JP2002142322A - 光ファイバーケーブルの敷設工法 - Google Patents

光ファイバーケーブルの敷設工法

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JP2002142322A
JP2002142322A JP2000375239A JP2000375239A JP2002142322A JP 2002142322 A JP2002142322 A JP 2002142322A JP 2000375239 A JP2000375239 A JP 2000375239A JP 2000375239 A JP2000375239 A JP 2000375239A JP 2002142322 A JP2002142322 A JP 2002142322A
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liquid
optical fiber
cable
fiber cable
pipeline
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JP2000375239A
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Akira Hosoi
彬 細井
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Hakko Co Ltd
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Hakko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバーケーブルを既設管路の管内に引
込む際にケーブルと管内面との間の摩擦抵抗を大巾に低
減させて1回の引込み施工長を飛躍的に増大させると共
に設備の大巾な簡易化を図る。 【解決手段】 既設管路1に対し、1回の施工で引込む
長さを1施工区間としてこの区間の一方側に第1開口部
11、他方側に第2開口部12をマンホール内において
開口させる。そして管路1内に引き込む光ファイバーケ
ーブル2の先端に対し、ここに液体圧を受ける牽引具2
1を取付け、この牽引具21を先頭にしてケーブル2を
第1開口部11から施工区間の管路1内に導入した後、
第1開口部11を閉止蓋13により閉塞した状態で、管
路1内に液体(水)を所要の供給圧力にて導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光通信の伝送路
となる光ファイバーケーブルを、道路下等の地中に設備
されている既設管路の管内に引き込んで敷設する光ファ
イバーケーブルの敷設工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有線通信には主として金属ケーブ
ル等が使われており、既設管路内へのケーブルの敷設工
法としては、以下に説明する「ケーブル牽引工法」が一
般的であった。ここに「ケーブル牽引工法」は、既設管
路を、適当長さの施工区間(1回の施工で引込む長さの
区間)に区切って、最初に、管路の出口側の開口から、
入口側の開口に向けて管路内に牽引ワイヤを通してお
き、この牽引ワイヤに、ケーブルを接続し、出口側の開
口部に設備した牽引機によりワイヤを引っ張って管路内
にケーブルを引き込むように施工する工法である。
【0003】上述の「ケーブル牽引工法」によると、ケ
ーブルの引込み時に、ケーブルには大きな引張り荷重が
作用する。
【0004】光通信の伝送路となる光ファイバーケーブ
ルの場合、ファイバー自体は石英系ガラスなどを材料に
作られたものであって物理的に弱く、外側をシリコン樹
脂やナイロン樹脂などで被覆して芯線とし、実際のケー
ブルではこの芯線を数本束ねそれに鋼線を通す等の手段
によって張力を強める対策を講じてはいるが、しかしな
がら、上述の「ケーブル牽引工法」では、ケーブルに作
用する大きな引張り荷重によって光ケーブルの剪断を招
くという重大な問題が避けられない。
【0005】上述の事情から、最近、光ファイバーケー
ブルを対象とした新規な敷設工法として、図4に示す先
行技術が、平成12年9月29日付けの「日経産業新
聞」において開示されている。
【0006】この先行技術では、図4に示されているよ
うに、地中に埋設されている既設の管路8を、まず適当
な長さの引込み区間に区切って、引込み区間の一方側に
入口開口81と、他方側に出口開口82とをそれぞれマ
ンホールM1,M2内に開口させる。そして出口開口8
2の側に空気吸引機83を連通し、他方の入口開口81
の側にはケーブル繰出し装置84を設置して、この繰出
し装置84から送り出される光ファイバーケーブル9の
先端に、空気負荷がかかる落下傘状の牽引具91を取付
け、吸引機83により空気を吸引すると、牽引具91
が、負圧吸引により管内を移動して、この牽引具91に
よる引張り力と、繰出し装置84による押込み力とによ
って、ケーブルの座屈を防止しながらケーブルを管路内
