JP2002135344A - デジタル変復調信号モニタ表示装置 - Google Patents

デジタル変復調信号モニタ表示装置

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JP2002135344A
JP2002135344A JP2000322161A JP2000322161A JP2002135344A JP 2002135344 A JP2002135344 A JP 2002135344A JP 2000322161 A JP2000322161 A JP 2000322161A JP 2000322161 A JP2000322161 A JP 2000322161A JP 2002135344 A JP2002135344 A JP 2002135344A
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JP
Japan
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graph
digital modulation
error rate
signal monitor
display device
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Application number
JP2000322161A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Seki
広之 関
Toshiaki Takiguchi
敏明 滝口
Hideki Aoyanagi
英毅 青柳
Tomohiro Sugawara
朋宏 菅原
Yukihiro Fujimoto
幸広 藤本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル変復調送受信装置の信号状態の
測定・監視において、ビット誤り率、ブロック誤り率、
受信信号レベル、遅延プロファイル、受信IQコンスタ
レーション等のベースバンド信号の測定・監視・表示が
可能な信号モニタ表示装置を提供する。 【解決手段】 送受信装置からベースバンド信号処理に
かかわるデータを入力し、汎用のパソコンでビット誤り
率、ブロック誤り率、受信信号レベル、遅延プロファイ
ル、受信IQ等を解析し、これら複数の信号を画面上に
描画して視覚化し、各々の信号状態の関連や時間的な変
化の測定を可能とする。更に、解析結果を汎用の記録媒
体に保存して必要に応じて保存した測定結果を再度画面
上に描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル変復調送
受信装置の信号状態の監視を行うデジタル変復調信号モ
ニタ表示装置に関し、特にビット誤り率、ブロック誤り
率、受信信号レベル、遅延プロファイル、IQコンスタ
レーション等のベースバンド信号を測定・監視・表示を
行うデジタル変復調信号モニタ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信装置のビット誤り率の測定及
び監視として、例えば実開平7−39141号公報で開
示されているものでは、被測定対象の受信装置に外部端
子を設けて信号を取り出せるようにするとともに、その
信号を信号入力端子より取り込んでエラー回数や誤り率
を数値で表示するようにしている。図53は、当該装置
の正面図であり、200は被測定対象の受信装置から出
力される信号を取り込むための信号入力端子、201は
取り込んだ信号のエラー回数や誤り率を数値で表示する
ための表示部、202は受信信号の状態を表示するLE
D(発光ダイオード)、203は電源スイッチである。
【0003】なお、受信装置のビット誤り率の測定及び
監視を、ビット誤り率測定装置を用いて行われることも
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
数値表示によるビット誤り率測定装置においては、ビッ
ト誤り率の時間的な変化を測定することは容易ではな
く、さらにビット誤り率の変化がその他の受信信号状態
とどのような関連があるかを調べるためにはその他の受
信信号状態と同期して測定を行わなければならない。こ
のためそれぞれに専用の測定装置が必要となり、それら
を一括管理して測定データの収集・保存を行うことは困
難であった。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、複数の装置を必要せず、実時間上で同時に複数の
信号を画面上に表示することができるデジタル変復調信
号モニタ表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル変復調
信号モニタ表示装置は、デジタル変復調送受信装置から
出力される受信ビット列データを取得する受信ビット列
データ取得手段と、前記受信ビット列データ取得手段に
て取得された受信ビット列データより受信ビット数をカ
ウントする受信ビットカウント手段と、受信ビットの誤
りを判定する受信ビット誤り判定手段と、誤りビット数
をカウントする誤りビットカウント手段と、一定時間の
ビット誤り率を求める一定時間ビット誤り率演算手段
と、一定時間ビット誤り率演算手段で求められた一定時
間ビット誤り率をグラフ描画するグラフ描画表示手段
と、を具備する構成を採る。
【0007】この構成によれば、一定時間毎のビット誤
り率を得ることができる。
【0008】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、一定時間毎のビット誤
り率をグラフ描画する構成を採る。
【0009】この構成によれば、一定時間毎のビット誤
り率を視覚化してグラフ描画を行うことにより、特別な
装置を必要とせずにビット誤り率の時間的な変化を視覚
的に認識することができる。
【0010】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、全期間のビット誤り率を求める全期間ビット誤
り率演算手段を具備する構成を採る。
【0011】この構成によれば、一定時間毎のビット誤
り率と全期間のビット誤り率を得ることができる。
【0012】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、一定時間毎のビット誤
り率をグラフ描画するとともに、一定時間毎の誤りビッ
ト数及びビット誤り率と全期間の誤りビット数及びビッ
ト誤り率を一定時間毎に表示する構成を採る。
【0013】この構成によれば、全期間の誤りビット数
とビット誤り率だけでなく、特別な装置を必要とせずに
一定時間における誤りビット数とビット誤り率を描画し
測定することが可能となる。
【0014】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、描画するグラフがグラ
フ描画領域を超えたときにスクロール描画する構成を採
る。
【0015】この構成によれば、過去の時間変化の連続
性を保ってグラフを描画することができる。
【0016】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、描画結果を保存する記憶手段と、グラフの任意
の描画位置を指定する描画位置指定手段とを具備する構
成を採る。
【0017】この構成によれば、スクロール描画によっ
てグラフ描画エリアから外れた部分のグラフを任意に指
定して再描画を行うことができる。
【0018】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフの表示・非表示を指定する表示・非表示
指定手段を具備する構成を採る。
【0019】この構成によれば、一定時間毎のビット誤
り率グラフを必要に応じて表示と非表示を切り替えるこ
とができる。
【0020】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、ビット誤り率の閾値を入力する閾値入力手段
と、前記ビット誤り率と前記閾値とを判定する閾値判定
手段と、前記閾値判定手段の閾値判定の実行を指定する
操作入力手段と、を具備する構成を採る。
【0021】この構成によれば、使用者が任意の閾値を
入力することができ、測定したビット誤り率と閾値の判
定を行うことができる。更に、閾値判定の実行の有無を
指定することができる。
【0022】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、閾値判定の結果、ビッ
ト誤り率が前記閾値を超えた場合にグラフに異常表示を
行う構成を採る。
【0023】この構成によれば、閾値判定の結果、ビッ
ト誤り率が閾値を超えた場合に、グラフ上で視覚的に認
識することができる。
【0024】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、デジタル変復調送受信装置から出力される
受信ブロック数データ及び誤りブロック数データを取り
込む入力するデータ入力手段と、前記データ入力手段で
取り込まれた受信ブロック数をカウントする受信ブロッ
クカウント手段と、前記データ入力手段で取り込まれた
誤りブロック数をカウントする誤りブロックカウント手
段と、受信ブロック数と誤りブロック数とから一定時間
毎のブロック誤り率を求める一定時間ブロック誤り率演
算手段と、前記一定時間ブロック誤り率演算手段で求め
られた一定時間毎のブロック誤り率をグラフ描画するグ
ラフ描画表示手段と、を具備する構成を採る。
【0025】この構成によれば、一定時間毎のブロック
誤り率を視覚化してグラフ描画を行うことにより、特別
な装置を必要とせずにブロック誤り率の時間的な変化を
視覚的に認識することができる。
【0026】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、デジタル変復調送受信装置から出力される
受信における希望波のベースバンド信号レベルと干渉波
のベースバンド信号レベルの比であるSIRを入力する
SIR入力手段と、一定時間のSIRを求める一定時間
SIR演算手段と、前記一定時間SIR演算手段で求め
られた一定時間毎のSIRをグラフ描画するグラフ描画
表示手段と、を具備する構成を採る。
【0027】この構成によれば、一定時間毎のSIRを
視覚化してグラフ描画を行うことにより、特別な装置を
必要とせずにSIRの時間的な変化を視覚的に認識する
ことができる。
【0028】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、デジタル変復調送受信装置から出力される
送信パワーデータを入力する送信パワーデータ入力手段
と、一定時間の送信パワーを求める一定時間送信パワー
演算手段と、前記一定時間送信パワー演算手段で求めら
れた一定時間毎の送信パワーをグラフ描画するグラフ描
画表示手段と、を具備する構成を採る。
【0029】この構成によれば、一定時間毎の送信パワ
ーを視覚化してグラフ描画を行うことにより、特別な装
置を必要とせずに送信パワーの時間的な変化を視覚的に
認識することができる。
【0030】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、デジタル変復調送受信装置から出力される
