JP2002137143A - 工作機械の加工エリアカバー装置 - Google Patents
工作機械の加工エリアカバー装置Info
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- JP2002137143A JP2002137143A JP2000328042A JP2000328042A JP2002137143A JP 2002137143 A JP2002137143 A JP 2002137143A JP 2000328042 A JP2000328042 A JP 2000328042A JP 2000328042 A JP2000328042 A JP 2000328042A JP 2002137143 A JP2002137143 A JP 2002137143A
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- inverted
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- bellows member
- machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジャバラ部材の構成枚数を最小限に止めて、
組合わせ構成をシンプルにしてコストダウンを図り、且
つ加工エリア空間の最小化と気密性の向上を図った加工
エリアカバー装置を提供する。 【解決手段】主軸頭Hの左右両側となる幅広コラムCの
両前面とこの前上方空間Kとに垂直壁面と水平壁面から
なる2つの逆L型ジャバラ部材10により覆い、上記各
逆L型ジャバラ部材10の左右両外側部を機械両側部の
閉塞板1に固着するとともに、左右両内側部をサドルS
に固着してサドル左右移動に追従して伸縮可能となし、
且つ各逆L型ジャバラ部材10の前端部を主軸頭Hの前
面に略合わせた前後寸法とし、機械前部の閉塞板2と主
軸頭H及び左右両逆L型ジャバラ部材10の前端部との
間に形成されている空間K1を前後方向に伸縮可能な平
坦型ジャバラ部材20で覆い、上記平坦型ジャバラ部材
20の前端部を機械前部の閉塞板2に固着し、後端部を
主軸頭H等の前後移動部材に主軸頭Hの上下移動に追従
しないように固着させ、上記各逆L型ジャバラ部材10
の前端部と僅かな隙間で接近配置させたものである。
組合わせ構成をシンプルにしてコストダウンを図り、且
つ加工エリア空間の最小化と気密性の向上を図った加工
エリアカバー装置を提供する。 【解決手段】主軸頭Hの左右両側となる幅広コラムCの
両前面とこの前上方空間Kとに垂直壁面と水平壁面から
なる2つの逆L型ジャバラ部材10により覆い、上記各
逆L型ジャバラ部材10の左右両外側部を機械両側部の
閉塞板1に固着するとともに、左右両内側部をサドルS
に固着してサドル左右移動に追従して伸縮可能となし、
且つ各逆L型ジャバラ部材10の前端部を主軸頭Hの前
面に略合わせた前後寸法とし、機械前部の閉塞板2と主
軸頭H及び左右両逆L型ジャバラ部材10の前端部との
間に形成されている空間K1を前後方向に伸縮可能な平
坦型ジャバラ部材20で覆い、上記平坦型ジャバラ部材
20の前端部を機械前部の閉塞板2に固着し、後端部を
主軸頭H等の前後移動部材に主軸頭Hの上下移動に追従
しないように固着させ、上記各逆L型ジャバラ部材10
の前端部と僅かな隙間で接近配置させたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の加工エ
リアカバー装置に係り、特に、3軸主軸移動立型工作機
械における加工エリアをコンパクトに効率良く閉塞でき
るようにした加工エリアカバー装置に関する。
リアカバー装置に係り、特に、3軸主軸移動立型工作機
械における加工エリアをコンパクトに効率良く閉塞でき
るようにした加工エリアカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械において、特に、3軸主
軸移動立型工作機械における加工エリアを閉塞するカバ
ー装置は、主軸頭を含めた移動部材の全体を覆ったスプ
ラッシュガードタイプである。このスプラッシュガード
は、工作機械内のテーブル上に置かれたワークを主軸に
