JP2002142228A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002142228A
JP2002142228A JP2000332943A JP2000332943A JP2002142228A JP 2002142228 A JP2002142228 A JP 2002142228A JP 2000332943 A JP2000332943 A JP 2000332943A JP 2000332943 A JP2000332943 A JP 2000332943A JP 2002142228 A JP2002142228 A JP 2002142228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像及び近赤外光画像を独立に得られ
る1個の撮像装置。 【解決手段】 可視光及び近赤外光に感度を有するCM
OSで形成される各画素に、シアン(Cy)、黄(Ye)、マゼ
ンダ(Mg)の色フィルタ並びに可視光及び近赤外光領域で
波長に関わらず透過率がほぼ一定のフィルタ(X)を形成
する。4種類の色フィルタの画素の出力を線型結合する
ことにより、囲まれた点の青、緑、赤、及び近赤外の強
度を求めることができるよう4種類のフィルタCy、Ye、
Mg、Xの波長透過特性を調整することで、可視光カラー
画像及び近赤外光画像をそれぞれ独立に求めることが可
能となる。可視光カラー画像の強度により、可視光カラ
ー画像及び近赤外光画像を自動的に切り換えて出力する
ことも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD等の固体撮
像素子を用いたカラー撮像装置に関する。更に本発明
は、近赤外光による撮像をも可能とした固体撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近赤外及び可視光に感度を有する固体撮
像素子として、例えば従来、特開平5−103330号
公報、特開平10−65135号公報、特開2000−
59798号公報記載の技術が知られている。
【0003】特開平5−103330号公報記載の技術
は、2次元状に配置構成された光感知セル群の前面に色
識別フィルタを配設したカラー固体撮像素子が開示され
ている。色識別フィルタは色ベクトル上で直交関係にあ
る2つの色差信号が得られるよう、4行2列で構成さ
れ、いずれの色識別フィルタも赤外光領域における分光
透過率がほぼ等しいものである。4つの色識別フィルタ
の信号量はマゼンダ信号Smg+SIR、緑信号Sg
IR、シアン信号Scy+SIR、黄信号Sye+SIRであ
り、輝度信号をそれらの平均として求め、色差信号をマ
ゼンダ信号−緑信号+シアン信号−黄信号、及びマゼン
ダ信号−緑信号−シアン信号+黄信号として求めてい
る。
【0004】特開平10−65135号公報において
は、ラインセンサにおいて、赤外カットフィルタで被覆
した赤色フィルタR、緑色フィルタG及び青色フィルタ
B、並びに赤色フィルタRと青色フィルタBとを重ねた
もの、の4種のフィルタ群から成る第1の構成が開示さ
れている。また、エリアセンサにおいて、緑G、シアン
Cy、マゼンダMg、黄Yeのフィルタを各画素に形成
し、黄Ye又はマゼンダMgを、赤色フィルタRと青色
フィルタBを重ねたものに置き替えた構成が示されてい
る。
【0005】特開平2000−59798号公報におい
ては、IRカットフィルタを挿入/抜出を機構的行い、
IRカットフィルタを挿入している場合は近赤外光及び
赤外光の影響のない可視光カラー画像を、IRカットフ
ィルタを抜き出している場合は可視光及び近赤外光の光
強度を加算した画像を出力する構成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半導体素子により撮像
装置を形成する際、可視光領域にのみ感度を有する画素
を形成することは困難であり、フィルタを用いない場合
は可視光領域及び近赤外光領域に感度を有することとな
り、「擬似カラー画像」を撮像することとなる。上記3
つの従来例においては、単に近赤外光及び赤外光を遮断
する機構とするのではなく、昼間におけるカラー画像撮
像とともに夜間等における近赤外光による撮像を可能と
するための工夫が成されている。
【0007】しかし、特開平5−103330号公報の
技術においては、色差信号に近赤外光が影響しない構成
ではあるが、輝度信号には近赤外光の影響が出てしま
う。即ち、近赤外光の影響を受けない可視光のみの画像
が出力できない。また、昼間において、可視光の影響を
受けない近赤外光のみの画像も出力できない。また、特
開平10−65135号公報の技術においては、緑G、
シアンCy、マゼンダMg、黄Yeのフィルタをそれぞ
れ設けた画素により可視光画像を、赤色フィルタRと青
色フィルタBを重ねて設けた画素により近赤外光画像を
得るものであるが、当然空間解像度は低下する。ライン
センサの構成(赤外カットフィルタ+R、赤外カットフ
