JP2002142179A - 情報記録装置及びその制御方法 - Google Patents

情報記録装置及びその制御方法

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JP2002142179A
JP2002142179A JP2000336606A JP2000336606A JP2002142179A JP 2002142179 A JP2002142179 A JP 2002142179A JP 2000336606 A JP2000336606 A JP 2000336606A JP 2000336606 A JP2000336606 A JP 2000336606A JP 2002142179 A JP2002142179 A JP 2002142179A
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JP2000336606A
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Keiichi Fukuzawa
敬一 福澤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源の電力供給能力がある程度低下した場合に
おいても撮影が可能な画像記録装置を提供する。 【解決手段】電源40の電力供給能力が低下して磁気テ
ープ110に対する画像の記録ができなくなったら、コ
ンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ120に画像を
記録し、電源40の電力供給能力が更に低下したら、E
EPROM32に画像を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録装置及び
その制御方法並びにメモリ媒体に係り、電池によって駆
動され、種類の異なる複数のメディアに情報を記録する
機能を有する情報記録装置及びその制御方法並びにメモ
リ媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報等を記録するカメラレコーダー
システムでは、動画を扱う場合は、安価で大容量の磁気
記録テープメディアを、静止画を扱う場合は、ランダム
アクセスが可能で軽量コンパクトなディスクメディア
や、コンパクトフラッシュ等のメモリーカードメディア
が利用されてきた。そして、従来のカメラレコーダーシ
ステムは、これらの種々の記録メディアの中から、記録
すべき画像情報に最適と思われる1つの記録メディアを
選定して構築されてきた。
【0003】しかしながら、近年のハードディスクや光
磁気ディスク等のディスクメディアの記録密度の飛躍的
な向上や、IC製造の微細技術の飛躍的な発展等が、こ
れらの記録メディアの容量の垣根を低くしている。ま
た、記録伝送速度やコスト的な観点においても、近い将
来、技術革新によりディスクメディアやメモリーシステ
ムメディアがテープメディアに近づくと言われている。
そして、今後のレコーダーシステムは、従来に比べて、
記録可能な情報の内容が記録メディアに依存することは
なくなると思われる。
【0004】また、近年のコンピュータ全盛の時代にお
いては、画像情報もデジタル化され、音声その他の情報
と同じようにデジタルデータとして扱われるようにな
り、ネットワークや記録メディアを介してデータのやり
取りを行うことが要求されるようになってきた。したが
って、記録メディアにおいては、コンピュータ等との接
続性が重視され、フロッピー(登録商標)ディスクメデ
ィア、DVDディスクメディアやコンパクトフラッシュ
メモリーメディアへの対応がレコーダーシステムにも要
求されてきている。
【0005】このように、近年のレコーダーシステムで
は、従来から利用されてきたテープメディア以外の記録
メディアをも選択することができ、選択の自由度が高ま
っている。また、近年のレコーダーシステムは、コンピ
ュータシステムへの柔軟な対応が求められており、1つ
のレコーダシステムで方式の異なる複数の記録メディア
を扱うことも珍しくなくなってきた。
【0006】具体的には、磁気記録テープメディアと着
脱交換可能な固体メモリーを扱うデジタルカムコーダシ
ステムが商品化されている。このようなデジタルカムコ
ーダシステムでは、画像情報量の多い動画情報について
は磁気記録テープメディアに記録し、コンピューターで
扱うことの多い静止画情報については固体メモリーメデ
ィアに記録する。ここでは、動画情報は、本体の再生機
能を利用してラインアウトを通してTVモニター等に供
給され鑑賞に供される。また、静止画情報は、メモリー
メディアを直接コンピュータに接続して、コンピュータ
上で利用され得る。
【0007】このようなシステム、即ち、画像情報を多
岐の記録メディアに記録するシステムは、今後さらに普
及することが予想される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】カメラレコーダシステ
ムは可搬性が重要視され、電源としては2次電池等の電
池が利用される。電池を利用するシステムは、必然的
に、電池の電力供給能力の低下(例えば、出力電圧の低
下)によって使用が制限される。
【0009】従来の方式の異なる複数の記録メディアを
扱うレコーダーシステムでは、複数のメディアの中のい
ずれか一つの電源仕様が満たされなくなると、全体のシ
ステムの電源が落とされる。これは、各メディアの電源
仕様に大きな差がないので、いずれか1つのメディアの
電源仕様が満たされなくなった場合に、他のメディアの
電源仕様もほぼ同時に満たされなくなるとの前提の下に
システム設計がなされているからである。
【0010】しかしながら、近年のIC技術の進歩に伴
い、ICの電源電圧の低電圧化は著しい。一方、メカニ
カルな機構に依存するテープメディアやディスクメディ
アは、依然として高い電圧の電源を要求する傾向があ
