JP5695238B2 - Led照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED素子を光源に使用したLED照明装置に関し、特に天井に直接取り付ける天井直付け型のLED照明装置に関するものである。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED素子を光源に使用した、電源内蔵型の電球型LEDランプが普及してきた。更に最近は、天井埋め込み型のダウンライトや、天井直付け型のシーリングライトにおいても、LED素子を使用した照明装置が開発され、市場に導入されてきている。
たとえば特許文献1には、LEDモジュールの収納ケースを直接天井にネジ止めで装着するLED照明装置が開示されている。また、特許文献2には天井材に埋め込まれた器具本体にLEDユニットのベースをネジで装着する照明器具や、天井材に吊り具を装着して照明器具を吊るす形態が開示されている。
特開2011−119206号公報 特開2012−182191号公報
しかしながら、特許文献1では、LEDモジュールの収納ケースの上面部が天井面と接しているため、LEDモジュールの発熱を効率的に放熱することができないという問題がある。また特許文献2では、天井面に器具本体を埋め込むために大きな穴を開けなければならず、その施工作業や器具本体への照明器具の取り付け作業が面倒であるという問題がある。また天井材に照明器具を吊り具で吊るす形式では、照明器具が不安定であるばかりでなく、吊り具の取り付け作業や、天井材から引き出された外部電源電線と照明器具との結線作業が面倒であるという問題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するため提案されたものであり、天井面等の被取付部に穴あけ等の施工を加えることなく簡単な作業でLED照明装置を取り付けることができ、またLED等の発熱を効率的に放熱することができ、さらには構成が簡単で安価に製造することができるLED照明装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明にあっては、LEDランプ本体と、前記LEDランプ本体を天井等の被取付部に取り付けるための取付板と、を備え、
前記LEDランプ本体は、筐体内に、LED素子及び該LED素子を点灯駆動する点灯回路の電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板を支持する放熱性の基板支持部材と、を有しており、
前記取付板は、前記被取付部に直接取り付けられるものであり、前記LEDランプ本体とは別部材の板体であって、前記被取付部に形成された外部電源電線の通孔から引き出された外部電源電線の挿通孔を有しており、
前記LEDランプ本体は、前記基板支持部材が前記取付板との間に外気に開放した空間部が生じるように前記取付板に装着され、
前記基板支持部材の前記空間部側に端子台を配置するとともに、
前記基板支持部材に、前記端子台を収める切込口部を形成し、該切込口部の切り欠き切片を屈曲させて形成した起立片に前記端子台を止着したことを特徴とする
また請求項2に係る発明にあっては、前記取付板は、両端部に前記基板支持部材の装着部を立設したことを特徴とする。
また請求項3に係る発明にあっては、前記回路基板は、LED素子を実装したLEDユニット基板と、該LED素子を点灯駆動する点灯回路の電子部品を実装した点灯回路基板と、を有しており、前記LEDユニット基板と前記点灯回路基板を水平面方向に隣接させて前記基板支持部材に固定したことを特徴とする。
また請求項4に係る発明にあっては、前記基板支持部材の中央面部に前記LEDユニット基板を配置し、前記中央面部の側部に形成された凹部に絶縁カバーを介して前記点灯回路基板を配置したことを特徴とする。
また請求項5に係る発明にあっては、前記基板支持部材は、略円盤形状であり、前記LEDユニット基板を配置する中央円板面部と、該中央円板面部の側部に形成された前記点灯回路基板を配置する凹状の円弧枠部と、を有することを特徴とする。
また請求項6に係る発明にあっては、前記LEDユニット基板は略U字板形状であり、前記点灯回路基板は前記LEDユニット基板のR縁部に沿った略円弧面形状であることを特徴とする。
また請求項7に係る発明にあっては、前記取付板の前記外部電源電線の挿通孔に、電線保護ブッシュを挿着したことを特徴とする。
