JP2002140248A - アクセス装置 - Google Patents

アクセス装置

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JP2002140248A
JP2002140248A JP2000334420A JP2000334420A JP2002140248A JP 2002140248 A JP2002140248 A JP 2002140248A JP 2000334420 A JP2000334420 A JP 2000334420A JP 2000334420 A JP2000334420 A JP 2000334420A JP 2002140248 A JP2002140248 A JP 2002140248A
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JP2000334420A
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English (en)
Inventor
Takashi Kakihara
孝至 柿原
Hisaaki Kadoma
央章 角間
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の製造システム内に設けられた
レーザ描画部や検査部に対する操作性を向上できるとと
もに、仕様変更に容易に対応することができるアクセス
装置を提供することにある。 【解決手段】 そこでこの発明では、プリント基板の製
造システム内に設けられたレーザ描画部11、12およ
び検査部13に対してアクセスするGUI用PC14
は、表示手段と、表示手段に表示され、レーザ描画部1
1、12または検査部13に保存されたアプレットを、
イントラネット10を介して指定するためのウエブ・ブ
ラウザとを有し、前記ウエブ・ブラウザを介して指定さ
れて装置内にダウンロードされた後、起動されたアプレ
ットが、指定画面を表示手段上に表示するとともに、指
定画面を介して指定されたデータをレーザ描画部11、
12または検査部13に向けて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板の
製造システム内に設けられたプリント基板製造用のレー
ザ描画部および検査部に対してアクセスするアクセス装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプリント基板の製造方法におい
て、まず、プリント基板素材である絶縁基板上の銅箔表
面にレジスト膜を形成する。このレジスト膜をマスク材
を介して露光した後、現像処理する。現像処理によって
所定のパターンに形成されたレジスト膜上にエッチング
液を供給して、銅箔が露出している部分をエッチングし
て除去した後、レジスト膜を剥離する。このようにし
て、銅箔の所定部分のみをエッチングして除去すること
によって絶縁基板上に配線パターンが形成される。
【0003】レジスト膜を露光する際に用いられるマス
ク材はレーザ描画装置などによって製造される。具体的
には、フィルム状または板状の感光材料の表面をレーザ
光によって走査して、プリント基板に形成すべき配線パ
ターンに基づくパターンを感光材料に潜像させる。次に
感光材料を現像処理してマスク材用のパターン板が完成
する。このパターン板をマスク材とすべき乾板に反転焼
き付けしてマスク材が製造される。
【0004】また、近年においてはプリント基板素材の
銅箔上のレジスト膜や上記乾板表面をレーザ光の走査に
よって露光する、いわゆる直描方式の露光方法が開発さ
れてきており、この方法においてもレーザ描画装置が使
用される。
【0005】配線パターンが形成されたプリント基板
は、検査装置によって配線パターンが正確に形成されて
いるか否かが検査される。この検査装置は、例えば、配
線パターンを撮像カメラで撮像して得た画像データを処
理して欠陥を検出する光学式の外観検査装置などであ
る。
【0006】図11は、上述のレーザ描画装置および検
査装置を備えたプリント基板の製造システムの一部を示
すブロック図である。図11に示すようにプリント基板
の製造メーカ内においては、LAN(Local Area Netwo
rk)200によって編集機201、第1描画部202、
第2描画部203および検査部204などがそれぞれ接
続されている。
【0007】編集機201は、第1描画部202や第2
描画部203において感光材料などに同一のパターンを
複数多面付けして描画する際に、複数のパターンの配置
位置などを編集するものである。
【0008】第1描画部202は、感光材料上に向けて
レーザ光を出射して走査する出力機202cと、出力機
202cを制御する制御用ワークステーション(WS)
202bと、GUI(Graphical User Interface)機能
を有し制御用ワークステーション202bにアクセスす
るためのGUI用ワークステーション(WS)202a
とを備える。
【0009】第2描画部203は、第1描画部202と
ともに描画処理を並列処理する目的で設けられたもの
で、第1描画部202と同様に、出力機203c、制御
用WS203bおよびGUI用WS203aを有する。
なお、第1描画部202や第2描画部203が上述のレ
ーザ描画装置に相当する。
【0010】上述の検査装置に相当する検査部204
は、プリント基板を撮像するカメラや画像処理部などを
備えた検査機204bと、GUI機能を有し検査機20
4bに必要なデータを供給する検査機用サーバ204a
を備える。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示すプリント基板の製造システムにおいては、操作者
が描画条件の設定や検査データの供給作業を行うとき
に、第1描画部202のGUI用WS202a、第2描
画部203のGUI用WS203a、検査部204の検
査機用サーバ204aをそれぞれ操作する必要があり、
その結果、作業効率が低下するという問題が発生する。
【0012】また、各GUI用WS202a、203a
や検査機用サーバ204aのGUI機能の仕様を変更す
るときに複雑なプログラム変更が必要となり面倒であ
る。
【0013】本発明の目的は、上述のような点に鑑み、
プリント基板の製造システム内に設けられたレーザ描画
部や検査部に対する操作性を向上できるとともに、仕様
変更に容易に対応することができるアクセス装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに請求項1に係る発明は、プリント基板の製造システ
