JP2002134664A - 半導体冷却装置及びその制御方法 - Google Patents

半導体冷却装置及びその制御方法

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JP2002134664A JP2000320879A JP2000320879A JP2002134664A JP 2002134664 A JP2002134664 A JP 2002134664A JP 2000320879 A JP2000320879 A JP 2000320879A JP 2000320879 A JP2000320879 A JP 2000320879A JP 2002134664 A JP2002134664 A JP 2002134664A
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accumulator
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Tamio Innami
民雄 印南
Noriyuki Ashiwake
範之 芦分
Keizo Kawamura
圭三 川村
Takahiro Oguro
崇弘 大黒
Akio Idei
昭男 出居
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体モジュールの消費電力の変動による半
導体モジュールの発熱量の変動にす速く追従でき、また
高い信頼性を確保できる半導体冷却装置及びその制御方
法を提供する。 【解決手段】 半導体モジュール21の発熱量の変化に
伴う冷却器8の表面温度との相関関係を記憶内蔵するコ
ントローラ16と、冷却器8に付設された温度検出手段
14と、熱媒体が冷却器8を流れる前及び後とアキュム
レータ9との間に熱媒体を流す流通路とを備え、コント
ローラ16は、温度検出手段15からの表面温度情報に
よって冷却器8の前後の流通路のいずれか一方もしくは
双方に圧縮機5からのホットガス量を制御して流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体冷却装置及
びその制御方法に係わり、特に、電子計算機などの電子
機器に用いられている半導体モジュールなどの冷却に好
適な半導体冷却装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子計算機などの電子機器に用いられて
いる半導体冷却装置では、冷却すべき半導体モジュール
がたとえばCMOS素子である場合には、その性能が温
度によって変化し、CMOS素子では低温化することに
よって動作速度が速くなることが知られている。そのた
め基板上に形成されたCMOS素子を低温に保ち、CM
OS素子の動作速度を加速することが行われている。
【0003】半導体装置に冷却装置を付設した例とし
て、たとえば特開平5−259679号公報に記載の冷
却装置がある。この例では、発熱体に温度センサを付設
し、この温度センサからの温度情報を、熱媒体としての
冷媒の温度変化に伴う状態の変化を図化したモリエル線
図を内蔵したROMに入力するものである。そして、こ
の温度情報のROMへの入力によって、冷却装置内部の
冷媒圧力をコンプレッサの回転数制御と、冷媒を放出す
る膨張弁の開度制御とによって調整するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の冷却
装置においては、半導体モジュールに搭載されている半
導体チップを低温に保つために、半導体モジュールに冷
却装置の冷却器(たとえば蒸発器)を取り付けて冷却する
場合に次のような現象が生じる。
【0005】CMOS素子を使った電子計算機では、演
算処理量によって半導体モジュールの消費電力量が時間
的に変動し、その結果半導体モジュールの発熱量が変動
すると言うCMOS固有の現象がある。
【0006】上記のような冷却装置は、発熱体に付設し
た温度センサからの温度情報を、冷媒の状態変化を図化
したモリエル線図内臓ROMに入力し、冷媒温度に換算
して冷却装置内部の冷媒圧力を調整するコンプレッサの
回転数制御と、冷媒を放出する膨張弁の開度制御とによ
って調整するものであるが、半導体モジュールの消費電
力の変動、すなわち発熱量変動は極めて早い現象であ
る。したがって、冷却装置の内部圧力を調整するために
コンプレッサの回転数制御と冷媒を放出する膨張弁の開