る。つまり、近年、記録メディアの違いによる電源仕様
の違いが顕在化してきたと言える。
【0011】このような状況にも拘らず、レコーダシス
テムの電源を、最も高い電圧を要求するメディアの電源
仕様に従って落とす電源システムは有用ではない。
【0012】特に、テープメディアと固体メモリメディ
アの両方を同時に利用する動画・静止画同時撮影装置に
おいては、電池の電力供給能力の低下によってテープメ
ディアが動作不能になった場合に、まだメモリメディア
が動作するにも拘らず装置全体の電源が落とされると、
ユーザーは撮影チャンスを奪われてしまう。
【0013】本発明は、上記の背景に鑑みてなされたも
のであり、例えば、電源の電力供給能力がある程度低下
した場合においても情報を記録することができる情報記
録装置及びその制御方法並びにその制御に供するメモリ
媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に係
る情報記録装置は、電池によって駆動され、種類の異な
る複数のメディアに情報を記録する機能を有する情報記
録装置であって、前記電池の状態を検出する検出手段
と、情報を記録すべきメディアを前記検出手段による検
出結果に基づいて選択するメディア選択手段と、前記メ
ディア選択手段によって選択されたメディアに情報を記
録する記録手段とを備えることを特徴とする。
【0015】本発明の第1の側面に係る情報記録装置
は、例えば、外部から情報を取り込む入力デバイスと、
前記入力デバイスによって取り込まれた情報を前記メデ
ィア選択手段によって選択されたメディアに記録する記
録手段とを更に備えることが好ましい。ここで、本発明
の第1の側面に係る情報記録装置は、前記検出手段によ
る検出結果に基づいて前記入力デバイスを制御し、これ
により前記入力デバイスにおける電力消費を制御する入
力デバイス制御手段を更に備えることが好ましい。前記
入力デバイスは、例えば、撮像装置を含む。
【0016】本発明の第1の側面に係る情報記録装置
は、例えば、情報を出力する出力デバイスと、前記検出
手段による検出結果に基づいて前記出力デバイスを制御
し、これにより前記出力デバイスにおける電力消費を制
御する出力デバイス制御手段とを更に備えることが好ま
しい。前記出力デバイスは、例えば表示デバイスを含
み、前記出力デバイス制御手段は、前記検出手段による
検出結果に基づいて、前記表示デバイスの表示形態を切
り替える切替手段を含むことが好ましい。ここで、前記
切替手段によって切り替えられた後の表示形態は、例え
ば、残り電池量、残りカット数、残りシーン数、残り枚
数の少なくとも1つを含むことことが好ましい。
【0017】本発明の第1の側面に係る情報記録装置に
おいて、前記メディア選択手段は、前記電池の電力供給
能力の低下に応じて、情報を記録する際の当該情報記録
装置における電力消費がより小さいメディアを選択する
ことが好ましい。
【0018】前記種類の異なる複数のメディアは、情報
の記録の際に機械的な駆動を要するメモリ媒体、情報の
記録の際に機械的な駆動を要しない着脱可能なメモリ媒
体、及び、情報の記録の際に機械的な駆動を要しない内
蔵のメモリ媒体のうち少なくとも2つを有することが好
ましい。
【0019】前記検出手段は、例えば、前記電池の出力
電圧を検出する。
【0020】本発明の第2の側面に係る制御方法は、電
池によって駆動され、種類の異なる複数のメディアに情
報を記録する機能を有する情報記録装置の制御方法であ
って、前記電池の状態を検出する検出工程と、情報を記
録すべきメディアを前記検出工程で検出された検出結果
に基づいて選択するメディア選択工程と、前記メディア
選択工程で選択されたメディアに情報を記録する記録工
程とを含む。
【0021】本発明の第3の側面に係るメモリ媒体は、
電池によって駆動され、種類の異なる複数のメディアに
情報を記録する機能を有する情報記録装置を制御するた
めのプログラムを格納したメモリ媒体であって、該プロ
グラムは、前記電池の状態を検出する検出工程と、情報
を記録すべきメディアを前記検出工程で検出された検出
結果に基づいて選択するメディア選択工程と、前記メデ
ィア選択工程で選択されたメディアに情報を記録する記
録工程とを含む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好適な実施の形態を説明する。
【0023】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
画像記録装置(情報記録装置)100の構成を示す図で
ある。図1において、1は被写体を撮像するカメラ部で
あり、被写体像を結像させるレンズ群(例えば、焦点調
整用レンズ、変倍用レンズ、ぶれ補正用レンズ等を含
む)や絞り機構等を含む光学系2、光学像を電気的な画
像信号に変換するCCD等の固体撮像素子を含む撮像系
3、電気信号をデジタル画像データに変換して処理する
処理する信号処理部4、信号処理中のデジタル画像デー
タを一時的に保持するフレームメモリ5、光学系2及び
撮像系3及び信号処理部4等を制御するカメラ制御部6
を備える。
【0024】10は、動画データや音声データ等をテー
プメディアに記録するレコーダ部であり、動画及び音声
データを圧縮符号化する動画音声データ信号処理部1
1、画像データ等のデジタルデータを一時的に保持する
ための大容量高速アクセスメモリ(例えば、SRAM)
12、圧縮符号化されたデジタルデータを記録メディア
に記録するためにエラー訂正符号化処理等を行ってデジ
タル信号に変換するデジタル変調処理部13、デジタル
信号を記録する磁気テープ110、磁気テープにデジタ
ル信号を記録するためのメカニカルな機構であるビデオ
テープレコーダ部(VTR)15、VTR15の機構を
制御するVTR制御部14を備える。
【0025】20は、主に静止画データをコンパクトフ
ラッシュメモリ(CF)カードメディアに記録するカー
ド書込み部であり、静止画データを圧縮符号化する静止