ム内に設けられたプリント基板製造用のレーザ描画部お
よび検査部に対してアクセスするアクセス装置におい
て、表示手段と、表示手段に表示され、前記レーザ描画
部または検査部に保存されたアプレットを、コンピュー
タネットワークを介して指定するためのウエブ・ブラウ
ザとを有し、前記ウエブ・ブラウザを介して指定されて
装置内にダウンロードされた後、起動されたアプレット
は、指定画面を表示手段上に表示するとともに、指定画
面を介して指定されたデータをレーザ描画部または検査
部に向けて出力することを特徴とする。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
アクセス装置において、前記アプレットは、データが出
力されたレーザ描画部または検査部からの応答データを
表示手段上に表示することを特徴とする。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2に記載のアクセス装置において、前記アプレット
は、レーザ描画部または検査部に保存されたファイル、
または、複数のファイルを含むグループを管理すること
を特徴とする。ここでいう「管理」とは、レーザ描画部
または検査部に保存されたファイル、または、複数のフ
ァイルを含むグループについて、例えば、そのファイル
名やグループ名を変更したり、新しいファイル名やグル
ープ名を作成したり、ファイルやグループを削除するこ
とである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
の一例について図面を参照しながら説明する。図1はこ
の発明の実施形態の一例を示し、プリント基板の製造シ
ステムを示すブロック図である。プリント基板の製造メ
ーカ内には、図1に示すようにイントラネット(Intran
et)10が設けられている。イントラネット10は、イ
ンターネット(Internet)のWWW(World Wide Web)
サービスにおいて使用される通信プロトコルであるハイ
パーテキスト・トランスファ・プロトコル(Hyper Text
Transfer Protocol、略してHTTP)など、インター
ネットで使用される様々な技術を製造メーカ内で利用で
きるコンピュータネットワークである。
【0018】このイントラネット10には、第1描画部
11、第2描画部12、検査部13およびGUI(Grap
hical User Interface)用パーソナルコンピュータ(P
C)14がそれぞれ接続されている。なお、GUI用P
C14がこの発明であるアクセス装置に相当する。ま
た、第1描画部11または第2描画部12は、この発明
のアクセス装置がアクセスするレーザ描画部に相当し、
検査部13はこの発明のアクセス装置がアクセスする検
査部に相当する。
【0019】第1描画部11は、感光材料上にオン・オ
フ制御されたレーザ光を走査することによって、感光材
料の所望領域をスポット状に連続露光して潜像パターン
を描画する出力機11bを備える。また、第1描画部1
1は、出力機11bに描画データ(出力データファイ
ル)を供給したり、描画の実行、停止などの描画動作を
制御するための制御用ワークステーション(WS)11
aを備える。
【0020】第2描画部12、感光材料上にオン・オフ
制御されたレーザ光を走査することによって、感光材料
の所望領域をスポット状に連続露光して潜像パターンを
描画する出力機12bを備える。また、第2描画部12
は、出力機12bに描画データを供給したり、描画の実
行、停止などの描画動作を制御するための制御用ワーク
ステーション(WS)12aを備える。
【0021】上述の出力機11b、12bは、様々なタ
イプのものが適用でき、例えば、回転ドラムに巻き付け
られたフィルム状の感光材料に向けてレーザ光を出力す
るドラムタイプの出力機や、板状の感光材料に向けてレ
ーザ光を出力する平面出力タイプの出力機が適用ができ
る。さらに、平面出力タイプの出力機の場合、感光材料
としてマスク材とすべき乾板を直接描画するものや、プ
リント基板素材表面に形成されたレジスト膜を直接描画
する直描タイプのものを適用していもよい。また、出力
機11bと出力機12bとは同じタイプであってもよい
し、例えばドラムタイプと直描タイプとの組み合わせな
ど異なるタイプであってもよい。
【0022】検査部13は、配線パターンが形成された
プリント基板の外観を検査する検査機13bを備える。
検査機13bは、検査台上に載置されたプリント基板表
面をカメラで撮像し、撮像して得た画像データを画像処
理して配線パターンに欠陥が存在するか否かを検出す
る。また、検査機13bは、画像処理による欠陥の検出
機能として、デザインルールチェック機能およびパター
ンマッチング機能などを有する。デザインルールチェッ
ク機能とは、配線パターンの設計データと上記画像デー
タとを比較して、設計データと不一致である個所を配線
パターンの欠陥として検出する機能である。パターンマ
ッチング機能とは、予め記憶された配線パターン画像の
理想データであるマスターデータと上記画像データとを
比較して、マスターデータと不一致である個所を配線パ
ターンの欠陥として検出する機能である。
【0023】また、検査部13は検査機13bに対して
検査条件データを供給したり、パターンマッチング処理
に用いるマスターデータなどを供給するワークステーシ
ョンである検査機用サーバ13aを備える。
【0024】GUI用PC14は汎用のパーソナルコン
ピュータ(Personal Computer)であり、当然のことな
がらCRTなどの表示機構、キーボードおよびマウスな
どの入力機構を備える。また、GUI用PC14はマイ
クロソフト(Microsoft)社製のインターネットエクス
プローラー(Microsoft Internet Explorer)や、ネッ
トスケープ(Netscape)社製のネットスケープナビゲー
ター(Netscape Navigator)などの汎用のウエブ・ブラ
ウザ(Web browser)を備える。さらに、GUI用PC
14は、サン・マイクロシステムズ(Sun Microsystem
s)社が開発したJava言語で作成されたプログラム
であるJavaアプレット(applet)を実行できる環境
を備える。
【0025】<第1描画部11に対するアクセス>図2
は、GUI用PC14が第1描画部11に設けられた制
御用WS11aにアクセスしている状態を概念的に示す
