JP4674322B2 - 粒状排泄物処理材並びに該処理剤を使用する排泄物処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、動物、特に猫科及び犬科動物並びにその他愛玩動物等に使用される粒状の排泄物処理材及び該粒状排泄物処理材を使用する排泄物処理方法及び装置に関し、特に、コンクリート廃材、プラスチック廃材、ガラス廃材,溶融スラグ廃材及び金属廃材などの各種廃材の有効利用を図ることができる、動物、特に猫科及び犬科動物並びにその他愛玩動物等の動物の繰り返し使用可能の粒状の排泄物処理材及び該粒状排泄物処理材を使用する排泄物処理方法及び装置に関する。
そこで、消臭効果が低く、価格が高いが、吸水能に優れ、可燃物であるところから、製紙用パルプ及び紙粉の粒状又は小塊状成形物が使用されている。
本発明は、従来の使い捨ての排泄物処理材に係る問題点を解決することを目的としている。
本発明は、従来使い捨てであった排泄物処理材を、繰り返し使用可能に形成して、資源の有効利用を図った排泄物処理材を提供することを目的とする。
即ち、本発明は、加熱処理により作られ6mm乃至10mmの粒度のガラス廃材製球体又は溶融スラグ製球体の表面が、耐食性及び非吸水性のプラスチック材料製の被膜層で覆われて、耐食性で、非吸水性の表面を有する球体に形成されていることを特徴とする球体の排泄物処理材にある。
本発明においては、消臭剤を粒状排泄物処理材及び/又は汚水収容部に使用して消臭することができる。消臭剤としては、市販の消臭剤を使用することができる。
本発明において、非吸水性の粒状排泄物処理材は洗浄処理されて、繰り返し使用可能にするために、耐食性材料で形成されるのが好ましく、また、使用時に粒子同士が互いに接触して、摩擦による摩耗が避けられないところから、更に、耐摩耗性であるのが好ましい。
本発明において、粒状排泄物処理材は、それに付着した尿や糞を水や消毒液による洗浄により簡単に洗い流せるように、非吸水性の滑らかな表面、即ち、非吸水性乃至吸水性が乏しく滑らかな表面を有する粒状物を使用するのが好ましい。
図1は、本発明の一実施例において使用する便器の概略を模式的に示す概略の模式断面図であり、粒状排泄物処理材については、右側では省略され示されていない。
本例においては、1.5乃至2.5mmの粒度を有するガラス球を使用した。便器として、直径が150mm及び高さ150mmのテスト用の円筒状ガラス容器を使用した。猫の排泄用として、前記ガラス容器内にガラス球2kgを敷いた。前記ガラス球の高さは、容器底部よりの80mmであった。
本例において、吸水紙の上に、ガラス球を2kg配置し、30mlの生理食塩水を15秒に亙って一点に注いだ。濡れた吸水紙の重量を計って、生理食塩水で濡れたガラス球に付着した生理食塩水の量を求めた。ガラス球間に保持された生理食塩水の量は、23.34mlであった。
本例において、例1の場合と同様に、2.5乃至3.5mmの粒度を有するガラス球を使用した。便器として、直径が150mm及び高さ150mmの円筒状ガラス容器を使用した。猫の排泄用として、前記ガラス容器内にガラス球2kgを敷いた。前記ガラス球の高さは、容器底部よりの82mmであった。
ガラス容器底部の上に、吸水紙を敷き、その上に、本例のガラス球を2kg配置し、30mlの生理食塩水を15秒に亙って一点に注いだ。濡れた吸水紙の重量を計って、生理食塩水で濡れた粒状排泄物処理材に付着した生理食塩水の量を求めた。ガラス球間に保持された生理食塩水の量は、23.141mlであった。
本例においては、1.5mm乃至2.5mmの粒度を有するガラス球を使用した。
本例においては、例1及び例2の場合と異なり、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)を使用した。しかし、本例においては、底部より20mmの高さに、網を張って、その上に、40mmの高さになるように、前記ガラス球8kgを夫々敷いて猫の排便時に使用した。本例において、猫は、排便を従来の粒状排泄物処理材の場合と同様に行った。
本例においてはガラス球に付着する排泄物の量を測定することを目的として、猫用便器の底部に、吸水紙を敷き、網の上に本例のガラス球を8kg配置した。ガラス球の層の高さは40mmであった。このガラス球の上に、30mlの生理食塩水を15秒に亙って一点に注いだ。濡れた吸水紙の重量を計って、生理食塩水で濡れた粒状排泄物処理材に付着した生理食塩水の量を求めた。ガラス球間に保持された生理食塩水の量は、例1及び例2と同様であった。網を使用したために、粒状排泄物処理材の吸水紙への付着による取出しの困難さは解消された。
本例においては、2.5乃至3.5mmの粒度を有するガラス球を使用した。
本例においては、例1及び例2の場合と異なり、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)を使用した。しかし、本例においては、底部より20mmの高さに、網を張って、その上に、42mmの高さになるように、前記ガラス球8kgを敷いて猫の排便時に使用した。本例においても、猫は、排便を従来の粒状排泄物処理材の場合と同様に行った。
本例においてはガラス球に付着する排泄物の量を測定することを目的として、猫用便器の底部に、吸水紙を敷き、網の上に本例のガラス球を8kg配置した。ガラス球の層の高さは42mmであった。このガラス球の上に、30mlの生理食塩水を15秒に亙って一点に注いだ。濡れた吸水紙の重量を計って、生理食塩水で濡れた粒状排泄物処理材に付着した生理食塩水の量を求めた。ガラス球間に保持された生理食塩水の量は、例1及び例2と同様であった。網を使用したために、粒状排泄物処理材の吸水紙への付着による取出しの困難さは解消された。
2 多孔板部材
3 粒状排泄物処理材
4 粒状排泄物処理材の配置部
5 汚水収容部
6 開閉扉
7 開口部
8 汚水排出口
9 開閉弁
10 汚水排出管
Claims (2)
- 加熱処理により作られ6mm乃至10mmの粒度のガラス廃材製球体又は溶融スラグ製球体の表面が、耐食性及び非吸水性のプラスチック材料製の被膜層で覆われて、耐食性で、非吸水性の表面を有する球体に形成されていることを特徴とする球体の排泄物処理材。
- 排泄物が付着する、耐食性で、非吸水性の表面を有する加熱処理により作られ6mm乃至10mmの粒度のガラス廃材製球体又は溶融スラグ製球体の表面が、耐食性及び非吸水性のプラスチック材料製の被膜層で覆われて球体の排泄物処理材を、便器内で洗浄水により洗浄して、付着する排泄物を非吸水性の球状の排泄物処理材から分離し、乾燥することを特徴とする排泄物処理方法。
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