JP2002140916A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2002140916A
JP2002140916A JP2000334004A JP2000334004A JP2002140916A JP 2002140916 A JP2002140916 A JP 2002140916A JP 2000334004 A JP2000334004 A JP 2000334004A JP 2000334004 A JP2000334004 A JP 2000334004A JP 2002140916 A JP2002140916 A JP 2002140916A
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lighting device
reflector
instrument body
lighting
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English (en)
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Mitsuhiro Okamoto
光広 岡本
Wataru Tanaka
田中  渉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で剛性が高く見栄えの良い樹脂製の器具本
体を備えた照明器具を提供する。 【解決手段】照明器具は、天井のような施工面に対向す
る形で取着される合成樹脂成形品の器具本体1と、器具
本体1における施工面と反対側の面に配設され器具本体
1に結合される反射板4と、反射板4における器具本体
1と反対側の面に配置されたランプを点灯させるととも
に、器具本体1と反射板4との間に配置される点灯装置
2とを備えており、器具本体1の表面には中空部7を有
する補強用のリブ6が器具本体1と一体に成形されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具では、板金製の器具本体
に点灯回路や反射板やランプなどを取り付けた構造を有
するものが多く、高剛性の材料で器具本体を形成するこ
とによって、器具本体に所定の強度を持たせていた(例
えば、特開平8−153409号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の照明器具で
は、器具本体を板金製としているため、器具本体の重量
が重くなり、また器具本体と他の部品とを一体化するの
が難しく、設計の自由度が低いという問題があった。
【0004】そこで、従来から提供されている重量の大
きい板金製の器具本体に代えて合成樹脂成形品の器具本
体を用いることを先に提案したが、器具本体の材料とし
て合成樹脂を用いる場合には、機械的強度が優れたもの
(例えば、ポリカーボネートのようなエンジニアリング
プラスチック)を用いるか、或いはガラス繊維などを混
合した材料を用いる必要があった。このような材料は一
般的に高価であり、製品コストの上昇を招くという問題
があった。
【0005】器具本体のコストダウンを図るためには、
器具本体の成形材料に機械的強度の低い安価な材料を用
い、補強のために器具本体の表面にリブを形成して強度
を確保することも考えられるが、成型品に薄肉のリブを
形成する場合、離型後の収縮によってひけ、反りなどが
発生する虞がある。器具本体は外部に露出しているた
め、外側から見える部位にリブを形成すると、ひけ、反
りなどができて商品の見栄えが悪くなるから、補強用の
リブを器具本体に形成することができず、器具本体の材
料として材料自体の剛性が低いものを使いにくかった。
【0006】また、板金製の器具本体を用いる場合は、
器具本体の材料自体の熱伝導性が良好であるから、点灯
回路の発熱が器具本体を介して外部に放熱され、点灯回
路を構成する部品の温度上昇を低減できるが、合成樹脂
成形品からなる器具本体を用いた場合は板金製の器具本
体に比べて熱伝導率が低いため、器具本体にヒートパイ
プなどの放熱部品を取り付けたり、器具本体に放熱用の
孔を形成するなどしてて点灯回路の発熱を外部に放出さ
せていた。しかしながら、ヒートパイプなどの放熱部品
を追加する場合は、部品数が増加してコストアップの要
因となるという問題があり、また器具本体に放熱用の孔
を形成する場合は器具本体の剛性が低下するという問題
があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、安価で剛性が高く見
栄えの良い樹脂製の器具本体を備えた照明器具を提供す
るにある。また、請求項7乃至11の発明の目的とする
ところは、上記目的に加えて、放熱性を向上させた照明
器具を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、天井のような施工面に対向す
る形で取着される合成樹脂成形品の器具本体と、器具本
体における施工面と反対側の面に配設され器具本体に結
合される反射板と、反射板における器具本体と反対側の
面に配置されたランプを点灯させるとともに器具本体と
反射板との間に配置される点灯装置とを備え、器具本体
の表面に中空部を有する補強用のリブを器具本体と一体
に成形したことを特徴とし、補強用のリブを器具本体と
一体に形成することによって、器具本体の剛性を高める
ことができるから、器具本体の成形材料に機械的強度の
低い安価な材料を用いて、器具本体のコストダウンを図
