JP2002141409A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Abstract
いて、各種熱処理による拡散領域の不純物濃度の低下を
抑制する半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板1と、半導体基板1の上部に
配置され、半導体素子が形成される複数の素子形成領域
12と、素子形成領域12同士を互いに分離するために
半導体基板1に酸化膜10が埋め込まれた素子分離領域
と、素子形成領域12と素子分離領域との界面に配置さ
れた酸窒化膜9とを有する。半導体素子が形成される素
子形成領域12と酸化膜10が埋め込まれた素子分離領
域との界面に酸窒化膜9が配置される。酸窒化膜9中で
の不純物の拡散は、酸化膜10に比して小さい。
Description
製造方法に関わり、特に、微細化が進んだ半導体デバイ
スにおける拡散領域の不純物濃度の低下を抑制すること
ができる半導体装置及びその製造方法に関する。
の高集積化が進み、トランジスタ及びそれらを互いに分
離するための素子分離領域は縮小化の一途をたどってい
る。トランジスタのチャネル及びソース/ドレインなど
の拡散領域は、イオン注入法、熱拡散法などにより半導
体基板の上部に所定濃度の不純物を添加することで形成
される。この不純物は、その後に行われる各種熱処理工
程により拡散してしまう。特に、トランジスタなどが形
成される素子形成領域と素子分離領域の界面近傍の領域
では、拡散領域から素子分離領域へ不純物が拡散した
り、この界面近傍に不純物が偏析したりすることがあ
る。これにより、拡散領域の不純物濃度が設計値よりも
低下してしまう現象が見られる。
子形成領域の界面近傍で不純物濃度が低下する領域(以
後、「低濃度領域」という)に比して、十分大きい場
合、この不純物濃度の低下はそれほど問題とならない。
しかし、微細化された素子においては、この低濃度領域
が占める割合が増加し、素子特性に影響を及ぼすように
なってきている。
I(Shallow Trench Isolation)技術により素子分離を
行ったn型MOSトランジスタのチャネル領域における
チャネル幅方向の断面図である。p型のシリコン基板5
1の上部には、p型のウェル領域53が形成され、ウェ
ル領域53の上部に、2つの素子分離領域(59、6
0)が形成されている。図には示さないが、2つの素子
分離領域(59、60)の間に挟まれた領域が素子形成
領域であり、その表面付近にp型のチャネル領域が形成
される。このチャネル領域の上には、ゲート絶縁膜を介
してポリシリコンゲート電極61が形成され、ポリシリ
コンゲート電極61には、素子分離領域(59、60)
においてコンタクトプラグ63が接続されている。素子
分離領域には、シリコン酸化膜60が埋め込まれてい
る。シリコン酸化膜60とシリコン基板1との間には、
熱酸化膜59が形成されている。つまり、素子分離領域
は、シリコン酸化膜60と熱酸化膜59から構成されて
いる。チャネル領域形成後の各種熱処理工程により、チ
ャネル領域のp型不純物が素子分離領域(59、60)
へ拡散し、素子形成領域と素子分離領域の界面近傍の領
域65の不純物濃度が低下してしまう。これにより、ト
ランジスタのしきい値電圧が低下し、オフリーク電流が
増加するなどの問題が生じる。
OSトランジスタのソース/ドレイン領域におけるチャ
ネル幅方向の断面図である。チャネル領域と同様に、ソ
ース/ドレイン領域64においても、各種熱処理工程に
より、素子形成領域と素子分離領域の界面近傍の低濃度
領域66の不純物濃度が低下してしまう。これにより、
ソース/ドレイン領域の抵抗が増大し、トランジスタの
オン電流が減少してしまうなどの問題が生じる。
決するために成されたものであり、その目的は、素子分
離領域と素子形成領域の界面近傍において、各種熱処理
による拡散領域の不純物濃度の低下を抑制する半導体装
置及びその製造方法を提供することである。
め、本発明の第1の特徴は、半導体基板と、半導体基板
の上部に配置され、半導体素子が形成される複数の素子
形成領域と、素子形成領域同士を互いに分離するために
半導体基板に酸化膜が埋め込まれた素子分離領域と、素
子形成領域と素子分離領域との界面に配置された酸窒化
膜とを有する半導体装置であることである。
は、不純物が各拡散領域から素子分離領域へ拡散するこ
とを防止する。従って、チャネル領域の不純物濃度の低
下によるしきい値電圧の低下、或いはソース/ドレイン
領域の不純物濃度の低下によるオン電流の減少などの素
子特性の低下を抑制することができる。
上の半導体素子が形成される素子形成領域に選択的に耐
エッチング膜を形成する第1工程と、(2)耐エッチン
グ膜をマスクとして半導体基板を選択的にエッチングし
て、溝を形成する第2工程と、(3)少なくとも溝の側
面に酸窒化膜を形成する第3工程と、(4)溝の内部に
酸化膜を形成する第4工程と、(5)素子形成領域に半
導体素子を構成する各拡散領域を形成する第5工程とを
