JP5070101B2 - 情報処理装置及びその制御方法、プリンタドライバプログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、プリンタドライバプログラム Download PDF

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Description

本発明は、アプリケーションからの印刷の指示に基づいて、プリンタに対する印刷処理を制御する情報処理装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
コンピュータ上で作成した文書や図等のファイルをアプリケーションから印刷する際には、プリンタドライバを使って描画データをプリンタ言語に変換しプリンタに送信する構成が一般的である。用紙の種類や両面、カラー、給紙段等の印刷設定は、アプリケーションもしくはプリンタドライバが提供するユーザインタフェースを介してユーザから設定され、その印刷設定はコマンドとしてプリンタに送信される。
ここで、アプリケーションが既に行った処理結果を、印刷設定を通じてプリンタドライバやプリンタに伝える場合も存在する。これには、例えば、アプリケーションで製本印刷の面付けレイアウト処理を行って、プリンタで中とじ処理を実行する場合がある。中とじ処理を実行するためには、製本印刷の面付けレイアウト処理もプリンタドライバもしくはプリンタで実行することが通常である。
従って、プリンタドライバもしくはプリンタでは製本印刷の面付けレイアウト処理を実行しないと、中とじ処理が指定できないようにする禁則処理が存在することが多い。その結果、アプリケーションで製本印刷の面付けレイアウト処理を実行すると、アプリケーションとプリンタで2重に面付けレイアウト処理が実行されてしまうか、中とじ処理が実行されないことがある。このような場合は、アプリケーションで既に製本印刷の面付けレイアウト処理が完了していることを印刷設定中に記述しておき、プリンタドライバやプリンタはその印刷設定に基づき、中とじ処理だけを実行するというのが通例である。
また、アプリケーションがN−Up印刷(1ページの中に複数のページを縮小して印刷する)を指示する場合に、実際に何ページ分の文書が1枚の用紙上に割り付けられているかをプリンタドライバやプリンタがカウントしたい場合等もある。この場合にも、アプリケーションが何ページ分の文書を1枚の用紙上に割り付けているかを印刷設定中に記述しておくやり方が一般的である。
印刷設定のデータは、従来から存在するバイナリ形式のフォーマットであるDEVMODE構造体と、マークアップ言語のXML形式のフォーマットであるジョブチケットやPrintTicket等の形式の2種類が存在する。後者のほうが、より自由に拡張や記述が変更できるため、PrintTicketでは印刷設定もさることながら、よりアプリケーションが実行した処理結果を記述しやすくなっている。
このようなPrintTicketの特徴を生かし、アプリケーションが生成するバナー(アプリケーションバナー)が一般的に定義されるようになっている。このバナー(Banner)とは、印刷データの区切りとして使用するものであり、OSやプリンタドライバ、プリンタが印刷ジョブの先頭に1枚付加して印刷するものである。バナーには、主に印刷ジョブを生成したユーザ名や時間等が記載されており、複数のユーザが共有で使うプリンタ等で、それぞれの印刷ジョブが混ざらないための区切りページ(バナーページ)として使う。
従って、バナーページは、印刷ジョブの他のページのデータとひとまとまりにしてフィニッシングやレイアウトの機能を有効にしてはならない。例えば、バナーページを含んでステイプルをしてしまうと、実際の印刷ジョブのデータにだけステイプルしたいにもかかわらず、余計なバナーページの表紙がついてしまうことになる。また、バナーページを含んで製本印刷の面付けレイアウト処理を実行すると、ユーザが意図したページ順ではなく、1ページずつずれてしまう。あくまで、バナーページは、印刷ジョブの区切りとして使用するので、ジョブとジョブの間に挟み込むだけのものにしなければならない。このような従来のバナーページの形態については、例えば、特許文献1に記載されている。
OSやプリンタドライバ、プリンタがバナーページを生成する場合、バナーページに使用できるデータは、ユーザ名やジョブ名等の比較的少量の情報しか使用できない。実際に、印刷ジョブを生成しているアプリケーションのほうがずっと多くの情報を持っているので、アプリケーションがバナーページを生成すれば、もっと多くの情報を使用したバナーページを生成することができる。
しかしながら、前述したように、バナーページに対しては、フィニッシングやレイアウトは無効にしたいので、印刷設定の中に指定したページがバナーページであることを宣言できれば、プリンタドライバやプリンタがバナーページを認識することができる。この場合、アプリケーションによるバナーページの生成、つまり、アプリケーションバナーの生成を実現できる。これをPrintTicketでは、JobPrimaryBannerSheetとしてMicrosoft社がWindows(登録商標)で定義している(非特許文献1を参照)。
このJobPrimaryBannerSheetは、Standard(プリンタでバナーをつける)、Custom(アプリケーションで指定したページをバナーとする)、None(バナーをつけない)の3つから選択できる。Customを指定する場合は、どのページがバナーページであるかを明示的にPrintTicketに記述する必要がある。このようにアプリケーションが生成したページをバナーページとしてみなすことができるように、PrintTicketに記述することができるので、アプリケーションバナーが実現できる。
特開2002−328786 PrintSchema Specification、http://www.microsoft.com/whdc/xps/printschema.mspx003年
