JP2002141122A - 接続部材及びその製造方法 - Google Patents

接続部材及びその製造方法

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JP2002141122A JP2000333478A JP2000333478A JP2002141122A JP 2002141122 A JP2002141122 A JP 2002141122A JP 2000333478 A JP2000333478 A JP 2000333478A JP 2000333478 A JP2000333478 A JP 2000333478A JP 2002141122 A JP2002141122 A JP 2002141122A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いピッチ間においても隣接する端子間を互
いに絶縁した状態で厚さ方向に電気的に接続可能な接続
部材及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 接続部材1には、絶縁性の基板部4と、
その基板部4を厚さ方向に貫通する導電部3とが設けら
れている。導電部3は、チップサイズパッケージ(CS
P)11から延設された複数の端子13間ピッチに合わ
せて設けられている。また、接続部材1は、表裏両面に
予め粘着層9,10が設けられた状態で製造されてお
り、CSP11と多層プリント基板12との間に接続部
材1を介在させた状態で熱プレスすることにより、三つ
の部材1,11,12が一体化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続部材及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属やカーボン等の導電性粒
子を混合した導電ゴムが知られている。このような導電
ゴムは、例えばノート型コンピュータ・電卓等のキース
イッチの下面側に備えられており、その導電ゴムの下面
側には回路基盤が設けられている。このようなキースイ
ッチにおいて、特定のキーを押圧すると、そのキーの下
面に位置する導電ゴムが加圧・変形され、その導電ゴム
を介して回路基盤の所定の回路が短絡されることで、特
定のキーが押されたことを判別できるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリント基
板の技術分野においては、更なる高密度化を図るため
に、小型化チップの開発が進められている。そのような
技術の一つに、チップサイズパッケージ(CSP)があ
る。CSPでは、隣接する端子間ピッチが約250μm
〜500μm程度と極めて小さく設定されている。この
CSPをプリント基板に直接に接続したときに、その接
続部分の周辺が高温となった場合には(例えば、中央演
算処理装置(CPU)の周辺にCSPが実装されている
場合には、CPUからの発熱により、CSPとプリント
基板との接続部分が高温となることがあり得る)、CS
Pとプリント基板との熱膨張率が異なるために、接続部
分に過大な応力がかかってしまう。
【0004】CSPとプリント基板との接続部分に対す
る応力集中を回避するために、前述の導電ゴムを介し
て、CSPとプリント基板とを接続することも考えられ
る。しかしながら、従来の導電ゴムは絶縁性ゴムの内部
に所定の密度で導電性粒子を含有させたものであり、キ
ーボード等のように所定の面積を備えた場所に掛かる加
圧力を受けるために開発されたものである。このため、
例えばCSPのように、極めて小さなピッチで隣接され
た端子間を互いに絶縁した状態で、厚さ方向に導電性を
備えつつ、プリント基板の回路と接続することは困難で
あった。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、狭いピッチ間においても隣接
する端子間を互いに絶縁した状態で厚さ方向に電気的に
接続可能な接続部材及びその製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る接続部材は、絶縁性材料によ
り形成された基板部と、この基板部の厚さ方向に貫通す
るように設けられるとともに互いに前記基板部によって