度制御とを行っても、所定の温度・冷却力(冷凍能力)
を得るまでには時間遅れが生じる。その結果、半導体モ
ジュールの発熱量と冷却器の冷却力との間には時間的に
ずれが生じる。
【0007】そのため、半導体モジュールの発熱量が減
少した場合に冷却器内の冷媒が部分的かつ一時的に未蒸
発の液の状態となる場合がある。この未蒸発液が圧縮機
に吸入されると(リキッドバック)、圧縮機に不具合が
生じるか、あるいは冷媒が過熱ガス域に大きく入り(ス
ーパヒート大)、冷却はできても半導体モジュールの表
面温度を一定に冷却できない恐れがあった。
【0008】本発明の目的は、電子計算機などに固有な
半導体モジュールの消費電力の変動による半導体モジュ
ールの発熱量の変動にす速く追従でき、また高い信頼性
を確保できる半導体冷却装置及びその制御方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体冷却装置に係る発明の構成は、熱媒
体を圧縮する圧縮機と、半導体モジュールを冷却する冷
却器と、半導体モジュールを冷却後の熱媒体が一時的に
滞留するアキュムレータとを備える半導体冷却装置にお
いて、半導体モジュールの発熱量の変化に伴う前記冷却
器の表面温度との相関関係を記憶内蔵するコントローラ
と、前記冷却器に付設された温度検出手段と、前記熱媒
体が冷却器を流れる前及び後と前記アキュムレータとの
間に熱媒体を流す流通路とを備え、前記コントローラ
は、温度検出手段からの表面温度情報によって前記冷却
器の前後の流通路のいずれか一方もしくは双方に圧縮機
からのホットガス量を制御して流すものである。
【0010】詳しくは、前記アキュムレータに加熱手段
を設けるものである。
【0011】また、前記加熱手段は、圧縮機の吐出側か
らのホットガスを利用するものである。
【0012】さらに、前記加熱手段は、冷却器の負荷変
動量を検知してそれに応じて時間を遅延して加熱するも
のである。
【0013】さらにまた、前記加熱手段は、アキュムレ
ータに温度センサを取り付け、アキュムレータの温度に
応じて加熱するものである。
【0014】上記目的を達成するために、本発明の半導
体冷却装置の制御方法に係る発明の構成は、熱媒体を圧
縮する圧縮機と、半導体モジュールを冷却する冷却器
と、半導体モジュールを冷却後の熱媒体が一時的に滞留
するアキュムレータとを備える半導体冷却装置の制御方
法において、前記冷却器を熱媒体の流れ方向において温
度制御するため、前記熱媒体が冷却器を流れる前及び後
と前記アキュムレータとの間に熱媒体をバイパスさせる
流通路のいずれか一方もしくは双方に、前記圧縮機から
のホットガス量を制御して流すものである。
【0015】詳しくは、前記冷却器の熱媒体の出口側に
おいて、熱媒体の乾き度(X)が、X≦0.9となるよ
うに、前記圧縮機からのホットガス量を制御して流すも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の半導体冷却装置に係る実
施例の系統図を示す。基板1面上に1個または複数個の
半導体チップ2(たとえばCMOS等)が搭載され、さ
らにモジュールキャップ3で封止され、これにより半導
体モジュール21が構成される。
【0018】半導体チップ2とモジュールキャップ3と
の間には、熱を伝えるために、熱伝導グリースや組合せ
フィン状体などの熱伝導体4が設けられている。基板
1、半導体チップ2、モジュールキャップ3及び熱伝導
体4などで一つの半導体モジュール21が構成される。
【0019】冷却装置は、熱媒体(もしくは作動流体)
としてのフロンなどの冷媒ガスを圧縮するための圧縮機
5、圧縮された高温・高圧の冷媒ガス(以下、ホットガ
スと称す)の熱を外部へ放出して液化冷媒とする凝縮器
6、減圧手段としての膨張弁7、モジュールキャップ3
に取り付けられ冷却器として作用する蒸発器8、ホット
ガスが一時的に滞留するアキュムレータ9、ホットガス
の流量、圧力を調整するための流量・圧力調整弁10,
11を備えている。
【0020】熱媒体温度センサ13及び熱媒体圧力セン
サ14の検知した冷媒の温度、圧力の状態値は、温度・
圧力検出器15に入力され、さらにこの温度・圧力検出
器15からの信号はコントローラ16に入力されて前記
流量・圧力調整弁10,11の開度が制御されるように
なっている。
【0021】また、前記蒸発器8の表面温度から半導体
モジュール21の発熱量を知るため、蒸発器8の表面に
取り付けられた蒸発器表面温度センサ12、熱媒体の温
