JP2002141258A - 荷電粒子露光用パターンの作成方法、荷電粒子露光用パターン作成装置及び記録媒体 - Google Patents

荷電粒子露光用パターンの作成方法、荷電粒子露光用パターン作成装置及び記録媒体

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JP2002141258A
JP2002141258A JP2000331068A JP2000331068A JP2002141258A JP 2002141258 A JP2002141258 A JP 2002141258A JP 2000331068 A JP2000331068 A JP 2000331068A JP 2000331068 A JP2000331068 A JP 2000331068A JP 2002141258 A JP2002141258 A JP 2002141258A
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charged particle
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mask
pattern mask
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JP2000331068A
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English (en)
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Kaoru Koike
薫 小池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線幅厳密領域における高い寸法精度を維持し
つつ、荷電粒子露光用転写マスクの設計や製造にかか
る、労力や費用の低減を図る。 【解決手段】 部分一括パターンマスク選択手段1dに
よって、部分一括パターンマスク情報格納手段1eに格
納された複数種類の部分一括パターンマスク情報から適
切な部分一括パターンマスク情報を選択し、荷電粒子露
光用パターン生成手段1fによって、選択された部分一
括パターンマスクを用い、荷電粒子露光用パターンの生
成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子露光用パ
ターンの生成を行う荷電粒子露光用パターンの作成方
法、荷電粒子露光用パターン作成装置及びその機能をコ
ンピュータに行わせるプログラムを格納したコンピュー
タ読みとり可能な記録媒体に関し、特に、高い寸法精度
が要求される線幅厳密領域におけるパターン生成を良好
に行うことが可能な荷電粒子露光用パターンの作成方
法、荷電粒子露光用パターン作成装置及びその機能をコ
ンピュータに行わせるプログラムを格納したコンピュー
タ読みとり可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化、高密度化に伴い、そ
れらに形成されるパターンの微細化が進んでいる。それ
に伴い、光の解像限界以下の微細パターンの露光には、
フォトリソグラフィに代わり、電子線やX線等の荷電粒
子線を用いる荷電粒子線リソグラフィが多く用いられる
こととなった。
【0003】例えば、電子線を用いる電子線リソグラフ
ィは、電子線を用い、光の解像度以下の微細なパターン
を被転写体上に転写する技術であり、これらの電子線リ
ソグラフィには、電子線による一筆書きの要領によって
パターンの転写を行う可変形成法、及び所望のパターン
を備えた荷電粒子露光用パターンマスクを用いてパター
ンの転写を行う部分一括露光法に大別される。
【0004】可変形成法は、上述のように電子線による
一筆書きの要領によってパターンの転写を行う技術であ
り、例えば、LSI回路のパターン描画を行う場合、L
SI回路を構成するパターンを露光可能な領域に分割
し、その領域ごとに多数回数の露光ショットを行い、パ
ターンの描画を行う。
【0005】しかし、可変形成法では、描画するパター
ンが微細になればなるほど、露光ショット数が飛躍的に
増大し、スループット(単位時間当たりの処理能力)が
著しく低下してしまう。また、可変形成法では、パター
ン転写を行うたびにショット形状を作成することとなる
ため、転写されるパターン形状に誤差変動が生じやすい
という問題点もある。
【0006】一方、部分一括露光法は、所望のパターン
を備えた荷電粒子露光用パターンマスクを用いてパター
ンの転写を行う方法であるため、電子線のショット数
は、荷電粒子露光用パターンマスク当たり1ショットで
よく、可変形成法に比べ大幅にスループットを向上させ
ることが可能となる。また、部分一括露光法におけるパ
ターン生成は、荷電粒子露光用パターンマスクが有する
パターンに従って行われるため、可変形成法に比べ、パ
ターン形状の誤差変動が生じにくく、精度の高いパター
ン生成を行うことが可能であるという利点もある。
【0007】このような理由により、近年では、部分一
括露光法が多用されるようになってきており、これによ
り、高集積化、高密度化されたLSIのパターン転写を
高速かつ高精度に行うことが可能となっている。
【0008】しかし、部分一括露光法において1ショッ
トでパターン転写が行える領域は、電子線の最大露光可
能領域以下に限られるため、この部分一括露光法におい
ても、回路構成を行うパターンを所定の領域ごとに分割
する必要があり、その分割された領域ごとに、その領域
に対応したパターン形状を有する荷電粒子露光用パター
ンマスクを配置し、露光ショットを行う。
【0009】そのため、この分割領域相互の関係におい
ては、荷電粒子露光用パターンマスクが有するパターン
自体の形状誤差、荷電粒子露光用パターンマスクが配置
される際の位置誤差等により、位置ずれが生じてしまう
場合があり、例えば、拡散層上に形成されるゲート層の
パターンのように、特に厳しい寸法精度が要求される領
域(以下、線幅厳密領域)を、異なる分割領域によって
分割することとなった場合、この分割領域相互間の誤差
による影響は、特に深刻なものとなる。
【0010】このような問題を解決する方法として、荷
電粒子線描画用部分一括パターンの作成方法(特開20
00−124101)が開示されている。この方法で
は、線幅厳密領域を、そのパターン領域と、その下地層
との相関(例えば、ゲート層パターンと拡散層との相
関)から抽出し、抽出したその線幅厳密領域を一括して
露光する分割領域を設定し、設定されたその分割領域に
部分一括露光を適用することとしている。これにより、
この線幅厳密領域における分割領域相互間の誤差の発生
を排除することが可能となり、この線幅厳密領域におけ
