JP2002140178A - プリンタ制御装置、プリント制御方法、プリンタドライバおよび記憶媒体 - Google Patents

プリンタ制御装置、プリント制御方法、プリンタドライバおよび記憶媒体

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JP2002140178A
JP2002140178A JP2001268717A JP2001268717A JP2002140178A JP 2002140178 A JP2002140178 A JP 2002140178A JP 2001268717 A JP2001268717 A JP 2001268717A JP 2001268717 A JP2001268717 A JP 2001268717A JP 2002140178 A JP2002140178 A JP 2002140178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マークを重ね合わせて印刷する際の設定操作
を簡単に行うことができるプリンタ制御装置を提供す
る。 【解決手段】 ユーザによって設定された印刷設定デー
タを取得し(S2001)、取得した情報からウォータ
ーマーク印刷を行う場合、ウォーターマーク印刷を先頭
ページだけ行うか否かを判別する(S2003)。先頭
ページだけマーク印刷を行う場合、現在処理中のページ
が1ページ目であるか否かを判別する(S2004)。
さらに、マークをスタンプ状に印刷するか、あるいは透
かし状に印刷するかを判別する(S2005)。透かし
状に印刷を行う場合、S2001で取得した情報を参照
し、指定された出力様式でマーク画像を出力するための
描画情報を生成し、中間ファイル2104に記録する
(S2006)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザによって選
択されたマークを所定の出力様式で重ね合わせて印刷す
るプリンタ制御装置、プリント制御方法、プリンタドラ
イバおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、「機密」、「回覧」などの文字列
が記されたマークを文書に付与する場合、スタンプが使
用されていた。また、パーソナルコンピュータなどのホ
ストコンピュータ上で動作するアプリケーションによっ
て作成された画像をプリンタで印刷する際、このような
マークを付与するために、プリンタドライバにスタンプ
マークやウォーターマークを付与する機能が取り入れら
れていた。
【0003】ここで、プリンタドライバは、オペレーテ
ィングシステム(OS)のグラフィックスモジュールを
介してアプリケーションから描画指示を受け、この指示
にしたがって、出力先のプリンタに固有の画像記録デー
タを生成するソフトウェアである。
【0004】このプリンタドライバは、個々のアプリケ
ーションに依存しないOS固有のものであるので、既存
のアプリケーションに改変を加えることなく、任意のア
プリケーションで作成された画像に対し、共通のマーク
を重ね合わせて出力することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタドライバには以下に掲げる問題があり、そ
の改善が要望されていた。すなわち、プリンタドライバ
は、重ね合わせ印刷を行うマーク画像を予めアプリケー
ションによって作成し、ファイルに記録した上で、ある
いは、予めプリンタドライバとともに準備されたマーク
画像を選択した上で、このマークを出力する位置、サイ
ズ、色といった出力様式を指定して重ね合わせを行うも
のである。
【0006】したがって、プリンタドライバでユーザが
新しいマークを作成するためには、印刷処理とは別にア
プリケーションによるマーク作成作業が必要になり、煩
雑であった。
【0007】また、ユーザがマークを選択する際に表示
される選択肢は、マーク画像ファイル名やマークに対応
付けられた任意の名称であり、出力されるマークを連想
させるものにすることはできるが、その文字列そのもの
ではない。このため、ユーザにとっては、どのようなマ
ークが印刷されるのかが分かりにくかった。
【0008】さらに、マークの出力様式を個々のマーク
毎に随時登録することができないので、異なる出力様式
でマークを印刷するためには、印刷処理の度に再設定操
作が必要であった。
【0009】そこで、本発明は、マークを重ね合わせて
印刷する際の設定操作を簡単に行うことができるプリン
タ制御装置、プリント制御方法、プリンタドライバおよ
び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプリンタ制御装置は、アプリケーションか
ら描画データを受け取り、プリンタに転送される画像記
録データを作成するプリンタ制御装置であって、先頭ペ
ージのみにマークを重ねて印刷することを指定する指定
手段と、前記指定手段により先頭ページのみにマークを
重ねて印刷することが指定された場合、マークが複数ペ
ージの画像の先頭ページのみに重ねられて印刷されるよ
うに画像記録データを作成し、前記指定手段により先頭
ページのみにマークを重ねて印刷することが指定されな
い場合、マークが複数ページの画像に重ねられて印刷さ
れるように画像記録データを作成する作成手段とを有す
ることを特徴とする。
【0011】また、画像の上にマークを重ねて印刷する
ことを指定する第2指定手段を有することを特徴とす
る。
【0012】さらに、マークをスタンプ状に印刷するこ
とを指定する第2指定手段を有することを特徴とする。
【0013】本発明のプリンタ制御装置は、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリンタ制御装置であっ
て、画像の上にマークを重ねて印刷することを指定する
指定手段と、前記指定手段により画像の上にマークを重
ねて印刷することが指定された場合、マークが複数ペー
ジの画像の上に重ねられて印刷されるように画像記録デ
ータを作成し、前記指定手段によりマークを画像の上に
印刷することが指定されない場合、マークが複数ページ
の画像の下に重ねられて印刷されるように画像記録デー
タを作成する作成手段とを有することを特徴とする。
【0014】本発明のプリンタ制御装置は、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリンタ制御装置であっ
て、マークをスタンプ状に印刷することを指定する指定
手段と、前記指定手段によりマークをスタンプ状に印刷
することが指定された場合、スタンプ状のマークが複数
ページの画像に印刷されるように画像記録データを作成
し、前記指定手段によりマークをスタンプ状に印刷する
ことが指定されない場合、透かし状のマークが複数ペー
ジの画像に印刷されるように画像記録データを作成する
作成手段とを有することを特徴とする。
【0015】本発明のプリント制御方法は、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリント制御方法であっ
て、先頭ページのみにマークを重ねて印刷することが指
定されているか否かを判別する判別ステップと、前記判
別ステップにより先頭ページのみにマークを重ねて印刷
することが指定されていると判別された場合、マークが
複数ページの画像の先頭ページのみに重ねられて印刷さ
れるように画像記録データを作成し、前記判別ステップ
により先頭ページのみにマークを重ねて印刷することが
指定されていないと判別された場合、マークが複数ペー
ジの画像に重ねられて印刷されるように画像記録データ
を作成する作成ステップとを有することを特徴とする。
【0016】また、画像の上にマークを重ねて印刷する
ことが指定されているか否かを判別する第2判別ステッ
プを有することを特徴とする。
【0017】さらに、マークをスタンプ状に印刷するこ
とが指定されているか否かを判別する第2判別ステップ
を有することを特徴とする。
【0018】本発明のプリント制御方法は、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリント制御方法であっ
て、画像の上にマークを重ねて印刷することが指定され
ているか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステ
ップにより画像の上にマークを重ねて印刷することが指
定されていると判別された場合、マークが複数ページの
画像の上に重ねられて印刷されるように画像記録データ
を作成し、前記判別ステップによりマークを画像の上に
印刷することが指定されていないと判別された場合、マ
ークが複数ページの画像の下に重ねられて印刷されるよ
うに画像記録データを作成する作成ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0019】本発明のプリント制御方法は、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリント制御方法であっ
て、マークをスタンプ状に印刷することが指定されてい
るか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステップ
によりマークをスタンプ状に印刷することが指定されて
いると判別された場合、スタンプ状のマークが複数ペー
ジの画像に印刷されるように画像記録データを作成し、
前記判別ステップによりマークをスタンプ状に印刷する
ことが指定されていないと判別された場合、透かし状の
マークが複数ページの画像に印刷されるように画像記録
データを作成する作成ステップとを有することを特徴と
する。
【0020】本発明の記憶媒体は、アプリケーションか
ら描画データを受け取り、プリンタに転送される画像記
録データを作成するプリンタドライバを記憶する記憶媒
体であって、先頭ページのみにマークを重ねて印刷する
ことが指定されているか否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップにより先頭ページのみにマークを