取付けた切削工具により加工するとき、排出される切粉
やクーラント液(切削液)が機械外部へ飛散しないように
するものである。その構成は、鉄板にて箱型に形成した
ものであり、広い加工エリアの空間を確保するものにな
っている。
軸移動立型工作機械における加工エリアを閉塞するカバ
ー装置は、主軸頭を含めた移動部材の全体を覆ったスプ
ラッシュガードタイプである。このスプラッシュガード
は、工作機械内のテーブル上に置かれたワークを主軸に
取付けた切削工具により加工するとき、排出される切粉
やクーラント液(切削液)が機械外部へ飛散しないように
するものである。その構成は、鉄板にて箱型に形成した
ものであり、広い加工エリアの空間を確保するものにな
っている。
【0003】上記スプラッシュガードは、最近、その気
密性や閉塞加工空間となる加工エリアをコンパクトにま
とめて切粉処理の回収性・気密性やメンテナンス性を向
上させたいという要求の高まりから、鉄板製の箱型形状
をやめて、伸縮性のあるジャバラ部材を複数組合わせた
ものが注目されている。
密性や閉塞加工空間となる加工エリアをコンパクトにま
とめて切粉処理の回収性・気密性やメンテナンス性を向
上させたいという要求の高まりから、鉄板製の箱型形状
をやめて、伸縮性のあるジャバラ部材を複数組合わせた
ものが注目されている。
【0004】しかしながら、従来のジャバラ式のカバー
装置は、各移動軸毎に独立した三枚構成で形成されてい
るから、その組合わせ機構が複雑となってコストアップ
要因となるばかりか、各ジャバラの接合部に隙間が生じ
ることから、気密性にも劣るという問題点がある。
装置は、各移動軸毎に独立した三枚構成で形成されてい
るから、その組合わせ機構が複雑となってコストアップ
要因となるばかりか、各ジャバラの接合部に隙間が生じ
ることから、気密性にも劣るという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
ジャバラ式のカバー装置に見られる問題点に鑑みてなさ
れたものである。本発明の目的とするところは、ジャバ
ラ部材の構成枚数を最小限に止めて、組合わせ構成をシ
ンプルにしてコストダウンを図り、且つ加工エリア空間
の最小化と気密性の向上を図った加工エリアカバー装置
を提供するものである。
ジャバラ式のカバー装置に見られる問題点に鑑みてなさ
れたものである。本発明の目的とするところは、ジャバ
ラ部材の構成枚数を最小限に止めて、組合わせ構成をシ
ンプルにしてコストダウンを図り、且つ加工エリア空間
の最小化と気密性の向上を図った加工エリアカバー装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の工作
機械の加工エリアカバー装置は、機械前部の前ベッドに
固定テーブルを備え,機械後部の後ベッドに前後移動す
る幅広コラムを備え、この幅広コラムの前面に左右移動
するサドルを備え、このサドルに上下移動する主軸頭を
備え、機械両側部と前部には垂直配置した閉塞板を備え
た3軸主軸移動立型工作機械に対して、主軸頭の左右両
側となる幅広コラムの両前面とこの前上方空間とに垂直
壁面と水平壁面からなる2つの逆L型ジャバラ部材によ
り覆い、上記各逆L型ジャバラ部材の左右両外側部を機
械両側部の閉塞板に固着するとともに、左右両内側部を
サドルに固着してサドル左右移動に追従して伸縮可能と
なし、且つ各逆L型ジャバラ部材の前端部を主軸頭の前
面に略合わせた前後寸法とし、機械前部の閉塞板と主軸
頭及び左右両逆L型ジャバラ部材の前端部との間に形成
されている空間を前後方向に伸縮可能な平坦型ジャバラ
部材で覆い、上記平坦型ジャバラ部材の前端部を機械前
部の閉塞板に固着し、後端部を主軸頭等の前後移動部材
に主軸頭の上下移動に追従しないように固着させるとと
もに、上記各逆L型ジャバラ部材の前端部と僅かな隙間
で接近配置させたことを特徴とする。
機械の加工エリアカバー装置は、機械前部の前ベッドに
固定テーブルを備え,機械後部の後ベッドに前後移動す
る幅広コラムを備え、この幅広コラムの前面に左右移動
するサドルを備え、このサドルに上下移動する主軸頭を
備え、機械両側部と前部には垂直配置した閉塞板を備え
た3軸主軸移動立型工作機械に対して、主軸頭の左右両