ィルタ+G、赤外カットフィルタ+B、R+B)をエリ
アセンサに応用しても、原色系フィルタでは感度が低く
なる。特開平2000−59798号公報の技術におい
ては、IRカットフィルタの挿入/抜出機構のため、装
置が大がかりとなる他、IRカットフィルタの操作は自
動的に行えない。
【0008】本発明は、上記従来技術では成し得なかっ
た、新たな可視光カラー画像及び近赤外光画像を独立に
得る撮像装置を提供することを目的とする。また、可視
光カラー画像及び近赤外光画像の自動切替を可能とする
撮像装置を提供することをも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
可視光及び近赤外光に感度を有する撮像素子の各画素
に、別個のフィルタ特性を有する4種類の色フィルタを
規則的に配設した撮像装置であって、4種類の色フィル
タを配設した各画素の出力をマトリクス演算することに
より、可視光カラー画像及び近赤外光画像をそれぞれ独
立に求めることを特徴とする。
【0010】本発明の第2の手段は、可視光及び近赤外
光に感度を有する撮像素子の各画素に、別個のフィルタ
特性を有する4種類の色フィルタを規則的に配設した撮
像装置であって、4種類の色フィルタのフィルタ特性を
波長λの関数としてf1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f
4(λ)、可視光の3原色の透過フィルタのフィルタ特性
をfB(λ)、fG(λ)、fR(λ)、近赤外光透過フィルタ
のフィルタ特性をfIR(λ)とするとき、フィルタ特性f
B(λ)、fG(λ)、fR(λ)、fIR(λ)がフィルタ特性f1
(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の線型結合で形成さ
れるよう、4種類の色フィルタのフィルタ特性f
1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)が調整されているこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の第3の手段は、第2の手段におい
て、フィルタ特性fB(λ)、fG(λ)、fR(λ)、f
IR(λ)の組は、フィルタ特性f1(λ)、f2(λ)、f
3(λ)、f4(λ)の組とは一致しないことを特徴とする。
【0012】本発明の第4の手段は、第2又は第3の手
段において、4種類の色フィルタを配設した各画素の出
力をマトリクス演算することにより、可視光カラー画像
及び近赤外光画像をそれぞれ独立に求めることを特徴と
する。
【0013】本発明の第5の手段は、可視光及び近赤外
光に感度を有する撮像素子の各画素に、別個のフィルタ
特性を有する4種類の色フィルタを規則的に配設した撮
像装置であって、4種類の色フィルタのフィルタ特性を
波長λの関数としてf1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f
4(λ)、可視光の3原色の各々を中心とする領域及び近
赤外領域をλb≦λ≦λB、λg≦λ≦λG、λr≦λ≦
λR、λ≧λIR、ただしλb<λg≦λB<λG,λg<λr
≦λG<λR、λG≦λIRとして、λb≦λ≦λBにのみ略
0でない透過率を有するフィルタ特性fB(λ)と、λg
λ≦λGにのみ略0でない透過率を有するフィルタ特性
G(λ)と、λr≦λ≦λRにのみ略0でない透過率を有
するフィルタ特性fR(λ)と、λ≧λIRにのみ略0でな
い透過率を有するフィルタ特性fIR(λ)とについて、フ
ィルタ特性fB(λ)、fG(λ)、fR(λ)のうち少なくと
も2つはフィルタ特性f1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4
(λ)のいずれとも一致せず、且つ、フィルタ特性f
B(λ)、fG(λ)、fR(λ)、fIR(λ)が全てフィルタ特
性f1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の線型結合で形
成されるよう4種類の色フィルタのフィルタ特性f
1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)を調整し、4種類の
色フィルタを配設した各画素の出力をマトリクス演算す
ることにより、可視光カラー画像及び近赤外光画像をそ
れぞれ独立に求めることを特徴とする。
【0014】本発明の第6の手段は、第2乃至第5のい
ずれかの手段において、4種類の色フィルタのうち、3
つは可視領域の透過光が3原色の各々の補色である補色
系の色フィルタであることを特徴とする。
【0015】本発明の第7の手段は、可視光及び近赤外
光に感度を有する撮像素子の各画素に、別個のフィルタ
特性を有する4種類の色フィルタを規則的に配設した撮
像装置であって、4種類の色フィルタは、シアン、黄、
マゼンダ並びに可視光及び近赤外光領域で波長に関わら
ず透過率がほぼ一定のフィルタであることを特徴とす