度もしくは圧力を検知するために蒸発器8の内部に取り
付けられた媒体温度センサ13およびた熱媒体圧力セン
サ14、冷媒の温度を検知するためアキュムレータ9に
取り付けられたアキュムレータ温度センサ18を備えて
いる。
【0022】上記構成において、その作用は次のとおり
である。
【0023】半導体モジュール21で発生した熱は、熱
伝導体4を介してモジュールキャップ3に伝えられ、さ
らに蒸発器8に伝わる。この蒸発器8の蒸発温度を低く
設定することにより、半導体モジュール2の温度を低く
保つことができ、基板1面上に構成されたCMOS素子
は、低温化することによってより高速化が可能となる。
【0024】図2は、半導体モジュール21の発熱量と
蒸発器8の表面温度との相関関係で、縦軸に蒸発器8の
表面温度、横軸に蒸発器8の位置をとって示してある。
【0025】図から明らかなように、半導体モジュール
21の発熱量QMがQM3>QM2>QM1のように、
多くなるに従って蒸発器8の表面温度も高くなる。した
がってこの時の冷却サイクルの運転条件、特に冷媒の循
環流量、すなわち圧縮機5の回転数、膨張弁7の開度と
共に、半導体モジュール21の発熱量QMと蒸発器8の
表面温度との相関を前もって知っておき、この情報をコ
ントローラ16に内蔵しておく。
【0026】この情報を基に、半導体モジュール21と
接する蒸発器8の表面温度を蒸発器表面温度センサ12
及び温度・圧力検出器15によって検出し、これによっ
て、半導体モジュール21の発熱量QMを知ることがで
きる。圧縮機5を回転数一定、膨張弁7を開度一定にし
て、温度・温度検出器15の情報をコントローラ15に
入力し、半導体モジュール21の負荷変動に対応するホ
ットガスのバイパス量を流量圧力調整弁10,11で制
御する。ホットガスは、蒸発器8の前側(図示下側)ま
たは冷却器の後ろ側(図示上側)とアキュムレータ9と
の間のいずれか一方もしくは双方に送り込まれる。これ
によって半導体モジュール21は、負荷変動に対応して
適正な温度で冷却される。
【0027】図3、図4は、半導体モジュール21の最
大発熱量(QMmax)を想定し、この時の蒸発器8の
入り口から出口までの液状態の冷媒とガス状態の冷媒と
の割合(重量比)を表す乾き度(X)と、蒸発器8の表
面温度との関係を示す実測値である。乾き度(X)は、
たとえば、X=0.2は液=0.8、ガス=0.2、ま
たX=0.9は液=0.1、ガス=0.9の割合を示
す。すなわち、乾き度(X)が大きくなると、「液」状
態の冷媒が少なくなり、「ガス」状態の冷媒が多くなる
ことを示す。表面温度は、蒸発器8の入り口から出口ま
での間を、16個所の位置での温度を熱電対で実測した
ものである。
【0028】図3は、蒸発器8の出口での冷媒のX=
1.0になるように圧縮機5の回転数を制御し、かつ膨
張弁7の開度を制御したものである。また、図4は、蒸
発器8の出口での冷媒のX=0.9になるように圧縮機
5の回転数を制御し、かつ膨張弁7の開度を制御したも
のである。図は、X≦0.9となるような回転数で圧縮
機5を運転し、かつ膨張弁9の開度を定めることで、蒸
発器8の表面温度をほぼ一定にできることを示してい
る。これとともに、冷媒の未蒸発液が圧縮機5の吸い込
み口で適度な過熱度(たとえば、飽和温度+5℃)とな
るように、流量圧力調整弁10,11の開度を制御し、
蒸発器8の前側または後ろ側とアキュムレータ9との間
のいずれか一方もしくは双方に送り込む。
【0029】図4は、蒸発器8の出口側の乾き度(X)
が1.0になると、出口側の表面温度が高くなることを
示している。
【0030】X≦0.9の範囲で蒸発器8の表面温度を
ほぼ一定にできる理由は、X≦0.9の範囲では蒸発し
て冷却できる液状態の冷媒が多く、液冷媒が蒸発してい
る状態の冷媒の蒸発温度は一定に保たれるためであり、
これによって蒸発器8の表面温度も一定に保たれるもの
である。理論上は、X=0.9〜1.0の間も冷媒の蒸
発温度は一定であるので蒸発器8の表面温度も一定に保
たれるはずであるが、蒸発器8の出口側以遠の周辺機器
の熱が配管を伝わって入り込み、入り込むことによって
出口側で表面温度が上昇するものと考えられる(なお、
通常の冷却装置では、X=0.2程度であるが、凝縮器
を大形化すればX=0も可能)。
【0031】図5は、本発明の冷却装置に係る他の実施
例の系統図である。
【0032】前記実施例では、半導体モジュール21の
負荷変動に見合うホットガスのバイパス量を、負荷変動