重ねて印刷することが指定されていると判別された場
合、マークが複数ページの画像の先頭ページのみに重ね
られて印刷されるように画像記録データを作成し、前記
判別ステップにより先頭ページのみにマークを重ねて印
刷することが指定されていないと判別された場合、マー
クが複数ページの画像に重ねられて印刷されるように画
像記録データを作成する作成ステップとを有することを
特徴とするプリンタドライバを記憶する。
【0021】また、プリンタドライバは、画像の上にマ
ークを重ねて印刷することが指定されているか否かを判
別する第2判別ステップを有することを特徴とする。
【0022】さらに、プリンタドライバは、マークをス
タンプ状に印刷することが指定されているか否かを判別
する第2判別ステップを有することを特徴とする。
【0023】本発明の記憶媒体は、アプリケーションか
ら描画データを受け取り、プリンタに転送される画像記
録データを作成するプリンタドライバを記憶する記憶媒
体であって、画像の上にマークを重ねて印刷することが
指定されているか否かを判別する判別ステップと、前記
判別ステップにより画像の上にマークを重ねて印刷する
ことが指定されていると判別された場合、マークが複数
ページの画像の上に重ねられて印刷されるように画像記
録データを作成し、前記判別ステップによりマークを画
像の上に印刷することが指定されていないと判別された
場合、マークが複数ページの画像の下に重ねられて印刷
されるように画像記録データを作成する作成ステップと
を有することを特徴とするプリンタドライバを記憶す
る。
【0024】本発明の記憶媒体は、アプリケーションか
ら描画データを受け取り、プリンタに転送される画像記
録データを作成するプリンタドライバを記憶する記憶媒
体であって、マークをスタンプ状に印刷することが指定
されているか否かを判別する判別ステップと、前記判別
ステップによりマークをスタンプ状に印刷することが指
定されていると判別された場合、スタンプ状のマークが
複数ページの画像に印刷されるように画像記録データを
作成し、前記判別ステップによりマークをスタンプ状に
印刷することが指定されていないと判別された場合、透
かし状のマークが複数ページの画像に印刷されるように
画像記録データを作成する作成ステップとを有すること
を特徴とするプリンタドライバを記憶する。
【0025】本発明のプリンタドライバは、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリンタドライバであっ
て、先頭ページのみにマークを重ねて印刷することが指
定されているか否かを判別する判別ステップと、前記判
別ステップにより先頭ページのみにマークを重ねて印刷
することが指定されていると判別された場合、マークが
複数ページの画像の先頭ページのみに重ねられて印刷さ
れるように画像記録データを作成し、前記判別ステップ
により先頭ページのみにマークを重ねて印刷することが
指定されていないと判別された場合、マークが複数ペー
ジの画像に重ねられて印刷されるように画像記録データ
を作成する作成ステップとを有することを特徴とする。
【0026】また、画像の上にマークを重ねて印刷する
ことが指定されているか否かを判別する第2判別ステッ
プを有することを特徴とする。
【0027】さらに、マークをスタンプ状に印刷するこ
とが指定されているか否かを判別する第2判別ステップ
を有することを特徴とする。
【0028】本発明のプリンタドライバは、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリンタドライバであっ
て、画像の上にマークを重ねて印刷することが指定され
ているか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステ
ップにより画像の上にマークを重ねて印刷することが指
定されていると判別された場合、マークが複数ページの
画像の上に重ねられて印刷されるように画像記録データ
を作成し、前記判別ステップによりマークを画像の上に
印刷することが指定されていないと判別された場合、マ
ークが複数ページの画像の下に重ねられて印刷されるよ
うに画像記録データを作成する作成ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0029】本発明のプリンタドライバは、アプリケー
ションから描画データを受け取り、プリンタに転送され
る画像記録データを作成するプリンタドライバであっ
て、マークをスタンプ状に印刷することが指定されてい
るか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステップ
によりマークをスタンプ状に印刷することが指定されて
いると判別された場合、スタンプ状のマークが複数ペー
ジの画像に印刷されるように画像記録データを作成し、
前記判別ステップによりマークをスタンプ状に印刷する
ことが指定されていないと判別された場合、透かし状の
マークが複数ページの画像に印刷されるように画像記録
データを作成する作成ステップとを有することを特徴と
する。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明のプリンタ制御装置、プリ
ント制御方法、プリンタドライバおよび記憶媒体の実施
の形態について説明する。本実施形態のプリンタ制御装
置はプリンタドライバが動作するホストコンピュータに
適用される。
【0031】[第1の実施形態]図1はプリンタに接続
されたホストコンピュータの構成を示すブロック図であ
る。図において、1001はホストコンピュータであ
り、後述するプリンタドライバを搭載する。1002は
ホストコンピュータ本体である。1003はホストコン
ピュータ本体1002内の各部を制御するCPUであ
る。
【0032】1004はホストコンピュータ本体100
2内に設けられたROMであり、後述する各コントロー
ラを制御するプログラムおよびこのプログラム中で用い
られるデータを格納している。このプログラムはCPU
1003によって実行される。
【0033】1005はハードディスクドライブ(HD
D)コントローラであり、ハードディスク1006に対
するアクセスを制御する。ハードディスク1006に
は、ホストコンピュータ1001上で動作するOS、ア
プリケーションおよびプリンタドライバが格納されてい
る。また、プリンタドライバによって生成される設定フ
ァイル、中間ファイル、およびOSのプリントキュー制
御によって管理されるスプールファイルもハードディス
ク1006に格納される。
【0034】1007はRAMであり、ハードディスク
1006に格納されたOS、アプリケーション、プリン
タドライバがそれぞれハードディスクドライブコントロ
ーラ1005を介してロードされる。これらのソフトウ
ェアはCPU1003によって実行される。また、各ソ
フトウェア実行時のワークエリアもRAM1007に確
保される。
【0035】1008はディスプレイコントローラであ
り、CPU1003の制御にしたがって、文字や画像表
示を行うディスプレイ装置1009を制御する。101
0はキーボード・マウスコントローラであり、CPU1
003の制御にしたがって、ユーザからのキーボード・
マウス1011を通じた入力を受け付ける。ユーザは、
ディスプレイ装置1009およびキーボード・マウス1
011を用いて、ホストコンピュータ1001と対話的
な操作を行う。
【0036】1012はデータ入出力コントローラであ
り、CPU1003の制御にしたがって、ホストコンピ
ュータ1001に接続されたプリンタ1013との間で
のデータ通信を行う。
【0037】図2はプリンタドライバの機能的構成を示
すブロック図である。図において、2001はOSのグ
ラフィックスモジュールであり、ホストコンピュータ1
001上で動作するアプリケーションによる印刷時にこ
のアプリケーションから個々のオブジェクト毎の描画デ
ータを受け取り、プリンタドライバ2002を呼び出し
てその描画データを渡す。
【0038】2003はOSのプリントキュー制御部で
あり、プリンタドライバ2002が生成した画像記録デ
ータを受け取り、スプールファイル2004に記録し、
このスプールファイル2004をハードディスク100
6の中に格納する。また、スプールファイル2004に
格納された画像記録データを生成された順番に取り出
し、OSのデータ転送部2005に渡す。
【0039】データ転送部2005は、データ入出力コ
ントローラ1012を介して画像記録データをプリンタ
1013に転送し、プリンタ1013により画像の印刷
を行わせる。
【0040】プリンタドライバ2002において、21
01はユーザインターフェース部であり、ディスプレイ
装置1009にダイアログ画面を表示し、キーボード・
マウス1011からの入力を受け付けることにより、ユ
ーザによる各種印刷設定を行う。
【0041】2102はウォーターマーク設定ファイル
であり、ユーザインターフェース部2101によって扱
われるウォーターマーク登録データの各項目(図3参
照)が記録され、ハードディスク1006内に格納され
る。図3はウォーターマーク設定ファイルに記録される
ウォーターマーク登録データのテーブルを示す図であ
る。
【0042】2103は描画情報記録部(画像合成手
段)であり、ユーザインターフェース部2101から印
刷設定データ、およびグラフィックスモジュール200
1からオブジェクト毎の描画データをそれぞれ受け取
り、それらのデータを中間ファイル2104に記録し、
ハードディスク1006の中に格納する。また、グラフ
ィックスモジュール2001から印刷終了指示を受ける
と、画像データ生成部2105を起動する。
【0043】画像データ生成部2105は、ハードディ
スク1006に格納されている中間ファイル2104か
ら印刷設定データを読み込み、初期化処理を行った後、
描画データを受け取り、プリンタ1013に転送するた
めの画像記録データを生成し、プリントキュー制御部2
003に渡す。