る。
【0016】本発明の第8の手段は、第7の手段におい
て、4種類の色フィルタの画素の出力をマトリクス演算
することにより、青、緑、赤及び近赤外の強度を求め、
可視光カラー画像及び近赤外光画像をそれぞれ独立に求
めることを特徴とする。
【0017】本発明の第9の手段は、上記第1乃至第8
のいずれかの手段において、可視光カラー画像の強度に
より、可視光カラー画像及び近赤外光画像を自動的に切
り換えて出力することを特徴とする。
【0018】本発明の第10の手段は、上記第1乃至第
9のいずれかの手段において、可視光カラー画像から色
バランスを決定することを特徴とする。
【0019】
【作用及び発明の効果】可視光及び近赤外光に感度を有
する撮像素子の各画素に、別個のフィルタ特性を有する
4種類の色フィルタを配設し、4種類の色フィルタを配
設した各画素の出力をマトリクス演算する撮像装置は、
4種類の色フィルタのフィルタ特性を調節することによ
り近赤外光の影響をほぼ全く受けない可視光カラー画像
を形成するための3出力と、可視光の影響をほぼ全く受
けない近赤外光像を形成するための出力を得ることがで
きる(請求項1)。
【0020】これは、可視光の3原色の透過フィルタの
フィルタ特性をfB(λ)、fG(λ)、fR(λ)、近赤外光
透過フィルタのフィルタ特性をfIR(λ)がフィルタ特性
1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の線型結合で形成
されるよう、4種類の色フィルタのフィルタ特性f
1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)が調整されているこ
とで可能となる(請求項2)。
【0021】フィルタ特性fB(λ)、fG(λ)、f
R(λ)、fIR(λ)の組は、フィルタ特性f1(λ)、f
2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の組とは一致しないならば、
各画素の単なる出力ではなく、可視光の3原色と近赤外
光の少なくとも1の出力は線型結合により求められる
(請求項3)。
【0022】すると、4種類の色フィルタを配設した各
画素の出力をマトリクス演算することにより、可視光カ
ラー画像及び近赤外光画像をそれぞれ独立に求めること
が常時可能となる(請求項4)。
【0023】可視光の3原色である、青色を中心とする
領域λb≦λ≦λB、緑色を中心とする領域λg≦λ≦
λG、赤色を中心とする領域λr≦λ≦λRにおいてのみ
略0でない透過率を有するフィルタ特性fB(λ)、f
G(λ)、fR(λ)が、4種類の色フィルタのフィルタ特性
1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の線型結合で形成
されるならば、その4種類の色フィルタを規則的に配設
した撮像装置は、任意の点について4種類の色フィルタ
を設けた各画素の出力を線型結合させることにより、近
赤外光の影響をほぼ全く受けない可視光カラー画像を出
力することが可能となる。また、近赤外領域λ≧λIR
ついてのみ略0でない透過率を有するフィルタ特性fIR
(λ)が、4種類の色フィルタのフィルタ特性f1(λ)、
2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の線型結合で形成されるな
らば、その4種類の色フィルタを規則的に配設した撮像
装置は、任意の点について4種類の色フィルタを設けた
各画素の出力を線型結合させることにより、可視光の影
響をほぼ全く受けない近赤外光像を出力することが可能
となる。即ち、本願の請求項5に記載の撮像装置は、可
視光カラー画像及び近赤外光画像をそれぞれ独立に求め
ることができる。
【0024】尚、「略0でない透過率」或いは「影響を
ほぼ全く受けない」は、最終的に人間の視覚によること
を考慮し、「一部0でない透過率」があっても良く、ま
た、「影響を若干受ける」ことがあっても良いものであ
る。即ち、一般的に人間の視覚によって明確な差が関知
できない程度であれば、「一部0でない透過率」があて
も、「影響を若干受ける」ことがあっても良い。
【0025】補色系の色フィルタは原色系の色フィルタ
よりも感度が高いので、4種類の色フィルタのうち、3
つは可視領域の透過光が3原色の各々の補色である補色
系の色フィルタを使用することで撮像装置の感度を高め
ることができる(請求項6)。
【0026】4種類の色フィルタとして、シアン、黄、
マゼンダ並びに可視光及び近赤外光領域で波長に関わら
ず透過率がほぼ一定のフィルタを用いるならば、囲まれ
た点の青の強度は、透過率がほぼ一定のフィルタを設け
た画素と黄フィルタを設けた画素の出力差として求める
ことができる。同様に、囲まれた点の緑の強度は、透過
率がほぼ一定のフィルタを設けた画素とマゼンダフィル
タを設けた画素の出力差として、囲まれた点の赤の強度
は、透過率がほぼ一定のフィルタを設けた画素とシアン
フィルタを設けた画素の出力差として求めることができ
