JP2002139284A - 車両用半導体冷却装置 - Google Patents

車両用半導体冷却装置

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JP2002139284A
JP2002139284A JP2000336211A JP2000336211A JP2002139284A JP 2002139284 A JP2002139284 A JP 2002139284A JP 2000336211 A JP2000336211 A JP 2000336211A JP 2000336211 A JP2000336211 A JP 2000336211A JP 2002139284 A JP2002139284 A JP 2002139284A
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heat
cooling device
heat pipe
vehicle
semiconductor
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Akio Sekimoto
暁郎 関本
Kazuaki Fukuda
和明 福田
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Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却器全体の冷却効果を上げ、小型でも冷却効
率の良い車両用半導体冷却装置を提供する。 【解決手段】電力変換用半導体素子をヒートパイプ式冷
却器で冷却する電力変換装置を備えた車両用半導体冷却
装置において、ヒートパイプ冷却器のヒートパイプに取
付けられた放熱フィンの材質はヒートパイプ先端部に取
付けられた放熱フィンの材質の方が冷却ブロック側に取
付けられた放熱フィンより熱伝導率に優れ、車両走行風
が流れている部分にヒートパイプ先端部分に取付けられ
た放熱フィンを配置した構成であるので、重量増を抑制
し、冷却器全体の冷却効率を上げることが可能となり、
小型でも効率良く放熱部から放散させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子を用い
た電力変換装置を備えた車両用半導体冷却装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用半導体冷却装置を図を参照
して説明する。一般的な半導体素子を用いた電力変換装
置を備えた車両用半導体冷却装置は図10の側面図に示
すように、半導体素子1をヒートパイプ式冷却器2のよ
うな冷却器の冷却ブロック3面に取付け、ヒートパイプ
4に取付けられた放熱フィン5を電力変換装置6の開放
部7に配置することにより、半導体素子1からの発熱を
電力変換装置6の開放部7に廃熱するように構成されて
いる。このような一般的な電力変換装置6では、図11
の上面図に示すように、電力変換装置6の開放部7にヒ
ートパイプ4と放熱フィン5で構成される放熱部全面を
配置するため、車両用走行風8を放熱部全体に取り入れ
ることができ、ヒートパイプ式冷却器2の冷却効率をあ
げることができるが、放熱部全体を開放部7に配置する
ため電力変換装置6の外形の大型化が避けられない状態
であった。
【0003】そこで、これを解決するために、図12に
示すように、一部の放熱フィン5を電力変換装置6内部
に押し込み、装置の外形を小さくする構成とした電力変
換装置の冷却装置が開発された。
【0004】しかしながら、このような配置では、図1
2および図13の上面図に示すように、開放部7ではあ
るが放熱部に走行風が当らない箇所いわゆる半開放部9
ができてしまい、放熱フィンに走行風8が当る部分が縮
小され、冷却器全体の冷却効率が低下してしまった。そ
のため、冷却効率を補うために放熱フィン5の外形を大
きくしたり、放熱フィン5の取付けピッチを詰めること
により放熱フィン5の枚数を増やし放熱面積を大きく
し、更には、放熱フィン5の材質を例えば熱伝導率の大
きい銅とすることにより冷却効果を上げるようにしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電力変換装置の冷却装置では、装置の小型化を図ろうと
すると冷却性能が十分に取れず、逆に冷却性能を上げよ
うとすると放熱部の大型化、重量増となり装置全体が大
型化してしまう問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたもので、走行風が放熱フィンに流れる
ことにより、フィン効率が上がることに着目し、放熱フ
ィンの材質を2種類とし、走行風が流れる部分の放熱フ
ィンの材質を熱伝導率の大きい材質及び構成とすること
により冷却器全体の冷却効果を上げ、小型でも冷却効率
の良い車両用半導体冷却装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電力変換用半導体素子をヒートパイプ式冷却器で冷却す