画データ信号処理部21、書き込むべきデータを選択す
るスイッチ部22、画像データをファイル単位のデータ
に変換するファイル変換処理部23、ファイルデータが
書き込まれるCFカードメディア120、CFメディア
120又はEEPROM32にデータを転送するメモリ
制御部24、データの書き込み先のメディア(CFカー
ドメディア120又はEEPROM32)を選択するス
イッチ25を備える。
【0026】さらに、この画像記録装置100は、カメ
ラ部1から出力されるデータを提供すべき処理部(11
及び/又は21)を選択するスイッチ30、静止画デー
タを本体に内蔵されたEEPROM32に書き込むため
のスイッチ31を備える。
【0027】40は、アルカリ電池等の一次電池、又
は、リチウム水素等の二次電池(充電可能な電池)を含
む電源である。41は、電源40の状態(電力供給能
力;例えば、出力電圧)を監視する電源状態検出部、4
2は、本システム全体を制御するシステムコントロー
ラ、43は、カメラ部1で取り込まれた画像を表示する
表示部、44は、シャッターボタン等を含む操作部であ
る。
【0028】以下、図1に示す画像記録装置100の動
作を説明する。
【0029】まず、電源40の電力供給能力が充分であ
る場合における撮影モードである通常の動画、静止画、
動画・静止画同時モードについて説明する。
【0030】最初に、通常の動画モードについて説明す
る。動画モードでは、動いている被写体の画像がカメラ
部1で取り込まれる。被写体像は、光学系2を通して撮
像系3の撮像面に至り、ここで電気信号に変換される。
カメラ制御部6は、撮像系3から読み出される電気信号
に係る画像に基づいて、被写体像が撮像面上で合焦する
ように光学系2のレンズを移動させる他、光学系2の絞
りを駆動して露出を制御する(AF制御、AE制御)。
【0031】また、カメラ制御部6は、撮像系3から供
給される電気信号のレベルに基づいて、撮像された被写
体の明るさや色合い判断し、これらが最適な値になるよ
うに、撮像系3における各色信号(RGB)の増幅率や
これらの割合を調整する(AGC(オートゲインコント
ロール)制御、AWB(オートホワイトバランス)制
御)。さらに、カメラ制御部6は、操作部44等からシ
ステムコントローラ42を介して提供されるシャッター
速度情報に従って、撮像系3の電荷チャージ期間を制御
する(電子シャッター制御)。
【0032】このようにして選られる被写体の画像信号
は、信号処理部4でデジタルデータに変換され、輝度信
号や色信号ごとに信号処理される。このデジタルデータ
は、フレームメモリ5に一時的に貯えられ、一画面の画
像(フレーム)単位でカメラ部1から出力される。
【0033】また、カメラ制御部6は、信号処理部4で
検出される画像の動き情報や別に設けられた加速度セン
サ等の出力に基づいて画像記録装置100の揺れ(手ぶ
れ等)情報を検出し、光学系2の可変光学レンズ(VA
P)を制御して、ぶれを補正する(光学式ぶれ補正;V
AP制御)。動画モードでは、被写体が時々刻々変化す
るので、カメラ制御部6で、連続的に光学系2のレンズ
群等を駆動する制御(AF制御、AE制御、VAP制
御)や、電子制御(AWB制御、AGC制御、電子シャ
ッター、電子手ぶれ制御)等を実行する。なお、ぶれの
補正は、フレームメモリ5から画像データを読み出す際
の読み出しアドレスを制御することによっても実現し得
る(電子式ぶれ補正)。
【0034】このようにして得られる動画像データはス
イッチ30に供給される。動画モードでは、システムコ
ントローラ42からの指令により、スイッチ30の端子
30zが端子30aに接続される。従って、動画像デー
タは、端子30aを介してレコーダ部30に供給され
る。レコーダ部6では、動画音声データ信号処理部11
によって画像データ及び音声データ(音声データは、不
図示のマイクロフォンにより取り込まれる)に圧縮符号
化処理が施される。処理された画像データ及び音声デー
タは、大容量高速アクセスメモリ12に一時的に保存さ
れる。大容量高速アクセスメモリ12に保存されたデジ
タルデータは、必要に応じて読み出されてデジタル変調
処理部13に供給される。
【0035】デジタル変調処理部13では、符号化され
た画像データ及び音声データに対して、データのシャフ
リングを含めたエラー訂正符号化処理を施して、DCフ
リーにするための24−25変調を施す。これにより、
磁気テープ110に最適なデジタル信号が生成される。
磁気テープ110への記録は、VTR制御部14がシス
テムコントローラ42からの記録動作指令に従ってVT
R部15を制御することによってなされる。
【0036】VTR部15は、磁気テープ110をヘリ
カルにスキャンする回転ヘッドを搭載したドラム、磁気
テープ110を一定速度で搬送するキャプスタン搬送機
構、回転ヘッドに対して所定のタイミングで上記のデジ
タル信号を増幅して伝送するヘッド記録システム等を有
し、VTR制御部14による制御の下で、ドラム、キャ
プスタン搬送機構、ヘッド記録システムを協調制御す
る。これにより、動画像及び音声のデジタルデータは、
磁気テープ110に対して、ヘリカルなトラックパター
ンで記録される。
【0037】次いで、通常の静止画モードについて説明
する。被写体の画像をカメラ部1で取り込む動作につい
ては、通常の動画モードと同様であるので説明を省略す
る。ただし、静止画モードでは、画像を取込む時だけ、
カメラ制御部6が光学系2のレンズ群を駆動する制御
(AF制御、AE制御、VAP制御)や、電子制御(A
WB制御、AGC制御、電子シャッター制御、電子式ぶ
れ制御)等を実行すればよい。
【0038】カメラ部1で得られた静止画像データはス
イッチ30に供給される。静止画モードでは、システム
コントローラ42の指令によってスイッチ30の端子3
0zが端子30bに接続される。従って、静止画像デー
タは、端子30bを介してカード書込み部20に供給さ
れる。
【0039】カード書込み部20では、静止画データ信
