JP2002142454A - 過熱保護機能付rcc型スイッチングレギュレータ - Google Patents

過熱保護機能付rcc型スイッチングレギュレータ

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JP2002142454A
JP2002142454A JP2000335844A JP2000335844A JP2002142454A JP 2002142454 A JP2002142454 A JP 2002142454A JP 2000335844 A JP2000335844 A JP 2000335844A JP 2000335844 A JP2000335844 A JP 2000335844A JP 2002142454 A JP2002142454 A JP 2002142454A
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switching transistor
overheat protection
coefficient thermistor
temperature coefficient
transistor
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Shinichi Osada
慎一 長田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非過熱時における過熱保護のための電力消費を
低減すること。 【解決手段】トランスT1の一次側巻線aに接続される
NPN型スイッチングトランジスタTr1のベースとト
ランスの制御巻線bとの間に正特性サーミスタPTを接
続し、この正特性サーミスタは、その温度がキュリー温
度以下のときは前記スイッチングトランジスタに対する
ベース電流制限抵抗器として作用し、キュリー温度を越
えたときは抵抗値増大して前記スイッチングトランジス
タをオフにする過熱保護素子として作用し、非過熱時で
は正特性サーミスタはベース電流制限抵抗器として作用
しその電力消費は低くなり、非過熱時での電力消費が低
減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過熱保護機能付R
CC(リンギング・チョーク・コンバータ)型スイッチ
ングレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】図6で示されるようなRCC型スイッチ
ングレギュレータについては、出力電圧検出回路OD、
フォトカプラ回路PCおよび過熱保護回路OPを除き、
その基本部分の構成は、後程説明する実施形態のスイッ
チングレギュレータと共通するから、その基本部分の構
成およびその動作の説明についてはここでは省略する。
【0003】出力電圧検出回路ODは、抵抗R5,R6
および可変抵抗器VRにより構成され、出力電圧(DC
出力)の大きさを検出するようになっている。
【0004】フォトカプラ回路PCは、発光素子d1と
受光素子d2からなるフォトカプラ、トランジスタTr
2、およびツェナーダイオードZDから構成され、DC
出力が規定値を越えるとする出力電圧検出回路OD出力
に応答して、トランジスタTr4がオンしツェナーダイ
オードZDが導通して発光素子d1が発光する。これに
よって、受光素子d2が導通してトランジスタTr2が
オンする。こうして、スイッチングトランジスタTr1
はオフさせられることでDC出力が規定値に向けて低下
する。DC出力が規定値以下に低下すると、上述と逆の
動作となつてDC出力は規定値に向けて大きくなる。
【0005】過熱保護回路OPは、抵抗R3、正特性サ
ーミスタPT、トランジスタTr3およびダイオードD
3からなる。この過熱保護回路OPの動作について説明
する。すなわち、負荷電流Icが大きくなり、DC出力
が規定値を割り込む状態が続くと、スイッチングトラン
ジスタTr1のオン時間が長くなり、その発熱が促進さ
れ、さらに、前記発熱に使用温度条件などが加わって、
スイッチングトランジスタTr1の温度が定格を超える
と破壊するに至るという不具合が発生する。
【0006】これを回避するため、正特性サーミスタP
Tと抵抗器R3は分圧回路を構成しており、その分圧出
力をトランジスタTr3のベースに入力する一方、正特
性サーミスタPTをスイッチングトランジスタTr1と