少なくとも具備する半導体装置の製造方法であることで
ある。
が形成される素子形成領域と酸化膜が埋め込まれた素子
分離領域との界面に酸窒化膜を配置することができる。
参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載
において同一あるいは類似部分には同一あるいは類似な
符号を付している。ただし、図面は模式的なものであ
り、層の厚みと幅との関係、各層の厚みの比率などは現
実のものとは異なることに留意すべきである。また、図
面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる
部分が含まれていることはもちろんである。
に係る半導体装置の構成を示す断面図である。第1の実
施の形態に係る半導体装置は、p型のチャネル領域30
とn型のソース/ドレイン領域と、ゲート絶縁膜4と、
ゲート電極膜(5、11)とを有するn型のMOSトラ
ンジスタである。図1(a)は、n型のMOSトランジ
スタのチャネル領域におけるチャネル幅方向の断面図で
ある。
の上部には、基板1に比して高濃度のp型不純物が添加
されたウェル領域3が配置されている。ウェル領域3の
上部には素子分離領域を構成する2つのシリコン酸化膜
10が所定の間隔を置いて配置されている。2つのシリ
コン酸化膜10の間のウェル領域3の上部にp型のチャ
ネル領域30が配置されている。チャネル領域30にも
ボロン(B)などのp型の不純物が添加されている。シ
リコン酸化膜10とウェル領域3との間にはシリコン酸
窒化膜9が配置されている。チャネル領域30の上には
ゲート絶縁膜(ゲート酸化膜)4が配置されている。ゲ
ート酸化膜4の上には、第1のゲート電極膜5が配置さ
れ、その上に第2のゲート電極膜11が配置されてい
る。シリコン酸化膜10及びシリコン酸窒化膜9の一部
は、ウェル領域3の上に張り出して配置されている。ゲ
ート絶縁膜4と第1のゲート電極膜5の側面は、シリコ
ン酸窒化膜9に接している。第2のゲート電極膜11の
一部は、シリコン酸化膜10の上に配置され、シリコン
酸化膜10の上において、第2のゲート電極膜11にコ
ンタクトプラグ13が接続されている。
MOSトランジスタの構成を示す平面図である。図1
(b)に示すように、シリコン酸化膜10で囲まれた領
域に、シリコン酸窒化膜9を介して、チャネル領域3
0、ソース/ドレイン領域とから成る素子形成領域が配
置されている。チャネル領域30の部分には、その上に
配置されている第2のゲート電極膜11を示している。
コンタクトプラグ13は第2のゲート電極膜11に接続
されている。また、ソース領域及びドレイン領域には、
リン(P)、砒素(As)などのn型の不純物が添加さ
れ、それぞれコンタクトプラグ13が接続されている。
図1(a)の断面図は、図1(b)のA−A’切断面に
沿った断面図である。図2は、図1(b)のB−B'切
断面に沿った、ソース領域におけるチャネル幅方向の断
面図である。図2に示すように、ウェル領域3の上部に
n型のソース領域14が形成されている。
ジスタの製造方法を、図3乃至図5を参照して説明す
る。図3は、MOSトランジスタの製造方法を示すフロ
ーチャートである。図4及び図5の各図は、MOSトラ
ンジスタの製造方法における主要な製造工程を示す工程
断面図である。図4及び図5の各図は、図1(b)のA
−A’切断面における工程断面図を示す。
コン基板1を用意する。熱酸化処理により、その表面に
バッファ酸化膜2を形成する。ウェル領域3が形成され
る領域に窓を有するレジストパターンを形成する。ステ
ップS01において、このレジストパターンをマスクと
して、イオン注入法によりボロン(B)などのp型不純
物イオンを選択的にシリコン基板1に注入して、ウェル
領域3、チャネル領域30を形成する。以上の工程が終
了した状態を図4(a)に示す。
る。ステップS02において、熱酸化処理によりゲート
絶縁膜4を形成し、CVD法によりポリシリコン膜から
成る第1のゲート電極膜5を形成する。CVD法により
シリコン窒化膜6を形成する。フォトリソグラフィ法に
より、素子分離領域28が形成される領域に窓を有する
レジストパターン7を形成する。以上の工程が終了した
状態を図4(b)に示す。
ジストパターン7をマスクとして、RIE法により耐エ
ッチング膜(シリコン窒化膜)6を選択的に除去する。
シリコン窒化膜6をマスクとして、RIE法により第1
のゲート電極膜5及びゲート絶縁膜4を選択的に除去す
る。さらに、ステップS04において、シリコン窒化膜
6をマスクとして、RIE法によりシリコン基板1をエ
ッチングして、素子分離領域28が形成される領域に溝
8を形成する。以上の工程が終了した状態を図5(a)
に示す。
にシリコン酸化膜を形成する。ステップS05におい
て、窒素(N)/酸素(O)系ガスの雰囲気において加
熱してシリコン酸化膜に窒素を添加することで、シリコ
ン酸窒化膜9を溝8の表面に形成する。シリコン酸窒化
膜9の膜厚は、2nm乃至10nmが望ましい。なお、
