JP2002140688A - 画像を幾何学的に計測するための計測処理装置 - Google Patents

画像を幾何学的に計測するための計測処理装置

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JP2002140688A
JP2002140688A JP2000334576A JP2000334576A JP2002140688A JP 2002140688 A JP2002140688 A JP 2002140688A JP 2000334576 A JP2000334576 A JP 2000334576A JP 2000334576 A JP2000334576 A JP 2000334576A JP 2002140688 A JP2002140688 A JP 2002140688A
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Takeshi Nagata
武史 永田
Kazuo Shimura
一男 志村
Takeshi Okubo
猛 大久保
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一被写体についての略同一部位を表す複数
の画像の幾何学情報を計測する計測処理装置において、
各画像における計測点の対応関係や計測結果の差異など
を容易に認識できるようにする。 【解決手段】 画像表示手段190の表示面上に表示さ
れた計測対象画像Q1を幾何学的に計測するための計測
点を設定する計測点設定手段140と、計測対象画像Q
1と該計測対象画像Q1の計測以前に行なった計測で対
象とした計測過去画像Q2とを、該計測対象画像Q1の
所定の基準点と計測過去画像Q2における計測対象画像
Q2の所定の基準点と対応する対応基準点とが表示面上
の略同じ位置に表示されるように位置合わせを行なって
重ね表示させる表示制御手段180とを設ける。これに
より、計測過去画像Q2上の対応計測点を参照しなが
ら、計測対象画像Q1上の適正位置に計測点を設定する
ことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を幾何学的に
計測するための計測処理装置に関し、より詳細には、C
RTモニタなどの表示面上の医用画像などに対して設定
された計測点の位置情報と計測目的とに応じて、計測点
間の距離や計測点を結ぶ2直線のなす角度などの幾何学
情報を自動計測する計測処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、極めて広い放射線露出域にわたる
放射線画像を得るものとしてCR(Computed Radiograp
hy)システムが実用化され、医療現場において診断に利
用されている。このCRシステムは、X線などの放射線
を照射すると、この放射線エネルギの一部が蓄積され、
その後、可視光や赤外光などの励起光を照射すると蓄積
された放射線エネルギに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍
光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体などの被写体の
放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートを励起
光で走査して輝尽発光光を発生させ、発生した輝尽発光
光をフォトマルなどにより光電的に読み取ってデジタル
の画像信号を得、この画像信号に基づきフィルム(写真
感光材料)などの記録媒体やCRTなどの表示装置に被
写体の放射線画像を可視像として出力させるシステムで
ある(例えば、本願出願人による特開昭55-12429号,同
56-11395号,同55-163472 号,同56-104645 号,同55-
116340号など参照)。
【0003】ところで医療分野の中でも例えば整形外科
などにおいては、放射線画像が出力されたフィルムを単
に観察読影するに止まらず、例えば“これでわかる整形
外科X線計測;廣島和夫・米延策雄著;金原出版”に記
載のように、脊柱の側湾度(Cobb法、Ferguson法)、後
湾指数(Kyphotic index)、尺側偏位(ulnar deviatio
n) 、あるいは橈側回旋(radial rotaion)などの幾何
学情報を計測する目的のためにも用いられており、放射
線画像が出力されたフィルム上において実際に計測点を
赤鉛筆などでマーキングし、定規や分度器などの計測器
具を用いて、マーキングされた計測点間の距離や計測点
を結ぶ2本の直線(交線)のなす角度などを手動で計測
し、計測された距離などに基づいて上記側湾度などを計
算により求めたり、計測点間の距離の比を求めたり、あ
るいは任意の多角形領域の面積を求めたりするなど、放
射線画像の幾何学的な計測(解析)を行なっている。
【0004】一方、CRシステムによって得られた放射
線画像は、上述したようにデジタルの画像信号により表
されるものであるため、CRTモニタなどの画像表示装
置の表示面上に放射線画像を表示させて、この表示面上
で計測点を設定し、予め計測目的(上記側湾度など)や
計測方法(例えば側湾度などの計算方法)を記憶させて
おくことにより、側湾度などを自動的に算出させること
が可能になるなど放射線画像の幾何学的な計測を自動化
することができ、医師や放射線技師などの計測者の計測
に要する負担を大幅に軽減させることができると考えら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した整
形外科などにおいては、病状の進行や治療の経過を判断
するために、例えば同一被写体について時系列的に放射
線画像の撮影を行なって得た複数の画像それぞれについ
て計測を行ない、複数の計測結果を比較することがしば
しば行なわれている。
【0006】ここでフイルム上で放射線画像の幾何学的
な計測を行なう場合は、前回計測を行なったフイルムと
見比べながら、前回マーキングした部位(計測点)に対
応する今回のフイルム上の部位(計測点)にマーキング
を付して計測を行なう。
【0007】一方、画像表示装置の表示面に表示された
放射線画像に基づいて計測を行なう場合には、表示面に
表示された今回計測対象となる放射線画像について計測
点を付す。この場合、前回の計測時には放射線画像のど
の部位を計測しどのような計測結果が得られていたかと
いうことを今回の計測時に正確に知ることは難しく、特
に、今回計測を行なう医師や放射線画像技師が前回計測
を行なった医師などと異なる場合はそれが顕著であり、
計測点の対応関係を正確に把握できないがために、計測
結果の正しい比較が行なえず、診断効率は必ずしもよく
