JP2002142444A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JP2002142444A
JP2002142444A JP2000339230A JP2000339230A JP2002142444A JP 2002142444 A JP2002142444 A JP 2002142444A JP 2000339230 A JP2000339230 A JP 2000339230A JP 2000339230 A JP2000339230 A JP 2000339230A JP 2002142444 A JP2002142444 A JP 2002142444A
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conductor
switching element
power converter
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Hiromichi Tai
裕通 田井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング素子として圧接型素子を用いた
場合でも、短絡電流などによって生じるスイッチング素
子の破壊を未然に防止することのできる電力変換装置を
提供する。 【解決手段】 センスピン223からパッケージ外へ引
き出すための線路として、センス導体1、エミッタ側導
体3、および絶縁体5よりなる平行導体線路を用いるこ
とにより、センスピン223からの引き出し線路のイン
ダクタンスを下げて、確実にエミッタ電流に追従したセ
ンス電流を得ることができるようにした電力変換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力変換装置に関
し、詳しくは、素子に流れる主電流の一部を分流して出
力するセンス端子を備えたセンス端子付きスイッチング
素子を用いた電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力変換装置には、高電圧、大電
流のMOS(Metal Oxcide Semico
nductor)ゲート型の電力用スイッチング素子が
多く用いられるようになっている。MOSゲート型スイ
ッチング素子は、GTO(ゲートターンオフサイリスタ
ー(Gate Turn Off thyristo
r))のようなサイリスタ系のスイッチング素子に比べ
て、スイッチング速度が速く、安全動作領域が広く、制
御性が高く、かつ、ゲート駆動回路が小型化できるな
ど、多くの利点がある。
【0003】しかし、MOSゲート型スイッチング素子
は、サイリスタ系のスイッチング素子に比較して動作速
度が速いことから、スイッチング素子がノイズなどによ
って誤ってターンオンしてしまった場合に、素子に流れ
る短絡電流に対する保護が困難であるという難点があ
る。これはMOSゲート型スイッチング素子の場合、素
子を流れる主電流の単位時間当たりの増加率(di/d
t)が大きいために、短絡電流もまた極めて短い時間で
素子を破壊するに足る大きな電流となってしまうためで
ある。
【0004】こうした問題に対応するためには、従来、
2つの方法がとられている。ひとつは素子自身で短絡電
流を制限することである。しかしこの方法は、素子の導
通損失が大きくなるという短所がある。もうひとつの方
法は素子に電流検出機能を持たせ、短絡を検知して素子
のゲート電圧を制御することによりスイッチング素子に
流れる主電流(コレクタ エミッタ間電流)を制限して
素子を保護する保護回路を備えることである。
【0005】図8に、このような保護回路を設けた従来
の電力変換装置の例を示す。図8において、図8(a)
は、電力変換装置を構成する複数のスイッチング素子の
うち、一個のスイッチング素子と、それに付随する素子
保護回路を示す回路図であり、図8(b)は、このよう
な保護回路を含む実際のモジュール型スイッチング素子
の内部構成を示す図面である。
【0006】まず、図8(a)を参照して、従来の保護
回路付き電力変換装置の動作について説明する。この装
置では、スイッチング素子101が主スイッチング素子
であり、そのオン、オフ動作はゲート駆動回路111に
よってゲート抵抗109を介して制御されている。スイ
ッチング素子101の主電流の一部は素子内部で分流
し、センス端子103からセンス電流として取り出され
る。そして、アーム短絡などの異常発生時には、スイッ
チング素子101の主電流が異常なレベルまで上昇する
ため、これによりセンス電流レベルが上昇し、センス抵
抗105の両端の電圧が上昇することでトランジスタ1
07が導通する。トランジスタ107が導通するとスイ
ッチング素子101のゲート エミッタ間電圧が低下
し、スイッチング素子101のコレクタ エミッタ間を
流れる主電流が制限され、これにより、スイッチング素
子101の短絡電流による破壊が防止される。