しかしながら、上述した従来技術では、アプリケーションやプリンタがバナーページを生成するバナー機能はあっても、プリンタドライバが生成するバナー機能は存在していない。PrintTicketでは、自由に機能を拡張することができるので、プリンタドライバのバナー機能を独自に追加することもできるが、独自拡張した場合、他のアプリケーションやプリンタドライバ・プリンタが認識できない機能となってしまう。
ここで、Microsoftは、Windows Vistaにおいて、新しいプリンタドライバのアーキテクチャであるXPSDrv印刷システムを導入している。このXPSDrv印刷システムでは、印刷ジョブのスプールフォーマットに文書ファイルフォーマットとしても用いられるXPSファイルを使用する。このXPSファイルは、文書としても流通するファイルフォーマットである。そのため、プリンタドライバで独自にバナーをつけてしまうと、他のアプリケーションやプリンタドライバがXPSファイルを開くときに、バナーとして認識されずに、一緒にフィニッシングやレイアウトされてしまうという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、印刷処理の処理過程で設定したバナー設定を正常に機能させることができる情報処理装置及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
アプリケーションからの印刷の指示に基づいて、プリンタに対する印刷処理を制御する情報処理装置であって、
前記プリンタのプリンタドライバによってバナー印刷用のバナーページを生成するための設定項目を含む印刷設定を行う設定手段と、
前記設定項目設定が行われた場合に、前記印刷設定に従って、前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報を印刷設定情報に記述する第1の記述手段と、
前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていないと判断してかつ前記印刷設定情報に前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報が含まれる場合に、バナーページを生成して、生成した前記バナーページの位置を示す情報を前記印刷設定情報に追加記述する第2の記述手段と、
前記判断手段が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていると判断した場合に前記第2の記述手段が生成しうるバナーページが前記プリンタにより印刷されない印刷データを生成する生成手段とを備え
前記印刷設定情報はアプリケーションが識別可能な情報である
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
アプリケーションからの印刷の指示に基づいて、プリンタに対する印刷処理を制御する情報処理装置の制御方法であって、
前記プリンタのプリンタドライバによってバナー印刷用のバナーシートを生成するための設定項目を含む印刷設定を行う設定工程と、
前記プリンタドライバが、前記設定項目による設定がなされている場合に、その設定に従って、バナーシートを生成することを示す情報を含む印刷設定情報を生成する印刷設定情報生成工程と、
前記プリンタドライバが、前記印刷設定情報生成工程で生成した印刷設定情報に基づいて、バナーシートを生成するためのバナーデータを生成する生成工程と、
前記プリンタドライバが、前記生成工程で生成したバナーデータを、前記アプリケーションによって印刷が指示された印刷データに対するバナーデータとして使用するための情報を前記印刷設定情報に追加記述する記述工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
アプリケーションからの印刷の指示に基づいて、プリンタに対する印刷処理の制御をコンピュータに実行させるためのプリンタドライバのプログラムであって、
前記プリンタのプリンタドライバによってバナー印刷用のバナーシートを生成するための設定項目を含む印刷設定を行う設定工程と、
前記プリンタドライバが、前記設定項目による設定がなされている場合に、その設定に従って、バナーシートを生成することを示す情報を含む印刷設定情報を生成する印刷設定情報生成工程と、
前記プリンタドライバが、前記印刷設定情報生成工程で生成した印刷設定情報に基づいて、バナーシートを生成するためのバナーデータを生成する生成工程と、
前記プリンタドライバが、前記生成工程で生成したバナーデータを、前記アプリケーションによって印刷が指示された印刷データに対するバナーデータとして使用するための情報を前記印刷設定情報に追加記述する記述工程と
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、印刷処理の処理過程で設定したバナー設定を正常に機能させることができる情報処理装置及びその制御方法、プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す印刷処理システムのブロック構成図である。
尚、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器、複数の機器からなるシステムであっても、LAN、WAN等のネットワークを介して接続されているシステムであっても、本発明を適用できることは言うまでもない。
図1では、一般的なコンピュータ(情報処理装置)を用いた印刷処理システムのブロック構成図を示している。CPU101は、ROM102、RAM103あるいは外部記憶装置105に記憶されたプログラムに従って装置全体の制御を行う。RAM103は、CPU101が各種処理を行う際のワークエリアとしても使用される。
外部記憶装置105は、アプリケーションソフト1051、印刷関連プログラム1052、プリンタドライバ1053、オペレーティングシステム(OS)1054等の各種プログラムを記憶している。キーボード108やポインティングデバイス109等の入力装置は、入力I/F104を通じて、ユーザがコンピュータに対して各種指示を与えるためのデバイスである。出力I/F106は、データを外部に出力するためのインタフェースであり、モニタ110やプリンタ111に対してデータを出力する。プリンタ111は、ローカルI/Oのみならず、ネットワークを通して接続されていてもよい。また、システムバス107は、共通データバスで、各種構成要素との間でのデータ送受信を実現する。