ないという問題がある。
【0008】また、フィルムを用いる場合には2枚のフ
ィルムを重ねることで計測結果を得る前に計測結果の大
凡の差異を簡単に認識することもできるが、画像表示装
置を用いた計測処理装置では、このようなことができる
ようにはなっていない。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、画像表示装置の表示面に表示された画像であっ
て、複数の画像の幾何学情報を計測するに際し、各画像
における計測点の対応関係や計測結果の差異などを容易
に認識できる計測処理装置を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の計測処理
装置は、画像表示手段と、該画像表示手段の表示面上に
表示された計測対象画像を幾何学的に計測するための計
測点を設定する計測点設定手段と、この設定された計測
点の位置情報に基づいて前記表示面上に表示された画像
を幾何学的に計測する幾何学情報計測手段とを備えた画
像を幾何学的に計測するための計測処理装置であって、
計測対象画像と該計測対象画像と対応する計測基準画像
とを、該計測対象画像の所定の基準点と計測基準画像に
おける計測対象画像の所定の基準点と対応する対応基準
点とが表示面上の略同じ位置に表示されるように位置合
わせを行なって重ね表示させる表示制御手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0011】重ね表示を行なうに際しては、計測対象画
像上に計測基準画像が重なり、重なり部分は計測基準画
像のみが視認される態様、計測基準画像上に計測対象画
像が重なり、重なり部分は計測対象画像のみが視認され
る態様、あるいは計測対象画像と計測基準画像との重な
り分が例えば50%対50%で合成されたいわゆる透か
し重ね(半透明合成)とする態様などを用いることがで
きる。
【0012】また、視覚的に2つの画像が重なってみら
れればよく、2つの画像の合成画像を生成して該合成画
像を表示手段に表示させるのではなく、2つの画像の表
示を高速に(例えば1/60秒ごとに)切り替え、視覚
的な残像効果を利用することで、実質的に重合せ画像が
見られるようにするものであってもよい。
【0013】本発明の第2の計測処理装置は、画像表示
手段と、該画像表示手段の表示面上に表示された計測対
象画像を幾何学的に計測するための計測点を設定する計
測点設定手段と、この設定された計測点の位置情報に基
づいて前記表示面上に表示された画像を幾何学的に計測
する幾何学情報計測手段とを備えた画像を幾何学的に計
測するための計測処理装置であって、計測対象画像と該
計測対象画像と対応する計測基準画像とを、該計測対象
画像の所定の基準点と計測基準画像における計測対象画
像の所定の基準点と対応する対応基準点とが表示面上の
略同じ位置に表示されるように位置合わせを行なって切
替表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0014】要するに、第1の計測処理装置は計測対象
画像と計測基準画像とを位置合わせを行なって重ね表示
させる態様のものであるのに対して、第2の計測処理装
置は計測対象画像と計測基準画像とを位置合わせを行な
って切替表示させる態様のものである点が異なる。
【0015】「切替表示させる」とは、計測対象画像お
よび計測基準画像のいずれか一方のみを選択的に目視で
きるように2つの画像を切り替えて表示させるというこ
とである。
【0016】本発明の計測処理装置において取り扱う計
測基準画像は、計測対象画像と対比可能な画像であれば
よく、例えば側湾症でない正常例(同一被写体のものに
限らない)などを表す画像を使用することができる。ま
た、患者の病状を経過観察するという観点においては、
該計測基準画像は、計測対象画像の計測以前に行なった
計測で対象とした計測過去画像であるのが好ましい。す
なわち、本発明の第1および第2の装置においては、表
示制御手段が、計測基準画像として計測過去画像を使用
するものであるのがよい。
【0017】なお、患者の病状を経過観察するという観
点においては、計測対象画像および計測基準画像はとも
に同一被写体についての略同一部位の放射線画像である
のが望ましく、例えば同一被写体について時系列的に撮
影を行なって得た撮影時点が異なる放射線画像がその代
表的なものである。
【0018】計測対象画像と計測過去画像とは、前述の
ように、計測における時系列における前後によって各画
像を区別して称しているもので、画像取得の時系列順序
と計測の時系列順序とが逆になるものであってもよい。
また計測過去画像は1つに限らず複数であってもよい
が、あまりにも多くの画像を用いるのは好ましくなく、
むしろ1つの方が好ましい。また同一画像について複数
回計測する際の最後の計測時の画像が計測対象画像であ
り、それ以外の計測時の画像が計測過去画像であること
も含む。この場合、位置合わせ表示を行なうと、複数の
画像が完全に重なって表示されることになる。
【0019】なお通常の比較観察においては、時系列的
に先に取得した放射線画像を先に計測しておき、この計
測結果と、後に取得した放射線画像を計測して得た計測
結果とを比較する。つまり、計測対象画像よりも時系列
的に先に取得された画像を計測過去画像として取り扱う
のが一般的である。ただし、必ずしもこれに限るもので
はなく、後に取得した放射線画像を先に計測しておき、
この計測結果と、先に取得した放射線画像を計測して得
た計測結果とを比較するものであってもよい。
【0020】また、計測過去画像は、この計測過去画像
を対象として計測を行なった際に設定した計測点をも示
すものであることが望ましい。また、計測点を設定した
際の設定順序を示す可視情報も併せて示すものであると
より望ましい。計測過去画像以外の画像を計測基準画像
として使用する場合においても、同様に、基準となる計
測点をも示すものとしたり、あるいは計測点を設定する
際の設定順序(標準的な設定順序)を示す可視情報も併
せて示すものであるとよい。
【0021】計測点は計測対象画像や計測過去画像を幾
何学的に計測するための中心点や線分などを設定するた
めに画像上に指定するポイントなどを総称したものであ
り、「計測点を設定する」とは、画像上に「点」を指定
することのみを意味するものではない。例えば、直線を
表示面上に表示させ、この直線をマウスなどで移動させ
たり回転させたりして測定すべき角度を決めたり、ある
いはマウスを移動させるなどして矩形ROIの幅や円の
半径を決めるなどすることも「計測点を設定する」に含
むものとする。
【0022】計測点は計測対象画像あるいは計測過去画
像などの計測基準画像を幾何学的に計測するための中心