概念図である。この図2に基づいてGUI用PC14の
アクセス動作について説明する。
【0026】(1)まず、GUI用PC14は、ウエブ
・ブラウザ20を用いて、制御用WS11a内のハイパ
ーテキスト・トランスファ・プロトコル・デーモン(Hy
perText Transfer Protocol Daemon、略してhttp
d)30とイントラネット10を介して通信する。具体
的には、操作者は制御用WS11a内に保存されたJa
vaアプレット(以下、単にアプレットと称す)を指定
するために、図3に示すGUI用PC14の表示画面で
あるPC画面40に表示されたウエブ・ページ41のU
RL(Uniform Resource Locator)入力枠42内にマウ
スやキーボードを用いて所定のURLを入力する。
【0027】(2)図2に戻り、URLが入力されて指
定されたアプレットが制御用WS11aからGUI用P
C14にダウンロードされて、GUI用PC14上で起
動し、PC画面40上に初期入力画面が表示される。こ
の初期入力画面に対して、操作者がマウス等を用いて所
定の入力指定を実行すると、例えば図4に示す「読込・
変換/出力」処理の指定画面50が表示される。
【0028】ここで、GUI用PC14によって指定さ
れる制御用WS11a内の各種の処理について説明す
る。「読込」処理とは、ガーバーデータを内部データに
変換する処理である。「変換」処理とは、内部データを
ベクトルデータに変換した後、さらに出力データ(ラン
レングスデータ)に変換する処理である。「出力」処理
とは、出力データを出力機11bに向けて出力する処理
である。
【0029】図4に戻って指定画面50の詳細について
説明する。指定画面50内の左上隅に表示される「N
o.111」は、この指定画面50で指定する処理の番
号を示し、指定処理毎に自動的に連番が付与されるもの
で、図4では111番目の処理番号を表示している。
【0030】処理種類入力枠51は、処理の種類を選択
入力するためのものある。具体的には、例えば処理種類
入力枠51内に最初に表示されている「読込・変換/出
力」処理が所望の処理の場合は処理種類入力枠51での
入力操作は実行しない。「読込・変換/出力」処理と
は、上述の「読込」処理、「変換」処理および「出力」
処理を順次実行する処理である。
【0031】処理種類入力枠51において、「読込・変
換/出力」処理以外の処理を指定したい場合は、処理種
類入力枠51の右端にある下向き三角マークをマウスで
クリックすると、他の種類の処理名、例えば「読込・変
換」、「変換/出力」、「変換」、「読込」がそれぞれ
プルダウンメニュー(コンボボックス)上に表示され、
このメニュー内から所望の処理名を選択指定する。これ
らの「読込・変換」、「変換/出力」、「変換」、「読
込」の各処理は上述の処理の組み合わせ、若しくは単独
の処理である。
【0032】グループ名入力枠52は、処理種類入力枠
51で指定された処理が、「読込・変換/出力」、「読
込・変換」、「読込」のいずれかであるときに、制御用
WS11a内に保存されたガーバーデータファイルが存
在するグループ名を入力するためのものである。また、
グループ名入力枠52は処理種類入力枠51で指定され
た処理が、「変換/出力」または「変換」であるとき
は、制御用WS11a内に保存された内部データファイ
ルが存在するグループ名を入力するためのものである。
具体的には、例えばグループ名入力枠52内をマウスで
クリックすると、複数のグループ名を含むリスト画面が
表示され、この表示された複数のグループ名から所望の
グループ名を選択指定する。
【0033】上述のグループ名を含むリスト画面をPC
画面上に表示する動作は、コモン・ゲートウエイ・イン
ターフェース・スクリプト(Common Gateway Interface
Script、略してCGIスクリプト)を利用した図2に
示すCGIコマンド32を用いている。具体的には上述
のグループ名入力枠52内をマウスでクリックすること
により、図2に示すアプレット21が制御用WS11a
内のHTTPデーモン30にリスト画面の表示要求を送
信する(図2の矢印(5))。HTTPデーモン30は
リスト画面の表示のためのCGIコマンド32を実行す
る(矢印(a))。CGIコマンド32の応答データが
HTTPデーモン30に送信され(矢印(b))、HT
TPデーモン30はイントラネット10を介してアプレ
ット21に応答データを送信する。アプレット21は応
答データに基づいてグループ名を含むリスト画面をPC
画面40上に表示する。
【0034】図4に戻って、ファイル名入力枠53は、
制御用WS11a内に保存され、処理種類入力枠51で
指定された処理が、「読込・変換/出力」、「読込・変
換」、「読込」のいずれかであるときは、制御用WS1
1a内に保存されたガーバーデータファイル名を入力す
るためのものである。また、グループ名入力枠52は処
理種類入力枠51で指定された処理が、「変換/出力」
または「変換」であるときは、制御用WS11a内に保
存された内部データファイル名を入力するためのもので
ある。具体的には、例えばファイル名入力枠53内をマ
ウスでクリックすると、複数のファイル名を含むリスト
画面が表示され、この表示された複数のファイル名から
所望のファイル名を選択指定する。
【0035】上記ファイル名を含むリスト画面をPC画
面40上に表示させる動作は、上述のグループ名を含む
リスト画面を表示させる動作と同様にアプレット21が
制御用WS11a内のCGIコマンド32にHTTPデ
ーモン30を介してアクセスすることにより実行され
る。
【0036】配置入力枠54は、出力機11bによって
描画する配線パターンの描画領域を感光材料に対して
「中心」、「上寄り」、「下寄り」、「左寄り」、「右
寄り」のいずれの配置位置にするかを選択するためのも
のである。具体的には、例えば配置入力枠54内に「中
心」と最初に表示されている場合、中心位置が所望の配
置位置であれば入力の必要がないが、他の配置位置に変
更したいときは、配置入力枠54内の右端に表示される
下向き三角マークをマウスでクリックすると他の配置位
置を示すメニュー画面が表示され、このメニュー画面内
の所望の配置位置、例えば「上寄り」を選択指定する。
【0037】角形状入力枠55は、出力機11bによっ
て描画する配線パターンの角形状を「鈍角」または「鋭
角」を選択するためのものである。具体的には、例えば
角形状入力枠55内に最初に「鈍角」と表示されている
場合、「鈍角」が所望の角形状であれば入力の必要がな
