JP2002139265A - 吸収冷温水機 - Google Patents

吸収冷温水機

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JP2002139265A
JP2002139265A JP2000332328A JP2000332328A JP2002139265A JP 2002139265 A JP2002139265 A JP 2002139265A JP 2000332328 A JP2000332328 A JP 2000332328A JP 2000332328 A JP2000332328 A JP 2000332328A JP 2002139265 A JP2002139265 A JP 2002139265A
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JP
Japan
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refrigerant vapor
absorber
regenerator
refrigerant
block
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JP2000332328A
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English (en)
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Tatsuro Fujii
達郎 藤居
Toshihiro Komatsu
智弘 小松
Akira Nishiguchi
章 西口
Satoshi Miyake
聡 三宅
Tadakatsu Nakajima
忠克 中島
Kazunori Matsumae
和則 松前
Toshikuni Ohashi
俊邦 大橋
Atsuya Tajima
敦也 田島
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Hitachi Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸収器を小型化でき機器全体が小型化する吸収
冷温水機を提供する。 【解決手段】吸収器2は、伝熱管群と、この伝熱管群
に、各ブロックごとに直交し貫通して取り付けられるプ
レートフィン24と、各ブロック2a〜2fごとにプレ
ートフィン24に直交し貫通して取り付けられる不凝縮
ガスの抽気手段12aとを備え、各ブロック2a〜2f
を、冷媒蒸気の流路となる間隔を形成して配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調等に使用され
る吸収冷温水機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収冷温水機の蒸発器もしくは吸
収器などには、例えば特開2000−35259号公報
に開示されるように、熱交換特性の向上を目的に伝熱管
が貫通した複数枚のプレートフィンを上下に配置し、か
つプレートフィンは伝熱管と直交して水平方向に所定の
間隔で配列されるクロスフィンチューブ型構造のものが
提案されている。
【0003】また、特開平10−82594号公報に開
示されるように、プレート式の再生器、蒸発器、吸収器
などにおいて、プレート間の隙間に滞留する不凝縮ガス
を取り除くため、プレート間に抽気管を設ける構造のも
のが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、特開2000−
35259号公報に開示される蒸発器もしくは吸収器で
は、各プレートフィン間に滞留する不凝縮ガスの抽出に
ついては何ら考慮されておらず、滞留する不凝縮ガスに
よって伝熱性能が低下する恐れがある。また、吸収液が
蒸発器から流入する冷媒蒸気をより効率よく吸収するよ
うには配慮されていない。
【0005】また、特開平10−82594号公報に開
示されるプレート式熱交換器においても、上下プレート
間に冷媒蒸気の流路となる間隔が設けられておらず、吸
収液が冷媒蒸気をより効率よく吸収するようには配慮さ
れていない。
【0006】本発明の目的は、単位容積あたりの伝熱面
積を増大するとともに、冷媒吸収面への冷媒蒸気流動を
促進して吸収性能を向上させ、これにより吸収器を小型
化し機器全体の小型化も図る吸収冷温水機を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る吸収冷温水機の第1の発明の構成は、
希溶液を加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離する再生器と、
この再生器で発生した冷媒蒸気を液化させる凝縮器と、
冷媒液を負荷側の冷温水管と熱交換して冷媒を蒸発させ
る蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒蒸気を前記再生器
から送給される濃溶液に吸収させる吸収器と、これら各
機器を作動的に接続する配管系を備える吸収冷温水機に
