JP2002136236A - 動物の排泄物処理方法及び装置 - Google Patents

動物の排泄物処理方法及び装置

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JP2002136236A
JP2002136236A JP2000333641A JP2000333641A JP2002136236A JP 2002136236 A JP2002136236 A JP 2002136236A JP 2000333641 A JP2000333641 A JP 2000333641A JP 2000333641 A JP2000333641 A JP 2000333641A JP 2002136236 A JP2002136236 A JP 2002136236A
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granular excrement
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 排泄に使用後の粒状排泄物処理材の取り出し
を自動的に行うことができる便器を提供する。 【解決手段】 開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材排
出口16を有する第二の側を有する側壁部により底壁部
の周囲が囲まれて、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形
容器に形成されている排泄部9と、前記排泄部の下方に
位置して、開閉部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排
泄物処理材導入口を有する第一の側及び開閉部材を備え
て開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材取出し口25を
有する第二の側を有する側壁部により底壁部の周囲が囲
まれて、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形容器に形成
されている使用済み粒状排泄物処理材貯留部と、一端が
前記排泄部の使用済み粒状排泄物処理材排出口に接続
し、他端が使用済み排泄物処理材貯留部の使用済み粒状
排泄物処理材導入口に接続する粒状排泄物処理材移動部
とを備えることを特徴とする排泄物処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人又は動物用の排泄物
処理方法及び装置に関し、特に粒状排泄物処理材を使用
する人又は動物用の排泄物処理方法及び装置に関する。
また、本発明は、動物、特に、猫科及び犬科動物並びに
その他愛玩動物等の動物の粒状排泄物処理材を使用する
排泄物処理方法及び装置に関し、特に、粒状排泄物処理
材を繰り返し使用する、動物、特に、猫科及び犬科動物
並びにその他愛玩動物等用の排泄物処理方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】家畜、愛玩動物等の動物の排泄物処理
材、特に屋内での排泄物処理材としては、砂、ベントナ
イト、ゼオライト、製紙用パルプ、パルプスラッジなど
を小塊状に成形して使用されている。この種の愛玩動物
の排泄物処理材は、例えば室内で使用されるところか
ら、清潔で、衛生的であることが望まれ、使用後、清潔
さ及び衛生上の点から、廃棄処理され易いのが望まれ
る。しかし、砂、ゼオライト、ベントナイトなどの無機
物の場合は、使用時、砕けて埃となり易く、また、使用
後放置する間に汚臭を発生しても、非可燃物であるため
焼却処理を行うことができず、また下水等に流すことも
できない。そこで、消臭効果が低く、価格が高いが、吸
水能に優れ、可燃物であるところから、製紙用パルプ及
び紙粉の小塊状成形物が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、製紙用パルプ
及び紙粉は、製紙その他の用途に使用され、使い捨ての
粒状排泄物処理材の原材料とするには、高価であり、そ
の量も限られており、粒状排泄物処理材の原料とするの
は問題である。そこで、本発明者は、繰り返して使用で
きる粒状排泄物処理材を提案した。粒状排泄物処理材を
繰り返し使用するには、排泄物で汚れた粒状排泄物処理
材を清浄化する工程が不可欠である。本発明は、粒状排
泄物処理材の繰り返し使用を可能にする、排泄物で汚れ
た粒状排泄物処理材の取り出しが容易で且つ衛生的であ
る便器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、排泄に使用さ
れた粒状排泄物処理材の取り出しを自動的に行うことが
できる便器を提供することを目的としている。即ち、本
発明は、使用済みの粒状排泄物処理材を、排泄部の傾斜
底面に沿って、使用済み粒状排泄物処理材収容部に移動
させて、使用済みの粒状排泄物処理材収容部に収容され
た使用済み粒状排泄物処理材を取り出し、洗浄及び乾燥
して排泄部に供給することを特徴とする排泄物処理方法
にある。
【0005】また、本発明は、清浄な粒状排泄物処理材
導入口及び開閉部材を備えて開閉可能に形成されている
使用済み粒状排泄物処理材排出口を有して、粒状排泄物
処理材が載置可能な箱形に形成されている排泄部と、前
記排泄部の下方に位置して、前記排泄部の使用済み粒状
排泄物処理材排出口を介して前記排泄部に接続可能であ
って、開閉部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物
処理材取出し口を有し、粒状排泄物処理材が載置可能な
箱形に形成されている使用済み粒状排泄物処理材収容部
とを備えることを特徴とする排泄物処理装置にあり、さ
らに、本発明は、清浄な粒状排泄物処理材導入口及び開
閉部材を備えて開閉可能に形成されている使用済み粒状
排泄物処理材排出口を有して、粒状排泄物処理材が載置
可能な箱形に形成されている排泄部と、前記排泄部の下
方に位置して、前記配設部の使用済み粒状排泄物処理材
排出口を介して前記排泄部に接続可能であって、開閉部
材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材取出し
口を有し、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形に形成さ
れている使用済み粒状排泄物処理材収容部と、上端が前
記排泄部の清浄な粒状排泄物処理材導入口に接続し、下
端が清浄な排泄物処理材供給口に接続する清浄な粒状排
泄物処理材の上方移動部とを備えることを特徴とする排
泄物処理装置にあり、さらにまた、清浄な粒状排泄物処
理材導入口及び開閉部材を備えて開閉可能の使用済み粒
状排泄物処理材排出口を有して、粒状排泄物処理材が載
置可能な箱形に形成されている排泄部と、前記排泄部の
