JP2002141450A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JP2002141450A
JP2002141450A JP2000334266A JP2000334266A JP2002141450A JP 2002141450 A JP2002141450 A JP 2002141450A JP 2000334266 A JP2000334266 A JP 2000334266A JP 2000334266 A JP2000334266 A JP 2000334266A JP 2002141450 A JP2002141450 A JP 2002141450A
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female screw
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mounting hole
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JP2000334266A
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Hajime Sugito
肇 杉戸
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Denso Corp
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒槽3に対する発熱体2の取付け位置が異
なる場合でも、その冷媒槽3の共通化を図ることがで
き、且つ冷媒槽3の設計自由度を向上できる沸騰冷却装
置を提供すること。 【解決手段】 発熱体2は、四隅に開けられた貫通孔2
aにボルト13を通し、そのボルト13を冷媒槽3に設
けられる螺子孔14に螺子込んで締め付け固定される。
但し、冷媒槽3の螺子孔14は、冷媒槽3自体に設けら
れるものではなく、冷媒槽3とは別体の雌ねじ部材15
に設けられている。一方、冷媒槽3には、雌ねじ部材1
5を取り付けるための取付け孔16が設けられている。
この冷媒槽3に設けられた取付け孔16に雌ねじ部材1
5が挿入され、ろう付け等により接合されることで、冷
媒槽3に螺子孔14が設けられる。この構成によれば、
冷媒槽3に直接螺子孔14を設ける必要がなく、発熱体
2を取り付ける位置に応じて取付け孔16の位置を設定
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の沸騰熱伝達
により発熱体を冷却する沸騰冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の沸騰冷却装置では、半導体素子等
の発熱体を冷媒槽の表面に取り付ける場合、例えば図1
0に示す様に、予め冷媒槽100に螺子孔110が設け
られており、発熱体120に通したボルト130を螺子
孔110に螺子込んで締め付け固定する方法が一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体素子
等の体格の小さい発熱体120は、通常1つの冷媒槽1
00に対し複数個取り付けられることが多い。この場
合、冷媒槽100を製造するメーカ側への要望として、
冷媒槽100に対し発熱体120の取付け位置を容易に
変更できる様に、レイアウトの自由度が求められること
が多い。しかし、上述した様に、螺子孔110を予め冷
媒槽100に設けておくと、各螺子孔110の位置によ
って発熱体120の取付け位置が限定されるため、冷媒
槽100に対し発熱体120の取付け位置を自由に変更
することができない。つまり、発熱体120の配置自由
度が得られないという問題がある。
【0004】特に、冷媒槽100を押出し加工により成
形する場合は、螺子孔110を設ける位置に所定の肉厚
を有する柱部140(図10参照)を設ける必要がある
ため、発熱体120の取付け位置を変更することはでき
ない。従って、発熱体120の取付け位置を変更するた
めには、押出し型自体を作り直す必要が生じる。しか
し、押出し型は高価であり、押出し型を作り直している
と、大幅なコスト上昇を招くばかりでなく、限られた納
期に間に合わなくなる可能性がある。
