JP2002136746A - 遊技場管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯情報端末機に釘調整情報を入力し、入力し
た釘調整情報をホール管理コンピュータで記憶し、遊技
機情報と売上情報と釘調整情報を関連付けて出力するこ
とで、遊技場全体の遊技機の釘調整をバランス良く釘調
整するために遊技機の遊技機情報を分析することが可能
な遊技場管理システムを提供する。 【解決手段】携帯情報端末機９００に釘調整情報を入力
し、入力した釘調整情報をホール管理コンピュータ４０
０に送信し、ホール管理コンピュータ４００に送られて
きた釘調整情報を、遊技機情報および売上情報と関連付
けて表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、釘調整により遊技
条件を変更可能な遊技機と、遊技機毎に対応して投入さ
れた金額分の遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置と
を、それぞれ複数設置した遊技場において、該遊技場の
売上に関する各種情報及び前記遊技機に関する各種情報
を管理するホール管理コンピュータを備えた遊技場管理
システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の遊技場管理システムでは、一般的
に知られているものに、例えば特開平５−２４５２６６
号記載のものがあった。この従来の遊技場管理システム
においては、ホール管理コンピュータの遊技機情報を携
帯情報端末機に記憶させ、遊技場の釘調整師は、遊技機
情報を記憶した携帯情報端末機を各島もしくは各遊技機
のところに行って遊技機情報を表示し、この情報を参考
にして釘調整を行い釘調整した遊技機の調整具合を入力
していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の遊技場管理システムでは、釘調整した釘調整情報を
遊技場携帯情報端末機に入力することしかしておらず、
釘調整情報がホール管理コンピュータにデータとして入
力されて活用されることはなかった。すなわち、釘調整
した遊技機を分析することにより、遊技場全体の遊技機
に対してバランス良く釘調整をすることが出来ないとい
った問題が生じていた。

【０００４】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、携帯情報端末機に釘
調整情報を入力し、入力した釘調整情報をホール管理コ
ンピュータで記憶し、遊技機情報と売上情報と釘調整情
報を関連付けて出力することで、遊技場全体の遊技機の
釘調整をバランス良く釘調整するために遊技機の遊技機
情報を分析することが可能な遊技場管理システムを提供
することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に
存する。 ［１］釘調整により遊技条件を変更可能な遊技機（１
０）と、遊技機（１０）毎に対応して投入された金額分
の遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置（２０）とを、
それぞれ複数設置した遊技場において、該遊技場の売上
に関する各種情報及び前記遊技機（１０）に関する各種
情報を管理するホール管理コンピュータ（４００）を備
えた遊技場管理システムにおいて、前記遊技場において
前記遊技機（１０）の釘調整をする際に携帯する携帯情
報端末機（９００）を有して成り、該携帯情報端末機
（９００）は、釘調整入力手段（９６０）と、送信手段
（９１０，９９０）とを少なくとも備え、前記釘調整入
力手段（９６０）は、釘調整師が釘調整した遊技機（１
０）の釘調整情報を入力可能であり、前記送信手段（９
１０，９９０）は、前記釘調整入力手段（９６０）によ
って入力された釘調整情報を前記ホール管理コンピュー
タ（４００）に送信し、前記ホール管理コンピュータ
（４００）は、遊技機情報データベース（４４１）と、
売上情報データベース（４４２）と、受信手段（４９
０，４９１）と、釘調整情報データベース（４４３）
と、出力手段（４８０，４９１）とを少なくとも備え、
前記遊技機情報データベース（４４１）は、前記遊技機
（１０）毎に関する遊技機（１０）情報を記憶管理し、
前記売上情報データベース（４４２）は、前記遊技媒体
貸出装置（２０）毎の売上情報を記憶管理し、前記受信
手段（４９０，４９１）は、前記携帯情報端末機（９０
０）の送信手段（９１０，９９０）から送信された釘調
整情報を受信し、前記釘調整情報データベース（４４
３）は、前記受信手段（４９０，４９１）により受信し
た釘調整情報を記憶管理し、前記出力手段（４８０，４
９１）は、前記遊技機情報データベース（４４１）に記
憶してある遊技機（１０）情報と、前記売上情報データ
ベース（４４２）に記憶してある売上情報と、前記釘調
整情報データベース（４４３）に記憶してある釘調整情
報とを、互いに関連付けて出力することを特徴とする遊
技場管理システム。

【０００６】［２］前記遊技機（１０）にはそれぞれ個
別の台番号が付されており、前記出力手段（４８０，４
９１）は、前記遊技機（１０）情報と前記売上情報と前
記釘調整情報とを、それぞれ前記遊技機（１０）の台番
号毎に関連付けて出力することを特徴とする［１］記載
の遊技場管理システム。

【０００７】［３］前記遊技機（１０）はそれぞれ幾つ
かの機種名に区分されており、前記出力手段（４８０，
４９１）は、前記遊技機（１０）情報と前記売上情報と
前記釘調整情報とを、それぞれ前記遊技機（１０）の機
種名毎に関連付けて出力することを特徴とする［１］ま
たは［２］記載の遊技場管理システム。

【０００８】［４］前記遊技機（１０）は所定数ずつ並
設されて遊技機（１０）島を構成し、該遊技機（１０）
島にはそれぞれ個別の島番号が付されており、前記出力
手段（４８０，４９１）は、前記遊技機（１０）情報と
前記売上情報と前記釘調整情報とを、それぞれ前記遊技
機（１０）島の島番号毎に関連付けて出力することを特
徴とする［１］，［２］または［３］記載の遊技場管理
システム。

【０００９】［５］前記出力手段（４８０，４９１）
は、複数日に亘る前記遊技機（１０）情報と、複数日に
亘る前記売上情報と、複数日に亘る前記釘調整情報と
を、それぞれ日別推移で遊技機（１０）の台番号毎に出
力することを特徴とする［１］，［２］，［３］または
［４］記載の遊技場管理システム。

【００１０】［６］前記出力手段（４８０，４９１）
は、複数日に亘る前記遊技機（１０）情報と、複数日に
亘る前記売上情報と、複数日に亘る前記釘調整情報と
を、それぞれ日別推移で遊技機（１０）の機種名毎に出
力することを特徴とする［１］，［２］，［３］，
［４］または［５］記載の遊技場管理システム。

【００１１】［７］前記出力手段（４８０，４９１）
は、複数日に亘る前記遊技機（１０）情報と、複数日に
亘る前記売上情報と、複数日に亘る前記釘調整情報と
を、それぞれ日別推移で遊技機（１０）の島番号毎に出
力することを特徴とする［１］，［２］，［３］，
［４］，［５］または［６］記載の遊技場管理システ
ム。

【００１２】［８］前記釘調整情報には、釘の調整具合
を数値化した釘調整値と、調整した釘の位置を特定する
コメントとが含まれることを特徴とする［１］，
［２］，［３］，［４］，［５］，［６］または［７］
記載の遊技場管理システム。

【００１３】次に、前記各項に記載された発明の作用を
説明する。 ［１］記載の遊技場管理システムでは、遊技場の釘調整
師は、携帯情報端末機（９００）を携帯しながら遊技場
の業務内容に関する各種データ等を参照しながら、各遊
技機（１０）毎に釘調整を行うが、釘調整師は釘調整し
た遊技機（１０）の釘調整情報を、携帯情報端末機（９
００）の入力手段により入力し、更に入力した釘調整情
報を、送信手段（９１０，９９０）によってホール管理
コンピュータ（４００）に送信する。

【００１４】送信された釘調整情報は、ホール管理コン
ピュータ（４００）の受信手段（４９０，４９１）で受
信された後、釘調整情報として釘調整情報データベース
（４４３）により記憶管理される。ここで釘調整情報に
は、例えば［８］記載のように、釘の調整具合を数値化
した釘調整値と、調整した釘の位置を特定するコメント
とが含まれる。

【００１５】前記釘調整情報データベース（４４３）の
他に、遊技機情報データベース（４４１）や売上情報デ
ータベース（４４２）もホール管理コンピュータ（４０
０）に備わっている。遊技機情報データベース（４４
１）は、個々の遊技機（１０）毎に関する遊技機（１
０）情報を記憶管理し、売上情報データベース（４４
２）は、個々の遊技媒体貸出装置（２０）毎の売上情報
を記憶管理している。

【００１６】ホール管理コンピュータ（４００）に記憶
管理されている前記釘調整情報と、前記遊技機（１０）
情報と、前記売上情報とは、出力手段（４８０，４９
１）により互いに関連付けて出力することができる。そ
のため、遊技機（１０）の釘調整と前記遊技機（１０）
情報および売上情報との相関関係を分析することができ
る。かかる分析結果を基にして、遊技場全体の遊技機
（１０）の釘調整をより一層とバランス良く行うことが
可能となる。

【００１７】［２］記載の遊技場管理システムでは、前
記遊技機（１０）情報と前記売上情報と前記釘調整情報
とを、それぞれ遊技機（１０）の台番号毎に関連付けて
出力することができるため、各遊技機（１０）毎に個別
に釘調整を詳細に分析することができる。

【００１８】［３］記載の遊技場管理システムでは、前
記遊技機（１０）情報と前記売上情報と前記釘調整情報
とを、それぞれ遊技機（１０）の機種名毎に関連付けて
出力することができるため、機種名毎に遊技機（１０）
の釘調整を分析することができ、機種名毎に異なる相関
関係やその傾向を把握することが可能となる。

【００１９】［４］記載の遊技場管理システムでは、前
記遊技機（１０）情報と前記売上情報と前記釘調整情報
とを、それぞれ遊技機（１０）島の島番号毎に関連付け
て出力することができるため、遊技機（１０）島毎に遊
技機（１０）の釘調整を分析することができ、遊技機
（１０）島毎に異なる相関関係やその傾向を把握するこ
とが可能となる。

