JP2002137319A - 保温性布体 - Google Patents

保温性布体

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JP2002137319A
JP2002137319A JP2000372158A JP2000372158A JP2002137319A JP 2002137319 A JP2002137319 A JP 2002137319A JP 2000372158 A JP2000372158 A JP 2000372158A JP 2000372158 A JP2000372158 A JP 2000372158A JP 2002137319 A JP2002137319 A JP 2002137319A
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JP
Japan
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heat insulating
cloth
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fabric material
underwear
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JP2000372158A
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English (en)
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Yuukari Saito
祐佳里 斎藤
Segan Kin
世含 金
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚面における遠赤外線効果を明確に確
認でき、さらに、優れた保温性と通気性、および消臭効
果と抗菌作用を発揮することができる保温性布体を提供
すること。 【解決手段】 織布もしくは不織布からなる布体におい
て、該布体(1)の少なくとも一面に、加熱処理にて肉
厚円柱状に発泡する複数の突起部(2)を接着した保温
性布体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠赤外線により保
温性や血行促進を向上させると共に、保湿性や細胞活性
効果をも兼ね備えた保温性布体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、身体に装着する肌着や靴下、
またパジャマ等においては、保温性や吸湿性、さらには
通気性や肌触感を向上させるように、天然繊維や化学繊
維の織布もしくは不織布からなる布体にて形成されてい
る。
【0003】また近日、遠赤外線を放射するセラミック
粉を繊維糸内に付着させ、該繊維糸を使用して織成した
肌着が開発されている。前記繊維糸にて織成された肌着
を装着した場合、心地よい保温性が得られると共に、放
射される遠赤外線により血行の促進や神経伝達系の活性
化が得られた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、セラミック粉
を付着させた繊維糸により織成された肌着や靴下等にお
いては、洗濯を繰り返す度にセラミック粉が解け出し
て、遠赤外線効果が低減してしまうという欠点があっ
た。
【0005】また、前記繊維糸で織成された肌着におい
ては、繊維内に付着されたセラミック粉が肉眼で確認で
きないため、視覚の面における効果や効能のイメージが
感じ取れなかった。さらに、通気性の面においても、従
来の肌着と比較して特に優れた点を見出すまでには至ら
なかった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、使用中における
遠赤外線効果の低減を防ぎ、視覚面の効果や効能を明確
に確認でき、さらに、優れた通気性と保湿性および細胞
活性効果をも発揮することができる保温性布体を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の保温性布体は、織布もしくは不織布からな
る布体において、該布体の少なくとも一面に、加熱処理
にて肉厚円柱状に発泡する複数の突起部を接着した。
【0008】また、前記突起部は、発泡剤、セラミック
粉、真珠粉およびホワイトバインダーとで構成される。
【0009】突起部は、布体の表面に肉厚円柱状に複数
形成されるので、身体に装着した場合、肌と布体の間に
好適な隙間が生じ、優れた通気性が得られる。
【0010】また、突起部は発泡剤、セラミック粉、真
珠粉およびホワイトバインダーにて構成されているの
で、前記布体にて形成された肌着等を装着した場合、心
地よい保温性が得られると共に、放射される遠赤外線に
より血行の促進や神経伝達系の活動を活性化させること
ができる。さらに、真珠粉により、保湿作用、紫外線吸
収作用、抗アレルギー作用、PH調整作用、細胞活性作
用および抗酸作用等の優れた効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の保温性布体の実施
の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。なお、図1
は突起部を接着した布体の全体図、図2は前記布体の拡
大断面図、図3は前記布体を男性用肌着に用いた状態の
正面図、図4は前記布体を女性用肌着に用いた状態の正
面図をそれぞれ表す。
【0012】布体1は、天然繊維や化学繊維、また前記
繊維を混紡した織布もしくは不織布からなり、肌着や靴
下、またパジャマや敷布等、幅広く使用される。また、
前記布体1の少なくとも一面には、約150℃の温度で
一分前後加熱処理することにより、肉厚円柱状に発泡形
成される複数の突起部2が接着されている。
【0013】前記突起部2は肉厚円柱状を呈しており、
布体1の一面に適宜間隔に複数形成される。そのため、
身体に装着した場合、肌Aと布体1の間に好適な隙間a
が生じ、優れた通気性を得ることができる。
【0014】また、突起部1は発泡剤、セラミック粉、
真珠粉およびホワイトバインダーとで構成されている。
【0015】発泡剤は、前記突起部1の主原料であり、
