JP2004186879A - 固体撮像装置及びデジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被写体からの入射光を複数の色信号に分けて撮像する複数の画素を有する固体撮像素子と、固体撮像素子から出力される撮像画像データに対して光源種類に対応したゲイン量でホワイトバランス補正を行う信号処理手段とを備える固体撮像装置において、複数の色信号のうちの少なくとも一色を検出する画素として分光感度の異なる二種類(G1,G2)の画素を固体撮像素子に設けると共に、入射光の光源種類が複数種類存在するとき二種類の分光感度を有する画素によって得られた撮像画像データから複数種類の光源による照明光の混合比を画素毎に求める混合比推定手段52と、ホワイトバランス補正を行うゲイン量を前記混合比に応じて画素毎に算出するゲイン量算出手段53とを設ける。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は固体撮像装置及びデジタルカメラに係り、特に、複数種類の光源下にある被写体を撮像したときのホワイトバランスを良好にとり色かぶりの少ない画像を得ることができる固体撮像装置及びデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルスチルカメラ(携帯電話機に搭載されているものを含む。)やデジタルビデオカメラ等のデジタルカメラでは、CCDやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子によって被写体を撮像し、得られた画像データのホワイトバランスを、被写体の照明光源種類に応じて補正し、出力している。
【0003】
光源としては、太陽光(D65光源,D75光源など),普通型白色蛍光灯(F6光源),フラッシュライトなど代表的な種々の光源が予め想定されており、デジタルカメラが自動的にホワイトバランス補正を行う場合、撮像画像データを解析して光源種類を識別し、この光源種類に応じた補正値を使用する様になっている。
【0004】
しかし、撮影を行う場合、1種類の光源によってのみ被写体が照明される場合の他、複数種類の光源によって被写体が照明されるシーンを撮影する場合がある。例えば、蛍光灯で照明されている室内に窓から太陽光が射し込んでいる状態で、室内シーンを撮影する場合などである。
【0005】
複数種類の光源によって照明されている被写体を撮像して得た画像データをホワイトバランス補正する場合、従来は、メインとなる1種類の光源種類だけを判別し、画像全体をその光源種類に基づいて補正していた。このため、画像中のメインの被写体から外れた画像部分つまり他の種類の光源による照明が強い部分の画像が色かぶりを起こして例えば黄色味の強い画像になり、色の再現性(特に肌色の再現性)が低下するという問題があった。
【0006】
そこで、例えば、特開平8―340542号公報(特許文献1)の段落番号〔0026〕に記載された従来技術では、F6光源で照明されている室内でメインの被写体をフラッシュを焚いて撮影したとき、フラッシュ発光前に固体撮像素子から得られた画像データとフラッシュ発光後に固体撮像素子から得られた画像データとから、撮像画像の画像領域毎にフラッシュ光の影響量を求め、この影響量に応じて画像領域毎のホワイトバランス補正量を決め、画像全体でホワイトバランスのとれた画像を生成することが提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平8―340542号公報(段落番号〔0026〕)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1の従来技術は、フラッシュ発光を行った場合のホワイトバランスだけを対象としており、フラッシュ発光前の画像データとフラッシュ発光後の画像データの2枚の画像データを用いなければならない構成となっている。
【0009】