下方に位置して、開閉部材を備えて開閉可能に形成され
ている使用済み粒状排泄物処理材導入口、及び開閉部材
を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材取出し口
を有して、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形に形成さ
れている使用済み粒状排泄物処理材収容部と、上端が前
記排泄部の清浄な粒状排泄物処理材導入口に接続し、下
端が清浄な排泄物処理材供給口に接続する清浄な粒状排
泄物処理材の上方移動部と、上端が前記排泄部の使用済
み粒状排泄物処理材排出口に接続し、下端が使用済み粒
状排泄物処理材収容部の使用済み排泄物処理材導入口に
接続する使用済み粒状排泄物処理材の下方移動部とを備
えることを特徴とする排泄物処理装置にある。さらに、
本発明は、開閉部材を備えて開閉可能の清浄な粒状排泄
物処理材導入口を一方に有し、開閉部材を備えて開閉可
能の使用済み粒状排泄物処理材排出口をもう一方に有す
る側壁部により底壁部の周囲が囲まれて、粒状排泄物処
理材が配置可能な箱形容器に形成されている排泄部と、
前記排泄部の下方に位置して、開閉部材を備えて開閉可
能の使用済み粒状排泄物処理材導入口を一方に有し、開
閉部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材取
出し口をもう一方に有する側壁部により底壁部の周囲が
囲まれて、粒状排泄物処理材が配置可能な箱形容器に形
成されている使用済み粒状排泄物処理材収容部と、上部
で前記排泄部の使用済み粒状排泄物処理材排出口に接続
し、下部で使用済み排泄物処理材収容部の使用済み粒状
排泄物処理材導入口に接続する使用済み粒状排泄物処理
材の下方移動部とを備えることを特徴とする排泄物処理
装置にあり、さらに加えて、本発明は、開閉部材を備え
て開閉可能の粒状排泄物処理材導入口を一方に有し、開
閉部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材排
出口をもう一方に有する側壁部により底壁部の周囲が囲
まれて、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形容器に形成
されている排泄部と、前記排泄部の下方に位置して、開
閉部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材導
入口を一方に有し、開閉部材を備えて開閉可能の使用済
み粒状排泄物処理材取出し口をもう一方に有する側壁部
により底壁部の周囲が囲まれて、粒状排泄物処理材が載
置可能な箱形容器に形成されている使用済み粒状排泄物
処理材収容部と、上部で前記排泄部の使用済み粒状排泄
物処理材排出口に接続し、下部で使用済み排泄物処理材
収容部の使用済み粒状排泄物処理材導入口に接続する使
用済み粒状排泄物処理材の下方移動部と、上部で前記排
泄部の粒状排泄物処理材導入口に接続し、下部で粒状排
泄物処理材供給口に接続する清浄な粒状排泄物処理材の
上方移動部を備えることを特徴とする排泄物処理装置に
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、排泄物処理方法
及び装置は、人及び動物用である。排泄に使用された使
用済みの粒状排泄物処理材は、排泄部からその底面の傾
斜面に沿って、使用済み粒状排泄物処理材収容部に移動
させて、使用済みの粒状排泄物処理材収容部に収容され
る。この収容部において一定時間収容され、又は使用済
み粒状排泄物処理材が一定量となったところで、収容部
から使用済み粒状排泄物処理材を取り出し、使用済み
で、排泄物で汚れた粒状排泄物処理材は水又は洗浄液に
より洗浄され、乾燥されて、清浄となり、排泄部に供給
して繰り返して使用される。排泄物は、洗浄時に粒状排
泄物処理材から分離し除去することができるされる。
【0007】本発明の便器は、人及び動物用であり、平
面形状が、角型、楕円型又は円型の排泄部及び粒状排泄
物処理材収容部を備えており、これらは何れも、粒状排
泄物処理材が収容できるように箱型に形成される。な
お、人用とする場合には、箱型の排泄部の上方に便座が
配置されることになる。この箱型の排泄部及び使用済み
粒状排泄物処理材収容部を備える排泄物処理装置に使用
される排泄物処理材は、非吸水性で滑らかな表面を有す
る粒状排泄物処理材であり、10mm以下の粒度の粒状
物に形成される。本発明において、このような粒状排泄
物処理材は、水や洗浄溶液等による洗浄を安定して行う
ことができるように、耐食性を有する材料製とすること
ができる。本発明において、非吸水性の粒状排泄物処理
材の形状は、水や洗浄溶液で容易に洗浄できて、付着す
る汚物が容易に分離できるように、滑らかな表面を有す
るものとするのが好ましい。
【0008】本発明において、排泄物処理装置に使用さ
れる粒状排泄物処理材は、例えば、転動等により容易に
移動できるように、例えば球体、楕円体又は円筒体のよ
うな、少なくとも一つの断面が回転体形状に形成される
のが好ましい。特に、球体又は球状物の場合は、全方向
に転動できるので好ましい。粒状排泄物処理材の粒度
は、従来の動物用排泄物処理材と同様に、6mm以下の
粒度の粒状物に形成することができる。このような粒度
の粒状物としては、例えば、6mm乃至3.5mmの粒
度の粒状物に形成することができる。しかし、粒状排泄
物処理材の粒度が小さく、またその比重が小さい場合に
は、排泄前後に、猫の体に付着したりして、排泄後に持
ち出され易くなるので、ガラス等の比較的比重の比較的
小さい材料製の場合で、このような動物の脚や体への付
着による排泄物処理装置からの粒状排泄物処理材の持ち
出しを避けるために、3.5mm以上の粒度の粒状物と
するのが好ましい。
【0009】しかし、例えば、ステンレス鋼球のように
比重の大きい材料製の粒状排泄物処理材の場合には、動
物の体や毛に付着しても粒状物が重いために、落ち易
く、付着し難いので、例えば、2mm以上の粒度であっ
ても使用することができる。排泄物処理装置における粒
状排泄物処理材の配置は、比較的大きい球体又は球状物
を上部に配置し、比較的小さい球体又は球状物を下部層
に配置すると、猫の爪との間に入ることを避けて保水性
を大きくすることができる。
【0010】本発明において、排泄物処理装置に使用さ
れる粒状排泄物処理材は、その粒度が、6mm乃至10
mmの範囲内に形成することができる。このように粒度
が6mm乃至10mmの粒状排泄物処理材において、そ
の粒子の保水性は、例えば、表面が滑らかな球状物の場
合、これより粒度が小さい粒子に比して良くないが、粒
状排泄物処理材に付着する糞等の固形排泄物についての
洗浄等による除去が容易である。本発明において、使用
済みの粒状排泄物処理材は、排泄物処理装置から取り出
して洗浄される。この粒状排泄物処理材の洗浄工程にお