る。また、近赤外の強度は、透過率がほぼ一定のフィル
タを設けた画素の出力から、青、赤、緑の強度を減じる
ことで求めることができる(請求項7、8)。
【0027】本願の上記のいずれの発明も、近赤外光の
影響をほぼ全く受けない可視光カラー画像を出力するこ
とができるので、その近赤外光の影響をほぼ全く受けな
い可視光輝度により、出力を可視光カラー画像と近赤外
光画像のいずれにするかの切替を、人間による操作を必
要とせず、自動的に行うことができる(請求項9)。
【0028】また、本願の上記請求項1乃至請求項9の
いずれの発明も、可視光カラー画像から色バランスを決
定することで、違和感の無いカラー画像を得ることがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例に
ついて、図を参照しながら説明する。尚、本願発明は以
下の実施例に限定されるものではない。
【0030】図1は、本発明の具体的な一実施例に係る
撮像装置100の構成を示すブロック図である。撮像装
置100は、集光レンズ1、光学ローパスフィルタ2、
色フィルタ群3、固体撮像素子駆動回路4、固体撮像素
子5、画像切替回路6、信号処理回路7から成る。固体
撮像素子5はマトリックス様に形成された光電変換画素
群から成るCMOS撮像素子で、可視光及び近赤外光に
感度を有するものである。光学ローパスフィルタ2は、
折り返し歪みを防ぐためにナイキスト周波数以上の高周
波成分を遮断するためのものである。画像切替回路6
は、信号処理回路7の出力を可視光カラー画像と近赤外
光画像のいずれにするかの切替を指令する。この指令は
撮像装置100を操作する外部入力によっても良く、ま
た、信号処理回路7の近赤外光のない可視光輝度により
画像切替回路6が自動処理により切替を指令しても良
い。また、信号処理回路7の出力は、近赤外光の影響を
ほぼ全く受けない可視光輝度により、出力をモノクロと
しても良く、近赤外光の輝度を加算した擬似カラー画像
としても良い。以下、色フィルタ群3における、個々の
色フィルタのフィルタ特性とそれによる出力について説
明する。「第n実施例」とは、図1の撮像装置100の
色フィルタ群3についてのn番目の実施例という意味で
ある。
【0031】〔第1実施例〕図1は、具体的な第1の実
施例に係る色フィルタの配置を示す平面図である。4つ
の色フィルタとして、黄(Ye)、マゼンダ(Mg)、シアン(C
y)、及びフィルタ無し(X)をマトリクス状に規則的に配
置する。正方形で囲んだ部分は個々の色フィルタを示す
とともに各画素を示している。また、4画素に囲まれた
格子点(a,b)は、出力画素の座標を示す。いずれの格子
点(a,b)を囲む4画素も、色フィルタ黄(Ye)、マゼンダ
(Mg)、シアン(Cy)、及びフィルタ無し(X)1個ずつから
成る。
【0032】色フィルタ黄(Ye)、マゼンダ(Mg)、シアン
(Cy)の透過率は図2の(a)、(b)、(c)のようで
ある。即ち、色フィルタ黄(Ye)の透過率は波長λが400
〜500nmで略0、その他で略1、色フィルタマゼンダ(Mg)
の透過率は波長λが500〜600nmで略0、その他で略1、色
フィルタシアン(Cy)の透過率は波長λが600〜700nmで略
0、その他で略1である。フィルタ無し(X)は全ての波長
λで透過率が略1である。
【0033】以下、第7実施例まで、次のように表記を
簡略化する。即ち、格子点(a,b)において、波長400〜50
0nmでの光強度をB、波長500〜600nmでの光強度をG、
波長600〜700nmでの光強度をR、波長700nm以上での光
強度をIとする。即ち、可視光の3原色青、緑、赤の強
度がB、G、Rであり、近赤外光強度がIである。する
と、格子点(a,b)を囲む4つの色フィルタを透過する光
強度は、黄(Ye)透過光がG+R+I、マゼンダ(Mg)透過
光がB+R+I、シアン(Cy)透過光がB+G+Iであ
る。フィルタ無し(X)透過光はB+G+R+Iとなる。
これらを、次のように記す。
【数1】 Ye=G+R+I …(1-1) Mg=B+R+I …(1-2) Cy=B+G+I …(1-3) X =B+G+R+I …(1-4)
【0034】式(1-1)、(1-2)、(1-3)及び(1-4)から、次
の通り青B、緑G、赤R、赤外Iの各強度が黄透過光強
度Ye、マゼンダ透過光強度Mg、シアン透過光強度Cy、フ
ィルタ無し透過光強度Xの線型結合で求められる。
【数2】 B=X−Ye …(2-1) G=X−Mg …(2-2) R=X−Cy …(2-3) I=Ye+Mg+Cy−2X …(2-4)
【0035】良く知られているように、B、G、Rか
ら、輝度信号Y、色差信号R−Y、B−Yを求めること
で通常のテレビジョンの画像信号とすることができる。
輝度信号Yは、一般的に次の式が用いられる。
【数3】Y=0.3R+0.59G+0.11B …(3)
【0036】よって、式(2-1)、(2-2)、(2-3)及び(3)か
ら、輝度信号Y、色差信号R−Y、B−Yを黄透過光強