【００２０】［５］記載の遊技場管理システムでは、複
数日に亘る前記遊技機（１０）情報と、複数日に亘る前
記売上情報と、複数日に亘る前記釘調整情報とを、それ
ぞれ日別推移で遊技機（１０）の台番号毎に出力するこ
とができるため、複数日に亘る個々の遊技機（１０）の
遊技機（１０）情報の変化を参照しながら、遊技機（１
０）の釘調整をより詳細に分析することができる。

【００２１】［６］記載の遊技場管理システムでは、複
数日に亘る前記遊技機（１０）情報と、複数日に亘る前
記売上情報と、複数日に亘る前記釘調整情報とを、それ
ぞれ日別推移で遊技機（１０）の機種名毎に出力するこ
とができるため、複数日に亘る機種名単位での遊技機
（１０）情報の変化を参照しながら、機種名毎に遊技機
（１０）の釘調整をより詳細に分析することができる。

【００２２】［７］記載の遊技場管理システムでは、複
数日に亘る前記遊技機（１０）情報と、複数日に亘る前
記売上情報と、複数日に亘る前記釘調整情報とを、それ
ぞれ日別推移で遊技機（１０）島の島番号毎に出力する
ことができるため、複数日に亘る遊技機（１０）島単位
での遊技機（１０）情報の変化を参照しながら、遊技機
（１０）島毎に遊技機（１０）の釘調整をより詳細に分
析することができる。

【００２３】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明に係
る遊技場管理システムの実施の形態を説明する。図１か
ら図１０までは本発明の遊技場のシステム構成図であ
り、図１はＬＯＮ（Local Operating Network）技術を
応用した分散型ネットワーク管理システム図あり、図２
は遊技場全体の斜視図である。

【００２４】図２、図１に示すように、遊技場Ａには複
数の遊技機島１が設置されている。遊技機島１は、島フ
レーム枠の中段付近に複数の遊技機１０を背中合わせに
２列に並設して成る。遊技機１０は、ハンドルを回転操
作することにより、遊技盤上にパチンコ球を発射して打
球の入賞を競うパチンコ機である。

【００２５】遊技機島１における各遊技機１０間には、
投入された現金やプリペイドカードの金額に応じた数量
の遊技媒体であるパチンコ球を貸し出す遊技媒体貸出装
置２０が配設されている。更に遊技機島１の適所には遊
技媒体計数器３０も配設されている。

【００２６】遊技機１０にはそれぞれ個別の台番号が付
されており、更に各遊技機１０はそれぞれ幾つかの機種
名に区分されている。また、遊技機島１にもそれぞれ個
別の島番号が付されている。

【００２７】図１に示すように、遊技機島１内には、中
継器としての台コントローラ１００が複数設置され、各
台コントローラ１００に、前記遊技機１０や遊技球貸出
装置２０等がＬＯＮチップを用いて接続されている。台
コントローラ１００は、対応する遊技機１０や遊技媒体
貸出装置２０等の各種動作や信号の送受信を検知、監
視、制御するものである。

【００２８】各台コントローラ１００は、ＨＡＬＬ−Ｂ
ＵＳを介して、ゲートウェイを兼ねた島コントローラ２
００に接続されている。島コントローラ２００は、対応
する遊技機島１内の設備機器である遊技装置１０、遊技
媒体貸出装置２０等の各データを一時集積、記憶するも
のである。

【００２９】島コントローラ２００は、ＨＡＬＬ情報ネ
ットワーク（ＬＡＮ：Local Area Network ）と接続さ
れ、該ＨＡＬＬ情報ネットワークには、ホール管理端末
機３００、ホール管理コンピュータ４００、景品管理端
末機５００、ＰＯＳ装置６００、情報表示端末機７０
０、ポイント端末機８００がそれぞれ接続されている。
これらの各種装置には、ディスプレイ（ＣＲＴ）、プリ
ンタ、モデム、インカム（音声出力装置）等が必要に応
じて更に接続されている。

【００３０】また、遊技場Ａには遊技機１０の釘調整を
する際に携帯する携帯情報端末機９００が備えられてい
る。この携帯情報端末機９００は、ホール管理コンピュ
ータ４０と接続可能に構成されており、ホール管理コン
ピュータ４００の遊技機情報を受信可能なものである。
また、携帯情報端末機９００での釘調整情報入力後、ホ
ール管理コンピュータ４００は携帯情報端末機９００の
釘調整情報を受信できるように設定されている。携帯情
報端末機９００について詳しくは後述する。

【００３１】図３及び図４は台コントローラ１００を示
し、図３は台コントローラ１００の正面図であり、図４
は台コントローラ１００のブロック図である。台コント
ローラ１００には、種々のデータ処理を行う手段として
ＣＰＵ（Central Processing Unit）１１０が設けられ
ており、ＣＰＵ１１０には主メモリーであるＲＯＭ（Re
ad Only Memory）１２０及びＲＡＭ（Random Access Me
mory）１３０が接続されている。

【００３２】ＣＰＵ１１０は、ＲＯＭ１２０に記憶され
ているシステムプログラム及びデータと、ＲＡＭ１３０
にロードされたプログラム及びデータに従って動作す
る。ＲＡＭ１３０にロードされるプログラム及びデータ
としては、表示制御プログラム１３１、操作制御プログ
ラム１３２、遊技機制御プログラム１３３、遊技機情報
プログラム１３４、売上断線情報プログラム１３５、そ
れに玉計数器情報プログラム１３６等がある。

【００３３】表示制御プログラム１３１は、表示手段１
７０への表示を制御する機能を実現し、操作制御プログ
ラム１３２は、操作手段１８０により操作された内容を
実行する機能を実現し、遊技機制御プログラム１３３
は、遊技機１０に遊技媒体を補給する機能を実現するプ
ログラムである。

【００３４】また、遊技機情報プログラム１３４は、遊
技機１０の各種情報を収集し、収集した遊技機情報を遊
技機情報記憶部１４０に記憶させる機能を実現し、売上
断線情報プログラム１３５は、遊技媒体貸出装置２０の
売上情報及び断線情報を収集し、収集した遊技媒体貸出
装置情報を遊技媒体貸出情報記憶部１５０に記憶させる
機能を実現し、玉計数器情報プログラム１３６は、玉計
数器３０の情報を収集し、玉計数器情報記憶部１６０に
記憶させる機能を実現するプログラムである。

【００３５】また、ＣＰＵ１１０には周辺装置として異
常を表示する表示手段１７０、異常を解除する操作手段
１８０が接続されている。周辺装置としては更に通信イ
ンターフェイス１９０が接続されている。通信インター
フェイス１９０は通信ケーブルを介してホール管理端末
機３００に接続されており、遊技機情報記憶部１４０、
遊技媒体貸出情報記憶部１５０、玉計数器情報記憶部１
６０の各情報を送信する。

【００３６】図５及び図６はホール管理端末機３００を
示し、図５はホール管理端末機３００の斜視図であり、
図６はホール管理端末機３００のブロック図である。ホ
ール管理端末機３００には、種々のデータ処理を行う情
報処理手段としてＣＰＵ３１０が設けられており、ＣＰ
Ｕ３１０には主メモリであるＲＯＭ３２０及びＲＡＭ３
３０が接続されている。

【００３７】ＣＰＵ３１０は、ＲＯＭ３２０に記憶され
ているシステムプログラム及びデータと、ＲＡＭ３３０
にロードされたプログラム及びデータに従って動作す
る。ＲＡＭ３３０にロードされるプログラム及びデータ
としては、表示制御プログラム３３１、遊技機制御処理
プログラム３３２、遊技機情報処理プログラム３３３、
売上断線処理プログラム３３４、それに玉計数器処理プ
ログラム３３５等がある。

【００３８】表示制御プログラム３３１は、表示手段３
５０への表示を制御する機能を実現し、遊技機制御処理
プログラム３３２は、遊技機１０へパチンコ球を補給及
び打止制御を行う機能を実現し、遊技機情報処理プログ
ラム３３３は、台コントローラ１００の遊技機情報記憶
部１４０に記憶されている遊技機情報を収集し、固定デ
ィスク装置３４０内の遊技機情報データベース３４３に
蓄積記録したり、蓄積記録した遊技機情報データベース
３４０を一部消去したりする機能を実現するプログラム
である。

【００３９】また、売上断線処理プログラム３３４は、
台コントローラ１００の遊技媒体貸出情報記憶部１５０
に記憶されている売上情報、断線情報を収集し、固定デ
ィスク装置３４０内の売上情報データベース３４１及び
断線情報データベース３４２に蓄積記憶したり、蓄積記
録した売上情報データベース３４１及び断線情報データ
ベース３４２を一部消去したりする機能を実現し、玉計
数器処理プログラム３３５は、台コントローラ１００の
玉計数器情報記憶部１６０に記憶されている情報を収集
し固定ディスク装置３４０内の玉計数器情報データベー
ス３４４に蓄積記憶したり、蓄積した玉計数器情報デー
タベース３４４を一部消去したりする機能を実現するプ
ログラムである。

【００４０】ＣＰＵ３１０にはバスを介して固定ディス
ク装置３４０が接続され、ＣＰＵ３１０によって実行さ
れる種々のプログラムが固定ディスク装置３４０からＲ
ＡＭ３３０にロードされる。また、ホール管理端末機本
体３００ａには、この他に周辺装置が接続されている。