点や線分などを設定するために画像上に指定するポイン
トなどを総称したものであり、「計測点を設定する」と
は、画像上に「点」を指定することのみを意味するもの
ではない。例えば、直線を表示面上に表示させ、この直
線をマウスなどで移動させたり回転させたりして測定す
べき角度を決めたり、あるいはマウスを移動させるなど
して矩形ROIの幅や円の半径を決めるなどすることも
「計測点を設定する」に含むものとする。
【0023】同様に、計測対象画像の所定の基準点と
は、計測対象画像と計測過去画像などの計測基準画像と
を重ね表示させる際の位置合わせの基準となるものを総
称したものであり、「計測対象画像の所定の基準点と計
測基準画像における対応基準点とが画像表示媒体の表示
面上の略同じ位置に表示されるように位置合わせを行な
う」とは、基準点と対応基準点とが表示面上の略同じ位
置に表示されるようにすることとのみを意味するもので
はない。例えば、計測対象画像上に所定の基準線を設定
し、該基準線と対応する計測基準画像における対応基準
線と前記基準線とが表示面上の略同じ位置に表示される
ように、基準線や対応基準線に対して移動処理あるいは
回転処理を施して位置合わせを行なうことも前述のよう
に「位置合わせを行なう」ことに含むものとする。
【0024】上記第1および第2の計測処理装置におい
ては、表示制御手段を、計測対象画像について設定され
た複数の計測点のうちの少なくとも1つの計測点を該計
測対象画像の所定の基準点とし、この少なくとも1つの
計測点とそれぞれ対応する計測過去画像について設定さ
れた各計測点を該計測過去画像の対応基準点として、位
置合わせを行なうものとすることが望ましい。
【0025】つまり、計測対象画像および計測過去画像
における対応する計測点(少なくとも1つであればよ
い)を、位置合わせの基準点とするということである。
【0026】なお、位置合わせの基準点は、これに限ら
ず、両画像に共通するその他の部分を用いることもでき
る。例えば胸部画像を対象とする場合には、肩胛骨部分
などを位置合わせの基準点とすることができる。
【0027】また、上記第1および第2の計測処理装置
においては、計測対象画像および前記計測過去画像など
の計測基準画像の少なくとも一方に対して、画像表示手
段に表示された2つの画像の対比観察能を向上させるこ
とができる画像処理を施す画像処理手段をさらに備えた
ものとし、表示制御手段を、計測対象画像および計測基
準画像のうちの画像処理が施された画像については、こ
の画像処理が施された画像を画像表示手段に表示させる
ものとすることが望ましい。
【0028】画像処理が施された画像については、この
画像処理が施された画像を画像表示手段に表示させると
は、画像処理が施された画像についてはこの画像処理が
施された画像を用いて、2つの画像を前述のように位置
合わせを行なって重ね表示あるいは切替表示させるとい
うことを意味する。
【0029】「対比観察能」とあるのは、計測対象画像
上に計測点を設定する際に作業効率を向上させることが
できる程度に2つの画像を対比観察し易いようにするこ
とを意味し、診断のための比較読影を目的とするための
ものでない。
【0030】なお、計測対象画像上に計測点を容易に設
定することができればよく、画像処理を計測対象画像お
よび計測基準画像のいずれに施すかは問わない。例えば
計測対象画像の輪郭を強調することによって計測対象画
像を見易くするものであってもよいし、逆に計測基準画
像の輪郭を暈かすことによって計測基準画像を不鮮明に
し、結果的に計測対象画像を見易くするものであっても
よい。
【0031】また、2つの画像の対比観察能を向上させ
ることができる画像処理の方法として、計測対象画像の
表示色と計測基準画像の表示色とが異なるように該計測
対象画像および計測基準画像の少なくとも一方に対して
表示色変更処理を施す手法を用いることもできる。
【0032】本発明の第3の計測処理装置は、画像表示
手段と、該画像表示手段の表示面上に表示された計測対
象画像を幾何学的に計測するための計測点を設定する計
測点設定手段と、この設定された計測点の位置情報に基
づいて前記表示面上に表示された画像を幾何学的に計測
する幾何学情報計測手段とを備えた画像を幾何学的に計
測するための計測処理装置であって、計測対象画像の計
測において設定した複数の計測点と該計測の目的とに応
じて定まる所定の指標線を該計測対象画像上に示すとと
もに、該計測対象画像と対応する計測基準画像に対する
計測において定まる前記所定の指標線に対応する対応指
標線を計測対象画像上の対応する位置に示す指標線表示
制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0033】計測基準画像としては、前述の第1および
第2の装置と同様に、計測対象画像の計測以前に行なっ
た計測で対象とした計測過去画像であるのが好ましい。
すなわち、本発明の第3の装置においては、指標線表示
制御手段が、計測基準画像として計測過去画像を使用す
るものであるのがよい。
【0034】前記所定の指標線に対応する対応指標線と
は、計測過去画像などの計測基準画像についての計測に
おいて設定される複数の計測点と前記計測の目的とに応
じて定まる前記所定の指標線に対応する指標線を意味す
る。
【0035】なお、この第3の計測処理装置と上記第1
もしくは第2の計測処理装置とを組み合わせた計測処理
装置とすることもできる。
【0036】上記各計測処理装置における計測点設定手
段としては、マウスなどのポインティングデバイスを用
いるのがよい。また、幾何学情報計測手段としては、計
測目的に応じて計測点間の距離や交線のなす角度などの
幾何学情報を自動計測するアルゴリズム(計測プログラ
ム)を記憶しておき、側湾度などを自動的に算出する構
成のものであるのがよい。
【0037】
【発明の効果】本発明の第1の計測処理装置によれば、
計測対象画像と計測過去画像などの計測基準画像とを、
該計測対象画像の所定の基準点と計測基準画像における
計測対象画像の所定の基準点と対応する対応基準点とが
表示面上の略同じ位置に表示されるように位置合わせを
行なって重ね表示させる表示制御手段を設けたので、各
画像における計測点の対応関係を正確に把握できるよう
になり、比較対象となる今回計測対象とする画像(計測
対象画像)について対応する計測点を正確に設定して、
精度のよい比較計測結果を得ることができる。また、計
測結果を得る以前にも2画像間の計測結果の大凡の差を
認識することもでき、病状進行や治療経過の判断を簡易
に行なうことができる。
【0038】本発明の第2の計測処理装置によれば、計
測対象画像と計測過去画像などの計測基準画像とを、該