受信ビット列データを取得する受信ビット列データ取得
手段と、前記受信ビット列データ取得手段にて取得され
た受信ビット列データより受信ビット数をカウントする
受信ビットカウント手段と、受信ビットの誤りを判定す
る受信ビット誤り判定手段と、誤りビット数をカウント
する誤りビットカウント手段と、一定時間のビット誤り
率を求める一定時間ビット誤り率演算手段と、デジタル
変復調送受信装置から出力される受信ブロック数データ
及び誤りブロック数データを取り込む入力するデータ入
力手段と、前記データ入力手段で取り込まれた受信ブロ
ック数をカウントする受信ブロックカウント手段と、前
記データ入力手段で取り込まれた誤りブロック数をカウ
ントする誤りブロックカウント手段と、受信ブロック数
と誤りブロック数とから一定時間毎のブロック誤り率を
求める一定時間ブロック誤り率演算手段と、デジタル変
復調送受信装置から出力される受信における希望波のベ
ースバンド信号レベルと干渉波のベースバンド信号レベ
ルの比であるSIRを入力するSIR入力手段と、一定
時間のSIRを求める一定時間SIR演算手段と、デジ
タル変復調送受信装置から出力される送信パワーデータ
を入力する送信パワーデータ入力手段と、一定時間の送
信パワーを求める一定時間送信パワー演算手段と、前記
一定時間ビット誤り率演算手段で求められた一定時間ビ
ット誤り率と前記一定時間ブロック誤り率演算手段で求
められた一定時間毎のブロック誤り率と前記一定時間S
IR演算手段で求められた一定時間毎のSIRと前記一
定時間送信パワー演算手段で求められた一定時間毎の送
信パワーの夫々を同時にグラフ描画するグラフ描画表示
手段と、を具備する構成を採る。
【0031】この構成によれば、一定時間毎のビット誤
り率、ブロック誤り率、SIR、送信パワーグラフを同
時に描画することことができ、複数の特別な装置を必要
とせずに各データの状態を同一画面上で認識することが
できる。
【0032】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、グラフの更新時間間隔
を全て同一とするとともに、グラフ更新を同期させる構
成を採る。
【0033】この構成によれば、グラフの横軸の位置を
一定にすることができ、各データの時間的な変化をより
明確に認識ことができる。
【0034】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、デジタル変復調送受信装置から出力される
遅延プロファイルデータを取り込む遅延プロファイルデ
ータ取得手段と、遅延プロファイルデータ取得手段にて
取り込まれた遅延プロファイルデータをもとに遅延プロ
ファイルをグラフ描画するグラフ描画表示手段と、を具
備する構成を採る。
【0035】この構成によれば、一定間隔毎の遅延プロ
ファイルを視覚化してグラフ描画を行うことにより、特
別な装置を必要とせずに受信遅延プロファイルの状態を
視覚的に認識することができる。
【0036】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、複数の遅延プロファイ
ルをグラフ表示する構成を採る。
【0037】この構成によれば、複数の特別な装置を必
要とせずに各セルの受信遅延プロファイルの比較を同時
に一つの画面上で行うことができる。
【0038】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、ビット誤り率の閾値を入力する閾値入力手段
と、前記ビット誤り率と前記閾値とを判定する閾値判定
手段と、前記閾値判定手段の閾値判定の実行を指定する
操作入力手段とを具備し、グラフ描画表示手段は、前記
閾値判定手段による判定結果、前記ビット誤り率が前記
閾値を超えた場合にのみ遅延プロファイルのグラフ描画
を行う構成を採る。
【0039】この構成によれば、ビット誤り率が指定し
た閾値を超えたときの遅延プロファイルがどのような状
態であるのかを自動的に描画し認識することができる。
【0040】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、全ての遅延プロファイ
ルデータから最大値を求め、最大値を全てのグラフの縦
軸目盛り最大値に設定する構成を採る。
【0041】この構成によれば、遅延プロファイルの最
大値が小さい場合でもグラフ上で最大に描画することが
でき、他の遅延プロファイルとの比較を容易に認識する
ことができる。
【0042】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、デジタル変復調送受信装置から出力される
受信IQデータを取り込む受信IQデータ入力手段と、
前記受信IQデータ入力手段にて取り込まれた受信IQ
データをもとにIQコンスタレーションのグラフ描画を
行うグラフ描画表示手段と、を具備する構成を採る。
【0043】この構成によれば、一定間隔毎の受信IQ
データを視覚化してコンスタレーション描画を行うこと
により、特別な装置を必要とせずに受信IQデータの状
態を視覚的に認識することができることができる。
【0044】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、複数のチャネルに対応
した受信IQデータを同時にコンスタレーション描画す
る構成を採る。
【0045】この構成によれば、複数の特別な装置を必
要とせずに各チャネルの受信状態を同時に描画し視覚的
に比較を行うことができる。
【0046】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、ビット誤り率の閾値を入力する閾値入力手段
と、前記ビット誤り率と前記閾値とを判定する閾値判定
手段と、前記閾値判定手段の閾値判定の実行を指定する
操作入力手段とを具備し、グラフ描画表示手段は、前記
閾値判定手段による判定結果、前記ビット誤り率が前記
閾値を超えた場合にのみIQデータのコンスタレーショ
ン描画を行う構成を採る。
【0047】この構成によれば、ビット誤り率が指定し
た閾値を超えたときの受信IQデータがどのような状態
であるのかを自動的に描画し認識することができる。
【0048】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、デジタル変復調送受信装置から入力したデ
ータを保存する記憶手段を具備し、データの保存と読み
出しを行う構成を採る。
【0049】この構成によれば、測定したデータを記憶
手段に保存しておき、必要な場合に記憶手段から読み出
すことができる。
【0050】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、記憶手段に記憶された
データを読み出してグラフの再描画を行う構成を採る。
【0051】この構成によれば、記憶手段から測定デー
タを読み出し、グラフを再描画することができる。
【0052】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、記憶手段は、使用者の操作内容を同時に記憶
し、グラフ描画表示手段は、グラフの再描画を行う際に
前記記憶手段に記憶されている使用者の操作を再現しな
がらグラフの再描画を行う構成を採る。
【0053】この構成によれば、測定したデータだけで
なく、同時に使用者がどのような操作を行って測定した
のかを再現することができる。
【0054】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、再描画速度を設定する操作入力手段を具備し、
グラフ描画表示手段は、前記操作入力手段で設定された
描画速度でグラフの再描画を行う構成を採る。
【0055】この構成によれば、再描画を行う使用者が
任意の再描画速度を設定することができ、速度を上げて
所望する位置まで早く到達することが可能である。ま
た、逆に速度を下げて仔細に観察を行うこともできる。
【0056】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、操作入力手段は、再描画の処理中に閾値の設定
又は表示・非表示の設定を可能とし、データ保存の時と
異なる描画を可能とする構成を採る。
【0057】この構成によれば、記憶手段から読み出し
て再描画を行う際に測定時とは異なる設定を可能とし、
異なる描画を行うことができる。
【0058】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフの位置を特定するための文字列を入力す
る位置特定文字列入力手段と、入力した文字列をグラフ
の位置特定を実行する位置特定実行手段と、を具備する
構成を採る。
【0059】この構成によれば、使用者は任意の文字列
を入力し、位置特定を実行することによりグラフの現在
位置と関連付けることで、グラフの時間軸上の位置を特
定することができる。
【0060】また、本発明のデジタル変復調信号モニタ
表示装置は、上記デジタル変復調信号モニタ表示装置に
おいて、グラフ描画表示手段は、位置特定を実施した時
点と再描画において位置特定文字列を表示した時点にグ
ラフに位置特定の印を描画する構成を採る。
【0061】この構成によれば、グラフ上で位置特定を
行った位置を視覚的に認識ことができる。
【0062】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、外部装置として
モニタ装置を設け、受信装置からベースバンド信号処理
にかかわるデータを出力し、更に汎用のパーソナルコン
ピュータへデータを転送し、ビット誤り率、ブロック誤
り率、受信信号レベル、遅延プロファイル、IQコンス
タレーション等を専用のアプリケーションソフトウェア
を構築してデータの解析を行い、実時間上で同時に複数
の信号を画面上に描画し、視覚化することによって各々
の信号状態の関連や時間的な変化を測定することがで
き、測定結果を汎用の記録媒体に保存し、必要に応じて
保存した測定結果を再度画面上に描画することである。
【0063】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0064】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置の構成
を示すブロック図である。
【0065】この図において、本実施の形態のデジタル
変復調信号モニタ表示装置1は、大きく分けてデータ解
析部2と描画処理部3とで構成される。データ解析部2
は、デジタル変復調送受信装置100から出力される受
信ビット列データを取り込む入力部4と、入力部4で取
り込まれた受信ビット列データの受信ビット数をカウン
トする受信ビットカウント部5と、受信ビットの誤りを
判定する受信ビット誤り判定部6と、誤りビット数をカ
ウントする誤りビットカウント部7とを備えて構成され
る。描画処理部3は、ビット誤り率を求める一定時間ビ
ット誤り率演算部8と、CRT等の表示部9と、一定時
間ビット誤り率演算部8で求められたビット誤り率を表
示部9上にグラフ表示するグラフ描画部10とを備えて
構成される。
【0066】本実施の形態では、描画処理部3を汎用の