このため、この特許文献1の技術は、フラッシュ光以外の複数種類の光源下にある被写体を撮像した場合のホワイトバランス補正に適用することはできない。何故ならば、室内を蛍光灯で照明している室の窓から太陽光が射し込んでいる状態で室内シーンを撮影した場合、1枚の画像データが得られるだけであり、太陽光照射前の画像データと太陽光照射後の画像データの2枚の画像データを得ることができないからである。
【0010】
本発明の目的は、任意の複数種類の光源下で撮影した画像のホワイトバランス補正を良好に行い、色かぶりが少なく色再現性が高い固体撮像装置及びデジタルカメラを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の固体撮像装置は、被写体からの入射光を複数の色信号に分けて撮像する複数の画素を有する固体撮像素子と、該固体撮像素子から出力される撮像画像データに対して光源種類に対応したゲイン量でホワイトバランス補正を行う信号処理手段とを備える固体撮像装置において、前記複数の色信号のうちの少なくとも一色を検出する前記画素として分光感度の異なる二種類の画素を前記固体撮像素子に設けると共に、前記入射光の光源種類が複数種類存在するとき前記二種類の分光感度を有する画素によって得られた撮像画像データから前記複数種類の光源による照明光の混合比を画素毎に求める混合比推定手段と、前記ホワイトバランス補正を行うゲイン量を前記混合比に応じて画素毎に算出するゲイン量算出手段とを前記信号処理手段に設けたことを特徴とする。
【0012】
この構成により、被写体が複数種類の光源によって照明されている場合でも色かぶりが抑制され色再現性の優れた画像データを得ることができる。
【0013】
本発明の固体撮像装置は、更に、前記撮像画像データから求めた色差信号に対して色差マトリクスを乗算して色調補正する手段と、該色差マトリクスの係数を前記混合比に応じて補正する色差マトリクス補正手段とを前記信号処理手段が備えることを特徴とする。この構成により、ホワイトバランス補正だけでは肌色の色相補正が不十分な場合でも十分な色相補正が可能となり、肌色の色再現性を高めることができる。
【0014】
本発明の固体撮像装置は、更に、前記撮像画像データから光源種類を判別する光源種別判定手段を前記信号処理手段が備えることを特徴とする。この構成により、自動的に光源種類やその混合比に応じたホワイトバランス補正、色差マトリクス補正が可能となる。
【0015】
本発明のデジタルカメラは、被写体からの入射光を複数の色信号に分けて撮像する複数の画素を有する固体撮像素子と、該固体撮像素子から出力される撮像画像データに対して光源種類に対応したゲイン量でホワイトバランス補正を行う信号処理手段とを備えるデジタルカメラにおいて、前記複数の色信号のうちの少なくとも一色を検出する前記画素として分光感度の異なる二種類の画素を前記固体撮像素子に設けると共に、前記入射光の光源種類が複数種類存在するとき前記二種類の分光感度を有する画素によって得られた撮像画像データから前記複数種類の光源による照明光の混合比を画素毎に求める混合比推定手段と、前記ホワイトバランス補正を行うゲイン量を前記混合比に応じて画素毎に算出するゲイン量算出手段とを前記信号処理手段に設けたことを特徴とする。
【0016】
この構成により、被写体が複数種類の光源によって照明されている場合でも黄色などの色かぶりが抑制され色再現性の優れた画像を撮像することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルスチルカメラの構成図である。このデジタルスチルカメラは、撮影レンズ10と、固体撮像素子11と、この両者の間に設けられた絞り12と、赤外線カットフィルタ13と、光学ローパスフィルタ14とを備える。デジタルスチルカメラの全体を制御するCPU15は、フラッシュ用の発光部16及び受光部17を制御し、また、レンズ駆動部18を制御して撮影レンズ10の位置をフォーカス位置に調整し、絞り駆動部19を介し絞り12の開口量を制御して露光量が適正露光量となるように調整する。
【0019】
また、CPU15は、撮像素子駆動部20を介して固体撮像素子11を駆動し、撮影レンズ10を通して撮像した被写体画像を色信号として出力させる。また、CPU15には、操作部21を通してユーザの指示信号が入力され、CPU15はこの指示に従って各種制御を行う。固体撮像素子11は、ハニカム画素配置のCCDやベイヤー方式のCCD、あるいはCMOSセンサであるが、本実施形態では、ハニカム画素配置のCCD(図2参照)を用いる。