度Ye、マゼンダ透過光強度Mg、シアン透過光強度Cyで表
せば、次のとおりとなる。
【数4】 Y=X−0.3Cy−0.59Mg−0.11Ye …(4-1) R−Y=−0.7Cy+0.59Mg+0.11Ye …(4-2) B−Y=0.3Cy+0.59Mg−0.89Ye …(4-3)
【0037】式(4-1)、(4-2)、(4-3)をNTSC映像信
号にエンコードすれば良い。また、可視光におけるモノ
クロ画像を表示するには、式(4-1)の輝度信号Yと、色
差信号R−Y及びB−Yをどちらも0として出力すれば
良い。
【0038】輝度信号Yに代えて、以下の擬似輝度信号
1を、色差信号R−Y、B−Yに代えて擬似色差信号
R−Y1、B−Y1を用いることで、近赤外光強度を輝度
信号強度に含む擬似カラー画像とすることも可能であ
る。即ち、次のとおりである。
【数5】 Y1=X+Cy+Mg+Ye …(5-1) R−Y1=−2Cy−Mg−Ye …(5-2) B−Y1=−Cy+Mg−2Ye …(5-3)
【0039】可視光から近赤外光までのモノクロ画像を
表示するには、式(5-1)の擬似輝度信号Y1と、擬似色差
信号R−Y1及びB−Y1をどちらも0として出力すれば
良い。更に、近赤外光のみのモノクロ画像を表示するに
は、式(2-4)を輝度信号とし、2つの色差信号をどちら
も0とすれば良い。
【0040】図2において、格子点(1,1)を囲む4個の
色フィルタは、左上がMg、左下がYe、右下がCy、右上が
Xである。格子点(1,1)の右隣の格子点(1,2)を囲む4個
の色フィルタは、左上がX、左下がCy、右下がYe、右上
がMgである。格子点(1,1)の下隣の格子点(2,1)を囲む4
個の色フィルタは、左上がYe、左下がMg、右下がX、右
上がCyである。格子点(1,2)の下隣の格子点(2,2)を囲む
4個の色フィルタは、左上がCy、左下がX、右下がMg、
右上がYeである。このように、4種類の色フィルタは規
則的に配置されている。よって各格子点について、上記
の式(1-1)乃至(5-3)を適用する際は、その格子点を囲む
4個のフィルタに覆われた画素の出力を用いる。
【0041】〔第2実施例〕図3における黄(Ye)、マゼ
ンダ(Mg)、シアン(Cy)の3つの色フィルタを重ねること
で、波長700nm以上の近赤外光のみを透過するフィルタI
Rを形成することができる。この近赤外光のみを透過す
るフィルタIRを、第1実施例のフィルタ無し(X)の替わ
りに配置させた色フィルタ群3の構成を図4に示す。任
意の格子点について、それを囲む4つの色フィルタを透
過する光強度は、黄(Ye)透過光がG+R+I、マゼンダ
(Mg)透過光がB+R+I、シアン(Cy)透過光がB+G+
Iであり、近赤外光フィルタ(IR)透過光はIとなる。即
ち、次のようである。
【数6】 Ye=G+R+I …(6-1) Mg=B+R+I …(6-2) Cy=B+G+I …(6-3) IR=I …(6-4)
【0042】式(6-1)、(6-2)、(6-3)及び(6-4)から、次
の通り青B、緑G、赤R、赤外Iの各強度が黄透過光強
度Ye、マゼンダ透過光強度Mg、シアン透過光強度Cy、近
赤外光フィルタ透過光強度IRの線型結合で求められる。
【数7】 B=(-Ye+Mg+Cy-IR)/2 …(7-1) G=(Ye-Mg+Cy-IR)/2 …(7-2) R=(Ye+Mg-Cy-IR)/2 …(7-3) I=IR …(7-4)
【0043】式(7-1)乃至(7-4)を基に、第1実施例と全
く同様にして、近赤外光の影響のない可視光カラー画
像、可視光モノクロ画像、擬似カラー画像、そのモノク
ロ画像、可視光の影響のない近赤外光モノクロ画像を得
ることができる。
【0044】〔第3実施例〕図3における黄(Ye)、マゼ
ンダ(Mg)の2つの色フィルタを重ねることで、波長600n
m乃至700nmの赤と、波長700nm以上の近赤外光を透過す
るフィルタRIRを形成することができる。このフィルタR
IRを、第1実施例のフィルタ無し(X)の替わりに配置さ
せた色フィルタ群3の構成を図5に示す。透過光強度は
式(8-1)乃至(8-4)となり、青B、緑G、赤R、赤外Iの
各強度は式(9-1)乃至(9-4)の通り黄透過光強度Ye、マゼ
ンダ透過光強度Mg、シアン透過光強度Cy、赤色光及び近
赤外光フィルタ透過光強度RIRの線型結合で求められ
る。
【数8】 Ye=G+R+I …(8-1) Mg=B+R+I …(8-2) Cy=B+G+I …(8-3) RIR=R+I …(8-4)
【数9】 B=Mg-RIR …(9-1) G=Ye-RIR …(9-2) R=Ye+Mg-Cy-RIR …(9-3) I=-Ye-Mg+Cy+2RIR …(9-4)
【0045】式(9-1)乃至(9-4)を基に、第1実施例と全
く同様にして、近赤外光の影響のない可視光カラー画
像、可視光モノクロ画像、擬似カラー画像、そのモノク
ロ画像、可視光の影響のない近赤外光モノクロ画像を得
ることができる。
【0046】〔第4実施例〕図3における黄(Ye)、シア
