JP2002142047A - 複合機器 - Google Patents

複合機器

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JP2002142047A
JP2002142047A JP2000331665A JP2000331665A JP2002142047A JP 2002142047 A JP2002142047 A JP 2002142047A JP 2000331665 A JP2000331665 A JP 2000331665A JP 2000331665 A JP2000331665 A JP 2000331665A JP 2002142047 A JP2002142047 A JP 2002142047A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の画像処理装置の電源のオンオフを他方
の画像処理装置から制御する。 【解決手段】 それぞれ電源供給装置１３，２３を有す
る画像処理装置１と画像処理装置２とを接続した複合機
器において、画像処理装置２は、画像処理装置１の電源
スイッチ１４の動作により電源供給装置２３のオンオフ
を制御するリレー２４を有する。画像処理装置１のスイ
ッチ１４のオンオフにより、リレー１４を介して画像処
理装置２の電源供給装置２３のオンオフを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタとスキャ
ナのような異なる機能を有する複数の機器を組合わせて
使用する複合機器において、一方の機器の電源供給装置
のオンオフを他方の機器から制御する複合機器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】デジタルプリンタにオプションとしてス
キャナユニットを後付けし、デジタルプリンタに複写機
能を実現させることが行われている。このような場合、
スキャナユニットへの電源供給は、イ）デジタルプリン
タにスキャナ用電源を装備する、ロ）デジタルプリンタ
とスキャナユニットにそれぞれ独立して電源供給ユニッ
トを装備する、方式がとられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記方式によれば、
イ）の方式においては、デジタルプリンタのＡＣ入力を
分岐してスキャナユニットの電源供給装置に入力するた
め、デジタルプリンタにおいて自己の電源容量とスキャ
ナユニットの電源容量を勘案して総電力容量の設備を装
備しなければならず、電源供給装置の規模が拡大する、
このために設備コストがかかる、スキャナユニットを使
用しないユーザーにとってはスキャナユニット用電源は
不要でありそのコスト負担をすることは不合理である等
の問題点があった。また、ロ）の方式においては、デジ
タルプリンタ及びスキャナユニットそれぞれ単独で電源
のオンオフ操作が生じるため、操作性が悪く使用に不便
である。２電源方式ではＡＣコードが２本必要となり、
ユーザーの使用設備環境において２つの商用電源コンセ
ントが必要になる等の問題点があった。
【０００４】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、例えばデジタルプリンタと別体のデ
ジタルスキャナを接続してデジタルプリンタに複写機能
を持たせるような複合機器において、一方の機器から他
方の機器の電源供給装置のオンオフを制御可能にするこ
とである。
【０００５】
【発明を解決するための手段】請求項１の発明は、それ
ぞれ電源供給装置を有する一方の画像処理装置と他方の
画像処理装置とを接続した複合機器において、一方の画
像処理装置は、他方の画像処理装置から操作されて当該
電源供給装置のオンオフを制御する装置を有する複合機
器である。
【０００６】請求項２の発明は、請求項1記載の複合機
器において、当該電源供給装置のオンオフを制御する装
置は、他方の画像処理装置の電源供給装置のオンオフに
連動してオンオフされるものである。
【０００７】請求項３の発明は、請求項1記載の複合機
器において、当該電源供給装置のオンオフを制御する装
置は、継電器である。
【０００８】請求項４の発明は、請求項1記載の複合機
器において、一方の画像処理装置と他方の画像処理装置
は、情報伝送線と電源制御線が同一ケーブル内に配置さ
れた接続線で接続可能にしするものである。
【０００９】請求項５の発明は、請求項1記載の複合機
器において、一方及び他方の画像処理装置は、自己装置
以外の装置に交流電源供給可能な交流電源端子を有する
ものである。
【００１０】請求項６の発明は、請求項1記載の複合機
器において、一方の画像処理装置がプリンタであり、他
方の画像処理装置がスキャナである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図１は、本発明が適用されるデジタルプリン
タとスキャナユニットの内部概略構成図であり、図中、
デジタルプリンタ１は、パソコン３を接続することによ
り、単体でプリンタとして機能し、そのためにパソコン
３で作成された画像データは、コントローラモジュール
１１に転送され、必要な画像処理がなされた後、プリン
タエンジン１２に出力されて印刷出力される。これらコ
ントローラモジュール１１及びプリンタエンジン１２に
は、電源供給ユニット１３から電源が供給される。電源
供給ユニット１３は、スイッチ１４を介して電源プラグ
１５から商用電源コンセントに接続されている。スイッ
チ１４をオンオフすることによりデジタルプリンタ２へ
の電源供給をオンオフすることができる。
【００１２】一方、スキャナユニット２は、画像処理ユ
ニット２１及びイメージ処理ユニット２２を備え、画像
処理ユニット（ＶＰＵ）２１は、図示しないＣＣＤで読
取った画像信号を、信号増幅、信号合成、可変増幅、デ
ジタル化処理の工程等を経て、デジタル化した画像デー
タを形成する。また、イメージ処理ユニット（ＩＰＵ）
２２は、画像処理ユニット２１でデジタル化された画像
データを受取り、編集、加工してデジタルプリンタ１に
