JP2002136997A - シリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材の製造方法並びにその単粒度骨材を用いた透水性ブロック - Google Patents

シリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材の製造方法並びにその単粒度骨材を用いた透水性ブロック

Info

Publication number
JP2002136997A
JP2002136997A JP2000334406A JP2000334406A JP2002136997A JP 2002136997 A JP2002136997 A JP 2002136997A JP 2000334406 A JP2000334406 A JP 2000334406A JP 2000334406 A JP2000334406 A JP 2000334406A JP 2002136997 A JP2002136997 A JP 2002136997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica
containing mud
aggregate
water
grain size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000334406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4514935B2 (ja
Inventor
Masayuki Kano
雅行 加納
Takeshi Tanaka
毅 田中
Toru Ida
徹 井田
Noboru Nakao
昇 中尾
Riki Hasegawa
理貴 長谷川
Kenji Yamagishi
健司 山岸
Koji Okawa
浩司 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2000334406A priority Critical patent/JP4514935B2/ja
Publication of JP2002136997A publication Critical patent/JP2002136997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4514935B2 publication Critical patent/JP4514935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/18Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/02Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
    • C04B18/021Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates agglomerated by a mineral binder, e.g. cement
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/04Waste materials; Refuse
    • C04B18/12Waste materials; Refuse from quarries, mining or the like
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00241Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00284Materials permeable to liquids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/0075Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for road construction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シリカ含有泥土スラッジにカルシウム化
合物を3〜15質量%添加して含水率が15〜25%の
混合物を得る混合工程と、前記混合物を原料として造粒
を行って造粒品を得る造粒工程と、前記造粒品を水熱処
理により固化して固化物を得る水熱固化工程と、前記固
化物を篩い分けして所定粒度範囲の単粒度骨材を得る篩
い分け工程と、を有するシリカ含有泥土スラッジからな
る単粒度骨材の製造方法。 【効果】 上記単粒度骨材の製造方法によれば、粒子が