NO系ガスとして、N2Oガス、NOガス、NO2ガス
などを使用することができる。CVD法により半導体基
板1全面にシリコン酸化膜10を堆積する。CMP(化
学的機械的研磨:Chemical Mechanical Polishing)な
どの平坦化処理により、シリコン窒化膜6が表出するま
でシリコン酸化膜10を除去する。ステップS06にお
いて溝8の内部にシリコン酸化膜10が埋め込まれる。
シリコン窒化膜6を除去する。以上の工程が終了した状
態を図5(b)に示す。
1全面にポリシリコン膜から成る第2のゲート電極膜1
1を形成する。フォトリソグラフィ法によりゲート電極
を形成する領域に選択的にレジストパターンを形成す
る。ステップS07において、このレジストパターンを
マスクとして、RIE法により第2のゲート電極膜11
及び第1のゲート電極膜5を選択的に除去することで、
第1及び第2のゲート電極膜(5、11)をパターニン
グする。ステップS08において、イオン注入法によ
り、第1及び第2のゲート電極膜(5、11)をマスク
として、ウェル領域3にn型の不純物イオンを注入する
ことで、ソース/ドレイン領域を形成する。
化膜などの層間絶縁膜を半導体基板1全面に形成する。
リソグラフィ法及びRIE法を用いて、第2のゲート電
極膜11上の層間絶縁膜にコンタクトホールを形成し、
コンタクトプラグ13をコンタクトホール内に埋め込
む。以上の工程を経て、図1及び図2に示すn型のMO
Sトランジスタを製造することができる。
の形態によれば、n型のMOSトランジスタが形成され
る素子形成領域とシリコン酸化膜10が埋め込まれた素
子分離領域との界面にシリコン酸窒化膜9を配置するこ
とができる。また、シリコン酸窒化膜9中での不純物の
拡散は、シリコン酸化膜10に比して小さい。よって、
チャネル領域30、ソース/ドレイン領域14などの各
拡散領域を形成した後のさまざまな熱処理工程におい
て、各拡散領域(14、30)に添加された不純物が、
素子分離領域のシリコン酸化膜10の中へ拡散したり、
素子形成領域と素子分離領域との界面近傍に偏析するこ
とが抑制される。つまり、シリコン酸窒化膜9は、不純
物が各拡散領域(14、30)から素子分離領域へ拡散
することを防止する。従って、チャネル領域30の不純
物濃度の低下によるしきい値電圧の低下、或いはソース
/ドレイン領域14の不純物濃度の低下によるオン電流
の減少などの素子特性の低下を抑制することができる。
ト絶縁膜4として熱酸化処理により形成されたシリコン
酸化膜を用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるわけではない。シリコンの中に酸素と窒素
が添加されたシリコン酸窒化膜(ゲート酸窒化膜)を用
いても構わない。素子分離領域と素子形成領域間のシリ
コン酸窒化膜9を形成する際に生じるゲート絶縁膜の汚
染その他の副作用を防止することができる。勿論、この
ゲート酸窒化膜は、シリコン酸窒化膜9と同様な製造方
法により形成することができる。
ガスの雰囲気において加熱してシリコン酸化膜に窒素を
添加することで、シリコン酸窒化膜9を溝8の表面に形
成したが、本発明はこれに限定されるわけではない。半
導体基板1に対して斜め方向に窒素イオンをイオン注入
することで、溝8の側面に形成されたシリコン酸化膜に
窒素を注入することで、シリコン酸窒化膜9を溝8の側
面にのみ形成しても構わない。半導体素子の各拡散領域
(14、30)と素子分離領域との界面にシリコン酸窒
化膜9を形成することができる。また、N/O系ガスの
代わりにアンモニアガス(NH4ガス)を用いても構わ
ない。
ネル幅が異なるMOSトランジスタを試作し、各トラン
ジスタについてソース/ドレイン領域のシート抵抗値を
調べた結果を示すグラフである。ソース/ドレイン領域
に添加された不純物はリンであり、イオン注入時の加速
電圧は15keV、ドーズ量は3.0×1013/cm
−2である。図13に示すように、チャネル幅が1μm
を境にそれよりも狭くなると、ソース/ドレイン領域の
シート抵抗値が増加し始める。また、シート抵抗の値増
加率は、チャネル幅が0.4μmよりも狭くなるとさら
に高くなる。従って、チャネル領域、ソース/ドレイン
領域などの各拡散領域の幅、或いは素子形成領域自体の
幅は1μm以下であることが望ましく、さらに望ましく
は、0.4μm以下であることである。フラッシュメモ
リなどの微細化が進んだメモリデバイスにおいて、拡散
領域に対して不純物濃度が低下してしまう惧れがある領
域が占める割合が増加してしまうが、酸窒化膜により不
純物濃度の低下を抑制することで、素子特性の低下を抑
制する効果がより増す。
の形態においては、素子形成領域及び素子分離領域の微
細化が進んだDRAM、フラッシュ・メモリなどのメモ
リデバイスの中で、2重ゲート構造を有するNAND型
不揮発性半導体メモリを例にとり説明する。
に係るNAND型不揮発性半導体メモリのチャネル領域
におけるチャネル幅方向の構成を示す断面図である。N
AND型不揮発性半導体メモリは、p型のチャネル領域