いて、粒度が、6mm乃至10mmの範囲内の粒状排泄
物処理材の場合には、その粒子に付着した糞等の固形排
泄物は、粒状排泄物処理材の粒度が大きく、表面が滑ら
かであるので、粒度が小さい粒子に比して、容易に取り
除くことができ、使用済みの粒状排泄物処理材を短時間
の洗浄作業で清浄にすることができ、使用後、比較的短
時間で再使用することができる。
【0011】6mm乃至10mmの粒度の比較的大きい
粒状排泄物処理材の場合には、尿に対しては、粒状排泄
物処理材の表面が、滑らかで、且つ、撥水性を有する場
合には、尿の表面等に付着する量が少なくなるために、
使用済み粒状排泄物処理材を清浄な粒状排泄物処理材と
入れ替える頻度を少なくでき、しかも、一回の洗浄によ
る清浄化が容易である。しかも、例えば、猫の爪との間
に入ったり、毛に付着することが避けることができ、周
囲を汚すことが少なくすることができ、衛生的である。
【0012】本発明において、粒状排泄物処理材の表面
に、例えば、ガラス表面を撥水性とするのに、使用され
る撥水剤、例えば、シラン系化合物、シリコーン、パラ
フィン、フッ素系樹脂又はアクリル樹脂、その他有機系
及び無機系防水剤を塗布して、粒状排泄物処理材の表面
に撥水性を付与することができる。このようにすること
により、粒状排泄物処理材表面に付着する尿等の量を少
なくすることができる。
【0013】本発明においては、消臭剤を、粒状排泄物
処理材面、排泄部壁面又は粒状排泄物処理材収容部壁面
の少なくとも何れか一つに使用して消臭することができ
る。ここで使用する消臭剤としては、市販の消臭剤があ
る。本発明において、非吸水性の粒状排泄物処理材は洗
浄処理されて、繰り返し使用可能にするために、耐食性
材料で形成されるのが好ましく、また、使用時に粒子同
士が互いに接触して、摩擦による摩耗が避けられないと
ころから、更に、耐摩耗性であるのが好ましい。
【0014】本発明において、粒状物は、耐食性を有す
る材料、例えば、プラスチック材料、ガラス材料、金
属、合金特にステンレス鋼材又は溶融スラグ等のセラミ
ック材料などで形成することができる。この粒状物は、
コンクリート廃材、プラスチック廃材、ガラス廃材,溶
融スラグ廃材又は金属廃材を用いて製造することができ
る。本発明において、粒状排泄物処理材は、それに付着
した尿や糞を水や消毒液による洗浄により簡単に洗い流
せるように、非吸水性の滑らかな表面、即ち、非吸水性
乃至吸水性が乏しく滑らかな表面を有する粒状物を使用
するのが好ましい。
【0015】このような吸水性を持たないか又は吸水性
の乏しい滑らかな表面を有する粒状物としては、例え
ば、加熱処理により得られるプラスチック材料製粒状
物、ガラス材料製粒状物、陶器製粒状物、溶融スラグ粒
状物若しくはステンレス鋼製粒状物、又はプラスチック
廃材製粒状物、ガラス廃材料製粒状物、陶器廃材製粒状
物、溶融スラグ廃材粒状物若しくはステンレス鋼廃材製
粒状物等がある。しかし、多孔質材料製の粒状物であっ
ても、表面加工により、又は、表面をプラスチック材料
膜等で被覆して、非吸水性表面とすることにより、本発
明の粒状排泄物処理材とすることができる。このような
表面加工若しくは被膜処理されて非吸水性の粒状排泄物
処理材とされる粒状芯材としては、例えば、素焼き材料
製の粒状物、磁器製粒状物、シリカゲル製粒状物、アル
ミナ製粒状物及び無機質材料焼成粒状物等の多孔質粒状
物がある。
【0016】表面加工、撥水加工又はプラスチック等の
被膜処理されて、非吸水性粒状排泄物処理材とされる粒
状物としては、プラスチック材料製若しくはプラスチッ
ク廃材製の粒状物、ガラス材料製若しくはガラス廃材製
の粒状物、陶器製若しくは廃陶器製の粒状物、溶融スラ
グ粒状物、又はステンレス鋼製若しくはステンレス鋼廃
材製の粒状物などがある。
【0017】本発明において、非吸水性の粒状排泄物処
理材は、従来の動物用の箱型便器等の排泄物処理装置の
排泄部内に配置されて使用される。本発明の排泄物処理
装置の排泄部には、粒状排泄物処理材が、その側壁部の
一方の側から排泄部に導入され、排泄部の他方の側から
排出されるように、粒状排泄物処理材の導入口及び粒状
排泄物処理材の排出口を設けることができ、特に、排泄
部の粒状排泄物処理材の排出口には、開閉扉等の開閉部
材を備えて、開閉可能に形成することができる。もとよ
り、排泄部の粒状排泄物処理材の導入口についても、開
閉扉等の開閉部材を備えて、開閉可能に形成することが
できる。このように、粒状排泄物処理材導入口を開閉可
能に形成すると、所定量の清浄な粒状排泄物処理材を溜
めておくことができるので、使用済みの粒状排泄物処理
材を排泄部から排出後、直ちに排泄部に清浄な粒状排泄
物処理材を導入することができるので好ましい。本発明
においては、粒状排泄物処理材の排出口又は粒状排泄物
処理材の導入口及び排出口を、開閉扉等を備えることに
より開閉可能に形成するので、排泄部内に、所定量の粒
状排泄物処理材を配置及び排出することすること及び所
定高さに粒状排泄物処理材を配置することを容易に行う
ことができる。
【0018】本発明において、排泄物処理装置には、耐
食性、耐摩耗性及び非吸水性材料で製造され、排泄部及
び該排泄部の下方に形成される使用済みの粒状排泄物処
理材収容部により構成されている。排泄部は、粒状排泄
物処理材の導入口及び排出口が形成されており、使用済
みの粒状排泄物処理材収容部においても、排泄部と同様
に、粒状排泄物処理材の導入口及び排出口が設けられて
いる。これらの粒状排泄物処理材の導入口及び排出口
は、開閉扉等を備えて開閉可能に形成される。特に、使
用済みの粒状排泄物処理材収容部において、使用済み粒
状排泄物処理材の導入口及び排出口を開閉扉等を備えて
開閉可能に形成すると、使用済みの粒状排泄物処理材収
容部からの臭気等を遮断できるので好ましい。開閉扉の
周辺には、センサを設けて、センサにより開閉扉の開閉
を、自動的に行うことができる。
【0019】本発明において、排泄部から使用済み粒状
排泄物処理材収容部に、使用済み粒状排泄物処理材を確
実に搬送するために、排泄部の底部に使用済み粒状排泄
物処理材排出口を開閉可能に形成し、この排出口を、使
用済み粒状排泄物処理材収容部の使用済み粒状排泄物処
理材導入口として兼用することにより、排泄部の使用済
み粒状排泄物処理材を、該排出口から直接使用済み粒状
排泄物処理材を導入することができる。しかし、この場
合、排泄部の底部の使用済み粒状排泄物処理材排出口に
接続して案内路を形成し、排泄部の底部に開閉可能に形
成された排出口を開いて、該排出口から案内路を介し
て、使用済み粒状排泄物処理材収容部に使用済み粒状排
泄物処理材を導入することができる。排泄部の底部に排
出口を設けないで、排泄部の一方の側に、使用済み粒状
排泄物処理材の移動部を別途設けることができる。この
場合は、排泄部の使用済み粒状排泄物処理材の排出口を
前記使用済み粒状排泄物処理材の移動部の上部に接続
し、使用済み粒状排泄物処理材収容部の使用済み粒状排