次に、Windows Vistaで実現されるXPSDrv印刷システムの構成について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の実施形態のXPSDrv印刷システムのブロック構成を示す図である。
ユーザは、キーボード108やポインティングデバイス109等の入力装置を使用して、出力装置であるモニタ110に表示されるGUI(グラフィックユーザインタフェース)を介して印刷処理を実行する。このGUIは、例えば、Win32アプリケーションプログラム201(以下、Win32アプリ)、もしくはWindows Presentation Foundationアプリケーションプログラム202(以下、WPFアプリ)で実現される。この印刷処理は、プリンタの選択、印刷設定の作成、描画データの変換と3つの処理を順番に行うことで実行する。
まずは、プリンタを選択する。つまり、印刷を実行するプリンタに対応したプリンタドライバを選択する。このプリンタドライバは、従来から存在するプリンタドライバでバージョン3プリンタドライバ2001(以下、プリンタドライバ)と呼ばれる。ここで、プリンタドライバ2001は、従来から存在するといっても同じインタフェースを持ち互換性があるだけでなく、PrintTicket(プリントチケット)203に対応するなどXPSDrv印刷システム用に拡張されている。
次に、印刷設定を作成する。印刷設定は、プリンタドライバ2001のコンフィギュレーションモジュール204が機種依存ファイル205を利用して印刷設定データを作成し、Win32アプリ201に返却する。Win32アプリ201では、印刷設定データとしてバイナリのDEVMODE構造体215を用い、WPFアプリ202ではPrintTicket203を用いる。
このDEVMODE構造体215もしくはPrintTicket203が印刷設定を保持している。この印刷設定は、アプリケーションが直接書き換えるだけでなく、コンフィギュレーションモジュール204が持つプリンタドライバ2001のユーザインタフェースを表示し、ユーザがユーザインタフェースを操作することで書き換えることもできる。印刷設定とは、具体的に、出力する用紙サイズを「A4」にする、両面印刷を行う、カラーとモノクロを切り替える、給紙段を指定する等の設定を示すものとする。PrintTicket203は、マークアップ言語のXML形式で記述されているので、アプリケーションが直接書き換えることは容易であるが、従来からあるプリンタドライバのユーザインタフェースを使って設定変更しても構わない。
最後に描画データの変換を行う。印刷設定が確定したら、ユーザは、アプリケーションから印刷処理を実行する。
Win32アプリ201から印刷処理を実行する場合は、バージョン3プリンタドライバの形態を取るGDItoXPS変換モジュール206に描画データが送られ、XPSスプールファイル207が作成される。この場合、GDItoXPS変換モジュール206は、コンフィギュレーションモジュール204を呼び出し、印刷設定をDEVMODE構造体215からPrintTicket203に変換する。
WPFアプリ202から印刷処理を実行する場合は、XPSファイルをWPFアプリ202自身が生成する方法と、オペレーティングシステムがWPFアプリ202に命令に応じてXPSファイルを生成する方法の2通りの方法がある。ここで、どちらの方法も、XPSスプールファイル207を生成する。このように、XPSDrv印刷システムは、印刷時に必ずXPSスプールファイル207を生成することが特徴となっている。
XPSスプールファイル207が生成されたら、プリントフィルタパイプラインプロセス2002に処理が渡される。プリントフィルタパイプラインプロセス2002は、複数のフィルタを通すことで印刷が行われる仕組みで、フィルタコンフィギュレーションファイル208でフィルタの数や順番を制御する。
プリントフィルタパイプラインプロセス2002で動作するフィルタパイプラインマネージャ2003は、フィルタコンフィギュレーションファイル208に従って、複数のフィルタによる処理実行する。本実施形態では、バナーフィルタ209、レイアウトフィルタ210、レンダラフィルタ211の順に処理を行う。処理は、XPSスプールファイル207をフィルタに受け渡すことで行われ、フィルタがそれぞれXPSスプールファイル207を加工し次のフィルタに渡していくことで処理が進む。
最後には、プリンタが理解できるデータ言語であるプリンタ制御言語(以下、PDL(Page Description Language))として出力される。もちろんプリンタ111がXPSスプールファイル207を直接読み込めるのであれば、そのままでもよい。
バナーフィルタ209では、プリンタドライバ2001におけるバナーの生成処理(バナー印刷用のバナー生成処理)を実行する。レイアウトフィルタ210では倍率の変更や製本の面付けレイアウトやスタンプ等のレイアウトに関する処理を実行する。
尚、バナーフィルタ209及びレイアウトフィルタ210は、XPSスプールファイル207に含まれる印刷設定であるPrintTicket203に従って動作する。そのため、例えば、バナーの設定がPrintTicket203に存在しない場合は、バナーフィルタ209は何も動作せずスルーして、次のフィルタにXPSスプールファイル207をそのまま渡す。
最後のレンダラフィルタ211では、XPSスプールファイル207をレンダリングしてPDLデータに変換する。PDLデータは、印刷処理のスケジュール管理を行うプリントマネージャ212で管理され、キュー(待ち行列)に印刷ジョブが次々と登録される。プリンタ111が印刷できる状態になったら、キューに登録した順にPDLデータをI/Oモニタ213を通して送信する。このようにして、アプリケーションからの印刷データをプリンタ言語に変換することが、プリンタドライバ2001の主な役目であり、実際の印刷処理が行われる。