いが、「鋭角」に変更したいときは、角形状入力枠55
内の右端に表示される下向き三角マークをマウスでクリ
ックすると「鋭角」を示すメニュー画面が表示され、こ
のメニュー画面内の「鋭角」を選択指定する。
【0038】Xマージン入力枠56およびYマージン入
力枠57は、感光材料に描画される配線パターン領域の
X方向におけるマージン(感光材料の端からの余白部
分)およびY方向におけるマージンをそれぞれmm単位
で指定するもので、所望の数値をXマージン入力枠56
内およびYマージン入力枠57内にそれぞれ入力する。
【0039】トレイ入力枠58は、出力機11bに描画
すべき感光材料であるフィルムを収納する2つのトレイ
が上下方向に配列されているタイプである場合に、上下
いずれのトレイを選択するかを指定するためのものであ
る。具体的には、例えばトレイ入力枠58内に表示され
る「上」、「下」の左側にそれぞれ表示されるラジオボ
タン(丸印)をマウスでクリックすることにより選択指
定する。図4においては「下」が指定されている。
【0040】出力枚数入力枠59は、出力機11bが描
画すべき感光材料の枚数を入力するためのもので、この
出力枚数入力枠59に所望枚数を数値で入力する。
【0041】保存領域入力枠60は、「変換」処理され
た出力データファイル(ランレングスデータファイル)
を保存する制御用WS11a内のハードディスク領域を
指定するためのものである。具体的には、例えば保存領
域入力枠59内に表示される「1」、「2」、「3」、
「4」、「自動」の左にそれぞれ表示されるラジオボタ
ンをマウスでクリックすることにより選択指定する。図
4においては「1」が指定されている。
【0042】画素ピッチ入力枠61は、出力機11bで
感光材料上に走査されるレーザ光のスポット(画素)間
のピッチを指定するためのものである。具体的には、例
えば画素ピッチ入力枠60内に表示される「1μm」、
「2μm」、「4μm」、「8μm」の左にそれぞれ表示
されるラジオボタンをマウスでクリックすることにより
選択指定する。図4においては「4μm」が指定されて
いる。
【0043】画素径入力枠62は、出力機11bで感光
材料上に走査されるレーザ光のスポット(画素)径を指
定するためのものである。具体的には、例えば画素径入
力枠61内に表示される「4μm」、「8μm」の左にそ
れぞれ表示されるラジオボタンをマウスでクリックする
ことにより選択指定する。図4においては「8μm」が
指定されている。
【0044】(3)上述のような指定画面50上でのデ
ータ入力作業が完了すると、操作者が「追加」指示枠6
3内をマウスでクリックすることによって、アプレット
21が指定画面50で指定された指定データを、図2に
示す制御用WS11a内の制御処理サーバ・デーモン3
1にイントラネット10を介して送信する。この送信
後、指定画面50が不要であれば図4に示す「閉じる」
指示枠64内をマウスでクリックして指定画面50をP
C画面40上から消去する。データの連続登録のために
指定画面50を表示し続けてもよい。
【0045】上述においては、処理種類入力枠51で
「読込・変換/出力」処理が指定された場合の指定画面
50について主に説明したが、処理種類入力枠51で
「読込・変換」、「変換/出力」、「変換」、「読込」
のいずれかの処理が指定された場合は、上述の指定画面
50での各入力枠の中で必要な入力枠のみ入力可能なよ
うに表示される。
【0046】例えば、処理種類入力枠51で「読込・変
換」処理が指定された場合は、出力枚数入力枠59が非
表示となって入力不可となり、処理種類入力枠51、グ
ループ名入力枠52、ファイル名入力枠53、配置入力
枠54、角形状入力枠55、Xマージン入力枠56、Y
マージン入力枠57、トレイ入力枠58、保存領域入力
枠60、画素ピッチ入力枠61、画素径入力枠62、
「追加」指示枠63、「閉じる」指示枠64がそれぞれ
表示されて入力可能となる。
【0047】処理種類入力枠51で「変換/出力」処理
が指定された場合は、配置入力枠54、角形状入力枠5
5、Xマージン入力枠56、Yマージン入力枠57が非
表示となって入力不可となり、処理種類入力枠51、グ
ループ名入力枠52、ファイル名入力枠53、トレイ入
力枠58、出力枚数入力枠59、保存領域入力枠60、
画素ピッチ入力枠61、画素径入力枠62、「追加」指
示枠63、「閉じる」指示枠64がそれぞれ表示されて
入力可能となる。
【0048】処理種類入力枠51で「変換」処理が指定
された場合は、配置入力枠54、角形状入力枠55、X
マージン入力枠56、Yマージン入力枠57、トレイ入
力枠58、出力枚数入力枠59が非表示となって入力不
可となり、処理種類入力枠51、グループ名入力枠5
2、ファイル名入力枠53、保存領域入力枠60、画素
ピッチ入力枠61、画素径入力枠62、「追加」指示枠
63、「閉じる」指示枠64がそれぞれ表示されて入力
可能となる。
【0049】処理種類入力枠51で「出力」処理が指定
された場合は、グループ名入力枠52、ファイル名入力
枠53、配置入力枠54、角形状入力枠55、Xマージ
ン入力枠56、Yマージン入力枠57、画素ピッチ入力
枠61、画素径入力枠62が非表示となって入力不可と
なり、処理種類入力枠51、トレイ入力枠58、出力枚
数入力枠59、保存領域入力枠60、「追加」指示枠6
3、「閉じる」指示枠64がそれぞれ表示されて入力可
能となる。また、グループ名入力枠52、ファイル名入
力枠53、画素ピッチ入力枠61、画素径入力枠62は
表示するが、入力不可としてもよい。
【0050】(4)アプレット21で指定された上記指
定データを受信した制御処理サーバ・デーモン31は、
上記指定データに基づいて、指定画面50で例えば「読
込・変換/出力」処理が指定されているときは、制御用
WS11a内で「読込」処理、「変換」処理および「出
力」処理に必要なコマンドを、制御用WS11a内の図
示しない読込処理部、変換処理部および出力処理部にそ
れぞれ送信する。また、制御処理サーバ・デーモン31
は、アプレット21から送信されたデータに対する応答
データ、上述のコマンドを受信した読込処理部、変換処
理部および出力処理部からの応答データ、および、制御
用WS11から送信した描画指示コマンドに対する出力
機11bからの応答データをアプレット21に送信す
る。
【0051】上述の各応答データを受け取ったアプレッ
ト21は、図5に示すようにPC画面40上に上記応答
データを応答画面70として表示する。具体的には、図
4に示す指定画面50で指定された、例えば、「No.