泄物処理材導入口を、該移動部の下部に接続して、該移
動部を介して、排泄部から収容部に、使用済み粒状排泄
物処理材を移動させることができる。この場合、前記排
泄部の使用済み粒状排泄物処理材排出口と前記収容部の
使用済み粒状排泄物処理材導入口を、箱型便器の同じ側
部に形成すると、使用済み粒状排泄物処理材の移動路が
垂直方向に形成することができるので好ましい。しか
し、前記排出口と導入口を箱型便器の異なる側部に形成
して、使用済み粒状排泄物処理材の移動部を斜め方向に
形成することができる。本発明において、使用済み粒状
排泄物処理材の移動部は管状又は樋状の通路とすること
ができる。
【0020】清浄な粒状排泄物処理材を排泄部に導入す
るために、排泄部の導入口側に、清浄な粒状排泄物処理
材の移動部を形成することができる。この清浄な粒状排
泄物処理材の移動部は、排泄部から排出された量の粒状
排泄物処理材を排泄部に確実に補うために、清浄な粒状
排泄物処理材を外部から供給するための清浄な粒状排泄
物処理材の供給口と、排泄部の清浄な粒状排泄物処理材
の導入口を接続して、清浄な粒状排泄物処理材移動部を
形成することができる。この場合、前記排泄部の清浄な
粒状排泄物処理材導入口と前記清浄な粒状排泄物処理材
供給口を、例えば箱型便器の同じ側部に形成すると、清
浄な粒状排泄物処理材の移動路が垂直方向に形成するこ
とができるので好ましい。しかし、前記清浄な粒状排泄
物処理材の導入口と供給口を箱型便器の異なる側部に形
成して、清浄な粒状排泄物処理材の移動部を斜め方向に
形成することができる。本発明において、清浄な粒状排
泄物処理材の移動部は管状又は樋状の通路とすることが
できる。この清浄な粒状排泄物処理材動部における粒状
排泄物処理材の移動を確実に行うために、清浄な粒状排
泄物処理材移動部には、粒状物搬送用の搬送装置を設け
ることができる。粒状物搬送用、特に垂直搬送用の搬送
装置としては、持ち上げ装置や積み下ろし装置等を使用
することができる。このような搬送装置としては、例え
ば、バケットエレベータ及びスクリューコンベヤ装置等
のコンベヤ装置がある。
【0021】本発明において、排泄部及び使用済み粒状
排泄物処理材収容部の床部は、粒状排泄物処理材の導入
口から排出口に向けて下方に傾斜、即ち、前のめりに傾
斜させることができる。このように排泄部の床を傾斜さ
せることにより、導入口又は排出口の開閉部材の開閉に
より、粒状排泄物処理材を排泄部から自重により導入又
は排出することができる。本発明において、使用後、糞
等の固形排泄物が付着した粒状排泄物処理材は、直ち
に、排泄物処理装置内から取り出される。しかし、尿の
場合には、排泄された尿は、その一部が非吸水性の粒状
排泄物処理材に付着して、その残部が、排泄物処理装置
の床部に付着するので、排泄物処理装置の排泄部及び収
容部を清浄に保つために、該排泄部及び収容部の壁面
は、洗浄可能に形成されるのが好ましい。このように該
排泄部及び収容部の壁面を形成することにより、排出毎
に又は数回排出した後に洗浄して使用することができる
【0022】本発明において、排泄物処理装置は、上部
に排泄部を形成し、その下方に、又はその下に重ねて使
用済み粒状排泄物処理材収容部を形成することができ
る。重ねる場合には、排泄部と使用済み粒状排泄物処理
材収容部とは、板部材で上下に仕切って、即ち、排泄部
の床部材と、使用済み粒状排泄物処理材収容部の天井部
材とを兼用して形成することができる。この場合、使用
済み粒状排泄物処理材を、排泄部から使用済み粒状排泄
物処理材収容部へ自重で、確実に移動させることができ
るように、排泄部の床部材に使用済み粒状排泄物処理材
の排出口を、収容部の使用済み粒状排泄物処理材導入口
と兼用させて形成することができる。また、この場合、
排泄部の使用済み粒状排泄物処理材排出口と、使用済み
粒状排泄物処理材収容部の使用済み粒状排泄物処理材導
入口を結んで使用済み粒状排泄物処理材移動部を形成
し、また、清浄な粒状排泄物処理材供給口と排泄部の粒
状排泄物処理材導入口を結んで、清浄な粒状排泄物処理
材移動部を形成することができる。
【0023】本発明において、排泄物処理装置、例えば
便器の排泄部は、その面積を大きく保つために、排泄部
の底部を、例えば、3°以上の角度で傾斜させて、好ま
しくは、5°以上10°以下の角度で僅かに傾斜させて
形成するのが好ましい。このように、排泄物処理装置の
非吸水性の粒状排泄物処理材を配置する箇所の底部を傾
斜させると、粒状排泄物処理材の排出口又は取出し口を
開放することにより、粒状排泄物処理材を転がらせて容
易に排出口又は取出し口から排出させることができる。
このように、該粒状排泄物処理材を配置する排泄部及び
収容部の底部を傾斜させ、且つ、例えば、夫々の底部表
面を、撥水加工すると、排泄部底部が水に濡れ難くなっ
て、尿及び洗浄液は、傾斜する底部に沿って流下するの
で、排泄物及び収容部における洗浄水等を含む汚水を低
い方の側に集めることができる。したがって、例えば、
便器等の排泄物処理装置の排泄部の底部に付着する尿等
の汚水の量を減らすことができ、排泄物処理装置を衛生
的に保つ上で好ましい。
【0024】本発明の排泄物処理装置において、排泄部
に粒状排泄物処理材を掻き集めるための掻き具、例え
ば、櫛型の歯を有する掻き具又は掻き寄せ板を有する掻
き具を設けることができる。この場合、掻き具を傾斜床
面に沿って移動させることができるように、駆動装置及
び掻き具を案内する案内部材を排泄部側壁に沿って設け
ることができる。
【0025】本発明は、使用済みの粒状排泄物処理材
を、排泄部の傾斜底面に沿って、使用済み粒状排泄物処
理材収容部に移動させて、使用済みの粒状排泄物処理材
収容部に収容された使用済み粒状排泄物処理材を取り出
し、洗浄及び乾燥して排泄部に供給するので、排泄物で
汚れた粒状排泄物処理材を、洗浄し乾燥するこしとによ
り、清浄な粒状排泄物処理材に再生するので、排泄物は
粒状排泄物処理材の洗浄過程で、粒状排泄物処理材から
分離されて下水等に送られる。また本発明においては、
粒状排泄物処理材の表面が非吸水性で且つ滑らかに形成
されるので、排泄物が付着する非吸水性で表面が滑らか
な粒状排泄物処理材を、排泄部内で又は排泄物処理装置
外で洗浄水で洗浄して、付着する排泄物を非吸水性の粒
状排泄物処理材から分離することができる。しかも、排
泄物が分離された非吸水性の粒状排泄物処理材に付着す
る洗浄水の量は、極めて少量であるから、室内乾燥を可
能にし、排泄部内に配置した侭でも比較的短時間で乾燥
することができる。そして、排泄後、粒状排泄物処理材
に付着する汚水や汚物は、洗浄により分離されて、使用
済み粒状排泄物処理材収容部に排出されるので、排泄物
処理装置をを長時間に亘って衛生的に使用することを可
能にし、使用後の粒状排泄物処理材の処理に煩わされな
い。
【0026】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の実施例に
