JP2002139437A - 残留農薬検査方法および装置ならびにそれに用いられる検出薬含有農薬 - Google Patents

残留農薬検査方法および装置ならびにそれに用いられる検出薬含有農薬

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JP2002139437A
JP2002139437A JP2000336476A JP2000336476A JP2002139437A JP 2002139437 A JP2002139437 A JP 2002139437A JP 2000336476 A JP2000336476 A JP 2000336476A JP 2000336476 A JP2000336476 A JP 2000336476A JP 2002139437 A JP2002139437 A JP 2002139437A
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Ikuo Yamamoto
郁夫 山本
Masahiro Kuroda
雅博 黒田
Toru Harada
亨 原田
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 農作物を破壊することなく、その農作物に残
留した農薬を検出することができる残留農薬検出方法を
提供する。 【解決手段】 (a) 農薬11に対し検出薬12を混
合してなる検出薬含有農薬13を生成するステップと、
(b) 前記検出薬含有農薬を農作物に散布するステッ
プと、(c) 前記農作物に光を照射するステップと、
(d) 前記農作物のうち前記光の照射を受けて前記検
出薬が発光したものに前記農薬が残留していることを検
出するステップとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、残留農薬検査方法
および装置ならびにそれに用いられる検出薬含有農薬に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、農薬(肥料、土壌改質剤、
防黴剤、殺虫剤、除草剤等の薬品全般)は、農作物の生
産性や品質向上のために用いられているが、人体への悪
影響等が懸念されることから、出荷前には、農作物に農
薬が残留していないか否かが検査される必要がある。
【0003】消費者の環境問題への意識が高まり、農作
物の残留農薬が産地の信頼性を損なうおそれがある。農
作物の残留農薬の有無を検知して適切な対応をすること
により、安全な農作物を出荷できるようにし、産地の信
頼性を高め、農家の収入安定を図ることが望まれてい
る。
【0004】この種の残留農薬検査方法としては、従来
より各種の方法が実施されているが、その一例として
は、収穫した農作物を潰すなどしてその農作物の成分分
析を行うことにより、農薬が含有されているか否かを検
査する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】農作物を破壊すること
なく、その農作物に残留した農薬を検出可能な残留農薬
検査方法および装置が望まれている。検査結果が一目で
分かり易く、農薬が残留した農作物を見逃すおそれを最
小限に抑制することが可能な残留農薬検査方法および装
置が望まれている。
【0006】検査の結果、農薬が検出された農作物を出
荷対象から除外するとともに、農薬が検出されない農作
物をそのまま出荷することが可能な残留農薬検査方法お
よび装置が望まれている。簡易で小規模な装置構成で実
現可能な残留農薬検査方法および装置が望まれている。
【0007】また、農作物を洗浄したり、農作物をその
大きさや良・不良ごとに分別をしたり、農作物をパッケ
ージに詰める等の一連の流れ作業ラインに連続した搬送
ライン上で検査可能な残留農薬検査方法および装置が望
まれている。農作業者または農薬製造業者にとって、通
常一般の農作業に何らの作業や手間が追加されることな
く、収穫後の農作物に農薬が残留しているか否かが容易
に検出可能な農薬ならびに残留農薬検査方法および装置
があれば有益である。
【0008】さらに、特別な農薬を用いることなく通常
一般の農薬を使ったときでも、農作物に農薬が残留して
いるか否かが容易に検出可能な残留農薬検査方法が望ま
れている。
【0009】本発明の目的は、農作物を破壊することな
く、その農作物に残留した農薬を検出可能な残留農薬検
査方法および装置を提供することである。本発明の他の
目的は、検査結果が一目で分かり易く、農薬が残留した
農作物を見逃すおそれを最小限に抑制することが可能な
残留農薬検査方法および装置を提供することである。
【0010】本発明の更に他の目的は、検査の結果、農
薬が検出された農作物を出荷対象から除外するととも
に、農薬が検出されない農作物をそのまま出荷すること
が可能な残留農薬検査方法および装置を提供することで
ある。本発明の更に他の目的は、簡易で小規模な装置構
成で実現可能な残留農薬検査方法および装置を提供する
ことである。
【0011】本発明の更に他の目的は、農作物を洗浄し
たり、農作物をその大きさや良・不良ごとに分別をした
り、農作物をパッケージに詰める等の一連の流れ作業ラ
インに連続した搬送ライン上で検査可能な残留農薬検査
方法および装置を提供することである。本発明の更に他
の目的は、農作業者または農薬製造業者にとって有益
な、通常一般の農作業に何らの作業や手間が追加される