111」の「読込・変換/出力」処理が正常に終了した
か否かが、図5に示す応答画面70最下段の「処理状
態」欄に表示される。また、この処理に対して制御用W
S11aが付与したIDナンバーが「ID」欄に表示さ
れる。
【0052】さらに、指定画面50の処理種類入力枠5
1に入力された処理名、画素ピッチ入力枠61および画
素径入力枠62に入力された画素ピッチおよび画素径、
保存領域入力枠60に入力された保存領域、トレイ入力
枠58に入力されたトレイ、グループ名入力枠52およ
びファイル名入力枠53に入力されたグループ名および
ファイル名が、応答画面70の「処理指定」、「画
素」、「保存領域」、「トレイ」、「ファイル名」の各
欄にそれぞれ表示される。
【0053】また、応答画面70の「枚数」欄には、指
定画面50の出力枚数入力枠59に入力された出力機1
1bが描画すべき感光材料の枚数と、出力機11bで描
画動作すべき感光材料の残り枚数が表示される。例え
ば、出力枚数入力枠59に「10」枚と入力され、その
内の3枚について描画動作を終えている場合は、「枚
数」欄に「7/10」と表示される。さらに、「処理時
間」欄には、「処理指定」欄に表示された処理につい
て、動作開始時からの経過時間が表示される。
【0054】(5)次に、制御用WS11a内にグルー
プ単位で保存された複数のガーバデータファイルや内部
データファイルの各グループや各ファイルを、GUI用
PC14によって管理する動作について説明する。
【0055】複数のガーバーデータファイルまたは内部
データファイルが保存されている各グループの管理は、
まず、アプレット21(図2)によって図8に示すグル
ープ管理画面100をPC画面40上に表示する。この
グループ管理画面100内のグループ一覧表示枠101
内には、例えば「ABC」、「DS123」などの複数
のグループ名を含むリスト画面が表示される。
【0056】上述のようにグループ一覧表示枠101内
にリスト画面を表示させるために、次のような処理が実
行されている。すなわち、図2に示すアプレット21が
制御用WS11a内のHTTPデーモン30にリスト画
面の表示要求を送信する(図2の矢印(5))。HTT
Pデーモン30はリスト画面の表示のためのCGIコマ
ンド32を実行する(矢印(a))。CGIコマンド3
2の応答データがHTTPデーモン30に送信され(矢
印(b))、HTTPデーモン30はイントラネット1
0を介してアプレット21に応答データを送信する(矢
印(6))。アプレット21は応答データに基づいてグ
ループ名を含むリスト画面をグループ一覧表示枠101
内に表示する。
【0057】図8に示すグループ一覧表示枠101内に
表示されたグループ名を操作者がマウス等で選択する
と、グループ名入力枠103に選択したグループ名が表
示される。グループ名入力枠103に表示されたグルー
プ名を変更するときは、グループ名入力枠103内で所
望のグループ名に変更した後、「変更」指示枠105内
をマウスでクリックする。グループ名入力枠103に表
示されたグループを削除するときは、「削除」指示枠1
06内をマウスでクリックする。新しいグループを作成
するときは、グループ名入力枠103内に所望のグルー
プ名を入力した後、「作成」指示枠104内をマウスで
クリックする。なお、垂直スクロールバー82をマウス
でドラッグすると、グループ一覧表示枠101内に表示
されたリスト画面が垂直方向にスクロールされる。
【0058】上述のようにグループ管理画面100で、
グループの作成、変更または削除が指定されると、これ
らの指定情報がGUI用PC14から制御用WS11a
内のHTTPデーモン30に送信される。指定情報を受
けたHTTPデーモン30は、指定情報に応じたグルー
プの作成、変更または削除のCGIコマンド32を実行
する。この実行結果は、HTTPデーモン30を介して
アプレット21に送信されてグループ管理画面100上
に表示される。グループ管理作業が完了し、グループ管
理画面100が不要となれば、「閉じる」指示枠107
内をマウスでクリックしてグループ管理画面100をP
C画面40上から消去する。グループ管理作業を連続実
行するためにグループ管理画面100を表示し続けても
よい。
【0059】各グループの中に保存されたガーバーデー
タファイルまたは内部データファイルの管理について
も、グループ管理と同様に実行できる。すなわち、アプ
レット21によってファイル管理画面(図示せず)を表
示して、ファイル一覧表示枠内に表示された複数のファ
イル名に基づいて、ファイルの作成、変更または削除の
動作を実行して、制御用WS11a内に保存された各フ
ァイルを管理する。
【0060】<第2描画部12に対するアクセス>第2
描画部12が第1描画部11と同じタイプの出力機12
bを備えている場合は、第2描画部12に対するGUI
用PC14のアクセス動作は、第1描画部11に対する
アクセス動作と同じである。すなわち、第2描画部12
の制御用WS12aからGUI用PC14にダウンロー
ドされるアプレットは、第1描画部11の制御用WS1
1aからダウンロードされるアプレットと同様であり、
GUI用PC14のPC画面40には、図4に示す指定
画面50および図5に示す応答画面70がそれぞれ表示
される。
【0061】第2描画部12が第1描画部11と異なる
タイプの出力機12bを備えている場合は、指定画面5
0および応答画面70の表示内容を適宜に変更して表示
するためのアプレットが制御用WS12aからGUI用
PC14にダウンロードされる。例えば、出力機12b
がプリント基板素材の両面に直接描画可能な直描タイプ
である場合は、プリント基板素材の「表面」、「裏面」
または「両面」のいずれを描画するかが選択可能なよう
に、指定画面50に入力枠が追加される。
【0062】また、第1描画部11と同様に、第2描画
部12の制御用WS12a内にグループ単位で保存され
たガーバーデータファイルや内部データファイルについ
て、そのグループやファイルの管理がGUI用PC14
によって実行される。
【0063】<検査部13に対するアクセス>図2は、
上述のようにGUI用PC14が第1描画部11にアク
セスするのと同様に、GUI用PC14が検査部13に
設けられた検査機用サーバ13aにアクセスしている状
態を概念的に示している。すなわち、
【0064】(1)まず、GUI用PC14は、ウエブ
・ブラウザ20を用いて、検査機用サーバ13a内のH
TTPデーモン30とイントラネット10を介して通信
する。具体的には、操作者は検査機用サーバ13a内に
保存されたJavaアプレット(以下、単にアプレット
と称す)を指定するために、図3に示すGUI用PC1
4の表示画面であるPC画面40に表示されたウエブ・