細かい通常75μm以下のシリカ含有泥土スラッジを主
原料として用いて、透水性ブロックなどに使用し得る単
粒度骨材を効率良く製造することができ、シリカ含有泥
土スラッジ(汚泥ケーキ)の有効活用が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリカ(Si
2)含有泥土スラッジからなる単粒度骨材の製造方法
並びにその単粒度骨材を用いた透水性ブロックに関する
ものである。なお、シリカ含有泥土スラッジとは、建設
汚泥、浚渫土処理濁水、砕石プラント(含む砂利プラン
ト)で発生する濁水、同プラントで発生する石粉などの
シリカ含有副産物を対象とし、これらのものから水を分
離して得られた泥分、あるいは更に濃縮脱水して得られ
た泥土ケーキのことである。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】道路
や建築用等の砕石,砕砂を生産する砕石プラントは、石
切り場で発破した1m程度の大きさの石をプラント上流
部分にある原料工場(破砕室)に投入し、破砕機により
破砕し、篩で砕石を粒度別に篩分けし、規格外の大きな
砕石については破砕と篩分け選別を繰り返して行き、最
終的に規格粒度別に破砕選別された砕石、砕砂を製品と
して出荷するようにしたものであり、粒度5mm以下の
コンクリート用細骨材を生産する製砂設備はプラント下
流部分に設置されている。
【0003】砕石プラントの製砂設備では、製品品質の
向上を目的として付着泥分、不要微細石粒子などを除去
すべく破砕品を水で洗浄するようにしている。特にコン
クリート用細骨材(砕砂)では製品中に含まれる75μ
m以下の微細石粒子の含有量が制限されており、細骨材
生産の際には、前記微細石粒子を除去するなどのために
粒度5mmアンダーの破砕品の水洗が行われる。この水
洗を行う湿式の設備での使用後の洗浄水は、75μm以
下程度の微細な石粒子及び/又は泥分を重量で5〜10
%程度含む泥水であり、「濁水」と呼ばれている。そし
てこの濁水は、シックナとフィルタプレス等の濃縮・脱
水用の機械設備、あるいは沈殿池式設備により、水と分
離された泥分が濃縮脱水されて、シリカを含有し水分を
含む泥土スラッジである泥土ケーキにされる。なお、こ
のような濁水の処理による泥土ケーキは「濁水ケーキ」
と呼ばれており、例えばコンクリート用細骨材を生産す
る場合、重量で細骨材生産量の約10%程度発生する。
【0004】そして近年、環境保全の観点から廃棄物の
減少を図るべく、この泥土ケーキは生石灰、セメント等
と単に混合されて、埋立て材、盛土材などの低強度材と
して利用されている。
【0005】ところが、上記の方法で得られる製品の強
度(一軸圧縮強度)は10kg/cm2程度以下と低
く、用途が前述の埋立て材、盛土材など低強度の土木資
材に限られてしまい、常時安定的に大量需要がなく利用
量の拡大が期待できず、有効な廃棄物低減化になってい
ないのが実情である。
【0006】次に、同じく砕石副産物である石粉(乾燥
石粉)について説明する。砕石プラントの製砂設備で
は、粒度5mmアンダーの破砕品について、前述した7
5μm以下の微細石粒子を除去するためにエアセパレー
タ等の乾式分級機で分級し、しかる後、除去仕切れずに
残った微細石粒子の除去を前述の水洗により行うという
製砂工程を採用している設備もある。このような製砂工
程の場合、前記エアセパレータ等による分級によって主
に75μm以下の微細石粒子が副産物として発生する。
この微細な石粒子は石粉(乾燥石粉)と呼ばれている。
コンクリート用細骨材を生産する場合、石粉は重量で細
骨材生産量の約10%程度発生する。
【0007】また、砕石プラントにおいて製砂設備の上
流部分には、前述したように粒度別に砕石を生産するた
めの破砕機や篩装置などが備えられており、これらの装
置では集塵機によって捕集される集塵ダストとして微細
な石粒子(粒度:平均15μm)である石粉(乾燥石
粉)が副産物として発生する。
【0008】ところがこのような石粉についても、高流
動コンクリートの混合材である石灰石粉の代替え品とし
て利用すべく開発が進められているものの、現状ではこ
れ以外には用途がなく、実質的に廃棄物となっているの
が実情である。なお、河川の岩石を原石とするいわゆる
砂利プラントで副産物として発生する濁水、石粉につい
ても、資源として利用されていないのが実情であり、こ
こではこの砂利プラントをも含めて砕石プラントとい
う。
【0009】また、他のシリカ含有副産物として、浚渫
土処理濁水、建設汚泥がある。浚渫土処理濁水について
説明すると、通常、浚渫土(湖沼、川、ダム湖などを浚
渫する際に発生する土砂)は含水率が高く、ふるい分け
機などによって浚渫土を大・中・小の石、砂などに分離
