JP2002135870A - 異常報知機能付リモコン - Google Patents

異常報知機能付リモコン

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JP2002135870A
JP2002135870A JP2000329859A JP2000329859A JP2002135870A JP 2002135870 A JP2002135870 A JP 2002135870A JP 2000329859 A JP2000329859 A JP 2000329859A JP 2000329859 A JP2000329859 A JP 2000329859A JP 2002135870 A JP2002135870 A JP 2002135870A
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JP2000329859A
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Tsukasa Shigesumi
司 重住
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者が面倒な手間をかけることなく機器異常
に関する情報を取得したり、機器異常への対処方法を習
得できるような異常報知機能付リモコンを提供する。 【解決手段】中央制御部12は、給湯機50に異常がな
いときでも、所定の信号(電源投入信号、ガイドスイッ
チ26の操作信号、給湯機50の新たな動作状態を示す
信号、タイマ20の信号等)が発生すると、機器異常に
関して事前に知っておくべき事項を使用者に告知するメ
ッセージ(事前ガイドメッセージ)をLCD30に表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常報知機能付リ
モコンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば給湯機用のリモコンには、給湯機
本体に何らかの異常が発生したとき、異常発生をランプ
やブザーで使用者に視覚的及び聴覚的に報知するととも
に、異常の内容に関する情報(例えば、異常コード)
を、液晶ディスプレイや7セグメント発光ダイオード等
で構成された表示部に表示する機能を有するものがあ
る。最近では、給湯機本体の多機能化や複雑化に伴い、
機器異常の種類も多くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】機器異常の種類の増加
に伴い、リモコンが出力する異常報知メッセージの種類
(異常コードの数)も増えてきている。これらの異常報
知メッセージや異常コードの意味は一般に取扱説明書で
説明されているが、機器の使用者(エンドユーザ)には
取扱説明書に目を通さずに機器を使用し始める者もあ
る。このような場合、その使用者は、機器異常としてど
のような種類のものがあり、各機器異常に対してどのよ
うな異常報知メッセージが出力されるかを予め知ること
なく機器を使用し始めることになる。しかし、機器異常
に関する予備知識が全くないまま機器を使用することが
好ましくないことは言うまでもない。なお、最近のリモ
コンには、機器に異常が発生したときに異常の内容や対
処方法の簡単な説明を表示するものもあるが、このよう
なリモコンでも、実際に異常が発生したときに初めて異
常の内容や対処方法の説明が表示されるのであるから、
機器異常に関する予備知識の習得に関しては別段の効果
はない。
【0004】また、使用者の中には機器の操作一般を苦
手とし、平時の簡単なリモコン操作にさえ不安を覚える
者もある。このような使用者の場合、たとえ異常に対す
る対処方法に関する予備知識を事前に持っていても、い
ざ異常が発生したときには戸惑い、慌ててしまうため、
スイッチ操作を適切に行うことができない。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、使用者
が面倒な手間をかけることなく機器異常に関する情報を
取得したり、機器異常への対処方法を習得できるような
異常報知機能付リモコンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る異常報知機能付リモコンは、使
用者の認識可能な形で情報を出力するための情報出力手
段、機器異常に関する事前ガイドメッセージを保存した
メッセージ保存部、及び機器異常を示す信号以外の所定
の信号が発生したとき、前記メッセージ保存部から事前
ガイドメッセージを読み出し、前記情報出力手段により
出力する制御手段を備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、情報出力手段と
は、文字や音声等、使用者の認識可能な形で情報を出力
するものであって、情報処理の分野で情報の出力に利用
される各種装置や素子を利用して構成することができ
る。制御手段は、リモコン自体の内部で発生する動作信
号や、制御及び監視の対象とする機器からの動作信号を