ン(Cy)の2つの色フィルタを重ねることで、波長500nm
乃至600nmの緑と、波長700nm以上の近赤外光を透過する
フィルタGIRを形成することができる。このフィルタGIR
を、第1実施例のフィルタ無し(X)の替わりに配置させ
た色フィルタ群3の構成を図6に示す。透過光強度は式
(10-1)乃至(10-4)となり、青B、緑G、赤R、赤外Iの
各強度は式(11-1)乃至(11-4)の通り黄透過光強度Ye、マ
ゼンダ透過光強度Mg、シアン透過光強度Cy、緑色光及び
近赤外光フィルタ透過光強度GIRの線型結合で求められ
る。
【数10】 Ye=G+R+I …(10-1) Mg=B+R+I …(10-2) Cy=B+G+I …(10-3) GIR=G+I …(10-4)
【数11】 B=Cy-GIR …(11-1) G=Ye-Mg+Cy-GIR …(11-2) R=Ye-GIR …(11-3) I=-Ye+Mg-Cy+2GIR …(11-4)
【0047】式(11-1)乃至(11-4)を基に、第1実施例と
全く同様にして、近赤外光の影響のない可視光カラー画
像、可視光モノクロ画像、擬似カラー画像、そのモノク
ロ画像、可視光の影響のない近赤外光モノクロ画像を得
ることができる。
【0048】〔第5実施例〕図3におけるマゼンダ(M
g)、シアン(Cy)の2つの色フィルタを重ねることで、波
長400nm乃至500nmの青と、波長700nm以上の近赤外光を
透過するフィルタBIRを形成することができる。このフ
ィルタBIRを、第1実施例のフィルタ無し(X)の替わりに
配置させた色フィルタ群3の構成を図7に示す。透過光
強度は式(12-1)乃至(12-4)となり、青B、緑G、赤R、
赤外Iの各強度は式(13-1)乃至(13-4)の通り黄透過光強
度Ye、マゼンダ透過光強度Mg、シアン透過光強度Cy、青
色光及び近赤外光フィルタ透過光強度BIRの線型結合で
求められる。
【数12】 Ye=G+R+I …(12-1) Mg=B+R+I …(12-2) Cy=B+G+I …(12-3) BIR=B+I …(12-4)
【数13】 B=-Ye+Mg+Cy-BIR …(13-1) G=Cy-BIR …(13-2) R=Mg-BIR …(13-3) I=Ye-Mg-Cy+2BIR …(13-4)
【0049】式(13-1)乃至(13-4)を基に、第1実施例と
全く同様にして、近赤外光の影響のない可視光カラー画
像、可視光モノクロ画像、擬似カラー画像、そのモノク
ロ画像、可視光の影響のない近赤外光モノクロ画像を得
ることができる。
【0050】〔第6実施例〕波長透過特性が図8の
(a)のような波長400nm乃至600nmの可視光のみを透過
するシアンフィルタ(Cy')と、波長400nm乃至700nmの可
視光のみを透過する可視光フィルタ(V)とを用い、図9
のように色フィルタ群3を構成しても良い。透過光強度
は式(14-1)乃至(14-4)となり、青B、緑G、赤R、赤外
Iの各強度は式(15-1)乃至(15-4)の通り黄透過光強度Y
e、マゼンダ透過光強度Mg、シアン透過光強度Cy'、可視
光透過光強度Vの線型結合で求められる。
【数14】 Ye=G+R+I …(14-1) Mg=B+R+I …(14-2) Cy=B+G …(14-3) V=B+G+R …(14-4)
【数15】 B=(-Ye+Mg+Cy)/2 …(15-1) G=(Ye-Mg+Cy)/2 …(15-2) R=-Cy+V …(15-3) I=(Ye+Mg+Cy-2V)/2 …(15-4)
【0051】式(15-1)乃至(15-4)を基に、第1実施例と
全く同様にして、近赤外光の影響のない可視光カラー画
像、可視光モノクロ画像、擬似カラー画像、そのモノク
ロ画像、可視光の影響のない近赤外光モノクロ画像を得
ることができる。
【0052】〔第7実施例〕第1乃至第6実施例におい
て、固体撮像素子全体において輝度信号Yにより可視光
の強度を判定するか、または、固体撮像素子全体におい
て例えばI−(B+G+R)をもとめることにより可視
光の強度と近赤外光の強度を比較した結果に基づいて、
画像を可視光と擬似(可視光と近赤外光の和)と近赤外
光とで切り換えても良い。尚、第1実施例においてはI
−(B+G+R)=3X-(Cy+Mg+Cy)、ただし全画素で加
算する。その他の実施例においても同様に4種のフィル
タ透過光強度の全画素での加算により導くことができ
る。
【0053】〔第1の変形例〕図10のように、フィル
タ無し(X)、黄色光透過補色フィルタ(Ye)、赤色光・近
赤外光透過フィルタ(RIR)、近赤外光透過・可視光非透
過フィルタ(IR)を用いても良い。青B、緑G、赤R、赤
外Iの各強度は式(16-1)乃至(16-4)の通り、フィルタ無
し光強度X、黄色光透過光強度Ye、赤色光・近赤外光透
過光強度RIR、近赤外光透過・可視光非透過光強度IRの
線型結合で求められる。
【数16】 B=X-Ye …(16-1) G=Ye-RIR …(16-2) R=RIR-IR …(16-3) I=IR …(16-4)