また請求項8に係る発明にあっては、前記電源保護ブッシュは、前記取付板の前記外部電源電線の挿通孔に挿入される筒部と、前記外部電源電線の挿通孔の周縁部に形成されたリング状凹部に係入されるフランジ部と、を有していることを特徴とする。
上述した請求項1〜請求項の発明によれば、天井面等の被取付部に穴あけ等の施工を加えることなく簡単な作業でLED照明装置を取り付けることができ、またLED等の発熱を効率的に放熱することができ、さらには構成が簡単で安価に製造することができるLED照明装置を提供することができる。
第1の実施形態に係わるLED照明装置の分解斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体の筐体の斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体の透光性カバーの斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体のLEDユニット基板の斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体の絶縁カバーの斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体の基板支持部材の斜視図 第1の実施形態に係わるLED照明装置の取付板の斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体の筐体と透光性カバーを取り外した状態の斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体の筐体を取り外した状態の斜視図 第1の実施形態に係わるLEDランプ本体と取付板の取り付け状態を示す概略側面図 第2の実施形態に係わるLED照明装置の分解斜視図 第2の実施形態に係わる取付板の斜視図 第2の実施形態に係わる保護ブッシュの斜視図 第2の実施形態に係わる筐体であり、(a)は表面側から見た斜視図、(b)は裏面側から見た斜視図 第2の実施形態に係わる電源部遮蔽部材の表面側から見た斜視図 第2の実施形態に係わる電源部遮蔽部材の裏面側から見た斜視図 第2の実施形態に係わる透光性カバーの斜視図 第2の実施形態に係わるLEDユニット基板であり、(a)は斜視図、(b)概略説明図 第2の実施形態に係わる点灯回路基板の斜視図 第2の実施形態に係わる絶縁カバーの斜視図 第2の実施形態に係わる基板支持部材の斜視図 第2の実施形態に係わる端子台の斜視図 第2の実施形態に係わる取付板にLEDランプ本体を取り付けた状態の裏面側から見た斜視図。 第2の実施形態に係わるLEDランプ本体の、筐体と透光性カバーと電源部遮蔽部材を取り外した状態の上面方向から見た斜視図 第2の実施形態に係わるLEDランプ本体の、筐体と電源部遮蔽部材を取り外した状態の側面方向から見た斜視図 第2の実施形態に係わるLEDランプ本体の、筐体を取り外した状態の上面方向から見た斜視図 第2の実施形態に係わる取付板にLEDランプ本体を取り付けた状態の縦断面図
以下に本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1〜図10は本発明の第1の実施形態を示している。この実施形態のLED照明装置は、図1に示すように、LEDランプ本体1と取付板2からなっている。LEDランプ本体1は、透光性カバー20と、LEDユニット基板30と、絶縁カバー40と、基板支持部材50と、端子台(電源端子台)60と、これらを収納する筐体10から概略構成されている。
前記筐体10は、図2に示すように下面部が開口し、上面部(照射方向)に透光性カバー20の露出孔10aが開口した偏平の略筒形状であり、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂で造られている。上面部(露出孔10aの周面部)は、拡口するような傾斜面となっており、照射光が拡光するようになっている。筒体10は、ここでは円筒体になっているが、楕円筒体、角筒体等、その形状は任意である。