側となる幅広コラムの両前面とこの前上方空間とに垂直
壁面と水平壁面からなる2つの逆L型ジャバラ部材によ
り覆い、上記各逆L型ジャバラ部材の左右両外側部を機
械両側部の閉塞板に固着するとともに、左右両内側部を
サドルに固着してサドル左右移動に追従して伸縮可能と
なし、且つ各逆L型ジャバラ部材の前端部を主軸頭の前
面に略合わせた前後寸法とし、機械前部の閉塞板と主軸
頭及び左右両逆L型ジャバラ部材の前端部との間に形成
されている空間を前後方向に伸縮可能な平坦型ジャバラ
部材で覆い、上記平坦型ジャバラ部材の前端部を機械前
部の閉塞板に固着し、後端部を主軸頭等の前後移動部材
に主軸頭の上下移動に追従しないように固着させるとと
もに、上記各逆L型ジャバラ部材の前端部と僅かな隙間
で接近配置させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記請求項1によると、主軸頭の左右両側とな
る幅広コラムの両前面とこの前上方空間を各逆L型ジャ
バラ部材により覆われ、且つ機械前部の閉塞板と主軸頭
及び左右両逆L型ジャバラ部材の前端部との間に形成さ
れている空間は平坦型ジャバラ部材で覆われる。これ
で、加工エリア内は比較的小容量の空間となり、この空
間が完全閉塞されている。そして、幅広コラムが工作機
械の前後方向に移動すると、平坦型ジャバラ部材が前後
方向に伸縮追従する。また、主軸頭が左右方向に移動す
ると、左右に配置した各逆L型ジャバラ部材が左右方向
に追従する。そして、主軸頭が上下移動すると、各平坦
型ジャバラ部材と逆L型ジャバラ部材とは、不動のまま
を維持し、上下移動する主軸頭との間に僅かな隙間で気
密性を維持している。
る幅広コラムの両前面とこの前上方空間を各逆L型ジャ
バラ部材により覆われ、且つ機械前部の閉塞板と主軸頭
及び左右両逆L型ジャバラ部材の前端部との間に形成さ
れている空間は平坦型ジャバラ部材で覆われる。これ
で、加工エリア内は比較的小容量の空間となり、この空
間が完全閉塞されている。そして、幅広コラムが工作機
械の前後方向に移動すると、平坦型ジャバラ部材が前後
方向に伸縮追従する。また、主軸頭が左右方向に移動す
ると、左右に配置した各逆L型ジャバラ部材が左右方向
に追従する。そして、主軸頭が上下移動すると、各平坦
型ジャバラ部材と逆L型ジャバラ部材とは、不動のまま
を維持し、上下移動する主軸頭との間に僅かな隙間で気
密性を維持している。
【0008】しかして、本発明の加工エリアカバー装置
によると、ジャバラ部材を平坦型ジャバラ部材と逆L型
ジャバラ部材との最小限の構成枚数に止めて、その組合
わせ構成をシンプルにしてコストダウンを図っている。
更に、加工エリア空間の最小化と気密性の向上も同時に
図ることができ、加工エリア内で加工されて排出される
切粉の飛散を抑えて、この回収処理が改善される。
によると、ジャバラ部材を平坦型ジャバラ部材と逆L型
ジャバラ部材との最小限の構成枚数に止めて、その組合
わせ構成をシンプルにしてコストダウンを図っている。
更に、加工エリア空間の最小化と気密性の向上も同時に
図ることができ、加工エリア内で加工されて排出される
切粉の飛散を抑えて、この回収処理が改善される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態を参照して説明する。図1〜図4により工作機械の加
工エリアカバー装置100を説明する。先ず、加工エリ
アカバー装置100を装備できる3軸主軸移動立型工作
機械200は、機械前部の前ベッドB1に固定テーブル
Tを備え,機械後部の後ベッドB2に前後移動する幅広
コラムCを備え、この幅広コラムの前面に左右移動する
サドルSを備え、このサドルに上下移動する主軸頭Hを
備え、機械両側部と前部には垂直配置した閉塞板1,2
を備えたものである。
態を参照して説明する。図1〜図4により工作機械の加
工エリアカバー装置100を説明する。先ず、加工エリ
アカバー装置100を装備できる3軸主軸移動立型工作
機械200は、機械前部の前ベッドB1に固定テーブル
Tを備え,機械後部の後ベッドB2に前後移動する幅広
コラムCを備え、この幅広コラムの前面に左右移動する
サドルSを備え、このサドルに上下移動する主軸頭Hを
備え、機械両側部と前部には垂直配置した閉塞板1,2