【0020】
デジタルスチルカメラの電気制御系は、固体撮像素子11の出力に接続されたアナログ信号処理部22と、このアナログ信号処理部22から出力された色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路23とを備え、これらはCPU15によって制御される。
【0021】
更に、このデジタルスチルカメラの電気制御系は、メインメモリ24に接続されたメモリ制御部25と、詳細は後述するデジタル信号処理部26と、撮像画像をJPEG画像に圧縮したり圧縮画像を伸張したりする圧縮伸張処理部27と、固体撮像素子11から出力されデジタルデータに変換された画像データを色信号毎に積算し各積算値をデジタル信号処理部26に出力する積算部28と、着脱自在の記録媒体29が接続される外部メモリ制御部30と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部31が接続される表示制御部32とを備え、これらは、制御バス33及びデータバス34によって相互に接続され、CPU15からの指令によって制御される。
【0022】
図1に示すデジタル信号処理部26や、アナログ信号処理部22,A/D変換回路23等は、これを夫々別回路としてデジタルスチルカメラに搭載することもできるが、これらを固体撮像素子11と同一半導体基板上にLSI製造技術を用いて製造し、1つの固体撮像装置とするのがよい。
【0023】
図2は、図1に示す固体撮像素子11の一部平面を示す模式図である。この固体撮像素子は、所謂、ハニカム画素配置と呼ばれ、多数の緑の色フィルタを持つフォトダイオードが縦横に所定間隔で配置され、その各行,各列の各フォトダイオードに対して、1/2ピッチづつずらした位置に、青(B)と赤(R)の各色フィルタを持つフォトダイオードが交互に配置される構造となっている。
【0024】
本実施形態では緑の色フィルタとして、G1,G2の二種類を用意し、G1,G2を交互に配置した構成としている。図示する例では、「R」「G1」「G2」「B」と記載された8角形の枠が夫々赤(R),緑(G1,G2),青(B)の色フィルタを示し、対応するフォトダイオードは、その下側(紙面の下側)に配置される。より正確には、8角形の枠がフォトダイオードの形を表し、赤,緑,青の色フィルタは、8角形の枠より大きなサイズ(例えば8角形や4角形)で設けられる。
【0025】
光が各色フィルタを通して入射することで各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、矢印aに示す様に各フォトダイオードの脇に形成されている垂直転送路60に読み出され、この信号電荷は、矢印bに示す様に垂直転送路60に沿って転送されて水平転送路61に至り、今度は矢印cに示す様に水平転送路61に沿って転送され、固体撮像素子から読み出される。各画素(フォトダイオード)から読み出される信号電荷量は、各フォトダイオードの受光光量に応じた値となる。
【0026】
この様に、固体撮像素子の各フォトダイオードの表面には色フィルタが重ねて設けられるが、この色フィルタは、例えば顔料や染料を用いて製造される。図3に、各色フィルタ(R,G1,G2,B)を設けた分光感度(赤外線カットフィルタ13やカメラレンズ10等を組み合わせた後の分光感度)を示す。
【0027】
各色フィルタR,G1,G2,Bは夫々赤色,緑色,青色に相当する波長の光を透過し、それ以外の波長の光をカットする様になっている。例えば、赤色フィルタRは、図3に示すように、波長約580nm以上の光を透過し、それより低い波長の光は一律にカットする様に製造され、青色フィルタBは、波長約460nm付近に透過光のピークを持ち、波長約400nm以下の光と波長約510nm以上の光をカットする様に製造される。
【0028】