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと言う)を用
い、一定時間ビット誤り率演算部8およびグラフ描画部
10をパソコン上で動作するソフトウェアで実現してい
る。なお、データ解析部2とパソコンとの間の転送方法
については特に規定しない。
【0067】このような構成において、デジタル変復調
送受信装置100から出力される受信ビット列データを
入力部4で取り込み、受信ビットカウント部5で受信ビ
ット数をカウントし、受信ビット誤り判定部6で受信ビ
ットの誤りを判定し、誤りビットカウント部7で誤りビ
ット数をカウントする。そして、一定時間誤り率演算部
8で受信ビット数と誤りビット数を基に誤り率が求めら
れてビット誤り率が得られる。この場合、デジタル変復
調送受信装置100からは一定時間毎に受信ビット列が
出力されるので、前述の処理が一定時間毎に繰り返され
る。一定時間誤り率演算部8では、連続して一定時間ビ
ット誤り率が求められる。
【0068】本実施の形態のデジタル変復調信号モニタ
表示装置における処理の流れを図2及び図3に示す。図
2はデータ解析部2における処理の流れを示すフローチ
ャートである。まず、ステップ100で、デジタル変復
調送受信装置100から一定時間毎に出力される受信ビ
ット列データを入力する。本実施の形態では一定時間を
10mSとする。次に、ステップ101において、受信
したビット列のビット数をカウントする。次いで、ステ
ップ102で受信ビット誤りを判定し、ステップ103
で誤りビットをカウントする。
【0069】誤りビットをカウントした後、ステップ1
04でパソコン即ち描画処理部3へデータを転送する時
間間隔の経過を判定する。本実施の形態ではこの間隔を
1秒とする。データ入力が10msecであることから
「100」をカウントすることにより1秒の経過を判定
することができる。1秒を経過したと判断すると、ステ
ップ105に進み、受信ビット数と誤りビット数をパソ
コンへ転送する。パソコンに受信ビット数と誤りビット
数を転送した後、これらの値を「0」に初期化してステ
ップ100に戻る。1秒を経過していなければ、何も処
理をせずそのままステップ100に戻る。
【0070】図3は、パソコン即ち描画処理部3におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。本実施の形
態では、マルチタスク・オペレーティングシステム上で
動作するアプリケーションソフトウェアとして構築して
いる。
【0071】まず、ステップ106でデータ受信待ち
し、ステップ107でデータを受信すると、ステップ1
08で、受信した受信ビット数と誤りビット数を基に一
定時間のビット誤り率を算出する。なお、データの受信
は1秒間隔で行う。一定時間のビット誤り率の算出後、
ステップ109で表示部9に一定時間のビット誤り率を
表示する。本実施の形態ではデータ解析部2からのデー
タ受信間隔に合わせて1秒間隔でグラフ表示する。図4
にグラフ表示の一例を示す。グラフの進行を明示するた
め、図中(a)で示す縦の線を先頭に描画を進める。
【0072】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、一定時間のビット誤り
率を視覚化して順次グラフ表示を行うので、特別な装置
を必要とせずにビット誤り率の時間的な変化を視覚的に
把握することができる。
【0073】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置の構成
を示すブロック図である。なお、この図において前述し
た図1と共通する部分には同一に符号を付けてその説明
を省略する。
【0074】この図に示すように、本実施の形態のデジ
タル変復調信号モニタ表示装置13は、描画処理部14
に全期間のビット誤り率を求める全期間ビット誤り率演
算部15を備えている。デジタル変復調送受信装置10
0からは、一定時間毎に受信ビット列が出力されて前述
の処理が一定時間毎に繰り返されるが、このとき全期間
ビット誤り率演算部15において、受信ビット数と誤り
ビット数を累算して合計受信ビット数と合計誤りビット
数が求められる。これにより、全期間のビット誤り率が
得られる。
【0075】データ解析部2における処理の流れは、上
述した実施の形態1における図2と同様であるので省略
し、パソコンにおける処理の流れを図6に示す。図6に
おいて、まずステップ200でデータ解析部2からの受
信を待ち、ステップ201で受信を行うと、ステップ2
02で受信した受信ビット数と誤りビット数を基に一定
時間のビット誤り率を算出する。なお、本実施の形態で
は1秒間隔でデータ受信を行う。一定時間のビット誤り
率を算出した後、ステップ203で、受信したビット数
と誤りビット数を基に全期間のビット誤り率を算出す
る。
【0076】全期間のビット誤り率の算出後、ステップ
204で表示部9に一定時間のビット誤り率を順次グラ
フ表示する。本実施の形態では、データ解析部2からの
データ受信受信間隔に合わせて1秒間隔でグラフの描画
を行い、一定時間毎の誤りビット数とビット誤り率と全
期間の誤りビット数とビット誤り率を文字表示する。グ
ラフ表示の一例を図7に示す。この図において、(a)
は一定時間の誤りビット数とビット誤り率を示し、
(b)は全期間の誤りビット数を示し、(c)は全期間
のビット誤り率を示している。
【0077】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、一定時間のビット誤り
率を視覚化して順次グラフ描画を行い、ビット誤り率の
時間的な変化を視覚的に測定するとともに、特別な装置
を必要とせずに一定時間の誤りビット数、ビット誤り率
と全期間の誤りビット数、ビット誤り率の数値を文字列
表示し、詳細で正確な値を得ることができる。
【0078】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、上述した実
施の形態1のデジタル変復調信号モニタ表示装置に、グ
ラフがグラフ描画領域を超えたときにスクロール描画す
る機能を追加したものである。図7に示すように順次グ
ラフの描画を進めると、図8に示すようにグラフが右端
に到達する。その後、図9に示すように、スクロール描
画機能により、グラフ全体と横軸の時間軸目盛を順次左
にスクロールさせて、新しいデータ描画をグラフ右端に
固定する。
【0079】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、グラフ領域を超えるデ
ータを取得したときに時間軸を順次左にスクロールさせ
ることにより過去の時間変化の連続性を保ってグラフ描
画を続けることができる。
【0080】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置の構
成を示すブロック図である。なお、この図において前述
した図1と共通する部分には同一の符号を付けてその説
明を省略する。本実施の形態のデジタル変復調信号モニ
タ表示装置17は、描画結果を保存する記憶部19と、
測定を停止した際にグラフの任意の描画位置を指定する
操作入力部20とを備えている。
【0081】例えば、図8に示すグラフから図9に示す
グラフへの遷移で分かるように、グラフ領域を超えて時
間軸を左にスクロールさせると、グラフの左側から順に
描画できなくなる。そこで、測定を停止した際に、図1
1の(a)に示すように、ユーザインタフェースによる
グラフに描画位置を指定する操作入力部20を設けて描
画位置の指定を可能にする。描画位置の指定があった場
合、図12に示すように、記憶部19に保存した描画結
果から該当する部分を読み出して再描画を行う。
【0082】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、測定を停止した際に、
使用者が任意に描画位置を指定することにより、描画で
きなくなった部分を再度描画することができる。
【0083】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の形態
2のデジタル変復調信号モニタ表示装置と同一の構成に
加えて、グラフの表示・非表示を指定するユーザインタ
フェースによる操作入力部20を備えている。この操作
入力部20は、図13の(a)に示すように、グラフを
描画しない場合はグラフにデータ値を描画せず、時間の
経過のみを明示するため、(b)に示す縦線のみを描画
する。なお、図示の通り、測定を実行中に表示・非表示
を切り替えることも可能である。
【0084】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、使用者の判断におい
て、表示または非表示を選択することができる。
【0085】(実施の形態6)図14は、本発明の実施
の形態6に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置の構
成を示すブロック図である。この図に示すように、本実
施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置23は、
実施の形態2のデジタル変復調信号モニタ表示装置と同
一の構成に加えて、描画処理部25に、ビット誤り率の
閾値を設定するとともに閾値判定の実行を指定する閾値
操作入力部20と閾値判定部24とを備えている。閾値
操作入力部20は、図15に示す通り、グラフィカルユ
ーザインタフェースによるものである。閾値判定部24
では、入力されたビット誤り率の閾値と一定時間毎のビ
ット誤り率を比較し、一定時間毎のビット誤り率が入力
された閾値を超えたかどうかを判定する。
【0086】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、ビット誤り率の閾値の
入力と、閾値判定実行の指定を可能にし、一定時間毎の
ビット誤り率が閾値を超えたかどうかを判定することが
できる。
【0087】(実施の形態7)本発明の実施の形態7に
係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の形態
6において、閾値判定の結果ビット誤り率が閾値を超え
た場合、グラフに異常表示を行う機能を備えたものであ
る。
【0088】図16に示す通り、ビット誤り率の閾値が
入力され、閾値判定の実行が指定されている状態で閾値
を超えたと判定した場合に、(a)に示すように、グラ
フに異常表示を行う。本実施の形態では、異常表示を、
閾値を超えた位置の背景色を通常色と変えることによっ
て描画を行っている。
【0089】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、閾値判定の結果、閾値
を超えたと判定した場合にグラフに異常表示を行うこと
ができ、色彩の変化等により、使用者が本装置を常に凝
視していなくても容易に異常を検知することができる。
【0090】(実施の形態8)図17は、本発明の実施
の形態8に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置の構
成を示すブロック図である。この図に示すように、本実
