JP2002141515A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002141515A
JP2002141515A JP2000331844A JP2000331844A JP2002141515A JP 2002141515 A JP2002141515 A JP 2002141515A JP 2000331844 A JP2000331844 A JP 2000331844A JP 2000331844 A JP2000331844 A JP 2000331844A JP 2002141515 A JP2002141515 A JP 2002141515A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】順電圧−逆回復損失のトレードオフの改善と、
且つ、逆回復発振現象の抑制とを両立できる半導体装置
を提供すること。 【解決手段】一方の主面寄りに埋め込み層でn+ ストッ
パ層4を形成したn型半導体基板100を用いて、この
主面側にn+ カソード層2を形成し、他方の主面側にp
+ アノード層3を形成し、n+ カソード層2上とp+
ノード層3上に、カソード電極5とアノード電極6をそ
れぞれ形成する。n+ カソード層2とp+ アノード層2
に挟まれた領域がn- ドリフト層1となる。このn+
トッパ層4は、印加電圧でp+ アノード層3側からn-
ドリフト層1へ広がる空乏層の伸びを停止させる。ま
た、このn+ ストッパ層4はn+ カソード層2とは電気
的に接続せず、浮遊状態となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ソフトリカバリ
ー特性を有するダイオードなどの半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパワー半導体デバイスの低損失化
・高速スイッチング化および周辺回路の低インダクタン
ス化、スナバレス化(スナバ回路を設置しないこと)な
どにより、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタ)などのパワー半導体デバイスと組み合わせて、フ
リーホイーリングダイオード(FWD)として使用され
るダイオードの逆回復過程での逆回復耐量、逆回復損
失、ソフトスイッチングなどの特性の改善が強く求めら
れている。特に、放射ノイズ(EMCノイズ)低減のた
めに、ソフトスイッチング化が不可欠となっている。
【0003】図19は、従来ダイオードであるpinダ
イオードの要部断面図である。n型半導体基板500の
一方の主面側にp+ アノード層53が形成され、他方の
主面側にn+ カソード層52が形成されている。p+
ノード層53とn+ カソード層52に挟まれたn型半導
体基板200はn- ドリフト層51となる。またp+
ノード層53上とn+ カソード層52うえにアノード電
極56とカソード電極55が形成されている。
【0004】ダイオードが順バイアスされた場合、p+
アノード層53からn- ドリフト層51に正孔が注入さ
れ、n+ カソード層52からn- ドリフト層51に電気
的中性条件を満たすように電子が注入される。この順バ
イアス状態から逆バイアス状態に遷移する過程におい
て、逆回復過程を通る。この逆回復過程では、順バイア
ス時にnドリフト層51に注入されていた過剰キャリア
が消滅するまでの短時間の間、逆方向に電流が流れ続け
る。この電流のことを逆回復電流という。
【0005】この逆回復過程で、ダイオードに振動した
逆電圧波形が現れる場合がある。この逆回復発振現象
(リンギング現象ともいう)は、逆回復過程において、
掃き出される前記の蓄積した過剰キャリアが急激に減少
することで発生する。過剰キャリアが急激に減少する原
因は、印加電圧に応じてp+ アノード層53からn-
リフト層51に広がる空乏層がn+ カソード層52に到
達する、所謂、パンチスルーすることである。また、n