ついて説明するが、本発明は、以下の例示及び説明によ
り何ら限定されるものではない図1は、本発明の便器の
一実施例について一部破断してその概略を模式的に示す
概略の側断面図である。図2は、図1に示す実施例の便
器について、その概略を示す概略の平面図である。図3
は、図1及び図2に示す実施例の便器について一部を破
断してその概略を示す概略の側面図である。図4は、図
1乃至図3に示す実施例と相違する、本発明の便器の他
の一実施例について一部破断してその概略を模式的に示
す概略の断面図である。図1乃至図4において、対応す
る個所には同一の符号が付されている。
【0027】図1乃至図3に示す実施例において、ステ
ンレス製の便器1は、箱型に形成されており、その側壁
部2は、ステンレス製の板部材により形成されている。
この箱型の便器1には、上部底壁部3、中間底壁部4及
び下部底壁部5が設けられており、上部底壁部3上に
は、清浄な粒状排泄物処理材導入路6、清浄な粒状排泄
物処理材導入路6の入り口部7、清浄な粒状排泄物処理
材導入路6の導入口8及び排泄部9が形成されており、
中間底壁部4上には、使用済み粒状排泄物処理材の収容
部10が形成されている。本例において、粒状排泄物処
理材導入路6の入り口部7に隣接して、清浄な粒状排泄
物処理材搬送装置11を備える清浄な粒状排泄物処理材
搬送部12が設けられており、該粒状排泄物処理材搬送
部12は、内部側壁部13により、使用済み粒状排泄物
処理材収容部9と仕切られ、また、内部側壁部14によ
り、排泄部9及び使用済み粒状排泄物処理材収容部10
と仕切られている。
【0028】本例において、清浄な粒状排泄物処理材搬
送部12の上端供給部15は、粒状排泄物処理材導入路
6の入り口部7に接続しており、該粒状排泄物処理材導
入路6は、それより下方に位置する該粒状排泄物処理材
導入口8に向けて、例えば、5°の角度で下方に傾斜し
ている。排泄部9において、上部底壁部3は、前記粒状
排泄物処理材導入路6の入口部7より下方に位置する使
用済み粒状排泄物処理材排出口16に向けて、例えば、
5°の角度で下方に傾斜して設けられている。本例にお
いて、使用済み粒状排泄物処理材排出口16は、例え
ば、電動機又はエアシリンダー(図示されていない)に
より、自動的に又は手動により開閉可能に設けられた開
閉扉17を設けることができる。図1において、開閉扉
17は、開いた状態で示されており、図3においては閉
じた状態で示されている。本例の排泄部9において、粒
状排泄物処理材18は、重ねて配置される。図1におい
て、粒状排泄物処理材は、粒度に関わりなく、一点鎖線
で模式的に粒度より大きい球状物に描かれている。
【0029】本例において、清浄な粒状排泄物処理材搬
送部12には、搬送装置として、複数の深皿状のバケッ
ト19をチェーン20にアタッチメント21を介して所
定ピッチで取り付けたバケットエレベータ装置22が設
けられている。バケットエレベータ装置22は、箱型便
器1の下部に設けられている清浄な粒状排泄物処理材1
8の供給口23を有する清浄な粒状排泄物処理材供給部
24から、箱型便器1の上部に設けられている清浄な粒
状排泄物処理材搬送部12の上端供給部15に、清浄な
粒状排泄物処理材18を搬送可能に設けられている。
【0030】本例は以上のように構成されているので、
先ずバケットエレベータ装置22を作動させて、清浄な
粒状排泄物処理材供給部24に供給されている清浄な粒
状排泄物処理材18を、バケット19内に掬い入れて、
清浄な粒状排泄物処理材搬送部12の上端供給部15に
搬送し、そこでバケット19を傾斜させて、バケット1
9内の清浄な粒状排泄物処理材18を、清浄な粒状排泄
物処理材導入路6の入り口部7に供給する。該導入路6
の入り口部7に供給された清浄な粒状排泄物処理材18
は、入り口部7の傾斜面に沿って移動して、清浄な粒状
排泄物処理材導入路6の供給口8から、上部底壁部3の
傾斜面に沿って移動し、層状に配置されて、排泄部9が
形成される。
【0031】本例の箱型便器において、清浄な粒状排泄
物処理材18が層状に配置された排泄部9が排泄に使用
される。排泄後、排泄物により汚れた粒状排泄物処理材
が生じるが、排泄物により汚れた粒状排泄物処理材は、
例えば、猫等の排泄後の動作により、清浄な粒状排泄物
処理材により覆われるか、又は、飼い主等により、排泄
物が付着した粒状排泄物処理材を取り除くか、若しく
は、尿等で汚れた粒状排泄物処理材を、清浄な排泄物処
理材18で覆い隠すなどして、排泄部9の表面部を清浄
な粒状排泄物処理材として、再度の使用を可能にし、複
数回の繰り返し使用を可能にさせる。本例においては、
排泄部9の清浄な粒状排泄物処理材は、適宜の回数の排
泄に使用されて、例えば使用に耐えなくなったところ
で、使用済み粒状排泄物処理材として、電動機17’
(図1及び図3には省略されて図示されていない)を駆
動して開閉扉17を開けて、使用済み粒状排泄物処理材
排出口16から、使用済み粒状排泄物処理材の収容部1
0の中間底壁部4上に排出される。使用済みの粒状排泄
物処理材18が排泄部9から排出され終えたところで、
バケットエレベータ22を作動させて、清浄な粒状排泄
物処理材18を、導入部21から、バケットエレベータ
装置22により、バケットエレベータ装置22の上端供
給部15に送る。上端供給部15に送られた清浄な粒状
排泄物処理材は、そこから、清浄な粒状排泄物処理材1
8の導入路6の入り口部7に供給され、上部底壁部3の
傾斜面上に沿って移動して、層状に配置されて、排泄部
9が形成される。
【0032】開閉扉を開いて、使用済み粒状排泄物処理
材排出口16から使用済み粒状排泄物処理材の収容部1
0に排出された粒状排泄物処理材は、中間底壁部4の傾
斜に沿って移動し、側壁部2の下部に形成されている使
用済み粒状排泄物処理材取出し口25から取出され、再
使用可能に洗浄される。本例において、粒状排泄物処理
材としては、非吸水性で容易に移動可能とするために、
ガラス球が使用されている。しかし、比較的表面が平滑
なプラスチック製等の球状物又はステンレス鋼製の球状
物とすることができる。
【0033】図4に示す実施例は、図1乃至図3に示し
た実施例に対し、バケットコンベヤ装置に代えてスクリ
ューコンベヤ装置を使用した点、排泄部と使用済み粒状
排泄物処理材収容部との連絡路を設けた点並びに粒状排
泄物処理材の供給口及び排出口に開閉扉を設けた点で相
違するに止まり、その他の点は同様に形成されている。
即ち、図1乃至図3に示した実施例と同様に、図4に示
す実施例においても、ステンレス製の便器1は、箱型に
形成されており、その側壁部2は、ステンレス製の板部
材により形成されている。この箱型の便器1には、上部
底壁部3、中間底壁部4及び下部底壁部5が設けられて
おり、上部底壁部3上には、清浄な粒状排泄物処理材導
入路6、清浄な粒状排泄物処理材導入路6の入り口部
7、清浄な粒状排泄物処理材導入路6の導入口8及び排