常時監視し、機器異常を示す信号以外の所定の信号が検
出されたとき、機器異常に関する事前ガイドメッセージ
を情報出力手段により出力する。このような制御手段
は、例えばマイクロプロセッサを利用してソフトウェア
的に構成できる。
【0008】機器異常に関する事前ガイドメッセージと
は、機器異常が実際に発生する前に知っておくべき(あ
るいは知っておくことが好ましい)事項を使用者に告知
したり、機器異常時におけるスイッチ操作を使用者に習
得させるのに有用なメッセージのことをいう。事前ガイ
ドメッセージの内容例を以下に示す。 ■機器異常の種類及び対応する故障コードを使用者に教
示する内容。 ■機器の各動作状態について、その動作状態において発
生しやすい機器異常を使用者に教示する内容。 ■機器異常の発生時におけるリモコンの動作(ランプの
点灯・点滅、ブザーの鳴動、メッセージ文字列の表示、
音声による案内など)を使用者に教示する内容。 ■機器異常に対する対処方法(チェックすべき項目、ス
イッチの操作手順等)を使用者に教示する内容。 ■機器異常の発生状況を模擬的に作り出し、使用者がス
イッチ操作を対話的に擬似体験できるような内容。
【0009】本発明に係るリモコンのより具体的な形態
について図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態であるリモコン
の制御系の機能的構成を示すブロック図である。図1の
リモコン10の制御系はマイクロプロセッサや半導体メ
モリ等を用いて構成されており、給湯機50の制御及び
監視のために用いられる。機能的に見ると、リモコン1
0は、中央制御部12、操作部14、通信部16、読取
専用メモリ(ROM)18、タイマ20、表示制御部2
2、音声出力制御部24等を備える。
【0011】操作部14は給湯機50の動作制御のため
の各種スイッチの他にガイドスイッチ26を備えてお
り、これらのスイッチが操作される度に、操作内容に応
じた信号を中央制御部12へ送る。通信部16は中央制
御部12の指示に従って給湯機50へ制御信号を送った
り、給湯機50からモニタ信号や故障検出信号等の信号
を受け取って中央制御部12へ送る。表示制御部22は
中央制御部12の指示に従って7セグメント発光ダイオ
ード(LED)28や液晶ドットマトリクス表示器(L
CD)30を用いて視覚的に情報を表示する。なお、L
CD30では文字列のスクロール表示が可能である。音
声出力制御部24はスピーカ32を用いてガイド音声や
ブザー音等を出力する。ROM18には、複数の機器異
常に関する事前ガイドメッセージのデータが書き込まれ
ている。
【0012】中央制御部12は、操作部14からの操作
信号や通信部16を通じて給湯機50から送られてくる
各種信号を所定の方法で処理し、その処理結果に応じて
表示制御部22や音声出力制御部24へ情報表示や音声
出力に関する制御信号を送ったり、通信部16を通じて
給湯機50へ制御信号を送る。このような中央制御部1
2による制御下におけるリモコン10の各種動作形態
(事象に応じた動作)を以下に示す。
【0013】(形態1/図2)操作部14の電源スイッ
チ(図示せず)が投入されたときに発生する電源投入信
号を検出したとき、中央制御部12は、複数の機器異常
からランダムに選択した機器異常に関する事前ガイドメ
ッセージのデータをROM18から読み出し、LCD3
0に表示する。例えば、リモコン10の電源を入れる度
に「ワンポイントアドバイス」のようなメッセージがL
CD30に表示される。
【0014】(形態2/図3)一定時間毎又は所定時刻
にタイマ20が出力する計時信号を検出したとき、中央
制御部12は、複数の機器異常からランダムに選択した
機器異常に関する事前ガイドメッセージをROM18か
ら読み出し、LCD30に表示する。例えば、給湯機5
0がアイドル状態にある間の所定時間毎に「ワンポイン
トアドバイス」のようなメッセージがLCD30に表示
される。
【0015】(形態3/図4)中央制御部12は、通信
部16を通じて送られてくる給湯機50の動作信号及び
/又はリモコン10自身の動作信号に基づいて、給湯機
50の動作状態の変化を監視する。給湯機50の動作状
態に変化があったとき、中央制御部12は、新たな動作
状態において発生する恐れのある機器異常に関する事前
ガイドメッセージをROM18から読み出し、LCD3
0に表示する。例えば、給湯機50が湯はり動作を開始
すると、湯はり動作中に発生する恐れのある機器異常の
説明や対処方法がLCD30に表示される。
【0016】(形態4/図5)中央制御部12は、ガイ
ドスイッチ26の操作信号を検出したとき、ガイドスイ
ッチ26と同時(又はその直後)に操作されたスイッチ
に割り当てられた機能に関する事前ガイドメッセージを
ROM18から読み出し、LCD30に表示する。例え
ば、ガイドスイッチ26と湯はりスイッチ(図示せず)
とが同時に押されたとき、湯はりスイッチの機能説明が
LCD30に表示される。
【0017】(形態5/図6)中央制御部12は、操作
部14からの操作信号及び給湯機50からの動作信号を