ページ41のURL入力枠42内にマウスやキーボード
を用いて所定のURLを入力する。
【0065】(2)図2に戻り、URLが入力されて指
定されたアプレットが検査機用サーバ13aからGUI
用PC14にダウンロードされて、GUI用PC14上
で起動し、PC画面40上に初期入力画面が表示され
る。この初期入力画面に対して、操作者がマウス等を用
いて所定の入力指定を実行すると、例えば図6に示す
「データ変換処理 登録」処理のデータ変換用の指定画
面80が表示される。
【0066】上述のデータ変換処理には、「CADデー
タ読み込み」処理および「画像データ生成」処理があ
る。「CADデータ読み込み」処理とは、拡張ガーバー
データを読み込んで、描画データおよび配置情報を作成
する処理である。拡張ガーバーデータとは、ガーバーデ
ータにアパチャー定義およびレイアウト情報とを組み合
わせたデータである。「画像データ生成」処理とは、上
記描画データおよび配置情報から圧縮ランレングスファ
イルである画像データを生成する処理である。
【0067】次に、図6に示すデータ変換処理用の指定
画面80の詳細について説明する。指定画面80内の左
上隅に表示される「No.211」は、この指定画面8
0で指定する処理の番号を示し、指定処理毎に自動的に
連番が付与されるもので、図6では211番目の処理番
号を表示している。また、処理方式指定枠81は、処理
方式の種類を選択入力するためのものある。具体的に
は、例えば処理方式指定枠81内に最初に表示されてい
る「CADデータ読み込み/画像データ生成」処理が所
望の処理の場合は処理方式指定枠81での入力操作は実
行しない。「CADデータ読み込み/画像データ生成」
処理とは、上述の「CADデータ読み込み」処理および
「画像データ生成」処理を順次実行する処理である。
【0068】処理方式指定枠81において、「CADデ
ータ読み込み」処理のみを指定したい場合は、処理方式
指定枠81の右端にある下向き三角マークをマウスでク
リックすると、「CADデータ読み込み」処理がプルダ
ウンメニュー(コンボボックス)上に表示されるので、
これを選択指定する。
【0069】グループ名入力枠82は、処理方式指定枠
81で指定された処理が、「CADデータ読み込み/画
像データ生成」処理または「CADデータ読み込み」処
理のいずれであるときも、検査機用サーバ13a内に保
存された拡張ガーバーデータファイルが存在するグルー
プ名を入力するためのものである。具体的には、例えば
グループ名入力枠82内をマウスでクリックすると、複
数のグループ名を含むリスト画面が表示され、この表示
された複数のグループ名から所望のグループ名を選択指
定する。このグループ名を含むリスト画面をPC画面4
0上に表示させる動作は、図2に示すようにアプレット
21が検査機用サーバ13a内のCGIコマンド32に
HTTPデーモン30を介してアクセスすることにより
実行される。
【0070】図6に戻って、CADファイル名入力枠8
3は、処理方式指定枠81で指定された処理が、「CA
Dデータ読み込み/画像データ生成」処理または「CA
Dデータ読み込み」処理のいずれであるときも、検査機
用サーバ13a内に保存された拡張ガーバーデータファ
イル名を入力するためのものである。具体的には、例え
ばCADファイル名入力枠83内をマウスでクリックす
ると、複数のファイル名を含むリスト画面が表示され、
この表示された複数のファイル名から所望のグループ名
を選択指定する。このファイル名を含むリスト画面をP
C画面40上に表示させる動作は、図2に示すようにア
プレット21が検査機用サーバ13a内のCGIコマン
ド32にHTTPデーモン30を介してアクセスするこ
とにより実行される。
【0071】配置入力枠84は、検査機13bにおいて
パターンマッチング法で用いるマスター画像データの配
置位置を、被検査画像データに対して「中心」、「上寄
り」、「下寄り」、「左寄り」、「右寄り」のいずれの
配置位置にするかを選択するためのものである。具体的
には、例えば配置入力枠84内に「中心」と最初に表示
されている場合は、中心位置が所望の配置位置であれば
入力の必要がないが、他の配置位置に変更したいとき
は、配置入力枠84内の右端に表示される下向き三角マ
ークをマウスでクリックすると他の配置位置を示すメニ
ュー画面が表示され、このメニュー画面内の所望の配置
位置、例えば「上寄り」を選択指定する。
【0072】角形状入力枠85は、マスター画像データ
の角形状を「鈍角」または「鋭角」を選択するためのも
のである。具体的には、例えば角形状入力枠85内に最
初に「鈍角」と表示されている場合、「鈍角」が所望の
角形状であれば入力の必要がないが、「鋭角」に変更し
たいときは、角形状入力枠85内の右端に表示される下
向き三角マークをマウスでクリックすると「鋭角」を示
すメニュー画面が表示され、このメニュー画面内の「鋭
角」を選択指定する。
【0073】Xマージン入力枠86およびYマージン入
力枠87は、マスター画像データにおける配線パターン
領域のX方向におけるマージン(端からの余白部分)お
よびY方向におけるマージンをそれぞれmm単位で指定
するもので、所望の数値をXマージン入力枠86内およ
びYマージン入力枠87内にそれぞれ入力する。
【0074】画像データ名入力枠88は、「画像データ
生成」処理によって生成される画像データのファイル名
を指定するためのものである。具体的には所望のファイ
ル名を画像データ名入力枠88に入力する。
【0075】分解能指定枠89は、マスター画像データ
の分解能として、マスター画像の画素ピッチを指定する
ためのものである。具体的には、例えば分解能指定枠8
9内に最初に「16μm(ノーマル)」と表示されてい
る場合、「16μm(ノーマル)」が所望の分解能であ
れば入力の必要がないが、「8μm(ファイン)」また
は「4μm(スーパー)」に変更したいときは、分解能
指定枠89内の右端に表示される下向き三角マークをマ
ウスでクリックすると「8μm(ファイン)」および
「4μm(スーパー)」を示すメニュー画面が表示さ
れ、このメニュー画面内の「8μm(ファイン)」また
は「4μm(スーパー)」を選択指定する。
【0076】補正第1入力枠90および補正第2入力枠
91は、パターンマッチング処理時における欠陥検出の
誤報を防止するためにマスター画像データを補正すると
きに用いる補正値を入力するためのものである。例え
ば、補正第1入力枠90には、マスターパターン内のく
びれ形状を補正するための数値を画素単位で入力し、補
正第2入力枠91には、マスタパターン内の直線パター
ンを「太らせる」または「細らせる」ための数値を画素
単位で入力する。
【0077】(3)上述のような指定画面80上でのデ