ることができ、且つ、リブに中空部を設けているので成
形時にヒケなどが発生するのを防止でき、外観の見栄え
を良くできる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記リブは器具本体の重心位置を中心として同心
円状に配置された複数の環状リブからなることを特徴と
し、請求項1の発明と同様の作用を奏する。
【0010】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記リブは、器具本体の重心位置から放射状に延
びるような形状に形成されたことを特徴とし、請求項1
の発明と同様の作用を奏する。
【0011】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記リブは、互いに交差するような形状に形成さ
れたことを特徴とし、請求項1の発明の作用に加え、リ
ブ同士を互いに交差させることにより、器具本体の剛性
をさらに向上させることができる。
【0012】請求項5の発明では、請求項1乃至4の発
明において、上記リブは、反射板と対向する器具本体の
面であって反射板の外側の部位に集中して配置されたこ
とを特徴とし、器具本体には反射板が結合されており、
反射板と対向する器具本体の面であって反射板よりも内
側の部位は反射板で補強され、剛性が高くなっているも
のの、反射板よりも外側の部位は反射板で補強されてい
ないため、反射板よりも内側の部位に比べて剛性が低く
なるが、反射板よりも外側の部位にリブを集中して配置
することにより、反射板よりも外側の部位を重点的に補
強して、器具本体の破損を防止することができる。
【0013】請求項6の発明では、請求項1乃至4の発
明において、上記器具本体には、上記ランプの点灯状態
を切り換えるためのプルスイッチが配置されており、上
記リブは、プルスイッチを引っ張り操作する際に荷重が
加わる器具本体の部位に集中して配置されたことを特徴
とし、プルスイッチを引っ張り操作する際に荷重が加わ
る器具本体の部位にリブを集中して配置しているので、
荷重が加わる部位を重点的に補強して、器具本体の破損
を防止することができる。
【0014】請求項7の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記器具本体の少なくとも一部に放熱用の中空部
を形成したことを特徴とし、器具本体の熱伝導率に部分
的な差が持たせられ、熱勾配が生じるから、点灯装置の
発熱を放熱用の中空部に逃がすことによって、点灯装置
を構成する回路部品の温度上昇を低減し、回路部品の寿
命を延ばすことができる。
【0015】請求項8の発明では、請求項7の発明にお
いて、上記放熱用の中空部は、上記器具本体の要所に偏
って設けられたことを特徴とし、請求項7の発明と同
様、器具本体の熱伝導率に部分的な差が持たせられ、熱
勾配が生じるから、点灯装置の発熱を器具本体の中空部
が設けられた部位に移動させることによって、点灯装置
を構成する回路部品の温度上昇を低減し、回路部品の寿
命を延ばすことができる。
【0016】請求項9の発明では、請求項7の発明にお
いて、上記放熱用の中空部は、上記器具本体における点
灯装置の取付部位以外の部位に設けられたことを特徴と
し、請求項7の発明と同様、器具本体の熱伝導率に部分
的な差が持たせられ、熱勾配が生じるから、点灯装置の
発熱を中空部が設けられた器具本体の部位に移動させる
ことができ、且つ、中空部は器具本体における点灯装置
の取付部位以外の部位に設けられているから、点灯装置
が配置された部位の温度を低減して、点灯装置を構成す
る回路部品の温度上昇を低減し、回路部品の寿命を延ば
すことができる。
【0017】請求項10の発明では、請求項7の発明に
おいて、上記点灯装置は器具本体の重心位置付近に配置
され、上記放熱用の中空部は、上記器具本体における点
灯装置の取付部位から外周部に向かって延びるように配
置されたことを特徴とし、点灯装置の発熱が中空部を伝
わって器具本体の外周部に伝導し、外部に放出されるか
ら、点灯装置の発熱を効率良く外部に放出させることが
できる。
【0018】請求項11の発明では、請求項7乃至10
の発明において、上記補強用のリブに設けた中空部で上
記放熱用の中空部を兼用することを特徴とし、放熱用の
中空部を別途設ける必要が無く、器具本体の形状が複雑
になるのを防止して、器具本体の製造を容易にするとい
う効果がある。
【0019】請求項12の発明では、請求項1乃至11
の発明において、器具本体を施工面に取り付けるための
取付部が器具本体の中心部に設けられており、反射板を
器具本体の被固定部に固定するための固定手段を反射板
の外周部と中心部とにそれぞれ設けたことを特徴とし、
固定手段により反射板の外周部と中心部がそれぞれ器具
本体に固定されているので、反射板により器具本体が補
強され、器具本体に応力が加わった際に器具本体が撓む
量を小さくできるから、器具本体の許容応力を高めるこ
とができる。
【0020】請求項13の発明では、請求項1乃至12
の発明において、上記器具本体は射出成形法で形成され
た樹脂成形品であることを特徴とし、請求項1乃至12
の発明と同様の作用を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】(基本構成)まず、以下に説明す
る照明器具の共通した構成を図4および図5を用いて説
明する。本実施形態で説明する照明器具は、施工面とし
ての天井に固定されている引掛シーリング31に取り付