おいて、前記吸収器は、複数のブロックにブロック化さ
れた伝熱管群と、この伝熱管群に、各ブロックごとに直
交し貫通して取り付けられるプレートフィンと、各ブロ
ックごとにプレートフィンに直交し貫通して取り付けら
れる不凝縮ガスの抽気手段とを備え、前記各ブロック間
に冷媒蒸気の流路を形成したものである。
【0008】上記目的を達成するために、本発明に係る
吸収冷温水機の第2の発明の構成は、希溶液を加熱して
濃縮し冷媒蒸気を分離する再生器と、この再生器で発生
した冷媒蒸気を液化させる凝縮器と、冷媒液を負荷側の
冷温水管と熱交換して冷媒を蒸発させる蒸発器と、この
蒸発器で生じた冷媒蒸気を前記再生器から送給される濃
溶液に吸収させる吸収器と、これら各機器を作動的に接
続する配管系を備える吸収冷温水機において、前記吸収
器は、伝熱管群と、この伝熱管群に、各ブロックごとに
直交し貫通して取り付けられるプレートフィンと、各ブ
ロックごとにプレートフィンに直交し貫通して取り付け
られる不凝縮ガスの抽気手段とを備え、各ブロックを、
冷媒蒸気の流路となる間隔を形成して配置するものであ
る。
【0009】上記目的を達成するために、本発明に係る
吸収冷温水機の第3の発明の構成は、前記吸収器は、伝
熱管群と、この伝熱管群に、各ブロックごとに直交し貫
通して取り付けられるプレートフィンと、ブロックの角
部間に配置される不凝縮ガスの抽気手段とを備え、各ブ
ロックを、冷媒蒸気の流路となる間隔を形成して配置す
るものである。
【0010】上記目的を達成するために、本発明に係る
吸収冷温水機の第4の発明の構成は、前記吸収器は、伝
熱管群と、この伝熱管群に、各ブロックごとに直交し貫
通して取り付けられるプレートフィンと、冷媒蒸気の入
口と反対側の吸収器内壁面とブロックとの間に配置され
た不凝縮ガスの抽気手段とを備え、各ブロックを、冷媒
蒸気の流路となる間隔を形成して配置するものである。
【0011】また詳しくは、前記冷媒蒸気の流路は、各
ブロックの上下間に20〜100mmの間隔をあけて形
成するものである。また、前記不凝縮ガスの抽気手段
は、抽気エゼクターを備え、この抽気エゼクターの駆動
流体として溶液ポンプの吐出側から分岐した希溶液を利
用するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の吸収冷温水機に
係る実施例のサイクル系統図である。同図において、1
は蒸発器で、冷媒蒸気の発生により負荷から戻る冷水を
冷却するものである。2はクロスフィンチューブ型構造
の吸収器で、蒸発器1で発生した冷媒蒸気を吸収するも
のである。3は高温再生器、4は低温再生器で、希溶液
から冷媒を分離して濃溶液にするものである。5は凝縮
器で、高温再生器3及び低温再生器4で発生する冷媒蒸
気を凝縮するものである。6は低温溶液熱交換器、7は
高温溶液熱交換器である。8は溶液ポンプ、9は冷媒ス
プレイポンプである。10はクーリングタワーで、吸収
器2及び凝縮器5において奪った熱を放熱するものであ
る。
【0013】11は冷却水ポンプ、12は自動抽気装置
で、吸収器2内の不凝縮ガスを抽気するものである。1
2aは抽気管、12bは自動抽気装置12と抽気管12
aとを接続する配管、13は排水自動弁、14は空気抜
き弁、15は逆止弁である。16及び17は冷暖自動切
替弁で、冷房時及び暖房時に切り替えるものであるあ
る。18は、高温再生器3と吸収器2とを結び濃溶液が
戻る配管、19は、吸収器2と高温再生器3とを結び希
溶液の通る配管、20は、クーリングタワー10で冷却
された冷却水の通る冷却水配管、21は冷却水給水自動
弁、22は冷温水配管である。
【0014】上記構成において、冷暖運転サイクルは次
のように行われる。まず、冷房運転時には、切替操作信
号により、冷暖切替自動弁16、17は閉じておく。ま
た、冷却水系統の排水自動弁13、空気抜き自動弁14
は共に閉、冷却水給水自動弁21は開の状態にあって、
冷却水配管20内は冷却水が満たされている。吸収器2
で冷媒(水)により希釈された希溶液が溶液ポンプ8に
よって低温溶液熱交換器6、高温溶液熱交換器7を経て
高温再生器3へ送り込まれ、そこで加熱され冷媒が蒸発
して濃縮される。
【0015】また、低温溶液熱交換器6の出口から分岐
して低温再生器4へ送り込まれた希溶液は、高温再生器
3から発生した冷媒蒸気と熱交換し、二次冷媒蒸気を発
生して濃縮される。高温再生器3で濃縮された溶液は濃
溶液となり高温溶液熱交換器7を経て、低温再生器4で
濃縮された溶液と共に低温溶液熱交換器6を通過し、こ
れら溶液熱交換器7、6で顕熱を希溶液に与えた後吸収
器2内に散布される。
【0016】一方、高温再生器3及び低温再生器4で発
生した冷媒蒸気の各々は、低温再生器4及び凝縮器5で
濃縮され、冷媒液となって蒸発器1に流下する。そし
て、冷媒は冷媒スプレイポンプ9によって蒸発器1内に
散布され、冷温水戻り管22内の冷温水から蒸発熱を得
て蒸発し、蒸発器1と吸収器2とを連絡する蒸気通路
(破線で示す)を経て吸収器2内の散布濃溶液に吸収さ
れる。吸収器2で発生した冷媒の凝縮熱は、冷却水配管
20を循環する冷却水によって取り除かれる。
【0017】なお、冷却水は吸収器2を経て前述の凝縮
器5を循環し、低温再生器4で発生した冷媒蒸気の凝縮