【００４１】周辺装置としては、遊技場Ａの各種データ
を文字及び図形で表示する表示手段３５０、操作者が操
作する操作手段３７０が、それぞれインターフェイス回
路３８０を介して接続されている。周辺装置としては更
に、プリンタ３６０、通信インターフェイス３９０を介
して台コントローラ１００が接続されている。なお、台
コントローラ１００内の遊技場Ａの各種データが、通信
ケーブルを介してホール管理端末機本体３００ａに収集
される。

【００４２】また、ホール管理コンピュータ４００が、
通信インターフェイス３９０を介して接続されており、
ホール管理端末機３００に記憶されている遊技場Ａの各
種データを送信する。

【００４３】図７及び図８はホール管理コンピュータ４
００を示し、図７はホール管理コンピュータ４００の斜
視図であり、図８はホール管理コンピュータ４００のブ
ロック図である。ホール管理コンピュータ４００には、
種々のデータ処理を行う情報処理手段としてＣＰＵ４１
０が設けられており、ＣＰＵ４１０には主メモリである
ＲＯＭ４２０及びＲＡＭ４３０が接続されている。

【００４４】ＣＰＵ４１０は、ＲＯＭ４２０に記憶され
ているシステムプログラム及びデータと、ＲＡＭ４３０
にロードされたプログラム及びデータに従って動作す
る。ＲＡＭ４３０にロードされるプログラム及びデータ
としては、表示制御プログラム４３１、遊技機情報処理
プログラム４３２、売上処理プログラム４３３、それに
釘調整情報処理プログラム４３４等がある。

【００４５】表示制御プログラム４３１は、表示手段４
５０への表示を制御する機能を実現し、遊技機情報処理
プログラム４３２は、ホール管理端末機３００の固定デ
ィスク装置３４０内に記憶されている遊技機情報を収集
しホール管理コンピュータ４００の固定ディスク装置４
４０内の遊技機情報データベース４４１に蓄積記録した
り、蓄積記録した遊技機情報データベース４４１を一部
消去したりする機能を実現するプログラムである。

【００４６】また、売上処理プログラム４３３は、ホー
ル管理端末機３００の固定ディスク装置３４０内に記憶
されている売上情報データベース４４２、断線情報デー
タベースの情報を収集し、ホール管理コンピュータ４０
０の固定ディスク装置４４０内の売上情報データベース
４４２に蓄積記憶したり、蓄積記録した売上情報データ
ベース４４２を一部消去したりする機能を実現するプロ
グラムである。

【００４７】また、釘調整情報処理プログラム４３４
は、ホール管理端末機３００の玉計数器情報データベー
ス３４４に記憶されている情報を収集し、ホール管理コ
ンピュータ４００の固定ディスク装置４４０内の玉計数
器情報データベース４４４に蓄積記憶したり、蓄積した
玉計数器情報データベース４４４を一部消去したりする
機能を実現するプログラムである。

【００４８】ＣＰＵ４１０には、バスを介して固定ディ
スク装置４４０が接続され、ＣＰＵ４１０によって実行
される種々のプログラムが固定ディスク装置４４０から
ＲＡＭ４３０にロードされる。

【００４９】また、ＣＰＵ４１０には、この他に周辺装
置が接続されている。周辺装置としては、遊技場Ａの各
種データを文字及び図形で表示する表示手段４５０、プ
リンタ４６０、それに操作者が操作する操作手段４７０
がインターフェイス回路４８０を介して接続されてい
る。周辺装置としては、更に、通信インターフェイス４
９０を介してホール管理端末機３００が接続されてお
り、ホール管理端末機３００内の遊技場Ａの各種データ
が通信ケーブルを介してホール管理コンピュータ４００
に収集される。

【００５０】更にまた、ホール管理コンピュータ４００
には、通信インターフェイス４９０を介して携帯情報端
末機９００が接続可能であり、ホール管理コンピュータ
４００に記憶されている遊技機情報を送信し、携帯情報
端末機９００の釘調整情報を受信し、釘調整情報をホー
ル管理コンピュータ４００の固定ディスク装置４４０内
の釘調整情報データベース４４３に記憶する。

【００５１】なお、前記携帯情報端末機９００から送信
された釘調整情報を、通信インターフェイス４９０を介
して受信する受信手段としての機能は、入出力装置４９
１によって達成される。同様に、前記遊技機情報データ
ベース４４１の遊技機情報と、前記売上情報データベー
ス４４２の売上情報と、前記釘調整情報データベース４
４３の釘調整情報とを互いに関連付けて、前記インター
フェイス回路４８０を介して表示手段４５０やプリンタ
４６０により出力する出力手段としての機能も、前記入
出力装置４９１によって達成される。

【００５２】図９及び図１０は携帯情報端末機９００を
示し、図９は携帯端末装置９００の正面図であり、図１
０は携帯端末装置のブロック図である。携帯端末装置９
００には、種々のデータ処理を行う情報処理手段として
のＣＰＵ９１０が設けられており、ＣＰＵ９１０には主
メモリであるＲＯＭ９２０及びＲＡＭ９３０が接続され
ている。

【００５３】ＣＰＵ９１０は、ＲＯＭ９２０に記憶され
ているシステムプログラムおよびデータと、ＲＡＭ９３
０にロードされたプログラム及びデータに従って動作す
る。ＲＡＭ９３０にロードされるプログラム及びデータ
としては、表示制御プログラム９３１、操作制御プログ
ラム９３２、遊技機情報プログラム９３３、それに釘調
整情報プログラム９３４等がある。

【００５４】表示制御プログラム９３１は、表示手段９
５０への表示を制御する機能を実現し、操作制御プログ
ラム９３２は、操作手段９６０により操作された内容を
実行する機能を実現するプログラムである。ここで操作
手段９６０は、操作者（釘調整師）が釘調整した遊技機
１０の釘調整情報を入力可能な釘調整入力手段でもあ
る。

【００５５】また、遊技機情報プログラム９３３は、ホ
ール管理コンピュータ４００の固定ディスク装置４４０
内に記憶されている遊技機情報を収集し、遊技機情報記
憶部９４０に遊技機情報として蓄積記録したり、蓄積記
録した遊技機情報を一部消去したりする機能を実現し、
釘調整情報プログラム９３４は、釘調整した情報を入力
し遊技機情報記憶部９４０に釘調整情報として記憶した
りする機能を実現するプログラムである。

【００５６】また、ＣＰＵ９１０には、遊技場Ａの各種
データを文字及び図形で表示する表示手段９５０、操作
者が操作する操作手段９６０が、それぞれインターフェ
イス回路９８０を介して接続されている。また、携帯情
報端末機９００には、通信インターフェイス９９０を介
してホール管理コンピュータ４００が接続可能であり、
携帯情報端末機９００の釘調整した遊技機調整情報をホ
ール管理コンピュータ４００に送信する。すなわち、Ｃ
ＰＵ９１０は、前記操作手段９６０によって入力された
釘調整情報を、通信インターフェイス９９０を介してホ
ール管理コンピュータ４００に送信する送信手段として
の機能も備えている。

【００５７】次に、遊技場管理システムの作用について
説明する。図１１は遊技場管理システムの全体のフロー
チャート図であり、これに基づき本システムの作用の概
要について説明する。

【００５８】先ず最初に、釘調整師がホール管理コンピ
ュータ４００の遊技機情報から携帯情報端末機９００に
送信する遊技機情報を選択する（Ｓ１１０）。次にホー
ル管理コンピュータ４００と携帯情報端末機９００とを
接続ケーブルで接続し（Ｓ１２０）、選択した遊技機情
報を携帯情報端末機９００に送信する（Ｓ１３０）。遊
技機情報送信後、ホール管理コンピュータ４００と携帯
情報端末機９００間に接続している接続ケーブルを外す
（Ｓ１４０）。

【００５９】次に釘調整師が携帯情報端末機９００の遊
技機情報を確認し遊技機１０の釘調整を行い（Ｓ１５
０）、釘調整終了後、釘調整師は、釘調整情報を携帯情
報端末機９００に入力する（Ｓ１６０）。次にホール管
理コンピュータ４００と、携帯情報端末機９００を接続
ケーブルで接続する（Ｓ１７０）。

【００６０】続いて携帯情報端末機９００の釘調整情報
をホール管理コンピュータ４００に送信し（Ｓ１８
０）、ホール管理コンピュータ４００は携帯情報端末機
９００からの釘調整情報を受信し釘調整情報データベー
ス４４３に記憶する（Ｓ１９０）。そして、ホール管理
コンピュータ４００に記憶されている遊技機情報、売上
情報、釘調整情報を関連付けて出力する（Ｓ２００）。

【００６１】次に、ホール管理コンピュータ４００で遊
技機情報を選択し、携帯情報端末機９００に遊技機情報
を送信する際の表示手段４５０の表示画面について説明
する。図１２から図１４は、ホール管理コンピュータ４
００で遊技機情報を携帯情報端末機９００に遊技機情報
を送信するまでの表示手段４５０における画面表示図で
あり、各入力部は、操作手段４７０であるキーボード及
びマウスを使用することにより入力することもできる。

【００６２】図１２は、ホール管理コンピュータ４００
の表示手段４５０における店舗及び部門毎の遊技機情報
選択登録画面図であり、釘調整師が遊技場Ａの売上に関
する売上情報及び遊技場Ａに設置された遊技機１０に関
する遊技機情報を、遊技機１０毎であるパチンコ部門の
項目及びスロットマシン部門の項目を選択して携帯情報
端末機９００に送信する内容を登録する。

【００６３】また、各部門毎の遊技場Ａの売上に関する
売上情報の合計情報及び遊技場Ａに設置された遊技機１
０に関する遊技機情報の合計情報である店舗情報の項目
を選択して、携帯情報端末機９００に送信する内容を登
録する画面である。