【0044】ユーザインターフェース部2101におい
て、2111はウォーターマーク文字列選択部(マーク
選択手段)である。2112はウォーターマーク設定登
録部(マーク登録手段)であり、設定ファイル2102
のデータにアクセスし、ウォーターマークに関するユー
ザの設定操作を処理する。2113はウォーターマーク
以外の印刷設定項目についての処理を行う部分であり、
2114はこれらの各部における設定情報を基に描画情
報記録部2103に渡す設定データを生成する設定デー
タ構成部である。
【0045】以下、ウォーターマーク文字列選択部21
11およびウォーターマーク設定登録部2112の処理
について詳述する。図4はプリンタドライバ2002の
ユーザインターフェース部2101によってディスプレ
イ装置1009に表示される印刷設定ダイアログ画面を
示す図である。このうち、4001から4004の各部
に対する処理がウォーターマーク文字列選択部2111
によって行われる。
【0046】4001はウォーターマーク文字列選択コ
ンボボックスである。ユーザはコンボボックスの右端の
ボタンをクリックし、選択肢一覧を表示した上で、マウ
スボタンのクリックによる選択操作を行うことができ
る。このコンボボックスにキーボードにより直接入力を
行うことはできない。
【0047】コンボボックスには、現在登録されている
ウォーターマークの文字列、および文字列「なし」のう
ち、ユーザの操作により選択されたものが表示される。
登録されている選択肢であるウォーターマーク文字列群
は、設定ファイル2102から図3に示す形式のテーブ
ルをRAM1007のワークエリアに読み込むことによ
り取得される。以後、RAM1007に読み込まれたこ
のテーブルをウォーターマークテーブルという。
【0048】また、コンボボックス中の選択が変更され
ると、ウォーターマークテーブルから、新たに選択され
た文字列のレコードに記録された出力様式データを取得
し、現在の設定とする。ただし、「なし」が選択された
場合、現在の出力様式の設定を既定値として定められた
値に初期化する。さらに、この選択はウォーターマーク
印刷を行わないことを示す。このとき、後述するチェッ
クボックス4002、4003は淡色表示され、操作で
きなくなる。
【0049】4002および4003は、ウォーターマ
ークの印刷方法を指定するチェックボックスである。
「先頭ページのみ」のチェックボックス4002は、マ
ークが先頭ページだけに出力されるか、あるいは全ての
ページに出力されるかを指定するものである。「スタン
プ印刷」のチェックボックス4003は、マークをアプ
リケーション画像の上にスタンプ状に出力するか、ある
いはアプリケーション画像の下に透かし状に印刷するか
を指定する。ここでは、スタンプ状の出力および透かし
状の出力を総じてウォーターマークと称する。また、チ
ェックボックス4002、4003は個々のマーク文字
列と独立に設定される。そのため、これらの設定は設定
ファイル2102およびウォーターマークテーブルに記
録されない。
【0050】4004はウォーターマーク設定ボタンで
あり、このボタンをマウスでクリックすることにより、
ウォーターマーク設定登録部2112によるウォーター
マーク設定処理が起動される。
【0051】4005はプレビュー領域であり、コンボ
ボックス4001で選択されている文字列を、設定ファ
イル2102に記録されているこの文字列に対応づけら
れた出力様式によって印刷する際のウォーターマークの
出力形式を表示する。プレビュー領域4005の表示
は、コンポボックス4001からチェックボックス40
03の各設定が変更されるか、またはウォーターマーク
設定ボタン4004のクリックによって起動されるウォ
ーターマーク設定登録部2112の処理が終了すると、
更新される。
【0052】4006はOKボタンであり、このボタン
をマウスでクリックすることにより、ダイアログが閉じ
られ、その時点でのコンポボックス4001からチェッ
クボックス4003の各部およびその他の設定項目の値
が設定データ構成部2114に渡される。これらの印刷
設定データは、設定データ構成部2114から描画情報
記録部2013に渡されることにより、プリンタドライ
バ2002による印刷処理時に適用される。ただし、ウ
ォーターマーク文字列選択コンボボックス4001で文
字列「なし」が選択されていた場合、ウォーターマーク
印刷を行わないという情報が印刷設定データに記録され
る。
【0053】ウォーターマーク設定ボタン4004がク
リックされると、ウォーターマーク設定登録部2112
によって図5および図6のウォーターマーク設定処理が
起動される。図5および図6はプリンタドライバのユー
ザインタフェース部におけるウォーターマーク設定処理
手順を示すフローチャートである。この処理プログラム
を含むプリンタドライバは、前述したように、ハードデ
ィスク1006からロードされてRAM1007に格納
されており、CPU1003によって実行される。
【0054】まず、印刷設定ダイアログ中のコンボボッ
クス4001内で選択されている文字列が「なし」であ
るか否かを判別する(ステップS1001)。文字列が
「なし」でない場合、文字列変数Sにコンボボックス4
001内で選択されている文字列を格納し、また、RA
M1007のワークエリアに読み込まれているウォータ
ーマークテーブルから文字列変数(マーク文字列)Sの
欄の出力様式データを取得し、ダイアログ表示用として
記録する(ステップS1002)。
【0055】一方、ステップS1001で文字列が「な
し」である場合、文字列変数Sを空文字列で初期化し、
また、ダイアログ表示用データの各項目を既定値として
定められた値で初期化する(ステップS1003)。
【0056】図7、図8および図9に示す3枚のシート
からなるウォーターマーク設定ダイアログをディスプレ
イ装置1009に表示する(ステップS1004)。そ
の際、各項目の設定値として、ステップS1002また
はS1003で設定されたダイアログ表示用データを用
いる。図7、図8および図9はウォーターマーク設定時
にユーザに対して表示されるプリンタドライバのウォー
ターマーク設定ダイアログ画面を示す図である。
【0057】キーボード・マウス1011からのユーザ
の入力を受け付ける(ステップS1005)。以下の各
ステップ処理でユーザの入力に対する処理を行う。すな
わち、ステップS1005で受け付けたユーザの入力に
よって、保存ボタン5001がクリックされたか否かを
判別する(ステップS1006)。
【0058】保存ボタン5001がクリックされた場
合、現在、ダイアログに表示されている出力様式の設定
をウォーターマークテーブルに登録する(ステップS1
007)。このとき、マーク文字列コンボボックス50
02の文字列がテーブル中に存在しない場合、新規レコ
ードを作成して登録する。また、マーク文字列コンボボ
ックス5002の文字列が「なし」であった場合、上記
登録処理を行わない。この後、ステップS1005の処
理に戻る。
【0059】一方、ステップS1005で受け付けたユ
ーザの入力が、保存ボタン5001のクリックでない場
合、マーク文字列コンボボックス5002の選択変更で
あるか否かを判別する(ステップS1008)。ここ
で、コンボボックスは、右端のボタンのクリックにより
選択肢一覧を表示し、その中から選択操作を行う他、コ
ンボボックス内にキーボードによる直接入力を行うこと
も可能である。ステップS1005で受け付けられたユ
ーザの入力が直接入力操作であった場合、本ステップで
はステップS1011の処理に進む。
【0060】ステップS1008でマーク文字列コンボ
ボックスの選択が変更された場合、ユーザによる選択変
更操作前にマーク文字列コンボボックス5002に表示
されていた文字列についてステップS1007と同一の
登録処理を行う(ステップS1009)。
【0061】ウォーターマークテーブル中から新たに選
択されたマーク文字列のレコードを検索し、このレコー
ドの各項目の出力様式の設定によってダイアログ表示用
データの各項目を更新する(ステップS1010)。こ
の後、ステップS1005の処理に戻る。
【0062】一方、ステップS1005で受け付けたユ
ーザの入力が、マーク文字列コンボボックス5002の
選択変更でない場合、OKボタン5003のクリックで
あるか否かを判別する(ステップS1011)。OKボ
タン5003がクリックされた場合、ステップS100
7と同一の登録処理を行うとともに、図4の印刷設定ダ
イアログにおけるウォーターマーク文字列選択コンボボ
ックス4001の表示文字列をマーク文字列コンボボッ
クス5002中に表示されている文字列に変更する(ス
テップS1012)。そして、現時点でのウォーターマ
ークテーブルの内容をハードディスク1006の設定フ
ァイル2102に格納するとともに、図4の印刷設定ダ
イアログにおけるウォーターマーク文字列選択コンボボ
ックス4001の選択肢となる文字列群をウォーターマ
ークテーブルに登録されている文字列群および文字列
「なし」に更新する(ステップS1014)。
【0063】一方、ステップS1005で受け付けたユ
ーザの入力が、OKボタン5003のクリックでない場
合、キャンセルボタン5004のクリックであるか否か
を判別する(ステップS1013)。キャンセルボタン
5004がクリックされた場合、現時点でのウォーター
マークテーブルの内容をハードディスク1006の設定
ファイル2102に格納するとともに、図4の印刷設定
ダイアログにおけるウォーターマーク文字列選択コンボ
ボックス4001の選択肢となる文字列群をウォーター
マークテーブルに登録されている文字列群および文字列
「なし」に更新する(ステップS1014)。この後、
ウォーターマーク設定登録部2112によるダイアログ
処理を終了し、ウォーターマーク文字列選択部2111
に制御を返す。
【0064】一方、ステップS1005で受け付けたユ
ーザの入力が、キャンセルボタン5004のクリックで
ない場合、削除ボタン5005のクリックであるか否か
を判別する(ステップS1015)。削除ボタン500
