JP2002138974A - スクロール型流体機械 - Google Patents

スクロール型流体機械

Info

Publication number
JP2002138974A
JP2002138974A JP2000339171A JP2000339171A JP2002138974A JP 2002138974 A JP2002138974 A JP 2002138974A JP 2000339171 A JP2000339171 A JP 2000339171A JP 2000339171 A JP2000339171 A JP 2000339171A JP 2002138974 A JP2002138974 A JP 2002138974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
type fluid
fluid machine
operation chamber
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000339171A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Miyake
良男 三宅
Eiji Tsutsui
栄治 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2000339171A priority Critical patent/JP2002138974A/ja
Priority to PCT/JP2001/009681 priority patent/WO2002038960A1/ja
Priority to AU2002211012A priority patent/AU2002211012A1/en
Publication of JP2002138974A publication Critical patent/JP2002138974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流入気体の漏洩がなく可燃ガス等の圧縮並び
に移送にも使用できるメンテナンスの容易なオイルフリ
ー式のスクロール型流体機械を提供する。 【解決手段】 固定スクロール44と旋回スクロール2
8との間に、該旋回スクロール28の自転を阻止した公
転運動に伴って外周側から内周側へ向けて容積が順次縮
小する渦巻き状の圧縮動作室54を区画形成し、この圧
縮動作室54の容積の縮小に伴って流入気体を圧縮しつ
つ移送するようにしたスクロール型流体機械において、
旋回スクロール28を駆動する駆動軸20にモータ回転
子14を取付け、モータ固定子10を有し、一端を開口
させ他端を閉塞させたカップ状のモータケーシング12
の内部にモータ固定子14を配置し、モータケーシング
12の開口端側にブラケット62を介して固定スクロー
ル44を気密的に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無潤滑状態で気体
の圧縮並びに移送を行うオイルフリー式のスクロール型
流体機械に係り、特に可燃ガス等の圧縮並びに移送用の
ブロワとして使用して最適なスクロール型流体機械に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スクロール型流体機械は、共に渦巻き状
のラップを組合せ、一方を固定、他方を自転を阻止しつ
つ公転運動させラップの相対的運動を行わせることで、
渦巻き形状の圧縮動作室内に閉じ込めた気体の容積を徐
々に減少させて流体の圧縮並びに移送を行うようにした
ものであり、ルーツ型やロータリー型の流体機械に比べ
て騒音が小さく、圧力脈動が小さいことから、例えば小
形空調用冷凍機やエアコン用圧縮機等に広く使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオイルフリー式
スクロール型流体機械は、真空ポンプや一般空気の圧縮
供給に使用されるものがほとんどであり、流入気体の漏
洩を防止するための十分な構造が採られていなかった。
このため可燃ガス等の圧縮並びに移送用に使用するには
支障があった。
【0004】また、エアコンに使用されるオイル潤滑式
のスクロールコンプレッサは、全体が圧力容器内に密封
溶接にて収容され、取扱気体の漏洩がない構造になって
いるが、これは潤滑液(オイル)が冷媒中に混入しても
実用上の問題が生じないため、潤滑油を活用した長寿命
でメンテナンスフリーの設計が可能であることによるも
のである。従って、この構造は、取扱気体への油の混入
が許されないオイルフリー式のスクロール型流体機械の
場合には、適用が困難であった。
【0005】なお、オイルフリー式のスクロール型流体
機械の場合、一般に、ラップの先端に接触型のシール部
品(チップシール)を取付け、このシール部品を固定ス
クロールや旋回スクロールの鏡板に接触させてシールす
ることで、高圧や高真空を得ており、このシール部品を
削除すると発生圧力が高いコンプレッサや、高真空ポン
プとしての機能を満足しないことも知られている。
【0006】本発明は上記に鑑みて為されたもので、流
入気体の漏洩がなく可燃ガス等の圧縮並びに移送にも使
用できるメンテナンスの容易なオイルフリー式のスクロ
ール型流体機械、更には長寿命でメンテナンスフリーな
ブロワとして使用できるスクロール型流体機械を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、固定スクロールと旋回スクロールとの間に、該旋回
スクロールの自転を阻止した公転運動に伴って外周側か
ら内周側へ向けて容積が順次縮小する渦巻き状の圧縮動
作室を区画形成し、この圧縮動作室の容積の縮小に伴っ
て流入気体を圧縮しつつ移送するようにしたスクロール
型流体機械において、前記旋回スクロールを駆動する駆