計測対象画像の所定の基準点と計測基準画像における計
測対象画像の所定の基準点と対応する対応基準点とが表
示面上の略同じ位置に表示されるように位置合わせを行
なって切替表示させる表示制御手段を設けたので、上記
第1の計測処理装置と同様に、各画像における計測点の
対応関係を正確に把握できるようになり、精度のよい比
較計測結果を得ることができ、また病状進行や治療経過
の判断を簡易に行なうことができる。また、計測対象画
像上に計測点を設定する際に計測基準画像が目障りにな
るということもない。
【0039】また、本発明の第1および第2の計測処理
装置において、計測対象画像および前記計測過去画像の
少なくとも一方に対して、画像表示手段に表示された2
つの画像の対比観察能を向上させることができる画像処
理を施す画像処理手段をさらに備えたものとすれば、計
測対象画像上に計測点を設定する際の作業効率を向上さ
せることができる。
【0040】本発明の第3の計測処理装置によれば、計
測対象画像の計測において設定した複数の計測点と該計
測の目的とに応じて定まる所定の指標線を該計測対象画
像上に示すとともに、計測過去画像などの計測基準画像
についての計測において定まる前記所定の指標線に対応
する対応指標線を計測対象画像上の対応する位置に示す
指標線表示制御手段を設けたので、計測結果の出力を待
たなくても、2画像間の計測結果の大凡の差を認識する
ことができ、病状進行や治療経過の判断を簡易に行なう
ことができる。また、計測基準画像を重合せ表示させな
い場合には、計測対象画像上に計測点を設定する際に計
測基準画像が目障りになるということもない。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0042】図1は本発明の計測処理装置の一実施形態
である放射線画像計測装置を含む画像計測システムを示
すブロック図、図2は第1実施形態の放射線画像計測装
置の詳細を示すブロック図である。
【0043】図1に示すように、この画像計測システム
は、入力された放射線画像を計測対象画像としこの計測
対象画像を幾何学的に計測するための放射線画像計測装
置1と、この放射線画像計測装置1から入力された計測
情報と計測済みの放射線画像(以下計測過去画像ともい
う)とを関連付けて所定の記憶媒体3に保管する放射線
画像保管装置2とからなる。
【0044】放射線画像保管装置2は、本願出願人が特
願平 11-321463号に提案しているものであって、計測対
象である計測点を含む計測済みの放射線画像を表す放射
線画像情報P1並びに放射線画像計測装置1において設
定(指定)された計測点の位置情報や設定順序情報およ
び設定された計測点に基づいて計測された計測結果から
なる計測情報Jが入力され、これら入力された計測情報
Jと放射線画像情報P1とを関連付けた放射線画像情報
P’を生成し、この放射線画像情報P’を所定の記憶媒
体3に保管する計測情報保管手段20を備えた構成であ
る。放射線画像情報P’は、例えば計測情報Jを放射線
画像情報P1の付帯情報とするものでもよいし、放射線
画像情報P1により表された画像に計測位置と対応付け
て計測情報Jを埋め込んだものでもよい。
【0045】なお、計測過去画像は、計測基準画像の一
例として用いられるものであり、前回計測対象としたこ
の計測過去画像のどの部位を計測したかを今回の計測時
に正確かつ容易に認識することができるように、この計
測過去画像を対象として計測を行なった際に設定した計
測点(以下対応計測点ともいう)をも示すものであるの
がよい。
【0046】この点を考慮して、本実施形態において
は、予め前記対応計測点を示す可視情報を計測済みの放
射線画像に埋め込んで、この対応計測点を示す可視情報
が埋め込まれた放射線画像を表すものを放射線画像情報
P1として使用して放射線画像情報P’を生成し、この
放射線画像情報P’を所定の記憶媒体3に保管する。
【0047】なお、計測情報保管手段20としては、計
測情報Jと放射線画像情報P1とを関連づけた放射線画
像情報P’を1つの記憶媒体3に保管するものの他、計
測情報Jを放射線画像情報P1と関連付けた上で、放射
線画像情報P1を第1の記憶媒体に保管する一方、計測
情報Jを第1の記憶媒体とは異なる第2の記憶媒体に保
管するものとすることもできる。
【0048】第1実施形態の放射線画像計測装置1は、
図1に示すように、画像を表示出力させるためのCRT
モニタなどの画像表示手段190と、画像表示手段19
0の表示面上に表示された計測対象画像を幾何学的に計
測するための計測点を該表示面上で設定するための計測
点設定手段140と、表示面上で設定された計測点の位
置情報に基づいて前記計測対象画像を幾何学的に自動計
測する幾何学情報計測手段(以下計測手段という)15
0と、計測対象画像と該計測対象画像の計測以前に行な
った計測で対象とした計測過去画像とを、該計測対象画
像の所定の基準点と前記計測過去画像における前記計測
対象画像の所定の基準点と対応する対応基準点とが前記
表示面上の略同じ位置に表示されるように位置合わせを
行なって重ね表示させる表示制御手段180とを備えた
構成である。
【0049】計測点設定手段140としては、マウスな
どのポインティングデバイスを用いた構成とする。
【0050】計測手段150は、脊柱の側湾度、後湾指
数、尺側偏位、あるいは橈側回旋などの計測すべき幾何
学情報の計測目的に応じて、計測点間の距離や交線のな
す角度などを自動計測する計測プログラムをROMに記
憶しておき、計測目的に応じて側湾度などを自動的に算
出する構成のものとする。
【0051】次に第1実施形態の放射線画像計測装置1
について図2を用いて詳細に説明する。
【0052】図2に示す放射線画像計測装置1には、全
体画像出力手段110、拡大画像出力手段120、およ
び表示制御手段180が設けられている。表示制御手段
180は、所定の計測の対象とされる人体の脊柱を撮影
した原放射線画像P0が計測対象画像Q1として図示し
ない読取装置から入力されるとともに、該計測対象画像
Q1の計測以前に行なった計測で対象とした計測過去画
像Q2が記憶媒体3から入力され、計測対象画像Q1と
計測過去画像Q2とを、該計測対象画像Q1の基準点と
計測過去画像Q2における計測対象画像Q1の基準点と
対応する対応基準点とが画像表示手段190の表示面上
の略同じ位置に表示されるように位置合わせを行なって
合成画像を生成することで、2つの画像を重ね表示させ
るように構成されている。この表示制御手段180によ
り生成された合成画像Q12は全体画像出力手段110
および拡大画像出力手段120に入力される。
【0053】全体画像出力手段110は、入力された合
成画像Q12を縮小処理し、得られた放射線画像の全体