監視する。ガイドスイッチ26の操作信号を検出したと
き、中央制御部12は、その時点における給湯機50の
動作状態を調べ、その動作状態において発生する恐れの
ある機器異常に関する事前ガイドメッセージをROM1
8から読み出し、LCD30に表示する。例えば、湯は
り動作中にガイドスイッチ26が押されたとき、湯はり
動作中に発生する恐れのある機器異常の説明や対処方法
がLCD30に表示される。
【0018】(形態6/図7)中央制御部12は、ガイ
ドスイッチ26が所定時間(例えば5秒)以上押し続け
られたとき、対話式ガイドモードに移行するとともに、
ROM18から対話式ガイドのデータを順次読み出し、
使用者による操作部14のスイッチ操作に応じてLCD
30に順次ガイドメッセージを表示する。
【0019】なお、操作部14に特にガイドスイッチ2
6を設けず、別のスイッチの所定操作(例えば、湯はり
スイッチと水位設定スイッチの同時押し)によりガイド
スイッチ26の操作信号と等価な信号を発生させるよう
にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るリモコンでは、機器異常に
関する情報が文字や音声により事前に出力されるため、
取扱説明書を読んでいない使用者にも確実に機器異常に
関する情報を提示し、注意を促すことができる。また、
ガイドスイッチを設ける形態では、使用者は必要に応じ
て事前ガイドメッセージを呼び出すことにより機器異常
に対する対処方法を予め習得しておくことができる。更
に、使用者がスイッチ操作を対話的に擬似体験できる形
態では、実際にスイッチ操作を行うことにより、使用者
のスイッチ操作に対する不安感を軽減することができ
る。このように、本発明によれば、機器異常に関する使
用者の意識が高められるとともに、異常への対処に必要
な情報も容易に入手できるため、機器異常に起因する重
大な不具合を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるリモコンの制御系
の機能的構成を示すブロック図。
【図2】 同リモコンの事象に応じた動作形態の一例を
示す図。
【図3】 同リモコンの事象に応じた動作形態の別の例
を示す図。
【図4】 同リモコンの事象に応じた動作形態の更に別
の例を示す図。
【図5】 同リモコンの事象に応じた動作形態の更に別
の例を示す図。
【図6】 同リモコンの事象に応じた動作形態の更に別
の例を示す図。
【図7】 同リモコンの事象に応じた動作形態の更に別
の例を示す図。
【符号の説明】
10…リモコン 12…中央制御部 14…操作部 18…読取専用メモリ(ROM) 26…ガイドスイッチ 30…液晶ドットマトリクス表示器(LCD) 50…給湯機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の認識可能な形で情報を出力する
    ための情報出力手段、 機器異常に関する事前ガイドメッセージを保存したメッ
    セージ保存部、及び機器異常を示す信号以外の所定の信
    号が発生したとき、前記メッセージ保存部から事前ガイ
    ドメッセージを読み出し、前記情報出力手段により出力
    する制御手段を備えることを特徴とする異常報知機能付
    リモコン。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、機器の動作状態が新た
    な動作状態に変わったことを示す信号が発生したとき、
    その新たな動作状態に対応する事前ガイドメッセージを
    前記メッセージ保存部から読み出し、前記情報出力手段
    により出力することを特徴とする請求項1に記載のリモ
    コン。
  3. 【請求項3】 ガイドスイッチを有する操作部を更に備
    える請求項1又は2に記載のリモコン。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、ガイドスイッチの操作
    信号が発生したとき、その時点における機器の動作状態
    に対応する事前ガイドメッセージを前記メッセージ保存
    部から読み出し、前記情報出力手段により出力すること
    を特徴とする請求項3に記載のリモコン。
JP2000329859A 2000-10-30 2000-10-30 異常報知機能付リモコン Pending JP2002135870A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016125668A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 リンナイ株式会社 異常表示システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016125668A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 リンナイ株式会社 異常表示システム

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