JP2002137582A - 偽造防止シート - Google Patents
偽造防止シートInfo
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- JP2002137582A JP2002137582A JP2000337499A JP2000337499A JP2002137582A JP 2002137582 A JP2002137582 A JP 2002137582A JP 2000337499 A JP2000337499 A JP 2000337499A JP 2000337499 A JP2000337499 A JP 2000337499A JP 2002137582 A JP2002137582 A JP 2002137582A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作成が容易であるとともに安価な偽造防止シ
ートを提供する。 【解決手段】 偽造防止シート１は、シート基材２の所
定部に情報９を表示した情報表示部を有し、この情報表
示部上に、透視可能な印刷層１０を形成してなる。
ートを提供する。 【解決手段】 偽造防止シート１は、シート基材２の所
定部に情報９を表示した情報表示部を有し、この情報表
示部上に、透視可能な印刷層１０を形成してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品券、株券、会
員カード、各種チケットなどに利用すると好適な偽造防
止シートに関する。
員カード、各種チケットなどに利用すると好適な偽造防
止シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、商品券、株券、会員カード、
各種チケットなどに表示した情報の改ざんを防止する偽
造防止シートは、種々の構成のものが知られている。し
かし、従来の偽造防止シートの多くは、特殊な技術を施
すために、構成が複雑であり、作成が容易でないととも
に、コストが高いという問題点がある。この問題点を解
消した簡便な構成のものとして、既に、シート全体をラ
ミネートフィルムで被覆保護する構成が知られている。
各種チケットなどに表示した情報の改ざんを防止する偽
造防止シートは、種々の構成のものが知られている。し
かし、従来の偽造防止シートの多くは、特殊な技術を施
すために、構成が複雑であり、作成が容易でないととも
に、コストが高いという問題点がある。この問題点を解
消した簡便な構成のものとして、既に、シート全体をラ
ミネートフィルムで被覆保護する構成が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このラミネ
ートフィルムで被覆保護する偽造防止シートにあって
は、シート全体を被覆するので、シートの柔軟性を阻害
するという不都合を有するとともに、押印部やファイル
孔をも被覆してしまうので、このような加工部分を有す
るシートには適用できないという不都合を生じる。この
不都合を回避すべく、押印部やファイル孔などの加工部
分を避けて部分的にラミネートフィルムを設けるのは、
極めて技術的に難しく、高価なものになってしまうとい
う新たな不都合を生じる。本発明は、このような不都合
を解消した偽造防止シートを提供することを目的とす
る。
ートフィルムで被覆保護する偽造防止シートにあって
は、シート全体を被覆するので、シートの柔軟性を阻害
するという不都合を有するとともに、押印部やファイル
孔をも被覆してしまうので、このような加工部分を有す
るシートには適用できないという不都合を生じる。この
不都合を回避すべく、押印部やファイル孔などの加工部
分を避けて部分的にラミネートフィルムを設けるのは、
極めて技術的に難しく、高価なものになってしまうとい
う新たな不都合を生じる。本発明は、このような不都合
を解消した偽造防止シートを提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項１に記載した偽造防止シートは、シ
ート基材の所定部に情報を表示した情報表示部を有する
シートにおいて、所定の情報表示部上に、透視可能な印
刷層を形成してなるものである。
に、本発明の請求項１に記載した偽造防止シートは、シ
ート基材の所定部に情報を表示した情報表示部を有する
シートにおいて、所定の情報表示部上に、透視可能な印
刷層を形成してなるものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
を会員カードに適用した場合の好適な実施形態を説明す
る。ここにおいて、図１は会員カードの平面図、図２は
図１のＡ−Ａ線断面図である。
を会員カードに適用した場合の好適な実施形態を説明す
る。ここにおいて、図１は会員カードの平面図、図２は
図１のＡ−Ａ線断面図である。
【０００６】図１に示すように、偽造防止シートである
会員カード１は、シート基材たるカード基材２上に、
「会員カード」なる標題３、「○○○クラブ」なるクラ
ブ名表示４、会員名記入部５、「会員番号」なる標題６
とその右に設けた会員番号記入部７及び「有効期限」な
る標題８と「２００１．１０．３１」なる有効期限表示
９を印刷してある。これらの各印刷部分が情報表示部を
構成する。前記有効期限表示９は、新旧カードの切り換
えを、毎年全会員について特定された同日に行うので、
あらかじめ印刷可能なものである。
会員カード１は、シート基材たるカード基材２上に、
「会員カード」なる標題３、「○○○クラブ」なるクラ
ブ名表示４、会員名記入部５、「会員番号」なる標題６
とその右に設けた会員番号記入部７及び「有効期限」な
る標題８と「２００１．１０．３１」なる有効期限表示
９を印刷してある。これらの各印刷部分が情報表示部を
構成する。前記有効期限表示９は、新旧カードの切り換
えを、毎年全会員について特定された同日に行うので、
あらかじめ印刷可能なものである。
【０００７】一方、会員番号記入部７には、通常は連続
番号となる会員番号を、カード発行時に、会員名記入部