前記透光性カバー20は、図3に示すように、全体が略蝶形の上面有底筒体であり、中央円盤部20aと、その両側部に張り出した円弧枠部20b、20cが一体成形されており、円弧枠部20b,20cが形成されていない部分に装着逃げ部20d,20eが形成されている。中央円盤部20aと円弧枠部20b,20cは同心円の湾曲体である。ここでは、一方の円弧枠部20cが他方の円弧枠部20bよりも長い円弧長となっている。透光性カバー20はポリカーボネート樹脂に拡散剤等を添加して透明又は乳白色となっている。
前記LEDユニット基板30は、図4に示すように、略蝶形の基板であり、中央円板面部30aと、その両側部に張り出した円弧面部30b,30cが一体成形されている。中央円板部30aと円弧面部30b,30cは同心円の湾曲体である。ここでは、一方の円弧面部30cが他方の円弧面部30bよりも長い円弧長となっている。また、円弧面部30b,30cが形成されていない部分は、装着逃げ部30d,30eが形成されている。このLEDユニット基板30の中央円板面30aの下面部(照射面側)には、図8に示すように複数のLED素子30fがサークル状に実装され、円弧面部30b,30cにはLED素子30fを点灯駆動する点灯回路の電子部品(図示せず)が実装されている。
前記絶縁カバー40は、図5に示すように、前記LEDユニット基板30の形状に対応した略蝶形に形成されており、絶縁性樹脂により造られている。絶縁性カバー40は、中央円板部40aと、その両側に張り出した凹状の円弧枠部40b,40cが一体成形され、これら円弧面部30b,30cが形成されていない部分が装着逃げ部40d,40eとなっている。中央円板部40aと円弧枠部40b,40cは同心円の湾曲体である。ここでは、一方の円弧枠部40cが他方の円弧枠部40dよりも長い円弧長となっている。
前記LEDユニット基板30を支持する基板支持部材50は、図6に示すように、略円板形状であり、金属板で成形加工されている。基板支持部材50は、中央円板面部50aの周方向両側部に下面部方向に凹設された円弧枠部50b,50cが形成されており、これら円弧枠部50b,50cが形成されていない部分が装着面部50d,50eとなっている。この装着面部50d,50bにはダルマ状のネジ穴50fがそれぞれ開口されている。ここでは、一方の円弧枠部50cが他方の円弧枠部50bよりも長い円弧長となっている。
前記端子台60は、前記基板支持部材50の下面部にネジ等で装着されており、外部電源電線の接続口が、後述する取付板2の外部電源電線挿通孔2cを向けて設置される。端子台60は公知のものであり、前記絶縁カバー40を介して前記LEDユニット基板30の電源部と結線されている。
前記取付板2は、図7に示すように、全体が略楕円形の金属板であり、本体面部2aと、その長辺側の両端部にL字状に起立したLEDランプ本体1の装着面部2bが一対形成されている。この装着面部2bにはネジ穴2fが開口されている。本体面部2aの中央部には、外部電源電線の挿通孔2cが開口されており、装着部2b近くには取付板2を天井等の被取付部に装着するための複数のネジ穴2dが互いに向きを変えて形成されている。また本体面部2aには、複数のビード2eが形成されている。なお、取付板2と被取付部との間に弾性部材を介装させて密封することにより、LEDランプ本体1に粉塵、虫等が入り込まないようにし、被取付部の振動がLEDランプ本体1に伝わるのを防止することができる。
上述したLEDランプ本体1は、図8に示すように、基板支持部材50の上面部に絶縁カバー40を介してLEDユニット基板30がネジ止め等により装着される。この状態で、基板支持部材50の凹状円弧枠部50b,50cに絶縁カバー40の凹状円弧枠部40b,40cが嵌挿され、LEDユニット基板30の中央円板部30aは、絶縁カバー40の中央円板部40aを介して基板支持部材50の中央円板面部50aに接することになる。また、LEDユニット基板30の円弧面部30d,30eは、基板支持部材50の凹状円弧枠部50b,50c及び絶縁カバー40の凹状円弧枠部40b,40cから離間した状態となる。そして、この離間した空間部にLEDランプユニット基板30に実装した電子部品が収容されることになる。なお、図3に示すように透光性カバー20には、中央円盤部20aの延長舌片部に係止孔20fが形成され、この係止孔20fを基板支持部材50の周縁部に突設された係止ピン50g(図8)に係入することにより、透光性カバー20は基板支持部材50に止着される。