【0005】また、冷媒槽100に押出し材を用いる場
合は、内部に複数の冷媒通路を形成することが多いが、
螺子孔110を形成するために所定の肉厚を有する柱部
140を設けると、押出し加工の加工性により、均質で
より微細な柱構造を得ることが困難であり、冷却性能の
点で不利である。本発明は、上記事情に基づいて成され
たもので、その目的は、冷媒槽に対する発熱体の取付け
位置が異なる場合に、冷媒槽の共通化を図ることがで
き、且つ冷媒槽の設計自由度を向上できる沸騰冷却装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の沸騰冷却装置
は、請求項1に記載した様に、冷媒槽と別体に設けら
れ、内部に螺子孔を有する雌ねじ部材を具備し、冷媒槽
には、雌ねじ部材を取り付けるための取付け孔が設けら
れ、雌ねじ部材が取付け孔に挿入されて気密に接合さ
れ、その雌ねじ部材の螺子孔に雄ねじ部材を螺子込んで
発熱体が締め付け固定されている。この構成によれば、
予め冷媒槽の所定位置に螺子孔を設けておく必要がな
く、冷媒槽を製造した後から、冷媒槽表面の任意の位置
に取付け孔を開けて雌ねじ部材を挿入することにより螺
子孔を設けることができる。従って、発熱体の取付け位
置に応じて容易に螺子孔の位置を変更することができ
る。
【0007】冷媒槽に設けられる取付け孔は、発熱体が
取り付けられる冷媒槽の一方の表面側から穿設されて他
方の表面側が閉じていても良い(請求項2の手段)。あ
るいは、雌ねじ部材の挿入方向に冷媒槽を貫通して設け
られていても良い(請求項3の手段)。また、取付け孔
に挿入される雌ねじ部材は、螺子孔に底部を有する袋ナ
ット状に設けられている(請求項4の手段)。あるい
は、螺子孔が貫通して設けられていても良い(請求項5
の手段)。従って、冷媒槽の他方の表面側が閉じている
取付け孔に対し、袋ナット状の雌ねじ部材を組み合わせ
ても良いし、螺子孔が貫通している雌ねじ部材を組み合
わせることもできる。あるいは、冷媒槽を貫通している
取付け孔に対し、袋ナット状の雌ねじ部材を組み合わせ
ても良いし、螺子孔が貫通している雌ねじ部材を組み合
わせることもできる。
【0008】更に、雌ねじ部材は、取付け孔に挿入する
挿入方向に対し、後端側外周にフランジ部を有していて
も良い(請求項6の手段)。この場合、フランジ部によ
って冷媒槽との接合箇所を確保できるので、例えばろう
付け等の接合時の作業性を向上できる。雌ねじ部材にフ
ランジ部を設ける場合は、フランジ部と冷媒槽との間に
環状のろう材を配置し、そのろう材の溶融によりフラン
ジ部を冷媒槽に接合することができる(請求項7の手
段)。また、取付け孔が冷媒槽を貫通して設けられてい
る場合は、取付け孔に挿入された雌ねじ部材の先端外周
部に環状のろう材を配置し、このろう材の溶融により雌
ねじ部材の先端外周部を冷媒槽に接合することができる
(請求項8の手段)。
【0009】本発明の冷媒槽は、押出し加工により成形
され、内部に複数の通路部を有している(請求項9の手
段)。請求項1に記載した構成によれば、冷媒槽に予め
螺子孔を設けておく必要がないので、螺子孔を設けるた
めの肉厚部を設定する必要もない。従って、冷媒槽を押
出し加工により成形する場合は、均質でより微細な柱構
造が可能となる。その結果、内部に形成される通路部の
数をより多く設定できるので、冷却性能の向上に寄与で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の沸騰冷却装置の実
施形態を図面に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1は冷媒槽の取付け孔に雌ねじ部材
を挿入する工程を示す断面図、図4は沸騰冷却装置の側
面図(a)と正面図(b)である。この沸騰冷却装置1
は、例えば半導体素子等の発熱体2を冷却するもので、
内部に冷媒を貯留する冷媒槽3と、この冷媒槽3で発熱
体2の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気の熱を外気に放出す
る放熱器4とで構成される。
【0011】冷媒槽3は、例えばアルミニウムを材料と
して押出し加工された押出成形品で、図4に示す様に、
横幅に対し厚み寸法が小さい偏平形状に設けられ、下端
部がエンドカップ5により塞がれている。冷媒槽3の内