る高い寸法精度のパターン形成が可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2000
−124101によって開示された方法では、線幅厳密
領域ごとに個別の荷電粒子露光用パターンマスクを生成
しなければならないため、荷電粒子露光用パターンマス
クの設計や製造にかかる、労力や費用の低減を図ること
ができないという問題点がある。
【0012】また、線幅厳密領域が、電子線によって一
度に露光できる領域を超えている場合には、特開200
0−124101によって開示された方法では対応でき
ないという問題点もある。
【0013】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、線幅厳密領域における高い寸法精度を維持し
つつ、荷電粒子露光用転写マスクの設計や製造にかか
る、労力や費用の低減を図ることが可能な荷電粒子露光
用パターンの作成方法、荷電粒子露光用パターン作成装
置及びその機能をコンピュータに行わせるプログラムを
格納したコンピュータ読みとり可能な記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0014】また、本発明の他の目的は、線幅厳密領域
が、電子線によって一度に露光できる領域を超えている
場合であっても、線幅厳密領域における高い寸法精度を
確保することが可能な荷電粒子露光用パターンの作成方
法、荷電粒子露光用パターン作成装置及びその機能をコ
ンピュータに行わせるプログラムを格納したコンピュー
タ読みとり可能な記録媒体を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、荷電粒子露光用パターンを生成する荷電
粒子露光用パターンの作成方法において、複数種類の部
分一括パターンマスクから適切な前記部分一括パターン
マスクを選択する部分一括パターンマスク選択ステップ
と、前記部分一括パターンマスク選択ステップによって
選択された前記部分一括パターンマスクを用い、前記荷
電粒子露光用パターンの生成を行う荷電粒子露光用パタ
ーン生成ステップと、を有することを特徴とする荷電粒
子露光用パターンの作成方法が提供される。
【0016】ここで、部分一括パターンマスク選択ステ
ップは、複数種類の部分一括パターンマスクから適切な
部分一括パターンマスクを選択し、荷電粒子露光用パタ
ーン生成ステップは、部分一括パターンマスク選択ステ
ップによって選択された部分一括パターンマスクを用
い、荷電粒子露光用パターンの生成を行う。
【0017】また、本発明の荷電粒子露光用パターンの
作成方法において、好ましくは、部分一括パターンマス
ク選択ステップは、高い寸法精度が要求される線幅厳密
領域以上の大きさの部分一括パターンマスクを選択す
る。
【0018】また、本発明の荷電粒子露光用パターンの
作成方法において、好ましくは、部分一括パターンマス
ク選択ステップは、高い寸法精度が要求される線幅厳密
領域内で、矩形分割が起こらない組み合わせの部分一括
パターンマスクを選択する。
【0019】また、本発明の荷電粒子露光用パターンの
作成方法において、好ましくは、部分一括パターンマス
ク選択ステップは、できるだけ少ない露光回数で、荷電
粒子露光用パターンの生成を行うことが可能な組み合わ
せの部分一括パターンマスクを選択する。
【0020】また、本発明の荷電粒子露光用パターンの
作成方法において、好ましくは、荷電粒子露光用パター
ン生成ステップは、重複露光によって荷電粒子露光用パ
ターンの生成を行う。
【0021】また、本発明の荷電粒子露光用パターンの
作成方法において、好ましくは、部分一括パターンマス
ク選択ステップは、重複露光の際、矩形分割部分が重な
り合わないような組み合わせの部分一括パターンマスク
を選択し、荷電粒子露光用パターン生成ステップは、矩
形分割部分が重なり合わないように、重複露光を行う。
【0022】また、荷電粒子露光用パターンを生成する
荷電粒子露光用パターン作成装置において、複数種類の
部分一括パターンマスクから適切な部分一括パターンマ
スクを選択する部分一括パターンマスク選択手段と、部
分一括パターンマスク選択手段によって選択された部分
一括パターンマスクを用い、荷電粒子露光用パターンの
生成を行う荷電粒子露光用パターン生成手段と、を有す
ることを特徴とする荷電粒子露光用パターン作成装置が
提供される。
【0023】ここで、部分一括パターンマスク選択手段
は、複数種類の部分一括パターンマスクから適切な部分
一括パターンマスクを選択し、荷電粒子露光用パターン
生成手段は、部分一括パターンマスク選択手段によって
選択された部分一括パターンマスクを用い、荷電粒子露
光用パターンの生成を行う。
【0024】また、本発明の荷電粒子露光用パターン作
成装置において、好ましくは、部分一括パターンマスク
選択手段は、高い寸法精度が要求される線幅厳密領域以
上の大きさの部分一括パターンマスクを選択する。
【0025】また、本発明の荷電粒子露光用パターン作
成装置において、好ましくは、部分一括パターンマスク
選択手段は、高い寸法精度が要求される線幅厳密領域内
で、矩形分割が起こらない組み合わせの部分一括パター
ンマスクを選択する。
【0026】また、本発明の荷電粒子露光用パターン作
成装置において、好ましくは、部分一括パターンマスク
選択手段は、できるだけ少ない露光回数で、荷電粒子露
光用パターンの生成を行うことが可能な組み合わせの部
分一括パターンマスクを選択する。
【0027】また、本発明の荷電粒子露光用パターン作
成装置において、好ましくは、荷電粒子露光用パターン
生成手段は、重複露光によって荷電粒子露光用パターン
の生成を行う。
【0028】また、本発明の荷電粒子露光用パターン作
成装置において、好ましくは、部分一括パターンマスク
選択手段は、重複露光の際、矩形分割部分が重なり合わ
ないような組み合わせの部分一括パターンマスクを選択
し、荷電粒子露光用パターン生成手段は、矩形分割部分
が重なり合わないように、重複露光を行う。
【0029】また、複数種類の部分一括パターンマスク
から適切な部分一括パターンマスクを選択し、選択され
た部分一括パターンマスクを用い、荷電粒子露光用パタ
ーンの生成を行う機能をコンピュータに行わせるプログ
ラムを格納したコンピュータ読みとり可能な記録媒体が
提供される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本形態における荷電粒子
露光用パターン作成装置1の構成を示した図である。荷
電粒子露光用パターン作成装置1は、設計パターンデー
タを格納する設計情報格納手段1a、設計情報格納手段
1aから設計パターンデータを読み出す設計情報読み出
し手段1b、荷電粒子露光用パターン作成装置1全体を
制御する制御手段1c、複数種類の部分一括パターンマ
スクから適切な部分一括パターンマスクを選択する部分