熱結合させて実装している。
【0007】そして、スイッチングトランジスタTr1
が正特性サーミスタPTのキュリー温度を超えて発熱し
た場合は、正特性サーミスタPTの抵抗値増大で分圧出
力が上昇し、その結果、トランジスタTr3が導通す
る。
【0008】トランジスタTr3が導通すると、フォト
カプラ回路PC内のトランジスタTr2がオンし、スイ
ッチングトランジスタTr1にはベース電流Ibが供給
されなくなってスイッチングトランジスタTr1はオフ
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成の場合、正
特性サーミスタPTを含む過熱保護回路OPに対して常
時、過熱保護のための検知電流が必要であったから、電
力消費が大きくなっている。
【0010】また、抵抗R3、正特性サーミスタPT、
トランジスタTr3およびダイオードD3からなる四つ
の部品から構成されていて部品点数が多く、スイッチン
グレギュレータの小型化、低価格化ならびにこのスイッ
チングレギュレータを搭載した電子機器の小型化、低価
格化を困難にする。
【0011】したがって、本発明は、スイッチングレギ
ュレータにおける過熱保護回路において、過熱保護のた
めの電力消費を低減することを解決すべき課題とする。
【0012】本発明はまた、スイッチングレギュレータ
における過熱保護回路において、従来のそれと同等の機
能を維持しつつその部品点数削除を可能とすることを他
の解決すべき課題としている。
【0013】本発明はさらにまた、過熱保護回路を備え
たスイッチングレギュレータの小型化、低価格化を達成
することを他の解決すべき課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の過熱保護
機能付RCC型スイッチングレギュレータは、トランス
の一次側巻線に接続されるスイッチングトランジスタの
入力部と前記トランスの制御巻線との間に正特性サーミ
スタを接続し、当該正特性サーミスタは、その温度がキ
ュリー温度以下のときは前記スイッチングトランジスタ
の入力部に対する電流制限抵抗器として作用し、キュリ
ー温度を越えたときは抵抗値増大して前記スイッチング
トランジスタをオフにする過熱保護素子として作用する
よう構成されている。
【0015】本発明によると、スイッチングレギュレー
タ内が非過熱状態時、正特性サーミスタは、スイッチン
グトランジスタに対する通常の電流制限抵抗器として作
用し、スイッチングレギュレータ内が過熱状態になる
と、スイッチングトランジスタをオフ状態にするよう抵
抗値が増大してスイッチングトランジスタを強制オフす
るから、スイッチングトランジスタはオフしてスイッチ
ングレギュレータは過熱状態から回避される。したがっ
て、この過熱保護回路の場合、過熱保護のために常時電
流が流れずに済み、電力消費の低減が達成される。
【0016】また、本発明の場合、従来の過熱保護回路
と部品点数において比較すると、正特性サーミスタのよ
うな過熱検知器をスイッチングトランジスタの入力部に
接続すれば済み、部品点数が従来の四つから一つで済
み、部品コストの低減、部品装着作業コストの低減、ス
イッチングレギュレータの小型化、スイッチングレギュ
レータの製造コストの低減を図れる。
【0017】なお、本発明は、正特性サーミスタを前記
スイッチングトランジスタに対して熱的に結合し、その
スイッチングトランジスタを過熱状態から保護しその破
損を防止可能としてもよい。
【0018】なお、上記スイッチングトランジスタとし
ては、そのベースを前記入力部とするNPN型バイポー
ラトランジスタであっても、そのゲートを前記入力部と
するNチャンネル型MOSFETであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態に基づいて説明する。
【0020】図1ないし図4は、本発明の実施形態に係
り、図1は、本実施形態のRCC型スイッチングレギュ
レータの回路図、図2は、図1の回路で使用される正特
性サーミスタの抵抗温度特性図、図3は、スイッチング
トランジスタと正特性サーミスタの熱的結合状態を示す
斜視図、図4は、図1のスイッチングトランジスタの動
作説明に供するタイミングチャートである。
【0021】本実施形態で使用する正特性サーミスタP
Tは、スイッチングトランジスタTr1の入力部として