量を検知してから蒸発器8の前側または後ろ側とアキュ
ムレータ9との間の流通路いずれか一方もしくは双方に
送り込むようにして制御したが、本実施例では図6に示
すように、アキュムレータ9の外周に、圧縮機5の吐出
側からのホットガスを導く加熱配管18を流量圧力調整
弁19を介して配置し、再度凝縮器8の入り口側に接続
する構成としたものである。なお、20は金網(多孔部
材)である。
【0033】これによって、アキュムレータ9内の冷媒
を高温のホットガスで加熱し、その結果圧縮機5の吸い
込み口で冷媒が適正な過熱度となるようにしたものであ
る。
【0034】なお、ここでは加熱配管18をもってアキ
ュムレータ9を外周から加熱する構成としたが、たとえ
ば電気ヒータのように必要な加熱量を供給できるもので
あれば他の加熱手段でもよい。
【0035】図7は、アキュムレータ9のさらに他の実
施例の縦断面図である。
【0036】前記実施例では、半導体モジュール21の
負荷変動に見合う熱量のホットガス量を導く加熱配管1
8をアキュムレータ9の外周に配置して加熱するもので
あったが、本実施例では、加熱配管18をアキュムレー
タ9内に配設し、アキュムレータ9内の冷媒を加熱配管
18を介してより直接的に加熱するようにしたものであ
る。
【0037】本実施例によれば、ホットガスがアキュム
レータ9内の冷媒に加熱配管18を介してより直接的に
加熱できるので、効率よく冷媒をガス化でき、その結果
冷媒を効率よく冷却サイクル内に循環させることができ
る。
【0038】なお、他の加熱手段をアキュムレータ内の
熱媒体とより直接的に接するように配設することでもよ
いことは勿論である。
【0039】図8、図9は、本発明の冷却装置に係るさ
らに他の実施例の系統図である。
【0040】半導体モジュール2の負荷変動に見合う熱
量のホットガス量を、流量圧力調整弁19の開度を制御
してアキュムレータ9内に流入させ、液化冷媒と混合し
て加熱するようにしたものである。冷媒にホットガスを
直接混合することによってアキュムレータ9内に冷媒液
の滞留をなくし、効率よくガス化でき、その結果冷媒を
効率よく冷却サイクル内に循環させることができる。
【0041】また図6、図7、図9において、次のよう
に制御することもできる。
【0042】半導体モジュール21の負荷変動を知り、
この負荷変動に見合う熱量のホットガス量によってアキ
ュムレータ9を加熱する際、負荷変動を知ってから時間
を遅延してアキュムレータ9を加熱するようにしたもの
である。
【0043】半導体モジュール21の負荷が変動して
も、負荷変動により冷媒がアキュムレータ9に滞留し始
めるまでには時間遅れが生じる。この時間遅れと同期さ
せてホットガスを遅延バイパスさせるように制御するも
のである。ホットガスのバイパス開始を遅延させること
により、アキュムレータ9内の冷媒の滞留開始と同時に
アキュムレータ9内の冷媒の加熱を開始することができ
るので無駄がなく、効率よく冷媒をアキュムレータ9内
に滞留させることなく加熱、ガス化でき、その結果冷媒
を効果的に冷却サイクル内に循環させることができる。
【0044】さらに、次のように制御することもでき
る。
【0045】半導体モジュール21の負荷変動を知り、
半導体モジュール21の負荷変動に見合う熱量のホット
ガス量によってアキュムレータ9を加熱する際に、アキ
ュムレータ9に設置したアキュムレータ温度センサ17
によって温度を検知し、これによって流量圧力調整弁1
9の制御の開始及び閉止を指示するようにしたものであ
る。
【0046】アキュムレータ温度センサ17により、ア
キュムレータ9内の冷媒の滞留状況を知ることができる
ので、流量圧力調整弁19の開度を行って必要な熱量だ
けアキュムレータ9へホットガスをバイパスさせること
ができる。
【0047】その結果、アキュムレータ9内に冷媒を滞
留させることなく冷却サイクル内に循環させ、効率よく
半導体モジュール21を冷却することができる。
【0048】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、電子
計算機などに固有な半導体モジュールの消費電力の変動
による半導体モジュールの発熱量の変動にす速く追従で
き、また高い信頼性を確保できる半導体冷却装置及びそ
の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体冷却装置に係る実施例の系統図
を示す図である。
【図2】半導体モジュールの発熱量と蒸発器の表面温度