に引き込むようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の図4に
示す先行技術の場合、ケーブルの引込み時に、ケーブル
自体には大きな引張り荷重が発生しないから、前述した
「ケーブル牽引工法」にみられるようなケーブルの剪断
を招くという重大な問題は一応、回避できる利点があ
り、光ファイバーケーブルを対象とした敷設工法とし
て、その実用化が期待されている。
【0008】しかしながら、図4に示す先行技術の場合
には、以下に述べるような問題点や不都合があった。ま
ず第1の問題点として、図4に示す先行技術の場合、ケ
ーブルの引込み時に既設管路の管内面とケーブルとの間
には“摩擦力”が生起するため、この摩擦力に起因して
1回の施工時の、ケーブル引き込み長さ(1回の施工
長)には制約があり、1回施工の、施工長を長くできな
いため、一日当たりの作業量(ケーブル引込み距離)も
限界があって、ケーブル敷設工事を、大巾に高能率化で
きないという不都合があった。
【0009】また第2の問題点としては、図4に示す先
行技術の場合、設備として、管路の出口開口の側には
「空気吸引機」を、入口開口の側には「ケーブル繰出し
装置」を必要とすることから、設備費が高価となる上
に、また作業性においても、牽引具による引張り力と、
繰出し装置による押込み力との、両者の力のバランス調
整が適正に調整し難く、引張り力が過大になる場合には
ケーブルに対して悪影響を与え、また押込み力が過大に
なる場合にはケーブルに座屈を与える等、円滑な引込み
施工が実施できないという不都合もあった。
【0010】本発明は、上記事情に着目して提案したも
のであり、上述した摩擦抵抗を大巾に低減させて1回の
施工長、一日当たりの引込み距離を従来に比して飛躍的
に増大させることができるケーブル敷設工法を提供する
ことを第1の目的とする。またケーブルの引込み設備
も、従来に比して大巾に簡易化できて、低コストで光フ
ァイバーケーブルの敷設施工が行える新規な敷設工法を
提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明は、以下に述べる特徴を有
する。すなわち本発明は、既設管路の管内に光ファイバ
ーケーブルを引込むケーブル敷設工法において、既設管
路は、1回の施工で引き込む長さを1施工区間としてこ
の施工区間の一方側に入口開口、他方側に出口開口を、
それぞれマンホール内において開口させ、一方、施工区
間の管路内に引き込む光ファイバーケーブルの先端に
は、液体圧を受ける牽引具を取付け、この牽引具を先頭
にして光ファイバーケーブルを、入口開口から施工区間
の管路内に導入した後、入口開口を閉塞した状態で管路
内に液体を所要の供給圧力にて導入するように施工する
ことを特徴とする。
【0012】このように施工する場合、まず、管路内に
導入される液体の供給圧力が牽引具に作用して、牽引具
に所要の引込み力を生起させる。また牽引具より後方の
管路内には液体が溜まった状態となって、滞留する液体
によりケーブルに浮力を発生させる。上述の浮力が働く
ことでケーブルは、見かけ質量(重量)が軽くなり、計
算によると実際の重量(空気中の重量)に対して10%
程度になることが試算されることから、管内面とケーブ
ルとの“摩擦抵抗”が大巾に低減し、管路内に引込むケ
ーブルの“引込み力”が大巾に小さくなる結果、1回の
引込み施工長を長距離に延長でき、前述の先行技術に比
して光ファイバーケーブルの引込み施工能力を飛躍的に
向上させることができる。
【0013】また管路内に引込まれる光ファイバーケー
ブルは、管路内に導入される液体の供給圧力を、引込み
エネルギーとして利用するから、前述の先行技術にみら
れるような「ケーブル繰出し装置」や「空気吸引機」等
の設備機器類を不要にできることからも、設備費を大巾
に低減でき、また施工工程もワイヤの通線工程が不要に
なって工程が大巾に単純になることから低コストで光フ
ァイバーケーブルの敷設施工を行うことができる。
【0014】また請求項2及び請求項3に記載の発明
は、請求項1に記載された発明を前提とする発明であっ
て、管路内に導入される液体としては水を使用するこ
と、また液体の供給は、所要量の液体を貯留できるタン
クと、タンク内の液体を送出するポンプと、ポンプから
送出される液体を所要の圧力,流量に制御する制御装置
とを備えてなり、該制御装置により制御された液体を、
注入ホースを介して既設管路の入口側より牽引具の後方
管路内に導入するように施工することを特徴とするもの
である。
【0015】このようにすると施工区間の管路内に対す
る液体(水)の供給が、一連の機器によって簡単に行
え、1施工区間のケーブル引込み施工が終わると、一連
の機器を次の施工区間まで移動して即座に、次の引込み
施工に移行して順次、施工延長することができるから、
長距離の既設管路に対する光ファイバーケーブルの引込
み施工を能率的に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて具体的に説明する。図1は本発明による光ファイ
バーケーブルの敷設工法の概念図であり、符号1は道路
