JP2002135180A - 判定帰還型の等化方法と送受信装置 - Google Patents

判定帰還型の等化方法と送受信装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 16QAM変調したディジタル信号をアナロ
グ無線機を介して送信したときの無線機で発生する固定
的歪み及び伝送経路で発生する変動歪みをともに補償可
能な判定帰還型等化方法を実現する。 【解決手段】 トレーニング信号受信時には、トレーニ
ング信号をFBフィルタ102入力とし、受信信号は第
1FFフィルタ111で処理してこれらフィルタの出力
差を等化誤差判定器104で判定する。このときの誤差
信号を入力としてタップ係数制御器115は第1FFフ
ィルタ111のタップ係数を制御する。データ信号受信
時には、FBフィルタ102入力は等化誤差判定器10
4出力とし、これと入力データ信号を第1及び第2FF
フィルタで処理した出力との差を等化誤差判定器104
で判定する。このときの誤差信号を入力としてタップ係
数制御器115は第2FFフィルタ101及びFBフィ
ルタ102のタップ係数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、判定帰還型の等化
方法と送受信装置に係り、特にアナログ音声伝送用の無
線機を利用して無線伝送されたディジタル信号の波形等
化に適した判定帰還型の等化方法と送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】音声信号をアナログ信号のままで無線搬
送波にのせて送受信する無線機では、受信電界変動に対
処するためのAGC回路や、送信増幅器のダイナミック
レンジをこえた入力を抑制するためのリミッタ回路等が
用いられている。一方、このような無線機を利用して、
より高品質な音声伝送を行ったり、無線機間のチャネル
を多重利用して複数の音声チャネルを構成するために、
音声信号をディジタル化して例えば16QAMの変調波
を音声帯域に生成し、これを従来のアナログ式無線機で
送受信することがある。このようにすると、無線チャネ
ルを有効に利用でき、伝送品質の向上や音声信号の秘話
化、音声チャネルの多重化等が容易になる。また、ディ
ジタル化した音声信号に代わってパソコン等のデータ端
末からのデータ信号の送信も容易であり、音声信号の送
信と同様な効果がある。
【0003】図2は、16QAM変調方式を用いて音声
信号の変調波を生成し、それを、アナログ式の無線機で
送受信するシステムの送信側の構成例を示すブロック図
である。マイク201から入力されたアナログ音声信号
がA/D変換器202によってディジタル信号に変換さ
れ、音声符号化器203によってデータの符号化が行わ
れ、バッファメモリ204に格納される。通話者の操作
によってPTT(Press Talk Timing)制御器205か
らPTT制御信号が出力されると、フレーム生成器20
6は、バッファメモリ204から所定長の符号化データ
DTとトレーニング信号メモリ207に格納されたトレ
ーニング信号TSとから送信フレームを構成する。図4
はこのフレーム構成を示している。ここでトレーニング
信号TSは、固定パターンの信号で、通常はフレーム同
期等のための同期信号を含んでいる。フレーム化された
信号はデータマッピング器208に入力され、4ビット
データを1シンボルとした16値データに変換され、こ
の変換された16値データは符号化変調するために信号
空間上にマッピングされ、変調側I/Q信号として出力
される。この変調側I/Q信号は、直交変調器209で
位相がπ/2異なる2つの搬送波の各々を位相変調し、
16QAMのディジタル変調信号が生成される。このデ
ィジタル変調信号はD/A変換器210で音声帯域のア
ナログ信号とされ、アナログ式の無線機211はD/A
変換器210からのアナログ信号を無線信号に変換して
送信する。
【0004】図3は、16QAM変調された無線信号の
受信側の構成例を示すブロック図である。相手局の無線
機211から送信された無線信号はアナログ式の無線機
301で受信されて音声帯域信号に変換され、この音声
帯域信号はA/D変換器302によってディジタル受信
信号に変換される。このディジタル受信信号は直交検波
器303で直交検波されて復調側I/Q信号が取り出さ
れ、これは同期処理器304に入力され、フレーム同期
・シンボル同期処理でデータの先頭を検出され、再構成
されたフレームデータが出力される。等化器305は、
無線伝送路で発生する多重波成分により生じる波形歪み
を除去するための等化処理を行う判定帰還型等化器であ
る。等化後のI/Q信号はデータマッピング器306に
入力され、1シンボルが4ビットの信号に変換され、バ
ッファメモリ307に格納される。このバッファメモリ
307の信号は音声復号器308で音声復号処理され、
再生音声信号として出力される。再生音声信号はD/A
変換器309によってアナログ音声信号に変換され、ス
ピーカ310から出力される。
【0005】図5は、判定帰還型の等化器305の構成
を示すブロック図で、直交検波後のI、Q相信号がトラ
ンスバーサル型のFFフィルタ(Feed Forward Filte