ことなく、収穫後の農作物に農薬が残留しているか否か
が容易に検出可能な農薬ならびに残留農薬検査方法およ
び装置を提供することである。
【0012】本発明の更に他の目的は、特別な農薬を用
いることなく通常一般の農薬を使ったときでも、農作物
に農薬が残留しているか否かが容易に検出可能な残留農
薬検査方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも一つ
の形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしてい
るが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術
的事項に限定されることを示されるためのものではな
い。
【0014】本発明の残留農薬検査方法は、(a) 農
薬(11)に対し検出薬(12)を混合してなる検出薬
含有農薬(13)を生成するステップと、(b) 前記
検出薬含有農薬(13)を農作物(14)に散布するス
テップと、(c) 前記農作物(14)に光を照射する
ステップと、(d) 前記農作物(14)のうち前記光
の照射を受けて前記検出薬(12)が発光したものに前
記農薬(11)が残留していることを検出するステップ
とを備えている。
【0015】本発明の残留農薬検査方法において、前記
光は、紫外線である。前記光は、紫外線に代えて赤外線
であることができる。
【0016】本発明の残留農薬検査方法において、前記
検出薬(12)には、ヨウ素が含まれている。
【0017】本発明の残留農薬検査方法において、前記
検出薬(12)は、ドラーゲンドルフ試薬であり、前記
検出薬含有農薬(13)は、前記農薬(11)に対し前
記検出薬(12)が1%以下の混合比で混合されてなる
ものである。
【0018】本発明の残留農薬検査方法において、前記
検出薬含有農薬(13)に含まれる前記農薬(11)お
よび前記検出薬(12)は、前記農作物(14)に散布
された後に流れ落ちるときまたは飛散するときに、互い
に同程度の流れ落ち易さまたは飛散し易さを有してい
る。
【0019】本発明の残留農薬検査方法において、前記
(a)および前記(b)に代えて、(e) 農薬(1
1)を農作物(14)に散布するステップと、(f)
検出薬(12)を農作物(14)に散布するステップと
を備えている。
【0020】本発明の検出薬含有農薬(13)は、農薬
(11)とヨウ素が含まれた検出薬(12)とが混合さ
れてなる。
【0021】本発明の残留農薬検査装置は、農薬(1
1)および検出薬(12)が散布された農作物(14)
に対して紫外線を照射する紫外線ランプ(23)と、前
記紫外線が照射された前記農作物(14)を撮像するカ
メラ(24)と、前記カメラ(24)による前記農作物
(14)の撮像結果を写すモニタ(25)とを備えてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の残留農薬検査方法の一実施形態について説明する。
【0023】図1は、本実施形態の残留農薬検査方法を
実施するための検査装置を模式的に示した図である。図
1において、符号20は、残留農薬検査装置を示してい
る。残留農薬検査装置20は、農協等において各種農作
物14の品質管理に適用される。
【0024】本実施形態では、ベルトコンベア21にて
搬送されている苺(農作物)14に紫外線を照射する。
検出薬入り農薬13からの蛍光をカメラ24でモニタし
て農薬11の残留の有無を検査する。検査域は、簡易暗
室22で囲み周囲の光を遮断する。
【0025】まず、予め、従来一般に市販されている農
薬11に対し、所定の割合で検出薬12を混合する。こ
こで、農薬11としては、主として殺虫剤が想定される
が、それ以外の肥料、土壌改質剤、防黴剤、殺虫剤、除
草剤等の薬品全般にも適用可能である。
【0026】ここで用いられる検出薬12は、特に限定
されないが、例えばドラーゲンドルフ試薬が用いられ
る。ドラーゲンドルフ試薬には、ヨウ素が含まれてお
り、紫外線が照射されたときに蛍光する性質を有してい
ることから、検出薬12として本実施形態で選択されて
いる。
【0027】この場合、検出薬12としては、ヨウ素が
含まれていれば蛍光(発光)するため、ドラーゲンドル
フ試薬に限らずいかなる材料が用いられてもよい。ま
た、検出薬12が発光しさえすればよいため、照射され
るものは紫外線に限定されない。ドラーゲンドルフ試薬
等の検出薬12は、農薬11に対して1%以下の割合で
均一に混合される。上記のように検出薬12が混合され
た農薬11を、以下、検出薬含有農薬13と称する。
【0028】次に、検出薬含有農薬13が、収穫前(栽
培中)の農作物14に散布される。農薬11は、農作物
14の栽培中に、農薬11としての本来の機能である、
農作物14の生産性や品質を向上させるという機能を果
たす。
【0029】栽培中に雨が農作物14に当たることで、
検出薬含有農薬13が農作物14から流れ落ちることが
ある。さらに、収穫後に、農作物14が洗浄される工程
があると、その洗浄液(水)によって検出薬含有農薬1
3が農作物14から流れ落ちる。このように検出薬含有
農薬13の少なくとも一部が農作物14から流れ落ちた
後に、残留農薬検査装置20での検査が行われると、以
下のような問題が考えられる。
【0030】検出薬含有農薬13が農作物14から流れ
落ちるとき、検出薬含有農薬13のうち検出薬12の方