【0007】このような保護回路を設けたスイッチング
素子101の構成は、一体型のモジュールとして提供さ
れることが多い。
【0008】モジュール内部は、図8(b)に示すよう
に、スイッチング素子101を構成する半導体チップ1
01a、101bを搭載した素子基板113と、別に電
子回路を搭載する回路基板115とが設けられている。
【0009】素子基板113上では、半導体チップ10
1a、101bのコレクタが素子基板113上の導体パ
ターン117に直にハンダ付けされており、エミッタ端
子、ゲートおよびセンス端子103は、ボンディングワ
イヤによって素子基板113上の導体パターン117に
接続されている。
【0010】一方、回路基板115には、保護回路を構
成するトランジスタ107およびセンス抵抗105など
が搭載されている。素子基板113と回路基板115と
は導体119で結ばれている。なお、図8(b)におい
ては、ゲート駆動回路111もまた回路基板115上に
搭載されているが、これは別にモジュール外に配置する
場合もある。
【0011】このように構成されているモジュールにお
いて、センス端子103の実態は、半導体チップ101
a、101bに内蔵されている多くのIGBT(Ins
ulated Gate Bipolar Trans
istor(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ))
素子の一部のエミッタ端子を別に取り出したものであ
る。そのため、センス電流が主電流に対して比例する値
とするために、センス端子とエミッタ端子との電気的条
件がなるべく等しくなるようにする必要がある。
【0012】ところで、モジュール型素子ではすでに説
明したとおり、スイッチング素子を構成する半導体チッ
プ101a、101bの接続にボンディングワイヤを使
用している。このボンディングワイヤの長さはしばしば
十数mmに達するために、ボンディングワイヤのインダ
クタンス分は数十nHに達し、その影響が無視できな
い。
【0013】このことを考慮して、モジュール型素子の
等価回路を示すと、図9のとおりである。同図におい
て、インダクタンス151がスイッチング素子101の
エミッタ端子102側に入るボンディングワイヤのイン
ダクタンス分であり、インダクタンス153がセンス端
子103に入るボンディングワイヤのインダクタンス分
である。したがって、エミッタ端子102とセンス端子
103の両方に対してボンディングワイヤのインダクタ
ンス分が入ることになる。
【0014】通常、エミッタ端子102側は、ボンディ
ングワイヤの電流容量の関係で多数本のボンディングワ
イヤを並列に使うために、エミッタ端子102側のイン
ダクタンス151はセンス端子103側のインダクタン
ス153に比べて数分の1から数十分の1の値となる。
そして、エミッタ端子102側の電流値とセンス電流の
比率もまた数十分の1となるので、ちょうどインダクタ
ンスの比率と電流の比率とがマッチングするために、電
気的にはこの2つの端子は等価となり、センス電流の値
とエミッタ電流の値とはおおむね比例することになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで大容量を要求
される電力変換装置では、圧接型素子が好んで用いられ
ている。圧接型素子は、スイッチング素子を構成する半
導体チップの、少なくとも主電流が流れるコレクタおよ
びエミッタを基板上の配線導体パターンに、直接または
接続用の金属板などを介して接続する形態の素子であ
る。したがって、コレクタおよびエミッタと基板配線と
の接続にボンディングワイヤは使用していない。
【0016】このような圧接型素子に対しては、図8に
示したような従来のモジュール型素子のような保護回路
の構成を適用することが困難である。この理由を以下に
説明する。
【0017】図10は、圧接型素子を用いた従来の電力
変換装置の内部構成を示す図面で、図10(a)は断面
図であり、図10(b)は平面図である。また、図11
にこの圧接型素子を用いた1つのスイッチング素子部分
の等価回路図を示す。
【0018】圧接型素子を用いた電力変換装置の場合
は、スイッチング素子を構成する半導体チップ201
a、201b、201c、201dが、コレクタ側、エ
ミッタ側ともに熱緩衝用のモリブデン板213を介し
て、それぞれコレクタポスト211と、エミッタポスト
215に圧接されている。このため、図11に示すエミ
ッタ202側のインダクタンス251はごく小さく、無
視できるほどである。
【0019】一方、センス端子203については、セン
スピン223とセンスワイヤ225を介してセンス端子
203に引き出されている。このため、図11に示すセ
ンス端子203側のインダクタンス253は、数百nH
にも達し、センス電流の値とエミッタ電流の値との比例
関係が崩れてしまう。なお、このようなセンス端子20
3の引き出し方は、ゲート端子221がゲートピン21
7とゲートワイヤ219を通してパッケージ外ヘゲート