r)501へ入力され、その出力と同じくトランスバー
サル型のFBフィルタ(Feed Back Filter)502の出
力との差が(複素)加算器503で求められる。その出
力は等化誤差判定器504で判定されて等化I/Q信号
として入力されるとともに、スイッチ505の1つの入
力端へ入力される。スイッチ505の他の入力端にはト
レーニング信号506が入力されており、スイッチ50
5の選択出力はFBフィルタ502へ入力される。等化
誤差判定器504の入力と出力の差が加算器507で求
められ、その出力値に応じてタップ係数制御部508が
加算器507出力を最小とするようにFFフィルタ50
1及びFBフィルタ502のタップ係数を制御する。但
しトレーニング信号506は送信側でフレームに挿入さ
れたものと同じ固定パターンである。
【0006】以上の図5の等化器では、FFフィルタ5
01は多重伝播路で発生する遅延波が直接波に重なって
生じる干渉成分を除去するダイバーシチ効果を得るため
の整合処理を実行し、FBフィルタ502は等化誤差判
定器504の判定出力又はトレーニング信号506を用
いることにより残留遅延波の除去を行う。この場合、入
力されるI/Q信号がトレーニング信号のときはスイッ
チ505はトレーニング信号506を選び、データ信号
のときは等化誤差判定器504の判定出力を選んでFB
フィルタ502へ入力することにより、少なくともトレ
ーニング信号の間は誤りのない判定結果の信号がFBフ
ィルタへ入力される。従って各フィルタのタップ係数の
最適値への収束をより確実に、短い時間で実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2、図3で示したシ
ステムによれば、アナログ式の無線機211、301の
みで通信する場合には得られなかったダイバーシチ効果
等が実現でき、伝送品質の向上やチャネルの多重化等が
実現できる。これらの効果は16QAM方式による周波
数の有効利用や等化器の作用によりもたらされるもので
あるが、16QAM方式による変調波は搬送波の位相と
振幅の双方に情報が含まれており、従って無線回線で
は、振幅、位相ともに歪みが生じないように送信する必
要がある。しかし、図2、図3のアナログ式無線機に
は、前述したようにAGCやリミッタ機能が備えられて
いるため、特に振幅成分に対する歪みが避けられない。
特にアナログ式無線機211、301と他の回路成分
(モデム部分)とは必ずしも固定したペアで設計されて
いるとは限らず、利用可能なアナログ式無線機とモデム
部分が適宜組み合わせて使用される場合には、無線機の
AGC動作、リミッタ動作による振幅歪みや、無線機の
送信増幅器のダイナミックレンジをこえた入力による歪
みが大きくなることがあり、伝送品質の劣化を招く。こ
のようなアナログ無線機で発生する歪みは、図5に示し
た判定帰還型等化器では十分補償できない。
【0008】本発明の目的は、ダイバーシチ効果を有す
るとともに、アナログ式無線機のAGCやリミッタ等に
よる歪みが生じても、それらを等化してディジタル信号
をより確実に受信できる判定帰還型の等化方法とその方
法を具備した送受信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、その各フレー
ムがディジタルのデータ信号と固定パターンを持つトレ
ーニング信号とから成るディジタル送信信号を無線伝送
系を介して受信した受信信号を等化するための判定帰還
型の等化方法であって、そのタップ係数を可変制御可能
なトランスバーサル型の第1、第2、及び第3フィルタ
と、等化信号とその信号を判定してディジタル化したデ
ィジタル信号との差である誤差信号を入力として前記第
1、第2、及び第3フィルタのタップ係数を制御するタ
ップ制御器とを設け、受信信号がトレーニング信号であ
る期間には、受信信号を入力としたときの前記第1フィ
ルタの出力と前記トレーニング信号の固定パターンを入
力としたときの前記第3フィルタの出力との差を前記等
化信号とし、そのときの前記誤差信号が最小となるよう
に前記タップ制御器は前記第1フィルタのタップ係数を
制御するとともに、前記受信信号がデータ信号である期
間には、受信信号を前記第1フィルタへ入力し、その出
力を前記第2フィルタへの入力としたときの出力と、等
化信号を判定した後のディジタル信号を入力としたとき
の前記第3フィルタの出力との差を前記等化信号とし、
そのときの前記誤差信号が最小となるように前記タップ
係数制御器は前記第2及び第3フィルタのタップ係数を
制御するようにしたことを特徴とする判定帰還型の等化
方法を開示する。
【0010】更に本発明は、その各フレームがディジタ
ルのデータ信号と固定パターンを持つトレーニング信号
とから成るディジタル送信信号を無線信号に変換して送
信する送信装置と、前記無線信号を受信し、波形等化手
段により波形等化を行ったのち前記データ信号を復調し
て取り出す受信装置とから成る送受信装置において、前
記波形等化信号は、そのタップ係数を可変制御可能なト
ランスバーサル型の第1、第2、及び第3フィルタと、
等化信号とその信号を判定してディジタル化したディジ
タル信号との差である誤差信号を入力として前記第1、