泄部9が形成されている。上部底壁部3の下方に位置す
る中間底壁部4上には、使用済み粒状排泄物処理材の収
容部10が形成されている。本例において、粒状排泄物
処理材導入路6の入り口部7に隣接して、清浄な粒状排
泄物処理材搬送装置11を備える清浄な粒状排泄物処理
材搬送部12が設けられている。該粒状排泄物処理材搬
送部12は、内部側壁部13により、使用済み粒状排泄
物処理材収容部10と仕切られている。
【0034】本例においても、図1乃至図3に示された
実施例と同様に、清浄な粒状排泄物処理材の搬送部12
の上端供給部15は、清浄な粒状排泄物処理材の導入路
6の入り口7に接続しており、該導入路6は、それより
下方に位置する該粒状排泄物処理材の導入口8に向け
て、例えば、5°の角度で下方に傾斜している。排泄部
9において、上部底壁部3は、前記導入口8より下方に
位置する使用済み粒状排泄物処理材の排出口26に向け
て、例えば、5°の角度で下方に傾斜して設けられてい
る。
【0035】本例において、排泄部9の下方端部27に
は前記使用済み粒状排泄物処理材の排出口27が設けら
れており、該排出口26には開閉扉28が設けられてい
る。排泄部9の下方端部26には、さらにセンサ29が
設けられており、このセンサ29は、排泄部9に配置さ
れている粒状排泄物処理材18について、排泄に使用さ
れた回数を検出する。このセンサ29は、粒状排泄物処
理材の排泄に使用された回数が所定値に達したことを検
出して、開閉扉28に設けられている電動機又はエアシ
リンダー等の開閉用駆動源30を作動させて、開閉扉2
8を自動的に開き、使用済み粒状排泄物処理材を、使用
済み粒状排泄物処理材の収容部10への連絡路31に落
下させる。開閉扉28は排泄部9内に粒状排泄物処理材
のが検出されなくなったところで閉ざされる。図4にお
いて、開閉扉28は、閉じた状態で示されている。
【0036】本例において、前記使用済み粒状排泄物処
理材の収容部への連絡路31の下部32には排出口33
が設けられており、該排出口33には、開閉用の電動機
又はエアシリンダー等の開閉用駆動源34を備える開閉
扉35が設けられている。連絡路31の側壁部の排出口
33より高い位置にセンサ36が設けられており、この
センサ36は連絡路31内に排出された使用済み粒状排
泄物処理材の堆積高さが所定値に達したことを検出し
て、開閉扉35に設けられている開閉用の電動機又はエ
アシリンダー等の開閉用駆動源34を作動させて、開閉
扉35を自動的に移動させて、排出口33を開き、使用
済み粒状排泄物処理材を、使用済み粒状排泄物処理材収
容部10の中間底壁部4上に移動させる。開閉扉35は
連絡路31内に粒状排泄物処理材が検出されなくなった
ところで閉ざされる。図4において、開閉扉35は、閉
じた状態で示されている。
【0037】使用済み粒状排泄物処理材収容部10の中
間底壁部4の下方端部37には、使用済み粒状排泄物処
理材を中間底壁部4から排出する排出口38が設けられ
ており、該排出口38には開閉扉39が設けられてい
る。本例において、開閉扉39上端部にはセンサ40が
設けられており、このセンサ40は中間底壁部4上に排
出された使用済み粒状排泄物処理材の堆積高さが所定値
に達したことを検出して、開閉扉39に設けられている
開閉用の電動機又はエアシリンダー等の開閉用駆動源4
1を作動させて、開閉扉39を自動的に移動させて、排
出口38を開き、使用済み粒状排泄物処理材収容部10
の中間底壁部4上の使用済み粒状排泄物処理材を、使用
済み粒状排泄物処理材収容部10の排出口38から排出
する。開閉扉39は、使用済み粒状排泄物処理材収容部
10の中間底壁部4上に粒状排泄物処理材が検出されな
くなったところで、センサがこれを検出して、前記開閉
用駆動源を作動させて閉ざされる。図4において、開閉
扉37は、閉じた状態で示されている。
【0038】本例において、清浄な粒状排泄物処理材の
搬送部12には、搬送装置として、管42内にねじ軸4
3を回転可能に有するスクリューコンベヤ装置44が設
けられている。スクリューコンベヤ装置44は、電動機
45の作動によるねじ軸43の回転により、箱型便器1
の清浄な粒状排泄物処理材搬送部12の下部に設けられ
ている清浄な粒状排泄物処理材導入部24から、箱型便
器1の上部に設けられている清浄な粒状排泄物処理材搬
送部12の上端供給部15に、清浄な粒状排泄物処理材
18を搬送することができる。
【0039】本例は以上のように構成されているので、
先ずスクリューコンベヤ装置44を作動させて、清浄な
粒状排泄物処理材導入部24に貯溜されている粒状排泄
物処理材18を、ねじ軸43のスクリュー羽根46によ
り拾い上げて、清浄な粒状排泄物処理材搬送部12の上
端供給部15に搬送し、スクリュー羽根46に保持され
ている清浄な粒状排泄物処理材18を、清浄な粒状排泄
物処理材導入路6の入り口部7に供給する。該導入路6
の入り口部7に供給された清浄な粒状排泄物処理材18
は、入り口部7の傾斜面に沿って移動して、清浄な粒状
排泄物処理材供給路6の導入口8から、上部底壁部3の
傾斜面に沿って移動し、層状に配置されて、排泄部9が
形成される。
【0040】本例の箱型便器1において、清浄な粒状排
泄物処理材18が層状に配置された排泄部9が排泄に使
用される。排泄により、排泄物により汚れた粒状排泄物
処理材が生じるが、図1乃至図3に示した実施例の場合
と同様に、排泄物により汚れた粒状排泄物処理材は、例
えば、猫等の排泄後の動作により、清浄な粒状排泄物処
理材により覆われるか、又は、飼い主等により、排泄物
が付着した粒状排泄物処理材を取り除くか、若しくは、
尿等で汚れた粒状排泄物処理材を、清浄な排泄物処理材
18で覆い隠すなどして、排泄部9の表面部を清浄な粒
状排泄物処理材として、再度の使用を可能にし、複数回
の繰り返し使用を可能にさせる。
【0041】本例においては、排泄部9で排泄に使用さ
れた粒状排泄物処理材は、適宜の回数、例えば5回の排
泄に使用されたところで、その排泄に使用した回数を、
センサ29により検出して、電動機30を作動させて開
閉扉28を開け、使用済み粒状排泄物処理材を、排出口
26から、使用済み粒状排泄物処理材収容部10への連
絡路31内に排出される。使用済みの粒状排泄物処理材
が排泄部9から、収容部10への連絡路31内に排出さ
れ終えて、排泄部9内に粒状排泄物処理材が検出されな
くなったところで、センサ29は開閉用作動源30を作
動させて、開閉扉28を閉じる。開閉扉28が閉ざされ
たところで、センサ29は、電動機45を作動させて、
スクリューコンベヤ装置44を作動させる。清浄な粒状
排泄物処理材18を、その導入部24から、スクリュー
コンベヤ装置44により、スクリューコンベヤ装置44
の上端供給部15に送る。上端供給部15に送られた清
浄な粒状排泄物処理材18は、そこから、搬走路6の入
り口部7に供給され、上部底壁部3の傾斜面上に沿って