一括パターンマスク選択手段1d、部分一括パターンマ
スクの形状等を示す部分一括パターンマスク情報を格納
する部分一括パターンマスク情報格納手段1e、及び部
分一括パターンマスク選択手段1dによって選択された
部分一括パターンマスクを用い、荷電粒子露光用パター
ンの生成を行う荷電粒子露光用パターン生成手段1fに
よって構成されている。
【0031】設計情報格納手段1a及び部分一括パター
ンマスク情報格納手段1eは、例えば、ハードディス
ク、RAM(Random Access Memory)等の不揮発性記憶
装置等であり、設計パターンデータや、部分一括パター
ンマスクの情報である部分一括パターンマスク情報が格
納される。なお、部分一括パターンマスク情報格納手段
1eが格納する部分一括パターンマスク情報に示される
部分一括パターンマスクは、予め定められた数種類の汎
用形状からなるパターンマスクであり、荷電粒子露光用
パターン作成装置1は、これらの部分一括パターンマス
クを組み合わせることによって、荷電粒子露光用パター
ンの生成を行う。
【0032】制御手段1cは、プロセッサを中心とした
構成となっており、図示されていないROM(Read-Onl
y Memory)に格納されたプログラムに従って動作し、荷
電粒子露光用パターン作成装置1全体の制御を行う。
【0033】次に、荷電粒子露光用パターン作成装置1
の荷電粒子露光用パターン作成方法について説明する。
図2及び図3は、荷電粒子露光用パターン作成装置1の
荷電粒子露光用パターン作成方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0034】ステップS1:設計情報読み出し手段1b
により、設計情報格納手段1aから、作成を行う荷電粒
子露光用パターンの設計パターンデータを読み出し、制
御手段1cに送る。制御手段1cは、送られた設計パタ
ーンデータを部分一括パターンマスク選択手段1dに送
り、部分一括パターンマスク選択手段1dは、送られた
設計パターンデータから、特に厳しい寸法精度が要求さ
れる領域である線幅厳密領域の抽出を行う。ここで線幅
厳密領域は、例えば、拡散層パターン上に形成されたゲ
ート層パターン等であり、その抽出は、パターン相互の
相関関係によって抽出される。例えば、線幅厳密領域が
拡散層パターン上に形成されたゲート層パターンであっ
た場合、その線幅厳密領域の抽出は、拡散層パターンと
ゲート層パターンとのアンド演算を行うこと等により、
拡散層パターンとゲート層パターンとの重なり部分を算
出することによって行われる。
【0035】ステップS2:次に、ステップS1におい
て抽出した線幅厳密領域が属する矩形長さの決定を行
う。ここで、線幅厳密領域が属する矩形長さとは、部分
一括パターンマスクを用いた露光によって作成されるパ
ターン領域長のことであり、その決定は、作成するパタ
ーン形状等を考慮して行われる。
【0036】ステップS3:部分一括パターンマスク選
択手段1dによって、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eに格納された部分一括パターンマスク情報を参
照し、ステップS1で抽出された線幅厳密領域が、部分
一括パターンマスク情報に示される最大サイズの部分一
括パターンマスクより小さいか否か判断する。ここで、
線幅厳密領域が、最大サイズの部分一括パターンマスク
よりも小さいと判断された場合、ステップS4に進む。
一方、線幅厳密領域が、最大サイズの部分一括パターン
マスクよりも大きいと判断された場合、ステップS9に
進む。
【0037】ステップS4:部分一括パターンマスク選
択手段1dによって、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eに格納された部分一括パターンマスク情報を参
照し、ステップS2で抽出された線幅厳密領域が属する
矩形長さが、最大サイズの部分一括パターンマスクの長
さ以下か否か判断する。ここで、線幅厳密領域が属する
矩形長さが、最大サイズの部分一括パターンマスクの長
さ以下であると判断された場合、ステップS5に進む。
一方、線幅厳密領域が属する矩形長さが、最大サイズの
部分一括パターンマスクよりも大きいと判断された場
合、ステップS6に進む。
【0038】ステップS5:部分一括パターンマスク選
択手段1dによって、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eから、ステップS1で抽出された線幅厳密領域
の長さ以上で、ステップS2で抽出された線幅厳密領域
が属する矩形長さ以下である、すべての部分一括パター
ンマスクの部分一括パターンマスク情報を選択する。
【0039】ステップS6:部分一括パターンマスク選
択手段1dによって、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eから、部分一括パターンマスクを長さの長い順
番に適用し、線幅厳密領域内で矩形分割が発生しない部
分一括パターンマスクの組み合わせを全て選択する。
【0040】ステップS7:部分一括パターンマスク選
択手段1dによって、ステップS5或いはステップS6
で選択された部分一括パターンマスクを用いた矩形分割
方法から、微少図形が発生する矩形分割方法を除去し、
その矩形分割方法に用いられる部分一括パターンマスク
を選択から除外する。
【0041】ステップS8:部分一括パターンマスク選
択手段1dによって、ステップS7で除去されなかった
部分一括パターンマスクから、最も適した矩形分割方法
に決定する。ここでの決定は、例えば、できるだけ使用
する部分一括パターンマスク数が少なく、少ない露光シ
ョット数(露光回数)でパターン形成が可能な矩形分離
方法、各部分一括パターンマスク間の長さの違いが少な
い矩形分離方法を選択することによって行われ、このよ
うに決定された部分一括パターンマスクの組み合わせ情
報は、制御手段1cを介し、荷電粒子露光用パターン生
成手段1fに送られる。荷電粒子露光用パターン生成手
段1fは、送られた部分一括パターンマスクの組み合わ
せ情報をもとに、荷電粒子露光用パターンの生成を行
い、生成した荷電粒子露光用パターンの情報を荷電粒子
露光用パターンデータとして出力する。
【0042】ステップS9:部分一括パターンマスク選
択手段1dによって、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eに格納された部分一括パターンマスク情報を参
照し、複数の部分一括パターンマスクの組み合わせによ
り、その組み合わせた長さが、ステップS1で抽出され
た線幅厳密領域の長さ以上で、ステップS2で抽出され
た線幅厳密領域が属する矩形長さ以下となる、すべての
部分一括パターンマスクの組み合わせを、長さの長い部
分一括パターンマスクから順番に選択する。