熱を奪った後、クーリングタワー10で吸収熱及び凝縮
熱を外気に放熱し、冷却される。この冷却水の循環は冷
却水ポンプ11により行われる。
【0018】なお、この冷却水ポンプ10の吐出側には
逆止弁15があるため、冷房運転モードで吸収冷温水機
が停止し、冷却水ポンプ11が止まっても逆止弁15の
二次側の冷却水がクーリングタワー10に逆流すること
はない。
【0019】暖房運転サイクル時は冷暖切替自動弁1
6、17は開となる。冷却水系統の給水自動弁21は閉
となり、排水自動弁13は開にされ冷却を排水完了した
後は閉にされる。また、空気抜き自動弁14は閉にされ
る。高温再生器3で発生した冷媒蒸気は、低温再生器4
を経ずに弁17を経由して、蒸発器1内に流入し、冷温
水戻り管22の冷温水を加熱して凝縮する。凝縮した冷
媒液は、冷媒スプレイポンプ9によって冷暖切替弁15
を経て吸収器2に送り込まれ、そこで高温再生器3及び
低温再生器4から送られ吸収器2内で散布された濃溶液
を希釈して希溶液となり、再び溶液ポンプ8で高温再生
器3及び低温再生器4へ送られる。
【0020】この暖房サイクルでは冷却水ポンプ11は
停止しており、吸収器2及び凝縮器5では熱交換は行わ
れず、クーリングタワー10の動作も停止したままであ
る。
【0021】図2及び図3は、吸収器の詳細図で、図2
は縦断面図、図3は図2のA-A線の平面図である。
【0022】同図に示すように、吸収器2はクロスフィ
ンチューブ型構造のものである。すなわち、ブロック2
a、2b、2c、2d、2e、2fが上下、水平方向に
配置され、これらブロック2a、2b、2c、2d、2
e、2fに伝熱管23が直交して貫通している。複数枚
のプレートフィン24は間隔をもって配置され、吸収器
2内部に固定して取り付けられている。25はトレイで
2段(上段:25a、下段:25b)に構成されてお
り、最上部のブロック2a、2bの上方の吸収器2に固
定して取り付けられている。トレイ25の上段25aは
底部及び側部に、また下段25bは底部に多数の孔(図
示せず)が設けられており、溶液の散布が可能になって
いる。吸収器2の図示右方には蒸発器1が一体構造で取
り付けられ、高圧の蒸発器1から冷媒蒸気が流入(太矢
印で示す)する。
【0023】また、抽気手段として抽気管12a及び自
動抽気装置12aを備え、抽気管12aは、各ブロック
2a、2b、2c、2d、2e、2fのプレートフィン
24の概ね中央部に伝熱管23と平行して貫通し、各々
が端部で結合され抽気管12bによって吸収器2から自
動抽気装置12に通じている。
【0024】上記構成により、配管18によって吸収器
2の上部から濃溶液が供給され、トレイ25bからブロ
ック2a、2bの伝熱管23に均一に散布される。自動
抽気装置12が吸収器2内に溜まった不凝縮ガスを外部
に排気し冷房能力の低下を防止しており、主として暖房
から冷房サイクルへの切替時や、冷房サイクルの時に連
続的にまたは定期的に動作する。
【0025】また、ブロック2a、2b、2c、2d、
2e、2fの上下、左右水平方向における各ブロックの
間隔は、散布された吸収液が蒸発器1から流入してくる
冷媒蒸気を吸収するうえで極めて重要な作用をしてい
る。
【0026】すなわち、プレートフィン24は、冷媒蒸
気を吸収して温度上昇した吸収液から、より効果的に吸
収熱を取り除くために設けられている。一般に、その間
隔を広くすると熱交換作用が低下し、狭くすると熱交換
作用が上昇するが、狭すぎても抵抗が大きくなり冷媒蒸
気の流れを阻害する。すなわち、フィン間の圧力損失に
起因して熱交換性能が低下する。したがって、熱交換と
冷媒蒸気の流れとを勘案して間隔を決めるが、いずれに
してもプレートフィン24がない場合に比較して冷媒蒸
気の流速が減少する。吸収液は、プレートフィン24
間、もしくはプレートフィン24表面を流下する間に吸
収熱が奪われて温度が下がる。
【0027】つまり、ブロック2a、2c、2e、及び
2b、2d、2fのそれぞれの上下、左右に間隔を形成
することによって、プレートフィン24間での吸収液の
温度低下と、ブロック間の流路における冷媒蒸気の吸収
とが交互に行われ、間隔がない場合に比較して(もしく
は間隔があっても十分にない場合に比較して)吸収液の
温度低下(吸収液は低温になるほど吸収性能が向上す
る)と冷媒蒸気の吸収とがより効果的に行われる。ブロ
ック2a、2c、2e、及び2b、2d、2fのそれぞ
れの左右方向においても同様の現象が起こるが、上下方
向ほど顕著でない。
【0028】冷媒蒸気の流路となる間隔は、上下ブロッ
ク間を20〜100mmの範囲で距離をあけて形成す
る。間隔が20mm以下では、冷媒蒸気の流路が形成さ
れず吸収液が冷媒蒸気を十分に吸収することができな
い。また、100mm以上では、吸収器2の大型化につ
ながり、また、冷媒蒸気を吸収する吸収液の能力が飽和
して効果的でない。
【0029】図4は、本発明の吸収冷温水機における吸
収器に係る他の実施例の縦断面図である。図2と同様部
分には同一符号を付して説明を省略する。図1と異なる
部分は、抽気管12aを、クロスフィンチューブブロッ
ク2a、2b、2c、2dのそれぞれの角部で形成され
る間隔(流路)の間、クロスフィンチューブブロック2