電気的に隔離された複数の導電部とを備えたことを特徴
とする。「基板部」は、必ずしも一層で形成されている
必要はなく、構成材料の異なる二層または三層以上で形
成されていてもよい。そのように多層状に形成する場合
には、少なくとも一層の構成材料が弾性を備えたもので
あることが好ましい。そのようにすれば、この接続部材
を介してパッケージとプリント基板とを接続したとき
に、熱膨張による応力集中を回避しやすいからである。
なお、接続されるパッケージとしては、CSPの他に、
ボールグリッドアレイタイプまたは、ピングリッドアレ
イタイプのパッケージでもよい。また、「基板部」を構
成する絶縁性材料としては、例えば一般的なプリント配
線板を構成する材料(例えば、ガラス布エポキシ樹脂、
ガラス不織布エポキシ樹脂、ガラス布ビスマレイミドト
リアジン樹脂、アラミド不織布エポキシ樹脂等を板状に
硬化させたもの)、熱可塑性樹脂、または適度な弾性を
備えたエラストマー等を使用することができる。また、
上記の材料のうち、プリント配線板を構成する材料で基
板部を形成する場合には、完全に硬化する前の半硬化状
態のもの(プリプレグ)を使用することができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記基板部の最外層には粘着層が設けられて
いることを特徴とする。「粘着層」は、表裏両面のうち
少なくとも一層に設けられていればよいが、表裏両面に
設けられていることが更に好ましい。請求項3の発明
は、請求項1に記載の接続部材を製造する方法であっ
て、(a)片面に銅箔を設けた基板部において、前記銅箔
が設けられていない面側から前記銅箔に到達する複数の
孔部を開口する工程、(b)前記孔部の内側に導電性部材
を充填することにより前記導電部を形成する工程、(c)
前記銅箔をエッチングすることにより、前記導電部を互
いに隔離する工程、を含むことを特徴とする。請求項4
の発明は、請求項1に記載の接続部材を製造する方法で
あって、(g)導電性部材からなる複数のピンを所定の間
隔を隔てつつ所定の立設区画に立設する工程、(h)前記
基板部を前記立設区画に押圧して、前記ピンを前記基板
部の厚さ方向に貫通させることにより、前記ピンにより
前記導電部を構成する工程、を含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、導電部の径と隣接する導電部間ピッチとを適当に
構成することにより、例えばCSP等のように極めて狭
いピッチで隣接された端子を備えたパッケージであって
も、端子間の絶縁性を確保しつつ、パッケージとプリン
ト基板とをボールバンプを取り付ける必要なく接続する
ことができ、低コスト化が可能となる。また、このとき
には、導電部の両端部のそれぞれが、パッケージ側の端
子とプリント基板上の回路とに対して接続されるので、
従来のようにパッケージとプリント基板とを直接に接続
した場合に比べると、接続部位への応力集中が回避され
やすい。
【0009】請求項2の発明によれば、接続部材を介し
て、パッケージとプリント基板とを接続する場合に、粘
着層が接着層を兼ねるので製造工程を簡易とできる。請
求項3または請求項4の発明によれば、請求項1に記載
の接続部材を提供できる。なお、請求項3の発明では、
従来より周知の片面銅張積層板を用いて、一般的なプリ
ント配線板の製造工程を利用して接続部材を製造するこ
とができるので、設備の変更等が少なくて済む。また、
請求項4の発明によれば、立設区画に立設させたピンに
対して基板部を押圧させれば導電部が形成されるので、
簡易な製造方法を提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>次に本発明の第
1実施形態について、図1〜図3を参照しつつ、詳細に
説明する。本実施形態の接続部材1は、CSP11とプ
リント基板12との間に設けられるものである。基板部
4は、例えばガラス布エポキシ樹脂のように絶縁性材料
から形成されており、その上下両面には、全面に粘着層
9,10が設けられている。基板部4の厚さは、約50
0μmとされている。また、粘着層9,10は、熱可塑
性樹脂から構成されている。下面側の粘着層10の表面
には、さらに全面に銅箔からなる電極層2が設けられて
いる(図1(A))。この電極層2は、後述するように
