JP2002138619A - 床構造 - Google Patents
床構造Info
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- JP2002138619A JP2002138619A JP2000331196A JP2000331196A JP2002138619A JP 2002138619 A JP2002138619 A JP 2002138619A JP 2000331196 A JP2000331196 A JP 2000331196A JP 2000331196 A JP2000331196 A JP 2000331196A JP 2002138619 A JP2002138619 A JP 2002138619A
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Abstract
適に使用できるとともに、簡単な構成で排水機能を有す
る床構造とする。 【解決の手段】排水路14を有する大引12を基礎5に
取付け、大引12の上面に下地板19を取付け、下地板
19の上面には、流路25を有する根太23を横方向に
間隔を置いて並列して取付け、根太23と大引12の交
接部には、根太23の流路25と大引12の排水路14
とを連通する通路26を設け、各根太23の側方間に
は、防水部29で覆われた補助層30を敷設し、防水部
29の上面に飛散した水は、根太23の通水部24から
根太流路25を通って大引排水路14等から排出される
ように形成し、かつ、防水部29の上面には、床部31
を、着脱自在に装着した床構造。
Description
床構造に関する。
て、本件出願人が出願した特許第2539709号の特
許公報に記載された発明がある。
記載された床構造は、床パネルの両縁の間に目地材を挟
置して床部を構成し、床パネルの両縁をそれぞれ支持す
るフランジ部を両側の開放側端縁に有する溝型材からな
る根太材を複数並置している。また、前記根太材を直角
に支持する複数の大引き材を設け、この大引き材と根太
材との交接部において、大引き材、根太材にそれぞれ設
けられた通水孔が一致するように固定されている。そし
て、前記目地材、根太材、根太材の通水孔、大引き材と
流下する床部に流された洗浄水を排水管に導入する排水
装置を設けてある。
における住人の生活状態について考察すると、従来畳敷
などの座敷で生活していた高齢者らが寝たきりに近い状
態になったり、下肢が不自由になったときなどに、高齢
者らが快適に生活できる所は、今まで使っていたような
気に入った座敷である。
備を必要とするスペース(例えば、風呂場、トイレ)
は、住宅建造時に施工された箇所に限られてしまう。そ
こで、本発明は、高齢者らの使用していた座敷等の居住
スペースを、座敷等として快適に使用できるとともに、
簡単な構成で排水機能も有する床構造とすることを課題
とする。
4を有する大引12を基礎5に取付け、大引12の上面
に下地板19を取付け、下地板19の上面には、流路2
5を有する根太23を横方向に間隔を置いて並列して取
付け、根太23と大引12の交接部には、根太23の流
路25と大引12の排水路14とを連通する通路26を
設け、各根太23の側方間には、防水部29で覆われた
補助層30を敷設し、防水部29の上面に飛散した水
は、根太23の通水部24から根太流路25を通って大
引排水路14等から排出されるように形成し、かつ、防
水部29の上面には、床部31を、着脱自在に装着して
床構造とした。
大引12は、基礎5の一部として形成した。第3の発明
は、第1の発明または第2の発明において、前記床部3
1は、畳状の床材とした。
いずれかにおいて、前記通水部24は、根太23の上方
に設けられた目皿とした。
形態の説明をする。図は本発明の床構造の一実施の形態
の説明用の図である。
チール製の角形の管で形成した大引12を、コンクリー
ト製の基礎5に、図示してない取付け金具で取付けて固
定して設けてある。この大引12は、基礎5の一部とし
て、基礎の機能も果たすものである。
として、大引排水路14を形成するようにしているが、
大引12は角形の材木で形成し、大引排水路14は、ス
テンレススチール製の管、または合成樹脂製のホース等
を大引12に沿って設置して大引排水路14にすること
も可能である。
の上面の略全面を覆う、木製または金属製の下地板19
が図示してない取付け具で取付けてある。そして、木製
とした下地板19には、ゴムアスファルトシートを貼付
してある。また、下地板19の上面には、上部が開口し
たC型鋼であるステンレススチール製の根太23を、横
方向に間隔を置いて並列して、図示してない取付具で取
付けてある。この根太23の内部は、水等を流す根太流
路25となっている。
6上に載置された調節支柱7が設けられており、根太2
3にかかる荷重を分散して受けるようになっている。ま
た、根太23と大引12の交接部には、根太23の根太
流路25と大引12の大引排水路14を連通する通路2
6が設けられている。なお、大引12及び根太23は、
その他の鋼鉄製とすることができる。
板(防水部)29で覆われた補助層30が、隣接する根
太23より若干高く敷地されており、ステンレス板29
の上面に飛散した水は、根太23の目皿24から根太流
路25を通って、さらに通路26から大引排水路14等
を経て、大引排水トラップ15を介して外部に排水され
るように形成してある。なお、ステンレス板29には、
合成樹脂製の防水シートを代用してもよい。
ル等の断熱材で形成されており、補助層30に外力が加
えられてもあまり変形しないようにしてある。また、補
助層30の壁面と接する端部には、水切り板36が設け
られており、洗浄水等が壁面側に漏水せず、根太23内
に確実に導入されるようになっている。
状の床部31が、着脱自在に装着してある。なお、図1
における符号32の部分は、畳状の床部31を取り除い
た部分を表すものである。
排水構造等を組み込んで構築して置くか、高齢者らが寝
たきりに近い状態になる以前に、床構造を改装して置く
と、必要となったときに、直ちに利用することができて
便利である。
ば、通常の居住スペースを、容易に排水設備を有する床
構造に変更することができる。また、本床構造は、住宅
建造物の基礎自体に排水路を形成し、床部からの排水
を、効率良くこの基礎部分の排水路に導くようにした。
したがって、複雑な排水経路が必要なく、施行性も良好
な床構造とすることができる。
を、床構造の上面に装着すると、寝たきりに近い状態に
なった高齢者らは、従前の生活空間のまま、快適に生活
できることとなる。
して使用したい場合は、畳状の床部31を座敷から除く
だけで、風呂やシャワー、トイレ等を容易に設置できる
床構造として利用することができる。
線の断面図
線の断面図
の拡大図
の拡大図
解した斜視図
Claims (4)
- 【請求項1】排水路14を有する大引12を基礎5に取
付け、大引12の上面に下地板19を取付け、下地板1
9の上面には、流路25を有する根太23を横方向に間
隔を置いて並列して取付け、根太23と大引12の交接
部には、根太23の流路25と大引12の排水路14と
を連通する通路26を設け、各根太23の側方間には、
防水部29で覆われた補助層30を敷設し、防水部29
の上面に飛散した水は、根太23の通水部24から根太
流路25を通って大引排水路14等から排出されるよう
に形成し、かつ、防水部29の上面には、床部31を、
着脱自在に装着した床構造。 - 【請求項2】前記大引12は、基礎5の一部として形成
されている請求項1記載の床構造。 - 【請求項3】前記床部31は、畳状の床材である請求項
1または2に記載の床構造。 - 【請求項4】前記通水部24は、根太23の上方に設け
られた目皿である請求項1〜3のいずれかに記載の床構
造。
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