前記LEDユニット基板30の上方には、図9に示すように、前記透光性カバー20が被せられ、この透光性カバー20に筐体10(図9では図示せず)が被せられる。この状態で、透光性カバー20の円弧枠部20b,20cが、対応するLEDユニット基板30の円弧面部30d,30eを覆い、透光性カバー20の中央円盤部20aが筐体10の露出孔10aから露出することになる。このため、LEDユニット基板30の円弧面部30d,30eに実装された電子部品等が筐体10の上面部の縁面部で隠されることになる。
上述したLEDユニット基板30の形状は、電子部品の配置位置によっては、円弧面部30b,30cの大きさや形状を変えることができ、それに対応して、透光カバー20の円弧枠部20c、絶縁カバー40の円弧枠部40b,40c、基板支持部材50の円弧枠部50b,50cの大きさや形状を変更することもできる。
LEDランプ本体1を天井等の被取付部に取り付ける場合は、まず外部電源電線(F−ケーブル)を連結板2の外部電源線挿通孔2cに挿通し(外部電源電線は天井に開口されている直径27mmの通孔から引き出す)、天井に開口されている外部電源電線の通孔と、連結板2の外部電源線挿通孔2cを合わせ、取付板2の装着部2bを下向き(照射方向)となるようにネジ穴2dを通して被取付部に連結板2をネジ止めする。次に、端子台60に外部電源電線を接続した後、LEDランプ本体1の基板支持部材50の装着面部50d,50eと取付板の装着面部2bを合わせ、ネジ穴50f、2fを通してネジ3(図8、図9)で止着する。この際、筐体10を取り外しておけば、透光性カバー20、LEDユニット基板30、絶縁カバー40にそれぞれ装着逃げ部20d、20e、30d,30e、40c,40dが対応して形成されているため、ネジ止め作業を簡単に行うことができる。
このようにLEDランプ本体1を取付板2に装着することにより、図10に模式的に示すように、LED基板支持部材50と取付板2の間に外気に開放した空間部70が生じることになり、この空間部70に端子台60が配置されることになる。またLEDユニット基板30で発生した熱は、LED基板支持部材50に伝わって空間部70に放熱されることになる。
なお、本実施形態ではLEDランプ本体2の形状を円筒形にしたが、これに限定されず断面が4角形等からなる扁平な多角柱であってもよい。
(第2の実施形態)
図11〜図26は、本発明の第2の実施形態を示したものである。第2の実施形態のLED照明装置は、図11に示すように、LEDランプ本体200と取付板210からなっている。取付板210は基本的には第1の実施形態の取付板2と同じであり、図12に示すように、全体が略楕円形の金属板であり、本体面部210aと、その長辺側の両端部にL字状に起立した後述する基板支持部材160の装着面部210bが一対形成されている。この装着面部210bにはネジ穴210fが開口されている。本体面部210aの中央部には、外部電源電線挿通孔210cが開口されており、この外部電源電線挿通孔210cの周縁部は表面側(LEDランプ本体200の取り付け側)に窪んだリング状凹部210gが形成されている。なお、図12では装着面部210bが本体面部210aの短辺側に形成されているように見えるが、これは見る角度の違いによるものであり、図11に示すように装着面部210bは本体面部210aの長辺側に形成されている。
装着面部210bの近くには取付板210を天井等の被取付部に装着するための複数のネジ穴210dが互いに向きを変えて形成されている。また本体面部210aの長さ方向には、補強のために複数のビード210eが形成されている。なお、取付板210と天井等の被取付部との間に弾性部材を介装させて密封することにより、LEDランプ本体100に粉塵、虫等が入り込まないようにし、被取付部の振動がLEDランプ本体100に伝わるのを防止することができる。
取付板210の外部電源電線挿通孔210cには、図11、図13、図27に示すような全体が略キャップ形状の電線保護ブッシュ220が挿入される。電線保護ブッシュ220は、絶縁樹脂材等で造られており、筒部220aと、筒部220aの上端部に形成されたフランジ部220bが一体成形されている。また筒部220aの周面部の複数個所には、取付板210を挟んで取付板210から外れないようにするための爪部220cが形成されている。この電線保護ブッシュ220は取付板210の裏面側(被取付部側)から外部電源電線挿入孔210cに挿入され、フランジ部220bを外部電源電線挿入孔210cの外周部に形成されたリング状凹部210gの内部に係入することにより取付板210に止着している(図23参照)。これにより、外部電電電線が取付板210の外部電源電線挿入孔210cのバリ等と接触して電線が破損したり、電線被覆が擦り切れて漏電することを防止することができる。