【００６４】店舗・部門情報選択項目欄４５０１には、
ホール管理コンピュータ４００内に記憶されている遊技
場Ａの部門情報及び店舗情報が各項目毎に表示されてお
り、表示している各項目から選択する。「店舗情報選
択」ボタン４５１１は、店舗・部門情報選択項目欄４５
０１で選択した各項目を、店舗情報送信項目欄４５０２
に選択表示させるためのボタンである。

【００６５】「店舗情報キャンセル」ボタン４５１２
は、店舗情報送信項目欄４５０２に選択表示されている
各項目をキャンセルするためのボタンである。「パチン
コ部門情報選択」ボタン４５１３は、店舗・部門情報選
択項目欄４５０１で選択した各項目を、パチンコ部門情
報送信項目欄４５０３に選択表示させるためのボタンで
ある。

【００６６】「パチンコ部門情報キャンセル」ボタン４
５１４は、パチンコ部門情報送信項目欄４５０３に選択
表示されている各項目をキャンセルするためのボタンで
ある。「スロットマシン部門情報選択」ボタン４５１５
は、店舗・部門情報選択項目欄４５０１で選択した各項
目を、スロットマシン部門情報送信項目４５０４に選択
表示させるためのボタンである。「スロットマシン部門
情報キャンセル」ボタン４５１６は、スロットマシン部
門情報送信項目欄４５０４に選択表示されている各項目
をキャンセルするためのボタンである。

【００６７】画面下部にある「島番号情報選択」ボタン
４５２１を押下すると、図１４のホール管理コンピュー
タ４００の表示手段４５０における島番号情報選択登録
画面図に移行し、「機種名情報選択」ボタン４５２２を
押下すると、図１３のホール管理コンピュータ４００の
表示手段４５０における機種名情報選択登録画面図に移
行する。

【００６８】「ＯＫ」ボタン４５２３を押下すると、選
択した項目が登録され、図１５のホール管理コンピュー
タ４００の表示手段４５０における携帯情報端末機９０
０への遊技機情報送信遷移画面図に移行し、「キャンセ
ル」ボタン４５２４を押下すると、選択した内容がキャ
ンセルされる。

【００６９】また、店舗情報送信項目欄４５０２、パチ
ンコ部門情報送信項目欄４５０３、スロットマシン部門
情報送信項目欄４５０４には、デフォルト状態で項目が
表示されており、項目を選択しなくて良い場合は、「Ｏ
Ｋ」ボタン４５２３を押下して登録する。

【００７０】図１３は、ホール管理コンピュータ４００
の表示手段４５０における機種名情報選択登録画面図で
あり、釘調整師が遊技場Ａの売上に関する売上情報及び
遊技場Ａに設置された遊技機１０に関する遊技機情報
を、遊技機１０の機種名毎に項目の情報を選択して携帯
情報端末機９００に送信する内容を登録する画面であ
る。

【００７１】機種名情報選択項目欄４５３１は、ホール
管理コンピュータ４００内に記憶されている遊技場Ａの
機種名情報が各項目毎に表示されており、表示している
各項目から選択する。「機種名合計情報選択」ボタン４
５４１は、機種名情報選択項目欄４５３１で選択した各
項目を、機種名合計情報送信項目欄４５３２に選択表示
させるためのボタンである。「機種名合計情報キャンセ
ル」ボタン４５４２は、機種名合計情報送信項目欄４５
３２に選択表示されている各項目をキャンセルするため
のボタンである。

【００７２】「機種名台明細情報選択」ボタン４５４３
は、機種名情報選択項目欄４５３１で選択した各項目
を、機種名台明細送信項目４５３３に選択表示させるた
めのボタンである。「機種名台明細情報キャンセル」ボ
タン４５４４は、機種台明細情報送信項目欄４５３３に
選択表示されている各項目をキャンセルするためのボタ
ンである。

【００７３】「機種名台推移情報」ボタン４５４５は、
機種名情報選択項目欄４５３１で選択した各項目を、機
種名台推移情報送信項目欄４５３４に選択表示させるた
めのボタンである。「機種名台推移情報キャンセル」ボ
タン４５４６は、機種名台推移情報送信項目欄４５３４
で選択表示されている各項目をキャンセルするためのボ
タンである。

【００７４】画面下部にある「店舗・部門情報選択」ボ
タン４５５１を押下すると、図１２のホール管理コンピ
ュータ４００の店舗及び部門毎の遊技機情報選択登録画
面図に移行し、「島番号情報選択」ボタン４５５２を押
下すると、図１４のホール管理コンピュータ４００の島
番号情報選択登録画面図に移行する。

【００７５】また、「ＯＫ」ボタン４５５３を押下する
と、選択した項目が登録され、図１５のホール管理コン
ピュータ４００の携帯情報端末機９００への遊技機情報
送信遷移画面図に移行し、「キャンセル」ボタン４５５
４を押下すると、選択した項目がキャンセルされる。

【００７６】また、機種名合計情報送信項目欄４５３
２、機種名台明細情報送信項目欄４５３３、機種名台推
移情報送信項目欄４５３４には、デフォルト状態で項目
が表示されており、項目を選択しなくて良い場合は、
「ＯＫ」ボタン４５５３を押下して登録する。

【００７７】図１４は、ホール管理コンピュータ４００
の表示手段４５０における島番号情報選択登録画面図で
あり、釘調整師が遊技場Ａの売上に関する売上情報及び
遊技場Ａに設置された遊技機１０に関する遊技機情報
を、遊技機１０島の島毎に項目の情報を選択して携帯情
報端末機９００に送信する内容を登録する画面である。

【００７８】島番号情報選択項目欄４５６１は、ホール
管理コンピュータ４００内に記憶されている遊技場Ａの
島情報の各項目が表示されており、表示されている各項
目を選択する。「島番号合計情報選択」ボタン４５７１
は、島番号情報選択項目欄４５６１で選択した各項目
を、島番号合計情報送信項目欄４５６２に選択表示させ
るためのボタンである。「島番号合計情報キャンセル」
ボタン４５７２は、島番号合計情報送信項目欄４５６２
に選択表示されている各項目をキャンセルするためのボ
タンである。

【００７９】「島番号台明細情報選択」ボタン４５７３
は、島番号情報選択項目欄４５６１で選択した各項目
を、島番号台明細情報送信欄４５６３に選択表示させる
ためのボタンである。「島番号台明細情報キャンセル」
ボタン４５７４は、島番号台明細情報送信項目欄４５６
３に選択表示されている各項目をキャンセルするための
ボタンである。

【００８０】「島番号台推移情報」ボタン４５７５は、
島番号情報選択項目欄４５６１で選択した各項目を、島
番号台推移送信欄４５６４に選択表示させるためのボタ
ンである。「島番号台推移情報キャンセル」ボタン４５
７６は、島番号台推移情報送信項目欄４５６４に選択表
示されている各項目をキャンセルするためのボタンであ
る。

【００８１】画面下部にある「店舗・部門名情報選択」
ボタン４５８１を押下すると、図１２のホール管理コン
ピュータ４００の店舗及び部門毎の遊技機情報選択登録
画面図に移行し、「機種名情報選択」ボタン４５８２を
押下すると、図１３のホール管理コンピュータ４００の
機種名情報選択登録画面図に移行する。

【００８２】また、「ＯＫ」ボタン４５８３を押下する
と選択した各項目が登録され、図１５のホール管理コン
ピュータ４００の携帯情報端末機９００への遊技機情報
送信遷移画面図に移行し、「キャンセル」ボタン４５８
４を押下すると選択された各項目がキャンセルされる。

【００８３】また、島番号合計情報送信項目欄４５６
２、島番号台明細情報送信欄４５６３、島番号台推移情
報送信項目欄４５６４には、デフォルト状態で項目が表
示されており、項目を選択しなくて良い場合は、「Ｏ
Ｋ」ボタン４５８３を押下して登録する。

【００８４】図１５は、ホール管理コンピュータ４００
から携帯情報端末機９００への遊技機情報送信遷移図で
あり、図１２のホール管理コンピュータ４００の店舗及
び部門毎の遊技機情報選択登録画面図、図１３のホール
管理コンピュータ４００の機種名情報選択登録画面図、
図１４のホール管理コンピュータ４００の島番号情報選
択登録図で、それぞれ登録した遊技場Ａの売上に関する
売上情報及び遊技場Ａに設置された遊技機１０に関する
各種遊技機情報を携帯情報端末機９００に送信する画面
推移図である。

【００８５】図１５（ａ）には、表示項目として「携帯
情報端末機へ遊技機情報を送信」と「携帯情報端末機か
ら釘調整情報を受信」があり、ここではホール管理コン
ピュータ４００から遊技用携帯情報端末機９００に遊技
機情報を送信するので、「携帯情報端末機９００へ遊技
機情報を送信」を選択し、「チェック」ボタン４５９１
を押下し選択し、「ＯＫ」ボタン４５９２を押下するこ
とにより、ホール管理コンピュータ４００から携帯情報
端末機９００に遊技機情報を送信する。「キャンセル」
ボタン４５９３は、遊技機情報の送信をキャンセルする
場合のボタンである。

【００８６】図１５（ｂ）は、ホール管理コンピュータ
４００から携帯情報端末機９００に遊技機情報を送信中
の画面図であり、メッセージ４５９４として「遊技機情
報送信中」と表示される。「キャンセル」ボタン４５９
５は、遊技機情報の送信をキャンセルする場合のボタン
である。

【００８７】図１５（ｃ）は、ホール管理コンピュータ
４００から携帯情報端末機９００に遊技機情報を送信終
了した時の画面図であり、メッセージ４５９６として
「遊技機情報送信終了」のメッセージが表示される。な
お、「ＯＫ」ボタン４５９７を押下することにより他の
画面表示に移行する。