次に、XPSスプールファイル207の詳細構成について、図3を用いて説明する。
図3は本発明の実施形態のXPSスプールファイルの構造を示す図である。
XPSスプールファイル207は、3層構造からなる。具外的には、第1層にFixed Document Sequense301(以下、ジョブ)が、第2層にFixed Document302(以下、ドキュメント)が、第3層にFixed Page303(以下、ページ)が存在する。そして、XPSスプールファイル207は、この3層からなるXMLファイルの集合で構成される。それぞれの階層は、レベル(ジョブレベル、ドキュメントレベル、ページレベル)とも呼ばれる。
実際の描画データとなる文書(ドキュメント)の各ページは、ページレベルに置かれ、1つのドキュメントレベルの中に複数ページが含まれる。また、1つのXPSスプールファイル207の中に複数のドキュメントを持つことができるため、ジョブが複数のドキュメントを管理している。これらはすべてXML言語で記述されているが、リソースデータのようなバイナリデータはイメージ304、フォント305等の形式で、そのままXPSスプールファイル207の中に含まれている。
印刷設定であるPrintTicket306は、ジョブレベル、ドキュメントレベル、ページレベルのすべてのレベルで持つことができ、ページ毎に印刷設定を切り替えることが可能になっている。また、PrintTicket306の中にある印刷設定の機能1つ1つにも、どのレベルに対して適用するのかが示されており、機能名称の接頭辞(Prefix)で定義されている。例えば、「Job」が機能の接頭辞としてつけば、ジョブレベルの機能設定ということになる。
PrintTicket306は、プリンタやプリンタドライバの機能をFeatureというタグで、機能の選択肢をOptionというタグで表している。ScoredPropertyやPropertyは、Optionに付随する属性情報であり、ParameterInitは機能の値を表している。
サムネイル307は、最初のページのスナップショット画像ファイルになっており、ページをレンダリングしなくてもこの画像を使用することでページを見ることができるので、複数のXPSスプールファイル207の一覧表示等に利用される。コアプロパティ308は、文書の属性(プロパティ)情報であり、文書名、リビジョン、編集者等の情報を含んでいる。Document Structure309は、ドキュメントレベルに付属する情報で、ドキュメントの章の区切りを記述している。
以上これらのデータが圧縮され1つのファイルとなっているのが、XPSスプールファイル207である。尚、文書フォーマットのXPSファイルもXPSスプールファイル207とまったく同一の構造である。
次に、プリンタドライバのバナーページ生成方法について説明する。
まずは、PrintTicket203にバナーの設定を行う。この設定は、例えば、プリンタドライバ2001のコンフィギュレーションモジュール204によって実現されるユーザインタフェースによって行う。
このユーザインタフェースの一例について、図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施形態のコンフィギュレーションモジュールによって実現されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
このユーザインタフェース(バナー設定ダイアログ)は、アプリケーションからの操作に基づいて、プリンタドライバのコンフィギュレーションモジュール204が表示する。このバナー設定ダイアログでは、ジョブに対してバナーページを設定するためのチェックボックス401(第1の設定項目)、ドキュメントに対してバナーページの設定するためのチェックボックス402(第2の設定項目)を有している。図4では、ジョブだけにバナーページを設定する場合の例を示している。
また、ジョブに対してバナーページを設定する場合には、オプションとして、コアプロパティの情報を付加するためのチェックボックス403(第3の設定項目)が構成されている。また、コアプロパティの情報を付加する場合には、付加するプロパティの情報を「すべて」にするか「ユーザ指定」にするかを示す指定方法を選択するためのラジオボタン404が構成されている。「ユーザ指定」を選択した場合には、付加することが可能なプロパティの情報の一覧を表示する領域405から、所望のプロパティの情報を選択することが可能である。
図4では、チェックボックス403によって、コアプロパティの情報もバナーシート上に印刷する設定がなされていて、かつコアプロパティの情報は、ユーザ指定として、「lastModifiedBy」と「revesion」の2つが選択されている。
設定が完了すると、OKボタン406を押下することで、その設定が確定し、バナーページ設定情報を含む印刷設定情報(PrintTicket)としてメモリ(例えば、RAM103)に記憶される。つまり、このOKボタン406は、印刷設定情報生成部として機能する。一方、キャンセルボタン407を押下すると、設定状態がキャンセルされる。
以上の設定に従って作成されるPrintTicketの記述例について、図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態のPrintTicketの記述例を示す図である。
ここでは、機能として「JobPrimaryBannerSheet」が指定され、その方法として「Custom」が選択されている。「Custom」は、本来アプリケーションがバナーを生成して付加した際に指定するものであるが、ここではあえてドライババナーの設定として使用する。そのため、本来アプリケーションが生成したバナーページを指定する記述「JobPrimaryBannerSheetSource」を空欄にしている。
