JP2002142492A - 負荷制御装置 - Google Patents

負荷制御装置

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JP2002142492A
JP2002142492A JP2000335599A JP2000335599A JP2002142492A JP 2002142492 A JP2002142492 A JP 2002142492A JP 2000335599 A JP2000335599 A JP 2000335599A JP 2000335599 A JP2000335599 A JP 2000335599A JP 2002142492 A JP2002142492 A JP 2002142492A
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temperature detection
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Koji Nakamura
晃司 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷駆動のために並列接続された複数の半導
体スイッチング素子の発熱温度を均等化できて、コスト
の増大並びに装置全体の大型化を未然に防止すること。 【解決手段】 モータ4に通電するために並列接続され
たパワーMOSFET2、3と同一の半導体チップに
は、温度検出用ダイオード2a、3aがそれぞれ作り込
まれる。温度補正回路8は、温度検出用ダイオード2
a、3aからの検出電圧Va、Vbの初期特性のばらつ
きを補正した検出電圧Va′、Vb′を出力する。検出
電圧Va′、Vb′を受ける演算処理回路11は、各M
OSFET2、3に駆動回路9、10を通じて与えるゲ
ート信号の電圧レベルを変化させることにより、Va′
=Vb′の状態となるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列接続された半
導体スイッチング素子を同時に導通させることにより負
荷に対する通電制御を行うようにした負荷制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両において、モータ負荷(DC
モータ)の駆動に際してその電源電圧を変化させる制御
を行う場合には、パワーMOSFETやパワートランジ
スタ(バイポーラトランジスタ)のような電力用半導体
スイッチング素子を利用してその分担電圧を連続的に変
化させるという所謂リニア制御が行われている。このよ
うなリニア制御では、PWM制御やオンオフ制御に比べ
て半導体スイッチング素子での熱損失が大きくなるた
め、モータ負荷の定格が大きい場合には半導体スイッチ
ング素子が保証温度以上に上昇して熱破壊する可能性が
高くなる。そこで、従来より、モータ負荷の定格が大き
い場合には、複数の半導体スイッチング素子を並列接続
することにより、1個当たりのスイッチング素子での熱
損失を低減させることが行われている。
【0003】このような回路構成とする場合には、並列
接続が容易なパワーMOSFETを利用することが数多
く行われているが、各MOSFETに同一のゲート電圧
を印加する構成とした場合でも、それらMOSFETの
ゲートしきい値電圧のばらつきなどによって電流が偏っ
て流れることが避けられないため、各MOSFETに均
等に電流が流れるような対策を施すことが行われてい
る。具体的には、各パワーMOSFETに流れる電流を
それぞれ検出する電流検出手段を設けると共に、それら
の検出結果に基づいて各MOSFETのゲート電圧を個
別にフィードバック制御するゲート制御回路を設けるこ
とにより、各MOSFETに流れる電流を均等化すると
いう対策が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような対策により各パワーMOSFETに電流を均等に
流した場合でも、発熱温度がMOSFET間で不均一に
なる事例が出てくることが判明した。即ち、一般的に、
パワーMOSFETのような電力用の半導体スイッチン
グ素子を所定位置に組み付ける場合には、ヒートシンク
に対しシリコーングリースや放熱シートを介してネジ止
めすることにより、発生した熱をヒートシンクを通じて
逃がす構成とされる。このような構成では、ネジの締め