する際には、水洗に伴う濁水が発生する。また、建設汚
泥は、周知のように、地中連続壁工法、泥水式シールド
工法、高圧噴射攪拌工法などの土木建設工事に伴って発
生する含水率が高く粒子の微細な泥状の掘削物である。
【0010】ところが、このような浚渫土処理濁水や建
設汚泥については、その大部分が減容化のために泥土ケ
ーキ(シリカ含有泥土スラッジ)にされているだけであ
り、環境保全の観点からも廃棄物の低減につながる有用
なプロセスが強く希求されている。
【0011】そこで、本出願人は、上述の如き建設汚
泥、浚渫土処理濁水、砕石プラント(含む砂利プラン
ト)で発生する濁水、同プラントで発生する石粉などの
シリカ含有副産物から得られる各泥土ケーキ(シリカ含
有泥土スラッジ)を対象として、その用途の拡大を図る
べく鋭意調査、研究を行い、先に、シリカ含有泥土スラ
ッジの処理方法を開発し提案した(特願2000−21
24号参照)。
【0012】上記提案のシリカ含有泥土スラッジの処理
方法の基本構成は、シリカ含有泥土スラッジにカルシウ
ム化合物を混合して泥土質原料を得る混合工程と、前記
泥土質原料を原料として造粒を行って造粒物を得る造粒
工程と、前記造粒物を水熱処理により固化して固化物を
得る水熱固化(オートクレーブ養生)工程とを備えてな
るもので、この処理方法を泥土ケーキ(シリカ含有泥土
スラッジ)に施して得られた固化物は、強度及び低吸水
性に優れ、コンクリート用細骨材、道路用路盤材、園芸
用資材など広い用途に利用可能となり、引いては廃棄物
の減少化を図ることができた。
【0013】そして、更に用途の拡大を図ることを目的
として鋭意調査、研究を行った結果、上記シリカ含有泥
土スラッジの新たな用途として舗装用ブロックの内の、
特に透水性ブロックへの適用を見出したものである。
【0014】ところで、近年、歩道や遊歩道、公園広場
等の舗装材として様々な形状の舗装用ブロック(インタ
ーロッキングブロック)が使用されている。この舗装用
ブロックは、骨材、砂、セメントを原料とし、これに水
を加えて混合した上で成形機にかけてブロック形状と
し、更に自然養生、又は蒸気養生して製造される。この
内、透水性ブロックについては、原料の配合比は一般的
な舗装用ブロックの配合比と同等であるが、透水性の機
能を付加するために骨材の粒度構成を調整する必要が生
じる。つまり、普通の舗装用ブロックの製造の際は、一
般には粗骨材(粒度20〜5mm):砂(粒度5〜0m
m)を1:2程度の割合で混合し、できるだけ骨材で緻
密な状態となるように粒度構成を調整するのに対して、
透水性ブロックの場合はできるだけ骨材同士の隙間を開
けることが望ましく、従って骨材として単粒度(ブロッ
クメーカにより単粒度の範囲は異なるが、一例では10
〜5mm等)の骨材が使用されている。
【0015】ところが、上記のような単粒度骨材を、砕
石プラントにおいて破砕機により岩石を一次破砕、二次
破砕して直接得ようとする場合、その破砕産物の粒度構
成は、最大塊寸法は破砕機の設定により異なるが、図3
に示すように最大塊〜0.15mmまで幅広い粒度で構
成されている。従って、通常は、この破砕産物を20m
m或いは13mm、5mmのふるい目で篩い分けし、粒
度20〜5mmを2005砕石(JISA5005)或
いは粒度13〜5mmを6号砕石(JISA500
1)、粒度5〜0mmを砕砂として、無駄なく活用され
ていたのが、透水性ブロックの原料として例えば10〜
5mmの単粒度を抜き取ったのでは、残り分である粒度
20〜10mm(6号砕石の場合粒度13〜10mm)
は骨材として使用できず、盛土材として処分されるか再
度破砕して砕砂とするなど、非効率的な処理を取らざる
を得なかった。また、図3に示す粒度カーブの場合を例
に算出すると、粒度10〜5mmの単粒度の割合は全体
の僅か30%しか採取できず、破砕によりわざわざ製造
するのでは非効率で、無駄が多い。なお、図3に示す破
砕産物は、硬質砂岩をコーンクラッシャで破砕した例で
ある。
【0016】本発明は、上記の事情に鑑みなしたもので
あって、その目的は、シリカ含有泥土スラッジを用い
て、上述した砕石プラントにおける破砕工程や製砂工程
に影響を及ぼすことなく、単粒度骨材を製造する方法並
びにその単粒度骨材を用いた透水性ブロックを提供する
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明(請求項1)に係るシリカ含有泥土スラッ
ジからなる単粒度骨材の製造方法は、シリカ含有泥土ス
ラッジにカルシウム化合物を3〜15質量%添加して含
水率が15〜25%の混合物を得る混合工程と、前記混
合物を原料として造粒を行って造粒品を得る造粒工程
と、前記造粒品を水熱処理により固化して固化物を得る