【0043】ステップS10:n重露光を行う場合に
は、n種類のマスクサイズが必要となるため、ステップ
S9において選択された部分一括パターンマスクの組み
合わせから、その組み合わせを構成する部分一括パター
ンマスクのマスクサイズがn種類未満となる組み合わせ
を除去する。
【0044】ステップS11:さらに、微少図形が発生
する部分一括パターンマスクの組み合わせを除去し、そ
の組み合わせに用いられる部分一括パターンマスクを選
択から除外する。
【0045】ステップS12:部分一括パターンマスク
選択手段1dによって、ステップS11で除去されなか
った部分一括パターンマスクの組み合わせから、最も適
した組み合わせを決定する。ここでの決定は、例えば、
できるだけ使用する部分一括パターンマスク数が少な
く、少ない露光ショット数(露光回数)でパターン形成
が可能な組み合わせ、各部分一括パターンマスク間の長
さの違いが少ない組み合わせを選択することによって行
われ、このように決定された部分一括パターンマスクの
組み合わせ情報は、制御手段1cを介し、荷電粒子露光
用パターン生成手段1fに送られる。荷電粒子露光用パ
ターン生成手段1fは、送られた部分一括パターンマス
クの組み合わせ情報をもとに、荷電粒子露光用パターン
の生成を行い、生成した荷電粒子露光用パターンの情報
を荷電粒子露光用パターンデータとして出力する。
【0046】次に、上述した荷電粒子露光用パターン作
成方法をパターン図を用いて説明する。図4〜図15
は、荷電粒子露光用パターン作成装置1を用いて作成さ
れる荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【0047】ここで、図4〜図15は、いずれも、拡散
層パターン上に形成されるゲート層パターンの領域を線
幅厳密領域とした場合の例であり、さらに、図4〜図8
は、線幅厳密領域が最大サイズの部分一括パターンマス
クよりも小さな場合における例を、図9〜図15は、線
幅厳密領域が最大サイズの部分一括パターンマスクより
も大きな場合における例を、ぞれぞれ示している。
【0048】まず、図4〜図8に示す線幅厳密領域が最
大サイズの部分一括パターンマスクよりも小さな場合に
ついて説明する。図4〜図8の例では、部分一括パター
ンマスク情報格納手段1eには、長さが4.0μm、
3.5μm、3.0μm、2.5μm、2.0μmであ
る5種類の部分一括パターンマスクに関する情報が格納
されているものとし、荷電粒子露光用パターン作成装置
1は、これらの5種類の部分一括パターンマスクを用
い、線幅厳密領域が属する矩形領域のパターン作成を行
う。
【0049】図4の例では、拡散層パターン10上に、
3つのゲート層パターン11〜13が構成され、これら
のゲート層パターン11〜13と拡散層パターン10と
の重なり部分である線幅厳密領域11aa〜13aaが
属する矩形領域11a〜13aのパターン形成を、上述
の5種類の部分一括パターンマスクを用いて行う。
【0050】図2のフローチャートに示したように、荷
電粒子露光用パターンの生成を行う場合、まず、部分一
括パターンマスク選択手段1dによって、拡散層パター
ン10と、ゲート層パターン11〜13とのアンド演算
を行い、線幅厳密領域11aa〜13aaの算出を行う
(ステップS1)。
【0051】線幅厳密領域11aa〜13aaが算出さ
れると、次に、それらの線幅厳密領域11aa〜13a
aが属する矩形領域11a〜13aの矩形長さの決定が
行われる(ステップS2)。ここでの決定は、各ゲート
層パターン11〜13の形状や、線幅厳密領域11aa
〜13aaの位置、部分一括パターンマスクの形状、パ
ターン形成のしやすさ等を考慮して行われる。
【0052】例えば、ゲート層パターン11の場合、パ
ッド部11dを除いた部分の長さは4.0μmであり、
さらに、長さが4.0μmの部分一括パターンマスクが
存在するため、矩形長さを4.0μmとし、この長さ
4.0μmの部分を矩形領域11aとする。
【0053】また、ゲート層パターン12の場合、パッ
ド部12dを除いた部分のパターンは、長さの異なる3
つの矩形領域12a〜12cが相互に直角に組み合わさ
れたように形成され、それらのうち、線幅厳密領域12
aaを有する矩形領域12aの長さは、3.0μmであ
り、さらに、長さが3.0μmの部分一括パターンマス
クが存在するため、この3.0μmを矩形長さとする。
【0054】また、ゲート層パターン13の場合、パッ
ド部13dを除いた部分のパターンは、長さの異なる3
つの矩形領域13a〜13cが相互に直角に組み合わさ
れたように形成され、また、矩形領域の区切り方によ
り、線幅厳密領域13aaを有する矩形領域13aの長
さを2.5μmとすることができ、さらに、長さが2.
5μmの部分一括パターンマスクが存在するため、この
2.5μmを矩形長さとする。
【0055】ここで、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eに格納されている部分一括パターンマスク情報
に示される部分一括パターンマスクの最大マスクサイズ
は、4.0μmであり、各線幅厳密領域11aa〜13
aaの長さは、2.0μmであるため、各線幅厳密領域
11aa〜13aaは最大マスクサイズよりも小さい
(ステップS3)。また、線幅厳密領域11aaが属す
る矩形領域11aの矩形長さは4.0μm、線幅厳密領
域12aaが属する矩形領域12aの矩形長さは3.0
μm、線幅厳密領域13aaが属する矩形領域13aの
矩形長さは2.5μmであるため、これらはすべて最大
マスクサイズ以下である(ステップS4)。
【0056】これより、線幅厳密領域11aaの長さ
2.0μm以上で、線幅厳密領域11aaが属する矩形
領域11aの矩形長さ4.0μm以下である、長さが
4.0μm、3.5μm、3.0μm、2.5μm、
2.0μmの部分一括パターンマスクが、矩形領域11
a用として、線幅厳密領域12aaの長さ2.0μm以
上で、線幅厳密領域12aaが属する矩形領域12aの
矩形長さ3.0μm以下である、長さが3.0μm、
2.5μm、2.0μmの部分一括パターンマスクが、
矩形領域12a用として、線幅厳密領域13aaの長さ
2.0μm以上で、線幅厳密領域13aaが属する矩形
領域13aの矩形長さ2.5μm以下である、長さが
2.5μm、2.0μmの部分一括パターンマスクが、
矩形領域13a用として、それぞれ選択される(ステッ
プS5)。
【0057】そして、選択されたこれらの部分一括パタ
ーンマスクから、微少図形が発生する矩形分割方法に用
いられる部分一括パターンマスクを除去し(ステップS
7)、図5に示すような、矩形領域11a〜13aのパ
ターン形成を行う際に使用する部分一括パターンマスク
数が最も少なくて済む、長さ4.0μmの部分一括パタ
ーンマスク15aが矩形領域11a用として、長さ3.