電気メッキを行うときの電極として働くものであり、最
終的にはエッチング処理によって除去される。このた
め、必ずしも銅から構成されている必要はなく、導電性
の材料から構成されていればよい。
【0011】この基板部4において、上面側の粘着層9
の表面に、図1(B)に示すように、剥離用被膜5を貼
り付ける。この剥離用被膜5は、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)製のものである。次に、剥離用被膜5
の上面から、パルス発振型炭酸ガスレーザ加工機によ
り、所定の位置に孔部6を形成する(図1(C))。孔
部6は、剥離用被膜5と基板部4とを貫通し、下面側の
電極層2に至るまで開口されている。
【0012】次に、剥離用被膜5を剥離した後に、孔部
6内部を導電性物質である銅で充填することにより、導
電部3を形成する(図1(D))。この導電部3は、電
極層2を一方の電極として使用した電気メッキ法により
形成されている。次に、粘着層9の表面に例えばPET
製の保護膜(図示せず)を設けた状態でエッチング処理
を施すことにより電極層2を除去し、その保護膜を剥離
する(図2(E))。こうして、電極層2が除去される
と、各導電部3は基板部4を厚さ方向に貫通すると共
に、それぞれの導電部3間は絶縁性材料からなる基板部
4によって互いに電気的に隔離された状態とされる。
【0013】次に、図2(F)に示すように、導電部3
の表裏両面に、それぞれ二層からなる接触層7,8を形
成する。この接触層7,8は、CSP11またはプリン
ト基板12に設けられた端子部13,14と、導電部3
との接触を良好とするために設けられるものである。接
触層7,8のうち、導電部3に近接する接触層7は、ニ
ッケルからなり、約5μm程度の厚さとされている。ま
た、そのニッケル層7の表面には、約0.5μm程度の
厚さの金層8が設けられている。こうして、粘着層9,
10の表面とほぼ同位置かそれよりの僅かに突設した状
態となるようにして接触層7,8が設けられると、接続
部材1の製造が完了する。
【0014】次に図3に示すように、接続部材1を介し
て、CSP11とプリント基板12とを接続する。接続
部材1の導電部3の位置は、予めCSP11の端子13
の位置に合わせて形成されている。一方、プリント基板
12の上面側には、導電部3の位置に整合するようにし
て、ランド14が設けられている。三つの部材11,
1,12を所定の位置に合わせた状態で熱プレスするこ
とにより、熱可塑性樹脂からなる粘着層9,10によっ
て、CSP11、接続部材1及びプリント基板12が一
体化される。なお、詳細には示さないが、プリント基板
12は、多層プリント配線板であり、所定の電子回路が
形成されている。
【0015】このように、本実施形態によれば、導電部
3の径と隣接する導電部3間ピッチとを適当に構成する
ことにより、CSP11のように極めて狭いピッチで隣
接された端子13を備えたパッケージであっても、端子
13間の絶縁性を確保しつつ、CSP11とプリント基
板12とを接続することができる。また、このときに
は、導電部3の両端部のそれぞれが、CSP11の端子
13とプリント基板12上の回路とに対して接続される
ので、従来のようにパッケージとプリント基板とを直接
に接続した場合に比べると、接続部位への応力集中が回
避されやすい。また、接続部材1を介して、CSP11
とプリント基板12とを接続する場合に、粘着層9,1
0が接着層を兼ねているので、別に接着層を設ける必要
がなく、製造工程を簡易とできる。
【0016】<第1実施形態における変形例> (1)なお、上記の実施形態において、孔部6内に充填
される金属は銅に限られず、金・銀等の他の金属でも良
い。また、孔部6を充填する方法は、電気メッキ法に限
られず、化学メッキ法により金属を充填することもでき
る。さらに、孔部6を充填する方法はメッキ法に限られ
ず、銀・銅等の導電性粒体を含有した導電性ペーストを
充填することにより、導電部3を形成することもでき
る。
【0017】(2)上記の実施形態では、粘着層9,1
0を設けた片面銅張板を使用したが、本発明によれば、
プリント基板の分野で周知の片面銅張積層板を使用して
接続部材を製造することもできる。その場合には、片
面銅張積層板において、銅が設けられていない面側から
例えばレーザを使用して、所定の位置に銅箔に到達する