二種類の緑色フィルタG1,G2は、その差が大きくても小さくても良いが、その分光特性の波形が全く同じでないことが必要である。ここで、同じ波形とは、カメラの分光感度のピークを“100”として両方の分光特性の波形を正規化したとき全く一致することをいう。
【0029】
本実施形態の緑色フィルタG1の分光特性と緑色フィルタG2の分光特性とは、その基本的波形形状は同じであり、波長約480nm以下の光と波長約600nm以上の光をカットし、両者間の光を透過する波形となっているが、緑色フィルタG2の方が緑色フィルタG1に比べて、波長約520nm付近の光をより多く透過する様になっている。図3に、G1−G2の波形を示す(スケールは右側の縦軸)。本実施形態では、この差G1−G2を利用して、複数種類の光源の混合比を高精度に判別する様にしている。
【0030】
図4は、図1に示すデジタル信号処理部26の詳細構成図である。このデジタル信号処理部26は、ハードウェア回路で構成しても、ソフトウェアにて構成することも可能である。
【0031】
図示する例のデジタル信号処理部26は、A/D変換回路23から出力されるR,G1,G2,Bの各色の画像信号を取り込んでオフセット処理を行うオフセット補正回路41と、オフセット補正回路41の出力信号を取り込んでホワイトバランス調整を後述のゲイン量算出回路53で算出されたゲイン値を用いて行うゲイン補正回路42と、ゲイン補正回路42から出力される信号に対して所定のγ値を用いガンマ補正を行うガンマ補正回路43とを備える。
【0032】
A/D変換回路23から出力される色信号は、R,G1,G2,Bの4色信号であり、オフセット補正回路41は、これらの4色信号を取り込んでオフセット処理を行い、次のゲイン補正回路42は、取り込んだ色信号R,G1,G2,Bに対して夫々ホワイトバランス補正処理を施す。
【0033】
ガンマ補正回路43では、取り込んだ色信号R,G1,G2,Bの内、G1とG2を区別なく取り扱い、いずれも緑色信号Gとして出力する。あるいは、緑色信号G1,G2を、例えば次の数1に従い線形結合して緑色信号Gを求めてもよい。
【0034】
[数1]
G=n・Gi+(1−n)・Gj
n:定数(0<n<1)
i,j:“1”または“2”の値をとり、かつi≠j
Gi:ガンマ補正回路への直接の入力信号
Gj:Giの最近隣の信号。Gjは複数存在するので、それら全ての平均値を用いても良い。
あるいは、数1として、G=n・G1+(1−n)・G2を用いてもよい。
【0035】
そして、この緑色信号Gと、他の赤色信号R,青色信号Bとを合わせたRGB3色の色信号として従来と同様に処理する。尚、オフセット補正回路41の前段で、上記の数1を用いて緑色信号Gを求め、以下、R,G,Bの3色信号で処理を進める構成でもよい。
【0036】
デジタル信号処理部26は更に、ガンマ補正回路43から出力されるRGBの色信号を補間演算して各画素位置におけるRGB3色の信号を求めるRGB補間演算部44と、RGB補間演算後のRGB信号から輝度信号Yと色差信号Cr,Cbとを求めるRGB/YC変換回路45と、輝度信号Yと色差信号Cr,Cbからノイズを低減するノイズフィルタ46と、ノイズ低減後の輝度信号Yに対して輪郭補正を行う輪郭補正回路47と、ノイズ低減後の色差信号Cr,Cbに対して色差マトリクス(C―MTX)を乗算して色調補正を行う色差マトリクス回路48とを備える。
【0037】
更に、デジタル信号処理26は、積算部28から出力される色信号R,G1,G2,B毎の積算値を取り込んで光源種別を判定する光源種別判定回路51と、色信号R,G1,G2,Bを取り込んで光源混合比を推定する光源混合比推定回路52と、ホワイトバランスゲイン量算出回路53とを備える。
【0038】
このホワイトバランスゲイン量算出回路53は、光源種別判定回路51と、光源混合比推定回路52の出力信号を受け、被写体照明光源が1種類の場合にはその光源種類に応じたホワイトバランスのゲイン量をゲイン補正回路42に出力し、被写体照明光源が複数種類の場合には夫々の光源種類の照明光混合比に応じたホワイトバランスゲイン量を算出し、ゲイン補正回路42に出力する。
【0039】