5がクリックされた場合、マーク文字列コンボボックス
5002中に表示されている文字列をステップS100
2またはS1003で設定された文字列変数Sの値と比
較する(ステップS1016)。この比較の結果、一致
していた場合、ウォーターマーク設定ダイアログ画面の
キャンセルボタン5004を淡色表示にして無効にする
(ステップS1017)。以後、本ダイアログを閉じる
までの間、ユーザによるキャンセルボタン5004のク
リックは無効となる。
【0065】一方、ステップS1017の処理の後、あ
るいはステップS1016で不一致であった場合、マー
ク文字列コンボボックス5002中に表示されている文
字列をウォーターマークテーブルの中から検索し、この
文字列のレコードが存在している場合、このレコードを
ウォーターマークテーブルから削除するとともに、ダイ
アログ表示用データを既定の出力様式の設定値で再設定
し、ダイアログの再描画を行い(ステップS101
8)、ステップS1005の処理に戻る。
【0066】一方、ステップS1005で受け付けたユ
ーザの入力が、削除ボタン5005のクリックでない場
合、マーク文字列コンボボックス5002中の文字列の
編集であるか否かを判別する(ステップS1019)。
マーク文字列コンボボックス5002の文字列が変更さ
れた場合、ステップS1005で受け付けたユーザによ
る変更の結果の文字列をウォーターマークテーブルの中
から検索し、この検索の結果、ウォーターマークテーブ
ルの中に同一文字列が見つかったか否かを判別する(ス
テップS1020)。
【0067】ウォーターマークテーブルの中に同一文字
列が見つかった場合、ダイアログ表示用データをステッ
プS1020での検索の結果見つかったウォーターマー
クのレコードに記録されている出力様式の設定値で更新
し、ダイアログ画面を更新する(ステップS102
1)。この後、ステップS1005の処理に戻る。
【0068】一方、ステップS1019でマーク文字列
コンボボックス5002中の文字列の編集でない場合、
ステップS1005で受け付けたユーザの入力をダイア
ログ中に表示されている各設定項目の値に反映させる
(ステップS1022)。この後、ステップS1005
の処理に戻り、次のユーザ入力を受け付ける。
【0069】本ダイアログには、マーク文字列コンボボ
ックス以外に、以下のような出力様式の設定項目があ
り、各項目に表示されている値がウォーターマークの出
力様式データとして上記各登録処理ステップにより、ウ
ォーターマークテーブル、設定ファイル2102に記録
される。
【0070】5006は修飾指定コンボボックスであ
る。このコンボボックスの右端のボタンをクリックする
ことにより選択肢が表示され、ウォーターマークの出力
様式として、文字列そのものをマークとして用いるか、
文字列を矩形または円で囲んだものをマークとするか否
かを指定する。尚、このコンボボックスの欄内にキーボ
ードからの直接入力することはできない。
【0071】マーク文字列コンボボックス5002と修
飾指定コンボボックス5006は、図7、図8および図
9に示す全てのシートに共通に表示され、任意のシート
上に設定することが可能である。
【0072】5007はフォント名指定コンボボックス
である。このコンボボックス下部にはウォーターマーク
として使用可能なフォント名の一覧が表示され、その中
からマウスのクリックによる選択操作によって指定され
たフォント名が上部に表示される。また、上部の表示欄
にキーボードから直接入力を行うことによりフォント名
を指定することも可能である。このコンボボックスによ
ってウォーターマークの出力様式として用いられるフォ
ントが指定される。
【0073】5008はサイズ指定コンボボックスであ
る。このコンボボックス下部には代表的な文字サイズの
一覧が表示され、その中からマウスのクリックによる選
択操作によって指定されたサイズ値が上部に表示され
る。また、上部の表示欄にキーボードから直接入力を行
うことによりサイズ指定を行うことも可能である。この
コンボボックスによってウォーターマークの出力様式と
して用いられるサイズ値が指定される。
【0074】5009はボールド指定チェックボックス
であり、このチェックボックスはフォント名指定コンボ
ボックス5007で指定されたフォントをボールド体に
したものをマークとするか否かを指定する。また、50
10はイタリック指定チェックボックスであり、同様に
イタリック体のフォントを用いるか否かを指定する。
【0075】5011はパレット表示領域であり、枠内
に相互に異なる色が表示される。ユーザがマウスにより
パレット表示領域5011内のいずれかの枠内をクリッ
クすると、この枠内に表示されている色がウォーターマ
ークの出力様式として指定される。
【0076】5012は色指定スクロールバーであり、
このスクロールバーによって示される値がウォーターマ
ークの出力色として指定される。また、パレット表示領
域5011によって出力色が指定された際、この出力色
に従って色指定スクロールバー5012の表示は更新さ
れる。
【0077】5013は出力色表示領域であり、パレッ
ト表示領域5011または色指定スクロールバー501
2によって指定されたマークの出力色を表示する。この
領域の表示はパレット表示領域5011または色指定ス
クロールバー5012に対する操作が行われる度に更新
される。
【0078】5014は描画位置指定領域である。上部
のコンボボックスの右端のボタンをクリックすることに
よりマークの出力位置を、紙面の中央、四隅のいずれ
か、または下部の入力欄に直接入力される座標値が示す
位置のいずれかに指定する。
【0079】5015は回転角度指定欄であり、マーク
の出力様式として文字列を回転させる角度を指定する。
【0080】5016は標準に戻すボタンであり、図7
から図9に示す各シートに共通である。このボタンをク
リックすると、表示されているシート上のマーク文字列
コンボボックス5002以外の出力様式の設定をそれぞ
れ既定値として定められた値に再設定する。
【0081】5017はプレビュー領域であり、上記各
出力様式の設定にしたがってマークが印刷される際の出
力形式を表示する。この領域の表示は、上記各項目の設
定が変更される度に更新される。
【0082】ユーザがプリンタドライバ2002のユー
ザインターフェース部2101によってウォーターマー
ク出力様式を含む印刷設定を行った後、アプリケーショ
ンによる印刷処理を開始すると、このアプリケーション
はOSのグラフィックスモジュール2001を呼び出
す。プリンタドライバ2002の描画情報記録部210
3は、OSのグラフィックスモジュール2001からの
呼び出しにしたがって図10および図11に示す手順で
画像合成処理を行う。
【0083】図10および図11は画像合成処理手順を
示すフローチャートである。この処理プログラムを含む
プリンタドライバは、前述したようにハードディスク1
006からロードされてRAM1007に記憶され、C
PU1003によって実行される。
【0084】まず、ユーザインターフェース部2101
の設定データ構成部2114からユーザによって設定さ
れた印刷設定データを取得する(ステップS200
1)。この印刷設定データには、ウォーターマーク印刷
を行うか否かの情報、図4に示す印刷設定ダイアログ画
面のチェックボックス4002、4003の指定、およ
び設定ファイル2102の図3に示すテーブル中、ウォ
ーターマーク文字列選択コンボボックス4001で選択
された文字列のレコードの各種の設定値からなるウォー
ターマーク出力様式が含まれる。
【0085】ステップS2001で取得した情報を参照
し、ウォーターマーク印刷を行うか否かを判別する(ス
テップS2002)。これは図4の印刷設定ダイアログ
画面のウォーターマーク文字列選択コンボボックス40
01中で文字列「なし」が選択されていたか否かによっ
て判別される。
【0086】ウォーターマーク印刷を行う場合、ウォー
ターマーク印刷を先頭ページだけ行うか否かを判別する
(ステップS2003)。これは図4の印刷設定ダイア
ログ中の「先頭ページのみ」のチェックボックス400
2がチェックされていたか否かによって判別される。
【0087】先頭ページだけマーク印刷を行う場合、現
在処理中のページが1ページ目であるか否かを判別する
(ステップS2004)。1ページ目である場合、ある
いはステップS2003でウォータマーク印刷を先頭ペ
ージにだけ行うのではないと判別された場合、ステップ
S2001で取得した情報を参照し、マークをスタンプ
状に印刷するか、あるいは透かし状に印刷するかを判別
する(ステップS2005)。これは図4の印刷設定ダ
イアログ中の「スタンプ印刷」のチェックボックス40
03がチェックされていたか否かによって判別される。
【0088】透かし状に印刷を行う場合、ステップS2
001で取得した情報を参照し、指定された出力様式で
マーク画像を出力するための描画情報を生成し、ハード
ディスク1006の中間ファイル2104に記録する
(ステップS2006)。ステップS2001で取得し
た情報を用いることにより、図4および図7から図9の
各ダイアログで設定されたウォーターマーク出力様式を
反映したマークを出力するためのデータが記録され、プ
リンタ1013による印刷の際にこの出力様式が再現さ
れる。
【0089】ステップS2006の処理の後、ステップ
S2005でスタンプ状に印刷すると判別された場合、
ステップS2004で1ページ目でないと判別された場
合、あるいはステップS2002でウォータマーク印刷
を行わないと判別された場合、OSのグラフィックスモ
ジュール2001を介したアプリシケーションからの描
画指示に従い、1ページ分のアプリケーション画像の描
画情報を中間ファイル2104に記録する(ステップS
2007)。
【0090】この後、ステップS2001で取得した情
報を参照し、ステップS2002と同様にウォーターマ
ーク印刷を行うか否かを判別する(ステップS200
8)。ウォーターマーク印刷を行う場合、ステップS2