0μmの部分一括パターンマスク15bが矩形領域12
a用として、長さ2.5μmの部分一括パターンマスク
15cが矩形領域13a用として、それぞれ選択される
(ステップS8)。
【0058】このように、予め設定された5種類の部分
一括パターンマスクから選択された部分一括パターンマ
スク15a〜15cを用いて、矩形領域11a〜13a
の荷電粒子露光用パターンを生成することにより、荷電
粒子露光用パターンごとに個別の荷電粒子露光用パター
ンマスクを生成することなく、線幅厳密領域11aa〜
13aaにおける高い寸法精度を実現することができ
る。
【0059】なお、部分一括パターンマスク15a〜1
5cを用いて生成される矩形領域11a〜13a以外の
部分(パッド部11d〜13d、矩形領域12b、12
c、13b、13c)については、例えば、別途個別に
設けられた部分一括パターンマスクを用いた部分一括露
光法、或いは可変形成法等によって形成する。
【0060】次に、図6の例について説明する。図6の
例では、拡散層パターン20上に、3つのゲート層パタ
ーン21〜23が構成され、これらのゲート層パターン
21〜23と拡散層パターン20との重なり部分である
線幅厳密領域21aa〜23aaが属する矩形領域21
a〜23aのパターン形成を、前述の5種類の部分一括
パターンマスクを用いて行う。
【0061】上述の場合と同様に、まず、部分一括パタ
ーンマスク選択手段1dによって、拡散層パターン20
と、ゲート層パターン21〜23とのアンド演算を行
い、線幅厳密領域21aa〜23aaの算出を行う(ス
テップS1)。
【0062】線幅厳密領域21aa〜23aaが算出さ
れると、次に、それらの線幅厳密領域21aa〜23a
aが属する矩形領域21a〜23aの矩形長さの決定が
行われる(ステップS2)。
【0063】例えば、ゲート層パターン21の場合、パ
ッド部21bを除いた部分の長さは2.45μmである
が、この2.35μmに一致する部分一括パターンマス
クは存在しない。そこで、パッド部21bを含めた矩形
長さ2.9μmの部分を線幅厳密領域21aaが属する
矩形領域21aとする。
【0064】同様に、ゲート層パターン22における線
幅厳密領域22aaが属する矩形領域22aを、パッド
部22bを含めた領域とし、その矩形長さを2.7μm
と、ゲート層パターン23における線幅厳密領域23a
aが属する矩形領域23aを、パッド部23bを含めた
領域とし、その矩形長さを2.6μmとする。
【0065】ここで、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eに格納されている部分一括パターンマスク情報
に示される部分一括パターンマスクの最大マスクサイズ
は、4.0μmであり、各線幅厳密領域21aa〜23
aaの長さは、1.8μmであるため、各線幅厳密領域
21aa〜23aaは最大マスクサイズよりも小さい
(ステップS3)。また、線幅厳密領域21aaが属す
る矩形領域21aの矩形長さは2.9μm、線幅厳密領
域22aaが属する矩形領域22aの矩形長さは2.7
μm、線幅厳密領域23aaが属する矩形領域23aの
矩形長さは2.6μmであるため、これらはすべて最大
マスクサイズ以下である(ステップS4)。
【0066】これより、線幅厳密領域21aaの長さ
1.8μm以上で、線幅厳密領域21aaが属する矩形
領域21aの矩形長さ2.9μm以下である、長さが
2.5μm、2.0μmの部分一括パターンマスクが、
矩形領域21a用として、線幅厳密領域22aaの長さ
1.8μm以上で、線幅厳密領域22aaが属する矩形
領域22aの矩形長さ2.7μm以下である、長さが
2.5μm、2.0μmの部分一括パターンマスクが、
矩形領域22a用として、線幅厳密領域23aaの長さ
1.8μm以上で、線幅厳密領域23aaが属する矩形
領域23aの矩形長さ2.6μm以下である、長さが
2.5μm、2.0μmの部分一括パターンマスクが、
矩形領域23a用として、それぞれ選択される(ステッ
プS5)。
【0067】ここで、選択した部分一括パターンマスク
から、微少図形が発生する矩形分割方法をとることとな
る部分一括パターンマスクを除去する(ステップS
7)。例えば、図7の(a)に示すように、矩形長さ
2.0μmの部分一括パターンマスク25cを用い、ゲ
ート層パターン22のパターン形成を行う場合、パッド
部22bを除く、ゲート層パターン22の矩形長さは
2.2μmであるため、パッド部用パターンマスク26
によって形成されるパッド部22bと、部分一括パター
ンマスク25cによって形成されるパターン部分との間
に、矩形長さ0.2μmの隙間である微少図形22cが
生じてしまう。この場合、ステップS5において矩形領
域22a用として選択された長さ2.0μm、2.5μ
の部分一括パターンマスクのうち、図7の(a)に示し
た微少図形22cが発生する矩形分割方法をとることと
なる長さ2.0μmの部分一括パターンマスク25cが
除去される。
【0068】次に、選択されたこれらの部分一括パター
ンマスクから、パターン形成を行う際に使用する部分一
括パターンマスク数が最も少なくて済む等、パターン形
成に最も適した部分一括パターンマスクの選択を行う
(ステップS8)。
【0069】この際、パッド部21b〜23bを形成す
るパッド部用パターンマスクを共通化し、使用するパタ
ーンマスクの総数を減らすために、部分一括パターンマ
スクによって形成される矩形領域パターンと、共通化パ
ッド部用パターンマスクによって形成されるパッド部パ
ターンとの、パターン重なりによる特性への影響、及び
パターン重なり部分と線幅厳密領域との距離に依存する
特性への影響を考慮する。
【0070】つまり、パッド部用パターンマスクをパッ
ド部21b〜23bに対して共通化する場合、パッド部
以外の矩形部分を形成する部分一括パターンマスクの選
択の仕方によっては、図7の(b)に示すように、パッ
ド部用パターンマスクによって形成されるパッド部のパ
ターンと、部分一括パターンマスクによって形成される
矩形領域パターンとの間に重複部分が生じる。この場
合、この重複部分の長さ(L1)、重複部分から線幅厳
密領域22aaまでの長さ(L2)に応じ、パターン特
性に影響が生じる場合がある。この特性に影響を与える
L1、L2の範囲を予め設定しておき、その範囲を超え
ることとなる矩形分割方法に用いる部分一括パターンマ
スクを除去する。
【0071】以上より、図8に示すように、長さ2.5
μmの部分一括パターンマスク25aが矩形領域21a
用として、長さ2.5μmの部分一括パターンマスク2
5bが矩形領域22a、23a用として、それぞれ選択
される。
【0072】このように、矩形領域のパターン形成に用
いられる部分一括パターンマスクの選択時に、部分一括
パターンマスクによって形成される矩形領域パターンと
パッド部パターンとの重なりによる特性の影響、パター
ン重なり部分と線幅厳密領域との距離に依存する特性へ
の影響を考慮し、使用する部分一括パターンマスクを決
定することにより、パッド部を構成するパッド部用パタ
ーンマスクを共通化することが可能となり、パターンマ
スクの総数をさらに減らすことが可能となる。
【0073】次に、図9の例について説明する。図9の
例では、4つの拡散層パターン40a〜40d上に、連
結されたゲート層パターン41が形成され、このゲート
層パターン41と拡散層パターン40a〜40dとの重
なり部分である線幅厳密領域41aa〜41acが属す
る矩形領域41a、線幅厳密領域41ba、41bbが
属する矩形領域41bのパターン形成を、前述の5種類
の部分一括パターンマスクを用いて行う。なお、図9の
例では、説明の簡略化のため、パッド部に関するパター
ン構成の説明を省略する。
【0074】まず、部分一括パターンマスク選択手段1
dによって、拡散層パターン40a〜40dと、ゲート
層パターン41とのアンド演算を行い、線幅厳密領域4
1aa〜41ad、41ba、41bbの算出を行う
(ステップS1)。
【0075】線幅厳密領域41aa〜41ad、41b
a、41bbが算出されると、次に、それらの線幅厳密
領域41aa〜41ad、41ba、41bbが属する
矩形領域41a、41bの矩形長さの決定が行われる
(ステップS2)。
【0076】図9の例では、線幅厳密領域41aa〜4
1adが属する矩形長さ6.5μmの部分を矩形領域4
1aとし、線幅厳密領域41ba、41bbが属する矩
形長さ3.5μmの部分を矩形領域41bとする。
【0077】ここで、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eに格納されている部分一括パターンマスク情報
に示される部分一括パターンマスクの最大マスクサイズ
は、4.0μmであり、各線幅厳密領域41aa〜41
ad、41ba、41bbの長さは、1.0μmである
ため、各線幅厳密領域41aa〜41ad、41ba、
41bbは最大マスクサイズよりも小さい(ステップS
3)。また、線幅厳密領域41aa〜41adが属する
矩形領域41aの矩形長さは、6.5μmであり、最大
マスクサイズ4.0μmよりも大きい。一方、線幅厳密
領域41ba、41bbが属する矩形領域41bの矩形
長さは、3.5μmであり、最大マスクサイズ以下であ
る。(ステップ4)。
【0078】これより、まず、矩形領域41aに対して
は、前述した5種類の部分一括パターンマスクから、長
さの長い順番に、矩形領域41aに部分一括パターンマ
スクを適用していき、線幅厳密領域41aa〜41ad
内で矩形分割が発生しない組み合わせの部分一括パター
ンマスクの選択を行う(ステップS6)。矩形領域41
aの場合、例えば、3.0μmの部分一括パターンマス
クと、3.5μmの部分一括パターンマスクとの組み合
わせ等が選択される。
【0079】一方、矩形領域41bに対しては、線幅厳
密領域41ba、41bbの長さ1.0μm以上で、線
幅厳密領域41ba、41bbが属する矩形領域41b
の長さ3.5μm以下である、長さが3.5μm、3.