水熱固化工程と、前記固化物を篩い分けして所定粒度範
囲の単粒度骨材を得る篩い分け工程と、を有するもので
ある。
【0018】また、本発明(請求項2)に係るシリカ含
有泥土スラッジからなる単粒度骨材を用いた透水性ブロ
ックは、上記請求項1に記載のシリカ含有泥土スラッジ
からなる単粒度骨材の製造方法により製造された単粒度
骨材に、固化材と水を混合しその混合物を所定のブロッ
ク形状に成形してなるものである。
【0019】本発明者等は、先に提案したシリカ含有泥
土スラッジの処理方法(特願2000−2124号参
照)の開発において、シリカ含有泥土スラッジ(泥土ケ
ーキ)とカルシウム化合物を混合した後の混合物(泥土
質原料)の含水率が5〜35%の範囲内であれば、所定
強度の固化品が得られ、含水率が5%未満では強度が得
難いこと、含水率が35%を超えては造粒が難しくなる
ことを見出し、更にその後の造粒では、ミキサー(混合
機)の回転数が高い(1720rpm)場合と低い(1
032rpm)場合とで造粒品の粒度が異なること、す
なわち高い場合には粒の成長が起こり難く比較的細かい
粒度になりやすく、一方低い場合には粒が成長して比較
的大きな粒度になりやすいことを見出した。そして今
般、シリカ含有泥土スラッジ(泥土ケーキ)にカルシウ
ム化合物を3〜15質量%添加して含水率を15〜25
%の範囲内の混合物とした後に造粒を行うと、ふるい目
で2.5mm以上の粒度の造粒品が多く製造できること
を見出し、本発明をなしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るシリ
カ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材の製造方法の一
実施形態を示す工程説明図である。
【0021】本発明に係るシリカ含有泥土スラッジから
なる単粒度骨材の製造方法は、基本的には図1に示す工
程に従って実施される。処理対象のシリカ含有泥土スラ
ッジとしては、上述したように浚渫土処理濁水、建設汚
泥或いは砕石プラントで発生する濁水のいずれかを濃縮
脱水処理してなる泥土ケーキ、又は砕石プラントで発生
する石粉に水を加えてなる泥土ケーキである。本例で使
用するシリカ含有泥土スラッジは、砕石プラントで発生
する濁水を処理して得た泥土ケーキである。
【0022】さて図1に示すように、先ず、砕石プラン
トからの泥土ケーキにカルシウム化合物を3〜15質量
%の範囲内で添加して混合し、含水率が15〜25%の
混合物を造る(混合工程1)。この混合において、カル
シウム化合物の添加量を3〜15質量%の範囲に限定す
るのは、下工程の水熱固化工程3でトバモライト(5C
aO・6SiO2・5H2O)などのカルシウムシリケー
ト(ケイ酸カルシウム)を生成させて固化を得るためで
あって、この添加量が3質量%未満ではその作用が十分
に期待できなくなるとともに、混合物の含水率の高い側
(25%)での調整がし難くなり、また15質量%超で
は前記作用が飽和するとともに、混合物の含水率の低い
側(15%)での調整がし難くなるためである。また、
混合後の混合物の含水率を15〜25%の範囲に限定す
るのは、この範囲であれば下工程の造粒工程2で粒成長
が十分に平均的になされ、ふるい目で2.5mm以上の
粒度の造粒品が多く製造できるためであって、含水率が
15%未満では水分が少なく十分な粒成長がなされず、
また25%超では水分が多く粒度の大きな物ができ粒度
にばらつきが生じるようになるためである。なお、本例
ではカルシウム化合物として生石灰を使用し、また混合
には高速縦ブレード式混合機を使用した。
【0023】次に、上記混合物を原料として造粒を行い
粒状の造粒物を得た(造粒工程2)。この造粒には、本
例では上記混合の場合と同様に高速縦ブレード式混合機
を使用した。すなわち、同じ高速縦ブレード式混合機に
より混合と造粒とを行った。また、本例では高速縦ブレ
ード式混合機の回転羽根の回転数を上記の混合時には1
300〜2500rpmの範囲で設定し、本造粒時には
400〜1100rpmの範囲で設定した。この運転条
件にて上記混合物を用いて造粒したところ、粒度(ふる
い目)が約10〜1mmの範囲で、粒子同士の結合性が
高く空隙率が小さくて細密化された粒状の造粒物が得ら
れた。
【0024】次いで、上記造粒物を水熱処理用反応容器
(オートクレーブ)にてオートクレーブ養生して固化す
る(水熱固化工程3)。オートクレーブ養生条件は18
0℃の温度で5時間とした。その結果、造粒物中のSi
2とCaOとが反応してトバモライト(5CaO・6
SiO2・5H2O)などのカルシウムシリケート(ケイ
酸カルシウム)が生成されて、粒子同士が強固に固着し
空隙率の小さい固化物となり、比重:1.5以上(1.