画像P1を画像表示手段190の表示面上の左半分の領
域に表示させるように構成されている。この全体画像出
力手段110は、詳しくは、入力された合成画像Q12
に対して縮小処理する縮小処理手段112と、縮小処理
して得られた全体画像P1を記憶させる第1メモリ11
1とを備えた構成である。
【0054】一方、拡大画像出力手段120は、表示さ
れた全体画像P1中において全体画像P1の一部分を指
し示す第1の十字カーソルC1と、入力された合成画像
Q12を拡大処理して得た放射線画像のうち、前記第1
の十字カーソルC1で指し示された点(指示点)および
この指示点近傍の領域からなる部分に対応する部分の画
像P2やP3などを画像表示手段190の表示面の右半
分の領域に表示させるように構成されている。この拡大
画像出力手段120は、詳しくは、入力された合成画像
Q12に対して拡大処理する拡大処理手段122と、拡
大処理して得られた放射線画像を記憶させる第2メモリ
121とを備えた構成である。そして、第1メモリ11
1と第2メモリ121とは、その一部を図3に示すよう
に、各原点O1,O2を基準として上記比の値(拡大率
/縮小率;例えば「4」)に応じて位置関係が予め対応
づけられている。すなわち、第1メモリ111上におけ
る1画素は第2メモリ121上における4画素分に相当
するサイズとなり、画像表示手段190の表示面上の全
体画像P1中で第1の十字カーソルC1を1画素移動さ
せると、拡大表示された一部分の画像P2およびP3は
4画素分スクロールするようになっている。
【0055】また、この放射線画像計測装置1には、拡
大表示された各部分の画像P2など中において、計測点
(計測の基準となる点)K1,K2などを設定する第2
の十字カーソルC2と、設定された計測点K1,K2な
どの位置に基づき、予め記憶された所定の計測のアルゴ
リズムに従って計測結果(例えば計測点K1とK2との
間の距離など)を算出する計測手段150と、得られた
計測結果を画像表示手段190の表示面上に表示された
全体画像P1に重ねて表示させる計測結果出力手段15
5と、拡大画像出力手段120による拡大率と全体画像
出力手段110による縮小率との比(拡大率/縮小率)
に応じて、拡大表示された一部分の画像P2およびP3
中における第2の十字カーソルC2が、全体画像P1中
における第1の十字カーソルC1の移動に連動して移動
する指示モードM1と、全体画像P1中における第1の
十字カーソルC1が、拡大表示された一部分の画像P2
およびP3中における第2の十字カーソルC2の移動に
連動して移動する設定モードM2とを切り替えるモード
切替手段142と、前記各モードにしたがって、各カー
ソルC1,C2をそれぞれの表示画像内で任意に移動さ
せるインターフェイスであるマウス141とが設けられ
ている。
【0056】図示するように、マウス141とモード切
替手段142とにより計測点設定手段140が構成され
ている。
【0057】次にこの第1実施形態の放射線画像計測装
置1の作用について説明する。
【0058】まず原放射線画像P0が計測対象画像Q1
として図示しない読取装置から表示制御手段180入力
される。
【0059】記憶媒体3には、今回の計測する放射線画
像(計測対象画像Q1)の被写体と同一被写体について
の略同一部位を表す計測過去画像Q2にその計測の際に
設定した対応計測点を示す可視情報が埋め込まれて放射
線画像情報P’として記憶・保管されている。
【0060】表示制御手段180は、記憶媒体3から今
回の計測対象画像Q1に対応する計測過去画像Q2、す
なわち計測対象画像Q1の被写体と同一被写体について
の略同一部位を表す計測過去画像Q2を表す放射線画像
情報P’を読み出す。計測対象画像Q1と計測過去画像
Q2との対応付けに際しては、例えばIDコードや患者
情報(氏名、性別、生年月日など)などを利用するとよ
い。
【0061】そして、表示制御手段180は、放射線画
像情報P’により表される計測過去画像Q2と入力され
た計測対象画像Q1(今回計測対象とする放射線画像)
との位置合わせを行なって2つの画像を重ね合わせた合
成画像Q12を生成し、生成した合成画像Q12を全体
画像出力手段110と拡大画像主出力手段120に入力
する。
【0062】この位置合わせに際しては、計測対象画像
Q1の所定の基準点と計測過去画像Q2における計測対
象画像Q1の所定の基準点と対応する対応基準点とが合
成画像上の略同じ位置となるようにする。また、所定の
基準点としては、最初は両画像に共通する任意の骨部同
士が同じ位置となるようにし、計測対象画像Q1に最初
の計測点を設定した後にはこの最初の計測点と対応する
計測過去画像Q2について設定された対応計測点を該計
測過去画像Q2の対応基準点として2つの画像の重合せ
を行なう。
【0063】全体画像出力手段110に入力された合成
画像Q12は、縮小処理手段112により縮小処理され
て第1メモリ111に格納され、画像表示手段190の
表示面の左半分の領域に、縮小された全体画像P1とし
て表示される。一方、拡大画像出力手段120に入力さ
れた合成画像Q12は、拡大処理手段122により拡大
処理されて第2メモリ121に格納される。これによ
り、全体画像および拡大画像のいずれにおいても、計測
対象画像Q1と計測過去画像Q2とが位置合わせされて
重合わせ画像として表示される。なお、図2において
は、図面を見易くするため、合成画像Q12に含まれる
計測対象画像Q1のみを示してある。
【0064】次にオペレータが画像表示手段190の表
示面上に表示された画像を見ながらマウス141を操作
して、第1の計測点K1(計測点として設定すべき位
置)の候補位置を示す第1の十字カーソルC1を全体画
像P1上に設定する。この際、計測過去画像Q2上には
過去に計測した際の対応計測点が示されている。
【0065】なお、モード切替手段142は最初、第2
の十字カーソルC2が全体画像P1中における第1の十
字カーソルC1の移動に連動して移動する指示モードM
1に切り替えられており、拡大画像出力手段120は全
体画像P1上で第1の十字カーソルC1が指示している
第1の計測点K1の候補に対応する第2メモリ121に
格納されている拡大された放射線画像上の点を算出し、
この算出された点を中心とした近傍領域を画像表示手段
190の表示面上の右上1/4の領域に4倍の大きさに
拡大された一部分の画像P2として表示する。
【0066】オペレータは、マウス141を操作して、
第1の十字カーソルC1を全体画像P1上で移動させる
と、拡大画像P2の表示領域内で、第1の十字カーソル
C1の動きに連動して拡大画像P2が第1の十字カーソ
ルC1の移動量の4倍の量だけスクロールする。オペレ
ータがマウス41により全体画像P1上における計測点