c、2d、2e、2fのそれぞれの角部で形成される間
隔(流路)の間、クロスフィンチューブブロック2e、
2fの角部で形成される間隔(流路)の間に配置するこ
とである。
【0030】本実施例によれば、抽気管12aをフィン
24に貫通させないので、抽気管12aの配管が簡単に
なるという効果がある。
【0031】図5は、本発明の吸収冷温水機における吸
収器に係るさらに他の実施例の縦断面図である。図2と
同様部分には同一符号を付して説明を省略する。図1と
異なる部分は、抽気管12aを、冷媒蒸気の入口と反対
側の吸収器内壁面とブロックとの間に配置していること
である。
【0032】本実施例によれば、抽気管12aをフィン
24に貫通させないので、抽気管12aの配管が簡単に
なるという効果に加え、吸収器内壁面とブロックとの間
に設置したことによって、さらに配管が簡単になるとい
う効果がある。
【0033】図6は、本発明の吸収冷温水機の抽気手段
に係るさらに他の実施例である。
【0034】本実施例は、不凝縮ガスの吸引に抽気エゼ
クターを使用するものである。すなわち、抽気エゼクタ
ー26の駆動流体として希溶液の一部を利用するもの
で、吸収器2と高温再生器3との間の溶液ポンプ8の吐
出側から分岐した配管27に、抽気エゼクター26の駆
動液流入側を接続し、駆動液流出側を溶液ポンプ8の吸
引側に接続するものである。抽気エゼクター26の吸引
部(吸込部)には抽気管12aを接続する。
【0035】さらに、分岐された希溶液は冷却熱交換器
28において配管29を流れる冷却媒体と熱交換させ、
飽和蒸気圧を低下させることによって抽気エゼクター2
6の吸引能力の向上を図っている。なお、配管29を流
れる冷却媒体としては、クーリングタワー10から供給
される冷却水を直接用いるか、冷水あるいは蒸発器1の
冷媒を一部分岐して用いてもよい。
【0036】上記構成により、抽気エゼクター26によ
って冷媒蒸気に随伴して吸引された不凝縮ガスは、配管
27によって溶液ポンプ8の吸込側に導かれる。吸収冷
温水機の運転中は、溶液ポンプ8も作動しているので、
不凝縮ガスは溶液ポンプ8によって高温再生器3及び凝
縮器5内へ移動し、さらに凝縮器5から、たとえば抽気
エゼクター(図示せず)を利用して吸収冷温水機外へ排
出される。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、吸収器内の空間を有効
利用できるので、単位容積あたりの伝熱面積が増大して
吸収性能が向上し、これにより吸収器を小型化でき機器
全体が小型化する吸収冷温水機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収冷温水機に係る実施例のサイクル
系統図である。
【図2】図1の吸収冷温水機における吸収器の縦断面図
である。
【図3】図2のA-A線の平面図である。
【図4】本発明の吸収冷温水機における吸収器に係る他
の実施例の縦断面図である。
【図5】本発明の吸収冷温水機における吸収器に係る、
さらに他の実施例の縦断面図である。
【図6】本発明の吸収冷温水機における抽気構造に係
る、さらに他の実施例の系統図である。
【符号の説明】
1:蒸発器 2:吸収器 3:高温再生器 4:低温再生器 5:凝縮器 6:低温溶液熱交換器 7:高温溶液熱交換器 8:溶液ポンプ 9:冷媒スプレイポンプ 10:クーリングタワー 11:冷却水ポンプ 12:自動抽気装置 13:排水自動弁 14:空気抜き自動弁 15:逆止弁 16、17:冷暖自動切替弁 18、19、27、29:配管 20:冷却水配管 21:冷却水給水自動弁 22:冷温水配管 23:伝熱管 24:プレートフィン 25:トレイ 26:抽気エゼクター 28:冷却熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000221834 東邦瓦斯株式会社 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 (72)発明者 藤居 達郎 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 小松 智弘 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 西口 章 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 三宅 聡 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所産業機械システム事業部内 (72)発明者 中島 忠克 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 松前 和則 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 大橋 俊邦 大阪府大阪市此花区北港白津一丁目1番3 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 田島 敦也 愛知県東海市新宝町507番地の2 東邦瓦 斯株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】希溶液を加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離す