のベースに対する電流制限抵抗器として作用するときの
室温(キュリー温度以下)抵抗値が47Ωであり、図2
で示される抵抗温度特性を有し、室温25℃における抵
抗値47Ωの2倍の抵抗値となるときの温度(キュリー
温度)が120℃のものとし、かつ、キュリー温度に至
るまの温度では−1000ppm/℃〜−2000pp
m/℃程度の負の抵抗温度特性を呈するものとする。こ
のような正特性サーミスタは、チタン酸バリウムを主成
分とするセラミック系材料で構成されている。
【0022】本実施形態においては、従来の過熱保護回
路OPにおける抵抗R3、正特性サーミスタPT、トラ
ンジスタTr3およびダイオードD3からなる四つの部
品のうち、抵抗R3、トランジスタTr3およびダイオ
ードD3が省略される一方、その正特性サーミスタPT
が、トランスT1の一次側巻線aに接続されるNPN型
のスイッチングトランジスタTr1のベースと、そのス
イッチングトランジスタTr1のベースに対するトラン
スT1の制御巻線bとの間に直列に接続されて構成され
ており、従来よりも三つの部品点数が削減されたものと
なっている。
【0023】そして、この正特性サーミスタPTは、そ
の温度がキュリー温度以下のときは通常動作として制御
巻線bからスイッチングトランジスタTr1のベースに
対して規定のベース電流Ibを流すベース電流制限抵抗
器として作用し、スイッチングレギュレータ内の過熱に
伴って温度上昇しその温度がキュリー温度を越えたとき
の抵抗値増大によりベース電流Ibを抑制してスイッチ
ングトランジスタTr1を強制オフにして当該スイッチ
ングトランジスタTr1を過熱状態から保護する過熱保
護素子として作用するようになっている。
【0024】したがって、本実施形態の場合、過熱保護
のために正特性サーミスタPTに対しては、僅かなベー
ス電流Ibを流すに必要な電力が消費されるだけのもの
であり、従来のように常時、検知電流が流れていないか
ら、電力消費が大幅に低減されたものとなっている。
【0025】なお、スイッチングトランジスタTr1と
正特性サーミスタPTとは図3で示されるように熱伝導
性に優れた材料例えば樹脂好ましくはシリコーン樹脂R
Sで接着されて互いに熱的に結合されている。
【0026】以下、動作を図4を参照して説明する。図
4(a)は、トランスT1の一次側巻線aに流れる電
流、図4(b)は、スイッチングトランジスタTr1へ
のベース電流、図4(c)は、トランスT1の二次側巻
線cに流れる電流、図4(d)は、基準電圧に対するD
C出力(Vout)の変動をそれぞれ示している。な
お、時間軸において時刻t0以前は過熱保護動作前を、
時刻t0以降は過熱保護動作状態をそれぞれ示してい
る。
【0027】図1で示されているRCC型スイッチング
レギュレータにおいて、AC入力が投入されると、この
AC入力は、電源フィルタFT、ダイオードブリッジD
B、平滑コンデンサC1を経て直流電圧V1に変換され
る。
【0028】この直流電圧V1は、トランスT1の一次
側巻線aに入力されると同時に、起動抵抗R1を通して
スイッチングトランジスタTr1のベースへ入力され、
これによって、ベース電流Ibが流れてスイッチングト
ランジスタTr1のコレクタ・エミッタ間が導通し、ト
ランスT1の一次側巻線aに電流Iaが流れるととも
に、二次側巻線bに誘起電圧Vbが発生する。
【0029】この場合、スイッチングトランジスタTr
1に流れるベース電流Ibは次式(1)で与えられる。
【0030】 Ib=(Vb−Vf1−Vbe1)/RPTC…(1) ただし、Vf1:ダイオードD1の順方向電圧降下 Vbe1:スイッチングトランジスタTr1のベース・
エミッタ間電圧降下 RPTC:正特性サーミスタPTの抵抗値 スイッチングトランジスタTR1の電流増幅率をHfe
とした時、電流IaがIa>Hfe・Ibとなると、ス
イッチングトランジスタTr1は前記式(1)で規定さ
れるベース電流Ibではその飽和動作を維持できなくな
り(ベース電流不足の状態となり)、動作点が飽和領域
へ変わる。
【0031】これによりスイッチングトランジスタTr
1のコレクタ・エミッタ間の電圧降下が大きくなり一次
側巻線aの両端間電圧Va低下、二次側巻線b両端間電
圧VbVf1低下、ベース電流Ib低下が起こる。この
ため、スイッチングトランジスタTr1のベース電流I
bの不足状態が更に助長されスイッチングトランジスタ
Tr1は急激に遮断領域になる(オフ状態となる)。