号処理部11によって、画像データに対してJPEG等
で代表されるような圧縮符号化処理が施される。符号化
された静止画像データはスイッチ22に供給される。ス
イッチ22では、システムコントローラ42からの指令
により端子22zが端子22bに接続される。従って、
符号化された静止画データはファイル変換処理部23に
供給される。
【0040】ファイル変換処理部23では、符号化され
た静止画データをコンピュータ等のOS(オペレーティ
ングシステム)で認識できるファイルフォーマットに変
換する。これにより、着脱交換可能なコンパクトフラッ
シュメモリ120に最適なデジタルデータが生成され
る。
【0041】ファイル変換処理部23からコンパクトフ
ラッシュメモリ120へのデータ転送は、メモリ制御部
24がシステムコントローラ42からの指令に従ってス
イッチ25の端子25zを端子25aに接続することに
よって実現する。つまり、メモリ制御部24が発する指
令信号及びシリアルクロックは、スイッチ部25を介し
てコンパクトフラッシュメモリ120に提供され、符号
化された静止画データは、該シリアルクロックに同期し
てファイル変換処理部23からコンパクトフラッシュメ
モリ120に供給される。これにより、静止画データが
コンパクトフラッシュメモリ120に記録される。
【0042】最後に、通常の動画・静止画同時モード
(同時モード)について説明する。被写体の画像をカメ
ラ部1で取り込む動作は、通常の動画モードと同様であ
るので説明を省略する。
【0043】カメラ部1で得られる画像データはスイッ
チ30に供給される。動画・静止画同時モードでは、シ
ステムコントローラ42からの指令によってスイッチ3
0の端子30zが端子30cに接続される。従って、画
像データは、端子30cを介してレコーダ制御部10及
びカード書込み部20の双方に供給される。レコーダ制
御部10内の動作、及び、カード書込み部20内の動作
は、上述した動画モード及び静止画モードと同様である
ので説明を省略する。
【0044】動画・静止画同時モードでは、動画記録中
に、静止画取込み指令がシステムコントローラ42から
発せられると、動画を構成する一画面がコンパクトフラ
ッシュメモリに記録される。ここで、静止画データと動
画データとの関連性を示すIDデータが静止画データ及
び動画データと共に記録され得る。
【0045】次いで、電源40の電力供給能力が減少し
た場合の動作モードである特殊動画モード、特殊静止画
モード、特殊動画・静止画同時モードについて説明す
る。図2は、図1に示す画像記録装置100の動作状態
の遷移を示す状態遷移図である。
【0046】まず、動画モードについて説明する。ま
ず、ユーザから操作部44を介して、撮影モードを動画
モードに設定すべき旨の指示を受け取る(S110)。
画像記録装置100では、電源40の出力電圧(放電電
圧)等に基づいて、電源状態検出部41により電源40
の電力供給能力が検出され、その情報(電源情報)がシ
ステムコントローラ42に供給される。
【0047】システムコントローラ42は、電源情報に
基づいて、通常の動画モードを実行するために充分な電
力供給能力(例えば、VTR15等を適正に動作させる
ために充分な電力供給能力)が電源40に残っているか
否かを判断する。そして、充分な電力供給能力が電源4
0に残っている場合には、システムコントローラ42
は、撮影モードを通常の動画モードに設定する(S11
0)。この通常の動画モードにおける動作は、上述の通
りである。
【0048】動画モードの実行中に、電源40が消耗
し、電源状態検出部41で検出される電源40の放電電
圧が小さくなったら(S120)、システムコントロー
ラ42は、通常の動画モードを終了させ(S130)、
特殊動画モードに移行させる(S130)。
【0049】具体的には、通常の動画記録モードでは、
磁気テープ110を搬送するための電力や、ヘッドを回
転させるための電力が必要であり、典型的には5V程度
の放電能力が必要である。そこで、電源40の放電電圧
が5V(第1のレベル)を下回ったことが電源状態検出
部41によって検出された場合(S120)は、システ
ムコントローラ42は、VTR制御部14に対して動作
中止の指令を送り、通常の動画モードを終了させる(S
130)。
【0050】続いて、システムコントローラ42は、ス
イッチ22に対して端子22zと端子22aとを接続す
るように、また、スイッチ25に対して端子25zと端
子25aとを接続するように、指令を送り、さらにメモ
リ制御部24に対して、動作開始の指令を送り、特殊動
画モードに移行させる(S140)。
【0051】撮影モードが特殊動作モードに切替ると、
以下に説明するように、動画データがコンパクトフラッ
シュメモリ120に記録される(S150)。
【0052】ここで、特殊動画モードについて説明す
る。特殊動画モードでは、電力消費の激しいカメラ部1
の光学系2の駆動を極力避けるために、AE機能及びA
F機能は、ユーザーが所望した瞬間だけ動作する1ショ
ットモードに強制的に切替られる。また、特殊動画モー
ドでは、電力消費の激しいVAPの駆動が中止され、電
子式ぶれ制御に切替えられる。以上の制御状態の下で得
られる動画データは、スイッチ30を介して、動画音声
データ信号処理部11に供給される。動画音声データ信
号処理部11では、動画を構成する各画面のデータを間
引いて処理する。これにより、単位時間当たりのデータ
量(記録転送速度)を減少させることができる。一般に
コンパクトフラッシュメモリ等への書込み速度は、VT
Rの記録レートに比べて低いので、このようなデータ量
操作が必要である。ここで、各画面のデータを間引く代
わりに、或いは、これに加えて、時間方向にデータを間
引く方法(駒落とし)も有効である。このような処理が
施され、さらに符号化処理が施された動画データは、大
容量高速アクセスメモリ12に一時的に保存される。大
容量高速アクセスメモリ12に所定時間(所定量)分の
動画データが保存されると、その動画データはスイッチ