+ カソード層52近傍のn- ドリフト層51に分布する
過剰キャリアが少ない場合には、パンチスルーする直前
に逆回復発振現象が発生することも知られている。
【0006】従来のダイオードにおいてソフトリカバリ
ーにする手法として、n- ドリフト層51を厚くするこ
とで、空乏層のパンチスルー電圧を印加電圧より高く
し、n + カソード層52に空乏層が到達しないようにす
ることで、n+ カソード層52近傍のn- ドリフト層5
1に蓄積した過剰キャリアを残留させ、時間を掛けてこ
の残留キャリアを消滅させる第1の手法がある。また、
図20に示すショットキー接合58とpn接合59を有
するMPS(Merge Pin Schottky)
構造としたり、Ptによるライフタイムコントロールを
行うことで、n+カソード層3側の過剰キャリアを高く
するなどの第2の手法がある。
【0007】さらに、特開2000−31504号公報
に開示されている図21に示す拡散によりn+ ストッパ
層54を設けて、空乏層の伸びを、このn+ ストッパ層
54で抑えて、過剰キャリアを残存させる第3の手法が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の手法
は、n- ドリフト層51が厚くなるために、順電圧−逆
回復損失のトレードオフ特性を著しく悪化させる。ま
た、第2の手法は、小さな電流での逆回復過程におい
て、過剰キャリアが急激に減少し、逆回復発振現象が現
れる。
【0009】また、第3の手法は、順電圧−逆回復損失
のトレードオフ特性および逆回復発振現象において第1
および第2の手法よりは優れているが、しかし、まだ十
分とはいえない。この発明の目的は、前記の課題を解決
して、順電圧−逆回復損失のトレードオフの改善と、且
つ、逆回復発振現象の抑制とを両立できる半導体装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、第1導電型半導体基板の一方の主面に形成される
高濃度の第1導電型の第1半導体層と、他方の主面に形
成される高濃度の第2導電型の第2半導体層と、前記第
1半導体層と前記第2半導体層に挟まれた前記第1導電
型半導体基板内に、前記第1半導体層寄りに、該第1半
導体層とは離して形成される複数個の高濃度の第1導電
型ストッパ層を有する構成とする。
【0011】また、前記第1導電型ストッパ層の横幅よ
り狭い幅で、該第1導電型ストッパ層と前記第1半導体
層とを電気的に接続するとよい。前記第1導電型ストッ
パ層の横幅より狭い幅で、前記の一方の主面から前記第
1導電型ストッパ層に達するトレンチ溝を形成し、該ト
レンチ溝の底面および側面に形成された絶縁膜を介して
ポリシリコンで前記トレンチ溝を充填するとよい。
【0012】また、第1導電型半導体基板の一方の主面
に形成される高濃度の第1導電型の第1半導体層と、他
方の主面に形成される高濃度の第2導電型の第2半導体
層と、前記第1半導体層と前記第2半導体層に挟まれた
前記第1導電型半導体基板内に、前記第1半導体層寄り
に、該第1半導体層とは離して形成される複数個の高濃
度の第1導電型ストッパ層を有し、該第1導電型ストッ
パ層と前記第1半導体層とを電気的に接続する構成とす
る。
【0013】また、前記第1導電型ストッパ層の横幅よ
り狭い幅で、該第1導電型ストッパ層と前記第1半導体
層とを電気的に接続するとよい。また、前記第1導電型
ストッパ層と前記第1半導体層とを、高濃度の第1導電
型の第3半導体層で、電気的に接続するとよい。また、
前記第1導電型ストッパ層と前記第1半導体層とを、前
記第1導電型半導体基板の一方の主面から掘り下げられ
たトレンチ溝に充填された高濃度ドープされたポリシリ
コンで、電気的に接続するとよい。
【0014】また、前記第1導電型ストッパ層と前記第
1半導体層とを、前記トレンチ溝に充填された高濃度ド
ープされたポリシリコンと、トレンチ溝の側面に形成さ
れた高濃度の第1導電型の第4半導体層で、電気的に接