0μm、2.5μm、2.0μmの部分一括パターンマ
スクが選択される(ステップS5)。
【0080】次に、ステップS5やステップS6におい
て選択された部分一括パターンマスクから、微少図形が
発生する矩形分割方法に用いられる部分一括パターンマ
スクを除去し(ステップS7)、図10に示すような、
矩形領域41a、41bのパターン形成を行う際に使用
する部分一括パターンマスク数が最も少なくて済む、長
さ3.5μmの部分一括パターンマスク45aと、長さ
3.0μmの部分一括パターンマスク45bとの組み合
わせが矩形領域41a用として、長さ3.5μmの部分
一括パターンマスク45aが矩形領域41b用として、
それぞれ選択される(ステップS8)。
【0081】なお、図9及び図10に例においても、部
分一括パターンマスク以外に、例えば、別途個別に設け
られた部分一括パターンマスクを用いた部分一括露光
法、或いは可変形成法等との組み合わせによって、パタ
ーン形成を行うこととしてもよく、また、部分一括パタ
ーンマスク選択時に、部分一括パターンマスクによって
それぞれ形成される矩形領域パターンのパターン重なり
が特性に与える影響、パターン重なり部分と線幅厳密領
域41aa〜41ad、41ba、41bbとの距離に
依存する特性への影響を考慮して部分一括パターンマス
クの選択を行うこととしてもよい。
【0082】次に、図11〜図15に示す線幅厳密領域
が最大サイズの部分一括パターンマスクよりも大きな場
合について説明する。図11〜図15の例では、部分一
括パターンマスク情報格納手段1eには、長さが5.0
μm、4.5μm、4.0μm、3.5μm、3.0μ
m、2.5μm、2.0μm、1.5μm、1.0μm
である9種類の部分一括パターンマスクに関する情報が
格納されているものとし、荷電粒子露光用パターン作成
装置1は、これらの9種類の部分一括パターンマスクを
用い、多重露光によって、線幅厳密領域が属する矩形領
域のパターン作成を行う。
【0083】図11の例では、拡散層パターン50上に
ゲート層パターン51が構成され、これらのゲート層パ
ターン51と拡散層パターン50との重なり部分である
線幅厳密領域51aaが属する矩形領域51aのパター
ン形成を、重複露光によって行う。
【0084】この例の場合においても、まず、部分一括
パターンマスク選択手段1dによって、拡散層パターン
50と、ゲート層パターン51とのアンド演算を行い、
線幅厳密領域51aaの算出を行う(ステップS1)。
【0085】線幅厳密領域51aaが算出されると、次
に、それらの線幅厳密領域51aaが属する矩形領域5
1aの矩形長さの決定が行われる(ステップS2)。こ
こでの決定も、ゲート層パターンの形状や、線幅厳密領
域51aaの位置、部分一括パターンマスクの形状等を
考慮し、パターン形成のしやすさ等を考慮して行われ
る。ゲート層パターン51の場合、パッド部51bを除
いた部分の矩形長さは10.6μmであり、この部分を
矩形領域51aとする。
【0086】ここで、部分一括パターンマスク情報格納
手段1eに格納されている部分一括パターンマスク情報
に示される部分一括パターンマスクの最大マスクサイズ
は、5.0μmであり、線幅厳密領域51aaの長さ
は、10.6μmであるため、線幅厳密領域51aaは
最大マスクサイズよりも大きい(ステップS3)。
【0087】これより、まず、複数の部分一括パターン
マスクを組み合わせた長さが、線幅厳密領域51aaの
長さ9.8μm以上で、線幅厳密領域51aaが属する
矩形領域51aの矩形長さ10.6μm以下になるよう
な部分一括パターンマスクの組み合わせを、上述の9種
類の部分一括パターンマスクから選択する。なお、ここ
での選択は、長さの長い部分一括パターンマスクから順
番に選択していくものとする(ステップS9)。
【0088】例えば、まず、多重露光数4回までの組み
合わせにおいて、最大長さである長さが5.0μmの部
分一括パターンマスクを用いた組み合わせを考えたとす
ると、(5.0、5.0)、(5.0、4.5、1.
0)、(5.0、4.0、1.5)、(5.0、4.
0、1.0)、(5.0、3.5、2.0)、(5.
0、3.5、1.5)、(5.0、3.5、1.0、
1.0)、(5.0、3.0、2.5)、(5.0、
3.0、2.0)、(5.0、3.0、1.5、1.
0)、(5.0、3.0、1.0、1.0)、(5.
0、2.5、2.5)、(5.0、2.5、2.0、
1.0)、(5.0、2.5、1.5、1.5)、
(5.0、2.5、1.5、1.0)、(5.0、2.
0、2.0、1.5)、(5.0、2.0、2.0、
1.0)、(5.0、2.0、1.5、1.5)とな
る。以下同様にして、長さが4.5μmの部分一括パタ
ーンマスクを用いた組み合わせである(4.5、4.