端子221を引き出すのと同様である。
【0020】このため、センス端子203側のインダク
タンス253の影響により、センス電流が流れるとセン
ス端子203で検出される電圧が持ち上がり、等価的に
センス端子203側のIGBTのゲート エミッタ間電
圧が下がり、センス電流の大きさが本来流れるべき電流
よりも小さくなってしまう。しかも、センス電流が実際
にどれくらい流れるかは、インダクタンスの値、主電流
の波形、素子の静特性など様々な要因が絡み合うため
に、予想することが困難である。
【0021】このように、従来技術では、圧接型素子の
場合、センス電流の値が短絡状態を検出するために必要
な精度を維持できなくなり、保護回路によるスイッチン
グ素子の保護ができないといった問題がある。
【0022】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたもので、スイッチング素子として圧接型素子を
用いた場合でも、短絡電流などによって生じるスイッチ
ング素子の破壊を未然に防止することのできる電力変換
装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1記載の本発明は、素子に流れる主電流の一
部を分流して出力するセンス端子を備えたセンス端子付
きスイッチング素子を用いた電力変換装置において、前
記センス端子から、前記スイッチング素子を制御する制
御回路までの間を低インダクタンスの線路で結ぶことを
要旨とする電力変換装置である。
【0024】この発明は、スイッチング素子のセンス端
子とスイッチング素子の制御回路との間を低インダクタ
ンスの線路で結ぶことにより、センス端子から検出され
る電流がスイッチング素子を流れる主電流に対応して、
確実に比例追従させるようにしようとするものである。
【0025】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
電力変換装置において、前記低インダクタンスの線路
は、平行導体線路であることを要旨とする。
【0026】この発明は、平行導体線路を用いること
で、平行に設けられる導体間の強い電磁気的結合により
線路のインダクタンスを低くしようとするものである。
【0027】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
電力変換装置において、前記平行導体線路は、前記スイ
ッチング素子のセンス端子とエミッタ端子のそれぞれと
接続された導体が、絶縁体を挟んで平行導体を構成して
いることを要旨とする。
【0028】この発明は、主電流の流れるスイッチング
素子のエミッタ端子に接続された導体と、センス端子に
接続された導体とで、平行導体を形成することにより、
これら電磁気的な結合を強くしてセンス端子に接続され
た導体のインダクタンスを下げようとするものである。
【0029】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
電力変換装置において、前記平行導体線路は、さらに、
前記エミッタ端子に接続された導体に対して、絶縁体を
介して前記スイッチング素子のゲート端子に接続された
導体が設けられて平行導体を構成していることを要旨と
する。
【0030】この発明は、エミッタ端子に接続された導
体に対して、さらに絶縁体を介してデート端子に接続さ
れた導体を設けることで、ゲート端子側導体とエミッタ
端子側導体との電磁気的な結合を強くして、ゲート端子
側線路のインダクタンスも下げようとするものである。
【0031】請求項5記載の本発明は、請求項1記載の
電力変換装置において、前記低インダクタンスの線路
は、同軸線路であることを要旨とする。
【0032】この発明は、同軸線路を用いることで、同
軸線路の中心導体と外皮導体との間の強い電磁気的結合
により線路のインダクタンスを低くしようとするもので
ある。
【0033】請求項6記載の本発明は、請求項5記載の
電力変換装置において、前記同軸線路は、前記スイッチ
ング素子のセンス端子に接続された導体を中心導体と
し、前記スイッチング素子のエミッタ端子に接続される
導体を外皮導体とすることを要旨とする。
【0034】この発明は、主電流の流れるスイッチング
素子のエミッタ端子に接続された導体を外皮導体素子、
センス端子に接続された導体を中心導体することによ
り、これらの間の電磁気的な結合を強くしてセンス端子
に接続された導体のインダクタンスを下げようとするも
のである。
【0035】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
電力変換装置において、前記同軸線路は、さらに、前記
スイッチング素子のゲート端子に接続された導体を中心
導体とすることを要旨とする。
【0036】この発明は、デート端子に接続された導体
をさらに中心導体とすることで、ゲート端子側導体とエ
ミッタ端子側導体との電磁気的な結合を強くして、ゲー
ト端子側線路のインダクタンスも下げようとするもので