LEDランプ本体200は、図11に示すように、LED照射方向から見て、筐体100と、この中に収納される透光性カバー110と、電源部遮蔽部材120と、LEDユニット基板130と、点灯回路基板140と、絶縁カバー150と、基板支持部材160と、この基板支持部材160に装着される端子台(電源端子台)170とから概略構成されている。
図14(a)(b)は筐体100を示しており、図14(a)は本実施形態のLEDランプ本体200の組立後の全体形状にもなっている。筐体100の構成は、概略第1の実施形態と同じであるから、ここでは詳細な説明を省略するが、図14(b)に示すように、筐体100の裏面側面部には、後述するように電源部遮蔽部材120の引掛け部120iに係合する係止爪部100aが周方向に複数個所(ここでは3箇所)に突設されている。
電源部遮蔽部材120は、図15及び図16に示すように、全体が略蝶形偏平筒体であり、中央円盤部120aと、その両側部に張り出した円弧枠部(張り出し部)120b、120cが一体成形されており、円弧枠部120b,120cが形成されていない部分が装着逃げ部120d,120eとなっている。電源部遮蔽部材120は、光を透過しないポリカーボネート樹脂等により造られており、点灯回路基板140に実装されている点灯回路の電子部品を覆い隠すためのものである。
中央円盤部120aの中央部には開口部120fが形成されており、その開口部120fから後述するLEDユニット基板130のLED素子130bが露出するようになっている。また中央円盤部120aはすり鉢形状となっており、開口部120fに向かって傾斜面が形成されている。その傾斜面は、高反射シートの貼付や、高反射用樹脂の塗布等の方法により光反射面となっている。さらに中央円盤部120aの上端周縁部には、透光カバー110を係止するために、等間隔に複数の細長の係合穴120p(本実施形態では3箇所)が形成されている。なお、中央円盤部120aと円弧枠部120b,120cは同心円の湾曲体であり、ここでは、一方の円弧枠部120cが他方の円弧枠部120bよりも長い円弧長となっている。
電源部遮蔽部材120の円弧枠部120b,120cの外周部には段状の側帯部120hが形成されており、該側帯部120hの周方向の複数個所(本実施形態では3箇所)には、筐体100を係止するための引掛け部120iが形成されている。引掛け部120iは略凹形状であり、側帯部120hの上端縁部から斜め下方に切り込まれたスライド部120qと爪部120kが形成されており、上述した筒体100の係止爪部100aがスライド部120aにガイドされて引掛け部120iに係入し、爪部120kで係止されるようになっている。
装着逃げ部120dの一部には開口部120gが形成されており、その開口部120gと通じる中央円盤部120aの裏面部には図16に示すように略台形枠形状の端子台収納部120mが形成されている。また装着逃げ部120bの開口部120gの近くの端面部には、外部電源電線の挿通孔120jが形成されている。さらに図16に示すように、円弧枠部120b,120cの一端面側の裏面部には、対向した位置にネジ穴120nが形成されている。
透光性カバー110は、図17に示すように前記電源部遮蔽部材120の中央円盤部120aの外周縁部に対応した外径を有する円板形状であり、前記係合穴120pと対応した位置に複数の係合爪部110aが形成されている。この透光性カバー110は、係合爪110aを電源部遮光部材120の中央円盤部係合穴120pに係入することにより、電源部遮光部材120の中央円盤部120aを覆うように装着される。透光性カバー110と電源部遮蔽部材120は、ここでは別体であるが、一体に構成してもよい。なお、透光性カバー110は、ポリカーボネート樹脂等に光拡散剤等を添加して透明又は乳白色となっている。
透光性カバー110の表面の周端部には1箇所に位置合わせマーク110bが印され、筐体100の表面には等間隔に3箇所に位置合わせマーク100bが印されており、筐体100が電源部遮蔽部120に確実に止着されていることが確認できる。