003と同様に、ウォーターマーク印刷を先頭ページだ
け行うか否かを判別する(ステップS2009)。
【0091】先頭ページだけマーク印刷を行う場合、1
ページ目であるか否かを判別する(ステップS201
0)。1ページ目である場合、あるいはステップS20
09で先頭ページだけマーク印刷を行うのではないと判
別された場合、ステップS2005と同様に、マークを
スタンプ状に印刷するか、あるいは透かし状に印刷する
かを判別する(ステップS2011)。
【0092】スタンプ状に印刷を行う場合、ステップS
2001で取得した情報を参照し、マーク画像を出力す
るための描画情報を生成し、ハードディスク1006の
中間ファイル2104に記録する(ステップS201
2)。ステップS2001で取得した情報を用いること
により、図4および図7から図9の各ダイアログで設定
されたウォーターマーク出力様式を反映したマークを出
力するためのデータが記録され、プリンタ1013によ
る印刷の際にこの出力様式が再現される。
【0093】この処理の後、ステップS2011で透か
し状に印刷すると判別された場合、ステップS2010
で1ページ目でないと判別された場合、あるいはステッ
プS2008でウォーターマーク印刷を行わないと判別
された場合、現在処理中のページが最終ページであるか
否かを判別する(ステップS2103)。最終ページで
ない場合、改ページのために必要な処理、および中間フ
ァイル2104へのデータ記録を行う(ステップS20
14)。この後、ステップS2002の処理に戻り、次
のページについての処理が行われる。
【0094】一方、ステップS2013で最終ページで
あると判別された場合、印刷終了のための処理および中
間ファイル2014へのデータ記録を行い、画像データ
生成部2105を起動する(ステップS2015)。こ
れにより、描画情報記録部2103による処理を終了す
る。
【0095】描画情報記録部2103によるステップS
2015の処理により起動された画像データ生成部21
05は、1ページあるいは1ページの一部であるバンド
に相当するサイズの、プリンタに転送される画像を構成
するためのバッファをRAM1007に確保する。
【0096】そして、上記ステップS2006、S20
07およびS2012で記録された1ページあるいはペ
ージの一部であるバンド内のオブジェクト毎の描画情報
を、ハードディスク1006に格納された中間ファイル
2104から読み込み、描画情報記録部2103で記録
された順番にオブジェクトのラスタライズを含む描画処
理を繰り返し、プリンタ1013に対して出力される画
像記録データを生成する。
【0097】画像データ生成部2105で生成された画
像記録データは、プリントキュー制御部2003および
データ転送部2005を介してプリンタ1013に転送
され、画像の印刷が行われる。
【0098】図10および図11に示した描画情報記録
部2103の処理において、マークを透かし印刷する際
にはアプリケーション画像の描画情報記録を行うステッ
プS2007の前に実行されるステップS2006で、
また、スタンプ印刷する際にはステップS2007の後
に実行されるステップS2012で、マークの描画情報
を記録する。
【0099】また、画像データ生成部2105は、各ペ
ージまたはバンド内においては描画情報記録部2103
で記録された順序で画像のラスタライズ処理を行うた
め、図4に示す印刷設定ダイアログ画面の「スタンプ印
刷」のチェックボックス4003の設定に従って、アプ
リケーション画像に重なって下、あるいは上に見えるよ
うにマークの印刷が行われる。
【0100】また、ステップS2003およびS200
4、またはステップS2009およびS2010の分岐
処理によって、先頭ページだけの印刷が指定されている
場合、1ページ目にだけマーク描画情報の記録を行うス
テップS2006またはS2012の処理を行う。これ
により、図4に示す印刷設定ダイアログ画面の「先頭ペ
ージのみ」のチェックボックス4002がチェックされ
ている際、複数ページにおよぶ印刷物の1ページ目だけ
にマークを出力し、文書の表紙にだけスタンプが押され
たような様式での出力を実現することができる。
【0101】このような構成、ユーザインターフェー
ス、および処理手順を有するプリンタドライバ2002
を用いて印刷処理を行うことにより、印刷画像を生成す
るために使用するアプリケーションによらず、以下のよ
うな効果が得られる。
【0102】ウォーターマーク文字列選択部2111の
処理によってユーザがウォーターマークとして印刷する
文字列をウォーターマーク文字列選択コンボボックス4
001の中から選択するだけで、その文字列に関連付け
て登録されたマーク出力様式データがウォーターマーク
テーブルから読み込まれ、設定データ構成部2114を
介して描画情報記録部2103に渡される。
【0103】描画情報記録部2103では、このマーク
出力様式データを用いてウォーターマーク描画データを
生成するので、ユーザは上記簡単な操作によって、印刷
するウォーターマークのフォント、大きさ、色、出力位
置など数多くの設定項目を指定することができる。
【0104】また、ウォーターマーク文字列選択コンボ
ボックス4001に表示される選択肢は、マークとして
印刷される文字列そのものであるので、ユーザがマーク
を指定する際に迷うことなく、また、所望のマークが既
存の選択肢に存在しない場合にも容易にそれを知ること
ができ、分かりやすいインターフェースを提供すること
ができる。加えてプレビュー領域4005には、常時、
ウォーターマークの各種設定を反映した出力形式が表示
されるので、指定されたマークの出力形式を容易に確認
することができる。
【0105】さらに、ユーザが図7から図9のダイアロ
グを用いてウォーターマーク文字列や出力様式の変更を
行うと、ウォーターマーク設定登録部2112の処理に
より、その変更はマーク文字列に対応づけられた上で設
定ファイル2102に記録されるので、以後の印刷にお
いてユーザは簡単な操作で、自分の目的に応じて新規登
録されたウォーターマークを呼び出すことができる。
【0106】このウォーターマークの登録、再登録操作
は、プリンタドライバ2002のウォーターマーク設定
登録部2112だけによって行われるので、ウォーター
マークの設定のために他のアプリケーションを起動し、
画像ファイルを作成するなどの手間を一切必要とせず、
操作性の良いインターフェースを提供することができ
る。加えてプレビュー領域5017には常時、各種設定
を反映した出力形式が表示されるので、設定登録の際、
各項目の表示値をより直感的な形式で確認することがで
きる。
【0107】[第2の実施形態]前記第1の実施形態で
は、ウォーターマーク文字列選択コンホボックス400
1において文字列「なし」が選択された場合、ウォータ
ーマーク印刷を行わない印刷設定とする処理を行ってい
た。しかし、この場合、ウォーターマーク設定登録部2
112では、文字列「なし」をウォーターマーク文字列
として登録することができない。
【0108】第2の実施形態では、これに対処するた
め、ウォーターマーク登録設定部2112のダイアログ
の一部を変更したものである。以下、図1から図3およ
び図10から図15を用いて、前記第1の実施形態との
違いを中心に説明する。
【0109】第2の実施形態では、図1に示したコンピ
ュータシステムの構成、図2に示したプリンタドライバ
の構成、図3に示したウォーターマーク登録データのテ
ーブル、図10および図11に示したプリンタドライバ
の描画情報記録部の処理手順は、前記第1の実施形態と
共通である。
【0110】図12はプリンタドライバ2002のユー
ザインターフェース部2101によって表示される印刷
設定ダイアログのうち、ウォーターマーク文字列の選択
を行う部分の画面を示す図である。このうち、ウォータ
ーマーク文字列選択コンボボックス6001からウォー
ターマーク設定ボタン6004およびウォーターマーク
チェックボックス6007の各部に対する処理はウォー
ターマーク文字列選択部2111によって行われる。
【0111】図において、「先頭ページのみ」のチェッ
クボックス6002、「スタンプ印刷」のチェックボッ
クス6003、プレビュー領域6005およびOKボタ
ン6006の機能および対応する処理動作は、それぞれ
前記第1の実施形態の図4に示した対応する4002、
4003、4005および4006の要素と共通である
ので、その説明を省略する。
【0112】ただし、第1の実施形態では、ウォーター
マーク文字列選択コンボボックスで文字列「なし」が選
択された際、チェックボックス4002、4003を淡
色表示としたが、本実施形態では、チェックボックス6
002、6003に対してその処理を行わない。
【0113】本実施形態のプリンタドライバの印刷設定
ダイアログ画面(図12参照)では、図4のダイアログ
に対して新たにウォーターマークチェックボックス60
07が追加されている。
【0114】このチェックボックス6007は、設定デ
ータ構成部2114に渡す印刷設定データ中のウォータ
ーマーク印刷を行うか否かの情報を指定するために用い
られる。このチェックボックス6007がチェックされ
ている場合、ウォーターマーク印刷を行う設定とし、ウ
ォーターマーク文字列選択コンボボックス6001、チ
ェックボックス6002、6003およびウォーターマ
ーク設定ボタン6004の操作が有効になる。
【0115】ウォーターマークチェックボックス600
7がチェックされていない場合、ウォーターマーク印刷
を行わない設定とし、6001、6002、6003、
6004の各ダイアログ要素は淡色表示され、それらに
対する操作は無効となる。
【0116】本実施の形態においてウォーターマーク文
字列選択部2111はウォーターマークチェックボック
ス6007に対するユーザの指定にしたがってウォータ
ーマーク印刷の有無を制御する無効設定手段として機能
を持つ。
【0117】また、ウォーターマークチェックボックス
6007がチェックされており、かつ、ウォーターマー
ク文字列選択コンボボックス6001中に文字列が1つ