22を介してファイル変換処理部23に伝送される。フ
ァイル変換処理部23では、動画データをファイル単位
のデータとして出力し、このデータは、メモリ制御部2
4による制御の下でコンパクトフラッシュメモリ120
に書込まれる。
【0053】以上のように、特殊動画モードを設けるこ
とにより、電源40の電力供給能力が低下して、磁気テ
ープ110へのデータの記録ができない状態になって
も、動画データをコンパクトフラッシュメモリに記録す
ることができる。従って、電源40の電力供給能力の低
下によってユーザが撮影チャンスを逸することを防止す
ることができる。
【0054】特殊動画モード(S150)の実行中に、
電源40がさらに消耗し、電源状態検出部41で検出さ
れる電源40の放電電圧がさらに小さくなったら(S1
16)、システムコントローラ42は、特殊動画モード
を終了させ(S170)、特殊静止画モードに移行させ
る(S180)。
【0055】具体的には、特殊動画記録モードでは、コ
ンパクトフラッシュメモリカード120にデータを転送
するために、典型的には3.3V程度の放電能力が必要
である。そこで、電源40の放電電圧が3.3V(第2
のレベル)を下回ったことが電源状態検出部41によっ
て検出された場合(S160)は、システムコントロー
ラ42は、メモリ制御部24に対して動作中止の指令を
送り、特殊動画モードを終了させる(S170)。
【0056】続いて、システムコントローラ42は、ス
イッチ30に対して端子30zと端子30bとを接続す
るように、また、スイッチ31に対して端子31zと端
子31aとを接続するように、また、スイッチ25に対
して端子25zと端子25bとを接続するように、指令
を送り、さらにメモリ制御部24に対して、動作開始の
指令を送り、特殊静止画モードに移行させる(S18
0)。
【0057】動作モードが特殊静止画モードに切替る
と、以下に説明するように、静止画データが内蔵のEE
PROMメモリ32に記録される(S410)。
【0058】ここで、特殊静止画モードについて説明す
る。特殊静止画モードでは、カメラ部1は、特殊動画モ
ードと同様の制御状態で、一画面の画像データを静止画
として取込む。この静止画データは、スイッチ30を介
して、静止画データ信号処理部21に供給され符号化処
理が施される。静止画データ信号処理部21で符号化処
理された静止画データは、スイッチ31を介してEEP
ROM32に伝送される。この伝送処理は、システムコ
ントローラ42からの指令に従ってメモリ制御部24が
スイッチ25を介してEEPROM32を制御すること
によってなされる。EEPROMは日々進歩しており、
2V程度でも動作する製品がある。この実施の形態は、
そのようなEEPROMを採用することを前提としてい
る。
【0059】特殊静止画モードを設けることにより、電
源40の電力供給能力(出力電圧)が低下して、磁気テ
ープ110やコンパクトフラッシュメモリ120へのデ
ータの記録ができない状態になっても、静止画データを
さらに低い電圧で動作する内蔵のEEPROM32に記
録することができる。従って、電源40の電力供給能力
の低下によってユーザが撮影チャンスを逸することを防
止することができる。
【0060】特殊静止画モード(S410)中に、電源
40がさらに消耗し、電源状態検出部41で検出される
電源40の放電電圧がさらに小さくなったら(S42
0)、システムコントローラ42は、特殊静止画モード
を終了させ(S430)、画像記録装置全体の電源を遮
断する。
【0061】具体的には、特殊静止画記録モードでは、
EEPROM32にデータを転送するために必要な第3
のレベル(例えば、2V程度)の電圧を電源40の放電
電圧が下回ったことが電源状態検出部41によって検出
された場合(S420)に、システムコントローラ42
は、メモリ制御部24に対して動作中止の指令を送り、
特殊静止画モードを終了させる(S430)。続いて、
システムコントローラ42は、画像記録装置全体の電源
を遮断する(S440)。
【0062】以上説明したように、撮影モードとして動
画モードが選択されていた場合において、電源状態検出
部41によって第1、第2、第3の電圧レベルを検出さ
れると、それに応じてテープメディア、カードメディ
ア、メモリメディアの順に記録メディアを切替えること
により、ユーザが撮影チャンスを逸することを防止する
ことができる。
【0063】次に、静止画モードについて説明する。静
止画モードの場合、元来、記録メディアがカードメディ
アではないため、第2の電圧レベルが検出されるまで、
通常の静止画モードで動作が実行される(S310)。
しかしながら、第2のレベル(3.2V)が検出される
(S320)と、通常の静止画モードは中止され(S3
30)、上述の特殊静止画モードに移行する(S34
0)。特殊静止画モード(S410)以降の動作は、動
画モードの場合と同様であるので説明を省く。
【0064】このように、静止画記録モードでも、第
2、第3のレベルが電源状態検出部41によって検出さ
れると、それに応じてカードメディア、メモリメディア
の順に記録メディアを切替えることにより、ユーザが撮
影チャンスを逸することを防止することができる。
【0065】最後に、動画・静止画同時モードについて
説明する。まず、ユーザーから操作部44を介して、撮
影モードを動画・静止画同時モードに設定すべき旨の指
示を受け取る(S100)。画像記録装置では、電源4
0の出力電圧等に基づいて、電源状態検出部41により
電源40の電力供給能力が検出され、その情報(電源情
報)がシステムコントローラ42に供給される。
【0066】システムコントローラ42は、電源情報に
基づいて、通常の動画・静止画同時モードを実行するた
めに十分な電力供給能力(例えば、VTR15等を適正
に動作させるために十分な電力供給能力)が電源40に
残っているか否かを判断する。そして、充分な電力量が
残っている場合には、システムコントローラ42は、撮