移動して、層状に配置されて、排泄部9が形成される。
【0042】排泄部9から収容部10への連絡路31に
排出された使用済み粒状排泄物処理材は、前記連絡路3
1の中間底壁部4の傾斜面上に、堆積される。該連絡路
31の側壁部2の下部に設けられている、前記連絡路3
1の中間底壁部4の傾斜面上に堆積した使用済み粒状排
泄物処理材の高さが所定値に達したことを検出して、セ
ンサ36は、開閉用駆動源30を作動させて、開閉扉3
5を開き、前記連絡路31内の使用済み粒状排泄物処理
材を、使用済み粒状排泄物処理材収容部10内に排出す
る。前記センサ36は、連絡路31から、使用済み粒状
排泄物処理材が排出され終えたことを検出して、開閉用
駆動源34を作動させて、開閉扉35を閉じる。
【0043】使用済み粒状排泄物処理材は、連絡路31
から排出されて、中間底壁部4上に堆積されるが、セン
サ40は、中間底壁部4上の使用済み粒状排泄物処理材
の堆積高さを検出して、その検出値が所定値に達したこ
とを確認して、開閉扉39の開閉用駆動源41を作動さ
せて、開閉扉39を開き、使用済み粒状排泄物処理材収
容部10内の使用済み粒状排泄物処理材を排出口38か
ら排出する。センサ40は、使用済み粒状排泄物処理材
が前記収容部から排出されたことを検出して、開閉用駆
動源41を作動させ、開閉扉39を閉じる。排出口38
から排出された、使用済み粒状排泄物処理材は、洗浄装
置に送られて洗浄及び乾燥して再度使用される。洗浄さ
れて清浄となった粒状排泄物処理材は、再度使用するた
めに、スクリューコンベヤ44の清浄な粒状排泄物処理
材18の導入部24に供給される。
【0044】本例において、排泄物処理装置は、排泄物
処理装置は、使用態様に応じて種々の異なる大きさとす
ることができる。例えば、猫等の小動物用としては、長
さ600mm、幅400mm及び高さ300mmであ
り、使用済み粒状排泄物処理材の収容部への連絡路及び
清浄な粒状排泄物処理材搬送部は、共に、長さ100m
m、幅400mm、高さ300mmに形成することがで
きる。また、本例において、排泄物処理材は、粒状排泄
物処理材であるが、粒状排泄物処理材としては、比較的
表面が平滑なガラス製又はプラスチック製等の球状物が
使用されたが、ステンレス鋼製の球状物とすることがで
きる。本例においては、粒状排泄物処理材以外のの使用
については説明していないが、必要に応じて、消臭剤、
芳香剤及び消毒剤等を使用することができる。消臭剤、
芳香剤及び消毒剤等については、球状物等の粒状排泄物
処理材の表面に付着させるか、上部底壁部、中間底壁部
又は下部底壁部に付着させて使用することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、使用済みの粒状排泄物処理材
を、排泄部の傾斜底面に沿って、使用済み粒状排泄物処
理材収容部に移動させて、使用済みの粒状排泄物処理材
収容部に収容された使用済み粒状排泄物処理材を取り出
し、洗浄及び乾燥して排泄部に供給するので、従来の排
泄物処理方法と相違して、排泄物処理材は、廃棄される
ことなく繰り返し使用することができ、分離された排泄
物は下水に送られ、下水処理場の負担を軽減することが
できる。さらに、本発明においては、粒状排泄物処理材
の表面が非吸水性で且つ滑らかに形成されるので、従来
の使い捨てタイプの粒状排泄物処理材とは、その使用態
様が全く逆であり、廃物としての粒状排泄物処理材の処
分を必要としないので、その焼却等の処分を必要としな
い。本発明において、排泄物は、粒状排泄物処理材に付
着するが、粒状排泄物処理材は、洗浄分離し易い材料で
作製することが可能であり、洗浄分離して下水に流すこ
とができる。資源を有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の便器の一実施例について一部破断して
その概略を模式的に示す概略の側断面図である。
【図2】図1に示す実施例の便器について、その概略を
示す概略の平面図である。
【図3】図1及び図2に示す実施例の便器について一部
を破断してその概略を示す概略の側面図である。
【図4】図1乃至図3に示す実施例と相違する、本発明
の便器の他の一実施例について一部破断してその概略を
模式的に示す概略の断面図である。
【符号の説明】
1 箱形の便器 2 側壁部 3 上部底壁部 4 中間底壁部 5 下部底壁部 6 清浄な粒状排泄物処理材導入路 7 清浄な粒状排泄物処理材導入路6の入口部 8 清浄な粒状排泄物処理材導入路6の導入口 9 排泄部 10 使用済み粒状排泄物処理材収容部 11 清浄な粒状排泄物処理材搬送装置 12 清浄な粒状排泄物処理材搬送部 13、14 内部側壁部 15 清浄な粒状排泄物処理材搬送部12の上端導入部 16 使用済み粒状排泄物処理材排出口 17、28、35、39 開閉扉 17’、45 電動機 18 粒状排泄物処理材 19 バケット 20 チェーン 21 アタッチメント 22 バケットエレベータ装置 23 清浄な粒状排泄物処理材供給口 24 清浄な粒状排泄物処理材供給部 25 使用済み粒状排泄物処理材取出し口 26 排泄部9の使用済み粒状排泄物処理材排出口 27 排泄部9の使用済み粒状排泄物処理材排出部 29、36、40 センサ 30、34、41 開閉用駆動源 31 使用済み粒状排泄物処理材の収容部への連絡路 32 連絡路31の下部 33 連絡路31の排出口 37 中間底壁部4の下方端部 38 中間底壁部4の下方端部37の排出口 42 管 43 ネジ軸 44 スクリューコンベヤ装置 46 スクリュー羽根

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済みの粒状排泄物処理材を、排泄部
    の傾斜底面に沿って、下方に位置する使用済み粒状排泄
    物処理材収容部に移動させて、使用済みの粒状排泄物処
    理材収容部に収容された使用済み粒状排泄物処理材を取
    り出し、洗浄及び乾燥して排泄部に供給することを特徴
    とする排泄物処理方法。
  2. 【請求項2】 粒状排泄物処理材が、耐食性及び耐摩耗
    性で非吸水性の球状物であることを特徴とする請求項1
    に記載の排泄物処理方法。
  3. 【請求項3】 清浄な粒状排泄物処理材導入口及び開閉
    部材を備えて開閉可能に形成されている使用済み粒状排
    泄物処理材排出口を有して、粒状排泄物処理材が載置可
    能な箱形に形成されている排泄部と、前記排泄部の下方
    に位置して、前記排泄部の使用済み粒状排泄物処理材排
    出口を介して前記排泄部に接続可能であって、開閉部材
    を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材取出し口
    を有し、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形に形成され
    ている使用済み粒状排泄物処理材収容部とを備えること