【0032】スイッチングトランジスタTr1がオフす
ると、トランスT1の各巻線が逆起電力を発生し、二次
側巻線cにおいても整流ダイオードD2を通して出力電
流(負荷電流)Icを流す。この負荷電流Icはトラン
スT1のエネルギーが放出されるまで流れる。この負荷
電流Icが0になった時、制御巻線bに発生する逆起電
力によりベース電流Ibが発生し、再び前述の動作を繰
り返す。
【0033】なお、負荷電流Icは平滑コンデンサC3
により平滑され負荷へ供給される。DC出力は、抵抗器
R5,R6,可変抵抗器VRからなる分圧回路により分
圧され、トランジスタTr4のベース電圧と比較、フォ
トカプラ回路PCにより制御トランジスタTr2にフィ
ードバックされ次のようにDC出力が安定化されてい
る。
【0034】DC出力が、基準値より上昇すると、前記
分圧回路により形成された分圧電圧Vdが上昇し、トラ
ンジスタTr4のベース・エミッタ間電圧とツェナダイ
オードZDのツェナ電圧の和を超える。この時、それま
で流れていなかったフォトカプラ回路PCの発光素子p
c1に電流が流れ、フォトトランジスタpc2に電流I
dが流れるようになる。この電流Idは、制御用Tr2
のベース電流となるため、制御用トランジスタTr2の
エミッタ・ベース間が導通し前記ベース電流Ibを分岐
するため、スイッチングトランジスタTr1のベース電
流Ibが減少し、前述の動作によりスイッチングトラン
ジスタTr1が急激に遮断領域になる(オフ状態とな
る)。
【0035】すなわち、DC出力が基準値より上昇する
とスイッチングトランジスタTr1のオン時間が少なく
なるようにフィードバック制御がかかる。スイッチング
トランジスタTr1のオン時間が少ないとトランスT1
へ蓄えられるエネルギーが減少し、DC出力が低下す
る。
【0036】一方、DC出力が基準値より低い場合は、
トランスT1へ蓄えられるエネルギーを最大限に使用と
制御がかかる為、DC出力が上昇する。
【0037】したがって、時刻t0前の通常動作におい
て、正特性サーミスタPTは、47Ωの電流制限抵抗器
として機能している。また、スイッチング電源が周囲温
度変化や自己発熱により温度変化をきたした場合も、正
特性サーミスタPTの抵抗値の変化は微小で、スイッチ
ングトランジスタTr1は飽和領域と遮断領域をスイッ
チングするスイッチング素子として使用されているた
め、通常動作時の正特性サーミスタPTにおける微小な
抵抗値変動は特性に影響を及ぼさない。
【0038】次に、スイッチングトランジスタTr1が
異常発熱し、これと熱結合された正特性サーミスタPT
の温度がキュリー温度を超えるとその抵抗値RPTCが急
上昇する。この時、式(1)よりベース電流Ibが急減
少し、スイッチングトランジスタTr1は式(1)で規
定されるベース電流Ibではその飽和動作を維持できな
くなり(ベース電流不足の状態となり)、動作点が飽和
領域から能動領域へ変わる。
【0039】これによりスイッチングトランジスタTr
1のコレクタ・エミッタ間の電圧降下が大きくなり一次
側巻線aの両端間電圧Va低下、制御巻線bの両端間電
圧Vb低下、ベース電流Ib低下が起こる。このため、
スイッチングトランジスタTr1のベース電流不足状態
が更に助長され、スイッチングトランジスタTr1が急
激に遮断領域になる(オフ状態となる)。
【0040】こうして時刻t0以降の過熱保護動作状態
となる。
【0041】なお、電流Icが0となった時、制御巻線
bに発生する逆起電力によりスイッチングトランジスタ
Tr1のベース電流Ibが流れるが、その抵抗値RPTC
が大きくなっているため、ベース電流Ibは小さく、し
たがってスイッチングトランジスタTr1のオン時間は
極めて短くなりその発熱が抑制される。また、トランス
T1の一次側巻線aから供給されるエネルギーが小さく
なるため、DC出力が低下する。なお、スイッチングト
ランジスタTr1の温度が低下すると正特性サーミスタ
PTの抵抗値RPTCが通常値(47Ω)に低下し、通常
の動作に戻る。
【0042】正特性サーミスタPTのキュリー温度は、
保護動作を行いたい温度によって例えば100℃、13
0℃等に設定することが可能である。また、正特性サー
ミスタPTと直列に固定抵抗器を接続し、細かなベース
電流Ibの設定を行うこともできる。
【0043】なお、上述の実施形態の場合、スイッチン
グトランジスタTr1がNPN型のバイポーラトランジ