【0054】〔第2の変形例〕図11のように、フィル
タ無し(X)、可視光透過・近赤外光非透過フィルタ(V)、
近赤外光非透過・シアン光透過補色フィルタ(Cy')、青
色光透過原色フィルタ(B)を用いても良い。青色光透過
原色フィルタ(B)のフィルタ特性は図12のようであ
る。青B、緑G、赤R、赤外Iの各強度は式(17-1)乃至
(17-4)の通り、フィルタ無し光強度X、可視光透過・近
赤外光非透過光強度V、近赤外光非透過・シアン光透過
光強度Cy'、青色光透光強度Bの線型結合で求められる。
【数17】 B=B …(17-1) G=Cy'-B …(17-2) R=V-Cy' …(17-3) I=X-V …(17-4)
【0055】〔第3の変形例〕第1乃至第7実施例にお
いては、ほとんどの波長に対し、透過率が0又は1のフ
ィルタを用いたが、図13のような透過特性を有する3
種のフィルタを用いて第1の実施例の補色系フィルタを
代替したものも当然本願発明に包含される。図13にお
いて、λB=λr、λG=λIRとしたが、本願はこれに限
定されない。
【0056】以上述べたように、本願発明により原色系
のフィルタ無しで可視光画像か得られる。よって、可視
光画像を基にホワイトバランスを決定すれば、適切な色
バランスが得られる。また、出力信号について、自動利
得調整を行うAGC回路、ガンマ補正回路を通して処理
するなど、公知のカメラ信号処理を加えても良い。ま
た、固体撮像素子は可視光から近赤外光に渡って感度を
有すれば良く、CMOS撮像素子に限定されない。色フ
ィルタ群を形成する色フィルタの配置は図2、図4乃至
図7、図9その他に限定されず、且つそれらを組み合わ
せても良い。映像出力信号はNTSCに限定されず、P
Al、RGB信号でも良い。画像切替は1フレーム単位
でなく、画面分割によっても良く、画素毎に切り換えて
も良い。色再現のために電子回路による色補正を加えて
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例に係る撮像装置の構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の具体的な第1実施例に係る色フィルタ
の配置を示す平面図。
【図3】本発明の具体的な第1実施例に係る3つの色フ
ィルタの波長に対する透過率を示したグラフ図。
【図4】本発明の具体的な第2実施例に係る色フィルタ
の配置を示す平面図。
【図5】本発明の具体的な第3実施例に係る色フィルタ
の配置を示す平面図。
【図6】本発明の具体的な第4実施例に係る色フィルタ
の配置を示す平面図。
【図7】本発明の具体的な第5実施例に係る色フィルタ
の配置を示す平面図。
【図8】本発明の具体的な第6実施例に係る2つの色フ
ィルタの波長に対する透過率を示したグラフ図。
【図9】本発明の具体的な第6実施例に係る色フィルタ
の配置を示す平面図。
【図10】第1の変形例に係る色フィルタの配置を示す
平面図。
【図11】第2の変形例に係る色フィルタの配置を示す
平面図。
【図12】第2の変形例に係る色フィルタの波長に対す
る透過率を示したグラフ図。
【図13】第3の変形例に係る3つの色フィルタの波長
に対する透過率を示したグラフ図。
【符号の説明】
1 レンズ 2 光学ローパスフィルタ 3 色フィルタ群 4 固体撮像素子駆動回路 5 固体撮像素子 6 画像切替制御装置 7 信号処理回路 B 青色光透過原色フィルタ Ye 黄色光透過補色フィルタ Mg マゼンダ光透過補色フィルタ Cy シアン光透過補色フィルタ Cy’近赤外光非透過・シアン光透過補色フィルタ IR 近赤外光透過・可視光非透過フィルタ RIR 赤色光・近赤外光透過フィルタ GIR 緑色光・近赤外光透過フィルタ BIR 青色光・近赤外光透過フィルタ V 可視光透過・近赤外光非透過フィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/14 H01L 27/14 A H04N 9/04 K D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視光及び近赤外光に感度を有する撮像
    素子の各画素に、別個のフィルタ特性を有する4種類の
    色フィルタを規則的に配設した撮像装置であって、 前記4種類の色フィルタを配設した各画素の出力をマト
    リクス演算することにより、可視光カラー画像及び近赤
    外光画像をそれぞれ独立に求めることを特徴とする撮像
    装置。
  2. 【請求項2】 可視光及び近赤外光に感度を有する撮像
    素子の各画素に、別個のフィルタ特性を有する4種類の
    色フィルタを規則的に配設した撮像装置であって、 前記4種類の色フィルタのフィルタ特性を波長λの関数
    としてf1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)、可視光の
    3原色の透過フィルタのフィルタ特性をfB(λ)、f
    G(λ)、fR(λ)、近赤外光透過フィルタのフィルタ特性
