制御
するゲート制御回路61とを具備してなり、前記電源側
トランジスタTr1と接地側トランジスタTr2の間か
ら結合コンデンサCcを介して超音波振動子Eをパルス
駆動する。
【0003】前記第1電圧VHおよび第2電圧VLは、
図示せぬ電源回路から供給される。また、前記電圧切換
信号VSおよび送波パルス信号SPは、図示せぬ制御回
路から入力される。
【0004】図11は、前記ゲート制御回路61の動作
を示すフロー図である。ステップS21では、図11に
示すように、送波パルス信号SPが入力されない非駆動
時は、電源側トランジスタTr1のゲート電圧Vt1を
“Voff”にして電源側トランジスタTr1を遮断さ
せ、接地側トランジスタTr2のゲート電圧Vt2を
“Von”にして接地側トランジスタTr2を導通させ
る。そして、送波パルス信号SPが入力されたパルス駆
動時は、電源側トランジスタTr1のゲート電圧Vt1
を“Von”にして電源側トランジスタTr1を導通さ
せ、接地側トランジスタTr2のゲート電圧Vt2を
“Voff”にして接地側トランジスタTr2を遮断させ
る。これにより、電圧切換信号VSが第1電圧VHを選
択している時はパルス高さVo=VHの駆動パルスで超
音波振動子Eが駆動され、電圧切換信号VSが第2電圧
VLを選択している時はパルス高さVo=VLの駆動パ
ルスで超音波振動子Eが駆動される。
【0005】ステップS22では、電圧切換信号VSが
第1電圧VHから第2電圧VLへ選択を切り換えた時以
外は前記ステップS21に戻り、切り換えたときはステ
ップS63へ進む。
【0006】ステップS63では、図12に示すよう
に、放電用トランジスタTr0のゲート電圧Vt0を
“Von”にして放電用トランジスタTr0を導通させ
る。これにより、コンデンサC1に蓄積された電荷が、
トランジスタTr0および放電抵抗器Rを介して放電さ
れる(インダクタンスLがあるため、電源切換スイッチ
Sw側へは実質的に放電しない)。そして、コンデンサ
C1の電圧が第2電圧VLまで低下すると、ゲート電圧
Vt0を“Voff”にする。そして、前記ステップS2
1に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波振動子駆
動回路60では、コンデンサC1に蓄積された電荷を放
電するための特別な放電回路(62,Tr0,R)があ
るため放電時間τを短縮でき、待機時間が短くて済む
が、構成が複雑になる問題点がある。そこで、本発明の
目的は、簡単な構成により、第1電圧からそれより低い
第2電圧に切り換えて超音波振動子を駆動する際の待機
時間を短縮することが出来る超音波振動子駆動回路を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、第1電圧とそれより低い第2電圧とを切り換えて供
給しうる電源手段と、その電源手段に第1端を接続され
た抵抗器と、その抵抗器の第1端側と接地の間に介設さ
れたコンデンサと、前記抵抗器の第2端と接地の間に介
設されたトランジスタと、非駆動時は電流を流さず第1
電圧が供給されている駆動時は第1電流をパルス状に流
し第2電圧が供給されている駆動時は前記第1電流より
小さい第2電流をパルス状に流すように前記トランジス
タを制御する制御手段とを具備し、前記抵抗器の第2端
から超音波振動子をパルス駆動する超音波振動子駆動回
路であって、前記制御手段は、第1電圧から第2電圧へ
切り換えられた直後の所定時間は前記第2電流より大き
い放電電流を流すように前記トランジスタを制御するこ
とを特徴とする超音波振動子駆動回路を提供する。上記
第1の観点による超音波振動子駆動回路では、第1電圧
から第2電圧へ切り換えられた直後の所定時間は、第2
電圧に合わせた第2電流ではなく、それより大きい放電
電流を流すようにトランジスタを制御する。このため、
放電時間を短縮でき、待機時間が短くて済む。また、特
別な放電回路が必要なく、構成が簡単で済む。
【0009】第2の観点では、本発明は、第1電圧とそ
れより低い第2電圧とを切り換えて供給しうる電源手段
と、その電源手段と接地の間に直列に介設された電源側
トランジスタおよび接地側トランジスタと、前記電源側
トランジスタの電源手段側と接地の間に介設されたコン
デンサと、非駆動時は前記電源側トランジスタをオフと
し前記接地側トランジスタをオンにしているが駆動時は
前記電源側トランジスタをパルス状にオンとし前記接地
側トランジスタをパルス状にオフにするように前記トラ
ンジスタを制御する制御手段とを具備し、前記電源側ト
ランジスタと接地側トランジスタの間から超音波振動子
をパルス駆動する超音波振動子駆動回路であって、前記
制御手段は、第1電圧から第2電圧へ切り換えられた直
後の所定時間は前記電源側トランジスタおよび接地側ト
ランジスタに放電電流を流すように前記トランジスタを
制御することを特徴とする超音波振動子駆動回路を提供
する。上記第2の観点による超音波振動子駆動回路で