下等の地中に設備されている既設管路、2はこの管路1
内に引き込まれる光アァイバーケーブルである。
【0017】図に示す上述の既設管路1は、通信用のケ
ーブルを挿通するために設備されている管路を指してお
り、この種の管路は、図示していないが通常、地中に埋
設された比較的口径の大きい1本の管体の中に、口径が
小さい別のケーブル挿通管を複数本並列に挿通した形態
に敷設されているものであり、道路面に設置したマンホ
ールを介在して道路下に長距離にわたって敷設されてい
るものである。
【0018】上記既設管路1に対し、光ファイバーケー
ブル2を引込むに際に、既設管路1は適当な距離(例え
ば500m)の施工区間に区分して、この施工区間の一
方側に入口(ケーブル挿入口)となる第1の開口部11
を、他方側に出口(ケーブル到達口)となる第2の開口
部12を、それぞれマンホールM1,M2内において開
口させる。この場合に、施工距離(例えば500m)の
中間位置にマンホールが介在することがあるが、中間位
置のマンホールでは、図示していないがマンホールの内
部において繋ぎ管(接続管)により管路1を連通状態に
接続しておく。
【0019】上記第1開口部11は、ケーブルの引込み
施工を行う際に、その開口部を着脱自在な閉止蓋13に
よって閉塞しておく。この閉止蓋13には、中心にケー
ブル2の導入孔を開口していて、この導入孔を通して、
リール22に巻かれた光ファイバーケーブル2の先端
を、施工区間の管路1内に挿入できるようにしてある。
【0020】また閉止蓋13には、他に符号3で示す液
体注入ホースが接続してあり、この注入ホース3は、ホ
ース途中に開閉弁34を有し、ホース3の先端は、地上
に設置された液体流量制御装置31と、ポンプ32とを
介して液体タンク33に連通しており、ポンプ32の動
作で、タンク33内から液体(実施例では水道水)が流
量制御装置31を介してホース3により管路1内に所要
の供給圧力でもって導入されるようにしている。ここに
流量制御装置31は、ポンプ32から送出される液体
の、流量と圧力とを制御できるようにしたものであり、
また施工区間の管路1内に対して所要量の液体が導入完
了すると、例えば流量制御装置31がこれを感知し、ポ
ンプ32の運転を停止するように制御してもよい。ここ
に所要量の液体の量は、施工区間となる管路1の管内径
と管長とに基づいて計算により必要量が算出される。
【0021】上記第2の開口部12は、管路1を開放し
たままとしてあり、この第2開口部12に連通してマン
ホールM2内には、液体受槽4が設置されている。そし
てこの受槽4には、排出ホース41が接続され、図示し
ていないが受槽4内に流入した液体を、地上に設置した
液体タンクに送って回収できるようにしている。
【0022】また前記管路1内に引き込まれる光ファイ
バーケーブル2には、その引き込み先端に液体圧を受け
る牽引具21を取付けている。この牽引具21は、注入
ホース3を介して管路1の入口側の管内に液体が注入さ
れた際に、液体の供給圧力を受けて所要の引込み力を発
生できる形態の物体であり、実施例としては、図に示す
ように液体の受圧面を有したパラシュート形状のものが
好ましいが、形状,材質は適宜のものを採択でき、例え
ば単泡スポンジ材で円形砲弾形に成形したものであって
もよい。
【0023】次に上述の実施例の光ファイバーケーブル
敷設工法を、工程順に説明する。まず準備工程として、
1回の施工によって引込む長さを定め、これを施工区間
として既設管路1に対し、施工区間の一方側に第1開口
部11を、他方側に第2開口部12をマンホールM1,
M2内において開口させる。
【0024】次に、第1開口部11より、施工区間の管
路1内に対し光ファイバーケーブル2を引込むのである
が、この引込み際して光ファイバーケーブル2の先端
に、牽引具21を取付ける。そして牽引具21を先頭に
して、光ファイバーケーブル2の先端を、第1開口部1
1から、施工区間の管路1内に導入する。
【0025】この導入後において、第1開口部11は、
これを閉止蓋13によって閉塞した状態とする。この際
に、閉止蓋13を取付ける前の段階において、事前に、
閉止蓋13の中心に開口したケーブル導入孔より、光フ
ァイバーケーブル2の先端を挿通した状態としておく。
そして第1開口部11を閉塞した状態において、注入ホ
ース3の開閉弁34を開き、ポンプ32を稼働して、液
体タンク33内から、液体(水)を、流量制御装置31
に通して流量,圧力を制御しつつ所要の供給圧力をもっ
て注入ホース3により管路1内に導入するように施工す
る。
【0026】この液体水の導入により、液体水の供給圧
力が、牽引具21に作用し、牽引具21に所要の引込み
力が生起する。また管路1内に導入される液体水は、牽
引具21より後方空間の管路1内に滞留した状態となっ
て、牽引具21に引かれて進行する光ファイバーケーブ
ル2は、滞留した液体水の中を進行し、ケーブル2には
液体水による浮力が発生する。この状態において光ファ
イバーケーブル2が、牽引具21に引かれて管路1内に
引き込まれて行き、牽引具21が、他方の出口となる第
2開口部12に到達して開口部より流出すると、液体水