K1近傍を第1の十字カーソルC1で指し示すと、この
とき表示面の右上1/4の拡大画像表示領域には、計測
点K1を含む拡大画像P2が表示される。ここで、オペ
レータがマウス141からモード切替手段142に対し
て、カーソルの連動モードを計測点の設定モードM2に
切り替える操作を行ない、これにより、拡大表示画像P
2内での第2の十字カーソルC2の固定が解除され、オ
ペレータは、拡大表示画像P2上で計測点K1に第2の
十字カーソルC2が重なるようにマウス141を操作し
て第2の十字カーソルC2を移動させる。このとき第1
の十字カーソルC1は、拡大表示画像P2内での第2の
十字カーソルC1の動きに連動して全体画像P1上で僅
かに移動する。
【0067】拡大表示画像P2は、全体画像P1よりも
4倍の分解能で表示されているため、オペレータは拡大
表示画像P2上で第2の十字カーソルC2を計測点K1
に精度よく一致させることができ、一致させた後は、計
測点設定確定の指示をマウス141を操作して拡大画像
出力手段120に入力する。また、第2の十字カーソル
C2は拡大表示された一部分の画像P2の中心に固定的
に表示される。
【0068】このとき、前述のように、拡大画像として
も、対応計測点を示す情報を含む計測過去画像Q2と計
測対象画像Q1とが位置合わせされて重ね画像として表
示されるようになっているから、計測過去画像Q2上の
対応計測点を参照しながら、計測対象画像Q1に第1の
計測点K1を精度よく設定することができる。
【0069】拡大画像出力手段120は入力された計測
点設定確定の指示により、拡大表示画像P2上における
第2の十字カーソルC2の位置を計測手段150に入力
するとともに、この拡大表示画像P2の表示を固定す
る。
【0070】続いてオペレータは、他の計測点K2を設
定するために、マウス141を上述同様に操作して、計
測点K2を設定し確定させる。このとき、拡大表示手段
220は、全体画像P1上で第1の十字カーソルC1が
設定している第2の計測点K2に対応する、第2メモリ
221に格納されている拡大された放射線画像上の点を
算出し、その算出された点を中心とした近傍領域を、画
像表示手段190の表示面上の右下1/4の領域に、4
倍の大きさに拡大された一部分の画像(拡大画像)P3
として表示する。
【0071】なお、オペレータが計測点を設定するため
にマウス141を操作している際には、全体画像P1上
で第1の十字カーソルC1がそれぞれ指示していた点の
近傍に、画像表示手段190の表示面上の右下1/4の
領域に表示された計測点に対応した拡大表示画像を表す
記号、例えば「P2」、「P3」の文字を表示する。こ
れにより、全体画像P1における概略位置が明示され
る。
【0072】このようにして計測目的として必要な計測
点が入力された計測手段150は、入力された拡大表示
画像上での各計測点の位置情報や設定順序情報に基づい
て、予め記憶された計測処理のアルゴリズムにしたがっ
て例えば所定の計測点間の長さなどの幾何学情報を算出
し、この算出結果を計測結果出力手段155に入力す
る。
【0073】計測結果出力手段155は、入力された計
測結果を画像表示手段190の表示面上に表示させる
(図2において、例えば全体画像P1中に表示された
「120.5」の数字)。
【0074】計測処理が終了した後には、全体画像出力
手段110と拡大画像出力手段120とから、画像表示
手段190の表示面に表示された全体画像P1および拡
大表示画像P2,P3が放射線画像情報Pとして放射線
画像保管装置2に入力され、計測手段150から計測点
K1,K2の拡大表示画像P2上における位置情報(例
えば計測点K1,K2の位置を表すマーク「・」および
記号「K1」,「K2」)および計測結果(数値「12
0.5」)並びに計測点の設定順序を示す情報が計測情
報Jとして入力される。
【0075】放射線画像保管装置2の計測情報保管手段
20は、入力された計測情報Jを放射線画像情報Pに該
放射線画像情報Pの計測位置と対応づけて放射線画像情
報P’を生成し、計測情報Jを含む放射線画像情報P’
を記憶媒体3に保管する。
【0076】この計測済みの放射線画像情報P’は、さ
らなる次の計測処理に際して、計測過去画像や計測順序
情報の生成に利用され得る。
【0077】このように、この第1実施形態の放射線画
像計測装置1によれば、計測点K1などの位置関係の把
握を容易にする放射線画像の全体画像P1と計測点K1
などの設定を精度よく行なうことができる拡大表示画像
P2などとを画像表示手段190の同一表示面上に表示
するとともに、全体画像P1中において計測点K1など
の概略位置を指示するためのカーソルC1で指し示され
た領域を拡大表示画像P2などとすることで、計測点K
1などの位置関係を正確に把握しつつ、計測点K1など
を精度よく設定することができるため、このように設定
された計測点K1などに基づいて正確な計測を行なうこ
とができる。
【0078】加えて、対応計測点が示された計測過去画
像Q2と計測対象画像Q1とが位置合わせされて重ね画
像として表示されるので、計測過去画像Q2上の対応計
測点を参照しながら、計測対象画像Q1に各計測点を設
定することができる。つまり、前回計測対象とした画像
(計測過去画像Q2)のどの部位を計測したかを今回の
計測時に正確かつ容易に認識することができ、比較対象
となる今回計測対象とする画像(計測対象画像Q1)に
ついて設定すべき前記対応計測点に対応する計測点を最
初から正確に設定することができる。
【0079】また、計測結果を得る前に骨の曲がり具合
の大凡の差を認識することもでき、病状進行や治療経過
などの判断を簡易に行なうことができる。
【0080】また、この計測対象画像Q1上に、この計
測対象画像Q1を計測した際に設定した計測点の設定順
序を示す数値などの設定順序情報をも表示すれば、画像
表示手段に表示された計測過去画像Q2や設定順序情報
を参照しながら、計測対象画像Q1上の適正位置に適正
順序で計測点を設定することができ、画像の幾何学情報
の計測を効率よく行なうこともできる。
【0081】次に第2実施形態の放射線画像計測装置に
ついて説明する。図4および図5は第2実施形態の放射
線画像計測装置の詳細を示すブロック図である。
【0082】第2実施形態の放射線画像計測装置は、計
測対象画像Q1上に計測点を設定する際に作業効率を向
上させることができる程度に2つの画像を対比観察し易
いようにするために、計測対象画像Q1および計測過去
画像Q2の少なくとも一方に対して画像表示手段190
に表示された2つの画像の対比観察能を向上させること
ができる画像処理を施し、この画像処理が施された画像
については、この画像処理が施された画像を用いて位置