付けトルクの大きさの如何によってヒートシンクへの熱
抵抗が異なるという事情があるため、パワーMOSFE
Tをヒートシンクにネジ止めする際に、その締め付けト
ルクが各MOSFET間でばらついた場合には、放熱経
路での熱抵抗がそれぞれ異なった状態となり、これによ
り、各MOSFETに均等に電流が流れていても発熱温
度に差が生ずると考えられる。また、パワーMOSFE
Tを組み付ける際に同一の締め付けトルクでネジ止めし
た場合であっても、その後における実使用時において時
間の経過と共にネジが緩んだ状態となってヒートシンク
への熱抵抗がばらつく可能性があり、これにより各MO
SFETに均等に電流が流れていても発熱温度に差が出
てくる場合もある。この他にも、各パワーMOSFET
のためのヒートシンクへの冷却風の当たり方が偏ってい
る場合、つまり、各ヒートシンクによる熱交換量がばら
つく場合にも、発熱温度がパワーMOSFET間で不均
一になると考えられる。
【0005】上記のように、並列接続された複数のパワ
ーMOSFETの発熱温度が不均一となる状況下では、
発熱温度が最も高い状態となるMOSFETがその保証
温度を越えて温度上昇しないような回路設計とする必要
があるため、MOSFETの使用個数が増加したり、ヒ
ートシンクのサイズを大きくするなどの新たな対策が必
要となり、結果的にコストが大幅に増大すると共に装置
全体が大型化するという問題点を招く。つまり、安価で
小型の負荷制御装置を実現するためには、並列接続され
た複数の半導体スイッチング素子を均等発熱させる必要
があるが、従来技術ではこのような要求を満たすことが
困難になるという未解決の問題点があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、負荷駆動のために並列接続された複
数の半導体スイッチング素子の発熱温度を均等化でき
て、コストの増大並びに装置全体の大型化を未然に防止
できるようになる負荷制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した手段を採用できる、この手段によ
れば、制御手段は、並列接続された複数の半導体スイッ
チング素子の導通状態を変化させることにより負荷の分
担電圧を連続的に変化させる制御を行う。このような制
御に伴い各半導体スイッチング素子の温度が上昇するよ
うになるが、その温度上昇は、各半導体スイッチング素
子と同一の半導体チップ上に形成された温度検出手段に
より検出される。この場合、各半導体スイッチング素子
の発熱温度は、それらに流れる負荷電流が同一となるよ
うに制御されたとしても、その設置条件の如何(ヒート
シンクとの間の熱抵抗の大小など)によって不均一にな
ることが多々あるものである。このように各半導体スイ
ッチング素子の発熱温度が不均一になった場合には、制
御手段が、それら半導体スイッチング素子の導通状態を
前記複数の温度検出手段からの温度検出信号に基づいて
個別に制御することにより、各温度検出信号の値が等し
くなる方向に調整する動作(つまり、各半導体スイッチ
ング素子間の温度差がゼロに近付くように調整する動
作)を行うため、その温度不均一状態が自動的に解消さ
れることになる。
【0008】このように複数の半導体スイッチング素子
の発熱温度を均等化できる結果、従来構成のように、並
列接続された半導体スイッチング素子のうち発熱温度が
最も高い状態となる素子がその保証温度を越えて温度上
昇することがなくなる。このため、半導体スイッチング
素子の使用個数を増やしたり、ヒートシンクのサイズを
大きくするなどの新たな対策が不要となり、従ってコス
トの増大や装置全体の大型化を招く恐れがなくなるもの
である。
【0009】請求項2記載の手段によれば、検出温度補
正手段によって、温度検出手段からの温度検出信号の初
期特性のばらつきが補正されるようになるから、半導体
スイッチング素子の発熱温度を均等化する制御を精度良
く行い得るようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用の負荷制御
装置に適用した一実施例について図面を参照しながら説
明する。図1には、負荷制御装置1及びこれに関連した
部分の電気的構成が概略的に示されている。この図1に
おいて、負荷制御装置1内には並列接続されたNチャネ
ルパワーMOSFET2及び3(本発明でいう半導体ス
イッチング素子に相当)が設けられており、負荷として