ここで、光源種類L1が100%のときのホワイトバランスゲイン量をk1r,k1g1,k1g2,k1b(これらの添え字r,g1,g2,bは夫々色R,G1,G2,Bに対応する。以下、同様)とし、光源種類L2が100%のときのホワイトバランスゲイン量をk2r,k2g1,k2g2,k2bとするが、これらのゲイン量は、デジタルスチルカメラのメモリに予め設定されている値である。
【0040】
ゲイン量算出回路53は、光源種類が複数種類あった場合、この例では、光源L1と光源L2の両方が被写体を照明していた場合、ホワイトバランスゲインの画素毎のゲイン量kr,kg1,kg2,kbを以下の数2により演算して求める。ここで、光源L1と光源L2の画素毎の混合比を、光源混合比推定回路52がm:(1−m)であると推定したとする。
【0041】
[数2]
1/kr =m/k1r +(1−m)/k2r
1/kg1=m/k1g1+(1−m)/k2g1
1/kg2=m/k1g2+(1−m)/k2g2
1/kb =m/k1b +(1−m)/k2b
この演算式で、0≦m≦1である。
【0042】
色差マトリクス回路48には、光源対応の色差マトリクスが複数種類設けられており、光源種別判定回路51が求めた光源種別に応じて使用する色差マトリクスを切り替え、この切り替え後の色差マトリクス〔C―MTX〕を、入力してくる色差信号Cr,Cbに、次の数3に示す様に乗算し、色調補正された色差信号Cr’,Cb’を出力する。
【0043】
[数3]
【0044】
更にこの色差マトリクス回路48は、光源種別判定回路51と、光源混合比推定回路52の出力信号を受け、光源種類が複数種類ある場合には、光源種類毎の照明光混合比に応じて、色差マトリクスの係数を補正する。
【0045】
今、光源L1の照明光が100%のときの色差マトリクス〔C1―MTX〕と、光源L2の照明光が100%のときの色差マトリクス〔C2―MTX〕の係数が夫々次の数4で
【0046】
[数4]
表され、光源L1と光源L2の混合比がm:(1−m)のとき、色差マトリクス回路48で使用する色差マトリクスの係数a,b,c,dは、次の数5
【0047】
[数5]
a=m・a1+(1−m)・a2
b=m・b1+(1−m)・b2
c=m・c1+(1−m)・c2
d=m・d1+(1−m)・d2
で求める。
【0048】
尚、光源L1,L2の色差マトリクスは、ホワイトバランスの補正込みで最適な値に決めたものを使用するのがよい。特に、肌色の色相が良好で、かつ光源種にかかわらず同じであるように決めるのが好ましい。同時に、一般色の再現性も、基準光源で撮影した時の状態になるべく近づけて決めるのが良い。
【0049】
光源種別判定回路51は、固体撮像素子11で撮像した一画面を例えば8×8=64の領域に分割し、各分割領域における信号電荷のΣR,ΣG1,ΣBの値を積算部28からの信号により求め、ΣR/ΣG1のデータとΣB/ΣG1のデータの組を求め、これら64組のデータをR/G1軸とB/G1軸で張る二次元空間にプロットし、その分布の形状から撮影光源種を検出する。
【0050】
分布の形状が、ある種類の光源による分布の形状と、別の種類の光源による分布の形状の両方にまたがる分布を示す場合、光源種類が2つあると判断し、光源種類を判別する。また、ユーザが、図1に示す操作部21から光源種別を入力した場合には、その光源種別を使用する。
【0051】
尚、光源種類の自動判定は、上述した例に限るものではなく、例えば、固体撮像素子11の無効領域に、光源種別判定専用のセンサを設けることでもよい。このセンサの分光感度の例としては、640nm以上の感度、580nm付近の感度、520nm付近の感度、これらを適宜組み合わせた感度などが特に有効である。また、R,G1,G2,Bの4つの分光感度から光源種類を判別することも可能である。例えば、G1とG2の差が520nm付近になるように設計すればよい。あるいは、G2を520nmに感度を持つように設計すればよい。いずれにしても、緑色の分光感度としてG1,G2の二種類を設けることで、光源識別は可能となる。
【0052】