31とn型のソース/ドレイン領域と、ゲート酸化膜4
と、浮遊ゲート電極膜(26、15)と、酸化膜/窒化
膜/酸化膜の積層膜(ONO膜)17と、制御ゲート電
極膜18とを有する。
の上部には、p型のウェル領域3が配置されている。ウ
ェル領域3の上部には素子分離領域を構成する4つのシ
リコン酸化膜10が所定の間隔を置いて配置されてい
る。4つのシリコン酸化膜10の間のウェル領域3の上
部にp型のチャネル領域31が配置されている。チャネ
ル領域31にもボロン(B)などのp型の不純物が添加
されている。シリコン酸化膜10とウェル領域3との間
にはシリコン酸窒化膜9が配置されている。チャネル領
域31の上にはゲート酸化膜4が配置されている。ゲー
ト酸化膜4の上には、第1の浮遊ゲート電極膜26が配
置され、その上に第2のゲ浮遊ゲート電極膜15が配置
されている。シリコン酸化膜10及びシリコン酸窒化膜
9の一部は、ウェル領域3の上に張り出して配置されて
いる。ゲート絶縁膜4と第1の浮遊ゲート電極膜26の
側面は、シリコン酸窒化膜9に接している。第2のゲー
ト電極膜15の一部は、シリコン酸化膜10の上に配置
されている。第2の浮遊ゲート電極膜15及びシリコン
酸化膜10の上には、ONO膜17が配置されている。
ONO膜17の上には制御ゲート電極膜18が配置され
てる。
D型不揮発性半導体メモリの構成を示す平面図である。
図6(b)に示すように、複数の帯状のシリコン酸化膜
10、及び複数の帯状の制御ゲート電極膜18は、互い
が垂直に交わるようにそれぞれ配置されている。隣接す
るシリコン酸化膜10間には帯状の素子形成領域が配置
されている。素子形成領域のうち制御ゲート電極18と
交差する部分に、チャネル領域31、ゲート酸化膜4、
浮遊ゲート電極膜(26、15)が配置されている。一
方、素子形成領域のうち制御ゲート電極18と交差しな
い部分に、ソース/ドレイン領域が配置されている。ソ
ース領域及びドレイン領域には、リン(P)、砒素(A
s)などのn型の不純物が添加されている。図6(a)
の断面図は、図6(b)のC−C’切断面に沿った断面
図である。図7は、図6(b)のD−D'切断面に沿っ
た、ソース領域におけるチャネル幅方向の断面図であ
る。図7に示すように、ウェル領域3の上部にn型のソ
ース領域14が形成されている。その他の構成は、図7
(a)と同じである。
ジスタの製造方法を、図8及び図9を参照して説明す
る。図8及び図9の各図は、NAND型不揮発性半導体
メモリの製造方法における主要な製造工程を示す工程断
面図である。図8及び図9の各図は、図6(b)のC−
C’切断面における工程断面図を示す。なお、製造方法
を示すフローチャートは、第1の実施の形態と同様に図
3に従う。
する。熱酸化処理により、その表面にバッファ酸化膜を
形成する。ステップS01において、イオン注入法によ
りボロン(B)などのp型不純物イオンをウェル領域3
及びチャネル領域31が形成される領域に注入して、ウ
ェル領域3及びチャネル領域31を形成する。次に、バ
ッファ酸化膜を除去する。ステップS02において、ゲ
ート絶縁膜4を形成し、CVD法によりポリシリコン膜
から成る第1の浮遊ゲート電極膜26を形成する。シリ
コン窒化膜6を形成する。
領域28が形成される領域に窓を有するレジストパター
ンをマスクとして、耐エッチング膜(シリコン窒化膜)
6を選択的に除去する。シリコン窒化膜6をマスクとし
て、第1の浮遊ゲート電極膜26及びゲート酸化膜4を
選択的に除去する。さらに、ステップS04において、
シリコン窒化膜6をマスクとして、シリコン基板1をエ
ッチングすることで、素子分離領域28が形成される領
域に溝8を形成する。以上の工程が終了した状態を図8
(a)に示す。
にシリコン酸化膜を形成する。ステップS05におい
て、N2Oガス、NOガス、NO2ガスなどのN/O系
ガスの雰囲気において加熱してシリコン酸化膜に窒素を
添加することで、シリコン酸窒化膜9を溝8の表面に形
成する。半導体基板1全面にシリコン酸化膜10を堆積
し、平坦化処理により、シリコン窒化膜6が表出するま
でシリコン酸化膜10を除去する。ステップS06にお
いて溝8の内部にシリコン酸化膜10が埋め込まれる。
シリコン窒化膜6を除去する。以上の工程が終了した状
態を図8(b)に示す。
1全面にポリシリコン膜から成る第2の浮遊ゲート電極
膜15を形成する。フォトリソグラフィ法により浮遊ゲ
ート電極膜を形成する領域に選択的にレジストパターン
を形成する。ステップS07において、このレジストパ
ターンをマスクとして、RIE法により第2の浮遊ゲー
ト電極膜15及び第1のゲート電極膜26を選択的に除
去することで、第1及び第2のゲート電極膜(26、1
5)をパターニングする。ステップS08において、イ
オン注入法により、第1及び第2のゲート電極膜(5、
11)をマスクとして、ウェル領域3にn型の不純物イ
オンを注入することで、ソース/ドレイン領域を形成す
る。以上の工程が終了した状態を図8(c)に示す。
全面にONO膜を形成し、ポリシリコン膜/タングステ