施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置29は、
デジタル変復調送受信装置100から出力される受信ブ
ロック数および誤りブロック数データを取り込む入力部
32と、受信ブロックをカウントする受信ブロックカウ
ント部33と、誤りブロックをカウントする誤りブロッ
クカウント部34と、ブロック誤り率を求める一定時間
ブロック誤り率演算部35と、グラフを描画するための
表示部9と、グラフ描画部10とを備えて構成される。
本実施の形態では、描画処理部31にパソコンを用い、
一定時間ビット誤り率演算部35およびグラフ描画部1
0をパソコン上で動作するソフトウェアで実現してい
る。なお、データ解析部30とパソコンとの間の転送方
法は規定しない。
【0091】図18、図19に本実施の形態のデジタル
変復調信号モニタ表示装置の処理の流れを示す。図18
はデータ解析部30における処理の流れを示すフローチ
ャートである。まず、ステップ300でデジタル変復調
送受信装置100から一定時間毎に出力される受信ブロ
ック数データ及び誤りブロック数データを入力する。本
実施の形態では一定時間を10mSとする。次に、ステ
ップ301において受信したブロック数をカウントす
る。次いでステップ302で誤りブロック数をカウント
する。
【0092】次いで、ステップ303でパソコンへデー
タを転送する時間間隔の経過を判定する。本実施の形態
では1秒とする。データ入力が10msecあることか
ら「100」をカウントすることにより1秒の経過を判
定することができる。1秒を経過していれば、ステップ
304で受信ブロック数と誤りブロック数をパソコンへ
転送し、受信ブロック数と誤りブロック数を「0」に初
期化する。
【0093】図19はパソコン(描画処理部31)にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。本実施の
形態では、マルチタスク・オペレーティングシステム上
で動作するアプリケーションソフトウェアとして構築し
ている。
【0094】まず、ステップ305でデータ解析部30
からのデータを待ち、ステップ306で受信を行う。本
実施の形態では1秒間隔でデータ受信を行う。次いで、
ステップ307で受信した受信ブロック数と誤りブロッ
ク数を基に一定時間のブロック誤り率を算出する。次
に、ステップ308で表示部9に対して使用するオペレ
ーティングシステムのグラフィカルユーザインタフェー
スを用いて一定時間のブロック誤り率を順次グラフ描画
を行う。本実施の形態では、データ解析部30からのデ
ータ受信受信間隔に合わせて、1秒間隔でグラフの描画
を行う。グラフ描画の一例を図20に示す。グラフの進
行を明示するため、図20の(a)に示す縦の線を先頭
に描画を進める。
【0095】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、一定時間のブロック誤
り率を視覚化して順次グラフ描画を行うので、特別な装
置を必要とせずにブロック誤り率の時間的な変化を視覚
的に測定することができる。
【0096】(実施の形態9)図21は、本発明の実施
の形態9に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置の構
成を示すブロック図である。この図に示すように、本実
施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置37は、
デジタル変復調送受信装置100から出力されるSIR
データを取り込む入力部39と、一定時間のSIRを求
める一定時間SIR演算部41とを備えている。本実施
例では、描画処理部40に汎用のパソコンを用い、一定
時間SIR演算部41及びグラフ描画部10はパソコン
上で動作するソフトウェアで実現している。なお、デー
タ解析部38とパソコンとの間の転送方法に規定はな
い。
【0097】図22、図23に本実施の形態のデジタル
変復調信号モニタ表示装置の処理の流れを示す。図22
はデータ解析部38における処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0098】まず、ステップ400でデジタル変復調送
受信装置100から一定時間毎にSIRデータを入力す
る。本実施の形態では一定時間を10msecとする。
次いで、ステップ401の転送時間間隔判定において、
パソコンへデータを転送する時間間隔の経過を判定す
る。本実施の形態では1秒とする。データ入力が10m
secであることから「100」をカウントすることに
より1秒の経過を判定することができる。1秒を経過し
ていれば、ステップ402において1秒分、つまり10
0個のSIRデータをパソコンへ転送する。
【0099】図23はパソコン即ち描画処理部40にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。本実施の
形態では、マルチタスク・オペレーティングシステム上
で動作するアプリケーションソフトウェアとして構築し
ている。
【0100】まずステップ403でデータ解析部38か
らの受信を待ち、ステップ404で受信を行う。本実施
の形態では1秒間隔でデータ受信を行う。次いで、ステ
ップ405で、受信した100個のSIRデータを基に
一定時間のSIRを算出する。この算出方法は、平均
値、最大値、最小値等が考えられる。次いで、ステップ
406で、表示部9に対して使用するグラフィカルユー
ザインタフェースを用いて一定時間のSIRを順次グラ
フ描画を行う。本実施の形態ではデータ解析部38から
のデータ受信受信間隔に合わせて1秒間隔でグラフの描
画を行う。グラフ描画の一例を図24に示す。グラフの
進行を明示するため、図24の(a)に示す縦の線を先
頭に描画を進める。
【0101】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、一定時間のSIRを視
覚化して順次グラフ描画を行うので、特別な装置を必要
とせずにSIRの時間的な変化を視覚的に測定すること
ができる。
【0102】(実施の形態10)図25は、本発明の実
施の形態10に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。この図に示すように、
本実施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置44
は、デジタル変復調送受信装置100から出力される送
信パワーデータを取り込む入力手部46と、一定時間の
送信パワーを求める一定時間送信パワー演算部48とを
備えている。本実施の形態では、描画処理部47に汎用
のパソコンを用い、一定時間送信パワー演算部48及び
グラフ描画部10はパソコン上で動作するソフトウェア
で実現している。なお、データ解析部45とパソコンと
の間の転送方法に規定はない。
【0103】図26、図27に本実施の形態のデジタル
変復調信号モニタ表示装置の処理の流れを示す。図26
はデータ解析部45における処理の流れを示すフローチ
ャートである。まず、ステップ500でデジタル変復調
送受信装置100から一定時間毎に送信される送信パワ
ーデータを入力する。本実施の形態では、一定時間を1
0mSとする。次いで、ステップ501でパソコンへデ
ータを転送する時間間隔の経過を判定する。本実施の形
態では1秒とする。データ入力が10msecであるこ
とから「100」をカウントすることにより1秒の経過
を判定することができる。1秒を経過していれば、ステ
ップ502で1秒分、つまり100個の送信パワーデー
タをパソコンへ転送する。
【0104】図27はパソコン即ち描画処理部47にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。本実施の
形態では、マルチタスク・オペレーティングシステム上
で動作するアプリケーションソフトウェアとして構築し
ている。まず、ステップ503でデータ解析部45から
の受信を待ち、ステップ504で受信を行う。本実施の
形態では、1秒間隔でデータ受信を行う。ステップ50
5で、受信した100個の送信パワーデータを基に一定
時間の送信パワーを算出する。この算出方法は平均値、
最大値、最小値等が考えられる。
【0105】次に、ステップ506で表示部9に対して
グラフィカルユーザインタフェースを用いて一定時間の
送信パワーを順次グラフ描画を行う。本実施の形態で
は、データ解析部45からのデータ受信受信間隔に合わ
せて1秒間隔でグラフの描画を行う。グラフ描画の一例
を図28に示す。グラフの進行を明示するため、図28
の(a)に示す縦の線を先頭に描画を進める。
【0106】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、一定時間の送信パワー
を視覚化して順次グラフ描画を行うので、特別な装置を
必要とせずに送信パワーの時間的な変化を視覚的に測定
することができる。
【0107】(実施の形態11)図29は、本発明の実
施の形態11に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。この図に示すように、
本実施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置50
は、実施に形態2、実施の形態8、実施の形態9、実施
の形態10に記載の特徴を同時に備え、一定時間毎のビ
ット誤り率、ブロック誤り率、SIR、送信パワーグラ
フを同時に描画する機能を備えている。
【0108】図30は、データ解析部51における処理
の流れを示すフローチャートである。まず、ステップ6
00でデジタル変復調送受信装置100から一定時間毎
に送信される受信ビット列と受信ブロック数データと誤
りブロック数データとSIRデータと送信パワーデータ
をそれぞれ入力する。本実施の形態では一定時間を10
msecとする。次いで、ステップ601で、受信した
ビット列のビット数をカウントし、ステップ602で受
信ビットの誤りを判定し、ステップ603で誤りビット
数をカウントする。
【0109】次いで、ステップ604で受信ブロック数
をカウントし、ステップ605で誤りブロック数をカウ
ントする。次いで、ステップ606でパソコンへデータ
を転送する時間間隔の経過を判定する。本実施の形態で
は1秒とする。データ入力が10msecであることか
ら「100」をカウントすることにより1秒の経過を判
定することができる。1秒を経過していれば、ステップ
607で1秒間の受信ビット数と誤りビット数と受信ブ
ロック数と誤りブロック数と100個のSIRデータと
送信パワーデータをパソコンへ転送し、受信ビット数と
誤りビット数と受信ブロック数と誤りブロック数を
「0」に初期化する。
【0110】図31は、パソコン即ち描画処理部52に
おける処理の流れを示すフローチャートである。本実施
の形態では、マルチタスク・オペレーティングシステム
上で動作するアプリケーションソフトウェアとして構築
している。
【0111】まず、ステップ608でデータ解析部51
からの受信を待ち、ステップ609で受信を行う。本実
施の形態では1秒間隔でデータ受信を行う。次に、ステ
ップ610で、受信した受信ビット数と誤りビット数を