続するとよい。また、前記第1導電型ストッパ層と前記
第1半導体層とを、側面が絶縁膜で被覆された前記トレ
ンチ溝に充填された高濃度ドープされたポリシリコン
で、電気的に接続するとよい。
【0015】また、前記第1導電型ストッパ層は、前記
トレンチ溝の底面から高濃度の第1導電型不純物を導入
するとよい。また、前記第1導電型ストッパ層は、トレ
ンチ溝底面からの第1導電型不純物のイオン注入もしく
は熱拡散で形成するとよい。前記のように、第1導電型
ストッパ層をn- ドリフト層(第1半導体層と第2半導
体層に挟まれた第1導電型半導体基板のこと)に設ける
ことで、順電圧−逆回復損失のトレードオフを改善し、
且つ、逆回復発振現象を抑制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1実施例の
半導体装置の要部断面図である。一方の主面寄りに埋め
込み層でn+ ストッパ層4を形成したn型半導体基板1
00を用いて、この主面側にn+ カソード層2を形成
し、他方の主面側にp+ アノード層3を形成し、n+
ソード層2上とp+ アノード層3上に、カソード電極5
とアノード電極6をそれぞれ形成する。n+ カソード層
2とp+ アノード層2に挟まれた領域がn- ドリフト層
1となる。このn+ ストッパ層4は、印加電圧でp+
ノード層3側からn- ドリフト層1へ広がる空乏層の伸
びを停止させる。また、このn+ ストッパ層4はn+
ソード層2とは電気的に接続せず、浮遊状態となってい
る。また、このn+ ストッパ層4を、定格電圧を印加し
ても完全に空乏化しないような濃度や空間的な大きさに
すると好ましい。
【0017】図2は、この半導体装置の逆回復過程につ
いて説明する図である。逆回復過程とは、半導体装置を
順バイアスして、順電流を流した後、逆バイアスして、
半導体装置をオフ状態に移行する過程をいう。順バイア
スでn- ドリフト層1に蓄積された過剰キャリアは、逆
バイアス(カソード電極プラス、アノード電極マイナ
ス)されると、空乏層33が広がるにつれて正孔はp+
アノード層3へ、電子はn+ カソード層2へ掃き出され
る。この空乏層33の伸びは、n+ ストッパ層4により
停止させられる。そのため、空乏層の先端34はn+
ソード層2に到達しないので、n- ドリフト層1のn+
カソード層2付近には過剰キャリア(過剰電子31と過
剰正孔32)が残留する。この残留した過剰キャリアの
減少は、再結合で徐々に消滅する分と、拡散により、過
剰電子31はn+ カソード層2へ、過剰正孔32は空乏
層33へ徐々に掃き出される分がある。この残留した過
剰キャリアが無くなって逆回復過程は終了する。
【0018】このn- ドリフト層1にある過剰キャリア
が徐々に減少することにより、逆回復電流をソフトリカ
バリー波形にすることができて、逆回復発振現象を抑制
することができる。また、n+ ストッパ層4があるため
に、n- ドリフト層1の厚さを薄くできるので、順電圧
−逆回復損失のトレードオフを改善できる。図3は、図
1の半導体装置の製造方法で、同図(a)から同図
(c)は工程順に示した要部工程断面図である。
【0019】まず、一方の主面に近接して埋め込み層で
+ ストッパ層4を形成したn型半導体基板100を準
備する(同図(a))。つぎに、n型半導体基板100
の一方の主面側にn+ ストッパ層4に到達しない深さ
で、n+ カソード層2を形成し、他方の主面側に、n+
ストッパ層4に到達しない深さで、p+ アノード層3を
形成する(同図(b))。
【0020】つぎに、n+ カソード層2上とp+ アノー
ド層3上にカソード電極5とアノード電極6を形成する
(同図(c))。図4は、この発明の第2実施例の半導
体装置の要部断面図である。n型半導体基板200の一
方の主面側に、n+ カソード層2を形成し、n+ カソー
ド層2を貫通し、n型半導体基板200の表面から所定
の深さにトレンチ溝を形成する。このトレンチ溝の側面
に酸化膜などの絶縁膜8を被覆し、トレンチ溝の底部か