は、第1電圧から第2電圧へ切り換えられた直後の所定
時間は、電源側トランジスタおよび接地側トランジスタ
の両方を導通させて放電電流を流す。このため、特別な
放電回路が必要なく、構成が簡単で済む。また、放電電
流を大きくできるため、放電時間を短縮でき、待機時間
を短縮できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限
定されるものではない。
【0011】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態に係る超音波振動子駆
動回路の構成図である。この超音波振動子駆動回路10
は、第1電圧VHとそれより低い第2電圧VLとを電圧
切換信号VSに応じて切り換えて供給する電源切換スイ
ッチSwと、その電源切換スイッチSwに第1端を接続
された抵抗器R1と、その抵抗器R1の第1端側と接地
の間に介設されたコンデンサC1と、そのコンデンサC
1と前記電源切換スイッチSwの間に介在するインダク
タンスL(高周波カット用フィルタのインダクタンス
等)および逆流防止用ダイオードD1と、前記抵抗器R
1の第2端と接地の間に介設されたトランジスタTrお
よび抵抗器R2と、前記電圧切換信号VSおよび送波パ
ルス信号SPに応じて前記トランジスタTrを制御する
ゲート制御回路1とを具備してなり、前記抵抗器R1の
第2端から結合コンデンサCcを介して超音波振動子E
をパルス駆動する。
【0012】前記第1電圧VHおよび第2電圧VLは、
図示せぬ電源回路から供給される。また、前記電圧切換
信号VSおよび送波パルス信号SPは、図示せぬ制御回
路から入力される。
【0013】図2は、前記ゲート制御回路1の動作を示
すフロー図である。ステップS1では、図3に示すよう
に、送波パルス信号SPが入力されない非駆動時は、ゲ
ート電圧Vtを“0”にし、トランジスタTrにドレイ
ン電流Ioを流さない。そして、送波パルス信号SPが
入力され且つ電圧切換信号VSが第1電圧VHを選択し
ている時は、ゲート電圧Vtを“vh”にし、トランジ
スタTrに比較的大きな第1ドレイン電流Ihを流す。
これにより、パルス高さVo=R1・Ihの駆動パルス
で超音波振動子Eが駆動される。一方、送波パルス信号
SPが入力され且つ電圧切換信号VSが第2電圧VLを
選択している時は、ゲート電圧Vtを“vl”にし、ト
ランジスタTrに比較的小さな第2ドレイン電流Ilを
流す。これにより、パルス高さVo=R1・Ilの駆動
パルスで超音波振動子Eが駆動される。
【0014】ステップS2では、電圧切換信号VSが第
1電圧VHから第2電圧VLへ選択を切り換えた時以外
は前記ステップS1に戻り、切り換えたときはステップ
S3へ進む。
【0015】ステップS3では、図3に示すように、電
圧切換信号VSが第2電圧VLを選択しているにもかか
わらず、ゲート電圧Vtを“vx”にする。ここで、
“vx”は、電圧切換信号VSが第2電圧VLを選択し
ている時のゲート電圧vlよりも高い電圧であり、好ま
しくは電圧切換信号VSが第1電圧VHを選択している
時のゲート電圧vh以上の電圧であり、トランジスタT
rが完全に導通する“Von”としてもよい。これによ
り、トランジスタTrにドレイン電流Ixが流れ、コン
デンサC1に蓄積された電荷がトランジスタTrを介し
て放電される(インダクタンスLや逆流防止用ダイオー
ドD1があるため、電源切換スイッチSw側へは放電し
ない)。そして、コンデンサC1の電圧が略第2電圧V
Lまで低下しうる規定時間τまでゲート電圧Vtを“v
x”に維持する。ステップS4では、規定時間τだけ待
機し、規定時間τが経過したら前記ステップS1に戻
る。
【0016】以上の超音波振動子駆動回路10によれ
ば、第1電圧VHから第2電圧VLへ切り換えられた直
後の所定時間τは、第2電圧VLに合わせた第2電流I
lではなく、それより大きい放電電流Ixを流すように
トランジスタTrを制御するから、放電時間を短縮で
き、待機時間τが短くて済む。また、特別な放電回路が
必要なく、構成が簡単で済む。
【0017】−第2の実施形態− 図4は、本発明の第2の実施形態に係る超音波振動子駆
動回路の構成図である。この超音波振動子駆動回路20
は、第1電圧VHとそれより低い第2電圧VLとを電圧
切換信号VSに応じて切り換えて供給する電源切換スイ
ッチSwと、その電源切換スイッチSwと接地の間に介
設された電源側トランジスタTr1および接地側トラン
ジスタTr2と、それら電源側トランジスタTr1およ
び接地側トランジスタTr2の間に介設された電源側抵
抗器r1および接地側抵抗器r2と、前記電源側トラン
ジスタTr1の電源切換スイッチSw側と接地の間に介
設されたコンデンサC1と、そのコンデンサC1と前記
電源切換スイッチSwの間に介在するインダクタンスL
(高周波カット用フィルタのインダクタンス等)および
逆流防止用ダイオードD1と、前記電圧切換信号VSお