    を特徴とする排泄物処理装置。
  4. 【請求項4】 清浄な粒状排泄物処理材導入口及び開閉
    部材を備えて開閉可能に形成されている使用済み粒状排
    泄物処理材排出口を有して、粒状排泄物処理材が載置可
    能な箱形に形成されている排泄部と、前記排泄部の下方
    に位置して、前記配設部の使用済み粒状排泄物処理材排
    出口を介して前記排泄部に接続可能であって、開閉部材
    を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材取出し口
    を有し、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形に形成され
    ている使用済み粒状排泄物処理材収容部と、上端が前記
    排泄部の清浄な粒状排泄物処理材導入口に接続し、下端
    が清浄な排泄物処理材供給口に接続する清浄な粒状排泄
    物処理材の上方移動部とを備えることを特徴とする排泄
    物処理装置。
  5. 【請求項5】 清浄な粒状排泄物処理材導入口及び開閉
    部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材排出
    口を有して、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形に形成
    されている排泄部と、前記排泄部の下方に位置して、開
    閉部材を備えて開閉可能に形成されている使用済み粒状
    排泄物処理材導入口、及び開閉部材を備えて開閉可能の
    使用済み粒状排泄物処理材取出し口を有して、粒状排泄
    物処理材が載置可能な箱形に形成されている使用済み粒
    状排泄物処理材収容部と、上端が前記排泄部の清浄な粒
    状排泄物処理材導入口に接続し、下端が清浄な排泄物処
    理材供給口に接続する清浄な粒状排泄物処理材の上方移
    動部と、上端が前記排泄部の使用済み粒状排泄物処理材
    排出口に接続し、下端が使用済み粒状排泄物処理材収容
    部の使用済み排泄物処理材導入口に接続する使用済み粒
    状排泄物処理材の下方移動部とを備えることを特徴とす
    る排泄物処理装置。
  6. 【請求項6】 開閉部材を備えて開閉可能の清浄な粒状
    排泄物処理材導入口を一方に有し、開閉部材を備えて開
    閉可能の使用済み粒状排泄物処理材排出口をもう一方に
    有する側壁部により底壁部の周囲が囲まれて、粒状排泄
    物処理材が配置可能な箱形容器に形成されている排泄部
    と、前記排泄部の下方に位置して、開閉部材を備えて開
    閉可能の使用済み粒状排泄物処理材導入口を一方に有
    し、開閉部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処
    理材取出し口をもう一方に有する側壁部により底壁部の
    周囲が囲まれて、粒状排泄物処理材が配置可能な箱形容
    器に形成されている使用済み粒状排泄物処理材収容部
    と、上部で前記排泄部の使用済み粒状排泄物処理材排出
    口に接続し、下部で使用済み排泄物処理材収容部の使用
    済み粒状排泄物処理材導入口に接続する使用済み粒状排
    泄物処理材の下方移動部とを備えることを特徴とする排
    泄物処理装置。
  7. 【請求項7】 開閉部材を備えて開閉可能の粒状排泄物
    処理材導入口を一方に有し、開閉部材を備えて開閉可能
    の使用済み粒状排泄物処理材排出口をもう一方に有する
    側壁部により底壁部の周囲が囲まれて、粒状排泄物処理
    材が載置可能な箱形容器に形成されている排泄部と、前
    記排泄部の下方に位置して、開閉部材を備えて開閉可能
    の使用済み粒状排泄物処理材導入口を一方に有し、開閉
    部材を備えて開閉可能の使用済み粒状排泄物処理材取出
    し口をもう一方に有する側壁部により底壁部の周囲が囲
    まれて、粒状排泄物処理材が載置可能な箱形容器に形成
    されている使用済み粒状排泄物処理材収容部と、上部で
    前記排泄部の使用済み粒状排泄物処理材排出口に接続
    し、下部で使用済み排泄物処理材収容部の使用済み粒状
    排泄物処理材導入口に接続する使用済み粒状排泄物処理
    材の下方移動部と、上部で前記排泄部の粒状排泄物処理
    材導入口に接続し、下部で粒状排泄物処理材供給口に接
    続する清浄な粒状排泄物処理材の上方移動部を備えるこ
    とを特徴とする排泄物処理装置。
  8. 【請求項8】 排泄部の底部は、清浄な粒状排泄物処理
    材導入口から使用済み粒状排泄物処理材排出口に向けて
    下方に傾斜して設けられていることを特徴とする請求項
    3乃至7の何れか一項に記載の排泄物処理装置。
  9. 【請求項9】 排泄部には、清浄な粒状排泄物処理材導
    入口側から使用済み粒状排泄物処理材排出口側に至る間
    に、側壁部に案内部材が設けられており、該案内部材に
    係合して移動可能に掻き具が設けられていることを特徴
    とする請求項3乃至7の何れか一項に記載の排泄物処理
    装置。
  10. 【請求項10】 清浄な粒状排泄物処理材移動部には、
    粒状材料搬送装置が備えられていることを特徴とする請
    求項4乃至7の何れか一項に記載の排泄物処理装置。
  11. 【請求項11】 清浄な粒状排泄物処理材移動部には、
    粒状材料搬送装置として、スクリューコンベヤ装置が備
    えられていることを特徴とする請求項4乃至7の何れか
    一項に記載の排泄物処理装置。
  12. 【請求項12】 清浄な粒状排泄物処理材移動部には、
    粒状材料搬送装置が設けられ、さらに、前記粒状材料搬
    送装置の清浄な粒状排泄物処理材の供給口に一方で接続
    すると共に、他方で排泄部に向けて開口する清浄な粒状
    排泄物処理材の導入路が設けられていることを特徴とす
    る請求項4乃至7の何れか一項に記載の排泄物処理装
    置。
  13. 【請求項13】 排泄部の使用済み粒状排泄物処理材排
    出口及び使用済みの粒状排泄物処理材収容部の使用済み
    粒状排泄物処理材排出口には、開閉扉が設けられてお
    り、該開閉扉は、夫々その周辺に配設されている、セン
    サにより開閉制御されることを特徴とする請求項4乃至
    7の何れか一項に記載の排泄物処理装置。
  14. 【請求項14】 排泄部及び使用済みの粒状排泄物処理
    材収容部は、角型、楕円型又は円型の平面形状を有する
    容器形状に形成されていることを特徴とする請求項3乃
    至7の何れか一項に記載の排泄物処理装置。
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