のモータ4は、車載バッテリ5から上記MOSFET2
及び3を介して通電される構成となっている。各パワー
MOSFET2及び3は、互いに独立した半導体チップ
上に形成されるものであるが、各半導体チップには、例
えば3個の単位ダイオードを直列接続して成る温度検出
用ダイオード2a及び3a(温度検出手段に相当)がそ
れぞれ作り込まれている。尚、図示しないが、各パワー
MOSFET2及び3は、ヒートシンクに対しシリコー
ングリースや放熱シートを介してネジ止めすることによ
り実装される。
【0011】上記温度検出用ダイオード2a及び3aに
は、制御用電源端子+Vccからそれぞれに対応した定電
流回路6及び7を通じて比較的小さいレベルの順方向電
流が供給される構成となっている。従って、温度検出用
ダイオード2a及び3aのアノード側からは、単位ダイ
オードにおけるPN接合部の順方向電圧降下Vfの3倍
に相当した検出電圧Va及びVb(温度検出信号に相
当)が出力されるものである。この場合、上記順方向電
圧降下Vfは、小電流領域において負の温度特性(−
2.3mV/℃程度)を有するものであるから、各検出
電圧Va及びVbは、パワーMOSFET2及び3の温
度が上昇するのに応じて低下するという特性を示すこと
になる。尚、上記制御用電源端子+Vccの出力は、車載
バッテリ5から給電される図示しない制御用電源回路か
ら与えられるようになっている。
【0012】負荷制御装置1内には、上記パワーMOS
FET2及び3の他に、温度補正回路8(検出温度補正
手段に相当)、駆動回路9及び10、演算処理回路11
(制御手段に相当)、タイマ12が設けられている。
尚、図示しないが、これら温度補正回路8、駆動回路9
及び10、演算処理回路11、タイマ12の電源は、制
御用電源端子+Vccから与えられる。この場合、温度補
正回路8は、温度検出用ダイオード2a及び3aから出
力される検出電圧Va及びVbの初期特性のばらつきを
補正するために設けられたもので、その特性ばらつきを
補正した検出電圧Va′及びVb′を演算処理回路11
に与える。また、駆動回路9及び10は、演算処理回路
11からの指令に応じた電圧レベルのゲート信号を発生
してパワーMOSFET2及び3の各ゲートに印加する
ために設けられている。
【0013】演算処理回路11は、駆動回路9及び10
を通じたパワーMOSFET2及び3の導通制御を、車
両に搭載されたECU13から出力されるパルス信号の
デューティ比、温度補正回路8からの検出電圧Va′及
びVb′、タイマ11からの時間信号並びに予め記憶さ
れたプログラムに基づいて実行する構成のものであり、
以下、その制御内容及び関連した作用について図2のフ
ローチャートを参照しながら説明する。尚、上記ECU
13から出力されるパルス信号は、モータ4の端子間に
印加する電圧値をデューティ比の大小によって指令する
ためのものであり、その指令電圧値は、例えばパルス信
号のデューティ比に比例して大きくなるという関係に設
定される。
【0014】図2は、演算処理回路11の制御内容のう
ち本発明の要旨に関係したルーチンを示すものである。
この図2に示された制御ルーチンにおいては、まず、E
CU13からのパルス信号の入力の有無を判断し(ステ
ップS1)、パルス信号の入力がない場合には、駆動回
路9及び10を通じたゲート信号の出力動作を停止する
ことによりパワーMOSFET2及び3をオフさせるス
テップS2を実行した後にリターンする。これに対し
て、ECU13からパルス信号が入力された場合には、
そのパルス信号のデューティ比に基づいて指令電圧値
(モータ4に印加する電圧)を判定する処理を行い(ス
テップS3)、この後に、駆動回路9及び10に対し
て、モータ4への印加電圧が上記指令電圧値となるよう
な電圧レベルのゲート信号を出力するように指令する
(ステップS4)。
【0015】このような指令を受けた駆動回路9、10
から上記のような電圧レベルのゲート信号が出力される
結果、パワーMOSFET2及び3が導通されるように
なり、これによりモータ4が通電開始されるようにな
る。この場合、各パワーMOSFET2及び3には、上
記ゲート信号の電圧レベルに応じた量のドレイン電流が
流れるものであり、従って、ゲート信号の電圧レベル
(つまり、ECU13からのパルス信号のデューティ
比)が増減されるのに応じてモータ4の分担電圧が連続
的に変化されることになる。
【0016】上記ステップS4の実行後には、モータ4