ンシリサイド膜(WSi膜)から成る制御ゲート電極膜
18を形成する。制御ゲート電極加工用のエッチングマ
スクとなるシリコン窒化膜を形成する。制御ゲート電極
18を形成したい領域に選択的にレジストパターンを形
成し、これをマスクとしてシリコン窒化膜を選択的に除
去する。シリコン窒化膜をエッチングマスクとして、制
御ゲート電極膜18をパターニングする。
形成する。リソグラフィ法及びRIE法を用いて、コン
タクトホールを形成し、コンタクトプラグ13をコンタ
クトホール内に埋め込む。以上の工程を経て、図6及び
図7に示すNAND型不揮発性半導体メモリを製造する
ことができる。
の形態によれば、NAND型不揮発性半導体メモリのメ
モリセルが形成される素子形成領域とシリコン酸化膜1
0が埋め込まれた素子分離領域との界面にシリコン酸窒
化膜9を配置することができる。また、シリコン酸窒化
膜9中での不純物の拡散は、シリコン酸化膜10に比し
て小さい。よって、チャネル領域31、ソース/ドレイ
ン領域14などの各拡散領域を形成した後のさまざまな
熱処理工程において、各拡散領域(14、31)に添加
された不純物が、素子分離領域のシリコン酸化膜10の
中へ拡散したり、素子形成領域と素子分離領域との界面
近傍に偏析することが抑制される。つまり、シリコン酸
窒化膜9は、不純物が各拡散領域(14、31)から素
子分離領域へ拡散することを防止する。従って、チャネ
ル領域31の不純物濃度の低下によるしきい値電圧の低
下、或いはソース/ドレイン領域14の不純物濃度の低
下によるオン電流の減少などの素子特性の低下を抑制す
ることができる。
ト絶縁膜4として熱酸化処理により形成されたシリコン
酸化膜を用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるわけではない。シリコンの中に酸素と窒素
が添加されたシリコン酸窒化膜(ゲート酸窒化膜)を用
いても構わない。素子分離領域と素子形成領域間のシリ
コン酸窒化膜9を形成する際に生じるゲート絶縁膜の汚
染その他の副作用を防止することができる。勿論、この
ゲート酸窒化膜は、シリコン酸窒化膜9と同様な製造方
法により形成することができる。
ガスの雰囲気において加熱してシリコン酸化膜に窒素を
添加することで、シリコン酸窒化膜9を溝8の表面に形
成したが、本発明はこれに限定されるわけではない。半
導体基板1に対して斜め方向に窒素イオンをイオン注入
することで、溝8の側面に形成されたシリコン酸化膜に
窒素を添加することで、シリコン酸窒化膜9を溝8の側
面にのみ形成しても構わない。半導体素子の各拡散領域
(14、31)と素子分離領域との界面にシリコン酸窒
化膜9を形成することができる。
の形態で示した半導体装置の製造方法では、まず、ウェ
ル領域3及びゲート酸化膜4を形成し、その後、シリコ
ン酸窒化膜9及び素子分離領域を構成するシリコン酸化
膜10を形成していた。しかし、本発明はこれに限定さ
れるわけではなく、この順番を入れ替えて実施しても構
わない。第3の実施の形態では、第1の実施の形態で示
したn型のMOSトランジスタについて、上記の順番を
入れ替えた実施例を示す。
に係るn型のMOSトランジスタのチャネル領域におけ
るチャネル幅方向の構成を示す断面図である。第3の実
施の形態に係るn型のMOSトランジスタは、p型のチ
ャネル領域30とn型のソース/ドレイン領域と、ゲー
ト酸化膜4と、ゲート電極膜25とを有する。図1
(a)に示したMOSトランジスタに比して、ウェル領
域23の形状、及びゲート電極膜25の構成が異なる
が、他の構成要素は同一であるため説明を省略する。ウ
ェル領域23は、シリコン酸窒化膜9及びシリコン酸化
膜10が形成された後に形成されるため、その底面は、
図1(a)に示すウェル領域3のように平坦にはなら
ず、素子分離領域にも素子形成領域の方が低く形成され
ている。一方、ゲート電極膜25も、シリコン酸窒化膜
9及びシリコン酸化膜10が形成された後に形成される
ため、その構成は、図1(a)に示す第1及び第2のゲ
ート電極膜の2層構造ではなく1層構造である。
MOSトランジスタの構成を示す平面図である。図9
(b)に示すように、シリコン酸化膜10で囲まれた領
域に、シリコン酸窒化膜9を介して、チャネル領域3
0、ソース/ドレイン領域とから成る素子形成領域が配
置されている。チャネル領域30の部分には、その上に
配置されているゲート電極膜25を示している。ソース
領域及びドレイン領域には、リン(P)、砒素(As)
などのn型の不純物が添加されている。図9(a)の断
面図は、図9(b)のE−E’切断面に沿った断面図で
ある。図10は、図9(b)のF−F'切断面に沿っ
た、ソース領域14におけるチャネル幅方向の断面図で
ある。図10に示すように、ウェル領域23の上部にn
型のソース領域14が形成されている。
ンジスタの製造方法を、図11及び図12を参照して説
明する。図11は、MOSトランジスタの製造方法を示
すフローチャートである。図12の各図は、MOSトラ