孔部を設ける。なお、このときに、孔部を開口する面側
には、粘着層を形成しておくことが好ましい。また、粘
着層の表面に、例えばPETフィルム等の保護フィルム
を設けておくことが好ましい。次に、孔部の内側に導
電性部材を充填することにより導電部を形成する。この
ときには、上記のように銅箔を一方の電極とした電気メ
ッキ法を使用できる。最後に、銅箔をエッチングする
ことにより、導電部を互いに隔離する。また、銅箔が設
けられていた面側には、粘着層または接着層を形成する
ことが好ましい。この変形例によれば、従来より周知の
片面銅張積層板を用いて、一般的なプリント配線板の製
造工程を利用して接続部材を製造することができるの
で、設備の変更等が少なくて済む。
【0018】<第2実施形態>次に本発明の第2実施形
態について、図4〜図10を参照しつつ、詳細に説明す
る。本実施形態では、振動ピン立て機20を用いて、導
電部としてのピン27を所定の立設区画23に立ててお
き、このピン27に対してプリプレグからなる基板部2
2を押し付けることにより、接続部材30を製造する方
法を示す。
【0019】ピン27は、導電性部材から形成されてお
り、その長さ方向のほぼ中央位置付記には、径方向に張
り出す位置決め縁部21が設けられている。また、図4
に示すように、振動ピン立て機20には、一度のピン立
て作業によって、図示九枚の接続部材30を形成可能な
本数のピン27を立てることができるようになってい
る。すなわち、振動ピン立て機20には、基板部22の
大きさに合わせた立設区画23が図示左右および上下に
三列ずつ設けられており、各立設区画23の内側に、ピ
ン立て穴24A,25Aが設けられている。
【0020】なお、図示はしないが、振動ピン立て機2
0には振動モータが備えられており、その振動モータの
駆動によって、所定の振幅及び周波数で振動ピン立て機
20全体が振動するようになっている。振動ピン立て機
20には、図5または図6に示すように、分離可能な上
下二枚の板状の部材24,25が設けられている。この
うち、上側の上板部24には、所定の位置に、上下に貫
通するピン立て穴24Aが設けられている。このピン立
て穴24Aの穴径は、ピン27の位置決め縁部21の外
径よりも大きく形成されている。また、ピン立て穴24
Aの上側の穴縁には、ピン27を誘い込むテーパー面2
4Bが設けられている。なお、上板部24の上下高さ
は、ピン27の上半部の長さ(ピン27の上端から位置
決め縁部21までの長さ)よりも高く形成されている。
【0021】一方、下側の下側治具25にも、上側のピ
ン立て穴24Aの位置に整合させて、ピン立て穴25A
が上下に貫通して設けられている。このピン立て穴25
Aの穴径は、ピン27の径よりも僅かに大きくされてい
る。また、下側治具25のピン立て穴25Aの上側の穴
縁にも、同様のテーパー面25Bが設けられており(図
6を参照)、ピン27の下端がピン立て穴24Aから円
滑に誘導されるようになっている。また、下側治具25
の上下高さは、ピン27の下半部の長さ(ピン27の下
端から位置決め縁部21までの長さ)よりも高く形成さ
れている。
【0022】なお、下側治具25の四隅からは、位置決
め突条29が突設されており、これが上板部24の四隅
に貫通して設けられた位置決め孔部(図示せず)に嵌ま
り込むことによって、上下の部材24,25の位置ずれ
が規制された状態となる。図5に示すように、上下一対
の部材24,25を整合させておき、上板部24の上面
に所定数のピン27を載置しておく。この状態で振動ピ
ン立て機20を駆動させると、両部材24,25が相対
的に適度に振動し、図6に示すように、ピン27が全て
のピン立て穴24A,25Aに嵌まり込む。このときピ
ン27は、位置決め縁部21をピン立て穴25Aの穴縁
に当接させた状態となっている。
【0023】次に、図7に示すように、上板部24のみ
を取り外し、基板部22をピン27の上方から押圧す
る。本実施形態において基板部22は、一般的なガラス
布エポキシ基板として硬化する前のプリプレグを使用し
ている。基板部22は、上側治具26の凹所31内に保
持された状態となっている。上側治具26は、下側治具
25とほぼ同一の大きさを備えており、四隅には、両治
具25,26が整合位置に組み付けられるように、位置
決め突条29を貫通可能な位置決め孔部(図示せず)が