る電力変換装置を備えた車両用半導体冷却装置におい
て、前記ヒートパイプ冷却器のヒートパイプに取付けら
れた放熱フィンの材質はヒートパイプ先端部に取付けら
れた放熱フィンの材質の方が冷却ブロック側に取付けら
れた放熱フィンより熱伝導率に優れ、車両走行風が流れ
ている部分にヒートパイプ先端部分に取付けられた放熱
フィンを配置したことを特徴とする。
【0008】請求項1によると、ヒートパイプ冷却器の
ヒートパイプに取付けられた放熱フィンの材質が、冷却
ブロック側に取付けられた放熱フィンとヒートパイプ先
端部に取付けられた放熱フィンとで異なり、ヒートパイ
プ先端部に取付けられた放熱フィンの材質の方が熱伝導
率に優れ、車両走行風が流れている部分にヒートパイプ
先端部分に取付けられた放熱フィンを配置したことによ
り小型でも効率良く放熱部から放散させることができ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用半導体冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却
器のヒートパイプ長さは、上下段ヒートパイプ長さより
中央部ヒートパイプ長さの方が短いことを特徴とする。
【0010】請求項2によると、請求項1記載の半導体
冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却器のヒート
パイプ長さが、上下段ヒートパイプ長さより中央部ヒー
トパイプ長さの方が短いことにより小型でも効率良く放
熱部から放散させることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の車
両用半導体冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却
器の上下段ヒートパイプ先端に取付けられた放熱フィン
を2分割したことを特徴とする。
【0012】請求項3によると、請求項1記載の半導体
冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却器の上下段
ヒートパイプ先端に取付けられた放熱フィンを2分割し
たことにより小型でも効率良く放熱部から放散させるこ
とができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の車
両用半導体冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却
器の上下段ヒートパイプに2分割され取付けられた放熱
フィンの取付けピッチが、冷却ブロック側に取付けられ
た放熱フィンの取付けピッチより大きいことを特徴とす
る。
【0014】請求項4によると、請求項1記載の半導体
冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却器の上下段
ヒートパイプに2分割され取付けられた放熱フィンの取
付けピッチが、冷却ブロック側に取付けられた放熱フィ
ンの取付けピッチより大きいことにより小型でも効率良
く放熱部から放散させることができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の車
両用半導体冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却
器の上下段ヒートパイプそれぞれの中央部ヒートパイプ
の長さを他の上下段ヒートパイプ長さより短くしたこと
を特徴とする。
【0016】請求項5によると、請求項1記載の半導体
冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却器の上下段
ヒートパイプそれぞれの中央部ヒートパイプの長さを他
の上下段ヒートパイプ長さより短くしたことにより小型
でも効率良く放熱部から放散させることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1記載の車
両用半導体冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却
器の冷却ブロック側に取付けられた放熱フィンの取付け
ピッチよりヒートパイプ先端部に取付けられた放熱フィ
ンの取付けピッチの方が大きいことを特徴とする。
【0018】請求項6によると、請求項1記載の半導体
冷却装置において、前記ヒートパイプ式冷却器の冷却ブ
ロック側に取付けられた冷却フィンの取付けピッチより
ヒートパイプ先端部に取付けられた冷却フィンの取付け
ピッチの方が大きいことにより効率良く放熱部から放散
させることができる。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項1ないし請
求項6記載のいずれかの車両用半導体冷却装置におい
て、前記ヒートパイプ式冷却器と両面が電極面で且つ冷