ある。
【0037】請求項8記載の本発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の電力変換装置において、前記制御
回路の基板の絶縁支持材と、前記センス端子と制御回路
の基板との間を結ぶ線路の絶縁材とが一体であることを
要旨とする。
【0038】この発明は、制御回路基板の絶縁支持材と
センス端子と制御回路基板を結ぶ線路の絶縁材とを一体
化することで、製造コストの低減を図ろうとするもので
ある。
【0039】請求項9記載の本発明は、請求項1〜8の
いずれか一つに記載の電力変換装置において、前記スイ
ッチング素子と制御回路を結ぶ線路は、可撓性のある線
路であることを要旨とする。
【0040】この発明は、スイッチング素子と制御回路
を結ぶ線路として可擁性のある材料を用いることで、電
力変換装置内における回路基板の配置の自由度を高くし
ようとするものである。
【0041】請求項10記載の本発明は、素子に流れる
主電流の一部を分流して出力するセンス端子を備えたセ
ンス端子付きスイッチング素子を用いた電力変換装置に
おいて、前記センス端子より得られるセンス電流の値を
計測するセンス電流計測手段と、前記センス電流検出手
段が検出した電流値が所定値を越えたか否かを比較する
比較手段と、前記比較手段によって、前記センス電流検
出手段が検出した電流値が所定値を越えたことが検出さ
れたときに、前記スイッチング素子に与える制御信号の
導通率を低減させる制御手段と、を有することを要旨と
する電力変換装置である。
【0042】この発明は、センス端子より得られるセン
ス電流の値が所定値を越えたときに、スイッチング素子
に与える制御信号の導通率を低減させ、スイッチング素
子に過電流が流れないように制限して、運転を継続よう
とするものである。
【0043】請求項11記載の本発明は、素子に流れる
主電流の一部を分流して出力するセンス端子を備えたセ
ンス端子付きスイッチング素子を用いた電力変換装置に
おいて、前記センス端子より得られるセンス電流の値を
計測するセンス電流計測手段と、前記センス電流検出手
段が検出した電流値が所定値を越えたか否かを比較する
比較手段と、前記比較手段によって、前記センス電流検
出手段が検出した電流値が所定値を越えたことが検出さ
れたときに、これを警告する警告手段と、を有すること
を要旨とする電力変換装置である。
【0044】この発明は、センス端子より得られるセン
ス電流の値が所定値を越えたときに、これを外部に警告
することで、スイッチング素子に過電流が流れたことに
迅速に対処できるようにしようとするものである。
【0045】請求項12記載の本発明は、請求項10ま
たは11記載の電力変換装置において、前記比較手段が
比較に用いる所定値は、あらかじめ決められた一定の値
であることを要旨とする。
【0046】この発明は、あらかじめ決められた一定の
電流がセンス電流として検出されたときに、スイッチン
グ素子に与える制御信号の導通率を低減させ、または、
その旨の警告を出力しようとするものである。
【0047】請求項13記載の本発明は、請求項10ま
たは11記載の電力変換装置において、前記スイッチン
グ素子は、複数個並列に接続されており、前記比較手段
が比較に用いる所定値は、前記並列に接続された複数の
スイッチング素子のセンス電流の値の平均値であること
を要旨とする。
【0048】この発明は、複数並列に接続されたスイッ
チング素子のうちの1つのセンス電流の値が、並列に接
続されたスイッチング素子のセンス電流の平均値を超え
ている場合に、スイッチング素子に与える制御信号の導
通率を低減させ、または、その旨の警告を出力しようと
するものである。
【0049】
【発明の実施の形態】以下添付した図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明におい
て、従来から用いられている部材については、すでに従
来技術として説明したものと同じ符号を付し、それらの
部材の説明を省略する。
【0050】<第1の実施の形態>図1は、本発明を適
用した第1の実施の形態に係る電力変換装置の構成を示
す図面である。
【0051】本実施の形態における電力変換装置は、図
1に示すように、センス端子をパッケージ外へ引き出す
ための線路として、センス導体1、エミッタ側導体3、
および絶縁体5よりなる平行導体線路を用いたものであ
る。この平行導体線路は、銅板よりなるセンス導体1お
よびエミッタ側導体3によって絶縁体5を挟み、平行導
体線路を構成したものである。
【0052】センス導体1はセンスピン223と接続さ
れており、エミッタ側導体3はエミッタポスト215と
接続されている。
【0053】本実施の形態における作用を説明する。
【0054】本実施の形態において、センス導体1は、
エミッタ側導体3と薄い絶縁体5を介して接続されてい
るため、これらが電磁気的に強く結合している。このた
め、センス端子側線路のインダクタンスをごく小さく抑