    をfIR(λ)とするとき、 フィルタ特性fB(λ)、fG(λ)、fR(λ)、fIR(λ)が
    フィルタ特性f1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の線
    型結合で形成されるよう、前記4種類の色フィルタのフ
    ィルタ特性f1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)が調整
    されていることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ特性fB(λ)、fG(λ)、f
    R(λ)、fIR(λ)の組は、前記フィルタ特性f1(λ)、f
    2(λ)、f3(λ)、f4(λ)の組とは一致しないことを特
    徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記4種類の色フィルタを配設した各画
    素の出力をマトリクス演算することにより、可視光カラ
    ー画像及び近赤外光画像をそれぞれ独立に求めることを
    特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 可視光及び近赤外光に感度を有する撮像
    素子の各画素に、別個のフィルタ特性を有する4種類の
    色フィルタを規則的に配設した撮像装置であって、 前記4種類の色フィルタのフィルタ特性を波長λの関数
    としてf1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、f4(λ)、可視光の
    3原色の各々を中心とする領域及び近赤外領域をλb
    λ≦λB、λg≦λ≦λG、λr≦λ≦λR、λ≧λIR、た
    だしλb<λg≦λB<λG,λg<λr≦λG<λR、λG
    λIRとして、 λb≦λ≦λBにのみ略0でない透過率を有するフィルタ
    特性fB(λ)と、 λg≦λ≦λGにのみ略0でない透過率を有するフィルタ
    特性fG(λ)と、 λr≦λ≦λRにのみ略0でない透過率を有するフィルタ
    特性fR(λ)と、 λ≧λIRにのみ略0でない透過率を有するフィルタ特性
    IR(λ)とについて、 フィルタ特性fB(λ)、fG(λ)、fR(λ)のうち少なく
    とも2つはフィルタ特性f1(λ)、f2(λ)、f3(λ)、
    4(λ)のいずれとも一致せず、 且つ、フィルタ特性fB(λ)、fG(λ)、fR(λ)、f
    IR(λ)が全てフィルタ特性f1(λ)、f2(λ)、f
    3(λ)、f4(λ)の線型結合で形成されるよう、前記4種
    類の色フィルタのフィルタ特性f1(λ)、f2(λ)、f
    3(λ)、f4(λ)を調整し、前記4種類の色フィルタを配
    設した各画素の出力をマトリクス演算することにより、
    可視光カラー画像及び近赤外光画像をそれぞれ独立に求
    めることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記4種類の色フィルタのうち、3つは
    可視領域の透過光が3原色の各々の補色である補色系の
    色フィルタであることを特徴とする請求項2乃至請求項
    5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 可視光及び近赤外光に感度を有する撮像
    素子の各画素に、別個のフィルタ特性を有する4種類の
    色フィルタを規則的に配設した撮像装置であって、 前記4種類の色フィルタは、シアン、黄、マゼンダ並び
    に可視光及び近赤外光領域で波長に関わらず透過率がほ
    ぼ一定のフィルタであることを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記4種類の色フィルタの画素の出力を
    マトリクス演算することにより、青、緑、赤及び近赤外
    の強度を求め、可視光カラー画像及び近赤外光画像をそ
    れぞれ独立に求めることを特徴とする請求項7に記載の
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記可視光カラー画像の強度により、可
    視光カラー画像及び近赤外光画像を自動的に切り換えて
    出力することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいず
    れか1項に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記可視光カラー画像から色バランス
    を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項9のい
    ずれか1項に記載の撮像装置。
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