乾燥後、外部より加熱することにより表面積が増加して
発泡膨張し、布体1の表面に肉厚円柱状の突起体を形成
することができる。なお、前記発泡剤においては、加熱
することにより発泡膨張する特徴を有すれば、特に素材
を限定するものではない。
【0016】セラミック粉は、遠赤外線を放射するトル
マリン鉱石等を微粉末状としたものである。前記セラミ
ック粉を突起部1の構成要素とすることにより、肌着や
靴下に応用した場合、心地よい暖かさの保温効果が得ら
れると共に、放射される遠赤外線により細胞分子活動が
共鳴され、血行の促進や神経伝達系の活動を活性化させ
ることができる。またさらに、前記セラミック粉は、消
臭作用や抗菌効果も兼ね備える。
【0017】真珠粉は、天然または養殖真珠を微粉末状
としたものであり、主成分の炭酸カルシウムと少量の有
機物(コンキオリン)とで構成されている。また前記真
珠粉は、保湿作用、日焼け防止としての紫外線吸収作
用、抗アレルギー作用、酸とアルカリの割合を調整する
PH調整作用、新陳代謝を促進する細胞活性作用、老化
防止としての抗酸作用等の優れた作用を発揮することが
解明されている。
【0018】ホワイトバインダーは白色系の接合剤であ
り、前記発泡剤とセラミック粉、および真珠粉を好適に
接合し、突起部2を布体1に強固に接着させる働きを有
する。なお、前記ホワイトバインダーの種類は特に限定
されたものではないが、本発明においては70番の品番
が用いられる。
【0019】また、前記突起部2を構成する発泡剤、セ
ラミック粉、真珠粉およびホワイトバインダーの配合比
率は、発泡剤を1とした場合、セラミック粉は発泡剤の
20%、真珠粉は2%、ホワイトバインダーは20%と
することが好ましいが、遠赤外線の放射率や発泡膨張率
に応じ、適宜配合比率を調整しても良いことは言うまで
もない。
【0020】次に、本発明の保温性布体の使用方法およ
び作用効果を図3および図4に基づいて説明する。
【0021】図3においては、布体1を男性用の肌着3
に用いた状態を表す。この場合、突起部2は内側(肌に
接触する側)に接着されており、さらに、人体の肩や背
骨周辺、および腰部に配置されるように設けられてい
る。そのため、突起部2より放射される遠赤外線効果に
より、血行を促進して細胞活動を活性化させ、肩や背
中、また腰部のコリや筋肉疲労を解消することができ
る。なお、突起部2を設ける箇所は適宜調整することが
好ましい。
【0022】図4においては、布体1を女性用の肌着4
に用いた状態を表す。この場合、突起部2は内側(肌に
接触する側)に接着されており、さらに、臀部に配置さ
れるように設けられている。そのため、突起部2より放
射される遠赤外線効果により、臀部周辺を快適に保温す
ると共に、血行を促進して細胞活動を活性化させること
ができる。また、前記突起部2を腹部周辺に設けてもよ
い。
【0023】また図示しないが、本発明の保温性布体を
靴下やパジャマ、さらには敷布や手袋等に応用すること
により、保温性や細胞活性はもとより、装着時や使用中
における消臭効果や抗菌作用も得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の保温
性布体は、上記の構成とすることで以下に示す効果を奏
するものである。
【0025】突起部は、布体の表面に肉厚円柱状に複数
形成されるので、身体に装着した場合、肌と布体の間に
好適な隙間が生じ、優れた通気性が得られる。
【0026】また、突起部には、遠赤外線を放射するセ
ラミック粉が含有されているので、前記布体にて織成さ
れた肌着等を装着した場合、心地よい保温性が得られる
と共に、放射される遠赤外線により血行の促進や神経伝
達系の活動を活性化させ、さらに、優れた消臭効果や抗
菌作用も得られる。
【0027】またさらに、真珠粉により保湿作用、紫外
線吸収作用、抗アレルギー作用、PH調整作用、細胞活
性作用、抗酸作用等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】突起部を接着した布体の全体斜視図を表す。
【図2】前記布体の拡大断面図を表す。
【図3】前記布体を男性用肌着に用いた状態の正面図を
表す。
【図4】前記布体を女性用肌着に用いた状態の正面図を
表す。
【符号の説明】
1・・・布体 2・・・突起部 3・・・男性用肌着 4・・・女性用肌着 A・・・肌 a・・・隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B011 AA01 AA05 AB00 AC01 AC13 3B030 AA02 AA03 AA08 AB03 AB06 AB12 4C053 AA10 4C082 PA01 PC09 PE10 PG02 PJ15 4F100 AC10B AD00B AS00B BA02 BA03 BA06 BA10B BA13 CA01B DC21B DD03B DG12A DG15A DJ04B GB72 JC00 JD02 JD12 JD15 JJ02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織布もしくは不織布からなる布体にお
    いて、該布体の少なくとも一面に、加熱処理にて肉厚円
    柱状に発泡する複数の突起部を接着したことを特徴とす
    る保温性布体。
  2. 【請求項2】 前記突起部は、発泡剤、セラミック
    粉、真珠粉およびホワイトバインダーとで構成される請
    求項1記載の保温性布体。
JP2000372158A 2000-10-31 2000-10-31 保温性布体 Pending JP2002137319A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066698A (ja) * 2011-09-05 2013-04-18 Yoshiko Shiraishi 健康増進及び環境改善のパウダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013066698A (ja) * 2011-09-05 2013-04-18 Yoshiko Shiraishi 健康増進及び環境改善のパウダ

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