【００８８】次に、携帯情報端末機９００に表示される
画面表示例について説明する。図１６から図２６は、ホ
ール管理コンピュータ４００で選択した遊技場Ａの売上
に関する売上情報、及び遊技場Ａに設置された遊技機１
０に関する各種情報を送信した時の、携帯情報端末機９
００の表示手段９５０における画面表示例である。

【００８９】図１６は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０に表示された情報選択画面図であり、携帯情報
端末機９００で表示する遊技機情報を選択する画面図で
ある。

【００９０】「店舗・部門情報」ボタン９５０１を押下
すると、図１７の携帯情報端末機９００の店舗及び部門
毎の遊技機情報常時画面図に移行し、「機種名情報」ボ
タン９５０２を押下すると、図１８の携帯情報端末機９
００の機種名選択画面図に移行し、「島番号情報」ボタ
ン９５０３を押下すると、図２２の携帯情報端末機９０
０の島番号選択画面図に移行し、「終了」ボタン９５０
４を押下するとメニューの終了となる。

【００９１】図１７は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における店舗及び部門毎の遊技機情報表示画面
図であり、図１２のホール管理コンピュータ４００の店
舗及び部門毎の遊技機情報選択登録画面図の店舗情報送
信項目欄４５０２、パチンコ部門情報送信項目欄４５０
３、スロットマシン情報送信項目欄４５０４で、送信情
報として貸玉金、現金貸玉金、差玉金、粗利、玉割数、
金割数、稼働率、の店舗情報、パチンコ部門情報及びス
ロットマシン部門が登録された場合の表示例である。こ
こでの表示内容は、店舗名、営業日付、部門名、貸玉
金、現金貸玉金、差玉金、粗利、玉割数、金割数、稼働
率が表示される。

【００９２】図１７（ａ）は、部門情報として店舗情報
を表示した例であり、図１７（ｂ）は、パチンコ部門を
表示した例であり、図１７（ｃ）は、スロットマシン部
門を表示した例である。

【００９３】部門名は店舗、パチンコ部門、スロットマ
シン部門であり、店舗名は遊技場Ａの店舗名称、営業日
付は遊技場Ａの営業した日付であり、貸玉金は各部門毎
及び店舗に設置された遊技媒体貸出装置２０に投入され
る紙幣及び硬貨、プリペイドカードの使用金額の売上
金、現金貸玉金は各部門毎及び店舗に設置された遊技媒
体貸出装置２０に投入される紙幣及び硬貨の売上金、差
玉金は各部門毎及び店舗の貸玉金と景品玉金の差額、粗
利は各部門毎及び店舗の貸玉金と景品玉金の差額と景品
利益の合計金額、玉割数は各部門毎及び店舗の貸玉数に
対する景品玉数の割合、金割数は各部門毎及び店舗の貸
玉金に対する景品玉金の割合、稼働率は各部門毎及び店
舗の営業中の稼働時間の割合である。

【００９４】また、「機種名選択」ボタン９５１１を押
下すると、図１８の携帯情報端末機９００の機種名選択
画面図に移行し、「島番号選択」ボタン９５１２を押下
すると、図２２の携帯情報端末機９００の島番号選択画
面図に移行し、「メニュー」ボタン９５１３を押下する
と、図１６の携帯情報端末機９００の情報選択画面図に
移行し、「前日」ボタン９５１４を押下すると、前日の
店舗、部門毎の遊技機情報が表示され、前日の店舗、部
門毎の遊技機情報が表示されている場合に「戻る」ボタ
ン９５１５を押下すると当日に表示情報が戻る。

【００９５】図１８は、携帯情報端末機９００の機種名
選択画面図であり、釘調整師が釘調整する場合に確認し
たい遊技機１０の機種名を選択する画面図である。表示
内容は、店舗名、営業日付、機種名が表示されている。

【００９６】ここで表示されている機種名を選択し「機
種名合計情報」ボタン９５２３を押下すると、図１９の
携帯情報端末機９００の機種名合計情報表示画面図に移
行し、表示されている機種名を選択し「機種名台明細情
報」ボタン９５２４を押下すると、図２０の携帯情報端
末機９００の機種名台明細情報表示画面図に移行する。

【００９７】また、表示されている機種名を選択し「機
種名台推移情報」ボタン９５２５を押下すると、図２１
の携帯情報端末機９００の機種名台推移情報表示画面図
に移行し、「店舗・部門情報」ボタン９５２１を押下す
ると、図１７の携帯情報端末機９００の店舗及び部門毎
の遊技機情報表示画面図に移行し、「島番号選択」ボタ
ン９５２２を押下すると、図２２の携帯情報端末機９０
０の島番号選択画面図に移行し、「メニュー」ボタン９
５２６を押下すると、図１６の携帯情報端末機９００の
情報選択画面図に移行する。

【００９８】図１９は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における機種名合計情報表示画面図であり、図
１３に示すホール管理コンピュータ４００の機種名情報
選択登録画面図の機種名合計情報送信項目欄４５３２で
送信情報として、貸玉金、貸玉金／台、粗利、入玉数、
入玉数／台、差玉数、玉割数、Ｇ値、Ｓ／１０が登録さ
れ、図１８の携帯情報端末機９００の機種名選択画面図
でＡＡＡＡＡの機種名が選択された場合の表示例であ
る。

【００９９】ここでの表示内容は、店舗名、営業日付、
機種名、貸玉金、貸玉金／台、粗利、入玉数、入玉数／
台、差玉数、出玉率、玉割数、Ｇ値、Ｓ／１０が表示さ
れる。店舗名は遊技場Ａの店舗名称、営業日付は遊技場
Ａの営業した日付であり、機種名は各遊技機１０の名
称、貸玉金は各機種毎の遊技媒体貸出装置２０に投入さ
れる紙幣及び硬貨、プリペイドカードの使用金額の売上
金、貸玉金／台は各機種毎の遊技機１台当たりの貸玉
金、粗利は各機種毎の貸玉金と景品玉金の差額と景品利
益の合計金額が表示される。

【０１００】また、入玉数は各機種毎の遊技機１０に遊
技客が打ち込んだ玉数、入玉数／台は各機種毎の遊技機
１台当たりの入玉数の平均、差玉数は各機種毎の入玉数
と出玉数の差数、出玉数は各機種毎の遊技機１０から遊
技客に払い出された玉数、Ｇ値は各機種毎の遊技機１０
の特賞中の出玉数及び入玉数を除いた入玉数に対しての
出玉数の割合、Ｓ／１０は各機種毎の特賞中を除いた入
玉数１０００発に対してのスタート回数が表示される。

【０１０１】また、「機種名台明細情報」ボタン９５３
３を押下すると、図２０の携帯情報端末機９００の機種
名台明細情報表示画面図に移行され、「機種名台推移情
報」ボタン９５３４を押下すると、図２１の携帯情報端
末機９００の機種名台推移情報表示画面図に移行され、
機種名の先頭台番号の台推移情報が表示される。

【０１０２】また、「店舗・部門情報」ボタン９５３１
を押下すると、図１７の携帯情報端末機９００の店舗及
び部門毎の遊技機情報表示画面図に移行し、「島番号選
択」ボタン９５３２を押下すると、携帯情報端末機９０
０の島番号選択画面図に移行し、「メニュー」ボタン９
５３７を押下すると、図１６の携帯情報端末機９００の
情報選択画面図に移行し、「前日」ボタン９５３５を押
下すると、前日の機種名合計情報が表示され、前日の機
種名合計情報が表示されている場合に、「戻る」ボタン
９５３６を押下すると当日に表示情報が戻る。

【０１０３】図２０は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における機種名台明細情報表示画面図であり、
図１３に示すホール管理コンピュータ４００の機種名情
報選択登録画面図の機種名台明細情報送信項目欄４５３
３で送信情報として、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出玉
率、特賞確率、が登録され、図１８の携帯情報端末機９
００の機種名選択画面でＡＡＡＡＡの機種名が選択され
た場合の表示例である。

【０１０４】ここでの表示内容は、店舗名、機種名、台
番、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率（出玉率）、特確
（特賞確率）、それに平均が表示される。店舗名は遊技
場Ａの店舗名称、機種名は各遊技機１０の名称、台番
は、遊技機１０の台番号、貸玉金は遊技媒体貸出装置２
０に投入される紙幣及び硬貨、プリペイドカードの使用
金額の売上金である。

【０１０５】また、Ｇ値は遊技機１０の特賞中の出玉数
及び入玉数を除いた入玉数に対しての出玉数の割合、Ｓ
／１０は特賞中を除いた入玉数１０００発に対してのス
タート回数、出率（出玉率）は入玉数に対しての出玉数
の割合、特確（特賞確率）はスタート回数に対しての特
賞回数の割合、平均は貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率
（出玉率）、特確（特賞確率）の各項目毎の機種名の平
均値が表示される。

【０１０６】また、表示されている台番号の遊技機１０
を選択し「機種名台推移情報」ボタン９５４３を押下す
ると、図２１の携帯情報端末機９００の機種名台推移情
報表示画面図に移行され、「機種名合計情報」ボタン９
５４４を押下すると、図１９の携帯情報端末機９００の
機種名合計情報表示画面図に移行し、「店舗・部門情
報」ボタン９５４１を押下すると、図１７の携帯情報端
末機９００の店舗及び部門毎の遊技機情報表示画面図に
移行する。