光源混合比推定回路52で行う推定処理は、画素毎に、その4つのデータ(R,Gl,G2,B)を用いて行う。4つの分光感度が固体撮像素子11の表面にモザイク状に配列されている場合、基本的には、最近隣のR,G1,G2,Bを用いて混合比を推定する。且つ、なるべく、等方的配置によるR,G1,G2,Bを用いるのがよい。ある画素の推定混合比としては、周辺画素の推定混合比を含めてその平均値を用いることも可能である。こうすることで、推定混合比のSN比が向上する。
【0053】
ホワイトバランスゲインの補正とは、すなわち、グレーをグレーに補正することであるので、被写体色をグレーの場合に限って推定式を立てる。光源Llと光源L2の各照明光の混台比が変わると共に変化するデータは、全て推定式に用いることができる。例えば、R/Gl,G2/Gl,(Gl−G2)/(Gl+G2),B/R、等々である。
【0054】
これらは、いずれもR,G1,G2,Bのいずれか、もしくは、それらの線形結合の「比」の形になっている。こうすることで、白から黒までの全てのグレーに対して同じホワイトバランス補正を行なうこととなり、好ましい。
【0055】
更に、上記の「比」を任意に線形結合した式の値をもって混合比の推定を行なうことも可能である。特に、基準となる光源がLlであるとすると、光源L1が100%のときに、グレー画素での混合比推定値と肌色画素での混合比推定値とが同じ値(即ち光源Llが100%であると推定すること)となるように推定式を立てることが好ましい。
【0056】
しかし、これに限定されることなく推定式を立てても構わない。例えば葉緑の再現性を重視して推定式を決めることもできる。また例えば、赤の色相再現性をやや黄味を減らした色相にするといったことも可能である。いずれにしても、推定式を決めると、それによるホワイトバランス補正を込みにした色再現性(光源Llと光源L2の混合比に依存する)が決まる。
【0057】
その色再現性において、例えば、肌色の変化(光源Llと光源L2の照明光混合比に伴う変化)が大きくて好ましくない場合にも、色差マトリクスの上述した係数補正を行なうことで、肌色の色再現性が安定で且つ良好となる。
【0058】
尚、複数種類の光源の組合わせが異なれば、それに合わせて混合比推定式も別の最適式とするのがよく、また、色差マトリクスの補正(係数算出式)も、光源種の組合わせ毎に最適なものとするのがよい。それは、フラッシュ光とF6光源とが混合している場合でフラッシュ光100%での最適色差マトリクスは、フラッシュ光とA光源とが混合している場合でフラッシュ光100%での最適色差マトリクスと違うからである。なぜなら、グレー以外の一般色においては、フラッシュ光100%であっても、推定値としては100%にならず、従って、ホワイトバランス係数が第2光源寄りに修正されてしまうので、これを逆修正するような色差マトリクスが最適色差マトリクスとなるからである。
【0059】
以下、具体的な例について説明する。
(具体例1)
分光感度がR,G1,G2,BよりなるCCDを組み込んだデジタルカメラにて、D65光源の照明光とF6光源の照明光とが混合した被写体画像を撮像し、その撮像画像データの補正を次の様に行った。
【0060】
カメラの分光感度は、図3に示す通りである。(G2−Gl)は、図3中に示すように、波長520nmにピークを持つ特性となっている。この例では、光源種類は、ユーザがマニュアルにてカメラに入力している。
【0061】
各画素毎に、D65光源とF6光源の各照明光の混合比を、次の数6により推定し、画素毎にホワイトバランスと色差マトリクスを補正した。
【0062】
[数6]
m(推定混合比)=2.72x−2.20
ここで、m=1はD65光源が100%を意味し、m>1のときはm=1とし、m<0のときはm=0とする。
【0063】
また、上記の数6におけるxは、次の数7で算出する。
【0064】
[数7]
x=(G2−Gl)/(0.5・G2+0.5・Gl)+0.155・(0.15・R+0.5・Gl+0.5・G2)/B
【0065】
尚、(0.5・G2+0.5・Gl)・B=0のときは、m=1とする。また、上式におけるR,Gl,G2,Bの値は、CCD出力値にD65光源用のホワイトバランス係数を掛けて求めた値を使用した。緑信号Gは、G=0.5・G1+0.5・G2として求めた。
【0066】