けられるものであり、引掛シーリング31に結合される
取付アダプタ10と、円板状に形成され天井下面に対向
する形で配置される器具本体1と、器具本体1の下面側
に結合される反射板4と、反射板4の下方に配置される
ランプとしての環形の2本の蛍光ランプLaと、器具本
体1と反射板4との間に配置され蛍光ランプLaを点灯
させる電力を供給する点灯装置2と、蛍光ランプLaお
よび反射板4を覆うように器具本体1に取り付けられる
ドーム状のグローブ5とからなる。器具本体1は絶縁性
を有する合成樹脂(たとえばポリプロピレン)により形
成された合成樹脂成形品であり、反射板4は板金により
中央部が周部よりも下方に位置する椀状に形成される。
【0022】点灯装置2はインバータ回路などを含む電
子式安定器であって、回路基板21に回路部品を実装し
て構成してある。すなわち、低周波の商用電源を高周波
電力に電力変換して蛍光ランプLaを高周波で点灯させ
るように構成されている。この種の電子式安定器は、チ
ョークコイルのような銅鉄型の安定器を用いた点灯装置
に比較すると軽量化が容易である。また、回路基板21
の下面には蛍光ランプLaを接続保持するためのランプ
ソケット22、豆球Lbを接続保持するためのランプソ
ケット23、点灯状態を切り換えるためのスイッチ24
も実装される。スイッチ24はプルスイッチであって、
操作部としての引き紐24aが設けられている。この引
き紐24aは器具本体1の上面側に取り付けたV字状の
ガイド3の先端部に通される。また、引き紐24aを引
くたびに、蛍光ランプLaを高出力で点灯させる状態、
蛍光ランプLaを低出力で点灯させる状態、豆球Lbが
点灯する状態、消灯状態を循環的に切り換えることがで
きる。さらに、点灯装置2には、取付アダプタ10に電
気的に接続するためのプラグ13aを先端に設けた電源
線13も接続されている。電源線13は、引掛シーリン
グ31および取付アダプタ10を介して商用電源から点
灯装置2に電力を供給するために設けられている。
【0023】取付アダプタ10は、円筒状のアダプタ本
体10aの上面に一対の引掛栓刃(図示せず)が突設さ
れたものであり、アダプタ本体10aは器具本体1の中
心部において下面側に突出する筒部11に挿入される。
引掛栓刃は周知のように先端部がL字状に折曲された栓
刃であって、取付アダプタ10の引掛栓刃を引掛シーリ
ング31の栓刃挿入口に挿入した後にアダプタ本体10
aを回転させると、取付アダプタ10が引掛シーリング
31に対して機械的且つ電気的に結合される。器具本体
1の筒部11内には図示しない受け部が形成され、アダ
プタ本体10aの外周面に進退自在に突出する係合片1
0bが受け部に係脱することによって、器具本体1が取
付アダプタ10に機械的に結合される。係合片10bは
突出方向にばね付勢されており、アダプタ本体10aの
下面から突出した一対の操作つまみ10cをばね力に抗
して操作すると、係合片10bが受け部から外れて取付
アダプタ10から器具本体1を外すことができるように
してある。さらに、アダプタ本体10aの下面中央部に
は電源線13の一端に設けたプラグ13aが着脱可能に
接続されるコネクタ10dが設けられる。コネクタ10
dは引掛栓刃に電気的に接続されており、取付アダプタ
10を引掛シーリング31に結合した状態でコネクタ1
0dにプラグ13aが接続されると商用電源から点灯装
置2に電源が供給される。
【0024】反射板4は円形であって周縁部には全周に
亙って外鍔4aが突設されている。また、反射板4の中
央部は平板状であって筒部11内に位置する取付アダプ
タ10の下面を露出させる円形の露出孔4bが設けられ
ている。反射板4において平板状に形成された中央部分
と外鍔4aとの間の傾斜部分には蛍光ランプLaを支持
する支持ばね20が設けられ、支持ばね20を一端側と
する反射板4の直径方向の他端側にはランプソケット2
2が挿通される挿通孔4cが設けてある。さらに、反射
板4の中央部において平板状に形成された部位にはラン
プソケット23が臨む露出孔4dおよびリモコン受信器
25が挿通される露出孔4eが設けられる。リモコン受
信器25は、図示しないリモコン発信器から送信される
リモコン信号(赤外線を伝送媒体とする無線信号)を受
信し、点灯装置2を制御して蛍光ランプLaおよび豆球
Lbの点灯状態を切り換える。
【0025】上述した反射板4は点灯装置2の回路基板
21を覆うように配置され、外鍔4aを器具本体1の周
部下面に当接させるとともに、外鍔4aの上面に突設さ
れた爪(図示せず)と器具本体1の孔14とを凹凸嵌合
させることにより器具本体1に結合される(図6参
照)。また、回路基板21も器具本体1の下面に突設し
た係止爪片9により器具本体1に保持される。ここに、
器具本体1に反射板4を結合した状態では、回路基板2
1に実装されたランプソケット22が挿通孔4cを通し
て反射板4の下面側に突出し、ランプソケット22に装
着される蛍光ランプLaと器具本体1との間に反射板4
が配置されることになる。また、露出孔4dに臨んで位
置するランプソケット23には反射板4の下面側から豆
球Lbが挿入される。
【0026】グローブ5は、アクリル樹脂のような透光
性を有する合成樹脂によって上面に円形状の開口を有す
るドーム状に形成され、開口の周縁には全周に亙って口
筒5aが立設される。口筒5aの内周面には口筒5aの
高さ寸法よりも高さ寸法の小さい複数個(本実施形態で
は6個)の係止爪5bが所定間隔で突設される。器具本