らn+ ストッパ層9を形成し、トレンチ溝の底面を絶縁
膜10で被覆する。n型半導体基板100の他方の主面
側にp+ アノード層3を形成し、前記のトレンチ溝に高
濃度不純物がドープされたポリシリコン11を充填す
る。n+ カソード層2上とp+ アノード層3上にカソー
ド電極5とアノード電極6をそれぞれ形成する。この場
合も、図1と同様の効果が期待される。
【0021】図5は、図4の半導体装置の製造方法で、
同図(a)から同図(c)は工程順に示した要部工程断
面図である。n型半導体基板200の一方の主面側に、
+ カソード層2を形成し、n+ カソード層2を貫通
し、n型半導体基板200の表面から所定の深さにトレ
ンチ溝7を形成する。その後、このトレンチ溝7の側面
に酸化膜などの絶縁膜8を被覆する(同図(a))。
【0022】つぎに、トレンチ溝7の底部からイオン注
入と熱拡散、または、不純物ドープと拡散により、n+
ストッパ層9を形成し、トレンチ溝7の底面を絶縁膜1
0で被覆する。その後、n型半導体基板100の他方の
主面側にp+ アノード層3を形成する(同図(b)。つ
ぎに、トレンチ溝7に高濃度不純物がドープされたポリ
シリコン8を充填する。その後、n+ カソード層2上と
+ アノード層3上にカソード電極5とアノード電極6
をそれぞれ形成する(同図(c))。
【0023】図6は、この発明の第3実施例の半導体装
置の要部断面図である。これは、前記の従来技術である
第3の手法の半導体装置を改良したものである。埋め込
み層でn+ ストッパ層を形成したn型半導体基板100
のn+ ストッパ層4までの距離が短い主面側に、n+
ソード層2を形成し、n+ ストッパ層4の横方向幅L1
より狭い幅L2で接し、n+ ストッパ層4に達するn+
拡散層12を形成する。他方の主面側にp+ アノード層
3を形成し、n+ カソード層2上とp+ アノード層3上
にカソード電極5とアノード電極6をそれぞれ形成す
る。n+ カソード層2とp+ アノード層3に挟まれた領
域が、n- ドリフト層1となる。n+ ストッパ層4は、
+ カソード層2とはn+ 拡散層12により電気的に接
続している点が図1と異なる。
【0024】このように、n+ 拡散層の幅L2より、n
+ ストッパ層の幅L1を広くすることで、従来技術であ
る第3の手法の構造と比べると、さらにソフトリカバリ
ー波形となるため、逆回復発振現象が抑制される。ソフ
トリカバリー波形となるは、隣接するn+ ストッパ層の
間隔W1を狭めて、空乏層の伸びを効率よく停止させ、
且つ、n+ 拡散層で挟まれるn- ドリフト層の幅W2を
第3の手法の構造より広げることができ、その結果、残
留する過剰キャリアを第3の手法よりも多くできるため
である。
【0025】図7は、図6の半導体装置の製造方法で、
同図(a)から同図(c)は工程順に示した要部工程断
面図である。まず、一方の主面に近接して埋め込み層で
+ ストッパ層4を形成したn型半導体基板100を準
備する(同図(a))。つぎに、n型半導体基板100
の一方の主面側にn+ ストッパ層4に到達し、n+ スト
ッパ層の幅L1より狭い幅L2で接するn+ 拡散層12
を形成し、その後、n+ ストッパ層4に到達しない深さ
で、n+ カソード層2を形成する。他方の主面側にn+
ストッパ層4に到達しない深さでp+ アノード層3を形
成する。n+ カソード層2とp+ アノード層3に挟まれ
た領域が、n- ドリフト層1である(同図(b))。
【0026】つぎに、n+ カソード層2上とp+ アノー
ド層3上にカソード電極5とアノード電極6を形成する
(同図(c))。図8は、この発明の第4実施例の半導
体装置の要部断面図である。図6との違いは、n+ 拡散
層12の代わりに、トレンチ溝を堀り、高濃度不純物を
ドープしたポリシリコン11をそのトレンチ溝に充填し
て、n+ ストッパ層4とn+ カソード層2を電気的に接
続している点である。図6の半導体装置と同様の効果が
期待できる。
【0027】図9は、図8の半導体装置の製造方法で、