具体的には、501の行を<psf:Value xsi:type=”xs:string”></psf:Value>と空欄にしている。尚、アプリケーションでバナーを付加した場合は、例えば、<psf:Value xsi:type=”xs:string”>/Documents/1/Pages/0.banner</psf:Value>と記述される。
また、コアプロパティの指定も「JobPrimaryBannerSheetCoreProperties」という機能で、並列にPrintTicketに記述される。こちらはバナーシートに印刷する際に使われる文字である「PrintingName」も付随してPrintTicketに記述する。これは、バナーシートが多言語にローカライズされることを見越したもので、日本語のプリンタドライバであれば日本語が、英語のプリンタドライバであれば英語が入る。
アプリケーションは、前述のように作成したPrintTicketを元にして印刷処理を実行することで、XPSスプールファイル207が作成される。そして、プリントフィルタパイプラインプロセス2002のバナーフィルタ209に処理が渡される。ここで、バナーフィルタ209は、XPSスプールファイル207をファイルそのままのデータで受け取るストリームモードと、XPSスプールファイル207にアクセスしやすいようにI/Fが整備されているリーチモードがある。ここで、本実施形態におけるバナーフィルタ209は、直接XPSスプールファイル207にアクセスするためストリームモードで作成されているとする。
次に、バナーフィルタ209のバナー処理動作について、図6を用いて説明する。
図6は本発明の実施形態のバナー処理動作を示すフローチャートである。
バナーフィルタ209に、XPSスプールファイル207が渡されると処理を開始する(ステップS1101)。バナーフィルタ209は、XPSスプールファイル207に含まれるPrintTicket203を参照し、バナーの設定があるかどうか、またバナーの設定が「None」でないかどうかを判定する(ステップS1102)。ここでは、ジョブレベルのバナーかドキュメントレベルのバナーかは問わない。
バナーの設定がある場合(ステップS1102でYES)、バナー処理として、バナーフィルタ209は、バナーの設定がアプリケーションであるか否かを判定する(ステップS1103)。ここでの判定は、バナーの種類が「Standard」か「Custom」かのどちらであるかに基づいて行う。特に、「Standard」である場合は、プリンタによってバナーを付加するプリンタバナーと判定する。また、「Custom」である場合は、アプリケーションによってバナーを付加するアプリケーションバナー、あるいはプリンタドライバによってバナーを付加するドライババナーと判定する。
「Standard」である場合(ステップS1103でNO)、バナーフィルタ209は、プリンタバナーと判定し、バナーフィルタ209では、処理を特に行わずスキップし、後段のフィルタに渡す(ステップS1108)。
一方、「Custom」である場合(ステップS1103でYES)、バナーフィルタ209は、アプリケーションバナーあるいはドライババナーと判定し、次にバナーページが指定されているかどうかを判定する(ステップS1104)。ここでの判定は、バナーページにページレベルにあるファイル名が指定されている場合をアプリケーションバナーと判定する。
バナーページが指定されている場合(ステップS1104でYES)、バナーフィルタ209は、アプリケーションバナーと判定し、バナーフィルタ209では、処理を特に行わずスキップし、後段のフィルタに渡す(ステップS1109)。
一方、バナーページが指定されていない場合(ステップS1104でNO)、バナーフィルタ209は、ドライババナーと判定し、ドライババナーの生成処理を実行してバナーページを生成する(ステップS1105)。バナーページの生成処理の詳細については、後述する。
バナーフィルタ209は、バナーページを生成したら、生成したバナーページの位置とファイル名をPrintTicketのバナーページ指定(JobPrimaryBannerSheetSource)に追加記述する(ステップS1106)。図5のPrintTicketに対して、このバナーページ指定の記述後の状態が、図7のPrintTicketになる。これでバナーフィルタ209の処理は終了し、後段のフィルタに渡す(ステップS1107)。
次に、ステップS1105のバナーページの生成処理の詳細について、図8を用いて説明する。
図8は本発明の実施形態のバナーページの生成処理の詳細を示すフローチャートである。
バナーフィルタ209は、バナーの生成処理を開始する(ステップS1201)。バナーフィルタ209は、PrintTicket203においてジョブバナーシートが指定されているか、ドキュメントバナーシートが指定されているかを判定する(ステップS1202)。ここでの判定は、PrintTicket203中に「JobPrimaryBannerSheet」がある場合はジョブバナーシート指定と判定し、「DocumentBannerSheet」がある場合はドキュメントバナーシート指定と判定する。
ジョブバナーシートが指定されている場合(ステップS1202でYES)、バナーフィルタ209は、まずは、ジョブバナーシートに記述するためのJOBINFO情報をオペレーティングシステムから取得する(ステップS1203)。JOBINFO情報は、印刷ジョブ1つ1つにつけられるもので、ジョブID、ジョブ名(ドキュメント名)、マシン名、ユーザ名等を含んでいる。
次に、バナーフィルタ209は、PrintTicket203にXPSスプールファイル207に含まれる文書情報のコアプロパティをバナーに記述する指定があるかどうかを判定する(ステップS1204)。図5のPrintTicketでは、「JobPrimaryBannerSheetCoreProperties」が指定されているので、コアプロパティの情報をバナーに記述するようになっている。