ンジスタの製造方法における主要な製造工程を示す工程
断面図である。図12の各図は、図9(b)のE−E’
切断面における工程断面図を示す。
コン基板1を用意する。熱酸化処理により、その表面に
バッファ酸化膜20を形成する。CVD法によりシリコ
ン窒化膜21を形成する。フォトリソグラフィ法によ
り、素子分離領域28が形成される領域に窓を有するレ
ジストパターン22を形成する。以上の工程が終了した
状態を図12(a)に示す。
ジストパターン22をマスクとして、RIE法により耐
エッチング膜(シリコン窒化膜)21を選択的に除去す
る。シリコン窒化膜21をマスクとして、RIE法によ
りバッファ絶縁膜20を選択的に除去する。さらに、ス
テップS04において、シリコン窒化膜21をマスクと
して、RIE法によりシリコン基板1をエッチングし
て、素子分離領域28が形成される領域に溝8を形成す
る。以上の工程が終了した状態を図12(b)に示す。
にシリコン酸化膜を形成する。ステップS05におい
て、N2Oガス、NOガス、NO2ガスなどのN/O系
ガスの雰囲気において加熱してシリコン酸化膜に窒素を
添加することで、シリコン酸窒化膜9を溝8の表面に形
成する。CVD法により半導体基板1全面にシリコン酸
化膜10を堆積する。CMPなどの平坦化処理により、
シリコン窒化膜21が表出するまでシリコン酸化膜10
を除去する。ステップS06において溝8の内部にシリ
コン酸化膜10が埋め込まれる。
入法によりボロン(B)などのp型不純物イオンをバッ
ファ酸化膜20を介してシリコン基板1に注入して、ウ
ェル領域23及びチャネル領域30を形成する。シリコ
ン窒化膜6を除去する。以上の工程が終了した状態を図
12(c)に示す。
る。ステップS02において、熱酸化処理によりゲート
酸化膜24を形成し、CVD法によりポリシリコン膜か
ら成るゲート電極膜25を形成する。
ゲート電極を形成する領域に選択的にレジストパターン
を形成する。ステップS07において、このレジストパ
ターンをマスクとして、RIE法によりゲート電極膜2
5を選択的に除去することで、ゲート電極膜25をパタ
ーニングする。ステップS08において、イオン注入法
により、ゲート電極膜25をマスクとして、ウェル領域
23にn型の不純物イオンを注入することで、ソース/
ドレイン領域を形成する。
全面に形成する。層間絶縁膜にコンタクトホールを形成
し、コンタクトプラグ13をコンタクトホール内に埋め
込む。以上の工程を経て、図9及び図10に示すn型の
MOSトランジスタを製造することができる。
及び素子分離領域を構成するシリコン酸化膜10を形成
し、その後、ウェル領域3及びゲート酸化膜4を形成し
ても、第1の実施の形態で示した構造と同一構造を有す
るMOSトランジスタを製造することができ、同様な作
用効果を得ることができる。
結晶のシリコン、ガリウム砒素などからなる半導体基板
を示すだけでなく、半導体基板上に酸化膜などの絶縁物
を介して単結晶半導体層が形成されたSOI(Silicon
On Insulator)基板、及びサファイア基板上に単結晶半
導体層がエピ成長されたSOS(Silicon On Sapphir
e)基板をも含む。
ランジスタ(FET)、バイポーラトランジスタ、ダイ
オード、キャパシタ、拡散抵抗、などの複数の半導体素
子が形成される。これらの半導体素子は、チャネル領
域、ソース/ドレイン領域、或いはエミッタ/ベース/
コレクタ領域などのn型或いはp型の不純物がそれぞれ
異なる濃度で添加された拡散領域を有する。
の界面」は、基板の上部に配置された半導体素子の各拡
散領域と素子分離領域との界面を示し、具体的には、チ
ャネル領域、ソース/ドレイン領域或いはエミッタ/ベ
ース/コレクタ領域と素子分離領域に埋め込まれた酸化
膜との界面を示す。「この界面に配置された酸窒化膜」
は、シリコンなどの半導体中に酸素及び窒素が添加され
た非結晶或いは多結晶状態の絶縁膜であり、不純物が拡
散する速度が、シリコンなどの半導体中に酸素のみが添
加された酸化膜に比して遅いことを特徴とする膜であ
る。酸窒化膜中の窒素の割合は、通常10%程度或いは
それ以下であるが、特に限定されるものではない。
域、ソース/ドレイン領域などの各拡散領域の幅、或い
は素子形成領域自体の幅は0.4μm以下であることが
望ましい。フラッシュメモリなどの微細化が進んだメモ
リデバイスにおいて、拡散領域に対して不純物濃度が低
下してしまう惧れがある領域が占める割合が増加してし
まうが、酸窒化膜により不純物濃度の低下を抑制するこ
とで、素子特性の低下を抑制する効果がより増す。
領域との界面に配置されていることが望ましい。素子形
成領域は、チャネル、ソース/ドレイン或いはエミッタ
/ベース/コレクタ領域などの各拡散領域により構成さ
れているが、これらの各拡散領域と素子分離領域との界
面のみならず、ウェル領域などをさらに含む半導体基板
と素子分離領域との界面に酸窒化膜が配置されることが
望ましい。より安易な方法により酸窒化膜を形成するこ
とができるため、製造工程を削減し、製造コストの低