影モードを通常の動画・静止画同時モードに設定する
(S210)。この通常の動画・静止画同時モードにお
ける動作は、上述の通りである。
【0067】動画・静止画同時モードの実行中に、電源
40が消耗し、電源状態検出部41で検出される電源4
0の放電電圧が小さくなったら(S220)、システム
コントローラ42は、通常の動画・静止画同時モードを
終了させ(S230)、特殊動画・静止画同時モードに
移行させる(S240)。
【0068】具体的には、通常の動画・静止画同時モー
ドでは、磁気テープ110を搬送するための電力や、ヘ
ッドを回転させるための電力が必要であり、典型的には
5V程度の放電能力が必要である。そこで、電源40の
放電電圧が5V(第1のレベル)を下回ったことが電源
状態検出部41によって検出された場合(S220)
は、システムコントローラ42は、VTR制御部14に
対して動作中止の指令を送り、通常の動画・静止画同時
モードを終了させる(S230)。
【0069】続いて、システムコントローラ42は、ス
イッチ22に対して端子22zと端子22aとを接続す
るように、また、スイッチ25に対して端子25zと端
子25aとを接続するように、指令を送り、さらにメモ
リ制御部24に対して、動作開始の指令を送り、特殊動
画・静止画同時モードに移行させる(S240)。
【0070】撮影モードが特殊動画・静止画同時モード
に切替ると、以下に説明するように、動画データと静止
画データがコンパクトフラッシュメモリ120に記録さ
れる(S250)。
【0071】ここで、特殊動画・静止画同時モードにつ
いて説明する。特殊動画・静止画同時モードでは、特殊
動画モードと同様に、電力消費の激しいカメラ部1の光
学系2の駆動を極力避けるために、AE機能及びAF機
能は、ユーザーが所望した瞬間(例えば、ユーザーが動
画及び静止画の同時撮影の開始前に、画像取込み準備の
ために不図示のシャッタボタンを半押することによっ
て、AE/AFロックすべき旨のシステムコントローラ
42に伝えた瞬間)だけ動作する1ショットモードに強
制的に切替られる。特殊動画・静止画同時モードでは、
電力消費の激しいVAP制御の駆動が中止され、電子式
ぶれ補正制御に切替えられる。以上の制御状態の下で得
られる画像データのうち動画データは、スイッチ30を
介して、動画音声データ信号処理部11に供給される。
動画音声データ信号処理部11では、動画を構成する各
画面のデータ量を間引いて処理する。これにより、大容
量高速アクセスメモリ12に蓄積できる動画の枚数を多
くすることができる。ここで、各画像のデータを間引く
代わりに、或いは、これに加えて、時間方向にデータを
間引く方法(駒落とし)も有効である。このような処理
が施され、さらに符号化処理が施された動画データは、
大容量高速アクセスメモリ12に一時的に保存される。
大容量高速アクセスメモリ12には、所定時間(所定
量)分の最新の動画データが常に貯えられている。
【0072】ここで、ユーザーが不図示のシャッターボ
タンを全押しすると、システムコントローラ42に対し
て特殊動画・静止画同時モードによる撮影の開始の指示
が与えられる。
【0073】特殊動画・静止画同時モードでは、まず、
カメラ入力部1から得られる静止画画像データがスイッ
チ30を介して、静止画データ信号処理部21に送ら
れ、圧縮符号化される。圧縮符号化された静止画データ
は、システムコントローラ42による指令に従って端子
22bと端子22zが接続されたスイッチ22を介し
て、ファイル変換処理部23に送られる。ここで、静止
画データはファイル変換処理され、メモリ制御部24に
よる制御の下でコンパクトフラッシュメモリ120に書
込まれる。一方、上記のシャッターボタンの全押しのタ
イミングの前後の動画データは、大容量高速アクセスメ
モリ12に蓄積されている。そこで、上記の静止画デー
タの書込み動作が終了した後に、スイッチ22は、シス
テムコントローラ42からの指示に従って端子22zと
端子22aとが接続される。そして、特殊動画・静止画
同時モードにおける所定時間分の動画データは、このス
イッチ22を介してファイル変換処理部23に伝送され
る。ファイル変換処理部23では、動画データをファイ
ル単位のデータとして出力し、このデータは、メモリ制
御部24による制御の下でコンパクトフラッシュメモリ
120に書込まれる。
【0074】以上のように、特殊動画・静止画同時モー
ドを設けることにより、電源40の電力供給能力(出力
電圧)が磁気テープ110へのデータの記録ができない
状態になっても、静止画の取込み前後の動画データを、
静止画データと共にコンパクトフラッシュメモリ120
に記録することができる。従って、電源40の電力供給
能力の低下によってユーザが撮影チャンスを逸すること
を防止することができる。
【0075】ここで、特殊動画・静止画同時モードの実
行中に、電源40がさらに消耗し、電源状態検出部41
の放電電圧が小さくなったら(S260)、システムコ
ントローラ42は、特殊動画・静止画同時モードを終了
させ(S270)、特殊静止画モードに移行させる(S
280)。
【0076】具体的には、特殊動画・静止画同時モード
では、コンパクトフラッシュメモリカード120にデー
タを転送するために、典型的には3.3V程度の放電能
力が必要である。そこで、電源40の放電電圧が3.3
V(第2のレベル)を下回ったことが電源状態検出部4
1によって検出された場合(S260)は、システムコ
ントローラ42は、メモリ制御部24に対して動作中止
の指令を送り、特殊動画・静止画同時モードを終了させ
る(S270)。
【0077】続いて、システムコントローラ42は、ス
イッチ30に対して端子30zと端子30bとを接続す
るように、また、スイッチ31に対して端子31zと端
子31aとを接続するように、また、スイッチ25に対
して端子25zと端子25bとを接続するように、指令
を送り、さらにメモリ制御部24に対して、動作開始の