との相関関係を示す図である。
【図3】蒸発器の入り口から出口までの冷媒の乾き度
(X)と蒸発器の表面温度との関係を示す図である。
【図4】蒸発器の入り口から出口までの冷媒の乾き度
(X)と蒸発器の表面温度との関係を示す図である。
【図5】本発明の冷却装置に係る他の実施例の系統図で
ある。
【図6】図6の実施例のアキュムレータの縦断面図であ
る。
【図7】アキュムレータのさらに他の実施例の縦断面図
である。
【図8】本発明の冷却装置に係るさらに他の実施例の系
統図である。
【図9】図8の実施例のアキュムレータの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 半導体チップ 3 モジュールキャップ 4 熱伝導体 5 圧縮機 6 凝縮器 7 膨張弁 8 蒸発器(冷却器) 9 アキュムレータ 11 流量圧力調整弁 12 蒸発器表面温度センサ 13 熱媒体温度センサ 14 熱媒体圧力センサ 15 温度圧力検出器 16 コントローラ 17 アキュムレータ温度センサ 18 加熱配管 19 流量圧力調整弁 20 金網 21 半導体モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 圭三 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 大黒 崇弘 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 (72)発明者 出居 昭男 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 5E322 DB01 DB06 FA01 5F036 AA08 BA03 BF03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱媒体を圧縮する圧縮機と、半導体モジュ
    ールを冷却する冷却器と、半導体モジュールを冷却後の
    熱媒体が一時的に滞留するアキュムレータとを備える半
    導体冷却装置において、 半導体モジュールの発熱量の変化に伴う前記冷却器の表
    面温度との相関関係を内蔵するコントローラと、 前記冷却器に付設された温度検出手段と、 前記熱媒体が冷却器を流れる前及び後と前記アキュムレ
    ータとの間に熱媒体を流す流通路とを備え、 前記コントローラは、温度検出手段からの表面温度情報
    によって前記冷却器の前後の流通路のいずれか一方もし
    くは双方に圧縮機からのホットガス量を制御して流すも
    のであることを特徴とする半導体冷却装置。
  2. 【請求項2】前記アキュムレータに加熱手段を設けるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体冷却装置。
  3. 【請求項3】前記加熱手段は、圧縮機の吐出側からのホ
    ットガスを利用するものであることを特徴とする請求項
    2に記載の半導体冷却装置。
  4. 【請求項4】前記加熱手段は、冷却器の負荷変動量を検
    知してそれに応じて時間を遅延して加熱するものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体冷却装置。
  5. 【請求項5】前記加熱手段は、アキュムレータに温度セ
    ンサを取り付け、アキュムレータの温度に応じて加熱す
    るものであることを特徴とする請求項2に記載の半導体
    冷却装置。
  6. 【請求項6】熱媒体を圧縮する圧縮機と、半導体モジュ
    ールを冷却する冷却器と、半導体モジュールを冷却後の
    熱媒体が一時的に滞留するアキュムレータとを備える半
    導体冷却装置の制御方法において、 前記冷却器を熱媒体の流れ方向において温度制御するた
    め、 前記熱媒体が冷却器を流れる前及び後と前記アキュムレ
    ータとの間に熱媒体を流す流通路のいずれか一方もしく
    は双方に、前記圧縮機からのホットガス量を制御して流
    すことを特徴とする半導体冷却装置の制御方法。
  7. 【請求項7】前記冷却器の熱媒体の出口側において、熱
    媒体の乾き度(X)が、X≦0.9となるように、前記
    圧縮機からのホットガス量を制御して流すことを特徴と
    する請求項6に記載の半導体冷却装置の制御方法。
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