動軸にモータ回転子を取付け、モータ固定子を有し、一
端を開口させ他端を閉塞させたカップ状のモータケーシ
ングの内部に前記モータ固定子を配置し、前記モータケ
ーシングの開口端側に前記固定スクロールを直接または
別部材を介して気密的に連結したことを特徴とするスク
ロール型流体機械である。
【0008】これにより、モータケーシング内部を気密
的に封止して、圧縮動作室内に流入した可燃ガス等の気
体を漏洩させることなくこの圧縮並びに移送を行って、
静粛性に優れたオイルフリー式のスクロール式流体機械
を実現することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記モータ固定
子を樹脂モールド成形でモータケーシング内に一体に設
けたことを特徴とする請求項1記載のスクロール型流体
機械である。これにより、特に数十ワットクラス以下
の、気体の漏洩のないオイルフリー式の小出力のスクロ
ール型流体機械(コンプレッサやブロワ)を簡便に実現
することができる。しかも、モータ巻線が樹脂によって
モールドされているため、何らかの原因でモータ巻線が
短絡したり過熱した場合でも、可燃ガス等に影響を与え
ることがなく安全である。
【0010】請求項3に記載の発明は、固定スクロール
と旋回スクロールとの間に、該旋回スクロールの自転を
阻止した公転運動に伴って外周側から内周側へ向けて容
積が順次縮小する渦巻き状の圧縮動作室を区画形成し、
この圧縮動作室の容積の縮小に伴って流入気体を圧縮し
つつ移送するようにしたスクロール型流体機械におい
て、前記圧縮作動室を区画形成する前記固定スクロール
と前記旋回スクロールとの間の軸方向に沿った隙間を極
小に設定したことを特徴とするスクロール型流体機械で
ある。
【0011】これにより、圧縮作動室を区画形成する固
定スクロールと旋回スクロールとの間の軸方向に沿った
隙間に接触型のシール部品(チップシール)を備える必
要をなくして、長寿命でメンテナンスフリーな、例えば
最大発生圧力が100kPa以下のブロアを構成するこ
とができる。つまり、オイルフリー式のスクロール型流
体機械の寿命やメンテナンス間隔は、固定スクロールと
旋回スクロールとの間の軸方向に沿った隙間に設けられ
る接触型のシール部品(チップシール)の耐久性による
ところが大きく、一般には1万時間(運転時間)を目安
にチップシールが交換されるが、このチップシールを削
除し、更にチップシールの交換と同時にメンテナンスを
行う前提で設計・選定されていた軸受を長寿命化するこ
とで、機器全体をメンテナンスフリー化することができ
る。
【0012】なお、このように、チップシールを削除す
ると、発生圧力が高いコンプレッサや、高真空ポンプと
しての機能を満足しないが、例えば最大発生圧力が10
0kPa以下の極小風量で比較的高圧のブロアであれば
性能的に問題がない。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記隙間を0.
15mm以下に設定したことを特徴とする請求項3記載
のスクロール型流体機械である。このように、圧縮作動
室を区画形成する固定スクロールと旋回スクロールとの
間の軸方向に沿った隙間を0.15mm以下に設定する
ことで、所望の性能を確保することができるが、この隙
間を、例えば0.02〜0.05mm程度に管理するこ
とで、高い圧力や高真空を維持して、最大発生圧力が1
00kPa以下のブロワとして機器の用途展開を図るこ
とができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のスクロール型流体機械を水中に没し
て使用することを特徴とするスクロール型流体機械の使
用方法である。これにより、機器全体を水中に没しても
何ら支障が無い、所謂水中モータ付スクロール型流体機
械を実現することができる。しかも、静粛性に優れるス
クロール型流体機械を水中に沈めることで、本体からの
振動伝播がなくなり、より静かな機器となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態のスクロール型流体機械を示す。このスクロール型流
体機械は、円筒状のモータ固定子10を有し、このモー
タ固定子10は、例えばポリエステル樹脂のモールド成
形によって、一端を閉塞させ他端を開口させたカップ状
のモータケーシング12の内部に一体に埋設され、これ
によって、モータケーシング12の内外の気密性が確保
されている。このモータ固定子10には、電源リード線
11から電力が供給される。
【0016】モータケーシング12の内部には、永久磁
石から成るモータ回転子14が配置され、このモータ回
転子14は、主軸受16と補助軸受18によってモータ
ケーシング12内に回転自在に支承された駆動軸である
クランク軸20に固定されている。モータケーシング1
2の軸受16,18の固定部には、例えばステンレス製
の薄板をカップ状に成形したハウジング22が設けら
れ、軸受16,18の外輪部のクリープを防止してい
る。
【0017】クランク軸20の先端には、この軸心と偏
心量eだけ偏心した位置に軸心を有するクランクピン2
4が一体に連接され、このクランクピン24に、ころが
り軸受から成る旋回軸受26を介して略円板状の旋回ス
クロール28が回転自在に連結されている。更に、旋回
スクロール28と下記のブラケット62の間には、前記
偏心量eと同じ偏心量eだけ偏心した位置に軸心を持つ
2本ピン30a,30bを有するピンクランク32が円
周方向に沿った3カ所に設けられている。このピンクラ
ンク32は、旋回スクロール28の自転防止機構を構成
するもので、このピンクランク32の一方のピン30a
は、ブラケット62に固定した軸受34に回転自在に支
承され、他方のピン30bは、旋回スクロール28に固
着した軸受36に回転自在に支承されている。