バナーに記述する指定がない場合(ステップS1204でNO)、ステップS1206に進む。一方、バナーに記述する指定がある場合(ステップS1204でYES)、バナーフィルタ209は、コアプロパティの情報をXPSスプールファイル207から取得する(ステップS1205)。コアプロパティは、例えば、図9のXMLデータで、編集者や作成者、リビジョン等の文書情報を含んでいる。コアプロパティの文書情報の中で、PrintTicketで指定されたデータを取得する。
次に、バナーフィルタ209は、PrintTicket203にサムネイルをバナーに印刷する指定があるかどうかを判定する(ステップS1206)。印刷する指定がない場合(ステップS1206でNO)、ステップS1208に進む。一方、印刷する指定がある場合(ステップS1206でYES)、バナーフィルタ209は、XPSスプールファイル207からサムネイルを取得する(ステップS1207)。
尚、コアプロパティもサムネイルも常に存在するデータとは限らないので、XPSスプールファイル207に存在しない場合は、たとえ指定があっても、バナーページ上には何も印刷しない。
各種情報を取得したところで、バナーフィルタ209は、バナーページであるFixedPageを生成する(ステップS1208)。生成したFixedPageの記述例は、図10になる。コアプロパティのデータは、PrintTicket203に記述されているPrintingNameと組み合わせて文字を生成する。
次に、バナーフィルタ209は、生成したバナーページ(バナーデータ)を、XPSスプールファイル207に挿入する(ステップS1209)。ジョブバナーである場合は、複数あるドキュメントのうち先頭のドキュメントの先頭ページの前に挿入する。一方、ドキュメントバナーである場合は、指定されたドキュメントの先頭ページの前に挿入する。但し、同時にジョブバナーが存在する場合は、ジョブバナーの次のページとして挿入する。バナーページを挿入した場合のFixedDocumentの記述例は、図11になる。
次に、バナーフィルタ209は、PrintTicket内に別のバナーの指定があるかどうかを判定する(ステップS1210)。ある場合(ステップS1210でYES)、ステップS1210に戻る。一方、ない場合(ステップS1210でNO)、バナー生成処理を終了する。
一方、ジョブバナーシートが指定されていない場合(ステップS1202でNO)、バナーフィルタ209は、ドキュメントバナーシートが指定されているかを判定する(ステップS1211)。ドキュメントバナーシートが指定されていない場合(ステップS1211でNO)、ステップS1210に進む。
一方、ドキュメントバナーが指定されている場合(ステップS1211でYES)、バナーフィルタ209は、XPSスプールファイル207にDocumentStructureが存在するかどうかを判定する(ステップS1212)。
ここで、DocumentStructureは、例えば、図12に示す構造のデータであり、文書(ドキュメント)の中に含まれる「章」のデータだけ抜き出したものである。DocumentStructureもサムネイルやコアプロパティと同様に、XPSスプールファイル207中に存在するとは限らないので、存在したときにデータを取得する。
DocumentStructureが存在しない場合(ステップS1212でNO)、ステップS1210に進む。一方、DocumentStructureが存在する場合(ステップS1212でYES)、バナーフィルタ209は、DocumentStructureの情報を取得する(ステップS1213)。そして、バナーフィルタ209は、取得したDocumentStructureの情報が示す「章」のデータをドキュメントバナーページに記述する。
但し、あまりにも記述が多くなりすぎる場合は、OutlineLevelのある数値以下のものしか記載しないようにする。ドキュメントバナーには、JOBINFOやコアプロパティ、サムネイルの情報を記述しない。これらの情報はジョブ全体に対して1つのデータであるため、複数のドキュメントが存在すると、すべてのドキュメントバナーに記述される情報が同じものになってしまい、区切りページとしての意味をなさなくなるからである。但し、ジョブバナーが指定されておらず、XPSスプールファイル207内にドキュメントが1つしかない場合は、ドキュメントバナーにもJOBINFOやコアプロパティ、サムネイルの情報を記述する。
バナーフィルタ209の処理が終了すると、次は、レイアウトフィルタ210に処理が渡される。レイアウトフィルタ210はバナーシートがある場合は、まず先にバナーシートだけ次のフィルタに向かって送信し、残りのページでレイアウト処理を行う。
レンダラフィルタ211は、PDLコマンドデータに変換する際に、バナーページはコマンドでバインダという区切りを入れて、単独でバナーページであることをプリンタに理解させるコマンドを作成し、プリンタに送信する。
ここで、複数のドキュメントを持つXPSスプールファイルにおいて、ジョブバナーとドキュメントバナーの2つを同時に設定した場合の一例を、図13に示す。
以上のようにして、プリンタドライバでバナーシートを生成する。このように生成したバナーシートは、XPSファイル上ではアプリケーションが生成したバナーシートとまったく同等にみえるため、他のプリンタやプリンタドライバにそのXPSファイルを持っていても、バナーを正しく判定することができる。
尚、本実施形態においては、バナーシートのページ指定を空欄にすることで、ドライババナーであることを示しているが、これに限定されない。例えば、「ns0000:DriverBanner」という特定の文字列をあらかじめ定義しておき、この特定の文字列がPrintTicketのバナーシートのページ指定に記述されていれば、ドライババナーであるということを示してもよい。つまり、ドライババナーであることを示す情報がPrintTicketから得られる構成であればどのような記述であっても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、文書ファイルフォーマットの形態を崩すことがなく、プリンタドライバによるバナー生成を実現することができる。これにより、バナーを含むXPSファイルを他のアプリケーションやプリンタに持っていっても、バナーであることが認識され、正しくバナーを出力することができる。