    る再生器と、この再生器で発生した冷媒蒸気を液化させ
    る凝縮器と、冷媒液を負荷側の冷温水管と熱交換して冷
    媒を蒸発させる蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒蒸気
    を前記再生器から送給される濃溶液に吸収させる吸収器
    と、これら各機器を作動的に接続する配管系を備える吸
    収冷温水機において、 前記吸収器は、複数のブロックにブロック化された伝熱
    管群と、 この伝熱管群に、各ブロックごとに直交し貫通して取り
    付けられるプレートフィンとを備え、 前記各ブロック間に冷媒蒸気の流路を形成したことを特
    徴とする吸収冷温水機。
  2. 【請求項2】希溶液を加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離す
    る再生器と、この再生器で発生した冷媒蒸気を液化させ
    る凝縮器と、冷媒液を負荷側の冷温水管と熱交換して冷
    媒を蒸発させる蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒蒸気
    を前記再生器から送給される濃溶液に吸収させる吸収器
    と、これら各機器を作動的に接続する配管系を備える吸
    収冷温水機において、 前記吸収器は、伝熱管群と、 この伝熱管群に、各ブロックごとに直交し貫通して取り
    付けられるプレートフィンと、 各ブロックごとにプレートフィンに直交し貫通して取り
    付けられる不凝縮ガスの抽気手段とを備え、 各ブロックを、冷媒蒸気の流路となる間隔を形成して配
    置することを特徴とする吸収冷温水機。
  3. 【請求項3】希溶液を加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離す
    る再生器と、この再生器で発生した冷媒蒸気を液化させ
    る凝縮器と、冷媒液を負荷側の冷温水管と熱交換して冷
    媒を蒸発させる蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒蒸気
    を前記再生器から送給される濃溶液に吸収させる吸収器
    と、これら各機器を作動的に接続する配管系を備える吸
    収冷温水機において、 前記吸収器は、伝熱管群と、 この伝熱管群に、各ブロックごとに直交し貫通して取り
    付けられるプレートフィンと、 ブロックの角部間に配置される不凝縮ガスの抽気手段と
    を備え、 各ブロックを、冷媒蒸気の流路となる間隔を形成して配
    置することを特徴とする吸収冷温水機。
  4. 【請求項4】希溶液を加熱して濃縮し冷媒蒸気を分離す
    る再生器と、この再生器で発生した冷媒蒸気を液化させ
    る凝縮器と、冷媒液を負荷側の冷温水管と熱交換して冷
    媒を蒸発させる蒸発器と、この蒸発器で生じた冷媒蒸気
    を前記再生器から送給される濃溶液に吸収させる吸収器
    と、これら各機器を作動的に接続する配管系を備える吸
    収冷温水機において、 前記吸収器は、伝熱管群と、 この伝熱管群に、各ブロックごとに直交し貫通して取り
    付けられるプレートフィンと、 冷媒蒸気の入口と反対側の吸収器内壁面とブロックとの
    間に配置された不凝縮ガスの抽気手段とを備え、 各ブロックを、冷媒蒸気の流路となる間隔を形成して配
    置することを特徴とする吸収冷温水機。
  5. 【請求項5】前記冷媒蒸気の流路は各ブロックの上下間
    に20〜100mmの間隔をあけて形成することを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収冷温水
    機。
  6. 【請求項6】 前記不凝縮ガスの抽気手段は、抽気エゼ
    クターを備え、この抽気エゼクターの駆動流体として溶
    液ポンプの吐出側から分岐した希溶液を利用することを
    特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の吸収冷
    温水機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017161200A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 三浦工業株式会社 冷水製造システム
JP2017161201A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 三浦工業株式会社 冷水製造システム

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JP2017161200A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 三浦工業株式会社 冷水製造システム
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