も表示されていない場合、6001、6002、600
3、6004の各ダイアログ要素を有効とするが、OK
ボタン6006がクリックされたとき、ウォーターマー
ク印刷を行わない設定を示すデータを設定データ構成部
2114に渡す。
【0118】このように、ウォーターマーク印刷を行う
か否かを示す項目をチェックボックス6007として別
に設けることにより、ウォーターマーク文字列選択コン
ボボックス6001において、文字列「なし」をウォー
ターマーク印刷を行わないことを示す選択肢として扱う
例外処理を行わないで済む。コンボボックス6001に
関するその他の処理動作は、前記第1の実施形態におけ
るコンボボックス4001と同様である。
【0119】ウォーターマーク設定ボタン6004がク
リックされると、ウォーターマーク設定登録部2112
によって図13および図14のウォーターマーク設定処
理が起動される。図13および図14はウォータマーク
設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プ
ログラムを含むプリンタドライバは、前記第1の実施形
態と同様、ハードディスク1006からロードされたR
AM1007に格納されており、CPU1003によっ
て実行される。
【0120】RAM1007中のワークエリアに読み込
まれているウォーターマークテーブルから、コンボボッ
クス6001内で選択されている文字列の欄のデータを
取得し、ダイアログ表示用データとして記録する(ステ
ップS3001)。コンボボックス6001内に文字列
が1つも登録されていない場合、既定の出力様式データ
を表示用データとして用いる。
【0121】ステップS3001で取得したダイアログ
表示用データを用いて、ディスプレイ装置1009にウ
ォーターマーク設定ダイアログを表示する(ステップS
3002)。図15はウォーターマーク設定ダイアログ
画面を示す図である。本ダイアログは、第1の実施形態
の図7から図9に示すダイアログ画面の左側にあるマー
ク文字列コンボボックス5002とプレビュー領域50
17を統合したものであり、図15に示すようにマーク
文字列選択領域7001を有する。また、第1の実施形
態の削除ボタン5005の代わりにマーク追加/削除ボ
タン7002を有する。
【0122】図15のダイアログ画面は前記第1の実施
形態の図7のダイアログ画面に相当するものである。ダ
イアログ画面は、図8、図9に示すシートの左側部分を
同様にマーク文字列選択領域7001とする図示しない
シートを含む3画面からなる。マーク文字列選択領域7
001は各マーク文字列およびそれに対応づけられた出
力様式で印刷する際の表現形式およびアイコンを示すリ
ストボックスである。尚、コンボボックス6001内に
文字列が1つも登録されていない場合、すなわち、ウォ
ーターマークテーブルに1つもレコードが登録されてい
ない場合、マーク文字列選択領域7001には選択肢が
表示されない。
【0123】ステップS1005と同様にキーボード・
マウス1011からのユーザの入力を受け付ける(ステ
ップS3003)。ステップS3003で受け付けた入
力がマーク追加、削除ボタン7002のクリックである
か否かを判別する(ステップS3004)。マーク追
加、削除ボタン7002がクリックされた場合、マーク
文字列の新規追加、削除処理を行うため、後述する図1
3の処理を行う(ステップS3005)。この後、ステ
ップS3003の処理に戻り、ユーザからの次の入力を
待ち受ける。
【0124】一方、ステップS3003で受け付けた入
力が、マーク追加/削除ボタン7002のクリックでな
い場合、保存ボタン7003のクリックであるか否かを
判別する(ステップS3006)。保存ボタン7003
がクリックされた場合、現在ダイアログ中に表示されて
いる出力様式の設定を、マーク文字列選択領域7001
で選択されているマーク文字列に対応づけ、RAM10
07中のワークエリアに読み込まれているウォーターマ
ークテーブルに登録する(ステップS3007)。この
後、ステップS3003の処理に戻る。
【0125】一方、ステップS3003で受け付けた入
力が、保存ボタン7003のクリックでない場合、マー
ク文字列選択領域7001内の選択変更であるか否かを
判別する(ステップS3008)。マーク文字列選択領
域7001内の選択が変更された場合、ステップS30
07と同一の登録処理を行う(ステップS3009)。
そして、ウォーターマークテーブルの中から新たに選択
されたマーク文字列のレコードを検索し、このレコード
の各項目の出力様式の設定値によってダイアログ表示用
データの各項目を更新する(ステップS3010)。こ
の後、ステップS3003の処理に戻る。尚、マーク文
字列選択領域7001の下部に表示されている文字列自
体は、キーボード入力によって直接編集することはでき
ない。
【0126】一方、ステップS3003で受け付けた入
力が、マーク文字列選択領域7001内の選択変更でな
い場合、OKボタン7004のクリックであるか否かを
判別する(ステップS3011)。OKボタン7004
がクリックされた場合、ステップS3007と同様の登
録処理を行う(ステップS3012)。
【0127】すなわち、図12のダイアログボックス中
のウォーターマーク文字列選択コンボボックス6001
の選択肢となる文字列群を現時点でウォーターマークテ
ーブルに登録されている文字列群に更新し、このコンボ
ボックス6001の表示文字列をマーク文字列選択領域
7001内で選択されている文字列に更新する。さらに
ハードディスク1006内の設定ファイル2102にウ
ォーターマークテーブルの情報を書き込む。この後、ウ
ォーターマーク設定登録部2112によるダイアログ処
理を終了し、ウォーターマーク文字列選択部2111に
制御を返す。
【0128】一方、ステップS3003で受け付けた入
力が、OKボタン7004のクリックでないと判別され
た場合、キャンセルボタン7005のクリックであるか
否かを判別する(ステップS3013)。キャンセルボ
タン7005がクリックされた場合、ウォーターマーク
設定登録部2112による本ダイアログ処理で行われた
全ての操作を無効にするため、ハードーディスク100
6内の設定ファイル2102からウォーターマークテー
ブルの情報を読み直す(ステップS3014)。これに
より、後述するマーク文字列の追加削除を含む全ての操
作が無効になる。この後、ウォーターマーク設定登録部
2112によるダイアログ処理を終了し、ウォーターマ
ーク文字列選択部2111に制御を返す。
【0129】ステップS3013でキャンセルボタン7
005のクリックでないと判別された場合、第1の実施
形態におけるステップS1022と同様、ステップS3
003で受け付けたもののうち、上記以外のユーザ入力
をダイアログ表示へ反映させる処理を行う(ステップS
3015)。本ダイアログ中、上記説明以外の各項目は
前記第1の実施例における図7から図9に示したものと
共通である。この後、ステップS3003の処理に戻
り、次のユーザ入力を受け付ける。
【0130】尚、本ダイアログ中でマーク文字列選択領
域7001に選択肢が1つも表示されていない状態とな
った場合、マーク追加/削除ボタン7002、OKボタ
ン7004およびキャンセルボタン7005以外の全て
の設定項目およびボタンは淡色表示とし、それらに対す
る操作は無効になる。
【0131】図16および図17はステップS3005
におけるマーク追加/削除処理手順を示すフローチャー
トである。この処理はステップS4001から開始され
る。
【0132】マーク文字列選択領域7001で選択され
ている文字列を文字列変数Sに格納する(ステップS4
001)。マーク文字列選択領域7001に選択肢とな
る文字列が全く表示されていない場合、文字列変数Sを
空文字列で初期化する。
【0133】図18に示すダイアログ画面を表示する
(ステップS4002)。図18はダイアログ画面を示
す図である。このうち、マーク文字列リストボックス8
001には、ウォーターマークテーブルに登録されてい
る全てのマーク文字列が表示される。本ダイアログで
は、マーク文字列入力欄8002に何も入力されていな
い場合、追加ボタン8003が、あるいはマーク文字列
リストボックス8001内で何も選択されていない場
合、削除ボタン8004が、それぞれ淡色表示され、そ
れらのボタンに対する操作は無効となる。
【0134】マウス・キーボード1011からのユーザ
の入力を受け付ける(ステップS4003)。ステップ
S4003で受け付けたユーザの入力が、追加ボタン8
003のクリックであるか否かを判別する(ステップS
4004)。追加ボタン8003がクリックされた場
合、マーク文字列入力欄8002に表示されている文字
列をウォーターマークテーブル中から検索し、この文字
列が存在するか否かを判別する(ステップS400
5)。
【0135】この文字列が存在しない場合、マーク文字
列入力欄8002に表示されている文字列のレコードを
ウォーターマークテーブル中に作成する(ステップS4
006)。マーク文字列以外の各項目には既定値として
指定されている値を設定する。また、マーク文字列リス
トボックス8001にもこの文字列を挿入する。この
後、ステップS4005で文字列が存在する場合と同
様、ステップS4003の処理に戻る。
【0136】ステップS4004で追加ボタン8003
のクリックでない場合、ステップS4003で受け付け
たユーザの入力が、削除ボタン8004のクリックであ
るか否かを判別する(ステップS4007)。削除ボタ
ン8004がクリックされた場合、マーク文字列リスト
ボックス8001内で選択されている文字列をウォータ
ーマークテーブルから検索し、そのレコードを削除する
(ステップS4008)。また、マーク文字列リストボ
ックス8001からこの文字列を削除する。
【0137】ステップS4008で削除したマーク文字
列を文字列変数Sの値と比較し(ステップS400
9)、この比較の結果、両文字列が一致していた場合、
図13および図14の処理によって制御されるウォータ