また、XPSドライバにおいても、従来のドライバと同様にドライバのバナーページを実現するとともに、XPSファイルとして出力してもバナーを付加したXPSドキュメントとして、アプリケーションや他のドライバでも認識することができる。
また、従来、バナーページに記載される情報は、ユーザ名と時間とジョブ名程度だったものが、ドキュメントの作成者やリビジョンといったジョブの情報ではなく元のドキュメントの情報も載せることができ、より印刷物の判別に役立たせることができる。
また、ドキュメント毎にバナーをつけることによって、マルチドキュメントのXPSファイルでドキュメントごとの印刷物の判別をすることができる。また、ジョブのバナーにいくつドキュメントが含まれているかの記載も可能となるので、一回の印刷でどれだけのドキュメントが含まれていたのかを認識することができる。また、バナーフィルタという形態になっているので、フィルタを取り除けばバナーの設定を無視するドライバを作成することを容易にすることができる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態を示す印刷処理システムのブロック構成図である。 本発明の実施形態のXPSDrv印刷システムのブロック構成を示す図である。 本発明の実施形態のXPSスプールファイルの構造を示す図である。 本発明の実施形態のコンフィギュレーションモジュールによって実現されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 本発明の実施形態のPrintTicketの記述例を示す図である。 本発明の実施形態のバナー処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のPrintTicketの記述例を示す図である。 本発明の実施形態のバナーページの生成処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のコアプロパティの記述例を示す図である。 本発明の実施形態のFixedPageの記述例を示す図である。 本発明の実施形態のFixedPageの記述例を示す図である。 本発明の実施形態のDocumentStructureの記述例を示す図である。 本発明の実施形態の複数のドキュメントを有するXPSスプールファイルにおいて、ジョブバナーとドキュメントバナーの2つを同時に設定した場合の一例を示す図である。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 入力I/F
105 外部記憶装置
1051 アプリケーション
1052 印刷関連プログラム
1053 プリンタドライバ
1054 OS
106 出力I/F
107 システムバス
108 キーボード
109 ポインティングデバイス
110 モニタ
111 プリンタ
201 Win32アプリケーション
202 Windows Presentation Foundationアプリケーション
203 PrintTicket(プリントチケット)
204 コンフィギュレーションモジュール
205 機種依存ファイル
206 GDItoXPS変換モジュール
207 XPSスプールファイル
208 フィルタコンフィギュレーションファイル
209 バナーフィルタ
210 レイアウトフィルタ
211 レンダラフィルタ
212 プリントマネージャ(スプーラ)
213 I/Oモニタ(ポートモニタ)
214 プリンタ
215 DEVMODE
301 Fixed Document Sequence
302 Fixed Document
303 Fixed Page
304 イメージ
305 フォント
306 PrintTicket
307 サムネイル
308 コアプロパティ

Claims (13)

  1. アプリケーションからの印刷の指示に基づいて、プリンタに対する印刷処理を制御する情報処理装置であって、
    前記プリンタのプリンタドライバによってバナー印刷用のバナーページを生成するための設定項目を含む印刷設定を行う設定手段と、
    前記設定項目設定が行われた場合に、前記印刷設定に従って、前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報を印刷設定情報に記述する第1の記述手段と、
    前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていないと判断してかつ前記印刷設定情報に前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報が含まれる場合に、バナーページを生成して、生成した前記バナーページの位置を示す情報を前記印刷設定情報に追加記述する第2の記述手段と、
    前記判断手段が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていると判断した場合に前記第2の記述手段が生成しうるバナーページが前記プリンタにより印刷されない印刷データを生成する生成手段とを備え
    前記印刷設定情報はアプリケーションが識別可能な情報である
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. アプリケーションからの印刷の指示に基づいて、プリンタに対する印刷処理を制御する情報処理装置の制御方法であって、
    前記プリンタのプリンタドライバによってバナー印刷用のバナーページを生成するための設定項目を含む印刷設定を行う設定工程と、
    前記設定項目設定が行われた場合に、前記印刷設定に従って、前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報を印刷設定情報に記述する第1の記述工程と、