体1の下面周部にはグローブ5の係止爪5bが嵌合可能
な3個の受け部材12が取り付けられている。受け部材
12は器具本体1の周方向に沿って略等間隔で器具本体
1から一体に突設されている。受け部材12は器具本体
1の下面との間でグローブ5の係止爪5bを保持するも
のであって、器具本体1の下面側周部にグローブ5の口
筒5aの上縁を当接させた状態でグローブ5を器具本体
1に対して回転させると、係止爪5bが受け部材12と
器具本体の下面との間に挿入されることで、グローブ5
を保持する形状に形成されている。したがって、グロー
ブ5を反対方向に回転させると係止爪5bが受け部材1
2から抜けてグローブ5を器具本体1から取り外すこと
ができる。
【0027】以下では、本発明の各実施形態について要
部となるところを具体的に説明する。
【0028】(実施形態1)本実施形態では、図1乃至
図3に示すように、器具本体1の上下両面に中空部7を
有する複数のリブ6を、筒部11(すなわち器具本体1
の重心位置)を中心として放射状に形成してある。尚、
図1乃至図3はそれぞれ本実施形態の要旨を示すもので
あり、基本構成において具体的に説明した部分であって
本実施形態の要旨にはとくに影響しない部分については
図示ならびに符号を省略してある。
【0029】上述のように本実施形態では、器具本体1
の上下両面に複数のリブ6を形成しており、リブ6によ
って器具本体1の強度を高めているので、器具本体1の
材料としてポリカーボネートのようなエンジニアリング
プラスチックに比べて材料自体の機械的強度が低く、比
較的安価な合成樹脂(例えばポリプロピレン)を用いる
ことができ、器具本体1のコストダウンを図ることがで
きる。また、器具本体1を樹脂成型品により構成してい
るので、器具本体1を板金製とした場合には器具本体1
と別体に形成して器具本体1に取り付けていた部品(例
えば回路基板21を保持する部材など)を、器具本体1
と一体に形成することができ、部品点数を少なくして、
製造コストを低減し、さらに組立作業性を向上させるこ
とができる。
【0030】また、器具本体1にリブ6などの部分的な
圧肉部を形成する場合、離型後の収縮によってひけ、反
りなどが発生する虞があるが、射出成形において器具本
体1のリブ6を形成する部位にガスを圧入し、中空部7
を形成することによって(ガスインジェクション)、ひ
けや反りのない樹脂成型品を形成することができ、器具
本体1の外観の見栄えを良くできる。また、器具本体1
に中空部7を形成することによって、成形樹脂の量を減
らして器具本体1の重量を軽減することもできる。
【0031】なお、リブ6は器具本体1の強度を向上さ
せるような位置に形成すれば良く、器具本体1の重心位
置を通る中心線に対して左右対称な位置にリブ6を形成
しても良い。また、図6に示すように、複数本(本実施
形態では例えば4本)の環状のリブ6を器具本体1の重
心位置(すなわち筒部11)を中心とする同心円状に配
置しても良いし、図7に示すように、複数本(本実施形
態では例えば12本)のリブ6を器具本体1の重心位置
(すなわち筒部11)から放射状に延びるように等間隔
に配置しても良く、器具本体1の強度を向上させること
ができる。また更に、図8に示すように、3本の環状の
リブ6aを器具本体1の重心位置を中心とする同心円状
に配置するとともに、12本のリブ6bを器具本体1の
重心位置から放射状に延びるように配置し、さらに環状
のリブ6aと放射状に延びるリブ6bとを互いに交差す
るように配置しても良く、リブ6aとリブ6bとが互い
に交差することによって、器具本体1の強度をさらに向
上させることができる。
【0032】ここで、図6〜図8中の8は回路基板21
の側縁と当接して回路基板21の位置決めを行う位置決
め片、図6〜図8中の9は回路基板21の側縁と係止し
て回路基板21を固定する係止爪片であり、位置決め片
8と係止爪片9とはそれぞれ器具本体1と一体に形成さ
れている。また、図6〜図8中の14は反射板4の外周
部に設けた爪と凹凸嵌合する孔である。
【0033】(実施形態2)本発明の実施形態2を図9
を参照して説明する。本実施形態の照明器具では、器具
本体1下面の反射板4によって覆われていない部位に中
空部を有する補強用のリブ6を集中的に配置している。
尚、図9は本実施形態の要旨を示すものであり、基本構
成において具体的に説明した部分であって本実施形態の
要旨にはとくに影響しない部分については図示ならびに
符号を省略してある。
【0034】ところで、器具本体1には反射板4が結合
されているので、器具本体1下面の反射板4よりも内側
の部位は反射板4で補強され、剛性が高くなっているも
のの、反射板4よりも外側の部位は反射板4で補強され
ていないため、反射板4よりも内側の部位に比べて剛性
が低くなるが、上述のように反射板4よりも外側の部位
にリブ6を集中して配置することにより、反射板4より
も外側の部位を重点的に補強して、器具本体1の破損を
防止することができる。
【0035】(実施形態3)本発明の実施形態3を図1
0を参照して説明する。尚、図10は本実施形態の要旨
を示すものであり、基本構成において具体的に説明した
部分であって本実施形態の要旨にはとくに影響しない部
分については図示ならびに符号を省略してある。
【0036】ところで、施工面と対向する器具本体1の
面には、スイッチ24の引き紐24aを挿通するための
孔3aが先端部に形成されたガイド3が回動自在に取り
付けられており、引き紐24aを引っ張るとガイド3が
下向きに回動して、スイッチ24の接点状態が切り換わ