受け渡すインターフェースである。画像処理ユニット２
１及び及びイメージ処理ユニット２２は、電源供給ユニ
ット（ＰＳＵ）２３から電源が供給され、この電源供給
ユニット２３は、さらにリレー２４を介して電源プラグ
２５から商用電源コンセントに接続される。リレー２４
は、後述するケーブル３１により、デジタルプリンタ１
の電源供給ユニット１３の出力側（DC +24V）に接続さ
れ、その出力によって駆動されるようになっている。従
って、この出力をオンオフすることにより、電源供給ユ
ニット２３に対する電源プラグ２５からのＡＣ入力をオ
ンオフすることができる。
【００１３】デジタルプリンタ１のプリンタエンジン１
２とスキャナユニット２のイメージ処理ユニット２２と
の間のデータ通信は、データバス、制御線、電源線が一
体として形成されたケーブル３１を介して行われる。こ
のケーブル３１は、デジタルプリンタ１及びスキャナユ
ニット２に着脱可能になっており、デジタルプリンタ１
とスキャナユニット２とを接続する場合、このケーブル
３１で接続する。
【００１４】ここで、電源プラグ１５、２５をそれぞれ
商用電源コンセント（非図示）に接続し、デジタルプリ
ンタ１に設けられたスイッチ１４をＯＮすると、電源供
給ユニット１３へＡＣ電源が供給され、コントローラモ
ジュール１１、プリンタエンジン１２へのＤＣ電源（+5
V、+24V）の供給が開始される。それと同時に、電源供給
ユニット１３のＤＣ出力は、スキャナユニット２のリレ
ー２４に供給され、リレー接点が閉じて電源供給ユニッ
ト２３へＡＣ電源の供給がなされる。これにより、画像
処理ユニット２１、イメージ処理ユニット２２へのＤＣ
電源（+5V、+24V）の供給が開始される。次に、スイッチ
１４をＯＦＦすると、電源供給ユニット１３へのＡＣ電
源の供給が遮断し、コントローラモジュール１１、プリ
ンタエンジン１２へのＤＣ電源供給がＯＦＦされる。そ
れと同時に、リレー２４へのＤＣ出力もＯＦＦされ、リ
レー２４の接点が開いて電源供給ユニット２３へのＡＣ
電源の供給が遮断される。これにより、画像処理ユニッ
ト２１、イメージ処理ユニット２２へＤＣ電源の供給が
ＯＦＦされる。
【００１５】このように、デジタルプリンタ１を単独で
使用する場合でも、またデジタルプリンタ１にオプショ
ンとしてスキャナユニット２を装着してコピー機能を実
現する場合でも、デジタルプリンタ１側のスイッチ１４
のＯＮ／ＯＦＦだけで、すなわちデジタルプリンタ側の
操作のみでプリンタ１と外付けスキャナ２両方の電源の
オンオフを制御することができる。更に、デジタルプリ
ンタ２は、単独でリレー２４を制御可能にしておくこと
により、単独で電源プラグ２５からのＡＣ電源入力をオ
ンオフ可能であり、コピー機能を実現できる。
【００１６】また、デジタルスキャナ２は、電源プラグ
２５に接続されるアウトレット２６を備えている。この
アウトレット２６は他方の電気機器の電源取得端子とし
て使用することができるが、デジタルプリンタ１の電源
プラグ１５を嵌合させて、デジタルプリンタ１のＡＣ電
源を取得するようにしてもよい。アウトレット２６を使
用することにより、ユーザー環境において、使用する商
用電源コンセントの数を減らすことができる。
【００１７】
【発明の効果】請求項１に対応する効果：他方の画像処
理装置において一方の画像処理装置の電源供給能力設備
を備える必要がなくなるので、機器構成が簡単になり、
設備コストが安くなる。また他方の画像処理装置から一
方の画像処理装置の電源供給装置のオンオフを制御する
ので、両装置において同じオンオフ制御の操作を行う必
要がなくなる。 請求項２に対応する効果：一方の画像処理装置のオンオ
フ制御だけでよいので、電源のオンオフ操作が楽にな
る。 請求項３に対応する効果：小型且つ簡単な部品でオンオ
フ制御を行うことができる。 請求項４に対応する効果：複合機器の接続を簡単に実行
することができる。 請求項５に対応する効果：ユーザー環境において、使用
する商用電源コンセントの数を減らすことができる。 請求項６に対応する効果：請求項１乃至５に対応する効
果をプリンタとスキャナにおいて実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係る複合機器の接続構成図
である。
【符号の説明】
１・・デジタルプリンタ、２・・デジタルスキャナ、３
・・パソコン、１３・・電源供給装置、１４・・スイッ
チ、２３・・電源供給装置、２４・・リレー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 それぞれ電源供給装置を有する一方の画
    像処理装置と他方の画像処理装置とを接続した複合機器
    において、一方の画像処理装置は、他方の画像処理装置
    から操作されて当該電源供給装置のオンオフを制御する
    装置を有することを特徴とする複合機器。
  2. 【請求項２】 請求項1記載の複合機器において、前記
    当該電源供給装置のオンオフを制御する装置は、前記他
    方の画像処理装置の電源供給装置のオンオフに連動して
    オンオフされることを特徴とする複合機器。
  3. 【請求項３】 請求項1記載の複合機器において、前記
    当該電源供給装置のオンオフを制御する装置は、継電器
    であることを特徴とする複合機器。
  4. 【請求項４】 請求項1記載の複合機器において、前記
    一方の画像処理装置と他方の画像処理装置は、情報伝送
    線と電源制御線が同一ケーブル内に配置された接続線で
    接続可能にしたことを特徴とする複合機器。
  5. 【請求項５】 請求項1記載の複合機器において、前記
    一方及び他方の画像処理装置は、自己装置以外の装置に
    交流電源供給可能な交流電源端子を有することを特徴と
    する複合機器。
  6. 【請求項６】 請求項1記載の複合機器において、前記
    一方の画像処理装置がプリンタであり、他方の画像処理
    装置がスキャナであることを特徴とする複合機器。
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