が農薬11よりも多く流れ落ちると、残留農薬検査装置
20での検査の際に農薬11が農作物14に残留してい
るにもかかわらず検出薬12が蛍光しないため、残留し
ている農薬11を検出できない。反対に、検出薬含有農
薬13のうち農薬11の方が検出薬12よりも多く流れ
落ちると、残留農薬検査装置20での検査の際に農薬1
1が農作物14に残留していないにもかかわらず検出薬
12が蛍光するため、誤検出となる。
【0031】このことから、検出薬含有農薬13に含ま
れる農薬11および検出薬12は、農作物14に付着し
た後、農作物14から互いに同程度の流れ落ち易さを有
していることが必要である。
【0032】同様の理由から、雨水や洗浄液による検出
薬含有農薬13の農作物14からの流れ落ち易さの他
に、風による飛ばされ易さも農薬11と検出薬12とが
同程度であることが必要である。
【0033】実際には、農作物14の生産性や品質向上
という農薬11の本来の機能を優先すべきであるため、
検出薬12の材料を選択するときに、使用される農薬1
1と同程度の流れ落ち易さや飛ばされ易さを有した材料
が選択される。
【0034】さらには、太陽光や人工光の日射しや温度
条件などの気候条件、栽培条件により検出薬12が著し
く劣化して、実際には農薬11が残留しているにもかか
わらず、残留農薬検査装置20で検出されない等の問題
が起きないように、これらの環境等に劣化が少ない材料
が検出薬12として選択される。
【0035】次いで、農作物14が収穫される。その
後、農作物14が洗浄される工程がある場合には、その
洗浄工程で検出薬含有農薬13が農作物14から流され
る。
【0036】次に、農作物14がトレイ(パレット)1
5に載置された状態で、ベルトコンベア21により残留
農薬検査装置20内に搬入される。なお、このベルトコ
ンベア21は、前述の洗浄工程や、農作物14をその大
きさごとに分別する分別工程、農作物14を良・不良ご
とに選別する選別工程、農作物14をパッケージに詰め
るパック詰め工程等の一連の流れ作業ライン(ベルトコ
ンベア)と連続した(または同一の)ものであることが
できる。
【0037】また、残留農薬検査装置20内に搬入され
る農作物14が載置されるものは、トレイ15に代え
て、最終的に出荷されるときのパッケージであることが
できる。すなわち、例えば農作物14が苺である場合に
は、パック詰め工程において、苺は上部が開口した透明
のパックに詰められるが、その透明パックは透光性があ
り、かつ上部が大きく開口し、検出薬12の蛍光条件に
問題が無いことから、そのパックに詰められた苺をその
まま残留農薬検査装置20内に搬入することができる。
【0038】残留農薬検査装置20は、暗室22と、紫
外線を照射する紫外線ランプ23と、カメラ24と、モ
ニタ25と、制御部26とを備えている。暗室22内に
は、モニタ25を見て農薬11が残留している農作物1
4を検出するオペレータ30が入っている。
【0039】暗室22は、紫外線の照射を受けて検出薬
12が蛍光(発光)した様子がモニタ25上で見易いよ
うに設けられたもので、簡易な構造のもので足りる。暗
室22において、ベルトコンベア21の搬入部と搬出部
には、遮光性のカーテン27が掛けられており、暗室2
2内に周囲の光が入ることを遮断している。
【0040】暗室22内には、ベルトコンベア21によ
って搬送されている複数個(図1では5個)のトレイ1
5が収容されている。各トレイ15には、農作物14と
して、複数個の苺が載置されている。
【0041】カメラ24はCCDを有し、撮像した画像
データを制御部26に出力する。カメラ24は、紫外線
ランプ23によって紫外線が照射された農作物14を撮
像する。
【0042】制御部26は、カメラ24から入力した画
像データをそのままモニタ25にて画像として表示させ
る。それとともに、制御部26は、その画像データを数
値化して蛍光した箇所の輝度や面積を求めることによ
り、農作物14に残留した農薬11の量および濃度を算
出し、その算出値をモニタ25にて表示する。制御部2
6は、その算出値が設定値以上であったときには、警報
(音または光)を発する構成とすることができる。
【0043】オペレータ30は、モニタ25にて表示さ
れる画像を目視して蛍光している箇所が有れば、検出薬
12の存在を認識し、その検出薬12の存在を通じて農
薬11が残留していることを認識する。
【0044】オペレータ30が農薬11の残留した農作
物14を検出したとき、および/または、制御部26に
よる上記算出値が設定値を超えたときには、自動的にま
たは手作業により、その農作物14は、残留農薬検査装
置20の外部に搬出された領域(図示せず)にて出荷対
象から除外され、ベルトコンベア21の延長線上の下流
側の出荷作業工程には、搬送されないようにされてい
る。
【0045】以上のことから、本実施形態の残留農薬検
査方法によれば、以下の効果を奏することができる。農
作物14を破壊することなく、その農作物14に残留し
た農薬11を検出することができる。また、検出薬12
が発光することにより農薬11の残留が分かるため、残
留農薬検査の検査結果が一目で分かり易く、農薬11が
残留した農作物14を見逃すおそれを最小限に抑制する
ことができる。
【0046】さらに、ベルトコンベア21により、一連
の流れ作業の一工程として実施可能であり、しかも、農
作物14がパック詰めされた状態においても検査可能で
あるため、検査の結果、農薬11が検出された農作物1