【0018】これによって、クランク軸20の回転に伴
って、クランクピン24が偏心量eを半径とした公転運
動を行い、このクランクピン24の公転運動で旋回スク
ロール28も偏心量eを半径とした公転運動を行い、し
かも、旋回スクロール28の自転がピンクランク32で
阻止されるようになっている。クランク軸20には、回
転系のバランスを確保するバランスウェイト38が設け
られている。
【0019】旋回スクロール28に対峙して、吸込口4
0と吐出口42とを有するカップ状の固定スクロール4
4が配置されている。そして、旋回スクロール28の鏡
板46には、固定スクロール44側に突出するインボリ
ュート曲線またはこれに類似した曲線形状からなるラッ
プ48が設けられ、固定スクロール44の鏡板50に
は、旋回スクロール28側に突出するインボリュート曲
線またはこれに類似した曲線形状からなるラップ52が
設けられている。更に、旋回スクロール28のラップ4
8の先端には、固定スクロール44の鏡板50に接触し
てここをシールするチップシール56が、固定スクロー
ル44のラップ52の先端には、旋回スクロール28の
鏡板46に接触してここをシールするチップシール58
がそれぞれ装着されている。
【0020】これによって、固定スクロール44と旋回
スクロール28との間に、該旋回スクロール28の自転
を阻止した公転運動に伴って外周側から内周側へ向けて
容積が順次縮小する渦巻き状の圧縮動作室54が両ラッ
プ48,52間に区画形成され、この圧縮動作室54が
両鏡板46,50で閉塞されている。そして、この圧縮
動作室54内に流入した気体は、旋回スクロール28の
自転を阻止した公転運動により、圧縮動作室54の容積
の縮小に伴って圧縮されつつ順次移送されるようになっ
ている。
【0021】モータケーシング12と固定スクロール4
4との間には、筒状のブラケット62が配置されてい
る。そして、モータケーシング12の開口端部にブラケ
ット62の一端がいんろうにより位置決めされ、Oリン
グ64を介してボルト締結されている。また、固定スク
ロール44の開口端部にブラケット62の他端がいんろ
うにより位置決めされ、Oリング66を介してボルト締
結されている。これによって、モータケーシング12、
固定スクロール44及びブラケット62で区画される内
部の気密性が確保されて、吸込口40から両スクロール
28,44間に流入した気体の吐出口42以外からの吐
出や漏洩が防止されるようになっている。
【0022】ここで、両スクロール28,44とブラケ
ット62の材料として、生産性の観点からアルミダイカ
ストを使用している。また、スクロール28,44によ
って圧縮された気体は断熱圧縮によって発熱し、この熱
によって線膨張係数の大きなアルミが膨張し、両スクロ
ール28,44間の軸方向隙間が狭くなってしまう可能
性があるので、両スクロール28,44のうちの少なく
とも一方に、表面にテフロン(登録商標)コーティング
やダクロダイズド処理を施し、これによって、両者が噛
り付かないようにしている。なお、両スクロール28,
44とブラケット62の外周面に図示しない冷却フィン
を多数設けて、温度上昇の緩和を図っている。
【0023】この実施の形態のスクロール型流体機械に
よれば、電源リード線11から電流を供給すると、モー
タ回転子14とクランク軸20が一体に回転し、この回
転に伴って、クランクピン24と旋回スクロール28が
同期した公転運動を行う。この時、ピンクランク32に
より旋回スクロール28の自転が阻止される。すると、
気体は吸込口40から旋回スクロール28と固定スクロ
ール44とで構成される圧縮動作室54に流入し、両ラ
ップ48,52の作用によって圧縮動作室54が外周側
から内周側へ向けて順次縮小することで、気体は圧縮さ
れつつ移送されて高圧となり、吐出口42より機外へ排
出される。
【0024】この時、モータケーシング12の内部を気
密的に封止することで、圧縮動作室54内に流入した可
燃ガス等の気体を漏洩させることなくこの圧縮並びに移
送を行うことができ、これによって、静粛性に優れたオ
イルフリー式のスクロール型流体機械を実現することが
できる。
【0025】また、この実施の形態のスクロール型流体
機械は、流体機械全体を水中に沈めて、水冷による本体
の冷却も可能である(この場合、吸気管と吐出管は気中
に露出させる)。このように、水中に埋没させると、騒
音及び振動の軽減効果も期待できるためメリットが大き
い。このことは、以下の実施の形態にあっても同様であ
る。
【0026】図2は、本発明の第2の実施の形態のスク
ロール型流体機械を示し、これは、旋回スクロール28
のラップ48の先端と固定スクロール44の鏡板50と
の間隔S、及び固定スクロール44のラップ52の先
端と旋回スクロール28の鏡板46との間隔Sを極小
に、好ましくは、0.15mm以下に設定して、図1に
示すチップシール56,58を省略し、これによって、
長寿命でメンテナンスフリーな、例えば最大発生圧力が
100kPa以下のブロアとして使用して最適なスクロ
ール型流体機械を構成したものである。
【0027】つまり、オイルフリー式のスクロール型流
体機械の寿命やメンテナンス間隔は、チップシール5
6,58の耐久性によるところが大きく、一般には1万
時間(運転時間)を目安にチップシール56,58が交
換されるが、このチップシール56,58を削除し、更
にチップシール56,58の交換と同時にメンテナンス
を行う前提で設計・選定されていた軸受を長寿命化する
ことで、機器全体をメンテナンスフリー化することがで
きる。
【0028】なお、このように、チップシールを削除す
ると、発生圧力が高いコンプレッサや、高真空ポンプと
しての機能を満足しないが、例えば最大発生圧力が10
0kPa以下の極小風量で比較的高圧のブロアであれば
性能的に問題がない。
【0029】ここで、旋回スクロール28のラップ48