第2、及び第3フィルタのタップ係数を制御するタップ
制御器と、受信装置の受信信号がトレーニング信号であ
る期間には、受信信号を入力としたときの前記第1フィ
ルタの出力と前記トレーニング信号の固定パターンを入
力としたときの前記第3フィルタの出力との差を前記等
化信号とし、そのときの前記誤差信号が最小となるよう
に前記タップ制御器は前記第1フィルタのタップ係数を
制御するとともに、前記受信信号がデータ信号である期
間には、受信信号を前記第1フィルタへ入力し、その出
力を前記第2フィルタへの入力としたときの出力と、等
化信号を判定した後のディジタル信号を入力としたとき
の前記第3フィルタの出力との差を前記等化信号とし、
そのときの前記誤差信号が最小となるように前記タップ
係数制御器は前記第2及び第3フィルタのタップ係数を
制御するためのスイッチ手段とを備えて成ることを特徴
とする送受信装置を開示する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明になる判定帰還型等化器の構成例
を示すブロック図で、図3の等化器305として用いる
ものである。この等化器のFBフィルタ102、加算器
103、等化誤差判定器104、スイッチ105、トレ
ーニング信号バッファ106、及び加算器107が図5
で示した同名の部品502〜507とそれぞれ対応し、
また第2FFフィルタ101と図5のFFフィルタ50
1とが対応している。これらの部品はタップ係数制御器
115の一部機能とともに図5と同様の動作、即ち伝播
路歪みを補償するダイバーシチ効果を持つ。更に本発明
では、アナログ式無線機で発生する歪みを補償するため
に第1FFフィルタ111とスイッチ112、114が
設けられ、またタップ係数制御器115は第1FFフィ
ルタ111の最適タップ係数の算出も行う機能を持って
いる。以下動作を詳しく述べる。
【0012】図1の等化器の動作は2つのインターバル
に分けられ、その制御は同期信号SYCにより行われ
る。この同期信号SYCは、図3の同期処理器304で
検出された受信フレームに同期した信号で、例えば受信
フレームの先頭から始まるトレーニング信号の間は“О
N”、その後のデータ信号の間は“ОFF”となる信号
である。このようなトレーニング信号は、トレーニング
信号の長さが決まっているから、フレーム同期信号から
容易に生成できる。スイッチ105、112、113及
び114は、同期信号SYC“ОN”のときはa側接点
へ、“ОFF”のときはb側接点へ接続され、各インタ
ーバルにおける処理が実行される。
【0013】まず同期信号SYCが“ОN”のときをト
レーニング過程と呼ぶことにすると、このインターバル
ではトレーニング信号の受信中であり、入力されたI/
Q信号は第1FFフィルタ111で処理されてその出力
はスイッチ112、114を経由して加算器103へ入
力される。この第1FFフィルタも他のフィルタと同様
にトランスバーサル型のフィルタで、そのタップ係数は
可変制御可能である。一方、FBフィルタ102にはト
レーニング信号バッファ106からのトレーニング信号
がスイッチ105を経由して入力され、その出力と第1
FFフィルタ111で処理された出力との差が加算器1
03で算出され、その出力が等化誤差判定器104で判
定されて等化I/Q信号として出力される。等化誤差判
定器104の入力と出力の差が誤差信号として加算器1
07で算出され、この誤差信号が最小となるような第1
FFフィルタ111のタップ係数がタップ係数制御器1
15で算出され、これによってスイッチ113を経由し
て第1FFフィルタ111のタップ係数が制御される。
以上のトレーニング過程にて、第1FFフィルタ111
のタップ係数の初期値としては、アナログ無線機のAG
Cやリミッタ等のために発生する固定的な(伝播路状態
に依らない)波形歪みを補償する値を予め求めておいて
それを設定しておく。そうすると第1FFフィルタ11
1のタップ係数は上記固定的な波形歪みを補償する値に
収束し、かつFBフィルタ102へはトレーニング信号
を入力しているので、伝送誤りに影響されずに高速な収
束が行われる。
【0014】次に同期信号SYCが“ОFF”のときを
トラッキング過程と呼ぶことにすると、このインターバ
ルではデータ信号DTの受信中であり、入力されたI/
Q信号はやはり第1FFフィルタへ入力される。このト
ラッキング過程ではスイッチ104、112〜114は
全てb側接点へ接続されている。従って第1FFフィル
タ111のタップ係数制御は行われず、直前のトレーニ
ング過程で更新された値に固定されているので、入力デ
ータ信号DT中の、無線機で生じた固定的歪み成分が第
1FFフィルタ111で等化され、除去される。この等
化されたデータ信号はスイッチ112、第2FFフィル
タ101、スイッチ114を経由して加算器103へ入
力される。このときFBフィルタ102へは等化誤差判
定器104からの特定結果の信号が入力され、また等化
誤差判定器104の入出力差である誤差信号に基づいて
タップ係数制御器115は第2FFフィルタ101、F
Bフィルタ102のタップ係数を算出してこれら各フィ
ルタのタップ係数をスイッチ113を経由して制御して
いる。この状態は従来技術で説明した図5の回路での、