の端子間電圧をモニタし、その端子間電圧が前記ステッ
プS3で判定された指令電圧値と等しいか否かを判断す
る(ステップS5)。ここで「NO」と判断した場合に
は、駆動回路9及び10に指令するゲート信号の電圧レ
ベルを上記モータ4の端子間電圧と指令電圧値とが等し
くなる方向に調整する制御を行うゲート信号調整ルーチ
ンS6を実行した後に判断ステップS5へ戻る。従っ
て、このようなゲート信号調整ルーチンS6の実行に応
じて、最終的にはステップS5で「YES」と判断され
ることになる。
【0017】上記ステップS5で「YES」と判断した
場合、つまり、モータ4の端子間電圧と指令電圧値とが
等しくなった場合には、タイマ12がタイマ動作中か否
かを判断する(ステップS7)。尚、このタイマ12
は、後述のようなタイミングでタイマ動作を開始するも
のである。そして、ステップS7においてタイマ12が
動作中と判断した場合には、そのままリターンするが、
動作停止していると判断した場合には、温度補正回路8
から検出電圧Va′及びVb′を読み込む(ステップS
8)。
【0018】次いで、検出電圧Va′及びVb′が等し
いか否か(つまり、パワーMOSFET2及び3の温度
が等しいか否か)を判断する(ステップS9)。検出電
圧Va′及びVb′が等しい場合にはそのままリターン
するが、等しくない場合にはVa′<Vb′の関係にあ
るか否かを判断する(ステップS10)。ここで、検出
電圧Va′及びVb′は、温度検出対象であるパワーM
OSFET2及び3の温度が高い場合ほど低くなる特性
があるから、ステップS10で「YES」と判断される
場合は、パワーMOSFET2の温度がパワーMOSF
ET3の温度より高い状態に相当し、「NO」と判断さ
れる場合はこれと逆の状態に相当することになる。
【0019】そして、ステップS10で「YES」と判
断した場合には、駆動回路9からパワーMOSFET2
に出力されるゲート信号の電圧レベルを所定量だけ低下
させる制御を行うステップS11、前記タイマ12のタ
イマ動作を開始させるステップS12を順次実行した後
に前記判断ステップS5へ戻る。また、ステップS10
で「NO」と判断した場合には、駆動回路10からパワ
ーMOSFET3に出力されるゲート信号の電圧レベル
を所定量だけ低下させる制御を行うステップS13、前
記ステップS12を順次実行した後に前記判断ステップ
S5へ戻る。
【0020】従って、パワーMOSFET2の温度がパ
ワーMOSFET3の温度より高い状態時には、ステッ
プS11の実行に伴いパワーMOSFET2に流れるド
レイン電流が低減され、以て当該MOSFET2の温度
上昇が抑制されるようになる。また、この逆に、パワー
MOSFET3の温度がパワーMOSFET2の温度よ
り高い状態時には、ステップS13の実行に伴いパワー
MOSFET3に流れるドレイン電流が低減され、以て
当該MOSFET3の温度上昇が抑制されるようにな
る。上記のような温度上昇抑制制御は、検出電圧Va′
及びVb′が等しくなるまで繰り返されるものであり、
これに応じてパワーMOSトランジスタ2及び3の発熱
温度が均一となるように制御される。
【0021】要するに、上記した本実施例の構成によれ
ば、並列接続された複数のパワーMOSFET2及び3
の導通状態を同時に変化させることによりモータ4の分
担電圧を連続的に変化させるという所謂リニア制御が行
われるものである。このような制御が行われた場合に
は、PWM制御やオンオフ制御に比べて各MOSFET
2及び3での熱損失が大きくなるため、それらの温度上
昇度合いが大きくなり、このような温度上昇は、各MO
SFET2及び3と同一の半導体チップ上に形成された
温度検出用ダイオード2a及び3aによりそれぞれ検出
される。この場合、各パワーMOSFET2及び3の発
熱温度は、それらに流れる負荷電流が同一となるように
制御されたとしても、ヒートシンクとの間の熱抵抗の大
小やヒートシンクへの冷却風の当たり方が偏りなどの要
因によって不均一になることが多々あるものである。こ
のように各パワーMOSFET2及び3の発熱温度が不
均一になった場合には、それらMOSFET2及び3の
導通状態を前記温度検出用ダイオード2a及び3aから
の検出電圧Va及びVbに基づいて個別に制御すること
により、各検出電圧Va′及びVb′の値が等しくなる
方向に調整する動作(つまり、各MOSFET2及び3
間の温度差がゼロに近付くように調整する動作)が行わ