図5はこの具体例1における補正効果を示す図であり、図5(a)に補正前の状態、図5(b)にホワイトバランス補正及び色差マトリクス補正後の状態を示す。図5(a)の各○印はD65光源下での各色の測色点を示し、各○印付近から延びる線は、D65光源にF6光源の照明光を混ぜていったときの再現色の軌跡を示している。
【0067】
ほぼ全ての色で、再現色の軌跡は縦軸の上方向すなわちb*方向に延びている。この方向は黄色方向を示し、F6光源の照明光が太陽光(D65光源)に混じると、全ての色が黄色に色かぶりしてしまうことを示している。
【0068】
これに対し、この具体例1のホワイトバランス補正及び色差マトリクス補正を行うと、図5(b)に示す様に、特に肌色や白色において、F6光源の照明光が太陽光(D65光源)に混じっても、黄色の色かぶりが抑制されることが分かる。
【0069】
(具体例2)
図6は、この具体例2で用いたカメラの分光感度G1,G2を示す図である。R,Bの分光感度は、図3と同じであるため、図6では省略している。この具体例2では、F6光源により照明されている室内にてフラッシュ光を焚いて撮影を行ない、次の様に撮像画像データを補正した。
【0070】
まずプレ露光にて室内の照明光がF6光源の照明光であることを確認した。その確認は、次の数8にて光源種パラメータP
【0071】
[数8]
P=(G2−0.4・G1+0.05・R−0.1・B)/(Gl−0.2・G2+0.4・B)
を求めることで行う。
【0072】
この式中のR,G1,G2,Bは、撮影画像を64分割し、各区画毎の全画素の値を合計して求めた値である。またこの時のR,Gl,G2,Bは、カメラの初期のホワイトバランスゲイン(D55光源用ホワイトバランスゲイン)を掛けた値である。区画毎に光源種パラメータPを算出し、予めF6光源の場合のパラメータとして割り出してある値の範囲に入る区画の数が多数であったので.光源はF6光源であるとカメラが自動的に判別した。
【0073】
次に、フラッシュ発光を行って撮影し、撮影画像の画素毎に光源種の混合比を推定した。混合比推定式は、次の数9である。
【0074】
[数9]
m(推定混合比)=1.45−√(x/0.215−5.82)x=Gl/G2+0.294・G1/R
但し、x/0.215−5.82<0の時は、m=1とし、
G2・R=0の時は、m=0とし、
m>1の時は、m=1とし、
m<0の時は、m=0とする。
【0075】
また、上式のR,Gl,G2,Bは、フラッシュ光用のホワイトバランスゲインを掛けた値を用いている。更に、画像信号形成用のGは、SN比を最大にする観点から、G=0.527・G1+0.473・G2として求めた。
【0076】
図7はこの具体例2における補正効果を示す図であり、図7(a)に補正前の状態、図7(b)にホワイトバランス補正及び色差マトリクス補正後の状態を示す。
【0077】
図7(a)の各○印は、図5と同様に、D65光源下での各色の測色点を示す。フラッシュ光はD65光源に近いため、○印がフラッシュ光源下での各色の測色点と見ることができる。各○印付近から延びる線は、フラッシュ光源にF6光源の照明光を混ぜていったときの再現色の軌跡を示している。この具体例2においても、ほぼ全ての色で、再現色の軌跡は縦軸の上方向すなわちb*方向に延びており、F6光源の照明光がフラッシュ光に混じることで、黄色に色かぶりしてしまうことを示している。
【0078】
これに対し、この具体例2のホワイトバランス補正及び色差マトリクス補正を行うと、図7(b)に示す様に、特に肌色や白色において、F6光源の照明光がフラッシュ光に混じっても、黄色の色かぶりが抑制されることが分かる。
【0079】
以上述べた様に、緑色を検出する画素に二種類の分光感度G1,G2を設け、このG1,G2の信号によって複数種類の光源からの照明光混合比を求め、ホワイトバランス補正のゲイン量を各種類の光源の寄与を考慮して算出したため、被写体が複数種類の光源からの光で照明されていても、ホワイトバランス補正を良好に行うことができ、色再現性とくに肌色の再現性が向上し、色かぶりの抑制された画像を撮像することが可能となる。
【0080】