却面となる圧接形半導体素子とを積層してなる半導体ス
タックを半導体スタックの軸方向にほぼ上下となるよう
に構成したことを特徴とする。
【0020】請求項7によると、請求項1ないし請求項
6のいずれかの半導体冷却装置において、前記ヒートパ
イプ式冷却器と両面が電極面で且つ冷却面となる圧接形
半導体素子とを積層して構成した半導体スタックを、半
導体スタックの軸方向にほぼ上下となるように構成する
ことにより効率良く放熱部から放散させることができ
る。
【0021】請求項8記載の発明は、電力変換用半導体
素子をカシメフィン式冷却器で冷却する電力変換装置を
備えた車両用半導体冷却装置において、前記カシメ式冷
却器に取付けられた放熱フィンの材質は、中央部に取付
けられた放熱フィンの材質の方が上下段に取付けられた
放熱フィンより熱伝導率に優れ、車両走行風が流れてい
る部分に放熱フィンを配置したことを特徴とする。
【0022】請求項8によると、電力変換用半導体素子
をカシメフィン式冷却器で冷却するように組み立てられ
た車両用半導体冷却装置において、カシメ式冷却器に取
付けられた放熱フィン材質が、上下段に取付けられた放
熱フィンと中央部に取付けられた放熱フィンとで異な
り、中央部に取付けられた放熱フィンの材質の方が熱伝
導率に優れ、車両走行風が流れている部分に放熱フィン
を配置することにより効率良く放熱部から放散させるこ
とができる。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項8記載の車
両用半導体冷却装置において、上下段に取付けられた放
熱フィンの取付けピッチより中央部に取付けられた放熱
フィンの取付けピッチの方が大きいことを特徴とする。
【0024】請求項9によると、請求項8記載の半導体
冷却装置において、上下段に取付けられた放熱フィンの
取付けピッチより中央部に取付けられた放熱フィンの取
付けピッチの方が大きいことにより効率良く放熱部から
放散させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1に対応)の側面図である。図に示すように、ヒートパ
イプ冷却器2のヒートパイプ4に取付けられた放熱フィ
ン5の材質が、冷却ブロック3側に取付けられた放熱フ
ィン5とヒートパイプ4の先端部に取付けられた放熱フ
ィン5とで異なっている。例えばヒートパイプ先端部に
取付けられた放熱フィン5は、材質を熱伝導率に優れた
銅を用いた銅製放熱フィン10とし、冷却ブロック3側
に取付けられた放熱フィン5は、材質を軽量化に優れた
アルミを用いたアルミ製放熱フィン11としている。し
たがって、車両走行風8が流れている部分にはヒートパ
イプ4の先端部分に取付けられた銅製放熱フィン10が
配置している。
【0026】本実施例では、開放部7に設置されたヒー
トパイプ4の先端部分の放熱フィン5は、車両走行風8
があるため、放熱フィン5表面の空気の流速が大きく放
熱フィン5のヒートパイプ4貫通部分と放熱フィン5の
周辺部とでの温度差が大きくなるため、放熱フィン5周
辺のフィン効率が悪い。それと比べると冷却ブロック3
側の放熱フィン5は半開放部9に設置されていることか
ら、車両走行風8があたりにくく自然冷却が主であり放
熱フィン5表面の空気の流速が遅く放熱フィン5全体が
温まりフィン効率は良くなる。つまりヒートパイプ4先
端部分の放熱フィン5は、冷却ブロック3側の放熱フィ
ン5と同じ大きさの放熱フィン5であってもフィン効率
が落ちるので熱伝導率の高い材料、例えば銅材の銅製放
熱フィン10とすることにより放熱フィン5周辺まで温
まり、フィン効率が上がることにより、ヒートパイプ式
冷却器2の冷却効率が上がる。
【0027】本実施例によれば、車両走行風が当る部分
の放熱フィン材質を銅のような熱伝導率に優れた材質と
することにより熱を効率良く大気へ放散することがで
き、走行風が当らない部分の放熱フィン材質をアルミの
ような軽量化に優れた材質とすることにより、放熱部全
てに走行風が当らなくても効果的に冷却を行うことがで
き、更には装置全体の小型軽量化にもつながる。
【0028】図2は本発明の第2実施例(請求項2に対
応)の側面図である。本実施例では、図1の第1実施例
において、ヒートパイプ式冷却器2のヒートパイプ長さ
が、上下段ヒートパイプ12長さより中央部ヒートパイ
プ13長さの方を短くして組み立てられている。
【0029】本実施例は、第1実施例と同じ作用効果を
有するが、車両走行風が当る放熱部の中央部の送風抵抗
が低減されることにより、より走行風が流れ易くなり放
熱フィン効率が上がりヒートパイプ式冷却器の冷却効率
が上がる。
【0030】図3は本発明の第3実施例(請求項3に対
応)の側面図である。本実施例では、図2の第2実施例
において、ヒートパイプ式冷却器2の上下段ヒートパイ
プ12の先端に取付けられた銅製放熱フィン10を2分
割して組み立てられている。本実施例は、第1及び第2
実施例と同じ作用効果を有する。
【0031】図4は本発明の第4実施例(請求項4に対