部は、発熱体2の熱を受けて冷媒が沸騰する沸騰領域
(下述する)と、放熱器4で冷却されて液化した凝縮液
が戻る液戻り通路6とを有し、沸騰領域と液戻り通路6
とを区画する1本の隔壁7が設けられている。また、沸
騰領域には、図2に示す様に、均等な間隔で配置された
柱部8によって複数本の通路部9が区画形成されてい
る。但し、沸騰領域を構成する各通路部9と液戻り通路
6は、エンドカップ5によって形成される連通路10を
通じて連通している。
【0012】放熱器4は、いわゆるドロンカップタイプ
の熱交換器で、放熱管11と放熱フィン12とを多段に
積層して構成されている。放熱管11は、プレス成形さ
れた2枚の成形プレートを互いの外周縁部を接合して偏
平な中空体に設けられ、長手方向の両端部に開口する連
通口を通じて、積層される他の放熱管11と相互に連通
している。放熱フィン12は、例えばアルミニウム製の
薄い金属板を交互に折り曲げて波状に加工したコルゲー
トフィンであり、各放熱管11の間に介在されて、放熱
管11の表面にろう付けされている。
【0013】発熱体2は、図2に示す様に、例えば四隅
に開けられた貫通孔2aにボルト13を通し、そのボル
ト13を冷媒槽3に設けられる螺子孔14に螺子込んで
締め付け固定される。但し、冷媒槽3の螺子孔14は、
冷媒槽3自体に設けられるものではなく、図1に示す様
に、冷媒槽3とは別体の雌ねじ部材15に設けられてい
る。この雌ねじ部材15は、例えば冷媒槽3と同じアル
ミニウム製で、内部に螺子孔14が形成され、その螺子
孔14の底部が閉じて袋ナット状に設けられている。ま
た、螺子孔14の開口部外周には、鍔状に張り出したフ
ランジ部15aが設けられている。
【0014】一方、冷媒槽3には、図1に示す様に、雌
ねじ部材15を取り付けるための取付け孔16が設けら
れている。この取付け孔16は、発熱体2が取り付けら
れる冷媒槽3の一方の壁材側から穿設され、他方の壁材
を貫通することなく、他方の壁材の内側面に取付け孔1
6の底面が窪んで形成されている。また、冷媒槽3の一
方の壁材には、取付け孔16の周囲に雌ねじ部材15の
フランジ部15aを収容する円形の凹部17が設けられ
ている。この冷媒槽3に設けられた取付け孔16に雌ね
じ部材15が挿入され、ろう付け等により接合されるこ
とで、冷媒槽3に螺子孔14が設けられる。
【0015】なお、冷媒槽3に対し雌ねじ部材15をろ
う付けにより接合する場合は、図1及び図2に示す様
に、雌ねじ部材15を取付け孔16に挿入する際に、雌
ねじ部材15のフランジ部15aと冷媒槽3の一方の壁
材に設けられた円形の凹部17との間に、予めリング状
に設けられたろう材18を介在させても良い。以上の構
成により、発熱体2は、図3に示す様に、冷媒槽3の取
付け孔16に挿入された雌ねじ部材15の螺子孔14に
対し、ボルト13を螺子込んで固定されている。
【0016】次に、沸騰冷却装置1の作動を説明する。
発熱体2から発生した熱は、冷媒槽3の主に沸騰領域に
貯留されている冷媒に伝達されて冷媒を沸騰させる。沸
騰によって蒸発した蒸気冷媒は、沸騰領域の各通路部9
を上昇して放熱管11の内部へ流れ込み、放熱器4に送
風される冷却風によって冷却され、放熱管11の内壁面
に凝縮液化する。液化した凝縮液は、放熱管11から冷
媒槽3内の液戻り通路6へ流れ込み、液戻り通路6から
エンドカップ5によって形成される連通路10を通って
再び沸騰領域に還流する。一方、放熱器4では、蒸気冷
媒の熱(凝縮潜熱)が放熱管11から放熱フィン12に
伝達され、放熱フィン12を通じて冷却風に放出され
る。上記サイクル(沸騰−凝縮−液化)を繰り返すこと
により、発熱体2の熱が順次外気に放出されて、発熱体
2の冷却が行われる。
【0017】(本実施形態の効果)本実施形態に記載し
た沸騰冷却装置1は、冷媒槽3に設けた取付け孔16に
雌ねじ部材15を挿入し、その雌ねじ部材15に螺子孔
14が形成されている。従って、冷媒槽3に直接螺子孔
14を設ける必要がなく、発熱体2を取り付ける位置に
応じて取付け孔16の位置を設定することができる。こ
れにより、発熱体2の取付け位置が異なる場合でも、冷
媒槽3に対し取付け孔16を後加工できるので、取付け
孔16を設ける前の冷媒槽3を共通化でき、その冷媒槽
3を製造する型の共通化により型費コストを削減でき
る。また、発熱体2の取付け位置に合わせて冷媒槽3を