えることができるようになっている。
【0055】このようにセンス導体1、エミッタ側導体
3、および絶縁体5によって構成された平行導体による
線路の場合、線路のインダクタンスは数nHから十数n
H程度に抑えることが可能である。
【0056】したがって、従来の百nH以上あったセン
ス端子側のインダクタンスを大幅に低減することがで
き、センス端子側線路のインダクタンスによる影響を極
小化して、圧接型素子においてエミッタ側線路における
インダクタンス成分との比例関係が、それらの電流量の
比例関係とほぼ同じになるので、エミッタ電流に比例し
たセンス電流を得ることが可能となる。
【0057】<第2の実施の形態>前述の第1の実施の
形態では、センス導体とエミッタ側導体とが平行導体と
なるように用いたが、インダクタンスを低減する方法と
しては、他に同軸線路を用いることが可能である。そこ
で、この第2の実施の形態は、この同軸線路をセンス端
子からの引き出し線として用いたものである。
【0058】図2は、本発明を適用した第2の実施の形
態に係る電力変換装置の構成を示す図面である。
【0059】本実施の形態における電力変換装置は、図
2に示すように、センス端子の引き出し線路として同軸
線路11を使用している。この同軸線路11は、中心導
体13と、この中心導体13を覆う絶縁体15と、絶縁
体15の外側をさらに覆うように設けられた外皮導体1
7からなり、中心導体13はセンスピン223に接続さ
れ、外皮導体17はエミッタポスト215に接続されて
いる。
【0060】なお、外皮導体17のさらに外側は、外皮
絶縁体により保護されていてもよい。
【0061】本実施の形態における作用を説明する。
【0062】本実施の形態においては、同軸線路11の
中心導体13と外皮導体17とは電磁気的に強く結合し
ているため、センス端子側の引き出し線路のインダクタ
ンスは、前述した第1の実施の形態と同様に極低く抑え
ることが可能になる。したがって、第1の実施の形態同
様に、従来の百nH以上あったセンス端子側のインダク
タンスを大幅に低減することができ、センス端子側のイ
ンダクタンスの影響を極小化し、圧接型素子を用いた場
合においても、エミッタ電流に比例したセンス電流を得
ることが可能となる。
【0063】なお、図2においては、同軸線路として円
形断面のものを示したが、本発明は、このような円形断
面の同軸線路に限定されるものではなく、たとえば、角
形断面の同軸線路を用いることも可能である。
【0064】<第3の実施の形態>前述した第1の実施
の形態では、平行導体の間に絶縁体として板状の絶縁物
を介在させているが、こうした板状の絶縁物は、センス
回路やゲート制御回路を納める回路基板の支持体と一体
的に作成することが可能である。この第3の実施の形態
は、こうした考えに基づくものである。
【0065】図3は、本発明を適用した第3の実施の形
態に係る電力変換装置の構成を示す図面である。
【0066】本実施の形態においては、図3に示すよう
に、ゲート駆動回路111を構成する回路基板21が、
そのままセンス導体1およびエミッタ側導体3によって
挟み込まれて、センス端子側線路を形成している。
【0067】本実施の形態における作用を説明する。
【0068】このように、回路基板21をそのままセン
ス導体1およびエミッタ側導体3によって挟み込んで、
センス端子側線路の絶縁体として使用することで、セン
ス導体1もゲート駆動回路111の回路を構成する導体
パターンと一体に接続することができ、構造が簡素にな
って、製造コストの低減が可能になる。また、一体化に
よってセンス端子側のインダクタンスを一層低減するこ
とが可能となる。
【0069】<第4の実施の形態>以上の第1〜第3の
実施の形態では、もっぱらセンス端子側の低インダクタ
ンス化に集点を当てたものである。一方、ゲート端子側
引き出し線路のインダクタンス分もまた、スイッチング
時間の遅れなどの要因となり、スイッチング素子におけ
るスイッチング動作の性能向上の妨げとなることが知ら
れている。
【0070】この第4の実施の形態は、ゲート端子側線
路のインダクタンスの低減化を図るものである。
【0071】図4は、本発明を適用した第4の実施の形
態に係る電力変換装置の構成を示す図面である。
【0072】本実施の形態における電力変換装置は、図
4に示すように、センス導体1およびゲート導体7を、
同じ絶縁体5上に設け、絶縁体5の下面には、その全面
にエミッタ側導体3を設けたものである。ここで、セン
ス導体1およびゲート導体7は、いずれも導体パターン
であり、エミッタ側導体3と共に平行導体を形成してい
る。
【0073】本実施の形態における作用を説明する。
【0074】このようにセンス導体1とゲート導体7を
同じ絶縁体5上に設けた構成とすることで、センス端子
側およびゲート側の両方の線路のインダクタンスを大幅
に抑制することができる。したがって、圧接型素子を用
いた場合においても、エミッタ電流に比例したセンス電
流を得ることが可能となると共に、ゲート駆動回路11