ーマーク設定ダイアログ内のマーク文字列選択領域70
01で選択されていた文字列が削除されたことを示す値
として、空文字列を文字列変数Sに設定する(ステップ
S4010)。この後、ステップS4009で不一致で
ある場合と同様、ステップS4003の処理に戻る。
【0138】一方、ステップS4003で受け付けたユ
ーザの入力が、削除ボタン8004のクリックでない場
合、閉じるボタン8005のクリックであるか否かを判
別する(ステップS4011)。閉じるボタン8005
がクリックされていない場合、上記以外のユーザからの
入力を処理し、ダイアログ内の表示に反映させ(ステッ
プS4012)、ステップS4003の処理に戻る。
【0139】ステップS4011で閉じるボタン800
5のクリックである場合、文字列変数Sの値が空文字列
であるか否かを判別する(ステップS4013)。空文
字列であった場合、すなわち図13および図14の処理
によって制御されるウォーターマーク設定ダイアログ内
のマーク文字列選択領域7001で選択されていた文字
列がステップS4008で削除された場合か、またはマ
ーク文字列選択領域7001に元々文字列が何も登録さ
れていなかった場合、ウォーターマーク設定ダイアログ
内のマーク文字列選択領域7001の選択を、この選択
領域のリストボックス中の先頭の文字列に更新する(ス
テップS4014)。この処理により、選択領域700
1中に文字列が存在していながら、いずれの文字列も選
択されていないという状態が生じることを防ぐ。選択領
域7001中に文字列が全く登録されていない場合には
この処理を行わない。これにより、処理を終了する。
【0140】ステップS4013で空文字列でない場
合、そのまま処理を終了し、図13および図14のステ
ップS3005の後の処理に復帰する。
【0141】ユーザがプリンタドライバ2002にユー
ザインターフェース部2101によってウォーターマー
ク出力様式を含む印刷設定を行い、アプリケーションに
よる印刷処理を開始した後の処理は、前記第1の実施形
態の場合と同様である。ただし、描画情報記録部210
3による図10および図11に示す処理の中で、各分岐
ステップの分岐条件に対応するダイアログの設定項目
は、図12および図15に示す各ダイアログ中のものと
なる。
【0142】このような構成、ユーザーインターフェー
ス、および処理手順を有するプリンタドライバを用いる
ことにより、前記第1の実施形態の場合と比較して、文
字列「なし」を含む任意の文字列をマーク文字列として
用いることが可能となる。これらのマーク文字列をキー
としてウォーターマーク出力様式に関する各種設定を簡
単な操作で行うことができることは、前記第1の実施形
態と同様である。
【0143】また、ウォーターマーク設定ダイアログを
図15に示す形式とすることにより、ユーザはマーク文
字列を選択する段階で出力様式を含めたウォーターマー
クの概観を知ることができ、ユーザに対してより分かり
やすい操作性を提供することができる。
【0144】尚、本発明はシステムあるいは装置にプリ
ンタドライバを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、本発明
を達成するためのプリンタドライバを格納した記憶媒体
をシステムあるいは装置に読み出すことによってそのシ
ステムあるいは装置が本発明の効果を享受することが可
能となる。
【0145】本実施の形態では、記憶媒体として交換自
在なハードディスク1006が用いられ、ハードディス
ク1006からRAM1007にロードされてCPU1
003によりプリンタドライバが実行されるが、このよ
うな形態に限らず、種々適用可能であり、例えばROM
にプリンタドライバを格納しておき、CPUが直接アク
セスすることができるようにしてもよいし、通信回線を
通じてプリンタドライバをRAMにロードするようにし
てもよい。また、交換自在な記憶媒体としては、例えば
フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができ
る。
【0146】
【発明の効果】本発明によれば、マークを重ね合わせて
印刷する際の設定操作を簡単に行うことができる。した
がって、複数ページにおよぶ印刷物の1ページ目だけに
マークを出力し、文書の表紙にだけスタンプが押された
ような様式での出力を簡単に行うことができる。また、
画像に重なって下、あるいは上に見えるようにマークの
印刷を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタに接続されたホストコンピュータの構
成を示すブロック図である。
【図2】プリンタドライバの機能的構成を示すブロック
図である。
【図3】ウォーターマーク設定ファイルに記録されるウ
ォーターマーク登録データのテーブルを示す図である。
【図4】プリンタドライバ2002のユーザインターフ
ェース部2101によってディスプレイ装置1009に
表示される印刷設定ダイアログ画面を示す図である。
【図5】プリンタドライバのユーザインタフェース部に
おけるウォーターマーク設定処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】図5につづくプリンタドライバのユーザインタ
フェース部におけるウォーターマーク設定処理手順を示
すフローチャートである。
【図7】ウォーターマーク設定時にユーザに対して表示
されるプリンタドライバのウォーターマーク設定ダイア
ログ画面を示す図である。
【図8】ウォーターマーク設定時にユーザに対して表示
されるプリンタドライバのウォーターマーク設定ダイア
ログ画面を示す図である。
【図9】ウォーターマーク設定時にユーザに対して表示
されるプリンタドライバのウォーターマーク設定ダイア
ログ画面を示す図である。
【図10】画像合成処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】図10につづく画像合成処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】プリンタドライバ2002のユーザインター
フェース部2101によって表示される印刷設定ダイア
ログのうち、ウォーターマーク文字列の選択を行う部分
の画面を示す図である。
【図13】ウォータマーク設定処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】図13につづくウォータマーク設定処理手順
を示すフローチャートである。
【図15】ウォーターマーク設定ダイアログ画面を示す
図である。
【図16】ステップS3005におけるマーク追加/削
除処理手順を示すフローチャートである。
【図17】図16につづくステップS3005における
マーク追加/削除処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図18】ダイアログ画面を示す図である。
【符号の説明】
1001 ホストコンピュータ 1002 ホストコンピュータ本体 1003 CPU 1004 ROM 1006 ハードディスク 1007 RAM 1013 プリンタ 2002 プリンタドライバ 2101 ユーザインターフェース部 2103 描画情報記録部 2105 画像データ生成部 2111 ウォーターマーク文字列選択部 2112 ウォーターマーク設定登録部 2114 設定データ構成部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションから描画データを受け
    取り、プリンタに転送される画像記録データを作成する
    プリンタ制御装置であって、 先頭ページのみにマークを重ねて印刷することを指定す
    る指定手段と、 前記指定手段により先頭ページのみにマークを重ねて印
    刷することが指定された場合、マークが複数ページの画
    像の先頭ページのみに重ねられて印刷されるように画像
    記録データを作成し、前記指定手段により先頭ページの
    みにマークを重ねて印刷することが指定されない場合、
    マークが複数ページの画像に重ねられて印刷されるよう
    に画像記録データを作成する作成手段とを有することを
    特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 画像の上にマークを重ねて印刷すること
    を指定する第2指定手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 マークをスタンプ状に印刷することを指
    定する第2指定手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 アプリケーションから描画データを受け
    取り、プリンタに転送される画像記録データを作成する
    プリンタ制御装置であって、 画像の上にマークを重ねて印刷することを指定する指定
    手段と、 前記指定手段により画像の上にマークを重ねて印刷する
    ことが指定された場合、マークが複数ページの画像の上
    に重ねられて印刷されるように画像記録データを作成
    し、前記指定手段によりマークを画像の上に印刷するこ
    とが指定されない場合、マークが複数ページの画像の下
    に重ねられて印刷されるように画像記録データを作成す
    る作成手段とを有することを特徴とするプリンタ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 アプリケーションから描画データを受け
    取り、プリンタに転送される画像記録データを作成する
    プリンタ制御装置であって、 マークをスタンプ状に印刷することを指定する指定手段
    と、 前記指定手段によりマークをスタンプ状に印刷すること
    が指定された場合、スタンプ状のマークが複数ページの
    画像に印刷されるように画像記録データを作成し、前記
    指定手段によりマークをスタンプ状に印刷することが指
    定されない場合、透かし状のマークが複数ページの画像