指令を送り、特殊静止画モードに移行させる(S28
0)。特殊静止画モードについては、前述の通りであ
る。
【0078】なお、電源40を構成する電池の電力供給
能力が落ち込む間近は、出力電圧の変化量が大きいた
め、電子の電力供給能力の低下(第1のレベルまでの低
下)を比較的正確に検出することができる。また、特殊
モードにおいては、画像記録装置の使われ方がある程度
制限されることから、1回の撮影での電力をある程度推
定できる。即ち、特殊モードにおいては、電源40の現
在の電力供給能力で、何カット(特殊動画モード時)、
何シーン(特殊動画・静止画同時モード時)、何枚(特
殊静止画モード時)を記録することができるかをある程
度推定することができる。また、電源40の現在の電力
供給能力を時間(撮影可能時間)を単位として表示部4
3に表示すると、モードが切替る度に撮影可能時間が増
減するため、ユーザが混乱する可能性がある。そこで、
特殊モード時は、図3に示すように、電源40の現在の
電力供給能力を撮影可能な回数(カット数、シーン数、
枚数)を単位として表示部43に表示することが好まし
い。さらに、撮影モードが特殊モードであることをユー
ザに知らせる手段、例えば、表示部43の表示を点滅表
示にする手段を設けることが好ましい。
【0079】上記の実施の形態では、電源40の電力供
給能力の変化に従って記録メディアを切替えるだけでな
く、電源40の電力供給能力に関連するブロックの制御
方法も切替える。例えば、カメラ部1のAE機能及び/
又はAF機能の制御方法や、ぶれ補正の方法等である。
また、表示部43についても、特殊モードのときは、例
えば液晶パネルの動作を制限する(液晶パネルの使用を
禁止し、電子ファインダーから光学ファインダーに切替
える)ことで、消耗した電源40をさらに有効に利用す
ることができる。さらに、例えば、光学系2が電動式ズ
ームレンズである場合において、特殊モードでは、変倍
用レンズの駆動速度を低下させたり、電動によるズーミ
ング機能を停止させたりすることにより、消耗した電源
40をさらに有効に利用することができる。特に、特殊
静止画モードでは、ズームレンズをワイド端にして固定
することで、AF用レンズの移動範囲を小さくすること
ができ、消耗した電源40を有効に利用することができ
る。
【0080】本発明の好適な実施の形態によれば、動画
撮影、静止画撮影、動画・静止画同時撮影等の撮影時
に、電源の消耗に応じて、電力を消費するブロック(デ
バイス)或いはその制御方式を変更することにより電源
を有効に利用し、これにより、電源の消耗によってユー
ザが撮影チャンスを逸することを防止することができ
る。ここで、電力を消費するブロック(デバイス)に
は、例えば、1)記録媒体、2)記録媒体に画像を記録
するための機構、回路等の装置、3)光学系(例えば、
光学系2を構成する焦点調整用レンズ、変倍用レンズ、
ぶれ補正用レンズ、絞り等)の駆動部、4)表示部(例
えば、電子ファインダ、再生用モニタ等)、5)画像処
理部(例えば、動画音声データ信号処理部11、静止画
データ処理部21等)、等の全部又は一部が含まれ得
る。また、ブロックの制御方式には、例えば、1)撮影
モード(例えば、通常の動画モード、通常の静止画モー
ド、通常の動画・静止画同時モード、特殊動画モード、
特殊静止画モード、特殊動画・静止画同時モード等)、
2)光学系の制御方法、3)表示部の制御方法、4)画
像処理部の制御方法(画像処理)、等の全部又は一部が
含まれ得る。
【0081】上記の実施の形態では、電源の寿命をその
放電電圧に基づいて評価する例を挙げているが、他の方
法に基づいて評価してもよい。
【0082】また、上記の実施の形態では、記録媒体と
して、テープメディア、カードメディア、メモリメディ
アの3種を利用する例を挙げているが、これらの全部又
は一部を他の形式のメディアで置き換えてもよいし、こ
れらの一部のみを利用してもよいし、これらの全部又は
一部に他のメディアを追加してもよく、利用するメディ
アの種類や個数に制限はない。例えば、記録メディアと
して、ディスクメディア、カードメディア、メモリメデ
ィアを利用してもよいし、テープメディア、送信メディ
ア(データを無線又は有線の通信方式によって他の装置
に送信し、当該他の装置で利用(保存、再生等)するた
めに利用される)、メモリメディアを利用してもよい。
【0083】また、上記の実施の形態におけるソフトウ
ェアの全部又は一部は、ハードウェハで置き換えられて
もよいし、上記の実施の形態におけるハードウェアの全
部又は一部は、ソフトウェアで置き換えられてもよい。
【0084】また、上記の実施の形態に係る装置及び方
法は、全体でも一部でも発明を構成し得る。
【0085】また、上記の実施の形態における装置及び
その構成要素は、他の装置の一部として、或いは他の装
置と結合して実施されてもよい。
【0086】また、本発明は、例えば、ビデオムービー
カメラ、ビデオスチルカメラ、レンズ交換式カメラ、一
眼レフカメラ、レンズシャッターカメラ、監視カメラ等
の種々の撮像装置、更には、それらを含む装置にも適用
され得る。
【0087】また、上記の実施の形態の機能は、所定の
ソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
(または記録媒体)をシステムあるいは装置に提供する
ことによっても達成され得る。ここで、コンピュータが
記憶媒体に格納されたプログラムコードを実行すること
によっても、そのプログラムコードの指示に基づいてコ
ンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム
(OS)などが実際の処理の一部または全部を実行すること
によっても、上記の実施の形態の機能を実現することが
できる。また、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書込まれた後に、そのプログラムコードの指示に基