基に一定時間のビット誤り率を算出し、次いでステップ
611で、受信した受信ブロック数と誤りブロック数を
基に一定時間のブロック誤り率を算出し、次いでステッ
プ612で、受信した100個のSIRデータを基に一
定時間のSIRを算出し、次いでステップ613で、受
信した100個の送信パワーデータを基に一定時間の送
信パワーを算出する。そして、ステップ614で表示部
9に対してグラフィカルユーザインタフェースを用いて
一定時間のビット誤り率、一定時間のブロック誤り率、
一定時間のSIR、一定時間の送信パワーを順次グラフ
描画する。
【0112】本実施の形態では、データ解析部51から
のデータ受信受信間隔に合わせて、1秒間隔でグラフの
描画を行う。グラフ描画の一例を図32に示す。
【0113】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、一定時間のビット誤り
率、一定時間のブロック誤り率、一定時間のSIR、一
定時間の送信パワーを視覚化して同時に順次グラフ描画
を行うので、複数の特別な装置を必要とせずに各々の時
間的な変化を視覚的に測定できるともに、同時に描画す
ることによって各々の値の関連を知ることができる。
【0114】(実施の形態12)本発明の実施の形態1
2に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態11において、各々のグラフの更新時間間隔を全て
同一にしてグラフ更新を同期させている。図33に示す
ように、本実施の形態では全てのグラフの描画更新を1
秒とし、描画領域幅も一定とし、更に全てのグラフを縦
方向に並べグラフの更新位置を一致させて描画を行う。
【0115】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、全てのグラフが同じ位
置でグラフ描画を行うので、各々のグラフにおける値の
変化の関係を容易に比較することができる。
【0116】(実施の形態13)図34は、本発明の実
施の形態13に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。この図に示すように、
本実施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置53
は、デジタル変復調送受信装置100から出力される遅
延プロファイルデータを取り込む入力部55と遅延プロ
ファイルグラフ描画部57とを備えている。遅延プロフ
ァイルデータは一定間隔でサンプリングされた相関値の
大きさを表すデータとなっており、一定時間毎にその時
点の遅延プロファイルデータが入力部55に入力され
る。そして、遅延プロファイルグラフ描画部57によっ
て一定時間毎に視覚化されて、図35に示すように表示
部9に一定時間毎にグラフ描画が更新される。
【0117】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、遅延プロファイルデー
タを視覚化してグラフ描画を行うので、特別な装置を必
要とせずに受信信号の相関値の大きさを視覚的に測定す
ることができる。
【0118】(実施の形態14)本発明の実施の形態1
4に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態13において、複数の遅延プロファイルをグラフに
描画する機能を備えている。デジタル変復調送受信装置
100は同時に複数の信号を受信することができ、それ
ぞれの信号において相関値を求める。これにより、図3
6に示すように、同時に複数の遅延プロファイルデータ
を受信して、同時に複数の遅延プロファイルデータをグ
ラフに描画する。本実施の形態では最大6個の遅延プロ
ファイルを描画する。
【0119】このように、デジタル変復調送受信装置1
00が幾つかのデータを受信し、複数の特別な装置を必
要とせずにそれぞれの相関値がどのような状態であるか
を視覚的に測定することができる。
【0120】(実施の形態15)図37は、本発明の実
施の形態15に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【0121】この図に示すように、本実施の形態のデジ
タル変復調信号モニタ表示装置60は、デジタル変復調
送受信装置100から出力される受信ビット列データと
遅延プロファイルデータをぞれぞれ取り込む入力部62
と、受信ビット数をカウントする受信ビットカウント部
5と、受信ビットの誤りを判定する受信ビット誤り判定
部6と、誤りビット数をカウントする誤りビットカウン
ト部7と、ビット誤り率を求める一定時間ビット誤り率
演算部8と、閾値判定部24と、表示部9、グラフ描画
部10と、遅延プロファイルグラフ描画部64とを備え
て構成されおり、実施の形態6に記載の閾値値判定を行
った結果、閾値を超えた場合のみ遅延プロファイルデー
タをグラフに描画する機能を有している。
【0122】一定時間毎に入力部62においてデジタル
変復調送受信装置100から受信ビット列と遅延プロフ
ァイルデータを受信する。受信ビット列は実施の形態8
に記載の通り、誤り率を求めて閾値との比較を行う。図
38に示すように、通常の状態では遅延プロファイルデ
ータのグラフ描画は行わないが、閾値判定の結果、誤り
率が閾値を超えた場合は、遅延プロファイルグラフ描画
部64において遅延プロファイルデータのグラフ描画を
行う。
【0123】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、閾値判定の結果、誤り
率が閾値を超えた場合のみ遅延プロファイルデータのグ
ラフ描画を行うので、誤り率が正常に戻っても異常が発
生した時点での遅延プロファイルデータをグラフに描画
したままにすることが可能となり、誤り率が異常になっ
た原因の究明に貢献することができる。
【0124】(実施の形態16)本発明の実施の形態1
6に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態15において、一定時間毎に全ての遅延プロファイ
ルデータから最大値を求めて、最大値を全てのグラフの
縦軸目盛り最大値に設定する機能を有している。
【0125】縦軸目盛りを入力し得る最大値に固定した
場合、相関値が小さいと相関が取れているのかいないの
かを判断するのが非常に難しい。また、複数の遅延プロ
ファイルグラフにおいて、各々の縦軸目盛りが一致して
いないとどの遅延プロファイルの相関値が高いのかを比
較することができない。そこで、図39に示すように、
一定時間毎に受信する全遅延プロファイルデータの中か
ら最大値を求めて、その値を全遅延プロファイルグラフ
の縦軸の最大値に設定しグラフ描画を行う。
【0126】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、相関値の値が小さくて
もグラフの縦軸に最大の大きさで描画することができ、
また、全遅延プロファイルの縦軸の最大値を一致させる
ことにより、各遅延プロファイルの相関値の大きさを容
易に比較することができる。
【0127】(実施の形態17)図40は、本発明の実
施の形態17に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。この図に示すように、
本実施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置67
は、デジタル変復調送受信装置100から出力される受
信IQデータを取り込む入力部69と、IQコンスタレ
ーショングラフ描画部71と、グラフを描画するための
表示部9とを備えて構成される。
【0128】受信IQデータは、一定時間毎に入力部6
9に取り込まれてIQコンスタレーショングラフ描画部
71によって視覚化される。IQコンスタレーショング
ラフ描画部71は、図41に示すように、表示部9に一
定時間毎にIQコンスタレーショングラフ描画を更新す
る。
【0129】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、受信IQデータを視覚
化してIQコンスタレーショングラフ描画を行うので、
特別な装置を必要とせずに受信信号の状態を視覚的に測
定することができる。
【0130】(実施の形態18)本発明の実施の形態1
8に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態18において、複数のチャネルに対応した受信IQ
データを同時にIQコンスタレーショングラフに描画す
る機能を有している。
【0131】デジタル変復調送受信装置100は、複数
の物理チャネルを用いてデータや制御情報の送受信を行
う。すなわち、図42に示すように、複数の物理チャネ
ルの受信IQデータを同時に取り込んで、IQコンスタ
レーショングラフに描画する。本実施の形態では、DP
CH、CPICH、PCCPCHの3個の受信IQデー
タを描画する。
【0132】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、デジタル変復調送受信
装置100における複数の物理チャネルの受信状態を同
時に描画できるので、複数の特別な装置を必要とせずに
それぞれの物理チャネルの状態を視覚的に測定すること
ができる。
【0133】(実施の形態19)図43は、本発明の実
施の形態19に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【0134】この図に示すように、本実施の形態のデジ
タル変復調信号モニタ表示装置74は、デジタル変復調
送受信装置100から出力される受信ビット列データと
遅延プロファイルデータをそれぞれ取り込む入力部62
と、受信ビット数をカウントする受信ビットカウント部
5と、受信ビットの誤りを判定する受信ビット誤り判定
部6と、誤りビット数をカウントする誤りビットカウン
ト部7と、ビット誤り率を求める一定時間ビット誤り率
演算部8と、閾値判定部24と、グラフを描画するため
の表示部9と、グラフ描画部10と、IQコンスタレー
ショングラフ描画部76とを備えて構成され、実施の形
態15で述べた閾値判定を行った結果、閾値を超えた場
合のみ受信IQデータをIQコンスタレーショングラフ
に描画する機能を有している。
【0135】入力部62は、一定時間毎にデジタル変復
調送受信装置100からの受信ビット列と受信IQデー
タを取り込む。受信ビット列は、実施の形態6で述べた
通り、誤り率を求めて閾値との比較を行う。図44に示
すように、通常の状態では受信IQデータのIQコンス
タレーショングラフ描画は行わないが、閾値判定の結
果、誤り率が閾値を超えた場合、IQコンスタレーショ
ングラフ描画部78において受信IQデータのIQコン
スタレーショングラフ描画を行う。
【0136】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、閾値判定の結果誤り率
が当該閾値を超えた場合のみ受信IQデータのグラフ描
画を行うので、誤り率が正常に戻っても異常が発生した
時点での受信IQデータをIQコンスタレーショングラ
フに描画したままにすることが可能となり、誤り率が異
常になった原因の究明に貢献することができる。