    に印刷されるように画像記録データを作成する作成手段
    とを有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  6. 【請求項6】 アプリケーションから描画データを受け
    取り、プリンタに転送される画像記録データを作成する
    プリント制御方法であって、 先頭ページのみにマークを重ねて印刷することが指定さ
    れているか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより先頭ページのみにマークを重ね
    て印刷することが指定されていると判別された場合、マ
    ークが複数ページの画像の先頭ページのみに重ねられて
    印刷されるように画像記録データを作成し、前記判別ス
    テップにより先頭ページのみにマークを重ねて印刷する
    ことが指定されていないと判別された場合、マークが複
    数ページの画像に重ねられて印刷されるように画像記録
    データを作成する作成ステップとを有することを特徴と
    するプリント制御方法。
  7. 【請求項7】 画像の上にマークを重ねて印刷すること
    が指定されているか否かを判別する第2判別ステップを
    有することを特徴とする請求項6記載のプリント制御方
    法。
  8. 【請求項8】 マークをスタンプ状に印刷することが指
    定されているか否かを判別する第2判別ステップを有す
    ることを特徴とする請求項6記載のプリント制御方法。
  9. 【請求項9】 アプリケーションから描画データを受け
    取り、プリンタに転送される画像記録データを作成する
    プリント制御方法であって、 画像の上にマークを重ねて印刷することが指定されてい
    るか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより画像の上にマークを重ねて印刷
    することが指定されていると判別された場合、マークが
    複数ページの画像の上に重ねられて印刷されるように画
    像記録データを作成し、前記判別ステップによりマーク
    を画像の上に印刷することが指定されていないと判別さ
    れた場合、マークが複数ページの画像の下に重ねられて
    印刷されるように画像記録データを作成する作成ステッ
    プとを有することを特徴とするプリント制御方法。
  10. 【請求項10】 アプリケーションから描画データを受
    け取り、プリンタに転送される画像記録データを作成す
    るプリント制御方法であって、 マークをスタンプ状に印刷することが指定されているか
    否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりマークをスタンプ状に印刷する
    ことが指定されていると判別された場合、スタンプ状の
    マークが複数ページの画像に印刷されるように画像記録
    データを作成し、前記判別ステップによりマークをスタ
    ンプ状に印刷することが指定されていないと判別された
    場合、透かし状のマークが複数ページの画像に印刷され
    るように画像記録データを作成する作成ステップとを有
    することを特徴とするプリント制御方法。
  11. 【請求項11】 アプリケーションから描画データを受
    け取り、プリンタに転送される画像記録データを作成す
    るプリンタドライバを記憶する記憶媒体であって、 先頭ページのみにマークを重ねて印刷することが指定さ
    れているか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより先頭ページのみにマークを重ね
    て印刷することが指定されていると判別された場合、マ
    ークが複数ページの画像の先頭ページのみに重ねられて
    印刷されるように画像記録データを作成し、前記判別ス
    テップにより先頭ページのみにマークを重ねて印刷する
    ことが指定されていないと判別された場合、マークが複
    数ページの画像に重ねられて印刷されるように画像記録
    データを作成する作成ステップとを有することを特徴と
    するプリンタドライバを記憶する記憶媒体。
  12. 【請求項12】 画像の上にマークを重ねて印刷するこ
    とが指定されているか否かを判別する第2判別ステップ
    を有することを特徴とする請求項11記載のプリンタド
    ライバを記憶する記憶媒体。
  13. 【請求項13】 マークをスタンプ状に印刷することが
    指定されているか否かを判別する第2判別ステップを有
    することを特徴とする請求項11記載のプリンタドライ
    バを記憶する記憶媒体。
  14. 【請求項14】 アプリケーションから描画データを受
    け取り、プリンタに転送される画像記録データを作成す
    るプリンタドライバを記憶する記憶媒体であって、 画像の上にマークを重ねて印刷することが指定されてい
    るか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより画像の上にマークを重ねて印刷
    することが指定されていると判別された場合、マークが
    複数ページの画像の上に重ねられて印刷されるように画
    像記録データを作成し、前記判別ステップによりマーク
    を画像の上に印刷することが指定されていないと判別さ
    れた場合、マークが複数ページの画像の下に重ねられて
    印刷されるように画像記録データを作成する作成ステッ
    プとを有することを特徴とするプリンタドライバを記憶
    する記憶媒体。
  15. 【請求項15】 アプリケーションから描画データを受
    け取り、プリンタに転送される画像記録データを作成す
    るプリンタドライバを記憶する記憶媒体であって、 マークをスタンプ状に印刷することが指定されているか
    否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりマークをスタンプ状に印刷する
    ことが指定されていると判別された場合、スタンプ状の
    マークが複数ページの画像に印刷されるように画像記録
    データを作成し、前記判別ステップによりマークをスタ
    ンプ状に印刷することが指定されていないと判別された
    場合、透かし状のマークが複数ページの画像に印刷され
    るように画像記録データを作成する作成ステップとを有
    することを特徴とするプリンタドライバを記憶する記憶
    媒体。
  16. 【請求項16】 アプリケーションから描画データを受
    け取り、プリンタに転送される画像記録データを作成す
    るプリンタドライバであって、 先頭ページのみにマークを重ねて印刷することが指定さ
    れているか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより先頭ページのみにマークを重ね
    て印刷することが指定されていると判別された場合、マ
    ークが複数ページの画像の先頭ページのみに重ねられて
    印刷されるように画像記録データを作成し、前記判別ス
    テップにより先頭ページのみにマークを重ねて印刷する
    ことが指定されていないと判別された場合、マークが複
    数ページの画像に重ねられて印刷されるように画像記録
    データを作成する作成ステップとを有することを特徴と
    するプリンタドライバ。
  17. 【請求項17】 画像の上にマークを重ねて印刷するこ
    とが指定されているか否かを判別する第2判別ステップ
    を有することを特徴とする請求項16記載のプリンタド
    ライバ。
  18. 【請求項18】 マークをスタンプ状に印刷することが
    指定されているか否かを判別する第2判別ステップを有
    することを特徴とする請求項16記載のプリンタドライ
    バ。
  19. 【請求項19】 アプリケーションから描画データを受
    け取り、プリンタに転送される画像記録データを作成す
    るプリンタドライバであって、 画像の上にマークを重ねて印刷することが指定されてい
    るか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより画像の上にマークを重ねて印刷
    することが指定されていると判別された場合、マークが
    複数ページの画像の上に重ねられて印刷されるように画
    像記録データを作成し、前記判別ステップによりマーク
    を画像の上に印刷することが指定されていないと判別さ
    れた場合、マークが複数ページの画像の下に重ねられて
    印刷されるように画像記録データを作成する作成ステッ
    プとを有することを特徴とするプリンタドライバ。
  20. 【請求項20】 アプリケーションから描画データを受
    け取り、プリンタに転送される画像記録データを作成す
    るプリンタドライバであって、 マークをスタンプ状に印刷することが指定されているか
    否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりマークをスタンプ状に印刷する
    ことが指定されていると判別された場合、スタンプ状の
    マークが複数ページの画像に印刷されるように画像記録
    データを作成し、前記判別ステップによりマークをスタ
    ンプ状に印刷することが指定されていないと判別された
    場合、透かし状のマークが複数ページの画像に印刷され
    るように画像記録データを作成する作成ステップとを有
    することを特徴とするプリンタドライバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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