1の性能向上を図ることができる。
【0075】なお、本実施の形態では、センス導体1と
ゲート導体7とが、絶縁体5の同じ面上を並走する場合
を示しているが、この他に、たとえば多層配線基板の別
々の層にセンス導体とゲート導体とを配置してもよい。
【0076】また、図4に示したものは、ゲート導体と
センス導体、およびエミッタ側導体とが平行導体線路を
構成したものとしたが、これに代えてゲート導体とセン
ス導体とを2つの中心導体とし、エミッタ側導体を外皮
導体とする2芯同軸線路を用いることでも同様の効果を
得ることができる。
【0077】<第5の実施の形態>これまで述べてきた
実施の形態では、スイッチング素子と制御回路とを結ぶ
線路の絶縁体として比較的剛性の高い材料を用いてい
る。しかしながら、絶縁体として剛性の低い材料を用い
ると共に線路を構成する導体に薄い銅箔を用いること
で、線路に可撓性を持たせることも可能である。第5の
実施の形態は、スイッチング素子と制御回路とを結ぶ線
路に可撓性を持たせたものである。
【0078】図5は、本発明を適用した第5の実施の形
態に係る電力変換装置の構成を示す図面である。
【0079】本実施の形態は、図5に示すように、部材
配置などは、前記の第4の実施の形態と同様であるが、
それぞれの材料を可撓性のあるものを用いたものであ
る。すなわち、いずれも可撓性のある部材よりなるセン
ス導体51およびゲート導体57を、同じく可撓性のあ
る絶縁体55上に設け、絶縁体55の下面に同様に可撓
性のある部材よりなるエミッタ側導体53を設けたもの
である。
【0080】可撓性のある材料としては、たとえばセン
ス導体51、ゲート導体57、およびエミッタ側導体5
3には銅箔やアルミニウム箔膜、絶縁体55としてはポ
リイミドフィルムなどが用いられるが、一般に電気部品
に用いられているものであれば特に制限はない。
【0081】本実施の形態における作用を説明する。
【0082】このように、スイッチング素子と制御回路
基板との間を可撓性のある線路とした場合、制御回路基
板の支持は別に行う必要がある一方、制御回路基板とス
イッチング素子との間の位置関係が、変換装置を製造す
る際の工作精度などの関係で多少ずれた場合にも問題が
生じないという利点が生じる。また、積極的にスイッチ
ング素子と制御回路基板の位置関係に自由度を持たせる
ことで、電力変換装置の機構設計の自由度を高めること
も可能になる。
【0083】<第6の実施の形態>以上述べてきた各実
施の形態によれば、センス端子のついたスイッチング素
子において、センス端子側のインダクタンスを低減して
センス電流の主電流に対する比例精度を高めることがで
きる。そのため、これをさらに積極的に利用すること
で、センス電流を短絡保護以外の目的に応用することも
可能となる。
【0084】第6の実施の形態は、センス電流を短絡保
護以外の目的に応用するものである。
【0085】図6は、本発明を適用した第6の実施の形
態に係る電力変換装置の構成を示す図面である。
【0086】本実施の形態における電力変換装置は、図
6に示すように、スイッチング素子201が直列接続さ
れていて、電力変換器の1つのレッグを構成している。
各々のスイッチング素子201には、ゲート駆動回路1
11およびセンス信号処理回路23が接続されている。
ゲート駆動回路111の入力信号およびセンス信号処理
回路23の出力信号はゲート信号発生回路25に接続さ
れている。
【0087】スイッチング素子より出力されるセンス電
流は、センス信号処理回路23によって適当なフィルタ
処理と増幅・レベルシフトが行われ、各スイッチング素
子201の素子電流信号41としてゲート信号発生回路
25に与えられる。
【0088】ゲート信号発生回路25の内部では、正弦
波信号37とキャリア信号39とをPWM信号発生器2
7で比較し、スイッチング素子を駆動するゲート信号を
発生させる。一方、センス電流から生成された素子電流
信号41は、電流レベル比較器29によって過電流レベ
ル設定器31で設定されたある過電流レベルと比較さ
れ、その結果が通電率設定器33に入力される。そし
て、通電率設定器33の出力が変調率制限器35に入力
され、正弦波信号37の振幅を制限する。
【0089】本実施の形態における作用を説明する。
【0090】以上のように構成された本実施の形態で
は、電流レベル比較器29によってスイッチング素子2
01の電流があらかじめ過電流レベル設定器31に設定
されたレベルを超過したことが検出されると、通電率設
定器33によってスイッチング素子201の通電率を下
げるように変調率制限器35に信号が出力され、スイッ
チング素子201の通電率が下げられることになる。
【0091】これにより、何らかの外部的な要因によっ
て、スイッチング素子201が直ちに破壊されないまで
も徐々に過大な電流によってスイッチング素子201が
損傷を受ける前に、スイッチング素子201の通電電流
を制限しながら運転を継続することができる。
【0092】<第7の実施の形態>容量の大きい電力変