同図(a)から同図(c)は工程順に示した要部工程断
面図である。まず、一方の主面に近接して埋め込み層で
nストッパ層4を形成したn型半導体基板100を準備
する(同図(a))。つぎに、n型半導体基板100の
一方の主面側に、n+ ストッパ層4に到達しない深さで
+ カソード層2を、形成する。他方の主面側にn+
トッパ層4に到達しない深さでp+ アノード層2を形成
する。n+ カソード層2とp+ アノード層3に挟まれた
領域がn- ドリフト層1である。その後、n+ ストッパ
層4に到達する深さでトレンチ溝7を形成する(同図
(b))。
【0028】つぎに、トレンチ溝7に高濃度不純物をド
ープしたポリシリコン11を充填する。その後、n+
ソード層2上とp+ アノード層3上にカソード電極5と
アノード電極6を形成する(同図(c))。図10は、
この発明の第5実施例の半導体装置の要部断面図であ
る。図8との違いは、トレンチ溝7の側面にn+ 層13
を形成している点である。図6の半導体装置と同様の効
果が期待できる。また、この半導体装置では、空乏層の
先端がn+ ストッパ層4を乗り越えた場合、図6、図8
の半導体装置では、n+ 拡散層12やポリシリコン11
に空乏層が接するために、パンチスルーして、耐圧の確
保が困難となる。これに対して、n+ 層13があると、
例え、空乏層の先端がn + ストッパ層4を乗り越えても
+ 層13が空乏層の伸びを停止させるので、パンチス
ルーが起こらず、耐圧の確保が容易になる。
【0029】図11は、図10の半導体装置の製造方法
で、同図(a)から同図(c)は工程順に示した要部工
程断面図である。まず、一方の主面に近接して埋め込み
層でn+ ストッパ層4を形成したn型半導体基板100
を準備する(同図(a))。つぎに、n型半導体基板1
00の一方の主面側にn+ ストッパ層4に到達しない深
さでn+ カソード層2を形成する。他方の主面側にn+
ストッ層4に到達しない深さでp+ アノード層3を形成
する。n+ カソード層2とp+ アノード層3に挟まれた
領域がn- ドリフト層1である。その後、n+ ストッパ
層4に到達する深さでトレンチ溝7を形成し、このトレ
ンチ溝7の側面にn+ 層13を形成する(同図
(b))。
【0030】つぎに、このトレンチ溝7に高濃度不純物
をドープしたポリシリコン11を充填する。その後、n
+ カソード層2上とp+ アノード層3上にカソード電極
5とアノード電極6を形成する(同図(c))。図12
は、この発明の第6実施例の半導体装置の要部断面図で
ある。図10との違いは、トレンチ溝の側面に絶縁膜1
4を形成している点である。この場合も、n+ カソード
層2とn+ ストッパ層4とはカソード電極5とポリシリ
コン11を介して電気的に接続する。
【0031】この場合は、図10よりも、トレンチ溝の
側面に形成される絶縁膜14があるために、残留した過
剰キャリアのうち、電子はポリシリコン11からは掃き
出されず、n+ カソード層2からのみ掃き出されるため
に、残留した過剰キャリアの掃き出しが遅くなり、その
結果、図6、図8、図10の半導体装置よりも逆回復電
流はソフトリカバリー波形となる。
【0032】また、この半導体装置では、空乏層の先端
がn+ ストッパ層4を乗り越えた場合、絶縁層14があ
るため、パンチスルーが起こらず、耐圧の確保が容易に
なる。図13は、図12の半導体装置の製造方法で、同
図(a)から同図(c)は工程順に示した要部工程断面
図である。
【0033】まず、一方の主面に近接して埋め込み層で
+ ストッパ層4を形成したn型半導体基板100を準
備する(同図(a))。つぎに、n型半導体基板100
の一方の主面側にn+ ストッパ層4に到達しない深さで
+ カソード層2を形成する。他方の主面側にn+ スト
ッパ層4に到達しない深さでp+ アノード層3を形成す
る。n+ カソード層2とp+ アノード層3に挟まれた領
域がn- ドリフト層1である。その後、n+ ストッパ層
4に到達する深さでトレンチ溝7を形成し、このトレン