設計する必要がないので、冷媒槽3の設計自由度を向上
できる。
【0018】更に、冷媒槽3に予め螺子孔14を設けて
おく必要がないので、従来技術(図10参照)で説明し
た肉厚部(柱部140)を設ける必要もない。従って、
特に冷媒槽3を押出し加工により成形する場合は、図5
に示す様に、均質でより微細な柱構造が可能となる。そ
の結果、内部に形成される通路部9の数をより多く設定
でき、沸騰面積が大幅に増大することにより、冷却性能
の向上に寄与できる。また、雌ねじ部材15にフランジ
部15aを設けているので、そのフランジ部15aと冷
媒槽3の一方の壁材に設けられた円形の凹部17との間
にリング状のろう材18を配置できるため、ろう付けの
接合性を良好にできる。
【0019】(第2実施形態)図6は冷媒槽3の取付け
孔16に雌ねじ部材15を挿入する工程を示す断面図で
ある。本実施形態の沸騰冷却装置1は、図6に示す様
に、冷媒槽3の取付け孔16を貫通孔とし、且つ雌ねじ
部材15に対し螺子孔14を貫通して設けた場合の実施
例である。この場合、雌ねじ部材15の表面または取付
け孔16の内周面等に予めろう材を塗布しておき、全体
が組付けられた後、一体ろう付けによって接合される。
この実施例でも、冷媒槽3に対し取付け孔16を後加工
できるので、第1実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0020】また、本実施形態の場合、第1実施形態と
同様にリング状のろう材18を使用してろう付けを行う
ことも可能である。つまり、図7に示す様に、雌ねじ部
材15にフランジ部15aを設け、冷媒槽3の一方の壁
材に円形の凹部17を設けて、雌ねじ部材15を取付け
孔16に挿入する際に、フランジ部15aと円形の凹部
17との間にリング状のろう材18を介在させても良
い。
【0021】更に、冷媒槽3に対し取付け孔16を貫通
して設ける場合は、冷媒槽3の両側(一方の壁材側と他
方の壁材側)で雌ねじ部材15との間の気密性が要求さ
れるため、図8に示す様に、冷媒槽3の他方の壁材側で
もリング状のろう材19を使用しても良い。なお、この
場合、冷媒槽3の他方の壁材にろう材19を配置するた
めの円形凹部20を設けておき、この円形凹部20の内
径よりろう材19の外径を若干大きくして、円形凹部2
0にろう材19を圧入気味に配置すれば、ろう材19の
脱落を防止でき、ろう付け時の作業性を良好にできる。
【0022】(第3実施形態)図9は冷媒槽3の取付け
孔16に雌ねじ部材15を挿入する工程を示す断面図で
ある。第1実施形態では、雌ねじ部材15のフランジ部
15aを収容する円形の凹部17を冷媒槽3に設けてい
るが、本実施形態では、図9に示す様に、発熱体2に雌
ねじ部材15のフランジ部15aを収容する凹部21を
設けた場合の一例である。この場合、雌ねじ部材15の
フランジ部15aの有無に係わらず、冷媒槽3を共通化
できるメリットがある。
【0023】(変形例)本発明は、冷媒槽3に対する発
熱体2の取付け構造に関するものであり、沸騰冷却装置
1の全体構成は、第1実施形態で説明したものに限定さ
れるものではない。特に放熱器4の構成は、飽くまでも
一例に過ぎない。第2実施形態では、取付け孔16が冷
媒槽3を貫通している場合に、螺子孔14が貫通してい
る雌ねじ部材15を組み合わせているが、第1実施形態
に記載した様な袋ナット状の雌ねじ部材15を組み合わ
せても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷媒槽の取付け孔に雌ねじ部材を挿入する工程
を示す断面図である(第1実施形態)。
【図2】発熱体の取付け構造に関する各部品の斜視図で
ある。
【図3】発熱体が固定された状態を示す断面図である。
【図4】沸騰冷却装置の側面図(a)と正面図(b)で
ある。
【図5】冷媒槽の取付け孔に雌ねじ部材を挿入する工程
を示す断面図である。
【図6】冷媒槽の取付け孔に雌ねじ部材を挿入する工程
を示す断面図である(第2実施形態)。
【図7】冷媒槽の取付け孔に雌ねじ部材を挿入する工程
を示す断面図である。
【図8】冷媒槽の取付け孔に雌ねじ部材を挿入する工程
を示す断面図である。
【図9】冷媒槽の取付け孔に雌ねじ部材を挿入する工程
を示す断面図である(第3実施形態)。
【図10】発熱体の取付け構造を示す断面図である(従