尚、上述した実施形態では、R,G,BのうちGの分光感度をG1,G2の二種類設けたが、Gの代わりに、Rの分光感度をR1,R2の二種類設けても、また、Bの分光感度をB1,B2の二種類設けても同様のに照明光混合比を求めることができる。更に、原色系のR,G,Bの代わりに、補色系のYe(イエロー),Cy(シアン),Mg(マゼンタ),G(グリーン)の固体撮像素子を搭載した場合には、これらの中のいずれか1つの分光感度を二種類設ければよい。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば、任意の複数種類の光源下で撮影した画像のホワイトバランス補正を良好に行うことができ、更に色かぶりが少なく色再現性が高い撮像画像を得ることができる。また、この効果により、カメラに付属させるフラッシュ装置の発光パワーを必要最小限にとどめることができる。即ち、フラッシュ光量が小さいと、アベイラブルライトの光量が相対的に上がることになり色カブリが顕著となるが、本発明の効果によりその色カブリを補正できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタルスチルカメラの構成図である。
【図2】図1に示す固体撮像素子の表面の模式図である。
【図3】図1に示すデジタルスチルカメラの分光感度を示すグラフである。
【図4】図1に示すデジタル信号処理部の詳細構成図である。
【図5】本発明の具体例の効果を示す図である。
【図6】本発明の別の具体例におけるデジタルカメラの分光感度を示すグラフである。
【図7】本発明の別の具体例の効果を示す図である。
【符号の説明】
10 撮影レンズ
11 固体撮像素子
15 CPU
26 デジタル信号処理部
28 積算部
48 色差マトリクス回路
51 光源種別判定回路
52 光源混合比推定回路
53 ホワイトバランスゲイン量算出回路
Claims (4)
- 被写体からの入射光を複数の色信号に分けて撮像する複数の画素を有する固体撮像素子と、該固体撮像素子から出力される撮像画像データに対して光源種類に対応したゲイン量でホワイトバランス補正を行う信号処理手段とを備える固体撮像装置において、前記複数の色信号のうちの少なくとも一色を検出する前記画素として分光感度の異なる二種類の画素を前記固体撮像素子に設けると共に、前記入射光の光源種類が複数種類存在するとき前記二種類の分光感度を有する画素によって得られた撮像画像データから前記複数種類の光源による照明光の混合比を画素毎に求める混合比推定手段と、前記ホワイトバランス補正を行うゲイン量を前記混合比に応じて画素毎に算出するゲイン量算出手段とを前記信号処理手段に設けたことを特徴とする固体撮像装置。
- 前記信号処理手段は前記撮像画像データから求めた色差信号に対して色差マトリクスを乗算して色調補正する手段と、該色差マトリクスの係数を前記混合比に応じて補正する色差マトリクス補正手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記信号処理手段は、前記撮像画像データから光源種類を判別する光源種別判定手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体撮像装置。
- 被写体からの入射光を複数の色信号に分けて撮像する複数の画素を有する固体撮像素子と、該固体撮像素子から出力される撮像画像データに対して光源種類に対応したゲイン量でホワイトバランス補正を行う信号処理手段とを備えるデジタルカメラにおいて、前記複数の色信号のうちの少なくとも一色を検出する前記画素として分光感度の異なる二種類の画素を前記固体撮像素子に設けると共に、前記入射光の光源種類が複数種類存在するとき前記二種類の分光感度を有する画素によって得られた撮像画像データから前記複数種類の光源による照明光の混合比を画素毎に求める混合比推定手段と、前記ホワイトバランス補正を行うゲイン量を前記混合比に応じて画素毎に算出するゲイン量算出手段とを前記信号処理手段に設けたことを特徴とするデジタルカメラ。
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