チ溝7の側面に絶縁膜14を形成する(同図(b))。
【0034】つぎに、このトレンチ溝7に高濃度不純物
をドープしたポリシリコン11を充填する。その後、n
+ カソード層2上とp+ アノード層3上にカソード電極
5とアノード電極6を形成する(同図(c))。図14
は、図12の半導体装置の他の製造方法で、同図(a)
から同図(c)は工程順に示した要部工程断面図であ
る。これは、n+ ストッパ層を拡散で形成する方法であ
る。
【0035】まず、n型半導体基板200の一方の主面
側にn+ カソード層2を形成した後、n型半導体基板2
00に達する所定の深さのトレンチ溝7を形成する。そ
の後、このトレンチ溝7の側面に絶縁膜14を形成する
(同図(a))。つぎに、トレンチ溝7の底面から、n
型半導体基板200に、p型不純物をイオン注入し、熱
拡散して、n+ ストッパ層9を形成する。その後、他方
の主面側にp+ アノード層2をn+ ストッパ層4に到達
しない深さでp+ アノード層3を形成する。勿論、トレ
ンチ溝7の底面から拡散のみでn+ ストッパ層9を形成
しても構わない(同図(b))。
【0036】つぎに、トレンチ溝7に高濃度不純物をド
ープしたポリシリコン11を充填する。その後、n+
ソード層2上とp+ アノード層3上にカソード電極5と
アノード電極6を形成する(同図(c))。尚、同図
(c)の工程前にトレンチ溝7の底面にも絶縁膜を被覆
し、同図(c)の工程に移行すると、n+ ストッパ層9
が電気的に浮遊している状態である図3の半導体装置が
出来上がる。
【0037】つぎに、本発明の図10の構造と、図19
の従来のpin構造とをシミュレーションで特性比較を
した。その結果を図15から図18に示す。尚、本発明
品と従来品の耐圧は4.5kVである。図15は、内部
電界強度分布を示す図で、同図(a)は本発明品、同図
(b)は従来品である。図中において、p+ アノード層
端位置をA、n+ ストッパ層先端位置をB、空乏層先端
位置をC、n+ カソード層端位置をDとする。内部電界
強度分布は、4500Vの逆電圧を印加した場合であ
る。
【0038】従来品では、図19のY2−Y2線上の電
界は、p+ アノード層端位置Aからn+ カソード層端位
置Dまでのn- ドリフト層51全体に分布していること
から、空乏層がn+ カソード層52にパンチスルーして
いることが分かる。一方、本発明品では、図10のY1
−Y1線上では、空乏層がn+ ストッパ層4にパンチス
ルーしているが、Y2−Y2線上では空乏層先端位置C
は、n+ ドリフト層端位置Bと、n+ カソード層端位置
Dの間にありパンチスルーしない領域が存在する。
【0039】電界分布は、Y1−Y1線上、Y2−Y2
線上とも、n+ ストッパ層先端位置Bまでは緩やかに減
少する。Y1−Y1線上では、n+ ストッパ層端位置B
で極めて高い電界が狭い場所で発生する。一方、Y2−
Y2線上では、n+ ストッパ層端位置Bから電界は急激
に減少する。半導体装置は、定格電圧以内で使用される
ので、本発明品は、常に、空乏化されない箇所が、n+
カソード層2側のn- ドリフト層1内に存在することに
なる。
【0040】図16は、本発明品と従来品の耐圧波形を
示す図である。従来品は、3種類であり、n- ドリフト
層1を、図15のA−B間に等しい厚さにしたものをN
o1、図15のA−C間に等しい厚さにしたものをNo
2、図15のA−D間に等しい厚さにしたものをNo3
とした3種類である。本発明品は、従来品のNo1とほ
ぼ同じ耐圧波形で、耐圧は4500Vを確保している。
【0041】図17は、本発明品と従来品の順電圧−逆
回復損失のトレードオフを示す図である。従来品は図1
6で示した3種類である。本発明品は、No3と同じ厚
さのn- ドリフト層1であるにも係わらず、No2とほ
とんど同じトレードオフを示した。図18は、本発明品
と従来品の逆回復電圧・電流波形を示す図で、同図
(a)は、電流波形、同図(b)は電圧波形である。従
来品は、図17で、本発明品とほぼ同じトレードオフを