づいて、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに搭載
されたCPUなどが実際の処理の一部または全部を実行す
ることによっても、上記の実施の形態の機能が実現され
得るる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、電源の電力供給能力が
ある程度低下した場合においても情報を記録することが
できる。
【0089】具体的な例を挙げると、本発明によれば、
電源の電力供給能力が低下して、あるメディアへの情報
の記録ができない状態になった場合に、他のメディアに
情報を記録することができる。
【0090】従って、例えば、本発明を撮像装置に適用
した場合、電源の電力供給能力の低下によってユーザが
撮影チャンスを逸することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る画像記録装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す画像記録装置の動作状態の遷移を示
す状態遷移図である。
【図3】図1に示す画像記録装置の表示部の表示例を示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池によって駆動され、種類の異なる複
    数のメディアに情報を記録する機能を有する情報記録装
    置であって、 前記電池の状態を検出する検出手段と、 情報を記録すべきメディアを前記検出手段による検出結
    果に基づいて選択するメディア選択手段と、 前記メディア選択手段によって選択されたメディアに情
    報を記録する記録手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 外部から情報を取り込む入力デバイス
    と、 前記入力デバイスによって取り込まれた情報を前記メデ
    ィア選択手段によって選択されたメディアに記録する記
    録手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段による検出結果に基づいて
    前記入力デバイスを制御し、これにより前記入力デバイ
    スにおける電力消費を制御する入力デバイス制御手段を
    更に備えることを特徴とする請求項2に記載の情報記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記入力デバイスは、撮像装置を含むこ
    とを特徴とする請求項3に記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 情報を出力する出力デバイスと、 前記検出手段による検出結果に基づいて前記出力デバイ
    スを制御し、これにより前記出力デバイスにおける電力
    消費を制御する出力デバイス制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれか1項に記載の情報記録装置。
  6. 【請求項6】 前記出力デバイスは、表示デバイスを含
    むことを特徴とする請求項5に記載の情報記録装置。
  7. 【請求項7】 前記出力デバイス制御手段は、前記検出
    手段による検出結果に基づいて、前記表示デバイスの表
    示形態を切り替える切替手段を含むことを特徴とする請
    求項6に記載の情報記録装置。
  8. 【請求項8】 前記切替手段によって切り替えられた後
    の表示形態は、残り電池量、残りカット数、残りシーン
    数、残り枚数の少なくとも1つを含むことを特徴とする
    請求項7に記載の情報記録装置
  9. 【請求項9】 前記メディア選択手段は、前記電池の電
    力供給能力の低下に応じて、情報を記録する際の当該情
    報記録装置における電力消費がより小さいメディアを選
    択することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    か1項に記載の情報記録装置。
  10. 【請求項10】 前記種類の異なる複数のメディアは、
    情報の記録の際に機械的な駆動を要するメモリ媒体、情
    報の記録の際に機械的な駆動を要しない着脱可能なメモ
    リ媒体、及び、情報の記録の際に機械的な駆動を要しな
    い内蔵のメモリ媒体のうち少なくとも2つを有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記
    載の情報記録装置。
  11. 【請求項11】 前記検出手段は、前記電池の出力電圧
    を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項10の
    いずれか1項に記載の情報記録装置。
  12. 【請求項12】 電池によって駆動され、種類の異なる
    複数のメディアに情報を記録する機能を有する情報記録
    装置の制御方法であって、 前記電池の状態を検出する検出工程と、 情報を記録すべきメディアを前記検出工程で検出された
    検出結果に基づいて選択するメディア選択工程と、 前記メディア選択工程で選択されたメディアに情報を記
    録する記録工程と、 を含むことを特徴とする情報記録の制御方法。
  13. 【請求項13】 電池によって駆動され、種類の異なる
    複数のメディアに情報を記録する機能を有する情報記録
    装置を制御するためのプログラムを格納したメモリ媒体
    であって、該プログラムは、 前記電池の状態を検出する検出工程と、 情報を記録すべきメディアを前記検出工程で検出された
    検出結果に基づいて選択するメディア選択工程と、 前記メディア選択工程で選択されたメディアに情報を記
    録する記録工程と、 を含むことを特徴とするメモリ媒体。
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