減、製造効率の向上などが実現される。また、半導体素
子はゲート絶縁膜を有するMOS型トランジスタであ
り、このゲート絶縁膜は、酸窒化物で構成されているこ
とが望ましい。酸窒化膜を形成する際に、ゲート絶縁膜
は汚染、その他の副作用を酸窒化膜から受けにくくな
る。
は、以下のようにすればよい。即ち、まず、溝の表面に
酸化膜を形成する。そして、窒素/酸素系ガスの雰囲気
における加熱処理を行うことで、溝の表面に形成された
酸化膜に窒素を添加すればよい。或いは、溝の側面にの
み酸窒化膜を形成するには、以下のようにすればよい。
即ち、まず、溝の表面に酸化膜を形成する。そして、半
導体基板に対して斜め方向に窒素イオンをイオン注入す
ることで、溝の側面に形成された酸化膜に窒素を添加す
ればよい。
から内部へ添加されていく。従って、酸化膜の膜厚を厚
くして十分な窒素の添加を行わない場合、酸化膜の表出
面近傍にのみ窒素が添加され、半導体基板と酸窒化膜と
の間に窒素が添加されない酸化膜が形成されてしまう。
一方、熱酸化処理により酸化膜を形成する場合におい
て、熱酸化膜の膜厚を薄く形成してしまうと、RIE法
などにより溝を形成するときに生じた半導体基板の損傷
を回復することが困難になってしまう。以上の考察か
ら、酸窒化膜の膜厚は、2nm〜10nm程度であるこ
とが望ましい。
子分離領域と素子形成領域の界面近傍において、各種熱
処理による拡散領域の不純物濃度の低下を抑制する半導
体装置及びその製造方法を提供することができる。
るMOSトランジスタのチャネル領域におけるチャネル
幅方向の構成を示す断面図である。図1(b)は、図1
(a)に示したMOSトランジスタの平面図である。
ス域におけるチャネル幅方向の構成を示す、図1(b)
のB−B'切断面に沿った断面図である。
体装置の製造方法を示すフローチャートである。
実施の形態に係るMOSトランジスタの製造方法におけ
る主要な製造工程を示す工程断面図である(その1)。
実施の形態に係るMOSトランジスタの製造方法におけ
る主要な製造工程を示す工程断面図である(その2)。
るNAND型不揮発性半導体メモリのチャネル領域にお
けるチャネル幅方向の構成を示す断面図である。図6
(b)は、図6(a)に示したNAND型不揮発性半導
体メモリの平面図である。
メモリのソース域におけるチャネル幅方向の構成を示
す、図6(b)のB−B'切断面に沿った断面図であ
る。
実施の形態に係るNAND型不揮発性半導体メモリの製
造方法における主要な製造工程を示す工程断面図であ
る。
るMOSトランジスタのチャネル領域におけるチャネル
幅方向の構成を示す断面図である。図9(b)は、図9
(a)に示したMOSトランジスタの平面図である。
ース域におけるチャネル幅方向の構成を示す、図9
(b)のB−B'切断面に沿った断面図である。
ンジスタの製造方法を示すフローチャートである。
第3の実施の形態に係るMOSトランジスタの製造方法
における主要な製造工程を示す工程断面図である。
幅の依存性を示すグラフである。
ランジスタのチャネル領域におけるチャネル幅方向の構
成を示す断面図である。図14(b)は、従来技術に係
わるMOSトランジスタのソース領域におけるチャネル
幅方向の構成を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上部に配置され、半導体素子が形成さ
れる複数の素子形成領域と、 前記素子形成領域同士を互いに分離するために前記半導
体基板に酸化膜が埋め込まれた素子分離領域と、 前記素子形成領域と前記素子分離領域との界面に配置さ
れた酸窒化膜とを有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記酸窒化膜は、前記半導体基板と前記
素子分離領域との界面に配置されていることを特徴とす
る請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記半導体素子はゲート絶縁膜を有する
MOS型トランジスタであり、 前記ゲート絶縁膜は、酸窒化物で構成されていることを
特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 半導体基板上の半導体素子が形成される
素子形成領域に選択的に耐エッチング膜を形成する第1
工程と、 前記耐エッチング膜をマスクとして前記半導体基板を選
択的にエッチングして、溝を形成する第2工程と、 少なくとも前記溝の側面に酸窒化膜を形成する第3工程
と、 前記溝の内部に酸化膜を形成する第4工程と、 前記素子形成領域に前記半導体素子を構成する各拡散領
域を形成する第5工程とを少なくとも具備することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記第3工程は、 前記溝の表面に酸化膜を形成する第1ステップと、 窒素/酸素系ガスの雰囲気における加熱処理を行うこと
で、前記溝の表面に形成された前記酸化膜に窒素を添加
する第2ステップとを少なくとも具備することを特徴と