よび送波パルス信号SPに応じて前記トランジスタTr
1,Tr2を制御するゲート制御回路21とを具備して
なり、前記電源側抵抗器r1と接地側抵抗器r2の間か
ら超音波振動子Eをパルス駆動する。
【0018】前記第1電圧VHおよび第2電圧VLは、
図示せぬ電源回路から供給される。また、前記電圧切換
信号VSおよび送波パルス信号SPは、図示せぬ制御回
路から入力される。
【0019】前記電源側抵抗器r1および接地側抵抗器
r2は、通常、超音波振動子Eのインピーダンスに比べ
て低抵抗であり、例えば両方とも10Ωである。
【0020】図5は、前記ゲート制御回路21の動作を
示すフロー図である。ステップS21では、図6に示す
ように、送波パルス信号SPが入力されない非駆動時
は、電源側トランジスタTr1のゲート電圧Vt1を
“Voff”にして電源側トランジスタTr1を遮断さ
せ、接地側トランジスタTr2のゲート電圧Vt2を
“Von”にして接地側トランジスタTr2を導通させ
る。そして、送波パルス信号SPが入力されたパルス駆
動時は、電源側トランジスタTr1のゲート電圧Vt1
を“Von”にして電源側トランジスタTr1を導通さ
せ、接地側トランジスタTr2のゲート電圧Vt2を
“Voff”にして接地側トランジスタTr2を遮断させ
る。これにより、電圧切換信号VSが第1電圧VHを選
択している時はパルス高さVo=VHの駆動パルスで超
音波振動子Eが駆動され、電圧切換信号VSが第2電圧
VLを選択している時はパルス高さVo=VLの駆動パ
ルスで超音波振動子Eが駆動される。
【0021】ステップS22では、電圧切換信号VSが
第1電圧VHから第2電圧VLへ選択を切り換えた時以
外は前記ステップS21に戻り、切り換えたときはステ
ップS23へ進む。
【0022】ステップS23では、図6に示すように、
電源側トランジスタTr1のゲート電圧Vt1を“Vo
n”にして電源側トランジスタTr1を導通させると共
に接地側トランジスタTr2のゲート電圧Vt2を“V
on”にして接地側トランジスタTr2を導通させる。こ
れにより、コンデンサC1に蓄積された電荷が、電源側
トランジスタTr1,電源側抵抗器r1,接地側抵抗器
r2および接地側トランジスタTr2を介して放電され
る(インダクタンスLや逆流防止用ダイオードD1があ
るため、電源切換スイッチSw側へは放電しない)。そ
して、コンデンサC1の電圧が略第2電圧VLまで低下
しうる規定時間τまでゲート電圧Vt1,Vt2を“V
on”に維持する。ステップS24では、規定時間τだけ
待機し、規定時間τが経過したら前記ステップS21に
戻る。
【0023】以上の超音波振動子駆動回路20によれ
ば、第1電圧VHから第2電圧VLへ切り換えられた直
後の所定時間τは、トランジスタTr1,Tr2を介し
て必要十分な放電電流を流すようにトランジスタTr
1,Tr2を制御するから、放電時間を短縮でき、待機
時間τが短くて済む。また、特別な放電回路が必要な
く、構成が簡単で済む。
【0024】−第3の実施形態− 図7は、本発明の第3の実施形態に係る超音波振動子駆
動回路の構成図である。この超音波振動子駆動回路1
0’は、前記第1の実施形態に係る超音波振動子駆動回
路10と等価な構成である。すなわち、トランジスタT
r’および電流制御回路I’が、前記第1の実施形態に
係る超音波振動子駆動回路10におけるトランジスタT
r,抵抗R2およびゲート制御回路1と等価な働きを行
う。
【0025】−第4の実施形態− 図8は、本発明の第4の実施形態に係る超音波振動子駆
動回路の構成図である。この超音波振動子駆動回路2
0’は、前記第2の実施形態に係る超音波振動子駆動回
路20における抵抗r1,r2に並列にコンデンサC
a,Cbを接続した構成である。これらコンデンサC
a,Cbは、抵抗r1,r2との時定数が送波パルス幅
より十分長くなるように且つコンデンサC1に比べて十
分小さい容量に選んである。前記コンデンサCa,Cb
により、送波時の抵抗r1,r2での損失を減らすこと
が出来る。一方、コンデンサC1を放電する時は、抵抗
r1,r2が有効になり、コンデンサCa,Cbは支障
にならない。
【0026】なお、図9に示すように、前記電源切換ス
イッチSwの代わりに、オープン端子を経由して切り換
わる構成のスイッチSwを用い、第1電圧VHから第2
電圧VLへと電圧を切り換える時、規定時間τだけオー
プン端子で待機してから第2電圧VLへと切り換えるよ
うし、逆流防止用ダイオードD1を省略してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の超音波振動子駆動回路によれ
ば、第1電圧からそれより低い第2電圧に切り換えて超
音波振動子を駆動する際の待機時間を短縮することが出
来る。よって、リアルタイム性(フレームレート)を向
上できる。また、特別な放電回路の要らない簡単な構成