【０１０７】また、「島番号選択」ボタン９５４２を押
下すると、図２２の携帯情報端末機９００の島番号選択
画面図に移行し、「メニュー」ボタン９５４７を押下す
ると、図１６の携帯情報端末機９００の情報選択画面図
に移行し、「前日」ボタン９５４５を押下すると、前日
の機種名台明細情報が表示され、前日の機種名台明細情
報が表示されている場合に、「戻る」ボタン９５４６を
押下すると当日に表示情報が戻る。

【０１０８】図２１は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における機種名台推移情報表示画面図であり、
図１３に示すホール管理コンピュータ４００の機種名情
報選択登録画面図の機種名台推移情報送信項目欄４５３
４で送信情報として、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出玉
率、特賞確率、が登録され、図１８の携帯情報端末機９
００の機種名選択画面でＡＡＡＡＡの機種名が選択され
た表示例である。

【０１０９】ここでの表示内容は、店舗名、機種名、台
番号、日付、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率（出玉
率）、特確（特賞確率）平均が表示され、７日分の遊技
機情報が表示されている。店舗名は遊技場Ａの店舗名
称、機種名は各遊技機１０毎の名称、台番は遊技機１０
の台番号、貸玉金は機種名毎の遊技媒体貸出装置２０に
投入される紙幣及び硬貨、プリペイドカードの使用金額
の売上金である。

【０１１０】また、Ｇ値は機種名毎の遊技機１０の特賞
中の出玉数及び入玉数を除いた入玉数に対しての出玉数
の割合、Ｓ／１０は機種名毎の特賞中を除いた入玉数１
０００発に対してのスタート回数、出率（出玉率）は機
種名毎の入玉数に対しての出玉数の割合、特確（特賞確
率）は機種名毎のスタート回数に対しての特賞回数の割
合、平均は貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率（出玉率）、
特確（特賞確率）の各項目毎の機種名の７日分の平均値
を表示する。

【０１１１】また、「島番号選択」ボタン９５５１を押
下すると、図２２の携帯情報端末機９００の島番号選択
画面図に移行し、「機種名選択」ボタン９５５２を押下
すると、図１８の携帯情報端末機９００の機種名選択画
面図に移行し、「店舗・部門情報」ボタン９５５３を押
下すると、図１７の店舗及び部門毎の遊技機情報表示画
面図に移行する。

【０１１２】また、「メニュー」ボタン９５５４を押下
すると、図１６の携帯情報端末機９００の情報選択画面
図に移行し、「次項」ボタン９５５５を押下すると、次
の台番号の遊技機情報が表示され、「前項」ボタン９５
５６を押下すると、前の台番号の遊技機情報が表示さ
れ、「釘調整入力」ボタン９５５７を押下すると、図２
６の携帯情報端末機９００の釘調整登録画面図に移行す
る。

【０１１３】図２２は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における島番号選択画面図であり、釘調整師が
釘調整する場合に確認したい遊技機１０の島番号を選択
する画面図である。表示内容は、店舗名、営業日付、島
番号が表示されている。

【０１１４】表示されている島番号を選択し「島番号合
計情報」ボタン９５６３を押下すると、図２３の携帯情
報端末機９００の島番号合計情表示画面図に移行し、表
示されている島番号を選択し「島番号台明細情報」ボタ
ン９５６４を押下すると、図２４の携帯情報端末機９０
０の島番号台明細情報表示画面図に移行する。

【０１１５】また、表示されている島番号を選択し「島
番号台推移情報」ボタン９５６５を押下すると、図２１
の携帯情報端末機９００の島番号台推移情報表示画面図
に移行し、「店舗・部門情報」ボタン９５６１を押下す
ると、図１７の携帯情報端末機９００の店舗及び部門毎
の遊技機情報表示画面図に移行し、「機種名選択」ボタ
ン９５６２を押下すると、図１８の携帯情報端末機９０
０の機種名選択画面図に移行し、「メニュー」ボタン９
５６６を押下すると、図１６の携帯情報端末機９００の
情報選択画面図に移行する。

【０１１６】図２３は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における島番号合計情報表示画面図であり、図
１４に示すホール管理コンピュータ４００の島番号情報
選択登録画面図の島番号合計情報送信項目欄４５６２で
送信情報として、貸玉金、貸玉金／台、入玉数、入玉数
／台、粗利、差玉数、玉割数、Ｇ値、Ｓ／１０が登録さ
れ、図２２の携帯情報端末機９００の島番号選択画面図
で０１番島の島番号が選択された場合の表示例である。

【０１１７】ここでの表示内容は、店舗名、営業日付、
島番号、貸玉金、貸玉金／台、入玉数／台、粗利、入玉
数、差玉数、出玉率、玉割数、Ｇ値、Ｓ／１０が表示さ
れる。店舗名は店舗名は遊技場Ａの店舗名称、営業日付
は遊技場Ａの営業した日付であり、島番号は遊技島１の
番号、貸玉金は島番号毎に設置された遊技媒体貸出装置
２０に投入される紙幣及び硬貨、プリペイドカードの使
用金額の売上金である。

【０１１８】また、貸玉金／台は島番号毎の遊技機１台
当たりの貸玉金、粗利は島番号毎の貸玉金と景品玉金の
差額と景品利益の合計金額、入玉数は島番号毎の遊技機
１０に遊技客が打ち込んだ玉数、入玉数／台は島番号毎
の遊技機１台当たりの入玉数の平均、差玉数は島番号毎
の入玉数と出玉数の差数、出玉数は島番号毎の遊技機１
０から遊技客に払い出された玉数、Ｇ値は島番号毎の遊
技機１０の特賞中の出玉数及び入玉数を除いた入玉数に
対しての出玉数の割合、Ｓ／１０は島番号毎の特賞中を
除いた入玉数１０００発に対してのスタート回数が表示
される。

【０１１９】また、「島番号台明細情報」ボタン９５７
３を押下すると、図２４の携帯情報端末機９００の島番
号台明細情報表示画面に移行され、「島番号台推移情
報」ボタン９５７４を押下すると、図２５の携帯情報端
末機９００の島番号台推移情報表示画面図に移行され島
番号の先頭台番号の台推移情報が表示され、「店舗・部
門情報」ボタン９５７１を押下すると、図１７の携帯情
報端末機９００の店舗及び部門毎の遊技機情報表示画面
図に移行する。

【０１２０】更にまた、「機種名選択」ボタン９５７２
を押下すると、図１８の携帯情報端末機９００の機種名
選択画面図に移行し、「メニュー」ボタン９５７７を押
下すると、図１６の携帯情報端末機９００の情報選択画
面図に移行し、「前日」ボタン９５７５を押下すると、
前日の島番号合計情報が表示され、前日の島番号合計情
報が表示されている場合に、「戻る」ボタン９５７６を
押下すると当日に表示情報が戻る。

【０１２１】図２４は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における島番号台明細情報表示画面図であり、
図１４に示すホール管理コンピュータ４００の島番号情
報選択登録画面図の島番号台明細情報送信項目欄９５６
３で送信情報として、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出玉
率、特賞確率、が登録され、図２２の携帯情報端末機９
００の島番号選択画面で１番島が選択された表示例であ
る。

【０１２２】ここでの表示内容は、店舗名、島番号、台
番、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率（出玉率）、特確
（特賞確率）、それに平均が表示される。店舗名は遊技
場Ａの店舗名称、島番号は遊技島１の番号、台番は遊技
機１０の台番号、貸玉金は遊技媒体貸出装置２０に投入
される紙幣及び硬貨、プリペイドカードの使用金額の売
上金である。

【０１２３】また、Ｇ値は遊技機１０の特賞中の出玉数
及び入玉数を除いた入玉数に対しての出玉数の割合、Ｓ
／１０は特賞中を除いた入玉数１０００発に対してのス
タート回数、出率（出玉率）は入玉数に対しての出玉数
の割合、特確（特賞確率）はスタート回数に対しての特
賞回数の割合、平均は貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率
（出玉率）、特確（特賞確率）の各項目毎の島番号毎の
平均値が表示される。

【０１２４】また、表示されている台番号の遊技機１０
を選択し「島番号台推移情報」ボタン９５８３を押下す
ると、図２５の携帯情報端末機９００の島番号台推移情
報表示画面図に移行され、「島番号合計情報」ボタン９
５８４を押下すると、図２３の携帯情報端末機９００の
島番号合計情報表示画面図に移行し、「店舗・部門情
報」ボタン９５８１を押下すると、図１７の携帯情報端
末機９００の店舗及び部門毎の遊技機情報表示画面図に
移行する。

【０１２５】また、「機種名選択」ボタン９５８２を押
下すると、図１８の携帯情報端末機９００の機種名選択
画面図に移行し、「メニュー」ボタン９５８７を押下す
ると図１６の携帯情報端末機９００の情報選択画面図に
移行し、「前日」ボタン９５８５を押下すると、前日の
島番号台明細情報が表示され、前日の島番号台明細情報
が表示されている場合に「戻る」ボタン９５８６を押下
すると、当日に表示情報が戻る。

【０１２６】図２５は携帯情報端末機９００の表示手段
９５０における島番号台推移情報表示画面図であり、図
１４に示すホール管理コンピュータ４００の島番号情報
選択登録画面図の島番号台推移情報送信項目欄４５６４
で送信情報として、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出玉率、
特賞確率、が登録され、図２２の携帯情報端末機９００
の島番号選択画面で１番島が選択された表示例である。

【０１２７】ここでの表示内容は、店舗名、島番号、台
番号、日付、貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率（出玉
率）、特確（特賞確率）、それに平均が表示され、７日
分の遊技機情報が表示される。店舗名は遊技場Ａの店舗
名称、島番号は遊技島１の番号、台番は遊技機１０の台
番号、日付は営業した日付、貸玉金は遊技媒体貸出装置
２０に投入される紙幣及び硬貨、プリペイドカードの使
用金額の売上金である。