応)の側面図である。本実施例では、図3の第3実施例
において、ヒートパイプ式冷却器2の上下段ヒートパイ
プ12に2分割され取付けられた銅製放熱フィン10の
取付けピッチが、冷却ブロック3側に取付けられたアル
ミ製放熱フィン11の取付けピッチより大きく組み立て
られている。本実施例は、第1及び第2実施例と同じ作
用効果を有する。
【0032】図5は本発明の第5実施例(請求項5に対
応)の側面図である。本実施例では、図4の第4実施例
において、ヒートパイプ式冷却器2の上下段ヒートパイ
プ12それぞれの中央部ヒートパイプ14の長さを他の
上下段ヒートパイプ12長さより短くして組み立てられ
ている。本実施例は、第1及び第2実施例と同じ作用効
果を有する。
【0033】図6は本発明の第6実施例(請求項6に対
応)の側面図である。本実施例では、図1の第1実施例
において、ヒートパイプ式冷却器2の冷却ブロック3側
に取付けられたアルミ製放熱フィン11の取付けピッチ
よりヒートパイプ2先端部に取付けられた銅製放熱フィ
ン12の取付けピッチの方が大きく組み立てられてい
る。本実施例は、第1及び第2実施例と同じ作用効果を
有する。
【0034】図7は本発明の第7実施例(請求項7に対
応)の側面図である。図に示すように、本実施例はヒー
トパイプ式冷却器2と両面が電極面で且つ冷却面となる
圧接形半導体素子15とを積層して構成した半導体スタ
ックを半導体スタックの軸方向にほぼ上下となるように
組み立てられている構成が、上記第1〜第6実施例とは
異なる構成である。その他の構成は同一であるので、同
一部分には同一符号を付して重複説明は省略する。本実
施例は、第1及び第2実施例と同じ作用効果を有する。
【0035】図8は本発明の第8実施例(請求項8に対
応)の側面図である。図に示すように、本実施例は半導
体素子1をカシメフィン式冷却器16で冷却するように
組み立てられた車両用半導体冷却装置において、カシメ
式冷却器16の冷却ブロック17の中央部に半導体素子
1を取付け冷却ブロック17に取付けられた放熱フィン
の材質が、上下段に取付けられた放熱フィン19と中央
部に取付けられた放熱フィン18とで異なるようにした
ものである。例えば中央部に取付けられた放熱フィン
は、材質を熱伝導率に優れた銅を用いた銅製放熱フィン
18とし、上下段に取付けられた放熱フィンは、材質を
軽量化に優れたアルミを用いたアルミ製放熱フィン19
として、車両走行風8が流れている部分に放熱フィンを
配置組み立てられている。
【0036】したがって、半導体素子1が取付けられて
いる近傍の放熱フィン材質を熱伝導率に優れている銅製
放熱フィン18とすることにより、放熱フィン効率が上
がり、カシメフィン式冷却器17の冷却効率が上がる。
【0037】本実施例によれば、半導体素子の近傍の放
熱フィン材質を銅のような熱伝導率に優れた材質とする
ことにより効率良く大気へ放散することができ、他の放
熱フィン材質をアルミのような軽量化に優れた材質とす
ることにより、効果的に冷却を行うことができると共
に、装置全体の小型・軽量化にもつながる。
【0038】図9は本発明の第9実施例(請求項9に対
応)の側面図である。本実施例では、図8の第8実施例
において上下段に取付けられたアルミ製放熱フィン19
の取付けピッチより中央部に取付けられた銅製放熱フィ
ン18の取付けピッチの方が大きく組み立てられてい
る。
【0039】本実施例は、第8実施例と同じ作用効果を
有するが、車両走行風が当る放熱部の中央部の送風抵抗
が低減されることにより、より走行風が流れ易くなりフ
ィン効率が上がりカシメフィン式冷却器の冷却効果が上
がる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
走行風が当る部分の放熱部分の放熱フィンを熱伝導率の
大きい銅製とし、車両走行風が当らない箇所の放熱フィ
ンを銅より軽いアルミ製とすることにより、重量増を抑
制し冷却器全体の冷却効率を上げることが可能となるた
め、従来のように全ての放熱フィンを銅にしたものと比
べ軽量化が図れると同時に、このような半導体冷却装置
を組み込む電力変換装置の小型化、軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の側面図。
【図2】本発明の第2実施例の側面図。
【図3】本発明の第3実施例の側面図。
【図4】本発明の第4実施例の側面図。
【図5】本発明の第5実施例の側面図。
【図6】本発明の第6実施例の側面図。
【図7】本発明の第7実施例の側面図。
【図8】本発明の第8実施例の側面図。
【図9】本発明の第9実施例の側面図。
【図10】従来の電力変換装置の冷却装置の側面図。
【図11】図10の上面図。
【図12】従来の電力変換装置の冷却装置の側面図。
【図13】図12の上面図。
【符号の説明】
1…半導体素子、2…ヒートパイプ式冷却器、3,16
…冷却ブロック、4…ヒートパイプ、5…放熱フィン、
6…電力変換装置、7…開放部、8…車両走行風、9…