合わせを行なって合成画像を生成し、2つの画像を重合
せて画像表示手段190に表示させる構成とする点が、
上記第1実施形態の放射線画像計測装置1と異なる。
【0083】その第1例である図4に示す放射線画像計
測装置1は、表示制御手段180の前段に、計測対象画
像Q1に対して前記対比観察能を向上させることができ
る画像処理を施す画像処理手段130をさらに備えたも
のとしている。
【0084】この第1例の画像処理手段130における
画像処理の具体例としては、計測対象画像Q1の輪郭を
強調することによって計測対象画像Q1を見易くする処
理を行なうこととする。
【0085】一方第2例である図5に示す放射線画像計
測装置1は、表示制御手段180の前段に、計測過去画
像Q2に対して前記対比観察能を向上させることができ
る画像処理を施す画像処理手段135をさらに備えたも
のとしている。
【0086】この第2例の画像処理手段135における
画像処理の具体例としては、計測過去画像Q2の輪郭を
暈かすことによって計測過去画像Q2を不鮮明にし、こ
れにより、相対的に計測対象画像Q1を見易くする処理
を行なうこととする。
【0087】なお、上記第1例および第2例において行
なう対比観察能を向上させることができる画像処理とし
ては、前述の例に限らず、例えば計測対象画像Q1の表
示色と計測過去画像Q2の表示色とが異なるように該計
測対象画像Q1および計測過去画像Q2の少なくとも一
方に対して表示色変更処理を施す手法を用いることもで
きる。
【0088】この第2実施形態の放射線画像計測装置1
によれば、計測対象画像および計測過去画像の少なくと
も一方に対して、2画像間の対比観察能を向上させるこ
とができる画像処理を施し、この画像処理が施された画
像については、この画像処理が施された画像を用いて位
置合わせを行なって2つの画像を重合せて画像表示手段
190に表示させることができるので、計測対象画像上
に計測点を設定する際の作業効率を向上させることがで
きる。
【0089】次に第3実施形態の放射線画像計測装置に
ついて説明する。図6は第3実施形態の放射線画像計測
装置の詳細を示すブロック図である。
【0090】第3実施形態の放射線画像計測装置は、表
示制御手段180を表示制御手段184に置き換えたも
のであって、計測対象画像Q1の所定の基準点と計測過
去画像Q2における計測対象画像Q1の所定の基準点と
対応する対応基準点とが画像表示手段190の表示面上
の略同じ位置に表示されるように位置合わせを行なっ
て、計測対象画像Q1および計測過去画像Q2のいずれ
か一方のみを選択的に目視できるように、計測対象画像
Q1と計測過去画像Q2とを切替表示させる表示制御手
段184を備えた構成とした点が、上記第1実施形態の
放射線画像計測装置1と異なる。つまり、2つの画像の
表示形態が異なるのみで、基本的な操作方法は同じであ
る。なお、この第3実施形態の放射線画像計測装置1に
おいても、、表示制御手段184の前段に、上記第2実
施形態に設けた画像処理装置130,135を設けるよ
うにしてもよい。
【0091】この第3実施形態の放射線画像計測装置1
によれば、2つの画像の表示形態が異なるものの、上記
第1実施形態の計測処理装置1と同様に、各画像におけ
る計測点の対応関係を正確に把握でき、精度のよい比較
計測結果を得ることができ、また病状進行や治療経過の
判断を簡易に行なうことができる。また、計測対象画像
上に計測点を設定する際に計測過去画像が目障りになる
ということもない。
【0092】次に第4実施形態の放射線画像計測装置に
ついて説明する。図7は第4実施形態の放射線画像計測
装置の詳細を示すブロック図である。
【0093】第4実施形態の放射線画像計測装置は、上
記各実施形態の表示制御手段180,184に代えて、
計測対象画像Q1の計測において設定した複数の計測点
と該計測の目的とに応じて定まる所定の指標線を該計測
対象画像Q1上に示すとともに、計測過去画像Q2に対
する計測において定まる前記所定の指標線に対応する対
応指標線を計測対象画像Q1上の対応する位置に示す指
標線表示制御手段186を備えた構成とした点が、上記
各実施形態の放射線画像計測装置1と異なる。
【0094】なお、計測過去画像も位置合わせを行なっ
て重合せ表示や切替表示を行なってもよい。
【0095】計測対象画像Q1の計測において設定した
複数の計測点と該計測の目的とに応じて定まる所定の指
標線として、図7においては、計測点K1aと計測点K
1bにより決定されるものと、計測点K2aと計測点K
2bにより決定されるものとを示している。
【0096】対応指標線は、計測過去画像Q2の計測に
おいて設定した複数の対応計測点と該計測の目的とに応
じて定まる前記計測対象画像Q1についての所定の指標
線と対応する指標線である。この対応指標線が示される
対応する位置とは、計測過去画像Q2と計測対象画像Q
1とを上記第1〜第3実施形態のように位置合わせ表示
するものと仮定した場合における、計測過去画像Q2上
の対応計測点によって規定される位置である。
【0097】計測対象画像Q1についての指標線と計測
過去画像Q2についての対応指標線とが峻別可能なよう
に、それぞれ異なる色で表示するなどするとよい。
【0098】この第4実施形態の放射線画像計測装置1
によれば、計測対象画像Q1上に今回設定した計測点と
計測目的とに応じて指標線を表示するとともに、計測過
去画像Q2に設定した計測点と計測目的とに応じて定ま
る指標線とが位置合わせされて表示されることとなるの
で、計測結果を得る前に、2つの画像の計測結果の差を
より精度よく予測できるようになる。計測過去画像を重
合せ表示させない場合には、計測対象画像上に計測点を
設定する際に計測過去画像が目障りになるということも
ない。
【0099】なお、上記各実施形態では、計測点を所定
の順序に従って所定の位置に設定した後には、予め記憶
された計測処理のアルゴリズムにしたがって幾何学情報
を自動的に算出するようにしていたが、例えば計測点を
任意の順序で設定した後に計測すべき情報(例えば2点
間の距離や交線のなす角度)を指定してから計測をスタ
ートさせる構成のものであってもよい。
【0100】また、計測対象画像Q1として放射線画像
を例に説明したが、計測対象画像Q1は、幾何学情報を
計測することを目的とするものである限りどのようなも
のであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計測処理装置の一実施形態である放射
線画像計測装置を含む画像計測システムを示すブロック
【図2】第1実施形態の放射線画像計測装置の詳細を示
すブロック図
【図3】第1メモリと第2メモリとの位置の対応関係を
示す図
【図4】第2実施形態の第1例の放射線画像計測装置の