れるものであり、これにより、MOSFET2及び3間
の温度不均一状態が自動的に解消されることになる。
【0022】このようにパワーMOSFET2及び3の
発熱温度を均等化できる結果、従来構成のように、パワ
ーMOSFET2及び3の発熱温度がその保証温度を越
えて温度上昇する可能性が低くなるものである。このた
め、パワーMOSFETの使用個数を増やしたり、ヒー
トシンクのサイズを大きくするなどの新たな対策が不要
となり、結果的にコストの増大や装置全体の大型化を招
く恐れがなくなるものである。また、温度検出用ダイオ
ード2a及び3aからの検出電圧Va及びVbの初期特
性のばらつきが温度補正回路8によって補正されるよう
になるから、パワーMOSFET2及び3の発熱温度を
均等化する制御を精度良く行い得るようになる。
【0023】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。半導体スイッチング素子としては、IGBT、バイ
ポーラパワートランジスタなども利用できる。また、制
御対象の負荷は、モータに限らないことは勿論である。
図2に示す制御内容において、ステップS9における
「Va′=Vb′?」の判断に代えて、所定の許容範囲
の温度αを設定した上で、「Va′=Vb′±α?」の
判断を行う構成とすれば、タイマ12を設ける必要がな
くなり、また、図2中のステップS7及びS12は不要
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の電気的構成図
【図2】演算処理回路による制御内容を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1は負荷制御装置、2、3はパワーMOSFET(半導
体スイッチング素子)、2a、3aは温度検出用ダイオ
ード(温度検出手段)、4はモータ(負荷)、8は温度
補正回路(検出温度補正手段)、11は演算処理回路
(制御手段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 1/00 H02M 1/00 R Fターム(参考) 5G003 BA01 CC02 DA02 FA06 FA08 GA01 GC05 5G065 DA01 EA01 GA01 GA09 HA07 JA02 JA07 LA07 MA10 NA04 5H571 AA03 BB07 CC04 DD01 HA09 HB01 HC01 HD01 JJ03 JJ18 LL35 5H740 AA08 BA12 BB02 BB07 BB10 HH01 MM08 MM18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列接続された複数の半導体スイッチン
    グ素子を備え、それら半導体スイッチング素子を同時に
    導通状態とすることにより負荷に通電するようにした負
    荷制御装置において、 前記複数の半導体スイッチング素子のための各半導体チ
    ップ上にそれぞれ形成され、PN接合部の順方向電圧降
    下の温度特性を利用して対応する半導体スイッチング素
    子の温度を検出する複数の温度検出手段と、 前記複数の半導体スイッチング素子の導通状態を変化さ
    せることにより前記負荷の分担電圧を連続的に変化させ
    る制御を行う制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記複数の半導体スイッチング素子を
    導通させた状態では、それら半導体スイッチング素子の
    導通状態を前記複数の温度検出手段からの温度検出信号
    に基づいて個別に制御することにより各温度検出信号の
    値が等しくなる方向に調整する動作を行うことを特徴と
    する負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の温度検出手段から出力される
    温度検出信号の初期特性のばらつきを補正する検出温度
    補正手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の負荷
    制御装置。
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Cited By (4)

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