LEDユニット基板130は、図18(a)に示すように全体が略U字板形状であり、表面部側(照射面側)には複数のLED素子130bがサークル状に実装されており、LEDユニット基板130の3箇所には、基板支持部材160に固定するための複数のネジ穴(又は切欠)130cが形成されている。LED素子130bの配列は限定されるものではないが、実際には図18(b)に概略的に示すように、一列のLED素子130bがサークル状に配列され、その内側に一列のテストポイント130eがLED素子130bと同数配列されている。テストポイント130eは、製造工程中に検査装置によりLED素子130bの通電テストを行うためのものである。
点灯回路基板140は、図19に示すように、LEDユニット基板130の上端R縁部に沿った全体が略円弧面形状であり、LED素子130bを駆動する点灯回路の電子部品(図示せず)が実装されている。電子部品は点灯回路基板140の一面又は両面に実装しても良いし、一部の電子部品をLEDユニット基板130の周縁部に実装しても良い。また、2箇所に基板支持部材160に固定するための複数のネジ穴140aが形成されている。点灯回路基板140は、図11、図24に示すように、LEDユニット基板130の一方の上端R縁部に水平面方向に隣接するように(実際には少し離間している)配置され、LEDユニット基板130と電気的に接続されている。
絶縁カバー150はポリカーボネート等の絶縁材で造られおり、図20に示すように、前記点灯回路基板140に対応した略円弧状の凹状枠体であって、点灯回路基板140を覆うことによって基板支持部材160との絶縁性を確保するものである。絶縁カバー150には2箇所に基板支持部材160と固定するためのネジ穴150aが形成されている。
前記基板支持部材160は、金属板で成形加工されており、図21に示すように、全体が略円盤形状であり、中央円板面部160aの周方向両側部に下面部方向(照射方向と反対方向)に凹設された円弧枠部160b,160cが形成されている。これら円弧枠部160b,160cが形成されていない凸部分が前記取付板210との装着面部160d,160eとなっている。この装着面部160d,160eにはダルマ状のネジ穴160fがそれぞれ開口されている。ここでは、一方の円弧枠部160cが他方の円弧枠部160bよりも長い円弧長となっている。
基板支持部材160の中央円板面部160aには、図24に示すように、LEDユニット基板130が固定ネジ131で固定される。固定ネジ131は、LEDユニット基板のネジ穴130cと中央円板面部160aに形成されたネジ穴160kに挿入される。また、基板支持部材160の、一方の円弧枠部160cには絶縁カバー150を介して点灯回路基板140が固定ネジ141で固定される。固定ネジ141は、点灯回路基板140のネジ穴140aと絶縁カバー150のネジ穴150a及び基板支持部材160の円弧枠部160cに形成されたネジ穴160mに挿入される。この実施形態では、点灯回路基板140を固定しない他方の円弧枠部160bは、LEDユニット基板130等からの放熱空間となる。
このように、LEDユニット基板130と点灯回路基板140とを近接するように基板支持部材160に別々に配置することにより、第1の実施形態のように、LEDユニット基板と点灯回路基板を一体成形する場合に比べて小型化し、製作コストを抑えることができる。また、LEDユニット基板130と点灯回路基板140を基板支持部材160に固定する際の位置合わせ等が容易となり、組立作業も簡単になる。
基板支持部材160の端部、ここでは装着面部160eの端部には、後述の端子台170が収まる開口面積を有する切込口部160gが形成されている。この切込口部160gは、所定幅の切片を中央円板面部160aの中心部方向に切り欠いて形成され、略へ字状に屈曲した起立片160hが形成されている。この起立片160hには、端子台170を止着するための係止穴160iが形成されている。
前記端子台170は、図22に示すように、上面部に複数の係止ピン170aiが突設されている。この係止ピン170aiは特に限定されるものではないが、基板支持部材160の起立片160hの係止穴160iにワンタッチで係着できる構成にすれば、ネジ止め作業等の手間を省くことができる。この端子台170は、基板支持部材160の切込口部160gに挿入し、端子台170の係止ピン170aiを起立片160hの係止穴160iに挿入することにより基板支持部材160に装着する。端子台170に、外部電源電線が接続されること、外部電源電線との接続口が取付板210の外部電源電線挿入孔210cに向いていること、端子台170とLEDユニット基板130の電源部とを導通する電源電線の接続口が設けられていることは第1の実施形態と同じである。