来技術)。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置 2 発熱体 3 冷媒槽 9 通路部 13 ボルト(雄ねじ部材) 14 螺子孔 15 雌ねじ部材 15a フランジ部 16 取付け孔 18 リング状のろう材(環状のろう材) 19 リング状のろう材(環状のろう材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に冷媒を貯留する冷媒槽を有し、 この冷媒槽の表面に螺子の締め付けによって発熱体が取
    り付けられ、 前記冷媒槽で前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気
    の熱を外部に放出して前記発熱体を冷却する沸騰冷却装
    置において、 前記冷媒槽と別体に設けられ、内部に螺子孔を有する雌
    ねじ部材を具備し、 前記冷媒槽には、前記雌ねじ部材を取り付けるための取
    付け孔が設けられ、 前記雌ねじ部材が前記取付け孔に挿入されて気密に接合
    され、その雌ねじ部材の螺子孔に雄ねじ部材を螺子込ん
    で前記発熱体が締め付け固定されていることを特徴とす
    る沸騰冷却装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した沸騰冷却装置におい
    て、 前記取付け孔は、前記発熱体が取り付けられる前記冷媒
    槽の一方の表面側から穿設されて他方の表面側が閉じて
    いることを特徴とする沸騰冷却装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した沸騰冷却装置におい
    て、 前記取付け孔は、前記雌ねじ部材の挿入方向に前記冷媒
    槽を貫通して設けられていることを特徴とする沸騰冷却
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3に記載した何れかの沸騰冷却
    装置において、 前記雌ねじ部材は、前記螺子孔に底部を有する袋ナット
    状に設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜3に記載した何れかの沸騰冷却
    装置において、 前記雌ねじ部材は、前記螺子孔が貫通して設けられてい
    ることを特徴とする沸騰冷却装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載した沸騰冷却装置
    において、 前記雌ねじ部材は、前記取付け孔に挿入する挿入方向に
    対し、後端側外周にフランジ部を有していることを特徴
    とする沸騰冷却装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載した沸騰冷却装置におい
    て、 前記雌ねじ部材は、前記フランジ部と前記冷媒槽との間
    に環状のろう材を配置して前記取付け孔に挿入され、前
    記ろう材の溶融により前記フランジ部が前記冷媒槽に接
    合されていることを特徴とする沸騰冷却装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載した沸騰冷却装置におい
    て、 前記取付け孔が前記冷媒槽を貫通して設けられている場
    合に、 前記取付け孔に挿入された前記雌ねじ部材の先端外周部
    に環状のろう材を配置し、このろう材の溶融により前記
    雌ねじ部材の先端外周部が前記冷媒槽に接合されている
    ことを特徴とする沸騰冷却装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8に記載した何れかの沸騰冷却
    装置において、 前記冷媒槽は、押出し加工により成形され、内部に複数
    の通路部を有していることを特徴とする沸騰冷却装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013088062A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi 放熱装置
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