4を出荷対象から容易に除外するとともに、農薬11が
検出されない農作物14をそのまま出荷することができ
る。また、本実施形態は、図1に示したように、簡易で
小規模な装置構成で実現可能である。
【0047】本実施形態によれば、農作業者または農薬
製造業者にとって有益な、通常一般の農作業に何らの作
業や手間が追加されることなく、収穫後の農作物に農薬
が残留しているか否かが容易に検出可能な農薬(検出薬
含有農薬13)を提供することができる。
【0048】さらに、検出薬12を用いることで、特別
な農薬11を用いることなく通常一般の農薬11を使っ
たときでも、農作物14に農薬11が残留しているか否
かを容易に検出することができる。
【0049】なお、上記の残留農薬検査装置20におい
ては、紫外線を照射して蛍光した状態により農薬11の
残留を検出する構成としたが、この構成に代えて、赤外
線を当ててその反射スペクトルを反射赤外吸収分光計に
より測定することで、農薬11の残留を検出する構成を
採用することができる。
【0050】また、上記実施形態では、農薬11に検出
薬12が混合されてなる検出薬含有農薬13を農作物1
4に散布する構成としたが、この構成に代えて、農薬1
1と検出薬12とを別々に農作物14に散布しても上記
実施形態と同様の効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】本発明の残留農薬検出方法によれば、農
作物を破壊することなく、その農作物に残留した農薬を
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の残留農薬検出方法の一実施形
態を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 農薬 12 検出薬 13 検出薬含有農薬 14 農作物 15 トレイ 20 残留農薬検査装置 21 ベルトコンベア 22 暗室 23 紫外線ランプ 24 カメラ 25 モニタ 26 制御部 27 カーテン 30 オペレータ
フロントページの続き (72)発明者 原田 亨 東京都港区芝五丁目34番6号 三菱重工環 境エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2G043 AA03 BA06 BA14 CA06 DA01 DA02 DA05 EA01 GA07 GA21 GB21 KA03 LA03 2G059 AA05 BB11 EE02 EE06 EE07 EE12 FF01 HH01 HH03 KK04 MM05 PP04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 農薬に対し検出薬を混合してなる
    検出薬含有農薬を生成するステップと、(b) 前記検
    出薬含有農薬を農作物に散布するステップと、(c)
    前記農作物に光を照射するステップと、(d) 前記農
    作物のうち前記光の照射を受けて前記検出薬が発光した
    ものに前記農薬が残留していることを検出するステップ
    とを備えた残留農薬検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の残留農薬検査方法にお
    いて、 前記光は、紫外線である残留農薬検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の残留農薬検査
    方法において、 前記検出薬には、ヨウ素が含まれている残留農薬検査方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    残留農薬検査方法において、 前記検出薬は、ドラーゲンドルフ試薬であり、 前記検出薬含有農薬は、前記農薬に対し前記検出薬が1
    %以下の混合比で混合されてなるものである残留農薬検
    査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    残留農薬検査方法において、 前記検出薬含有農薬に含まれる前記農薬および前記検出
    薬は、前記農作物に散布された後に流れ落ちるときまた
    は飛散するときに、互いに同程度の流れ落ち易さまたは
    飛散し易さを有している残留農薬検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    残留農薬検査方法において、 前記(a)および前記(b)に代えて、(e) 農薬を
    農作物に散布するステップと、(f) 検出薬を農作物
    に散布するステップとを備えた残留農薬検査方法。
  7. 【請求項7】 農薬とヨウ素が含まれた検出薬とが混合
    されてなる検出薬含有農薬。
  8. 【請求項8】 農薬および検出薬が散布された農作物に
    対して紫外線を照射する紫外線ランプと、 前記紫外線が照射された前記農作物を撮像するカメラ
    と、 前記カメラによる前記農作物の撮像結果を写すモニタと
    を備えた残留農薬検査装置。
JP2000336476A 2000-11-02 2000-11-02 残留農薬検査方法および装置ならびにそれに用いられる検出薬含有農薬 Withdrawn JP2002139437A (ja)

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