なお、第2の実施形態では、円弧状の絶縁シート140を使用しているが、必要であれば第1の実施形態で説明した蝶形の絶縁カバー40を使用することもできる。
次に、上述したLED照明装置を天井等の被取付部へ取り付ける手順の一例について説明する。まず第1の実施形態と同じように、外部電源電線(F−ケーブル)を取付板210の外部電源線挿通孔210cに挿通し(外部電源電線は天井に開口されている通孔から引き出す)、天井に開口されている外部電源電線の通孔と、取付板210の外部電源線挿通孔210cを合わせ、取付板210の装着部210bを下向き(照射方向)となるようにネジ穴210dを通して被取付部に取付板210をネジ止めする。なお、取付板210の外部電源線挿通孔210cには、あらかじめ上述のように電線保護ブッシュ220を装着しておく(図23参照)。
一方、LEDランプ本体200の基板支持部材160には、絶縁カバー150とLED基板130は、あらかじめ固定ネジで固定することにより一体化されており、端子台170に外部電源電線を接続した後、この端子台170を基板支持部材160の起立片160hに上述のように取り付ける(図24の状態)。端子台170と外部電源電線の接続手順等は、第1の実施形態と同じであるから、ここでは説明を省略する。
その後、電源部遮光部材120を基板支持部材160にネジ止めにより取り付ける(図26の状態)。すなわち基板支持部材160のネジ穴160nから挿通した固定ネジ191(図24)を電源部遮光部材120のネジ穴120n(図16)に螺入することにより、電源部遮光部材120を基板支持部材160に止着する。このとき、基板支持部材160に取り付けられた端子台170は、電源部遮光部材120の端子台収納部120mに収納された状態となる。なお、電源部遮光部材120と基板支持部材160は係止手段により係脱可能な構成としても良い。このようにすれば、基板支持部材160と絶縁カバー150とLED基板130を一体化したユニットを取付板210に取り付けた後に電源部遮光部材120を基板支持部材160に取り付けることができ、また端子台170等の不具合を、電源部遮光部材120を取り外して簡単に調べることができる。
次に、取付板210に、基板支持部材160と電源部遮光部材120を一体化したユニットを取り付ける。すなわち、ネジ190(図24)を基板支持部材160のネジ穴160fを通して取付板210のネジ穴210fに螺入することにより基板支持部材160を取付板210に固定する。その後、電源部遮光部材120の中央円盤部120aに上述の方法で透光性カバー110を装着し(図26の状態)、最後に筐体100の係合爪部110aを電源部遮光部材120の引掛け部120iに係入して筐体100を電源部遮光部材120に係脱可能に取り付ける。
第2の実施形態によれば、端子台170が基板支持部材160の切込口部160gに装着されるため、図26、図27に示すように、端子台170が基板支持部材160の上方(電源部遮蔽部材120の配置方向)に突き出た状態になり、その分、LEDユニット基板130と、電源部遮蔽部材120に装着された透光性カバー120の間隔が大きくなる。このため、LEDユニット基板130に実装されているLED素子130bが透光性カバー120に粒々状に投影される状態を防止又は小さくすることができ、美麗な発光面とすることができる。また、被取付部への取り付けも簡単に行うことができる。また、端子台170を基板支持部材160の切込口160gに配置することにより、LEDランプ本体(筐体100)の高さを薄く(薄型化)することもできる。
また、電源部遮蔽部材120をポリカーボネート樹脂製とすることにより、絶縁性が向上し、材料費を削減することができる。また、電源部遮蔽部材120にすり鉢形状の光反射面を形成したことにより、LED照射光を広範囲に均一に反射させることができる。さらに、基板支持部材160の切込口部160gに端子台170を配置したことにより、LEDユニット基板130のLED素子130bの実装面積が狭くなってLED素子130bが密に実装されるため、前記電源部遮蔽部材120のすり鉢形状の光反射面と相まってLED照射効率をアップさせることができる。