する請求項4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記第3工程は、 前記溝の表面に酸化膜を形成する第1ステップと、 前記半導体基板に対して斜め方向に窒素イオンをイオン
注入することで、前記溝の側面に形成された前記酸化膜
に窒素を添加する第2ステップとを少なくとも具備する
ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000333811A JP2002141409A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
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JP2000333811A JP2002141409A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (2)
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JP2002141409A5 JP2002141409A5 (ja) | 2005-05-26 |
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JP2000333811A Pending JP2002141409A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
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JP (1) | JP2002141409A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7315073B2 (en) | 2005-01-17 | 2008-01-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having an oxide film formed on a semiconductor substrate sidewall of an element region and on a sidewall of a gate electrode |
JP2012023191A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-02 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
-
2000
- 2000-10-31 JP JP2000333811A patent/JP2002141409A/ja active Pending
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US7645674B2 (en) | 2005-01-17 | 2010-01-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having an oxide film formed on a semiconductor substrate sidewall of an element region and on a sidewall of a gate electrode |
US7928530B2 (en) | 2005-01-17 | 2011-04-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having an oxide film formed on a semiconductor substrate sidewall of an element region and on a sidewall of a gate electrode |
US8258568B2 (en) | 2005-01-17 | 2012-09-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having an oxide film formed on a semiconductor substrate sidewall of an element region and on a sidewall of a gate electrode |
US8728903B2 (en) | 2005-01-17 | 2014-05-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having an oxide film formed on a semiconductor substrate sidewall of an element region and on a sidewall of a gate electrode |
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