の先端と固定スクロール44の鏡板50との間隔S
及び固定スクロール44のラップ52の先端と旋回スク
ロール28の鏡板46との間隔Sを0.15mm以下
に設定することで、所望の性能を確保することができる
が、この隙間を、例えば0.02〜0.05mm程度に
管理することで、高い圧力や高真空を維持して、最大発
生圧力が100kPa以下のブロワとして機器の用途展
開を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流入気体の漏洩が無く可燃ガス等の圧縮並びに移送にも
使用できるメンテナンスの容易なオイルフリー式のスク
ロール型流体機械と、長寿命のオイルフリー式スクロー
ル型ブロワを提供することができる。また水中に沈めて
使用することも可能なため、静粛性に配慮したアプリケ
ーションの展開が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のスクロール型流体
機械を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のスクロール型流体
機械を示す断面図である。
【符号の説明】
10 モータ固定子 12 モータケーシング 14 モータ回転子 20 クランク軸 22 ハウジング 24 クランクピン 28 旋回スクロール 32 ピンクランク 38 バランスウェイト 40 吸込口 42 吐出口 44 固定スクロール 46,50 鏡板 48,52 ラップ 54 圧縮動作室 56,58 チップシール 58 チップシール 62 ブラケット 64,66 Oリング S,S 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA02 AA15 AA24 AB05 AB10 BB16 CC04 CC07 CC09 CC17 CC19 CC39 CC66 3H039 AA02 AA05 AA12 BB11 BB15 CC04 CC05 CC10 CC15 CC23 CC31 CC33 CC35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定スクロールと旋回スクロールとの間
    に、該旋回スクロールの自転を阻止した公転運動に伴っ
    て外周側から内周側へ向けて容積が順次縮小する渦巻き
    状の圧縮動作室を区画形成し、この圧縮動作室の容積の
    縮小に伴って流入気体を圧縮しつつ移送するようにした
    スクロール型流体機械において、 前記旋回スクロールを駆動する駆動軸にモータ回転子を
    取付け、 モータ固定子を有し、一端を開口させ他端を閉塞させた
    カップ状のモータケーシングの内部に前記モータ固定子
    を配置し、 前記モータケーシングの開口端側に前記固定スクロール
    を直接または別部材を介して気密的に連結したことを特
    徴とするスクロール型流体機械。
  2. 【請求項2】 前記モータ固定子を樹脂モールド成形で
    モータケーシング内に一体に設けたことを特徴とする請
    求項1記載のスクロール型流体機械。
  3. 【請求項3】 固定スクロールと旋回スクロールとの間
    に、該旋回スクロールの自転を阻止した公転運動に伴っ
    て外周側から内周側へ向けて容積が順次縮小する渦巻き
    状の圧縮動作室を区画形成し、この圧縮動作室の容積の
    縮小に伴って流入気体を圧縮しつつ移送するようにした
    スクロール型流体機械において、 前記圧縮作動室を区画形成する前記固定スクロールと前
    記旋回スクロールとの間の軸方向に沿った隙間を極小に
    設定したことを特徴とするスクロール型流体機械。
  4. 【請求項4】 前記隙間を0.15mm以下に設定した
    ことを特徴とする請求項3記載のスクロール型流体機
    械。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のスク
    ロール型流体機械を水中に没して使用することを特徴と
    するスクロール型流体機械の使用方法。
JP2000339171A 2000-11-07 2000-11-07 スクロール型流体機械 Pending JP2002138974A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339171A JP2002138974A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 スクロール型流体機械
PCT/JP2001/009681 WO2002038960A1 (fr) 2000-11-07 2001-11-06 Dispositif pour circulation de fluide en spirale
AU2002211012A AU2002211012A1 (en) 2000-11-07 2001-11-06 Scroll fluid machinery

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339171A JP2002138974A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 スクロール型流体機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002138974A true JP2002138974A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18814278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000339171A Pending JP2002138974A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 スクロール型流体機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002138974A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008688A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 サンデン株式会社 スクロール型流体機械及びそのガスケット