ータ入力作業が完了すると、操作者が「処理登録」指示
枠92内をマウスでクリックすることによって、アプレ
ット21が指定画面80で指定された指定データを、図
2に示す検査機用サーバ13a内の制御処理サーバ・デ
ーモン31にイントラネット10を介して送信する。こ
の送信後、指定画面80が不要であれば図6に示す「閉
じる」指示枠93内をマウスでクリックして指定画面8
0をPC画面40上から消去する。データの連続登録の
ために指定画面80を表示し続けてもよい。
【0078】上述においては、処理方式指定枠81で
「CADデータ読み込み/画像データ生成」処理が指定
された場合の指定画面80について主に説明したが、処
理方式指定枠81で「CADデータ読み込み」処理が指
定された場合は、上述の指定画面80での各入力枠の中
で必要な入力枠のみ入力可能なように表示される。
【0079】具体的には、処理方式指定枠81で「CA
Dデータ読み込み」処理が指定された場合は、画像デー
タ名入力枠88、分解能指定枠89、補正第1入力枠9
0、補正第2入力枠91が非表示となって入力不可とな
り、処理方式指定枠81、グループ名入力枠82、CA
Dファイル名入力枠83、配置入力枠84、角形状入力
枠85、Xマージン入力枠86、Yマージン入力枠8
7、「処理登録」指示枠92、「閉じる」指示枠93が
それぞれ表示されて入力可能となる
【0080】(4)アプレット21で指定された上記指
定データを受信した制御処理サーバ・デーモン31は、
上記指定データに基づいて、指定画面80で例えば「C
ADデータ読み込み/画像データ生成」処理が指定され
ているときは、検査機用サーバ13a内で「CADデー
タ読み込み」処理および「画像データ生成」処理に必要
なコマンドを、検査機用サーバ13a内の図示しないC
ADデータ読み込み処理部および画像データ生成処理部
にそれぞれ送信する。また、制御処理サーバ・デーモン
31は、アプレット21から送信されたデータに対する
応答データ、上述のコマンドを受信したCADデータ読
み込み処理部および画像データ生成処理部からの応答デ
ータ、および、検査機用サーバ13aから送信した検査
指示コマンドに対する検査機13bからの応答データを
アプレット21に送信する。
【0081】上述の各応答データを受け取ったアプレッ
ト21は、図7に示すようにPC画面40上に応答画面
90として表示する。具体的には、例えば、図6に示す
指定画面80で指定された、例えば、「No.211」
の「CADデータ読み込み/画像データ生成」処理が正
常に終了したか否かが、図5に示す応答画面70最下段
の「処理状態」欄に表示される。また、この処理に対し
て検査機用サーバ13aが付与したIDナンバーが「I
D」欄に表示される。
【0082】さらに、指定画面80の処理方式指定枠8
1に入力された処理名、分解能指定枠89に入力された
分解能、画像データ名入力枠88で入力した画像データ
名が、応答画面90の「処理指定」、「分解能」、「画
像データ名」の各欄にそれぞれ表示される。なお、「処
理指定」欄に表示された「読込」とは「CADデータ読
み込み」処理を示し、「生成」とは「画像データ生成」
処理を示す。また、「処理時間」欄には、「処理指定」
欄に表示された処理について、動作開始時からの経過時
間が表示される。なお、「No.202」の「CADデ
ータ読み込み」処理に関しては、分解能指定枠89にて
分解能を入力しないので、「分解能」欄には未入力を示
す「−」が表示され、「画像データ名」欄にはCADフ
ァイル名が表示される。
【0083】上述の検査機用サーバ13aにおけるデー
タ変換処理を指定する以外に、GUI用PC14によっ
て、検査機用サーバ13aにおいて上述の「画像データ
生成」処理によって生成された画像データと検査機13
bにおける検査条件が保存された検査条件ファイルなど
とを組み合わせたデータセットを指定してもよい。ま
た、検査条件を指定しても良い。検査条件とは、例え
ば、検査法(パターンマッチング法またはデザインルー
ルチェック法など)、被検査物であるプリント基板の厚
み、欠陥検出における閾値、検査領域および非検査領
域、照明用光源(透過照明、反射照明)、検出すべき欠
陥(パターン残り、欠け、突起など)などである。ま
た、上述のデータセットの指定や検査条件の指定に対す
る検査機用サーバ13aからの応答内容をPC画面40
に応答画面として表示してもよい。
【0084】また、アプレット21は、検査機用サーバ
13a内に複数のグループ単位で保存された複数の拡張
ガーバデータファイルまたは画像データの管理を実行す
る。具体的には、上述の第1描画部11の制御用WS1
1aにおけるグループまたはファイルの管理と同様に実
行される。すなわち、アプレット21はPC画面40上
に図示しないグループ管理画面またはファイル管理画面
を表示し、これらの管理画面上でグループまたはファイ
ルの作成、変更または削除の指定すると、検査機用サー
バ13aのHTTPデーモン30に、指定情報が送信さ
れてCGIコマンド32によって指定情報に基づくコマ
ンドが実行され、管理画面上に実行結果が表示される。
【0085】<仕様変更>第1描画部11または第2描
画部12における「読込」処理、「変換」処理または
「出力」処理の仕方(仕様)を変更したり、検査部13
における「CADデータ読み込み」処理または「画像デ
ータ生成」処理の仕方(仕様)を変更する際は、第1描
画部11の制御用WS11aまたは第2描画部12の制
御用WS12a、若しくは検査部13の検査機用サーバ
13aにそれぞれ保存されたアプレットを仕様変更の内
容に基づいて更新すればよい。このようなアプレットの
更新によって、従来のようにGUI用ワークステーショ
ン内の複雑なプログラムを変更する必要がないので、仕
様変更が容易となる。
【0086】<変形例>GUI用PC14は、図11に
示す編集機201の機能を兼ね備えていてもよい。すな
わち、GUI用PC14に、第1描画部11や第2描画
部12において感光材料などに同一のパターンを複数多
面付けして描画する際に、複数のパターンの配置位置な
どを編集する編集機能を付加してもよい。
【0087】図9に示すように、GUI用PC14のP
C画面40上に図4に示す指定画面50、図6に示す指
定画面80、図8に示すグループ管理画面100、編集
用画面110などを、いわゆるマルチウィンドー画面と
して、画面切替え可能な状態で同時に表示させてもよ
い。また、図5に示す応答画面70、図7に示す応答画
面90をマルチウィンドー画面としてPC画面40上に
同時に表示してもよい。
【0088】図2に示すイントラネット10に複数のG
UI用PC14を接続してもよい。これら複数のGUI
用PCから第1描画部11、第2描画部12または検査
部13にそれぞれ操作者が同時にアクセスすることが可