半開放部、10,18…銅製放熱フィン、11,19…
アルミ製放熱フィン、12…上下段ヒートパイプ、1
3,14…中央部ヒートパイプ、15…圧接形半導体素
子、17…カシメフィン式冷却器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 和明 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5E322 AA01 BB07 DB09 DB10 EA10 EA11 5F036 AA01 BA08 BA25 BB05 BB60

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力変換用半導体素子をヒートパイプ式
    冷却器で冷却する電力変換装置を備えた車両用半導体冷
    却装置において、前記ヒートパイプ冷却器のヒートパイ
    プに取付けられた放熱フィンの材質はヒートパイプ先端
    部に取付けられた放熱フィンの材質の方が冷却ブロック
    側に取付けられた放熱フィンより熱伝導率に優れ、車両
    走行風が流れている部分にヒートパイプ先端部分に取付
    けられた放熱フィンを配置したことを特徴とする車両用
    半導体冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用半導体冷却装置に
    おいて、前記ヒートパイプ式冷却器のヒートパイプ長さ
    は、上下段ヒートパイプ長さより中央部ヒートパイプ長
    さの方が短いことを特徴とする車両用半導体冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両用半導体冷却装置に
    おいて、前記ヒートパイプ式冷却器の上下段ヒートパイ
    プ先端に取付けられた放熱フィンを2分割したことを特
    徴とする車両用半導体冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両用半導体冷却装置に
    おいて、前記ヒートパイプ式冷却器の上下段ヒートパイ
    プに2分割され取付けられた放熱フィンの取付けピッチ
    が、冷却ブロック側に取付けられた放熱フィンの取付け
    ピッチより大きいことを特徴とする車両用半導体冷却装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両用半導体冷却装置に
    おいて、前記ヒートパイプ式冷却器の上下段ヒートパイ
    プそれぞれの中央部ヒートパイプの長さを他の上下段ヒ
    ートパイプ長さより短くしたことを特徴とする車両用半
    導体冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の車両用半導体冷却装置に
    おいて、前記ヒートパイプ式冷却器の冷却ブロック側に
    取付けられた放熱フィンの取付けピッチよりヒートパイ
    プ先端部に取付けられた放熱フィンの取付けピッチの方
    が大きいことを特徴とする車両用半導体冷却装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載のいずれか
    の車両用半導体冷却装置において、前記ヒートパイプ式
    冷却器と両面が電極面で且つ冷却面となる圧接形半導体
    素子とを積層してなる半導体スタックを半導体スタック
    の軸方向にほぼ上下となるように構成したことを特徴と
    する車両用半導体冷却装置。
  8. 【請求項8】 電力変換用半導体素子をカシメフィン式
    冷却器で冷却する電力変換装置を備えた車両用半導体冷
    却装置において、前記カシメ式冷却器に取付けられた放
    熱フィンの材質は、中央部に取付けられた放熱フィンの
    材質の方が上下段に取付けられた放熱フィンより熱伝導
    率に優れ、車両走行風が流れている部分に放熱フィンを
    配置したことを特徴とする車両用半導体冷却装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の車両用半導体冷却装置に
    おいて、上下段に取付けられた放熱フィンの取付けピッ
    チより中央部に取付けられた放熱フィンの取付けピッチ
    の方が大きいことを特徴とする車両用半導体冷却装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233562A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Hitachi Ltd 電力変換装置および鉄道車両
WO2016110977A1 (ja) * 2015-01-08 2016-07-14 三菱電機株式会社 鉄道車両用の冷却装置

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