さらには、上述したようにLEDユニット基板130、点灯回路基板140、絶縁カバー150を小型化できるため、製作コストが安くなり、組立作業も容易になる。
なお、本実施形態ではLEDランプ本体2の形状を円筒形にしたが、これに限定されず断面が4角形等からなる扁平な多角柱であってもよい。
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、当然なし得る各種変形、修正もまた本発明に含まれる。
1 LEDランプ本体
2 取付板
2b 装着面部
10 筐体
20 透光カバー
30 LEDユニット基板
40 絶縁カバー
50 基板支持部材
50a 装着面部
60 端子台
100 筐体
110 透光性カバー
120 電源部遮蔽部材
130 LEDユニット基板
140 点灯回路基板
150 絶縁カバー
160 基板支持部材
170 端子台
210 取付板
220 電線保護ブッシュ

Claims (8)

  1. LEDランプ本体と、前記LEDランプ本体を天井等の被取付部に取り付けるための取付板と、を備え、
    前記LEDランプ本体は、筐体内に、LED素子及び該LED素子を点灯駆動する点灯回路の電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板を支持する放熱性の基板支持部材と、を有しており、
    前記取付板は、前記被取付部に直接取り付けられるものであり、前記LEDランプ本体とは別部材の板体であって、前記被取付部に形成された外部電源電線の通孔から引き出された外部電源電線の挿通孔を有しており、
    前記LEDランプ本体は、前記基板支持部材が前記取付板との間に外気に開放した空間部が生じるように前記取付板に装着され、
    前記基板支持部材の前記空間部側に端子台を配置するとともに、
    前記基板支持部材に、前記端子台を収める切込口部を形成し、該切込口部の切り欠き切片を屈曲させて形成した起立片に前記端子台を止着したことを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記取付板は、両端部に前記基板支持部材の装着部を立設したことを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記回路基板は、LED素子を実装したLEDユニット基板と、該LED素子を点灯駆動する点灯回路の電子部品を実装した点灯回路基板と、を有しており、前記LEDユニット基板と前記点灯回路基板を水平面方向に隣接させて前記基板支持部材に固定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のLED照明装置。
  4. 前記基板支持部材の中央面部に前記LEDユニット基板を配置し、前記中央面部の側部に形成された凹部に絶縁カバーを介して前記点灯回路基板を配置したことを特徴とする請求項3に記載のLED照明装置。
  5. 前記基板支持部材は、略円盤形状であり、前記LEDユニット基板を配置する中央円板面部と、該中央円板面部の側部に形成された前記点灯回路基板を配置する凹状の円弧枠部と、を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のLED照明装置。
  6. 前記LEDユニット基板は略U字板形状であり、前記点灯回路基板は前記LEDユニット基板のR縁部に沿った略円弧面形状であることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のLED照明装置。
  7. 前記取付板の前記外部電源電線の挿通孔に、電線保護ブッシュを挿着したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のLED照明装置。
  8. 前記電源保護ブッシュは、前記取付板の前記外部電源電線の挿通孔に挿入される筒部と、前記外部電源電線の挿通孔の周縁部に形成されたリング状凹部に係入されるフランジ部と、を有していることを特徴とする請求項7に記載のLED照明装置。
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