り、蛍光ランプLaを高出力で点灯させる状態、蛍光ラ
ンプLaを低出力で点灯させる状態、豆球Lbが点灯す
る状態、消灯状態を循環的に切り換えることができる。
【0037】したがって、器具本体1におけるガイド3
の取付部位付近には引き紐24aを引くたびに、器具本
体1を下向きに曲げようとする応力が作用する。そこ
で、本実施形態では、実施形態1で説明した照明器具に
おいて、引き紐24aを引いて点灯状態を切り換える際
に荷重(応力)が加わる器具本体1の部位に、中空部を
有する補強用のリブ6cを集中的に配置しており、荷重
が加わる器具本体1の部位の強度を高めることによっ
て、器具本体1の破損を防止できる。なお、補強用のリ
ブ6cは、引き紐24aの引き操作時に器具本体1が曲
げられる方向に沿って配置されているので、器具本体1
が曲げられる方向における器具本体1の剛性を高めるこ
とができる。
【0038】また、器具本体1の表面に中空部を有する
リブ6,6cを突設しているので、器具本体1の強度を
高めることができ、したがって器具本体1の材料に機械
的強度が低く、比較的安価な合成樹脂を用いることがで
きるから、器具本体1のコストダウンを図ることができ
る。また更に、器具本体1にリブ6,6cなどの部分的
な圧肉部を形成する場合、離型後の収縮によってひけ、
反りなどが発生する虞があるが、射出成形において器具
本体1のリブ6を形成する部位にガスを圧入し、中空部
7を形成することによって(ガスインジェクション)、
ひけや反りのない樹脂成型品を形成することができ、器
具本体1の外観の見栄えを良くできる。また、器具本体
1に中空部7を形成することによって、成形樹脂の量を
減らして器具本体1の重量を軽減することもできる。
【0039】(実施形態4)本発明の実施形態4を図1
0及び図11を参照して説明する。本実施形態では、器
具本体1の表面に中空部を有するリブ6を形成するとと
もに、器具本体1における点灯装置2の取付部位以外の
部位であって、点灯装置2に対して図12中左側の部位
に、ガスインジェクションなどの方法を用いて放熱用の
中空部1aを設けてある(図12中のハッチング箇所は
中空部1aを形成した箇所を示す。)。尚、図10及び
図11はそれぞれ本実施形態の要旨を示すものであり、
基本構成において具体的に説明した部分であって本実施
形態の要旨にはとくに影響しない部分については図示な
らびに符号を省略してある。
【0040】中空部1aは器具本体1の全体に均一に分
布しておらず、要所に偏って設けられており、中空部1
a(すなわち空気層)の熱伝導率と中空部1a以外の部
位の熱伝導率とは異なるので、器具本体1の熱伝導率に
部分的な差が持たせられ、熱勾配が生じる。しかも、中
空部1aは器具本体1における点灯装置2の取付部位以
外の部位に設けられているので、熱源である点灯装置2
の発熱が中空部1aに放射され、点灯装置2の取付部位
以外の部位に設けられた中空部1aに蓄えられる(図1
2中の矢印は熱の移動する方向を示している。)。この
ように、点灯装置2の発熱を中空部1a内に移動させる
ことによって、器具本体1における点灯装置2の取付部
位の温度を低下させることができ、点灯装置2の温度を
低下させて、点灯装置2を構成する回路部品の温度上昇
を低減し、長寿命化を図ることができる。
【0041】また、器具本体1の表面に中空部を有する
リブ6を突設しているので、器具本体1の強度を高める
ことができ、したがって器具本体1の材料に機械的強度
が低く、比較的安価な合成樹脂を用いることができるか
ら、器具本体1のコストダウンを図ることができる。ま
た更に、器具本体1にリブ6などの部分的な圧肉部を形
成する場合、離型後の収縮によってひけ、反りなどが発
生する虞があるが、射出成形において器具本体1のリブ
6を形成する部位にガスを圧入し、中空部7を形成する
ことによって(ガスインジェクション)、ひけや反りの
ない樹脂成型品を形成することができ、器具本体1の外
観の見栄えを良くできる。また、器具本体1に中空部7
を形成することによって、成形樹脂の量を減らして器具
本体1の重量を軽減することもできる。
【0042】尚、放熱用の中空部1a内に水やオイルな
どの熱伝導率の高い液体を封入しても良く、点灯装置2
の発熱を効率良く中空部1a内に移動させて、点灯装置
2の温度上昇をさらに低減することができる。
【0043】また、本実施形態では補強用のリブ6に設
けた中空部(図示せず)とは別に、放熱用の中空部1a
を器具本体1に形成しているが、実施形態1乃至3で説
明した補強用のリブ6に設けた中空部7で放熱用の中空
部を兼用しても良い。すなわち、図13に示すように、
円板状の器具本体1の重心位置付近に点灯装置2を配置
するとともに、器具本体1の重心位置から放射状に延び
る複数本のリブ6を器具本体1と一体に形成し、リブ6
に設けた中空部7で放熱用の中空部を兼用する。上述の
ように、器具本体1の一部に中空部7を設けることによ
って、器具本体1の熱伝導率に部分的な差ができ、熱勾
配が発生するので、器具本体1の中心位置に配置された
点灯装置2の発熱はリブ6に設けた中空部7内に放射さ
れ、中空部7内に蓄えられる。中空部7内に蓄えられた
熱は、中空部7を伝わって器具本体1の中心位置から外
側部に伝導し、器具本体1の外部に放射されるので、点
灯装置2の発熱を効率良く外部へ放射させることができ
る。尚、図13中の矢印は点灯装置2の発熱がリブ6に
設けた中空部7を伝わって器具本体1の外周部に移動す
る方向を示している。
【0044】(実施形態5)ところで、実施形態1で説