【0137】(実施の形態20)図45は、本発明の実
施の形態20に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。この図に示すように、
本実施の形態のデジタル変復調信号モニタ表示装置80
は、デジタル変復調送受信装置100からのデータを保
存する記憶部19を有し、データの保存と読み出しを行
う機能を有している。
【0138】本実施の形態ではパソコンを用いているた
め、記憶部19としてはハードディスク等のパソコンで
使用する一般的な記録媒体であればその種類を問わな
い。各種グラフ描画部83はビット誤り率、ブロック誤
り率、SIR、送信パワー等の時間変化のグラフ描画と
遅延プロファイルグラフ描画とIQコンスタレーション
グラフ描画を行う。データ解析部81からは一定時間間
隔で各種データが入力されるので、各種グラフ描画部8
3も一定時間間隔で描画処理を行う。この際、各種グラ
フ描画部83に入力される各種データを記憶部19に保
存する。
【0139】記録方式として利用するオペレーティング
システムのファイルシステムを使用することによって、
保存したデータを他のソフトウェアプログラムからも読
み出すことが可能である。
【0140】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、モニタしたデータを記
録媒体に保存することができ、保存したデータを再利用
することが可能となる。
【0141】(実施の形態21)図46は、本発明の実
施の形態21に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置
の構成を示すブロック図である。本実施の形態のデジタ
ル変復調信号モニタ表示装置85は、実施の形態20に
おいて、記憶部88からデータ読み込みを指示する操作
入力部87を備えており、記憶部88に保存したデータ
を読み出して、表示部9に保存したデータのグラフを再
描画する機能を有している。
【0142】操作入力部87から記憶部88に既に保存
してあるデータファイルを指定するとともにデータ読み
込みを指定することによって、各種グラフ描画部89は
指定されたデータファイルを記憶部88から読み込み、
表示部9へ各種グラフを再描画する。このとき、信号モ
ニタ時のデータ入力時間間隔、つまりグラフの更新時間
間隔が1秒であれば、記憶部88からのデータ読み込み
間隔を1秒とすることによって、信号モニタ時と全く同
様な時間経過で各種グラフを再描画する。
【0143】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、モニタしたデータを記
録媒体に保存することができるので、必要なときに必要
なデータをモニタ時と全く同様に各種グラフを再描画で
き、デジタル変復調送受信装置の性能評価、障害の解析
等に有効である。
【0144】(実施の形態22)本発明の実施の形態2
2に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態21において、使用者が操作した内容をデータの保
存と同時に記憶部88に保存し、実施の形態21におい
て再描画を行う場合に、保存した使用者の操作を再現し
ながら再描画を行う機能を有している。
【0145】本実施の形態において、データ入力の一定
時間間隔を1秒とすると、図47に示すように1秒間の
データを記憶し、その間に使用者が行った操作を記憶す
るように記憶部88に保存する。使用者が行う操作には
グラフの表示・非表示の切り替え、閾値の入力、閾値判
定の実行指示などがある。保存したデータから読み出し
て再描画を行う場合は、データ部の再描画に加えてコマ
ンド部に保存されている内容を実行する。
【0146】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、モニタしたデータを記
録媒体に保存することができ、必要なときに必要なデー
タをモニタ時と全く同様に各種グラフを再描画できるこ
とに加えて、使用者が行った操作を全て再現することが
できる。
【0147】(実施の形態23)本発明の実施の形態2
3に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態22において、再描画速度を設定する手段を有し、
使用者が希望する速度で再描画を行う機能を有してい
る。本実施の形態では、データ入力の一定時間間隔が1
秒であればグラフの描画更新も1秒となるが、記憶部8
8から保存データを読み出して描画を行う場合は描画速
度を自由に設定することが可能である。そこで、図48
に示すように使用者が描画速度を変更できるように
(a)で示す部分を画面上で自由にスライドさせること
ができるグラフィカルユーザインタフェースを備え、各
種グラフ描画部89において指定された描画速度に対応
した時間だけ待ち時間を設定して描画速度を変更する。
【0148】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、保存したデータを読み
出して再描画する場合に、使用者は自由に描画速度を変
更することができるので、高速に描画させることによっ
て所望するグラフ位置まで短時間で到達することがで
き、逆に測定結果を慎重に観察したい部分では低速に描
画させることができる。
【0149】(実施の形態24)本発明の実施の形態2
4に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態23において、再描画中に閾値の設定や表示・非表
示等の操作を可能とし、データ保存のときと異なる描画
を行うことができる機能を有している。図49に示すよ
うに、信号モニタ時のグラフ(a)に対して、保存デー
タの再描画時に信号モニタ時と同様に使用者の操作を可
能とし、新たな設定で再描画を行うことによって、グラ
フ(b)のように異なる描画を行わせることができる。
本実施の形態の例では、グラフ(a)の信号モニタ時で
は閾値を「0.001」としてグラフ描画を行い、グラ
フ(b)の保存データの再描画時では閾値を「0.00
01」としてグラフ描画を行うようにしている。
【0150】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、保存データの再描画時
に設定を変更して異なる描画を行うことができるので、
閾値判定や表示・非表示など各種条件を変更して解析、
評価を行うことが可能となる。
【0151】(実施の形態25)本発明の実施の形態2
5に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態23において、グラフの位置を特定するための文字
列を入力する位置特定文字列入力部(図示略)と、入力
した文字列のグラフの位置特定を実行する位置特定部
(図示略)とを備えている。図50に示すように、位置
を特定するための文字列を入力するユーザインタフェー
ス(b)と、グラフの位置特定を実行するユーザインタ
フェース(a)を有している。
【0152】本実施の形態では、本装置を屋外で移動し
ながら信号モニタを実施することを想定しているので、
データを保存して再描画を行う際に、時間経過と共に場
所がどこであったのかを特定する必要がある。そこで、
図51に示すように地点Aから地点Bへ移動する際に使
用者が例として3箇所の位置を特定する文字列を入力し
て位置特定を実行する。この位置特定文字列をデータと
共に記憶部88に保存し、データを読み出して再描画す
る際に、位置特定が実行された地点1、2、3までグラ
フが進行した時点でそれぞれにおいて入力された文字列
を(b)に自動的に表示する。
【0153】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、屋外を移動して信号モ
ニタを実施した場合に、位置特定文字列を入力し位置特
定を実行することで、保存したデータを読み出して再描
画する際に位置特定した文字列を表示するためどの地点
でどのような信号状態であったのかを知ることができ
る。
【0154】(実施の形態26)本発明の実施の形態2
6に係るデジタル変復調信号モニタ表示装置は、実施の
形態25において、位置特定を実施した時点と再描画に
おいて位置特定文字列を表示した時点にグラフに位置特
定の印を描画する機能を有している。図52は、信号モ
ニタ実施中に位置特定を実行した例を表している。図中
(a)、(b)、(c)のように、位置特定が実行され
た場合にその位置に印を描画する。再描画における位置
特定文字列表示の場合も同様である。
【0155】このように、本実施の形態のデジタル変復
調信号モニタ表示装置によれば、位置特定実行後、ある
いは再描画における位置特定文字列表示後、グラフの描
画が進行しても、グラフのどの位置で位置特定がされた
のかを視覚的に知ることができる。
【0156】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、デジタ
ル変復調送受信装置の受信ベースバンド信号状態の測定
において、ビット誤り率、ブロック誤り率、受信SI
R、遅延プロファイル、IQコンスタレーション等の解
析を行い、複数の測定装置を必要とせずに実時間上で同
時に複数の信号を画面上に描画し、視覚化することによ
って各々の信号状態の関連や時間的な変化を測定・評価
することができる。更に測定結果を汎用の記録媒体に保
存し、必要に応じて保存した測定結果を再度画面上に描
画して評価・検討を行うことができるという効果を有す
るデジタル変復調信号モニタ表示装置を提供できる。
【0157】また、他に測定装置を必要としないことと
測定結果の保存、再描画が可能であることは、特に屋外
における移動実験における送受信性能の測定・評価に大
きな効果がある。
【0158】また、汎用のパーソナルコンピュータとウ
インドウオペレーティングシステム上にソフトウェアで
構築することにより、メンテナンス性の向上が期待で
き、仕様の変更にも柔軟に対応することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置の構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態1に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置のデータ解析部における処理の流れを
示す図
【図3】本発明の実施の形態1に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置の描画処理部における処理の流れを示
す図
【図4】本発明の実施の形態1に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置の構成を示す図
【図6】本発明の実施の形態2に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置の描画処理部における処理の流れを示
す図
【図7】本発明の実施の形態3に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図8】本発明の実施の形態3に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図9】本発明の実施の形態3に係るデジタル変復調信