スタであったが、これに限定されるものではなく、図5
で示すようにこのバイポーラトランジスタに代えてNチ
ャンネル型MOSFETを接続し、このMOSFETの
入力部であるゲートに正特性サーミスタPTCを接続す
るようにしてもよい。この場合、このMOSFETのゲ
ート・ソース間に抵抗器Raが接続されている。スイッ
チングトランジスタTr1をMOSFETで構成した場
合も上述と同様に正特性サーミスタPTCを用いた過熱
保護動作が可能である。
【0044】なお、その過熱保護動作のため、正特性サ
ーミスタPTCは、上述と同様にMOSFETに対して
熱的に結合されている。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トラン
スの一次側巻線aに接続されるスイッチングトランジス
タの入力部とトランスの制御巻線との間に、その温度が
キュリー温度以下のときは前記スイッチングトランジス
タの入力部に対する電流制限抵抗器として作用し、キュ
リー温度を越えたときは抵抗値増大して前記スイッチン
グトランジスタをオフにする過熱保護素子として作用す
る正特性サーミスタを接続したから、非過熱時では正特
性サーミスタは電流制限抵抗器として作用しその電力消
費は低くなり、非過熱時での電力消費が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のRCC型スイッチングレギ
ュレータの回路図
【図2】図1の回路で使用される正特性サーミスタの抵
抗温度特性図
【図3】スイッチングトランジスタと正特性サーミスタ
の熱的結合状態を示す斜視図
【図4】図1のスイッチングトランジスタの動作説明に
供するタイミングチャート
【図5】本発明の他の実施形態のRCC型スイッチング
レギュレータの回路図
【図6】従来のRCC型スイッチングレギュレータの回
路図
【符号の説明】
Tr1 スイッチングトランジスタ T1 トランス PC フォトカプラ回路 PT 正特性サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 3/338 H02M 3/338 A Fターム(参考) 5G053 AA14 BA06 BA09 CA01 DA01 EB04 EC03 5H730 AA17 AA20 AS01 BB43 BB52 CC01 DD02 EE02 EE07 FD01 FF19 FG07 FV08 VV06 XX15 XX16 XX19 XX26 XX38 XX44 ZZ05 ZZ11 ZZ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスの一次側巻線に接続されるスイッ
    チングトランジスタの入力部と前記トランスの制御巻線
    との間に正特性サーミスタを接続し、 前記正特性サーミスタは、その温度がキュリー温度以下
    のときは前記スイッチングトランジスタの入力部に対す
    る電流制限抵抗器として作用し、キュリー温度を越えた
    ときは抵抗値増大して前記スイッチングトランジスタを
    オフにする過熱保護素子として作用する、ことを特徴と
    する過熱保護機能付RCC型スイッチングレギュレー
    タ。
  2. 【請求項2】スイッチングトランジスタが、そのベース
    を前記入力部とするNPN型バイポーラトランジスタで
    ある、ことを特徴とする請求項1記載の過熱保護機能付
    RCC型スイッチングレギュレータ。
  3. 【請求項3】スイッチングトランジスタが、そのゲート
    を前記入力部とするNチャンネル型MOSFETであ
    る、ことを特徴とする請求項1記載の過熱保護機能付R
    CC型スイッチングレギュレータ。
  4. 【請求項4】正特性サーミスタが、前記スイッチングト
    ランジスタに対して熱的に結合されている、ことを特徴
    とする請求項1ないし3いずれか記載の過熱保護機能付
    RCC型スイッチングレギュレータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167638A (ja) * 2006-09-19 2008-07-17 Seiko Epson Corp ブラシレスモータ

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