換装置を構成するためには、複数のスイッチング素子を
並列に使用することが行われている。こうした場合、各
スイッチング素子の電流分担が何らかの原因で崩れるこ
とがある。この第7の実施の形態は、このような場合に
対応するためのものである。
【0093】図7は、本発明を適用した第7の実施の形
態に係る電力変換装置の構成を示す図面である。
【0094】本実施の形態による電力変換装置は、図7
に示すように、スイッチング素子201が複数個並列に
接続されている。そして、前述の第6の実施の形態おけ
る回路において、過電流レベル設定器31に代えて各ス
イッチング素子201の素子電流の平均値を算出する素
子電流平均値演算器36を設けたものである。電流レベ
ル比較器29は、各スイッチング素子201の素子電流
信号41と、素子電流平均値演算器36によって求めら
れた各スイッチング素子201の素子電流の平均値を比
較している。
【0095】本実施の形態における作用を説明する。
【0096】このように、電流レベル比較器29が、各
スイッチング素子201の素子電流信号41と、素子電
流平均値演算器36によって求められた各スイッチング
素子201の素子電流の平均値を比較することで、並列
に接続された複数のスイッチング素子201のうち、い
ずれかの素子電流が平均値から異なることが検出された
時点で、素子電流が多く流れた素子について、通電率設
定器33によって設定された通電率になるように変調率
制限器35に信号が出力され通電率を制限して素子の破
壊を未然に防止する。
【0097】なお、前述の第6の実施の形態、およびこ
の第7の実施の形態では、自動的に素子の通電率を制限
しているが、こうした制限を自動的に加えるよりも、運
転制御員に過電流状態にあることを通知して、適切な対
応を求める方が望ましい場合もある。このような場合に
備えて、電流レベル比較器29が過電流を検出した場合
には、たとえば制御盤上に過電流を検出したことを表示
するだけとしてもよい。
【0098】以上本発明を適用した実施の形態について
説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定さ
れるものではない。たとえばスイッチング素子と制御回
路とを結ぶ線路としては、平行導体線路や同軸線路のほ
か、センス導体とエミッタ側導体とが電磁気的に強い結
合ができてセンス端子からの引き出し線路のインダクタ
ンスを下げることができる構造であればどのようなもの
であってもよい。また、スイッチング素子の数などは、
上述した各実施の形態において示されたものと異なって
もよいことは言うまでもなく、さらに、本発明の技術思
想の範囲において、様々な変形が可能である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センス端子付のスイッチング素子から得られるセンス電
流を主電流に比例した値に近づけることが可能になり、
これによってセンス電流を利用する素子保護装置の高信
頼性が可能になり、スイッチング素子を短絡電流などの
過電流から確実に保護することができる電力変換装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明と適用した第1の実施の形態に係る電力
変換装置の構成を示す図面である。
【図2】本発明と適用した第2の実施の形態に係る電力
変換装置の構成を示す図面である。
【図3】本発明と適用した第3の実施の形態に係る電力
変換装置の構成を示す図面である。
【図4】本発明と適用した第4の実施の形態に係る電力
変換装置の構成を示す図面である。
【図5】本発明と適用した第5の実施の形態に係る電力
変換装置の構成を示す図面である。
【図6】本発明と適用した第6の実施の形態に係る電力
変換装置の構成を示す図面である。
【図7】本発明と適用した第7の実施の形態に係る電力
変換装置の構成を示す図面である。
【図8】従来のモジュール型素子を用いた電量変換装置
を示す図面である。
【図9】従来のモジュール型素子を用いた電量変換装置
の等価回路図である。
【図10】従来の圧接型素子を用いた電力変換装置の構
成を示す図面である。
【図11】従来の圧接型素子を用いた電力変換装置の等
価回路図である。
【符号の説明】
1 センス導体 3 エミッタ側導体 5 絶縁体 7 ゲート導体 11 同軸線路 13 中心導体 14 ゲートピン 15 絶縁体 17 外皮導体 21 回路基板 23 センス信号処理回路 25 ゲート信号発生回路 27 PWM信号発生器 29 電流レベル比較器 31 過電流レベル設定器 33 通電率設定器 35 変調率制限器 36 素子電流平均値演算器 37 正弦波信号 39 キャリア信号 41 素子電流信号 51 センス導体 53 エミッタ側導体 55 絶縁体 57 ゲート導体 101 スイッチング素子 101a、101b、201a、201b、201c、