明した照明器具では、反射板4の外鍔4aを器具本体1
の周部下面に当接させるとともに、外鍔4aの上面に突
設された爪(図示せず)と器具本体1の孔14とを凹凸
嵌合させることによって、反射板4を器具本体1に結合
しており、反射板4の中央部は器具本体1に固定されて
いないので、点灯状態を切り換えるために引き紐24a
を引っ張ると、器具本体1のみが撓められて、器具本体
1自体を施工面に取り付ける部位(すなわち器具本体1
の中央部)の近傍(図17のA部)に応力が集中する。
器具本体1の中央部には点灯装置2が配置されており、
中央部の温度は点灯装置2の発熱により他の部位に比べ
て高くなるので、樹脂の劣化が早く進む。このような部
位に応力が集中すると、器具本体1が破損する虞がある
から、器具本体1の剛性を高める必要があり、そのため
には器具本体1の材料として機械的強度の高い材料を使
用しなければならず、器具本体1の材料選定の自由度が
狭められるという問題がある。
【0045】そこで、本実施形態の照明器具では、図1
4に示すように、器具本体1の筒部11にねじ孔11b
の形成されたボス11aを突設するとともに、ねじ孔1
1bに対応する反射板4の部位に反射板4を貫通する貫
通孔4eを穿設している。そして、反射板4を器具本体
1に取り付ける際は、反射板4の外鍔4aを器具本体1
の周部下面に当接させて、外鍔4aの上面に突設された
爪(図示せず)と器具本体1の孔(図示せず)とを凹凸
嵌合させるとともに、反射板4の貫通孔4eに挿通した
固定ねじ15をボス11aのねじ孔11bに螺入し、反
射板4を器具本体1にねじ止めしている。このように、
本実施形態では反射板4がその中央部と外周部の両方で
器具本体1に固定されているので、反射板4によって器
具本体1を補強することができ、点灯状態を切り換える
ために引き紐24aを引っ張った場合でも、器具本体1
の撓みが少なくなり、器具本体1に加わる応力を低減す
ることができる。
【0046】また、反射体4をその中央部と外周部とで
器具本体1に結合しているので、点灯状態を切り換える
ために引き紐24aを引っ張った場合、最大の応力が加
わる器具本体1の部位は、反射板4の中央部を器具本体
1に固定していない場合に比べて外周部に移動し、図1
5のB部付近に集中することになる。上述のように器具
本体1の中心部には点灯装置2が配置されており、中央
部の温度は点灯装置2の発熱によって他の部位よりも高
くなるため、樹脂の劣化が早く進むものと考えられる
が、応力が集中する部位を中央部に比べて比較的温度の
低い(すなわち劣化の進み具合が遅い)外周部に移動さ
せているので、器具本体1の強度的な寿命を延ばすこと
ができ、且つ、器具本体1の材料として剛性の低い材料
を使用可能になるから、器具本体1の材料選定の自由度
を高めることができる。ここに、反射板4の外周部に設
けた爪及び器具本体1の孔14と固定ねじ15とで、反
射板4を器具本体1に固定するための固定手段が構成さ
れる。尚、図14及び図15は本実施形態の要旨を示す
ものであり、基本構成において具体的に説明した部分で
あって本実施形態の要旨にはとくに影響しない部分につ
いては図示ならびに符号を省略してある。
【0047】ところで本実施形態では、反射板4の外周
部に設けた爪を器具本体1の孔14に凹凸嵌合させると
ともに、反射板4の中央部を器具本体1にねじ止めして
いるが、図16に示すように、器具本体1の筒部11周
面に一対の係止突起11cを対称な位置に突設するとと
もに、反射板4に設けた露出孔4bの端面の対称な位置
に一対の凹所4fを凹設している。そして、反射板4を
器具本体1に固定する際には、係止突起11cと凹所4
fとの位置を合わせて反射板4を図16中下側から器具
本体1側に押し込み、反射板4を係止突起11cよりも
図16中上側まで移動させた後、反射板4を回転させ
て、反射板の下面と係止突起11cとを係止させた状態
で、反射板4を図示しない固定ねじで器具本体1にねじ
止めすることによって、反射板4が器具本体1に固定さ
れる。この時、反射板4の外周部と中心部とがそれぞれ
器具本体1に結合されるので、上述と同様に、反射板4
の剛性で器具本体1を撓みにくくでき、器具本体1に加
わる応力を低減することができる。尚、反射板4を器具
本体1にねじ止めすると、反射板4の回り止めが為され
るので、凹所4fが係止突起11cの位置にくるまで反
射板4が回転して、反射板4と器具本体1との係止状態
が外れるのを防止することができる。
【0048】尚、上述の各実施形態では円板状の器具本
体1を用いているが、器具本体1の形状を円板状に限定
する趣旨のものではなく、器具本体1を矩形板状に形成
し、この器具本体1に上述の各実施形態で説明した中空
部7を有する補強用のリブ6や放熱用の中空部1aを形
成しても良いことは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、天井
のような施工面に対向する形で取着される合成樹脂成形
品の器具本体と、器具本体における施工面と反対側の面
に配設され器具本体に結合される反射板と、反射板にお
ける器具本体と反対側の面に配置されたランプを点灯さ
せるとともに器具本体と反射板との間に配置される点灯
装置とを備え、器具本体の表面に中空部を有する補強用
のリブを器具本体と一体に成形したことを特徴とし、補
強用のリブを器具本体と一体に形成することによって、
器具本体の剛性を高めることができるから、器具本体の
成形材料に機械的強度の低い安価な材料を用いて、器具