5、1.5)、(4.5、4.5、1.0)以下略、次
に、長さが4.0μmの部分一括パターンマスクを用い
た組み合わせ等を順次選択していく。
【0089】部分一括パターンマスクの組み合わせが選
択されると、次に、選択された部分一括パターンマスク
の種類が多重回数未満となる組み合わせを除去する(ス
テップS10)。これは、選択された部分一括パターン
マスクによって形成された多重パターンの矩形分割部
が、多重パターンの上下層において、相互に重なり合わ
ないようにするためである。つまり、ここでの多重露光
は、選択された部分一括パターンマスクの組み合わせを
用い、その組み合わせを構成する部分一括パターンマス
クの配置を組み替えていくことによって各層のパターン
形成を行っていくため、部分一括パターンマスクの種類
が多重回数未満である場合、必ず、いずれかの層におい
て矩形分割部の重なりが発生してしまうからである。
【0090】例えば、多重露光回数を3回としたした場
合、上述した長さが5.0μmの部分一括パターンマス
クを用いた組み合わせのうち、その組み合わせを構成す
る部分一括パターンマスクの種類が、3種類以下である
(5.0、5.0)、(5.0、2.5、2.5)が除
去される。
【0091】次に、微少図形が発生する部分一括パター
ンマスクの組み合わせを除去し(ステップS11)、そ
の後、矩形領域51aのパターン形成を行う際に使用す
る部分一括パターンマスク数が最も少なくて済む等の判
断のもと、最も適した矩形分割方法に決定される(ステ
ップS12)。
【0092】次に、この多重露光パターンの構成例を図
示する。図12及び図13は、長さが異なる2種類の部
分一括パターンマスクを用い、矩形領域51aを2重露
光によってパターン形成した場合の例を示している。
【0093】この例では、矩形領域51aのうち、1
0.0μmを多重露光領域52とし、この多重露光領域
52を、長さ3.0μmの部分一括パターンマスク53
a、及び長さ3.5μmの部分一括パターンマスク53
bの組み合わせによって行う。
【0094】図13に示すように、1層目パターン52
aは、部分一括パターンマスク53aによって、最初の
3.0μmのパターン部を、部分一括パターンマスク5
3aによって、その後の3.5μmのパターン部を、さ
らにその次の3.5μmのパターン部を構成する。
【0095】また、2層目パターン52bは、部分一括
パターンマスク53bによって、最初の3.5μmのパ
ターン部を、及び、その次の3.5μmのパターン部
を、部分一括パターンマスク53aによって、その後の
3.0μmのパターン部を、部分一括パターンマスク5
3aによって構成する。
【0096】図14及び図15は、長さが異なる3種類
の部分一括パターンマスクを用い、矩形領域51aを3
重露光によってパターン形成した場合の例を示してい
る。この例では、矩形領域51aのうち、10.5μm
を多重露光領域54とし、この多重露光領域54を、長
さ4.0μmの部分一括パターンマスク55a、長さ
3.5μmの部分一括パターンマスク55b、及び長さ
3.0μmの部分一括パターンマスク55cの組み合わ
せによって行う。
【0097】図15に示すように、1層目パターン54
aは、部分一括パターンマスク55aによって、最初の
4.0μmのパターン部を、部分一括パターンマスク5
5bによって、その後の3.5μmのパターン部を、部
分一括パターンマスク55cによって、さらにその次の
3.0μmのパターン部を構成する。
【0098】2層目パターン54bは、部分一括パター
ンマスク55cによって、最初の3.0μmのパターン
部を、部分一括パターンマスク55aによって、その後
の4.0μmのパターン部を、部分一括パターンマスク
55bによって、さらにその次の3.5μmのパターン
部を構成する。
【0099】3層目パターン54cは、部分一括パター
ンマスク55bによって、最初の3.5μmのパターン
部を、部分一括パターンマスク55cによって、その後
の3.0μmのパターン部を、部分一括パターンマスク
55aによって、さらにその次の4.0μmのパターン
部を構成する。
【0100】図12〜図15に示したように、多重露光
に使用される部分一括パターンマスクの種類を、多重露
光の層数以上にとることによって、各層のパターン間に
おける矩形分割部の一致を防止している。
【0101】このように、本形態では、複数種類の部分
一括パターンマスクから適切な部分一括パターンマスク
を選択し、選択された部分一括パターンマスクを用い、
荷電粒子露光用パターンの生成を行うこととしたため、
パターン形成ごとに、線幅厳密領域が属する矩形領域の
パターンマスクを作成する必要がなくなり、線幅厳密領
域における高い寸法精度を維持しつつ、荷電粒子露光用
パターンマスクの設計や製造にかかる、労力や費用の低
減を図ることが可能となる。
【0102】また、高い寸法精度が要求される線幅厳密
領域以上の大きさの部分一括パターンマスクを選択する
ことにより、線幅厳密領域内における矩形分割を避ける
ことが可能となり、線幅厳密領域内において、高い寸法
精度のパターン形成を行うことが可能となる。
【0103】また、高い寸法精度が要求される線幅厳密
領域内で、矩形分割が起こらない組み合わせの部分一括
パターンマスクを選択することにより、線幅厳密領域内
において、高い寸法精度のパターン形成を行うことが可
能となる。
【0104】また、できるだけ少ない露光回数で、荷電
粒子露光用パターンの生成を行うことが可能な組み合わ
せの部分一括パターンマスクを選択することとしたた
め、パターン形成に必要な工数を低減させ、コスト削減
を行うことが可能となるとともに、矩形分割数の低減に
よりパターン寸法精度を向上させることが可能となる。
【0105】また、重複露光によって荷電粒子露光用パ
ターンの生成を行うことにより、各パターン層におい
て、線幅厳密領域内で矩形分割が生じた場合であって
も、その矩形分割部分を他のパターン層によって補足し
合うことができるため、線幅厳密領域が、電子線によっ
て一度に露光できる領域を超えている場合であっても、
線幅厳密領域における高い寸法精度を確保することが可
能となる。
【0106】また、重複露光の際、矩形分割部分が重な
り合わないような組み合わせの部分一括パターンマスク
を選択し、矩形分割部分が重なり合わないように、重複
露光を行うことにより、各パターン層において、線幅厳
密領域内で矩形分割が生じた場合であっても、その矩形
分割部分を他のパターン層によって補足し合うことがで
きるため、線幅厳密領域が、電子線によって一度に露光
できる領域を超えている場合であっても、線幅厳密領域
における高い寸法精度を確保することが可能となる。
【0107】なお、本発明は、上述の実施形態には拘束
されない。例えば、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、荷電粒子露光
用パターン作成装置1が有すべき機能の処理内容は、コ
ンピュータで読みとり可能な記録媒体に記録されたプロ
グラムに記述しておく。そして、このプログラムをコン
ピュータで実行することにより、上記処理がコンピュー
タで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒
体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市
場に流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disk
Read Only Memory)やフロッピー(登録商標)ディスク
等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させた
り、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記
憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコン
ピュータに転送することもできる。コンピュータで実行
する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等に
プログラムを格納しておき、メインメモリにロードして
実行する。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数種
類の部分一括パターンマスクから適切な部分一括パター
ンマスクを選択し、選択された部分一括パターンマスク
を用い、荷電粒子露光用パターンの生成を行うこととし
たため、パターン形成ごとに、線幅厳密領域が属する矩
形領域のパターンマスクを作成する必要がなくなり、線
幅厳密領域における高い寸法精度を維持しつつ、荷電粒
子露光用転写マスクの設計や製造にかかる、労力や費用
の低減を図ることが可能となる。
【0109】また、複数種類の部分一括パターンマスク
から適切な部分一括パターンマスクを選択し、選択され
た部分一括パターンマスクを用い、多重露光によって、
荷電粒子露光用パターンの生成を行うこととしたため、
線幅厳密領域が、電子線によって一度に露光できる領域
を超えている場合であっても、線幅厳密領域における高