を備えたものである。
【0010】尚、図中、3,4は幅広コラムCを前後移
動させるガイドレールであり、YMは前後送りモータ、
5,6は送りねじ棒で、前後送りモータに直結してお
り、幅広コラムCを前後駆動させる。サドル及び主軸頭
を左右移動させる送りモータと送りねじ棒とガイドレー
ル、主軸頭を上下移動させる送りモータZMと送りねじ
棒とガイドレールも図示されていないが、各々装備して
いる。
動させるガイドレールであり、YMは前後送りモータ、
5,6は送りねじ棒で、前後送りモータに直結してお
り、幅広コラムCを前後駆動させる。サドル及び主軸頭
を左右移動させる送りモータと送りねじ棒とガイドレー
ル、主軸頭を上下移動させる送りモータZMと送りねじ
棒とガイドレールも図示されていないが、各々装備して
いる。
【0011】続いて、上記3軸主軸移動立型工作機械2
00に装備する加工エリアカバー装置100を説明す
る。主軸頭Hの左右両側となる幅広コラムCの両前面と
この前上方空間Kとは、垂直壁面10Aと水平壁面10
Bからなる2つの逆L型ジャバラ部材10により覆って
いる。上記各逆L型ジャバラ部材10の左右両外側部A
を機械両側部の閉塞板1に固着するとともに、左右両内
側部BをサドルSに固着してサドル左右移動に追従して
伸縮可能となっている。そして、各逆L型ジャバラ部材
10の前端部Dを主軸頭Hの前面H1に略合わせた前後
寸法とし、機械前部の閉塞板2と主軸頭H及び左右両逆
L型ジャバラ部材10の前端部Dとの間に形成されてい
る空間K1を前後方向に伸縮可能な平坦型ジャバラ部材
20で覆っている。上記平坦型ジャバラ部材20の前端
部20Aを機械前部の閉塞板2に固着し、後端部20B
を主軸頭H等の前後移動部材(図示なし)に主軸頭の上下
移動に追従しないように固着させている。更に、上記各
逆L型ジャバラ部材10の前端部Dと僅かな隙間で接近
配置させている。
00に装備する加工エリアカバー装置100を説明す
る。主軸頭Hの左右両側となる幅広コラムCの両前面と
この前上方空間Kとは、垂直壁面10Aと水平壁面10
Bからなる2つの逆L型ジャバラ部材10により覆って
いる。上記各逆L型ジャバラ部材10の左右両外側部A
を機械両側部の閉塞板1に固着するとともに、左右両内
側部BをサドルSに固着してサドル左右移動に追従して
伸縮可能となっている。そして、各逆L型ジャバラ部材
10の前端部Dを主軸頭Hの前面H1に略合わせた前後
寸法とし、機械前部の閉塞板2と主軸頭H及び左右両逆
L型ジャバラ部材10の前端部Dとの間に形成されてい
る空間K1を前後方向に伸縮可能な平坦型ジャバラ部材
20で覆っている。上記平坦型ジャバラ部材20の前端
部20Aを機械前部の閉塞板2に固着し、後端部20B
を主軸頭H等の前後移動部材(図示なし)に主軸頭の上下
移動に追従しないように固着させている。更に、上記各
逆L型ジャバラ部材10の前端部Dと僅かな隙間で接近
配置させている。
【0012】本発明の加工エリアカバー装置100の実
施形態は、上記のように構成されており、以下のように
作用する。図1〜図4に見るように、主軸頭Hの左右両
側となる幅広コラムCの両前面とこの前上方空間Kを各
逆L型ジャバラ部材10により覆われ、且つ機械前部の
閉塞板2と主軸頭H及び左右両逆L型ジャバラ部材10
の前端部Dとの間に形成されている空間K1は平坦型ジ
ャバラ部材20で覆われる。これで、加工エリアE内は
比較的小容量の空間となり、この空間が完全閉塞されて
いる。そして、幅広コラムCが工作機械の前後方向(図
2と図3に示す)に移動すると、平坦型ジャバラ部材2
0が前後方向に伸縮追従する。また、主軸頭Hが左右方
向(図4に示す)に移動すると、左右に配置した各逆L型
ジャバラ部材10が左右方向に追従する。そして、主軸
頭Hが上下移動すると、各平坦型ジャバラ部材20と逆
L型ジャバラ部材10とは、不動のままを維持し、上下
移動する主軸頭Hとの間に僅かな隙間で気密性を維持し
ている。
施形態は、上記のように構成されており、以下のように
作用する。図1〜図4に見るように、主軸頭Hの左右両
側となる幅広コラムCの両前面とこの前上方空間Kを各
逆L型ジャバラ部材10により覆われ、且つ機械前部の
閉塞板2と主軸頭H及び左右両逆L型ジャバラ部材10