トラッキング過程と同じ回路構成で、従って同じ動作を
する。即ち、無線伝送路で発生する多重波由来の干渉波
の除去動作を行う。
【0015】尚、以上の実施の形態では、送信されるデ
ィジタル信号は16QAM変調信号として説明したが、
16QAM方式以外でも、振幅変化に情報が対応してい
るような変調方式であれば本発明が有効であることは明
らかである。
【0016】
【発明の効果】本発明に依れば、無線伝送路で発生する
多重波歪みを除去するダイバーシチ効果と、アナログ無
線機のAGCやリミッタ動作のために固定的に発生する
波形歪みを除去することのできる判定帰還型等化器をコ
ンパクトな一体構成で実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる判定帰還型等化器の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】16QAM変調したディジタル信号をアナログ
無線機で送信するシステムの構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】アナログ無線機で受信した16QAMディジタ
ル信号を復調するシステムの構成例を示すブロックであ
る。
【図4】送信ディジタルデータのフレーム構成を示す図
である。
【図5】従来の判定帰還型等化器の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101 第2FFフィルタ 102 FBフィルタ 103、107 加算器 104 等化誤差判定器 105、112、113、114 スイッチ 106 トレーニング信号バッファ 111 第1FFフィルタ 115 タップ係数制御器 211、301 無線機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その各フレームがディジタルのデータ信
    号と固定パターンを持つトレーニング信号とから成るデ
    ィジタル送信信号を無線伝送系を介して受信した受信信
    号を等化するための判定帰還型の等化方法であって、 そのタップ係数を可変制御可能なトランスバーサル型の
    第1、第2、及び第3フィルタと、等化信号とその信号
    を判定してディジタル化したディジタル信号との差であ
    る誤差信号を入力として前記第1、第2、及び第3フィ
    ルタのタップ係数を制御するタップ制御器とを設け、 受信信号がトレーニング信号である期間には、受信信号
    を入力としたときの前記第1フィルタの出力と前記トレ
    ーニング信号の固定パターンを入力としたときの前記第
    3フィルタの出力との差を前記等化信号とし、そのとき
    の前記誤差信号が最小となるように前記タップ制御器は
    前記第1フィルタのタップ係数を制御するとともに、 前記受信信号がデータ信号である期間には、受信信号を
    前記第1フィルタへ入力し、その出力を前記第2フィル
    タへの入力としたときの出力と、等化信号を判定した後
    のディジタル信号を入力としたときの前記第3フィルタ
    の出力との差を前記等化信号とし、そのときの前記誤差
    信号が最小となるように前記タップ係数制御器は前記第
    2及び第3フィルタのタップ係数を制御するようにした
    ことを特徴とする判定帰還型の等化方法。
  2. 【請求項2】 その各フレームがディジタルのデータ信
    号と固定パターンを持つトレーニング信号とから成るデ
    ィジタル送信信号を無線信号に変換して送信する送信装
    置と、前記無線信号を受信し、波形等化手段により波形
    等化を行ったのち前記データ信号を復調して取り出す受
    信装置とから成る送受信装置において、 前記波形等化信号は、そのタップ係数を可変制御可能な
    トランスバーサル型の第1、第2、及び第3フィルタ
    と、 等化信号とその信号を判定してディジタル化したディジ
    タル信号との差である誤差信号を入力として前記第1、
    第2、及び第3フィルタのタップ係数を制御するタップ
    制御器と、 受信装置の受信信号がトレーニング信号である期間に
    は、受信信号を入力としたときの前記第1フィルタの出
    力と前記トレーニング信号の固定パターンを入力とした
    ときの前記第3フィルタの出力との差を前記等化信号と
    し、そのときの前記誤差信号が最小となるように前記タ
    ップ制御器は前記第1フィルタのタップ係数を制御する
    とともに、前記受信信号がデータ信号である期間には、
    受信信号を前記第1フィルタへ入力し、その出力を前記
    第2フィルタへの入力としたときの出力と、等化信号を
    判定した後のディジタル信号を入力としたときの前記第
    3フィルタの出力との差を前記等化信号とし、そのとき
    の前記誤差信号が最小となるように前記タップ係数制御
    器は前記第2及び第3フィルタのタップ係数を制御する
    ためのスイッチ手段と、 を備えて成ることを特徴とする送受信装置。
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