示したNo2である。
【0042】従来品は、逆回復過程が開始される時点か
ら2μs後に激しい電圧振動が発生しているが、本発明
品では、約1.6μs後に小さな電圧跳ね上がりはある
が、殆ど電圧振動はなく、逆回復発振現象は効果的に抑
制されている。これは、本発明品では、空乏層が広がら
ない領域に過剰キャリアが残存しており、急激に電流が
減少することが抑制されているためである。尚、図15
から図18に示した結果は、他の実施例でも同様であ
る。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、離散したn+ ストッ
パ層を、n- ドリフト層内に設けることで、順電圧−逆
回復損失のトレードオフを改善し、且つ、逆回復電流を
ソフトリカバリー化ができて、逆回復発振現象の抑制を
図ることができる。また、このn+ ストッパ層の横幅よ
り狭い幅で、n+ ストッパ層とn+ カソード層を電気的
に接続することで、第3の手法の半導体装置よりも、一
層、逆回復電流のソフトリカバリー化ができて、逆回復
発振現象の抑制を図ることができる。
【0044】さらに、電気的に接続する箇所の側面を絶
縁膜で被覆することで、さらに逆回復電流のソフトリカ
バリー化ができて、逆回復発振現象の抑制を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の半導体装置の要部断面
【図2】図1の半導体装置の逆回復過程について説明す
る図
【図3】図1の半導体装置の製造方法で、同図(a)か
ら同図(c)は工程順に示した要部工程断面図
【図4】この発明の第2実施例の半導体装置の要部断面
【図5】図4の半導体装置の製造方法で、同図(a)か
ら同図(d)は工程順に示した要部工程断面図
【図6】この発明の第3実施例の半導体装置の要部断面
【図7】図6の半導体装置の製造方法で、同図(a)か
ら同図(d)は工程順に示した要部工程断面図
【図8】この発明の第4実施例の半導体装置の要部断面
【図9】図8の半導体装置の製造方法で、同図(a)か
ら同図(d)は工程順に示した要部工程断面図
【図10】この発明の第5実施例の半導体装置の要部断
面図
【図11】図10の半導体装置の製造方法で、同図
(a)から同図(d)は工程順に示した要部工程断面図
【図12】この発明の第6実施例の半導体装置の要部断
面図
【図13】図12の半導体装置の製造方法で、同図
(a)から同図(d)は工程順に示した要部工程断面図
【図14】図12の半導体装置の他の製造方法で、同図
(a)から同図(d)は工程順に示した要部工程断面図
【図15】内部電界強度分布を示す図で、(a)は本発
明品、(b)は従来品の内部電界強度分布図
【図16】本発明品と従来品の耐圧波形を示す図
【図17】本発明品と従来品の順電圧−逆回復損失のト
レードオフを示す図
【図18】本発明品と従来品の逆回復電圧・電流波形を
示す図で、(a)は、電流波形図、(b)は電圧波形図
【図19】pinダイオードの要部断面図
【図20】ショットキー接合とpn接合を有するMPS
構造ダイオード図
【図21】n+ ストッパ層を設けたダイオード図
【符号の説明】
1 n- ドリフト層 2 n+ カソード層 3 p+ アノード層 4 n+ ストッパ層 5 カソード電極 6 アノード電極 7 トレンチ溝 8、14 絶縁膜 9 n+ ストッパ層 10 絶縁膜(トレンチ溝の底面) 11 ポリシリコン 12 n+ 拡散層 13 n+ 層 31 過剰電子 32 過剰正孔 33 空乏層 34、35 空乏層の先端 100、200 n型半導体基板 L1 n+ ストッパ層の幅 L2 n+ 拡散層の幅 W1 n+ ストッパ層の間隔 W2 n+ 拡散層の間隔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型半導体基板の一方の主面に形成
    される高濃度の第1導電型の第1半導体層と、他方の主
    面に形成される高濃度の第2導電型の第2半導体層と、