本体のコストダウンを図ることができ、且つ、リブに中
空部を設けているので成形時にヒケなどが発生するのを
防止でき、外観の見栄えを良くできるという効果があ
る。
【0050】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記リブは器具本体の重心位置を中心として同心円
状に配置された複数の環状リブからなることを特徴と
し、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0051】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記リブは、器具本体の重心位置から放射状に延び
るような形状に形成されたことを特徴とし、請求項1の
発明と同様の効果を奏する。
【0052】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記リブは、互いに交差するような形状に形成され
たことを特徴とし、請求項1の発明の効果に加え、リブ
同士を互いに交差させることにより、器具本体の剛性が
さらに向上するという効果がある。
【0053】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、上記リブは、反射板と対向する器具本体の面
であって反射板の外側の部位に集中して配置されたこと
を特徴とし、器具本体には反射板が結合されており、反
射板と対向する器具本体の面であって反射板よりも内側
の部位は反射板で補強され、剛性が高くなっているもの
の、反射板よりも外側の部位は反射板で補強されていな
いため、反射板よりも内側の部位に比べて剛性が低くな
るが、反射板よりも外側の部位にリブを集中して配置す
ることにより、反射板よりも外側の部位を重点的に補強
して、器具本体の破損を防止できるという効果がある。
【0054】請求項6の発明は、請求項1乃至4の発明
において、上記器具本体には、上記ランプの点灯状態を
切り換えるためのプルスイッチが配置されており、上記
リブは、プルスイッチを引っ張り操作する際に荷重が加
わる器具本体の部位に集中して配置されたことを特徴と
し、プルスイッチを引っ張り操作する際に荷重が加わる
器具本体の部位にリブを集中して配置しているので、荷
重が加わる部位を重点的に補強して、器具本体の破損を
防止できるという効果がある。
【0055】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、上記器具本体の少なくとも一部に放熱用の中空部を
形成したことを特徴とし、器具本体の熱伝導率に部分的
な差が持たせられ、熱勾配が生じるから、点灯装置の発
熱を放熱用の中空部に逃がすことによって、点灯装置を
構成する回路部品の温度上昇を低減し、回路部品の寿命
を延ばすことができるという効果がある。
【0056】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、上記放熱用の中空部は、上記器具本体の要所に偏っ
て設けられたことを特徴とし、請求項7の発明と同様、
器具本体の熱伝導率に部分的な差が持たせられ、熱勾配
が生じるから、点灯装置の発熱を器具本体の中空部が設
けられた部位に移動させることによって、点灯装置を構
成する回路部品の温度上昇を低減し、回路部品の寿命を
延ばすことができるという効果がある。
【0057】請求項9の発明は、請求項7の発明におい
て、上記放熱用の中空部は、上記器具本体における点灯
装置の取付部位以外の部位に設けられたことを特徴と
し、請求項7の発明と同様、器具本体の熱伝導率に部分
的な差が持たせられ、熱勾配が生じるから、点灯装置の
発熱を中空部が設けられた器具本体の部位に移動させる
ことができ、且つ、中空部は器具本体における点灯装置
の取付部位以外の部位に設けられているから、点灯装置
が配置された部位の温度を低減して、点灯装置を構成す
る回路部品の温度上昇を低減し、回路部品の寿命を延ば
すことができるという効果がある。
【0058】請求項10の発明は、請求項7の発明にお
いて、上記点灯装置は器具本体の重心位置付近に配置さ
れ、上記放熱用の中空部は、上記器具本体における点灯
装置の取付部位から外周部に向かって延びるように配置
されたことを特徴とし、点灯装置の発熱が中空部を伝わ
って器具本体の外周部に伝導し、外部に放出されるか
ら、点灯装置の発熱を効率良く外部に放出させることが
できるという効果がある。
【0059】請求項11の発明は、請求項7乃至10の
発明において、上記補強用のリブに設けた中空部で上記
放熱用の中空部を兼用することを特徴とし、放熱用の中
空部を別途設ける必要が無く、器具本体の形状が複雑に
なるのを防止して、器具本体の製造を容易にするという
効果がある。
【0060】請求項12の発明は、請求項1乃至11の
発明において、器具本体を施工面に取り付けるための取
付部が器具本体の中心部に設けられており、反射板を器
具本体の被固定部に固定するための固定手段を反射板の
外周部と中心部とにそれぞれ設けたことを特徴とし、固
定手段により反射板の外周部と中心部がそれぞれ器具本
体に固定されているので、反射板により器具本体が補強
され、器具本体に応力が加わった際に器具本体が撓む量
を小さくできるから、器具本体の許容応力を高めること
ができるという効果がある。
【0061】請求項13の発明は、請求項1乃至12の
発明において、上記器具本体は射出成形法で形成された
樹脂成形品であることを特徴とし、請求項1乃至12の