【０１２８】また、Ｇ値は遊技機１０の特賞中の出玉数
及び入玉数を除いた入玉数に対しての出玉数の割合、Ｓ
／１０は特賞中を除いた入玉数１０００発に対してのス
タート回数、出率（出玉率）は入玉数に対しての出玉数
の割合、特確（特賞確率）はスタート回数に対しての特
賞回数の割合、平均は貸玉金、Ｇ値、Ｓ／１０、出率
（出玉率）、特確（特賞確率）の各項目毎の島番号の平
均値が表示される。

【０１２９】また、「島番号選択」ボタン９５９１を押
下すると、図２２の携帯情報端末機９００の島番号選択
画面図に移行し、「機種名選択」ボタン９５９２を押下
すると、図１８の携帯情報端末機９００の機種名選択画
面図に移行し、「店舗・部門情報」ボタン９５９３を押
下すると、図１７の店舗及び部門毎の遊技機情報表示画
面図に移行する。

【０１３０】更にまた、「メニュー」ボタン９５９４を
押下すると、図１６の携帯情報端末機９００の情報選択
画面図に移行し、「次項」ボタン９５９５を押下する
と、次の台番号の遊技機情報が表示され、「前項」ボタ
ン９５９６を押下すると、前の台番号の遊技機情報が表
示され、「釘調整入力」ボタン９５９７を押下すると、
図２６の携帯情報端末機９００の釘調整登録画面図に移
行する。

【０１３１】図２６は、携帯情報端末機９００の表示手
段９５０における釘調整登録画面図であり、釘調整後携
帯情報端末機９００に釘調整情報を入力登録する画面図
であり、表示内容は、店舗名、台番号、営業日付が表示
される。店舗名は遊技場Ａの店舗名称、台番号は遊技機
１０の台番号、営業日時は遊技場Ａの営業した日付が表
示される。

【０１３２】また、釘調整情報を入力する項目として
は、調整値、コメントがあり、釘調整値は釘調整した釘
の調整具合を入力する項目であり、コメントは遊技機１
０のどこの釘を調整したかのコメントを入力するもので
あり、入力例として釘調整値が＋１であり、少し釘幅を
開けたことを示し、コメントに始動入賞口調整とあり遊
技機１０の始動入賞口釘を調整したことを示す。

【０１３３】また、「登録」ボタン９５９９を押下する
と、釘調整情報として入力した調整値及びコメントが登
録され、「戻る」ボタン９５９８を押下すると、図１６
の携帯情報端末機９００に情報選択画面図に移行する。

【０１３４】次に、前記携帯情報端末機９００で入力さ
れた釘調整情報をホール管理コンピュータ４００へ送信
し、ホール管理コンピュータ４００で釘調整情報と遊技
機情報を表示する画面図について説明する。

【０１３５】図２７はホール管理コンピュータ４００の
表示手段４５０において、前記携帯情報端末機９００か
らの釘調整情報受信遷移画面図であり、図２６の携帯情
報端末機９００に釘調整登録画面図で登録した釘調整情
報を、前記ホール管理コンピュータ４００で受信する遷
移画面図である。

【０１３６】図２７（ａ）には、表示項目として「携帯
情報端末機９００へ遊技機情報送信」と「携帯情報端末
機９００から釘調整情報受信」があり、ここでは携帯情
報端末機９００の釘調整情報をホール管理コンピュータ
４００で受信するので、「携帯情報端末機９００から釘
調整情報受信」を選択し「チェック」ボタン４５９１を
押下し選択し、「ＯＫ」ボタン４５９３を押下すること
により、ホール管理コンピュータ４００は携帯情報端末
機９００の釘調整情報を受信する。「キャンセル」ボタ
ン４５９２は、釘調整情報の受信をキャンセルする場合
のボタンである。

【０１３７】図２７（ｂ）は、ホール管理コンピュータ
４００において、携帯情報端末機９００の釘調整情報を
受信中の画面図であり、メッセージ４５９４として「釘
調整情報受信中」とメッセージが表示される。「キャン
セル」ボタン４５９５は、釘調整情報の受信をキャンセ
ルする場合のボタンである。

【０１３８】図２７（ｃ）は、ホール管理コンピュータ
４００において、携帯情報端末機９００の釘調整情報を
受信終了した時の画面図であり、メッセージ４５９６と
して「釘調整情報受信終了」のメッセージが表示され
る。

【０１３９】図２８は、ホール管理コンピュータ４００
の表示手段４５０における機種名明細情報画面図であ
り、携帯情報端末機９００から受信した釘調整情報と、
遊技機情報データベース４４１の遊技機情報、売上情報
データベース４４２の売上情報を関連付けて表示した画
面図である。

【０１４０】ここでの表示内容は、機種名、営業日付天
気、台番号、貸玉金、玉割数、Ｇ値、Ｓ／１０、特賞確
率、差玉数、出玉率、稼働率、特賞回数、特出玉、調整
値、釘調整コメントが表示される。

【０１４１】機種名表示欄４５１に表示された機種名は
各遊技機１０の名称であり、日付天気表示欄４５２に表
示された営業日付天気は、営業した日付及び天気であ
る。また、台番号は遊技機１０の台番号、貸玉金は遊技
媒体貸出装置２０に投入される紙幣及び硬貨、プリペイ
ドカードの使用金額の売上金、玉割数は貸玉数に対する
景品玉数の割合である。

【０１４２】また、Ｇ値は遊技機１０の特賞中の出玉数
及び入玉数を除いた入玉数に対しての出玉数の割合、Ｓ
／１０は特賞中を除いた入玉数１０００発に対してのス
タート回数、特賞確率はスタート回数に対しての特賞回
数の割合、差玉数は入玉数と出玉数の差数、出玉率は入
玉数に対しての出玉数の割合、稼働率は営業中の遊技機
１０の稼働時間の割合、特賞回数は特賞の回数、特出玉
は一回の特賞で遊技客が得た玉数の平均、調整値は携帯
情報端末機９００で入力した釘調整値、釘調整コメント
は携帯情報端末機９００で入力した釘調整コメントが表
示される。なお、「島番号明細情報」ボタン４５３を押
下すると、図２９のホール管理コンピュータ４００の島
番号明細情報画面図に移行する。

【０１４３】図２９は、ホール管理コンピュータ４００
の表示手段４５０における島番号明細情報画面図であ
り、携帯情報端末機９００から受信した釘調整情報と、
遊技機情報データベース４４１の遊技機情報、売上情報
データベース４４２の売上情報とを関連付けて表示した
画面図である。

【０１４４】ここでの表示内容は、島番号、営業日付天
気、台番号、貸玉金、玉割数、Ｇ値、Ｓ／１０、特賞確
率、差玉数、出玉率、稼働率、特賞回数、特出玉、調整
値、釘調整コメントが表示される。島番表示欄４５４に
表示された島番号は、遊技島１の番号であり、日付天気
表示欄４５２に表示された営業日付天気は、営業した日
付及び天気である。

【０１４５】また、台番号は遊技機１０の台番号、貸玉
金は遊技媒体貸出装置２０に投入される紙幣及び硬貨、
プリペイドカードの使用金額の売上金、玉割数は貸玉数
に対する景品玉数の割合、Ｇ値は遊技機１０の特賞中の
出玉数及び入玉数を除いた入玉数に対しての出玉数の割
合、Ｓ／１０は特賞中を除いた入玉数１０００発に対し
てのスタート回数、特賞確率はスタート回数に対しての
特賞回数の割合、差玉数は入玉数と出玉数の差数、出玉
率は入玉数に対しての出玉数の割合、稼働率は営業中の
遊技機１０の稼働時間の割合である。

【０１４６】更にまた、特賞回数は特賞の回数、特出玉
は一回の特賞で遊技客が得た玉数の平均、調整値は携帯
情報端末機９００で入力した釘調整値、釘調整コメント
は携帯情報端末機９００で入力した釘調整コメントが表
示される。なお、「機種名明細情報」ボタン４５５を押
下すると、図２８のホール管理コンピュータ４００の機
種名明細情報画面図に移行する。

【０１４７】図３０は、ホール管理コンピュータ４００
の表示手段４５０における台推移明細情報画面図であ
り、携帯情報端末機９００から受信した釘調整情報と、
遊技機情報データベース４４１の遊技機情報と、売上情
報データベース４４２の売上情報とを、機種別日付推移
を表示した画面図である。

【０１４８】ここでの表示内容は、機種名、営業日付天
気、台番号、営業日付、貸玉金、玉割数、Ｇ値、Ｓ／１
０、特賞確率、差玉数、出玉率、稼働率、特賞回数、特
出玉、調整値、釘調整コメントが表示される。機種名は
遊技機１０の機種名称、日付天気は現在日付及び天気、
台番号は遊技機１０の台番号、営業日付は営業した日
付、貸玉金は遊技媒体貸出装置２０に投入される紙幣及
び硬貨、プリペイドカードの使用金額の売上金、玉割数
は貸玉数に対する景品玉数の割合である。

【０１４９】更にまた、Ｇ値は遊技機１０の特賞中の出
玉数及び入玉数を除いた入玉数に対しての出玉数の割
合、Ｓ／１０は特賞中を除いた入玉数１０００発に対し
てのスタート回数、特賞確率はスタート回数に対しての
特賞回数の割合、差玉数は入玉数と出玉数の差数、出玉
率は入玉数に対しての出玉数の割合、稼働率は営業中の
遊技機１０の稼働時間の割合、特賞回数は特賞の回数、
特出玉は一回の特賞で遊技客が得た玉数の平均、調整値
は携帯情報端末機９００で入力した釘調整値、釘調整コ
メントは携帯情報端末機９００で入力した釘調整コメン
トが表示される。