    前記第1半導体層と前記第2半導体層に挟まれた前記第
    1導電型半導体基板内に、前記第1半導体層寄りに、該
    第1半導体層とは離して形成される複数個の高濃度の第
    1導電型ストッパ層を有することを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1導電型ストッパ層の横幅より狭い
    幅で、前記の一方の主面から前記第1導電型ストッパ層
    に達するトレンチ溝を形成し、該トレンチ溝の底面およ
    び側面に形成された絶縁膜を介してポリシリコンで前記
    トレンチ溝を充填することを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】第1導電型半導体基板の一方の主面に形成
    される高濃度の第1導電型の第1半導体層と、他方の主
    面に形成される高濃度の第2導電型の第2半導体層と、
    前記第1半導体層と前記第2半導体層に挟まれた前記第
    1導電型半導体基板内に、前記第1半導体層寄りに、該
    第1半導体層とは離して形成される複数個の高濃度の第
    1導電型ストッパ層を有し、該第1導電型ストッパ層と
    前記第1半導体層とを電気的に接続することを特徴とす
    る半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第1導電型ストッパ層の横幅より狭い
    幅で、該第1導電型ストッパ層と前記第1半導体層とを
    電気的に接続することを特徴とする請求項3に記載の半
    導体装置。
  5. 【請求項5】前記第1導電型ストッパ層と前記第1半導
    体層とを、高濃度の第1導電型の第3半導体層で、電気
    的に接続することを特徴とする請求項4に記載の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】前記第1導電型ストッパ層と前記第1半導
    体層とを、前記第1導電型半導体基板の一方の主面から
    掘り下げられたトレンチ溝に充填された高濃度ドープさ
    れたポリシリコンで、電気的に接続することを特徴とす
    る請求項4に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】前記第1導電型ストッパ層と前記第1半導
    体層とを、前記第1導電型半導体基板の一方の主面から
    掘り下げられたトレンチ溝に充填された高濃度ドープさ
    れたポリシリコンと、トレンチ溝の側面に形成された高
    濃度の第1導電型の第4半導体層で、電気的に接続する
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】前記第1導電型ストッパ層と前記第1半導
    体層とを、側面が絶縁膜で被覆された、前記第1導電型
    半導体基板の一方の主面から掘り下げられたトレンチ溝
    に充填された高濃度ドープされたポリシリコンで、電気
    的に接続することを特徴とする請求項4に記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】前記第1導電型ストッパ層は、前記第1導
    電型半導体基板の一方の主面から掘り下げられたトレン
    チ溝の底面から高濃度の第1導電型不純物を導入して形
    成することを特徴とする請求項2または8のいずれかに
    記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】前記第1導電型ストッパ層は、前記第1
    導電型半導体基板の一方の主面から掘り下げられたトレ
    ンチ溝の底面からの第1導電型不純物のイオン注入もし
    くは熱拡散で形成することを特徴とする請求項9に記載
    の半導体装置。
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