の前端部Dとの間に形成されている空間K1は平坦型ジ
ャバラ部材20で覆われる。これで、加工エリアE内は
比較的小容量の空間となり、この空間が完全閉塞されて
いる。そして、幅広コラムCが工作機械の前後方向(図
2と図3に示す)に移動すると、平坦型ジャバラ部材2
0が前後方向に伸縮追従する。また、主軸頭Hが左右方
向(図4に示す)に移動すると、左右に配置した各逆L型
ジャバラ部材10が左右方向に追従する。そして、主軸
頭Hが上下移動すると、各平坦型ジャバラ部材20と逆
L型ジャバラ部材10とは、不動のままを維持し、上下
移動する主軸頭Hとの間に僅かな隙間で気密性を維持し
ている。
【0013】従って、本発明の加工エリアカバー装置1
00によると、ジャバラ部材を平坦型ジャバラ部材20
と逆L型ジャバラ部材10との最小限の構成枚数に止め
て、その組合わせ構成をシンプルにしてコストダウンを
図っている。更に、加工エリア空間Eの最小化と気密性
の向上も同時に図ることができ、加工エリア内で加工さ
れて排出される切粉の飛散を抑えて、この回収処理が改
善される。
00によると、ジャバラ部材を平坦型ジャバラ部材20
と逆L型ジャバラ部材10との最小限の構成枚数に止め
て、その組合わせ構成をシンプルにしてコストダウンを
図っている。更に、加工エリア空間Eの最小化と気密性
の向上も同時に図ることができ、加工エリア内で加工さ
れて排出される切粉の飛散を抑えて、この回収処理が改
善される。
【0014】本発明は、上記一実施形態に限定されな
い。例えば、平坦型ジャバラ部材20及び逆L型ジャバ
ラ部材10と、閉塞板1,2やコラムC、サドルS、主
軸頭Hとの固着手段は、その詳細構成を図示しなかった
が、公知となっている各種の固着方式のものが適宜に選
択して採用できる。また、工作機械も図示の形式に限定
されず、各種の3軸主軸移動立型工作機械にも適用でき
る。
い。例えば、平坦型ジャバラ部材20及び逆L型ジャバ
ラ部材10と、閉塞板1,2やコラムC、サドルS、主
軸頭Hとの固着手段は、その詳細構成を図示しなかった
が、公知となっている各種の固着方式のものが適宜に選
択して採用できる。また、工作機械も図示の形式に限定
されず、各種の3軸主軸移動立型工作機械にも適用でき
る。
【0015】
【発明の効果】請求項1によると、ジャバラ部材を平坦
型ジャバラ部材と逆L型ジャバラ部材との最小限の構成
枚数に止めたから、その組合わせ構成をシンプルにして
コストダウンを図るとともに、加工エリア空間の最小化
と気密性の向上も同時に図ることができ、加工エリア内
で加工されて排出される切粉の飛散を抑えて、この回収
処理が改善できる。
型ジャバラ部材と逆L型ジャバラ部材との最小限の構成
枚数に止めたから、その組合わせ構成をシンプルにして
コストダウンを図るとともに、加工エリア空間の最小化
と気密性の向上も同時に図ることができ、加工エリア内
で加工されて排出される切粉の飛散を抑えて、この回収
処理が改善できる。
【図1】本発明の加工エリアカバー装置を備えた工作機
械の斜視図である。
械の斜視図である。
【図2】主軸が前進位置でのカバー装置の平面図であ
る。
る。
【図3】主軸が後退位置でのカバー装置の平面図であ
る。
る。
【図4】主軸が右端位置でのカバー装置の平面図であ
る。
る。
1,2 閉塞板 3,4 ガイドレール 5,6 送りねじ棒 10 逆L型ジャバラ部材 10A 垂直壁面 10B 水平壁面 20 平坦型ジャバラ部材 20A 前端部 20B 後端部 A 左右両外側部 B 左右両内側部 B1 前ベッド B2 後ベッド C 幅広コラム D 前端部 E 加工エリア K,K1 空間 H 主軸頭 H1 前面 S サドル T 固定テーブル YM 前後送りモータ ZM 上下送りモータ 100 加工エリアカバー装
置 200 3軸主軸移動立型工
作機械
置 200 3軸主軸移動立型工
作機械
Claims (1)
- 【請求項1】 機械前部の前ベッドに固定テーブルを備
え,機械後部の後ベッドに前後移動する幅広コラムを備
え、この幅広コラムの前面に左右移動するサドルを備
え、このサドルに上下移動する主軸頭を備え、機械両側
部と前部には垂直配置した閉塞板を備えた3軸主軸移動
立型工作機械に対して、主軸頭の左右両側となる幅広コ