50〜1.95)、吸水率:25%以下(10.0〜2
4.4%)の固化物が得られた。
【0025】次いで、上記の固化物を篩い分けして所定
粒度範囲の単粒度骨材を得る(篩い分け工程4)。この
篩い分けにより、ふるい目で2.5mm以上の粒度の造
粒品(骨材)が多く製造でき、単粒度骨材を効率良く製
造することができた。
【0026】因みに、上述した工程を用い、泥土ケーキ
に生石灰を5質量%添加した場合と、12質量%添加し
た場合の粒度分布の比較を行った。この時の混合物の含
水率は生石灰5質量%の場合20%、12質量%の場合
13%であった。また、造粒工程3では高速縦ブレード
式混合機の回転羽根の回転数を高速(1720rpm)
と低速(1032rpm)で行った。得られた固化物を
篩い分けした結果を表1及び図2に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1及び図2から理解されるように、混合
物の含水率が20%の場合にあっては、造粒工程を混合
工程と同じ高速の回転速度で行ったのでは、粒度10〜
5mmの単粒度分の収率が53%であるのに対し、低速
で行うと粒の成長が促進され、単粒度分の収率が70%
と17%も向上することが分かる。一方、例えば更に細
かい単粒度分(粒度5〜2.5mm)の収率を上げたい
場合は、生石灰の添加量を多めにして混合物の含水率を
13%とやや低めに調整すればよく、このように混合物
の含水率を13%と調整した場合にあっても、前述と同
様に造粒工程を低速で行うと粒の成長が促進され、単粒
度分の収率が46%と高速のときの収率37%よりも9
%も向上することが分かる。すなわち、目的とする粒度
に合わせて混合物の含水率を生石灰(カルシウム化合
物)の添加量で調整し、造粒工程において混合機の回転
速度を1100rpm以下400rpm以上で造粒する
ことで特定の粒度範囲の単粒度分を増加させることがで
きる。
【0029】このように本発明によれば、シリカ含有泥
土スラッジ(泥土ケーキ)にカルシウム化合物を3〜1
5質量%添加して含水率が15〜25%の混合物とする
ことで、更に必要により造粒工程で混合機の回転数を調
整することで、所定粒度の単粒度構成の骨材を泥土ケー
キから効率良く製造することができる。
【0030】上記で製造された単粒度骨材(10〜5m
m)を用い、セメント、砂、水を所定量添加したものを
成形して透水性ブロックを製造した。このようにして製
造された透水性ブロック(200×100×60mm)
の曲げ強度は2.9MPa、透水係数は1×10-2cm
/secであり、何れも市販の透水性ブロックと遜色の
ないものであった。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明(請求項1)
に係るシリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材の製
造方法によれば、粒子が細かい通常75μm以下のシリ
カ含有泥土スラッジを主原料として用いて、透水性ブロ
ックなどに使用し得る単粒度骨材を効率良く製造するこ
とができ、シリカ含有泥土スラッジ(汚泥ケーキ)の有
効活用が図れる。
【0032】また、本発明(請求項2)に係る上記単粒
度骨材を用いた透水性ブロックは、市販の従来ブロック
と変わらない曲げ強度、透水性を有し、舗装用の透水性
ブロックとして使用が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリカ含有泥土スラッジからなる
単粒度骨材の製造方法の一実施形態を示す工程説明図で
ある。
【図2】本発明に係る造粒品を篩い分けした場合のふる
い目寸法と通過百分率の関係を示すグラフ図である。
【図3】岩石を破砕して得た破砕産物を篩い分けした場
合のふるい目寸法と通過百分率の関係を示すグラフ図で
ある。
【符号の説明】
1:混合工程 2:造粒工程
3:水熱固化工程 4:篩い分け工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C04B 111:40 C04B 111:40 (72)発明者 井田 徹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 中尾 昇 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 長谷川 理貴 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 山岸 健司 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 大川 浩司 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 Fターム(参考) 2D051 AA02 AD08 AF07 AF09 DA01 4D059 AA09 BF15 BG01 BK09 BK30 CC04 DA04 EB01 EB11 4G012 PA03 PA04 PA11 PA25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカ含有泥土スラッジにカルシウム化
    合物を3〜15質量%添加して含水率が15〜25%の
    混合物を得る混合工程と、前記混合物を原料として造粒
    を行って造粒品を得る造粒工程と、前記造粒品を水熱処
    理により固化して固化物を得る水熱固化工程と、前記固
    化物を篩い分けして所定粒度範囲の単粒度骨材を得る篩
    い分け工程と、を有することを特徴とするシリカ含有泥
    土スラッジからなる単粒度骨材の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシリカ含有泥土スラッ
    ジからなる単粒度骨材の製造方法により製造された単粒
    度骨材に、固化材と水を混合しその混合物を所定のブロ
    ック形状に成形してなるシリカ含有泥土スラッジからな
    る単粒度骨材を用いた透水性ブロック。
JP2000334406A 2000-11-01 2000-11-01 シリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材を用いた透水性ブロック Expired - Lifetime JP4514935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334406A JP4514935B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 シリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材を用いた透水性ブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334406A JP4514935B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 シリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材を用いた透水性ブロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002136997A true JP2002136997A (ja) 2002-05-14