能となる。このように複数設けられたGUI用PCは、
第1描画部11、第2描画部12または検査部13のい
ずれに対してもアクセスできるので、図11に示す従来
例のように例えば第1描画部202内の制御用WS20
2bには、第1描画部202内に専用に設けられたGU
I用WS202aでしかアクセスできない構成と比較し
て、操作性が向上できる。また、プログラムの仕様変更
に際して、それぞれのGUI用PC内のプログラムを変
更する必要が無く、制御用WS11a、制御用WS12
aまたは検査機用サーバ13aに保存されたJavaア
プレットの仕様を変更すれば容易に対応することでき
る。
【0089】上述の実施形態においては、図2の矢印
(3)、(4)に示すようにアプレット21は、制御処
理サーバデーモン31に対して直接アクセスするが、図
10に示すようにHTTPデーモン30を介して制御処
理サーバデーモン31に対してアクセスしてもよい。図
10に示す構成によると、GUI用PC14は、制御用
WS11a、制御用WS12aまたは検査機用サーバ1
3a(以下、制御用WS11a等と総称する)に対し
て、HTTP(ハイパーテキスト・トランスファ・プロ
トコル)のみを用いてアクセスすることとなる。この結
果、制御用WS11a等にHTTPに対応したファイア
ウォール(firewall)を設けることができて、制御用W
S11a等のセキュリティを確保することができる。ま
た、通信プロトコルがHTTPであるため、GUI用P
C14が設置された場所に対して第1描画部11、第2
描画部12または検査部13が遠隔地に設置されている
場合に、イントラネット10に代えてインターネットを
コンピュータネットワークとして利用することが可能と
なる。
【0090】上述の実施形態においては、図2および図
10に示すようにHTTPデーモン30を介してCGI
コマンドが実行されるが、CGIコマンドに代えてSa
vletやSSI(Server Side Include)をHTTP
デーモン30を介して実行してもよい。また、HTTP
デーモン30を介してCGIコマンドを実行する構成に
代えて、グループやファイルの管理に関するコマンド
を、制御処理サーバデーモン31からの命令によって実
行する構成としてもよい。
【0091】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、請求項1に係
る発明によれば、表示手段に表示されたウエブ・ブラウ
ザによってプリント基板の製造システム内のレーザ描画
部または検査部に保存されたアプレットをコンピュータ
ネットワークを介して指定し、この指定されて装置内に
ダウンロードされた後、起動されたアプレットが、指定
画面を表示手段上に表示するとともに、指定画面を介し
て指定されたデータをレーザ描画部または検査部に向け
て出力することによって、操作性を向上できるととも
に、仕様変更に容易に対応することができる。
【0092】請求項2に係る発明によれば、アプレット
によって、データが出力されたレーザ描画部または検査
部からの応答内容を表示手段上に表示させることができ
る。
【0093】請求項3に係る発明によれば、アプレット
によって、レーザ描画部または検査部に保存されたファ
イル、または、複数のファイルを含むグループを管理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるプリント基板の製造
システムを示すブロック図である。
【図2】GUI用PCが制御用WS等にアクセスしてい
る状態を示す概念図である。
【図3】ウエブ・ページを示す図である。
【図4】指定画面50を示す図である。
【図5】応答画面70を示す図である。
【図6】指定画面80を示す図である。
【図7】応答画面90を示す図である。
【図8】グループ管理画面100を示す図である。
【図9】マルチウィンドー画面を示す図である。
【図10】変形例のアクセス状態を示す概念図である。
【図11】従来のプリント基板の製造システムを示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
11 第1描画部 12 第2描画部 13 検査部 14 GUI用PC 20 ウエブ・ブラウザ 21 アプレット 30 HTTPデーモン 31 制御処理サーバデーモン 32 CGIコマンド 40 PC画面 41 ウエブ・ページ 50、80 指定画面 70、90 応答画面 100 グループ管理画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/00 H05K 3/00 D Fターム(参考) 5B082 HA05 5E501 AA13 AB30 AC20 AC35 AC37 BA05 EA05 EA15 FA06 FA08 FA23 FA43

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の製造システム内に設けら
    れたプリント基板製造用のレーザ描画部および検査部に
    対してアクセスするアクセス装置において、 表示手段と、 表示手段に表示され、前記レーザ描画部または検査部に
    保存されたアプレットを、コンピュータネットワークを
    介して指定するためのウエブ・ブラウザとを有し、 前記ウエブ・ブラウザを介して指定されて装置内にダウ
    ンロードされた後、起動されたアプレットは、指定画面
    を表示手段上に表示するとともに、指定画面を介して指
    定されたデータをレーザ描画部または検査部に向けて出
    力することを特徴とするアクセス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアクセス装置におい
    て、 前記アプレットは、データが出力されたレーザ描画部ま
    たは検査部からの応答データを表示手段上に表示するこ
    とを特徴とするアクセス装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のアクセ
    ス装置において、 前記アプレットは、レーザ描画部または検査部に保存さ
    れたファイル、または、複数のファイルを含むグループ
    を管理することを特徴とするアクセス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101562A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Toshiba Tec Corp サーバ装置、プログラムおよびクライアント装置

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