設けられている。凹所31の奥面側(図7において、上
面側)には、下側治具25の立設区画23に立てられた
ピン27の位置に整合して、当接回避溝28が設けられ
ている。当接回避溝28は、ピン27の外径よりも大き
な内径を備え、有底状とされている。なお、当接回避溝
28の深さは、ピン27の上半部の高さよりも深くなっ
ている。
【0024】基板部22を装着した上側治具26を下側
治具25の上面に重ねるようにしてプレスすると、突設
されたピン27が、基板部22を厚さ方向に貫通する
(図8を参照)。こうして、プレス操作が完了した後
に、基板部22を上下両治具25,26から取り外す
と、図9および図10に示すように、ピン27の上半部
が基板部22を厚さ方向に貫通しており、位置決め縁部
21が基板部22の下面22Bに当接した状態となって
いる。また、ピン27の上下両端部は、基板部22の上
下両面22A,22Bから突出した状態で、基板部22
を貫通している。なお、仕様に応じて、ピン27の下端
部分(位置決め縁部21よりも先端部分)を切り落とし
てから、接続部材として使用することもできる。また、
ピン27の上端部分(基板部22を貫通する部分)の長
さは、基板部22の厚さと同等程度としてもよい。
【0025】このようにして製造された接続部材30に
おいても第1実施形態と同様の作用及び効果を奏するこ
とができる。また、本実施形態では、立設区画23に立
設させたピン27に対して基板部22を押圧させれば導
電部が形成されるので、簡易な製造方法を提供できる。
【0026】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、その要旨を変更する
ことなく様々に変形して実施することができる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における接続部材の製造方法を示
す図(1)
【図2】接続部材の製造方法を示す図(2)
【図3】接続部材を介してCSPとプリント基板とを接
続したときの側断面図
【図4】振動ピン立て機の平面図
【図5】振動ピン立て機の側断面図
【図6】振動ピン立て機によってピンを立てたときの部
分側断面図
【図7】下側治具にピンを立てた状態で、上側治具に収
容した基板部をプレスするときの様子を示す部分側断面
【図8】上下治具によるプレス操作を完了したときの部
分側断面図
【図9】ピンを基板部に貫通させた後の基板部の部分側
断面図
【図10】接続部材の下面側を示す斜視図
【符号の説明】
1,30…接続部材 2…電極層(銅箔) 3…導電部 4,22…基板部 6…孔部 9,10…粘着層 27…ピン(導電部) 23…立設区画

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性材料により形成された基板部と、
    この基板部の厚さ方向に貫通するように設けられるとと
    もに互いに前記基板部によって電気的に隔離された複数
    の導電部とを備えたことを特徴とする接続部材。
  2. 【請求項2】 前記基板部の最外層には粘着層が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の接続部材を製造する方
    法であって、 (a)片面に銅箔を設けた基板部において、前記銅箔が設
    けられていない面側から前記銅箔に到達する複数の孔部
    を開口する工程、 (b)前記孔部の内側に導電性部材を充填することにより
    前記導電部を形成する工程、 (c)前記銅箔をエッチングすることにより、前記導電部
    を互いに隔離する工程、を含むことを特徴とする接続部
    材の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の接続部材を製造する方
    法であって、 (g)導電性部材からなる複数のピンを所定の間隔を隔て
    つつ所定の立設区画に立設する工程、 (h)前記基板部を前記立設区画に押圧して、前記ピンを
    前記基板部の厚さ方向に貫通させることにより、前記ピ
    ンにより前記導電部を構成する工程、を含むことを特徴
    とする接続部材の製造方法。
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