JP4514935B2 JP4514935B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=18810328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000334406A Expired - Lifetime JP4514935B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 シリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材を用いた透水性ブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4514935B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119683921A (zh) * 2024-11-04 2025-03-25 浙江星创环保集团有限公司 一种利用淤泥制作透水砖的方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010A (ja) * 1973-05-01 1975-01-06
JPS55124599A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Ebara Infilco Co Ltd Solidification of inorganic sludge
JPH04193749A (ja) * 1990-11-26 1992-07-13 Mitsubishi Materials Corp 砕石スラッジ造粒物の製造方法
JPH08229593A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Chuo Saiseki Kk スラッジ処理方法、スラッジ処理装置および骨材製造装置
JP2000053454A (ja) * 1998-08-04 2000-02-22 Nippon Mesaraito Kogyo Kk 人工骨材および人工骨材の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010A (ja) * 1973-05-01 1975-01-06
JPS55124599A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Ebara Infilco Co Ltd Solidification of inorganic sludge
JPH04193749A (ja) * 1990-11-26 1992-07-13 Mitsubishi Materials Corp 砕石スラッジ造粒物の製造方法
JPH08229593A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Chuo Saiseki Kk スラッジ処理方法、スラッジ処理装置および骨材製造装置
JP2000053454A (ja) * 1998-08-04 2000-02-22 Nippon Mesaraito Kogyo Kk 人工骨材および人工骨材の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119683921A (zh) * 2024-11-04 2025-03-25 浙江星创环保集团有限公司 一种利用淤泥制作透水砖的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4514935B2 (ja) 2010-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109516703B (zh) 从拆除废料收回骨料和粉状矿物材料
CN114632798A (zh) 工程渣土多级预处理系统及处理方法
CN103193424A (zh) 煤矸石综合利用制作透水混凝土的方法
CN109293313A (zh) 一种淤泥砖及其制备工艺
JP4514935B2 (ja) シリカ含有泥土スラッジからなる単粒度骨材を用いた透水性ブロック
JP4006155B2 (ja) 砕石副産物の利用方法
JP2018127529A (ja) 流動性埋戻し材
JP3597417B2 (ja) 泥水式シールド工法土砂の処理方法及び改質剤
JP2002086121A (ja) 製鋼スラグおよび洗砂汚泥の処理方法
JP3641458B2 (ja) 天然石粒体と混ぜる粒状建設用資材の製造方法
KR101735094B1 (ko) 폐콘크리트로부터 시멘트 바인더를 제조하는 방법
JP3695968B2 (ja) 地盤改良材およびその製造方法
KR100378998B1 (ko) 실리카 함유 진흙 슬러지의 처리방법
CN108439886A (zh) 一种以废弃物为原料的透水路面砖及其制备方法
JP4763904B2 (ja) 濁水ケーキの処理方法
JP2684353B2 (ja) コンクリ一卜がらを骨材とした透保水性材料並びにその製造方法
JP4160467B2 (ja) 人工骨材の製造方法およびその方法によって製造された人工骨材
JP2004067399A (ja) 建設汚泥からの再生砂の製造方法
JP2001121196A (ja) シリカ含有泥土スラッジの処理方法
JP3751817B2 (ja) オートクレーブ養生排水の処理方法
JP4375586B2 (ja) 土質系無機材料の製造方法および使用方法
JP4251723B2 (ja) 砕石副産物処理方法
JP2002361290A (ja) 建設汚泥のリサイクルシステムと再生砕石の製造方法
JP4466983B2 (ja) シリカ含有泥土スラッジを用いたブロック製品並びにその製造方法
JP2002137945A (ja) 着色細骨材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20010327

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4514935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term