詳細を示すブロック図
【図5】第2実施形態の第2例の放射線画像計測装置の
詳細を示すブロック図
【図6】第3実施形態の放射線画像計測装置の詳細を示
すブロック図
【図7】第4実施形態の放射線画像計測装置の詳細を示
すブロック図
【符号の説明】
1 放射線画像計測装置 2 放射線画像保管装置 3 記憶媒体 20 計測情報保管手段 110 全体画像出力手段 111 第1メモリ 112 縮小処理手段 120 拡大画像出力手段 121 第2メモリ 122 拡大処理手段 130 画像処理手段 135 画像処理手段 140 計測点設定手段 141 マウス 142 モード切替手段 150 幾何学情報計測手段 155 計測結果出力手段 180 表示制御手段 184 表示制御手段 186 指標線表示制御手段 190 画像表示手段 P1 全体画像 P2,P3 拡大画像 Q1 計測対象画像 Q2 計測過去画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/00 300 G06T 3/00 300 7/60 150 7/60 150B (72)発明者 大久保 猛 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA03 BB27 CC00 FF61 QQ24 RR09 SS13 4C093 AA05 AA16 CA18 CA21 FF21 FF28 FF35 FF37 FG01 5B057 AA08 BA03 CA12 CA16 CB12 CB16 CE08 DA04 5L096 BA06 FA64 FA67 HA01 JA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示手段と、該画像表示手段の表
    示面上に表示された計測対象画像を幾何学的に計測する
    ための計測点を設定する計測点設定手段と、この設定さ
    れた計測点の位置情報に基づいて前記表示面上に表示さ
    れた画像を幾何学的に計測する幾何学情報計測手段とを
    備えた画像を幾何学的に計測するための計測処理装置に
    おいて、 前記計測対象画像と該計測対象画像と対応する計測基準
    画像とを、該計測対象画像の所定の基準点と前記計測基
    準画像における前記計測対象画像の所定の基準点と対応
    する対応基準点とが前記表示面上の略同じ位置に表示さ
    れるように位置合わせを行なって重ね表示させる表示制
    御手段を備えたことを特徴とする計測処理装置。
  2. 【請求項2】 画像表示手段と、該画像表示手段の表
    示面上に表示された計測対象画像を幾何学的に計測する
    ための計測点を設定する計測点設定手段と、この設定さ
    れた計測点の位置情報に基づいて前記表示面上に表示さ
    れた画像を幾何学的に計測する幾何学情報計測手段とを
    備えた画像を幾何学的に計測するための計測処理装置に
    おいて、 前記計測対象画像と該計測対象画像と対応する計測基準
    画像とを、該計測対象画像の所定の基準点と前記計測基
    準画像における前記計測対象画像の所定の基準点と対応
    する対応基準点とが前記表示面上の略同じ位置に表示さ
    れるように位置合わせを行なって切替表示させる表示制
    御手段を備えたことを特徴とする計測処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段が、前記計測対象画
    像について設定された複数の計測点のうちの少なくとも
    1つの計測点を該計測対象画像の所定の基準点とし、こ
    の少なくとも1つの計測点とそれぞれ対応する前記計測
    基準画像について設定された各計測点を該計測基準画像
    の対応基準点として、前記位置合わせを行なうものであ
    ることを特徴とする請求項1また2記載の計測処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記計測対象画像および前記計測基準
    画像の少なくとも一方に対して、前記画像表示手段に表
    示された2つの画像の対比観察能を向上させることがで
    きる画像処理を施す画像処理手段をさらに備え、 前記表示制御手段が、前記計測対象画像および前記計測
    基準画像のうちの前記画像処理が施された画像について
    は、この画像処理が施された画像を前記画像表示手段に
    表示させるものであることを特徴とする請求項1から3
    いずれか1項記載の計測処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段が、前記2つの画像
    の対比観察能を向上させることができる画像処理とし
    て、前記計測対象画像の表示色と前記計測基準画像の表
    示色とが異なるように該計測対象画像および計測基準画
    像の少なくとも一方に対して表示色変更処理を施すもの
    であることを特徴とする請求項4項記載の計測処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段が、前記計測基準画
    像として、前記計測対象画像の計測以前に行なった計測
    で対象とした計測過去画像を使用するものであることを
    特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の計測処理
    装置。
  7. 【請求項7】 画像表示手段と、該画像表示手段の表
    示面上に表示された計測対象画像を幾何学的に計測する
    ための計測点を設定する計測点設定手段と、この設定さ
    れた計測点の位置情報に基づいて前記表示面上に表示さ
    れた画像を幾何学的に計測する幾何学情報計測手段とを
    備えた画像を幾何学的に計測するための計測処理装置に
    おいて、 前記計測対象画像の計測において設定した複数の計測点
    と該計測の目的とに応じて定まる所定の指標線を該計測
    対象画像上に示すとともに、該計測対象画像と対応する
    計測基準画像に対する計測において定まる前記所定の指
    標線に対応する対応指標線を前記計測対象画像上の対応
    する位置に示す指標線表示制御手段を備えたことを特徴
    とする計測処理装置。
  8. 【請求項8】 前記指標線表示制御手段が、前記計測
    基準画像として、前記計測対象画像の計測以前に行なっ
    た計測で対象とした計測過去画像を使用するものである
    ことを特徴とする請求項7記載の計測処理装置。
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