CN107704716A (zh) * 2017-11-20 2018-02-16 大连理工大学 一种减小主轴—叶轮装配应力和主轴弯曲变形的设计方法
CN107949703A (zh) * 2015-08-28 2018-04-20 株式会社日立产机系统 涡旋式流体机械及其维护方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008688A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 サンデン株式会社 スクロール型流体機械及びそのガスケット
JP2015021386A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 サンデン株式会社 スクロール型流体機械及びそのガスケット
CN107949703A (zh) * 2015-08-28 2018-04-20 株式会社日立产机系统 涡旋式流体机械及其维护方法
EP3343038A4 (en) * 2015-08-28 2019-03-13 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. SPIRAL FLUID MACHINE AND MAINTENANCE METHOD THEREFOR
JP2019194480A (ja) * 2015-08-28 2019-11-07 株式会社日立産機システム スクロール式流体機械およびそのメンテナンス方法、組立方法
EP3715635A1 (en) * 2015-08-28 2020-09-30 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Scroll-type fluid machine and maintenance method for same
US11441559B2 (en) 2015-08-28 2022-09-13 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Scroll fluid machine having separable main body unit and motor unit
US11795943B2 (en) 2015-08-28 2023-10-24 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Scroll fluid machine having separable main body unit and motor unit
CN107704716A (zh) * 2017-11-20 2018-02-16 大连理工大学 一种减小主轴—叶轮装配应力和主轴弯曲变形的设计方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4999157B2 (ja) 磁気カップリングを介して駆動源に結合した流体機械
JP3985051B2 (ja) ダブルラップドライスクロール真空ポンプ
JP2000097186A (ja) オイルフリースクリュー圧縮機
JP2006009792A (ja) 回転式圧縮機
US5775888A (en) Scroll fluid machine having end plate with greater center thickness
JP2006307699A (ja) 圧縮機
US20100260637A1 (en) Single-screw compressor
JP2002138974A (ja) スクロール型流体機械
JPH02248675A (ja) スクロール流体機械
JP2008164095A (ja) 磁気カップリング装置
JP3166258B2 (ja) ロータリ圧縮機
US5791886A (en) Scroll type fluid displacement apparatus with an axial seal plate
WO2002038960A1 (fr) Dispositif pour circulation de fluide en spirale
JP6598881B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2004044606A (ja) オイルフリースクリュー圧縮機
JPH02227583A (ja) スクロール圧縮機
JP2013221485A (ja) 圧縮機
JP4104534B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2002250292A (ja) 密閉型回転圧縮機及び冷凍・空調装置
JP2003254261A (ja) スクロール型流体機械
KR100343724B1 (ko) 터보 압축기의 베어링 구조
JPH10213084A (ja) スクロールコンプレッサ
JP2000009065A (ja) スクロール型圧縮機
JP4870445B2 (ja) スクロール流体機械
JP2002317777A (ja) スクロール型流体機械

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306