号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図10】本発明の実施の形態4に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図11】本発明の実施の形態4に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図12】本発明の実施の形態4に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置における指定部分の描画方法を示す
【図13】本発明の実施の形態5に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図14】本発明の実施の形態6に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図15】本発明の実施の形態6に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図16】本発明の実施の形態7に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図17】本発明の実施の形態8に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図18】本発明の実施の形態8に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置のデータ解析部における処理の流れ
を示す図
【図19】本発明の実施の形態8に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置の描画処理部における処理の流れを
示す図
【図20】本発明の実施の形態8に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図21】本発明の実施の形態9に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図22】本発明の実施の形態9に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置のデータ解析部における処理の流れ
を示す図
【図23】本発明の実施の形態9に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置の描画処理部における処理の流れを
示す図
【図24】本発明の実施の形態9に係るデジタル変復調
信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図25】本発明の実施の形態10に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図26】本発明の実施の形態10に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置のデータ解析部における処理の流
れを示す図
【図27】本発明の実施の形態10に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の描画処理部における処理の流れ
を示す図
【図28】本発明の実施の形態10に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図29】本発明の実施の形態11に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図30】本発明の実施の形態11に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置のデータ解析部における処理の流
れを示す図
【図31】本発明の実施の形態11に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の描画処理部における処理の流れ
を示す図
【図32】本発明の実施の形態11に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図33】本発明の実施の形態12に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図34】本発明の実施の形態13に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図35】本発明の実施の形態13に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図36】本発明の実施の形態14に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図37】本発明の実施の形態15に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図38】本発明の実施の形態15に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図39】本発明の実施の形態16に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図40】本発明の実施の形態17に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図41】本発明の実施の形態17に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図42】本発明の実施の形態18に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図43】本発明の実施の形態19に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図44】本発明の実施の形態19に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図45】本発明の実施の形態20に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図46】本発明の実施の形態21に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置の構成を示す図
【図47】本発明の実施の形態22に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置おけるデータ保存方法を示す図
【図48】本発明の実施の形態23に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図49】本発明の実施の形態24に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図50】本発明の実施の形態25に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図51】本発明の実施の形態25に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置におけるデータ保存方法および描
画方法を示す図
【図52】本発明の実施の形態26に係るデジタル変復
調信号モニタ表示装置における描画例を示す図
【図53】従来技術を示す図
【符号の説明】
1、13、17、23、29、37、44、50、5
3、60、67、74、80、85 デジタル変復調信
号モニタ表示装置 2、30、38、45、51、54、61、68、81
データ解析部 3、14、18、25、31、40、47、52、5
6、63、70、75、82、86 描画処理部 4、32、39、46、55、62、69 入力部 5 受信ビットカウント部 6 受信ビット誤り判定部 7 誤りビットカウント部 8 一定時間ビット誤り率演算部 9 表示部 10 グラフ描画部 15 全期間ビット誤り率演算部 19、88 記憶部 20、87 操作入力部 24 閾値判定部 33 受信ブロックカウント部 34 誤りブロックカウント部 35 一定時間ブロック誤り率演算部 41 一定時間SIR演算部 48 一定時間送信パワー演算部 57、64 遅延プロファイルグラフ描画部 71、76 IQコンスタレーショングラフ描画部 83、89 各種グラフ描画部 100 デジタル変復調送受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 27/00 B (72)発明者 青柳 英毅 宮城県仙台市泉区明通二丁目五番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 (72)発明者 菅原 朋宏 宮城県仙台市泉区明通二丁目五番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 (72)発明者 藤本 幸広 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K004 AA01 AA05 AA08 BB03 BB04 BB05 FD03 FD04 FD05 JD03 JD04 JD05 5K014 AA01 EA04 EA08 GA02 HA06

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル変復調送受信装置から出力され
    る受信ビット列データを取得する受信ビット列データ取
    得手段と、前記受信ビット列データ取得手段にて取得さ
    れた受信ビット列データより受信ビット数をカウントす
    る受信ビットカウント手段と、受信ビットの誤りを判定
    する受信ビット誤り判定手段と、誤りビット数をカウン
    トする誤りビットカウント手段と、一定時間のビット誤
    り率を求める一定時間ビット誤り率演算手段と、一定時
    間ビット誤り率演算手段で求められた一定時間ビット誤
    り率をグラフ描画するグラフ描画表示手段と、を具備す
    ることを特徴とするデジタル変復調信号モニタ表示装
    置。
  2. 【請求項2】 グラフ描画表示手段は、一定時間毎のビ
    ット誤り率をグラフ描画することを特徴とする請求項1
    記載のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  3. 【請求項3】 全期間のビット誤り率を求める全期間ビ
    ット誤り率演算手段を具備することを特徴とすることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジタル変復調
    信号モニタ表示装置。
  4. 【請求項4】 グラフ描画表示手段は、一定時間毎のビ
    ット誤り率をグラフ描画するとともに、一定時間毎の誤
    りビット数及びビット誤り率と全期間の誤りビット数及
    びビット誤り率を一定時間毎に表示することを特徴とす
    る請求項3記載のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  5. 【請求項5】 グラフ描画表示手段は、描画するグラフ