ラムの両前面とこの前上方空間とに垂直壁面と水平壁面
からなる2つの逆L型ジャバラ部材により覆い、上記各
逆L型ジャバラ部材の左右両外側部を機械両側部の閉塞
板に固着するとともに、左右両内側部をサドルに固着し
てサドル左右移動に追従して伸縮可能となし、且つ各逆
L型ジャバラ部材の前端部を主軸頭の前面に略合わせた
前後寸法とし、機械前部の閉塞板と主軸頭及び左右両逆
L型ジャバラ部材の前端部との間に形成されている空間
を前後方向に伸縮可能な平坦型ジャバラ部材で覆い、上
記平坦型ジャバラ部材の前端部を機械前部の閉塞板に固
着し、後端部を主軸頭等の前後移動部材に主軸頭の上下
移動に追従しないように固着させるとともに、上記各逆
L型ジャバラ部材の前端部と僅かな隙間で接近配置させ
たことを特徴とする工作機械の加工エリアカバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328042A JP2002137143A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 工作機械の加工エリアカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328042A JP2002137143A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 工作機械の加工エリアカバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002137143A true JP2002137143A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18804960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000328042A Pending JP2002137143A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 工作機械の加工エリアカバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002137143A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7226403B2 (en) * | 2005-08-19 | 2007-06-05 | Mikron Agie Charmilles Ali | Machine tool, in particular a drilling and milling machine |
US7261501B2 (en) * | 2005-08-19 | 2007-08-28 | Mikron Agie Charmilles Ag | Machine tool with concertina cover |
JP2008105173A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Nippei Toyama Corp | 工作機械 |
CZ301860B6 (cs) * | 2007-05-31 | 2010-07-14 | Toshulin, A. S. | Krytování pracovního prostoru a jednotlivých cástí obrábecího stroje |
US7871225B2 (en) * | 2006-09-18 | 2011-01-18 | Chiron-Werke Gmbh & Co. Kg | Machine tool having a work space |
US8562497B2 (en) | 2007-09-28 | 2013-10-22 | Komatsu Ntc Ltd. | Machine tool |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328042A patent/JP2002137143A/ja active Pending
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