になり、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
を示す構成図である。
【図2】第1の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
の制御動作を示すフロー図である。
【図3】第1の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
の各部の波形図である。
【図4】第2の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
を示す構成図である。
【図5】第2の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
の制御動作を示すフロー図である。
【図6】第2の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
の各部の波形図である。
【図7】第3の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
を示す構成図である。
【図8】第4の実施形態にかかる超音波振動子駆動回路
を示す構成図である。
【図9】電源切換スイッチの変形例の説明図である。
【図10】従来の超音波振動子駆動回路の一例を示す構
成図である。
【図11】従来の超音波振動子駆動回路の一例の制御動
作を示すフロー図である。
【図12】従来の超音波振動子駆動回路の一例における
各部の波形図である。
【符号の説明】
1 ゲート制御回路 10 超音波振動子駆動回路 20 超音波振動子駆動回路 21 ゲート制御回路 C1 コンデンサ Cc 結合コンデンサ D1 逆流防止用ダイオード E 超音波振動子 Ih ドレイン電流 L インダクタンス R1 抵抗器 R2 抵抗器 r1 電源側抵抗器 r2 接地側抵抗器 SP 送波パルス信号 Sw 電源切換スイッチ Tr トランジスタ Tr1 電源側トランジスタ Tr2 接地側トランジスタ VH 第1電圧 VL 第2電圧 VS 電圧切換信号 Vo パルス高さ Vt ゲート電圧 Vt1 ゲート電圧 Vt2 ゲート電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 洋一 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 2G047 GB00 GB11 4C301 EE10 EE15 HH02 5D107 AA12 AA20 CD03 5J079 BA22 BA42 BA44 EA02 FA05 FA11 FA14 FA26 GA04 GA14 5J083 AA02 AC30 BA01 CC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電圧とそれより低い第2電圧とを切
    り換えて供給しうる電源手段と、その電源手段に第1端
    を接続された抵抗器と、その抵抗器の第1端側と接地の
    間に介設されたコンデンサと、前記抵抗器の第2端と接
    地の間に介設されたトランジスタと、非駆動時は電流を
    流さず第1電圧が供給されている駆動時は第1電流をパ
    ルス状に流し第2電圧が供給されている駆動時は前記第
    1電流より小さい第2電流をパルス状に流すように前記
    トランジスタを制御する制御手段とを具備し、前記抵抗
    器の第2端から超音波振動子をパルス駆動する超音波振
    動子駆動回路であって、前記制御手段は、第1電圧から
    第2電圧へ切り換えられた直後の所定時間は前記第2電
    流より大きい放電電流を流すように前記トランジスタを
    制御することを特徴とする超音波振動子駆動回路。
  2. 【請求項2】 第1電圧とそれより低い第2電圧とを切
    り換えて供給しうる電源手段と、その電源手段と接地の
    間に直列に介設された電源側トランジスタおよび接地側
    トランジスタと、前記電源側トランジスタの電源手段側
    と接地の間に介設されたコンデンサと、非駆動時は前記
    電源側トランジスタをオフとし前記接地側トランジスタ
    をオンにしているが駆動時は前記電源側トランジスタを
    パルス状にオンとし前記接地側トランジスタをパルス状
    にオフにするように前記トランジスタを制御する制御手
    段とを具備し、前記電源側トランジスタと接地側トラン
    ジスタの間から超音波振動子をパルス駆動する超音波振
    動子駆動回路であって、前記制御手段は、第1電圧から
    第2電圧へ切り換えられた直後の所定時間は前記電源側
    トランジスタおよび接地側トランジスタに放電電流を流
    すように前記トランジスタを制御することを特徴とする
    超音波振動子駆動回路。
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