    がグラフ描画領域を超えたときにスクロール描画するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  6. 【請求項6】 描画結果を保存する記憶手段と、グラフ
    の任意の描画位置を指定する描画位置指定手段とを具備
    することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    に記載のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  7. 【請求項7】 グラフの表示・非表示を指定する表示・
    非表示指定手段を具備する請求項1から請求項6のいず
    れかに記載のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  8. 【請求項8】 ビット誤り率の閾値を入力する閾値入力
    手段と、前記ビット誤り率と前記閾値とを判定する閾値
    判定手段と、前記閾値判定手段の閾値判定の実行を指定
    する操作入力手段と、を具備することを特徴とする請求
    項1から請求項7のいずれかに記載のデジタル変復調信
    号モニタ表示装置。
  9. 【請求項9】 グラフ描画表示手段は、閾値判定の結
    果、ビット誤り率が前記閾値を超えた場合にグラフに異
    常表示を行うことを特徴とする請求項8記載のデジタル
    変復調信号モニタ表示装置。
  10. 【請求項10】 デジタル変復調送受信装置から出力さ
    れる受信ブロック数データ及び誤りブロック数データを
    取り込む入力するデータ入力手段と、前記データ入力手
    段で取り込まれた受信ブロック数をカウントする受信ブ
    ロックカウント手段と、前記データ入力手段で取り込ま
    れた誤りブロック数をカウントする誤りブロックカウン
    ト手段と、受信ブロック数と誤りブロック数とから一定
    時間毎のブロック誤り率を求める一定時間ブロック誤り
    率演算手段と、前記一定時間ブロック誤り率演算手段で
    求められた一定時間毎のブロック誤り率をグラフ描画す
    るグラフ描画表示手段と、を具備することを特徴とする
    デジタル変復調信号モニタ表示装置。
  11. 【請求項11】 デジタル変復調送受信装置から出力さ
    れる受信における希望波のベースバンド信号レベルと干
    渉波のベースバンド信号レベルの比であるSIRを入力
    するSIR入力手段と、一定時間のSIRを求める一定
    時間SIR演算手段と、前記一定時間SIR演算手段で
    求められた一定時間毎のSIRをグラフ描画するグラフ
    描画表示手段と、を具備するデジタル変復調信号モニタ
    表示装置。
  12. 【請求項12】 デジタル変復調送受信装置から出力さ
    れる送信パワーデータを入力する送信パワーデータ入力
    手段と、一定時間の送信パワーを求める一定時間送信パ
    ワー演算手段と、前記一定時間送信パワー演算手段で求
    められた一定時間毎の送信パワーをグラフ描画するグラ
    フ描画表示手段と、を具備することを特徴とするデジタ
    ル変復調信号モニタ表示装置。
  13. 【請求項13】 デジタル変復調送受信装置から出力さ
    れる受信ビット列データを取得する受信ビット列データ
    取得手段と、前記受信ビット列データ取得手段にて取得
    された受信ビット列データより受信ビット数をカウント
    する受信ビットカウント手段と、受信ビットの誤りを判
    定する受信ビット誤り判定手段と、誤りビット数をカウ
    ントする誤りビットカウント手段と、一定時間のビット
    誤り率を求める一定時間ビット誤り率演算手段と、デジ
    タル変復調送受信装置から出力される受信ブロック数デ
    ータ及び誤りブロック数データを取り込む入力するデー
    タ入力手段と、前記データ入力手段で取り込まれた受信
    ブロック数をカウントする受信ブロックカウント手段
    と、前記データ入力手段で取り込まれた誤りブロック数
    をカウントする誤りブロックカウント手段と、受信ブロ
    ック数と誤りブロック数とから一定時間毎のブロック誤
    り率を求める一定時間ブロック誤り率演算手段と、デジ
    タル変復調送受信装置から出力される受信における希望
    波のベースバンド信号レベルと干渉波のベースバンド信
    号レベルの比であるSIRを入力するSIR入力手段
    と、一定時間のSIRを求める一定時間SIR演算手段
    と、デジタル変復調送受信装置から出力される送信パワ
    ーデータを入力する送信パワーデータ入力手段と、一定
    時間の送信パワーを求める一定時間送信パワー演算手段
    と、前記一定時間ビット誤り率演算手段で求められた一
    定時間ビット誤り率と前記一定時間ブロック誤り率演算
    手段で求められた一定時間毎のブロック誤り率と前記一
    定時間SIR演算手段で求められた一定時間毎のSIR
    と前記一定時間送信パワー演算手段で求められた一定時
    間毎の送信パワーの夫々を同時にグラフ描画するグラフ
    描画表示手段と、を具備することを特徴とするデジタル
    変復調信号モニタ表示装置。
  14. 【請求項14】 グラフ描画表示手段は、グラフの更新
    時間間隔を全て同一とするとともに、グラフ更新を同期
    させることを特徴とする請求項13記載のデジタル変復
    調信号モニタ表示装置。
  15. 【請求項15】 デジタル変復調送受信装置から出力さ
    れる遅延プロファイルデータを取り込む遅延プロファイ
    ルデータ取得手段と、遅延プロファイルデータ取得手段
    にて取り込まれた遅延プロファイルデータをもとに遅延
    プロファイルをグラフ描画するグラフ描画表示手段と、
    を具備することを特徴とするデジタル変復調信号モニタ
    表示装置。
  16. 【請求項16】 グラフ描画表示手段は、複数の遅延プ
    ロファイルをグラフ表示することを特徴とする請求項1
    5記載のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  17. 【請求項17】 ビット誤り率の閾値を入力する閾値入
    力手段と、前記ビット誤り率と前記閾値とを判定する閾
    値判定手段と、前記閾値判定手段の閾値判定の実行を指
    定する操作入力手段とを具備し、グラフ描画表示手段
    は、前記閾値判定手段による判定結果、前記ビット誤り
    率が前記閾値を超えた場合にのみ遅延プロファイルのグ
    ラフ描画を行うことを特徴とする請求項16記載のデジ
    タル変復調信号モニタ表示装置。
  18. 【請求項18】 グラフ描画表示手段は、全ての遅延プ
    ロファイルデータから最大値を求め、最大値を全てのグ
    ラフの縦軸目盛り最大値に設定することを特徴とする請
    求項16又は請求項17記載のデジタル変復調信号モニ
    タ表示装置。
  19. 【請求項19】 デジタル変復調送受信装置から出力さ
    れる受信IQデータを取り込む受信IQデータ入力手段
    と、前記受信IQデータ入力手段にて取り込まれた受信
    IQデータをもとにIQコンスタレーションのグラフ描
    画を行うグラフ描画表示手段と、を具備することを特徴
    とするデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  20. 【請求項20】 グラフ描画表示手段は、複数のチャネ
    ルに対応した受信IQデータを同時にコンスタレーショ
    ン描画することを特徴とする請求項19記載のデジタル
    変復調信号モニタ表示装置。
  21. 【請求項21】 ビット誤り率の閾値を入力する閾値入
    力手段と、前記ビット誤り率と前記閾値とを判定する閾
    値判定手段と、前記閾値判定手段の閾値判定の実行を指
    定する操作入力手段とを具備し、グラフ描画表示手段
    は、前記閾値判定手段による判定結果、前記ビット誤り
    率が前記閾値を超えた場合にのみIQデータのコンスタ
    レーション描画を行うことを特徴とする請求項20記載
    のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  22. 【請求項22】 デジタル変復調送受信装置から入力し
    たデータを保存する記憶手段を具備し、データの保存と
    読み出しを行うことを特徴とするデジタル変復調信号モ
    ニタ表示装置。
  23. 【請求項23】 グラフ描画表示手段は、記憶手段に記
    憶されたデータを読み出してグラフの再描画を行うこと
    を特徴とする請求項22記載のデジタル変復調信号モニ
    タ表示装置。
  24. 【請求項24】 記憶手段は、使用者の操作内容を同時
    に記憶し、グラフ描画表示手段は、グラフの再描画を行
    う際に前記記憶手段に記憶されている使用者の操作を再
    現しながらグラフの再描画を行うことを特徴とする請求
    項23記載のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  25. 【請求項25】 再描画速度を設定する操作入力手段を
    具備し、グラフ描画表示手段は、前記操作入力手段で設
    定された描画速度でグラフの再描画を行うことを特徴と
    する請求項23又は請求項24記載のデジタル変復調信
    号モニタ表示装置。
  26. 【請求項26】 操作入力手段は、再描画の処理中に閾
    値の設定又は表示・非表示の設定を可能とし、データ保
    存の時と異なる描画を可能とすることを特徴とする請求
    項23から請求項25のいずれかに記載のデジタル変復
    調信号モニタ表示装置。
  27. 【請求項27】 グラフの位置を特定するための文字列
    を入力する位置特定文字列入力手段と、入力した文字列
    をグラフの位置特定を実行する位置特定実行手段と、を
    具備することを特徴とする請求項23から請求項26の
    いずれかに記載のデジタル変復調信号モニタ表示装置。
  28. 【請求項28】 グラフ描画表示手段は、位置特定を実
    施した時点と再描画において位置特定文字列を表示した
    時点にグラフに位置特定の印を描画することを特徴とす
    る請求項27記載のデジタル変復調信号モニタ表示装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209329A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Sony Corp 管理方法、プログラム、コンピュータ、および管理システム
JP2020055098A (ja) * 2018-09-27 2020-04-09 京都機械工具株式会社 工具システム及び工具システム用プログラム

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