    前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれているか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていないと判断してかつ前記印刷設定情報に前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報が含まれる場合に、バナーページを生成して、生成した前記バナーページの位置を示す情報を前記印刷設定情報に追加記述する第2の記述工程と、
    前記判断工程が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていると判断した場合に前記第2の記述工程が生成しうるバナーページが前記プリンタにより印刷されない印刷データを生成する生成工程とを備え
    前記印刷設定情報はアプリケーションが識別可能な情報である
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  3. アプリケーションからの印刷の指示に基づいて、プリンタに対する印刷処理の制御をコンピュータに実行させるためのプリンタドライバのプログラムであって、
    前記プリンタのプリンタドライバによってバナー印刷用のバナーページを生成するための設定項目を含む印刷設定を行う設定工程と、
    前記設定項目設定が行われた場合に、前記印刷設定に従って、前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報を印刷設定情報に記述する第1の記述工程と、
    前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれているか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていないと判断してかつ前記印刷設定情報に前記プリンタドライバがバナーページを生成することを示す情報が含まれる場合に、バナーページを生成して、生成した前記バナーページの位置を示す情報を前記印刷設定情報に追加記述する第2の記述工程と、
    前記判断工程が前記印刷設定情報にバナーページの位置を示す情報が含まれていると判断した場合に前記第2の記述工程が生成しうるバナーページが前記プリンタにより印刷されない印刷データを生成する生成工程とをコンピュータに実行させ
    前記印刷設定情報はアプリケーションが識別可能な情報である
    ことを特徴とするプログラム。
  4. 前記設定項目は、
    前記印刷データを印刷するために生成された印刷ジョブに対するバナーページを生成するか否かを設定するための第1の設定項目と、
    前記印刷ジョブに含まれる複数のドキュメントそれぞれ対するバナーページを生成するか否かを設定するための第2の設定項目と、
    前記第1の設定項目による設定を行う場合には、前記印刷ジョブで印刷するドキュメントのXPSのコアプロパティの属性情報を指定する指定方法を設定するための第3の設定項目と
    を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記生成工程は、前記第2の設定項目設定されている場合は、前記複数のドキュメントに対するバナーページを生成する
    ことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  6. 前記第2の記述工程は、前記第1の設定項目及び前記第2の設定項目が設定された場合は前記印刷ジョブに対するバナーページ及び前記ドキュメントの印刷データに対するバナーページの両方を生成する
    ことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  7. 前記第2の記述工程は、前記ドキュメントの印刷データに対するバナーページにサムネイルの情報を記述する
    ことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  8. 前記プリンタドライバが、前記第1の記述工程、前記判断工程、及び前記第2の記述工程を実行する
    ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記設定項目は、
    前記印刷データを印刷するために生成された印刷ジョブに対するバナーページを生成するか否かを設定するための第1の設定項目と、
    前記印刷ジョブに含まれる複数のドキュメントそれぞれに対するバナーページを生成するか否かを設定するための第2の設定項目と、
    前記第1の設定項目による設定を行う場合には、前記印刷ジョブで印刷するドキュメントのXPSのコアプロパティの属性情報を指定する指定方法を設定するための第3の設定項目と
    を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記生成手段は、前記第2の設定項目が設定されている場合は、前記複数のドキュメントに対するバナーページを生成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2の記述手段は、前記第1の設定項目及び前記第2の設定項目が設定された場合は前記印刷ジョブに対するバナーページ及び前記ドキュメントの印刷データに対するバナーページの両方を生成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記第2の記述手段は、前記ドキュメントの印刷データに対するバナーページにサムネイルの情報を記述する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 前記プリンタドライバが、前記第1の記述手段、前記判断手段、及び前記第2の記述手段を実行する
    ことを特徴とする請求項1、9乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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