【０１５０】以上説明した実施の形態では、前記遊技機
情報と前記売上情報と前記釘調整情報とを、それぞれ前
記遊技機の機種名毎、あるいは島番号毎に関連付けて出
力しているが、もちろん機種名や島番号とは関係なく、
遊技機１０総てについて台番号順に、前記各情報を関連
付けて出力するようにしてもよい。これは複数日に亘る
各種情報の日別推移での出力についても同様である。

【０１５１】また、以上説明した実施の形態では、携帯
情報端末機９００とホール管理コンピュータ４００間に
接続ケーブルを接続して釘調整情報を送信していたが、
別の実施例として電話回線を使用するようにしてもよ
い。

【０１５２】

【発明の効果】本発明に係る遊技場管理システムによれ
ば、携帯情報端末機に釘調整情報を入力し、入力した釘
調整情報をホール管理コンピュータに送信し、ホール管
理コンピュータに記憶管理されている前記釘調整情報
と、遊技機情報と、売上情報とを、出力手段により互い
に関連付けて出力することができるため、遊技機の釘調
整と遊技機情報および売上情報との相関関係を分析する
ことができる。かかる分析結果を基にして、遊技場全体
の遊技機の釘調整をより一層とバランス良く行うことが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおける分散型ネットワーク管理システム図である。

【図２】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおける遊技場全体の斜視図である。

【図３】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおける台コントローラの正面図である。

【図４】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおける台コントローラのブロック図である。

【図５】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおけるホール管理端末機の斜視図である。

【図６】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおけるホール管理端末機のブロック図である。

【図７】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおけるホール管理コンピュータの斜視図である。

【図８】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおけるホール管理コンピュータのブロック図であ
る。

【図９】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおける携帯情報端末機の正面図である。

【図１０】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機のブロック図である。

【図１１】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける遊技場管理システムの全体の作用を概説す
るフローチャートである。

【図１２】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの店舗及び部門毎
の遊技情報選択登録画面図である。

【図１３】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの機種名情報選択
登録画面図である。

【図１４】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの島番号情報選択
登録画面図である。

【図１５】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの携帯情報端末機
への情報送信遷移画面図である。

【図１６】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の情報選択画面図である。

【図１７】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の店舗及び部門毎の遊技機
情報表示画面図である。

【図１８】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の機種名選択画面図であ
る。

【図１９】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の機種名合計情報表示画面
図である。

【図２０】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の機種名台明細情報表示画
面図である。

【図２１】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の機種名台推移情報表示画
面図である。

【図２２】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の島番号選択画面図であ
る。

【図２３】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の島番号合計情報表示画面
図である。

【図２４】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の島番号台明細情報表示画
面図である。

【図２５】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の島番号台推移情報表示画
面図である。

【図２６】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおける携帯情報端末機の釘調整登録画面図であ
る。

【図２７】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの携帯情報端末機
から情報受信遷移図である。

【図２８】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの機種名明細情報
画面図である。

【図２９】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの島番号明細情報
画面図である。

【図３０】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理シス
テムにおけるホール管理コンピュータの台推移明細情報
画面図である。

【符号の説明】

１…遊技機島 １０…遊技機 ２０…遊技媒体貸出装置 ３０…遊技媒体計数器 １００…台コントローラ １１０…ＣＰＵ １２０…ＲＯＭ １３０…ＲＡＭ １３１…表示制御プログラム １３２…操作制御プログラム １３３…遊技機制御プログラム １３４…遊技機情報プログラム １３５…売上断線情報プログラム １３６…玉計数器情報プログラム １４０…遊技機情報記憶部 １５０…遊技媒体貸出情報記憶部 １６０…玉計数器情報記憶部 １７０…表示手段 １８０…操作手段 １９０…通信インターフェイス ２００…島コントローラ ３００…ホール管理端末機 ３１０…ＣＰＵ ３２０…ＲＯＭ ３３０…ＲＡＭ ３３１…表示制御プログラム ３３２…遊技機制御処理プログラム ３３３…遊技機情報処理プログラム ３３４…売上断線処理プログラム ３３５…玉計数器処理プログラム ３４０…固定ディスク装置 ３４１…売上情報データベース ３４２…断線情報データベース ３４３…遊技機情報データベース ３４４…玉計数器情報データベース ３５０…表示手段 ３６０…プリンタ ３７０…操作手段 ４００…ホール管理コンピュータ ４１０…ＣＰＵ ４２０…ＲＯＭ ４３０…ＲＡＭ ４３１…表示制御プログラム ４３２…遊技機情報処理プログラム ４３３…売上処理プログラム ４３４…釘調整情報処理プログラム ４４０…固定ディスク装置 ４４１…遊技機情報データベース ４４２…売上情報データベース ４４３…釘調整情報データベース ４４４…玉計数器情報データベース ４５０…表示手段 ４６０…プリンタ ４７０…操作手段 ４８０…インターフェイス回路 ４９１…入出力装置 ５００…景品管理端末機 ６００…ＰＯＳ装置 ７００…情報表示端末機 ８００…ポイント端末機 ９００…携帯情報端末機 ９１０…ＣＰＵ ９２０…ＲＯＭ ９３０…ＲＡＭ ９３１…表示制御プログラム ９３２…操作制御プログラム ９３３…遊技機情報プログラム ９３４…釘調整情報プログラム ９４０…遊技機情報記憶部 ９５０…表示手段 ９６０…操作手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 定則 東京都台東区東上野３丁目12番９号 株式 会社エース電研内 Ｆターム(参考） 2C088 CA02 CA07 CA30 CA31 CA35 5B049 BB62 CC00 EE00 FF03 GG06 GG09

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】釘調整により遊技条件を変更可能な遊技機
   と、遊技機毎に対応して投入された金額分の遊技媒体を
   貸し出す遊技媒体貸出装置とを、それぞれ複数設置した
   遊技場において、該遊技場の売上に関する各種情報及び
   前記遊技機に関する各種情報を管理するホール管理コン
   ピュータを備えた遊技場管理システムにおいて、 前記遊技場において前記遊技機の釘調整をする際に携帯
   する携帯情報端末機を有して成り、該携帯情報端末機
   は、釘調整入力手段と、送信手段とを少なくとも備え、 前記釘調整入力手段は、釘調整師が釘調整した遊技機の
   釘調整情報を入力可能であり、 前記送信手段は、前記釘調整入力手段によって入力され
   た釘調整情報を前記ホール管理コンピュータに送信し、 前記ホール管理コンピュータは、遊技機情報データベー
   スと、売上情報データベースと、受信手段と、釘調整情
   報データベースと、出力手段とを少なくとも備え、 前記遊技機情報データベースは、前記遊技機毎に関する
   遊技機情報を記憶管理し、 前記売上情報データベースは、前記遊技媒体貸出装置毎
   の売上情報を記憶管理し、 前記受信手段は、前記携帯情報端末機の送信手段から送
   信された釘調整情報を受信し、 前記釘調整情報データベースは、前記受信手段により受
   信した釘調整情報を記憶管理し、 前記出力手段は、前記遊技機情報データベースに記憶し
   てある遊技機情報と、前記売上情報データベースに記憶
   してある売上情報と、前記釘調整情報データベースに記
   憶してある釘調整情報とを、互いに関連付けて出力する
   ことを特徴とする遊技場管理システム。
2. 【請求項２】前記遊技機にはそれぞれ個別の台番号が付
   されており、 前記出力手段は、前記遊技機情報と前記売上情報と前記
   釘調整情報とを、それぞれ前記遊技機の台番号毎に関連
   付けて出力することを特徴とする請求項１記載の遊技場
   管理システム。
3. 【請求項３】前記遊技機はそれぞれ幾つかの機種名に区
   分されており、 前記出力手段は、前記遊技機情報と前記売上情報と前記
   釘調整情報とを、それぞれ前記遊技機の機種名毎に関連
   付けて出力することを特徴とする請求項１または２記載
   の遊技場管理システム。
4. 【請求項４】前記遊技機は所定数ずつ並設されて遊技機
   島を構成し、該遊技機島にはそれぞれ個別の島番号が付
   されており、 前記出力手段は、前記遊技機情報と前記売上情報と前記
   釘調整情報とを、それぞれ前記遊技機島の島番号毎に関
   連付けて出力することを特徴とする請求項１，２または
   ３記載の遊技場管理システム。
5. 【請求項５】前記出力手段は、複数日に亘る前記遊技機
   情報と、複数日に亘る前記売上情報と、複数日に亘る前
   記釘調整情報とを、それぞれ日別推移で遊技機の台番号
   毎に出力することを特徴とする請求項１，２，３または
   ４記載の遊技場管理システム。
6. 【請求項６】前記出力手段は、複数日に亘る前記遊技機
   情報と、複数日に亘る前記売上情報と、複数日に亘る前
   記釘調整情報とを、それぞれ日別推移で遊技機の機種名
   毎に出力することを特徴とする請求項１，２，３，４ま
   たは５記載の遊技場管理システム。
7. 【請求項７】前記出力手段は、複数日に亘る前記遊技機
   情報と、複数日に亘る前記売上情報と、複数日に亘る前
   記釘調整情報とを、それぞれ日別推移で遊技機の島番号
   毎に出力することを特徴とする請求項１，２，３，４，
   ５または６記載の遊技場管理システム。
8. 【請求項８】前記釘調整情報には、釘の調整具合を数値
   化した釘調整値と、調整した釘の位置を特定するコメン
   トとが含まれることを特徴とする請求項１，２，３，
   ４，５，６または７記載の遊技場管理システム。