い寸法精度を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷電粒子露光用パターン作成装置の構成を示し
た図である。
【図2】荷電粒子露光用パターン作成装置の荷電粒子露
光用パターン作成方法を説明するためのフローチャート
である。
【図3】荷電粒子露光用パターン作成装置の荷電粒子露
光用パターン作成方法を説明するためのフローチャート
である。
【図4】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作成
される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図5】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作成
される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図6】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作成
される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図7】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作成
される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図8】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作成
される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図9】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作成
される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図10】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作
成される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図11】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作
成される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図12】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作
成される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図13】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作
成される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図14】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作
成される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【図15】荷電粒子露光用パターン作成装置を用いて作
成される荷電粒子露光用パターンを例示した図である。
【符号の説明】
1…荷電粒子露光用パターン作成装置、1a…設計情報
格納手段、1b…設計情報読み出し手段、1c…制御手
段、1d…部分一括パターンマスク選択手段、1e…部
分一括パターンマスク情報格納手段、1f…荷電粒子露
光用パターン生成手段、11〜13、21〜23、4
1、51…ゲート層パターン、11a〜13a、21a
〜23a、41a、41b、51a…矩形領域、11a
a〜13aa、21aa〜23aa、41aa〜41a
d、41ba、41bb、51aa…線幅厳密領域

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子露光用パターンを生成する荷電
    粒子露光用パターンの作成方法において、 複数種類の部分一括パターンマスクから適切な前記部分
    一括パターンマスクを選択する部分一括パターンマスク
    選択ステップと、 前記部分一括パターンマスク選択ステップによって選択
    された前記部分一括パターンマスクを用い、前記荷電粒
    子露光用パターンの生成を行う荷電粒子露光用パターン
    生成ステップと、 を有することを特徴とする荷電粒子露光用パターンの作
    成方法。
  2. 【請求項2】 前記部分一括パターンマスク選択ステッ
    プは、 高い寸法精度が要求される線幅厳密領域以上の大きさの
    前記部分一括パターンマスクを選択することを特徴とす
    る請求項1記載の荷電粒子露光用パターンの作成方法。
  3. 【請求項3】 前記部分一括パターンマスク選択ステッ
    プは、 高い寸法精度が要求される線幅厳密領域内で、矩形分割
    が起こらない組み合わせの前記部分一括パターンマスク
    を選択することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子露
    光用パターンの作成方法。
  4. 【請求項4】 前記部分一括パターンマスク選択ステッ
    プは、 できるだけ少ない露光回数で、前記荷電粒子露光用パタ
    ーンの生成を行うことが可能な組み合わせの前記部分一
    括パターンマスクを選択することを特徴とする請求項1
    記載の荷電粒子露光用パターンの作成方法。
  5. 【請求項5】 前記荷電粒子露光用パターン生成ステッ
    プは、 重複露光によって前記荷電粒子露光用パターンの生成を
    行うことを特徴とする請求項1記載の荷電粒子露光用パ
    ターンの作成方法。
  6. 【請求項6】 前記部分一括パターンマスク選択ステッ
    プは、 前記重複露光の際、矩形分割部分が重なり合わないよう
    な組み合わせの前記部分一括パターンマスクを選択し、 前記荷電粒子露光用パターン生成ステップは、前記矩形
    分割部分が重なり合わないように、前記重複露光を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の荷電粒子露光用パター
    ンの作成方法。
  7. 【請求項7】 荷電粒子露光用パターンを生成する荷電
    粒子露光用パターン作成装置において、 複数種類の部分一括パターンマスクから適切な前記部分
    一括パターンマスクを選択する部分一括パターンマスク
    選択手段と、 前記部分一括パターンマスク選択手段によって選択され
    た前記部分一括パターンマスクを用い、前記荷電粒子露
    光用パターンの生成を行う荷電粒子露光用パターン生成
    手段と、 を有することを特徴とする荷電粒子露光用パターン作成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記部分一括パターンマスク選択手段
    は、 高い寸法精度が要求される線幅厳密領域以上の大きさの
    前記部分一括パターンマスクを選択することを特徴とす
    る請求項7記載の荷電粒子露光用パターン作成装置。
  9. 【請求項9】 前記部分一括パターンマスク選択手段
    は、 高い寸法精度が要求される線幅厳密領域内で、矩形分割
    が起こらない組み合わせの前記部分一括パターンマスク
    を選択することを特徴とする請求項7記載の荷電粒子露
    光用パターン作成装置。
  10. 【請求項10】 前記部分一括パターンマスク選択手段
    は、 できるだけ少ない露光回数で、前記荷電粒子露光用パタ
    ーンの生成を行うことが可能な組み合わせの前記部分一
    括パターンマスクを選択することを特徴とする請求項7
    記載の荷電粒子露光用パターン作成装置。
  11. 【請求項11】 前記荷電粒子露光用パターン生成手段
    は、 重複露光によって前記荷電粒子露光用パターンの生成を
    行うことを特徴とする請求項7記載の荷電粒子露光用パ
    ターン作成装置。
  12. 【請求項12】 前記部分一括パターンマスク選択手段
    は、 前記重複露光の際、矩形分割部分が重なり合わないよう
    な組み合わせの前記部分一括パターンマスクを選択し、 前記荷電粒子露光用パターン生成手段は、前記矩形分割
    部分が重なり合わないように、前記重複露光を行うこと
    を特徴とする請求項11記載の荷電粒子露光用パターン
    作成装置。
  13. 【請求項13】 複数種類の部分一括パターンマスクか
    ら適切な部分一括パターンマスクを選択し、 選択された前記部分一括パターンマスクを用い、荷電粒
    子露光用パターンの生成を行う機能をコンピュータに行
    わせるプログラムを格納したコンピュータ読みとり可能
    な記録媒体。
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