が、液体受槽4に流れ込むことで液体水の供給圧力が、
牽引具21に作用しなくなり、光ファイバーケーブル2
の引き込み動作が停止する。液体受槽4に流れ込んだ液
体水は、排出ホース41を介して地上に設置した液体タ
ンクに回収する。
【0027】以上によって1施工区間に対するケーブル
2の引込み施工が終り、1回の引込み施工が終了する
と、液体の流量制御装置31、ポンプ32、液体タンク
33等の施工機材を、次の施工区間まで移動して再度、
上述の施工動作を繰り返すことで長距離の既設管路に対
する施工延長が達成される。上述の施工時に、従来の図
4に示す先行技術にみられるように、出口側の第2開口
部12に空気吸引機を連通し、また入口側の第1開口部
11にケーブル繰出し装置を設置してケーブルを引き込
むように施工してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
本発明によれば、管路内に導入される液体の供給圧力に
よって牽引具には所要の引込み力が生起し、また、牽引
具より後方空間の管路内には液体が滞留した状態となっ
て、滞留液体によりケーブルには浮力が働くようにな
る。上述の浮力が働くことで前記したように、ケーブル
は、見かけ質量(重量)が軽くなり、計算によると実際
の重量(空気中の重量)に対して10%程度になること
が試算されることから、管内面とケーブルとの“摩擦抵
抗”が大巾に低減し管路内に引込むケーブルの“引込み
力”が大巾に小さくなる結果、1回の引込み施工長を長
距離に延長でき、従来の先行技術に比して光ファイバー
ケーブルの引込み施工能力を飛躍的に向上させることが
できる。
【0029】また管路内に引込まれる光ファイバーケー
ブルは、管路内に導入される液体の供給圧力を、引込み
エネルギーとして利用するから、従来の先行技術に比し
て設備費を大巾に低減でき、また施工工程もワイヤの通
線工程が不要になって工程が大巾に単純化することから
低コストで光ファイバーケーブルの敷設施工を行うこと
ができる。
【0030】また請求項2又は請求項3に記載の本発明
によれば、1回の施工区間の管路内に対する液体(水)
の供給が、一連の機器によって行え、1施工区間のケー
ブル引込み施工が終わると、一連の機器を、次の施工区
間まで移動して即座に、次の引込み施工に移行し、順に
施工延長することができるから、長距離の既設管路に対
する光ファイバーケーブルの引込み施工を能率的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバーケーブルの敷設工法
の概念図。
【図2】ケーブル挿入側の管路の第1開口部の説明図。
【図3】ケーブル到達側の管路の第2開口部の説明図。
【図4】従来例の説明図。
【符号の説明】 1 既設管路 11 第1開口部 12 第2開口部 13 閉止蓋 2 光ファイバーケーブル 21 牽引具 22 リール 3 液体注入ホース 31 流量制御装置 32 ポンプ 33 液体タンク 4 液体受槽 41 排出ホース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路下等の地中に設備されている既設管
    路の管内に、光通信の伝送路となる光ファイバーケーブ
    ルを引き込んで敷設するケーブル敷設工法であって、 既設管路には、1回の施工で引込む長さを1施工区間と
    して、この施工区間の一方側に入口開口、他方側に出口
    開口をマンホール内において開口させ、 一方、施工区間の管路内に引込む光ファイバーケーブル
    の先端には、液体圧を受ける牽引具を取付け、 上記牽引具を先頭にして光ファイバーケーブルを入口開
    口から施工区間の管路内に導入した後、入口開口を閉塞
    した状態で管路内に液体を所要の供給圧力にて導入する
    ことにより、該液体の供給圧力により牽引具に所要の引
    込み力を生起させつつ且つ牽引具の後方管路内に滞留す
    る液体によりケーブルに浮力を与えながら光ファイバー
    ケーブルを管路内に引き込むように施工することを特徴
    とする光ファイバーケーブルの敷設工法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載した光ファイバーケ
    ーブルの敷設工法であって、 上記既設管路の管路内に導入される液体としては、水を
    使用したことを特徴とする光ファイバーケーブルの敷設
    工法。
  3. 【請求項3】 上記請求項1又は2に記載した光ファイ
    バーケーブルの敷設工法であって、 上記液体の供給は、所要量の液体を貯留できるタンク
    と、タンク内の液体を送出するポンプと、ポンプから送
    出される液体を所要の圧力,流量に制御する制御装置と
    を備えてなり、該制御装置により制御された液体を、注
    入ホースを介して既設管路の入口側より牽引具の後方管
    路内に導入するように施工することを特徴とする光ファ
    イバーケーブルの敷設工法。
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