201d 半導体チップ 102 エミッタ端子 103 センス端子 105 ゲート抵抗 105 センス抵抗 107 トランジスタ 111 ゲート駆動回路 113 素子基板 115 回路基板 117 導体パターン 119 導体 151 インダクタンス 151、153 インダクタンス 201 スイッチング素子 202 エミッタ 203 センス端子 211 コレクタポスト 213 モリブデン板 215 エミッタポスト 219 ゲートワイヤ 221 ゲート端子 223 センスピン 225 センスワイヤ 251、253 インダクタンス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子に流れる主電流の一部を分流して出
    力するセンス端子を備えたセンス端子付きスイッチング
    素子を用いた電力変換装置において、 前記センス端子から、前記スイッチング素子を制御する
    制御回路までの間を低インダクタンスの線路で結ぶこと
    を特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 前記低インダクタンスの線路は、平行導
    体線路であることを特徴とする請求項1記載の電力変換
    装置。
  3. 【請求項3】 前記平行導体線路は、前記スイッチング
    素子のセンス端子とエミッタ端子のそれぞれと接続され
    た導体が、絶縁体を挟んで平行導体を構成していること
    を特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  4. 【請求項4】 前記平行導体線路は、さらに、前記エミ
    ッタ端子に接続された導体に対して、絶縁体を介して前
    記スイッチング素子のゲート端子に接続された導体が設
    けられて平行導体を構成していることを特徴とする請求
    項3記載の電力変換装置。
  5. 【請求項5】 前記低インダクタンスの線路は、同軸線
    路であることを特徴とする請求項1記載の電力変換装
    置。
  6. 【請求項6】 前記同軸線路は、前記スイッチング素子
    のセンス端子に接続された導体を中心導体とし、前記ス
    イッチング素子のエミッタ端子に接続される導体を外皮
    導体とすることを特徴とする請求項5記載の電力変換装
    置。
  7. 【請求項7】 前記同軸線路は、さらに、前記スイッチ
    ング素子のゲート端子に接続された導体を中心導体とす
    ることを特徴とする請求項6記載の電力変換装置。
  8. 【請求項8】 前記制御回路の基板の絶縁支持材と、前
    記センス端子と制御回路の基板との間を結ぶ線路の絶縁
    材とが一体であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか一つに記載の電力変換装置。
  9. 【請求項9】 前記スイッチング素子と制御回路を結ぶ
    線路は、可撓性のある線路であることを特徴とする請求
    項1〜8のいずれか一つに記載の電力変換装置。
  10. 【請求項10】 素子に流れる主電流の一部を分流して
    出力するセンス端子を備えたセンス端子付きスイッチン
    グ素子を用いた電力変換装置において、 前記センス端子より得られるセンス電流の値を計測する
    センス電流計測手段と、 前記センス電流検出手段が検出した電流値が所定値を越
    えたか否かを比較する比較手段と、 前記比較手段によって、前記センス電流検出手段が検出
    した電流値が所定値を越えたことが検出されたときに、
    前記スイッチング素子に与える制御信号の導通率を低減
    させる制御手段と、 を有することを特徴とする電力変換装置。
  11. 【請求項11】 素子に流れる主電流の一部を分流して
    出力するセンス端子を備えたセンス端子付きスイッチン
    グ素子を用いた電力変換装置において、 前記センス端子より得られるセンス電流の値を計測する
    センス電流計測手段と、 前記センス電流検出手段が検出した電流値が所定値を越
    えたか否かを比較する比較手段と、 前記比較手段によって、前記センス電流検出手段が検出
    した電流値が所定値を越えたことが検出されたときに、
    これを警告する警告手段と、 を有することを特徴とする電力変換装置。
  12. 【請求項12】 前記比較手段が比較に用いる所定値
    は、あらかじめ決められた一定の値であることを特徴と
    する請求項10または11記載の電力変換装置。
  13. 【請求項13】 前記スイッチング素子は、複数個並列
    に接続されており、 前記比較手段が比較に用いる所定値は、前記並列に接続
    された複数のスイッチング素子のセンス電流の値の平均
    値であることを特徴とする請求項10または11記載の
    電力変換装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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