発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の照明器具を示す一部省略せる分解
斜視図である。
【図2】同上の一部省略せる外観斜視図である。
【図3】同上に用いる器具本体の一部破断せる斜視図で
ある。
【図4】同上の基本構成を示す要部の分解斜視図であ
る。
【図5】同上の基本構成を示す分解斜視図である。
【図6】同上の別の照明器具を示し、グローブを外した
状態の下面図である。
【図7】同上のまた別の照明器具を示し、グローブを外
した状態の下面図である。
【図8】同上のまた更に別の照明器具を示し、グローブ
を外した状態の下面図である。
【図9】実施形態2の照明器具の一部省略せる外観斜視
図である。
【図10】実施形態3の照明器具を示し、グローブを外
した状態の下面図である。
【図11】実施形態4の照明器具の一部省略せる分解斜
視図である。
【図12】同上のグローブを外した状態の下面図であ
る。
【図13】同上の別の照明器具を示し、グローブを外し
た状態の下面図である。
【図14】実施形態5の照明器具の一部省略せる分解斜
視図である。
【図15】同上の一部省略せる外観斜視図である。
【図16】同上の別の照明器具の一部省略せる分解斜視
図である。
【図17】従来の照明器具の一部省略せる外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 器具本体 2 点灯装置 4 反射板 6 リブ 7 中空部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井のような施工面に対向する形で取着さ
    れる合成樹脂成形品の器具本体と、器具本体における施
    工面と反対側の面に配設され器具本体に結合される反射
    板と、反射板における器具本体と反対側の面に配置され
    たランプを点灯させるとともに器具本体と反射板との間
    に配置される点灯装置とを備え、器具本体の表面に中空
    部を有する補強用のリブを器具本体と一体に成形したこ
    とを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】上記リブは器具本体の重心位置を中心とし
    て同心円状に配置された複数の環状リブからなることを
    特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】上記リブは、器具本体の重心位置から放射
    状に延びるような形状に形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の照明器具。
  4. 【請求項4】上記リブは、互いに交差するような形状に
    形成されたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  5. 【請求項5】上記リブは、反射板と対向する器具本体の
    面であって反射板の外側の部位に集中して配置されたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4記載の照明器具。
  6. 【請求項6】上記器具本体には、上記ランプの点灯状態
    を切り換えるためのプルスイッチが配置されており、上
    記リブは、プルスイッチを引っ張り操作する際に荷重が
    加わる器具本体の部位に集中して配置されたことを特徴
    とする請求項1乃至4記載の照明器具。
  7. 【請求項7】上記器具本体の少なくとも一部に放熱用の
    中空部を形成したことを特徴とする請求項1記載の照明
    器具。
  8. 【請求項8】上記放熱用の中空部は、上記器具本体の要
    所に偏って設けられたことを特徴とする請求項7記載の
    照明器具。
  9. 【請求項9】上記放熱用の中空部は、上記器具本体にお
    ける点灯装置の取付部位以外の部位に設けられたことを
    特徴とする請求項7記載の照明器具。
  10. 【請求項10】上記点灯装置は器具本体の重心位置付近
    に配置され、上記放熱用の中空部は、上記器具本体にお
    ける点灯装置の取付部位から外周部に向かって延びるよ
    うに配置されたことを特徴とする請求項7記載の照明器
    具。
  11. 【請求項11】上記補強用のリブに設けた中空部で上記
    放熱用の中空部を兼用することを特徴とする請求項7乃
    至10記載の照明器具。
  12. 【請求項12】器具本体を施工面に取り付けるための取
    付部が器具本体の中心部に設けられており、反射板を器
    具本体の被固定部に固定するための固定手段を反射板の
    外周部と中心部とにそれぞれ設けたことを特徴とする請
    求項1乃至11記載の照明器具。
  13. 【請求項13】上記器具本体は射出成形法で形成された
    樹脂成形品であることを特徴とする請求項1乃至12記
    載の照明器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101068445B1 (ko) 2010-05-03 2011-09-28 루미리치 주식회사 발광다이오드 조명 장치
KR200455851Y1 (ko) * 2009-10-13 2011-09-29 루미리치 주식회사 조명등 커버 일체형의 발광다이오드 조명등

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