５へ印字する会員氏名とともに印字し、互いに紐付けし
て記録するものである。
番号となる会員番号を、カード発行時に、会員名記入部
５へ印字する会員氏名とともに印字し、互いに紐付けし
て記録するものである。
【０００８】上述の有効期限表示９をした部分の上に、
透明な印刷層１０を形成している。この印刷層１０は、
一般的に印刷に用いられているオーバープリント用のワ
ニス（以下ＯＰニスという）で形成すると好適である。
ＯＰニスとしては、公知のものを使用すればよく、特に
樹脂の種類は限定されず、また、紫外線硬化型あるいは
酸化重合型などインキ乾燥のタイプも如何なるものでも
よい。さらに、印刷法も公知の如何なる方法を用いても
よい。
透明な印刷層１０を形成している。この印刷層１０は、
一般的に印刷に用いられているオーバープリント用のワ
ニス（以下ＯＰニスという）で形成すると好適である。
ＯＰニスとしては、公知のものを使用すればよく、特に
樹脂の種類は限定されず、また、紫外線硬化型あるいは
酸化重合型などインキ乾燥のタイプも如何なるものでも
よい。さらに、印刷法も公知の如何なる方法を用いても
よい。
【０００９】このように、有効期限表示９を透明な印刷
層１０で被覆したので、前記有効期限表示９を改ざんす
るには、前記印刷層１０を破壊しなければならず、ま
た、一旦破壊した前記印刷層１０を元通り復元するのは
極めて困難なので、改ざん行為があれば一目で識別可能
である。
層１０で被覆したので、前記有効期限表示９を改ざんす
るには、前記印刷層１０を破壊しなければならず、ま
た、一旦破壊した前記印刷層１０を元通り復元するのは
極めて困難なので、改ざん行為があれば一目で識別可能
である。
【００１０】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば、会員カード１として印刷あ
るいは印字する内容は、種々変更可能である。また、偽
造防止シートは、会員カード１のほか、シート上に表示
した情報の偽造防止が必要なものである限り、その用途
を問わないものである。さらに、透視可能な印刷層１０
の形成も、ＯＰニスによるほか、透視可能で印刷可能な
ものであれば、いかなるものを用いてもよい。
れるものではなく、例えば、会員カード１として印刷あ
るいは印字する内容は、種々変更可能である。また、偽
造防止シートは、会員カード１のほか、シート上に表示
した情報の偽造防止が必要なものである限り、その用途
を問わないものである。さらに、透視可能な印刷層１０
の形成も、ＯＰニスによるほか、透視可能で印刷可能な
ものであれば、いかなるものを用いてもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明の請求項
１に記載した偽造防止シートによれば、偽造を防止した
い所定の情報表示部上に透視可能な印刷層を設けるの
で、シートの一部に対して、押印部やファイル孔などの
加工部分は避けて、容易かつ確実に印刷層を印刷でき、
加工部分を有するシートにも適用できるとともに、シー
トの柔軟性を損なうことがなく、また、安価に提供でき
るほか、情報表示部の情報は視認可能な一方、改ざん行
為があれば、一目で視覚的に確認でき、ひいては偽造防
止に貢献できるという効果を奏する。
１に記載した偽造防止シートによれば、偽造を防止した
い所定の情報表示部上に透視可能な印刷層を設けるの
で、シートの一部に対して、押印部やファイル孔などの
加工部分は避けて、容易かつ確実に印刷層を印刷でき、
加工部分を有するシートにも適用できるとともに、シー
トの柔軟性を損なうことがなく、また、安価に提供でき
るほか、情報表示部の情報は視認可能な一方、改ざん行
為があれば、一目で視覚的に確認でき、ひいては偽造防
止に貢献できるという効果を奏する。
【図１】会員カードの平面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
１ 会員カード ２ カード基材 ３，６，８ 標題 ４ クラブ名表示 ５ 会員名記入部 ７ 会員番号記入部 ９ 有効期限表示 １０ 印刷層
Claims (1)
- 【請求項１】 シート基材の所定部に情報を表示した情
報表示部を有するシートにおいて、所定の情報表示部上
に、透視可能な印刷層を形成してなることを特徴とする
偽造防止シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000337499A JP2002137582A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 偽造防止シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000337499A JP2002137582A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 偽造防止シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002137582A true JP2002137582A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18812870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000337499A Pending JP2002137582A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 偽造防止シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002137582A (ja) |
-
2000
- 2000-11-06 JP JP2000337499A patent/JP2002137582A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060120 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |