JP2002134522A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2002134522A
JP2002134522A JP2000326360A JP2000326360A JP2002134522A JP 2002134522 A JP2002134522 A JP 2002134522A JP 2000326360 A JP2000326360 A JP 2000326360A JP 2000326360 A JP2000326360 A JP 2000326360A JP 2002134522 A JP2002134522 A JP 2002134522A
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forming
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insulating film
external
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JP2000326360A
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Tomoaki Shino
智彰 篠
Hiroomi Nakajima
博臣 中島
Kazumi Ino
和美 井納
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラテラルバイポーラトランジスタの外部エミッ
タ領域と外部ベース領域の寄生容量及び寄生ベース抵抗
を低減させ、高周波特性及び雑音特性の改善する。 【解決手段】SOI基板のシリコンに形成されるコレクタ
領域105,107、内部ベース領域104及び内部エ
ミッタ領域118と、前記コレクタ領域105,107
の一部上に形成される第1の絶縁膜109と、前記第1の
絶縁膜109上に形成される前記外部ベース領域110
と、前記内部ベース領域104と前記外部ベース領域1
10を接続する接続部112と、前記接続部112側壁
に形成される第2の絶縁膜114と、前記外部ベース領
域110上面の高さよりも低い位置に、前記内部エミッ
タ領域118側壁に接するよう形成される外部エミッタ
領域115と、前記外部エミッタ領域115、前記外部
ベース領域110、前記接続部112、及び上部に前記
第1の絶縁膜109が形成されていない前記コレクタ領
域105,107全面に形成される第1の導電性材料1
19とを具備したことを特徴する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に係り、
特にSOI(Silicon On Insulator)基板上に形成さ
れるラテラルバイポーラトランジスタ及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置において、さらなる高
速化、高集積化が要求されている。絶縁膜上にシリコン
薄膜を設けた構造のSOI(Silicon On Insulator)基
板上に形成されたデバイスは、潜在的に高性能で信頼性
が高く注目されている。SOI基板上に形成されるデバ
イスとしては、例えばバイポーラトランジスタがある。
高性能バイポーラトランジスタは、移動体通信の発達に
伴い、電子計算機、光通信、各種アナログ回路等の様々
な応用分野で要求されている。
【0003】これらのバイポーラトランジスタは高周波
動作が要求されており、この高周波特性は遮断周波数f
T や最大発振周波数fmaxなどのパラメータを用いて表
すことができる。また、バイポーラトランジスタの中で
も特に、SOI基板上にバイポーラトランジスタを横型
(ラテラル型)に構成する手法、例えばIEDM'98:Inter
natinal Electron Devices Meeting ’98、Techn
ical Digest,p.953、特開平5―160136号公報、
或いはUSP4,990,991に記載されるような手法を用いるこ
とにより、高速性を追求した場合に寄生容量が大きくな
るという問題をやや緩和することが可能となる。そこ
で、図4乃至図6に、従来の半導体装置としてSOI基
板上に形成されたNPN型のラテラルバイポーラトラン
ジスタの構造及びその製造方法を示す。この構造は、公
知例として特開平5-267322に開示されている。
【0004】まず、図4(a)に示すように、SOI基
板として、支持基板301、埋め込み酸化膜302、活
性層Si 303を用いる。前記活性層Si 303に
形成される内部ベース領域304及び内部コレクタ領域
305の形成予定領域に、N -型不純物拡散層306を
形成し、外部コレクタ領域307の形成予定領域にN+
型不純物拡散層308を形成する。
【0005】次に、図4(b)に示すように、前記活性
層Si 303の前記内部コレクタ領域305及び前記
外部コレクタ領域307上に絶縁膜309を堆積する。
前記絶縁膜309上には、P型不純物が導入されたポリ
シリコンを用いて外部ベース領域310を形成する。続
いて、前記外部ベース領域310上に酸化膜311を形
成する。
【0006】次に、前記外部ベース領域310と前記活
性層Si 303内の前記内部ベース領域304の形成
予定領域を接続する接続部312を形成する。次にボロ
ン等のP型不純物を内部ベース領域に対してイオン注入
を行い、ドーピングする。
【0007】次に、図4(c)に示すように、まず接続
部312の側壁に絶縁膜からなるスペーサ314を形成
したのちに、前記スペーサ314をマスクとして前記活
性層Si 303を異方性エッチングする。
【0008】次に、図5(a)に示すように、外部エミ
ッタ領域315を構成する導電性材料316を基板全体
に堆積したのち砒素等のN型不純物をイオン注入により
導入する。次に、前記外部ベース領域310上の前記導
電性材料316及び前記酸化膜311の一部を除去し、
前記外部ベース領域310の上面を露出させる。次に、
図5(b)に示すように、前記外部ベース領域310及
び前記絶縁膜309のエッチングを行うことによって、
前記活性層Si 303に形成された前記外部コレクタ
領域307の上面の一部を露出させる。次に、RTA
(Rapid Thermal Anneal)を施すことにより前記外部エ
ミッタ領域315から前記内部ベース領域304へ砒素
を拡散させ、内部エミッタ領域318を形成する。次
に、前記外部エミッタ領域315、前記外部ベース領域
310、及び前記外部コレクタ領域307上に低抵抗な
導電性材料319を形成し、層間絶縁膜320を全面に
堆積させた後、エミッタ・ベース・コレクタ領域上にコ
ンタクトホールを形成する。続いて、前記コンタクトホ
ールに導電性材料を埋め込むことによってコンタクト3
21を形成し、図6に示すラテラルバイポーラトランジ
スタを形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
半導体装置は下記のような問題点を有している。すなわ
ち、このラテラルバイポーラトランジスタは、前記酸化
膜311及びスペーサ314を介して外部エミッタ領域
315と外部ベース領域310との間に生じる寄生容量
が大きくなるため、バイポーラトランジスタの遮断周波
数fTが劣化してしまうという問題があった。
【0010】また、前記外部ベース領域310上の一部
が前記酸化膜311に覆われているため、その領域には
低抵抗な導電性材料を貼り付けることができない。それ
ゆえ、内部ベース領域304から前記外部ベース領域3
10上に形成されている前記導電性材料319までの高
抵抗領域が長く寄生的なベース抵抗が大きくなるため、
バイポーラトランジスタの最大発振周波数fmaxや雑音特
性が劣化するといった問題があった。
【0011】また、前記スペーサ314はある程度幅を
厚く形成することが望ましい。スペーサ314を厚く形
成することにより、外部エミッタ領域上面の高さを低く
形成した場合に発生しやすい外部エミッタ領域315と
外部ベース領域310とのショートを防止するととも
に、前記外部エミッタ領域315と前記外部ベース領域
310の容量を低減して遮断周波数fTや最大発振周波数
fmaxなどの高周波特性を向上させることが可能である。
しかしながら、前記内部エミッタ領域318幅と前記内
部ベース領域304幅を一定に保ったまま前記スペーサ
314を厚く形成すると、前記内部ベース領域304と
前記外部ベース領域310との接触面積が小さくなって
しまい、著しいベース抵抗の増大をもたらす。
【0012】これを防止するためには、前記スペーサ3
14の厚膜化に伴って前記内部エミッタ領域318幅或
いは前記内部ベース領域304幅を厚く形成せざるを得
なくなるが、このように形成すると、キャリアの走行時
間が長くなり、バイポーラトランジスタの遮断周波数fT
や最大発振周波数fmaxなどの著しい劣化を招いてしまう
という問題があった。
【0013】本発明は上記した問題点を解決すべくなさ
れたもので、前記外部エミッタ領域315と前記外部ベ
ース領域310との間に生じる寄生容量を低減し、バイ
ポーラトランジスタの遮断周波数fTの劣化を防止するこ
とによって、高周波特性に優れたラテラルバイポーラト
ランジスタ及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0014】また、前記内部ベース領域304から前記
外部ベース領域310上に形成されている前記導電性材
料319までの高抵抗領域を短くし、寄生的なベース抵
抗を低減することによって低消費電力化するとともに、
バイポーラトランジスタの最大発振周波数fmaxや雑音特
性の劣化を防止し、より高性能で高周波特性に優れたラ
テラルバイポーラトランジスタ及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0015】さらに、前記内部エミッタ領域318幅と
前記内部ベース領域304幅を厚く形成することなく前
記スペーサ314を厚く形成することにより、前記外部
ベース領域310と前記外部エミッタ領域315のショ
ートを防止するとともに前記外部ベース領域310と前
記外部エミッタ領域315の寄生容量を低減して遮断周
波数fTや最大発振周波数fmaxなどの劣化を防止し、高周
波特性をより一層向上させることが可能となるラテラル
バイポーラトランジスタ及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明の半導体装置は、酸化膜の上にシリコンを形
成したSOI基板と、前記シリコンに形成される第1の導電
型のコレクタ領域と、前記シリコンに形成される第1の
導電型の内部エミッタ領域と、前記シリコンに形成さ
れ、前記コレクタ領域と前記内部エミッタ領域の間に形
成される第2の導電型の内部ベース領域と、前記コレク
タ領域の一部上に形成される第1の絶縁膜と、前記第1の
絶縁膜の上に形成される前記第2の導電型の外部ベース
領域と、前記内部ベース領域と前記外部ベース領域を接
続する接続部と、前記接続部の側壁に形成される第2の
絶縁膜と、前記外部ベース領域の上面の高さよりも低い
位置に、前記内部エミッタ領域の側壁に接するよう形成
される第1の導電型の外部エミッタ領域と、前記外部エ
ミッタ領域、前記外部ベース領域、前記接続部、及び上
部に前記第1の絶縁膜が形成されていない前記コレクタ
領域の上部全面に形成される第1の導電性材料と、前記
第1の導電性材料を含む前記SOI基板上に形成される第3
の絶縁膜と、前記第1の導電性材料の一部が露出するよ
う開口部を形成し、前記開口部に第2の導電性材料を埋
め込んで形成されるコンタクトと、を具備したことを特
徴する。
【0017】本発明によれば、前記外部エミッタ領域と
前記外部ベース領域との間で生じる寄生容量を低減する
ことができる。
【0018】また、前記内部ベース領域から前記外部ベ
ース領域上に形成されている前記第1の導電性材料まで
の高抵抗領域を短くし、寄生的なベース抵抗を低減する
ことができる。
【0019】また、本発明の半導体装置は、酸化膜の上
にシリコンを形成したSOI基板と、前記シリコンに形成
される第1の導電型のコレクタ領域と、前記シリコンに
形成される第1の導電型の内部エミッタ領域と、前記シ
リコンに形成され、前記コレクタ領域と前記内部エミッ
タ領域の間に形成される第2の導電型の内部ベース領域
と、前記コレクタ領域の一部上に形成される第1の絶縁
膜と、前記第1の絶縁膜の上に形成される前記第2の導電
型の外部ベース領域と、前記内部ベース領域と前記外部
ベース領域を接続する接続部と、前記接続部の側壁に形
成される第2の絶縁膜と、前記外部ベース領域の上面の
高さよりも低い位置に、前記内部エミッタ領域の側壁と
接するように形成され、前記内部エミッタ領域との接続
面は前記第2の絶縁膜が形成された領域の下方にあるよ
うに形成された第1の導電型の外部エミッタ領域と、前
記外部エミッタ領域、前記外部ベース領域、前記接続
部、及び上部に前記第1の絶縁膜が形成されていない前
記コレクタ領域の全面に形成される第1の導電性材料
と、前記第1の導電性材料を含む前記SOI基板上に形成さ
れる第3の絶縁膜と、前記第1の導電性材料の一部が露出
するよう開口部を形成し、前記開口部に第2の導電性材
料を埋め込んで形成されるコンタクトと、を具備したこ
とを特徴する。
【0020】本発明によれば、前記した効果の他にさら
に、前記内部エミッタ領域と前記内部ベース領域の接合
の深さを変化させることなく、前記第2の絶縁膜によっ
て前記外部エミッタ領域と前記外部ベース領域とのショ
ートを防止することができる。
【0021】また、前記第1の導電性材料はシリサイド
であることを特徴とする。
【0022】また、前記第2の絶縁膜は窒化膜であり、
前記窒化膜と前記シリコンの間には酸化膜が形成されて
いることを特徴とする。
【0023】また、前記外部エミッタ領域及び前記外部
ベース領域はポリシリコンによって形成されていること
を特徴とする。
【0024】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
酸化膜の上にシリコンを形成することによってSOI基板
を形成する工程と、前記シリコンに第1の導電型のコレ
クタ領域を形成する工程と、前記シリコンに第2の導電
型の内部ベース領域を形成する工程と、前記コレクタ領
域の一部上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の
絶縁膜の上に前記第2の導電型の外部ベース領域を形成
する工程と、前記外部ベース領域の上に第4の絶縁膜を
形成する工程と、前記内部ベース領域と前記外部ベース
領域を接続する接続部を形成する工程と、前記接続部及
び第4の絶縁膜の側壁に第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜をマスクとして前記酸化膜の上面及び
前記内部ベース領域の側壁が露出するよう、前記シリコ
ンの異方性エッチングを行う工程と、前記外部ベース領
域の上面の高さよりも低い位置に、前記内部ベース領域
の側壁に接するよう前記第1の導電型の外部エミッタ領
域を形成する工程と、前記第2の絶縁膜及び前記第4の絶
縁膜をエッチングし、前記外部ベース領域及び前記接続
部の上面を露出する工程と、前記外部エミッタ領域の第
1の導電型の不純物を、前記内部ベース領域に拡散する
ことによってエミッタ領域を形成する工程と、前記外部
エミッタ領域、前記外部ベース領域、前記接続部、及び
上部に前記第1の絶縁膜が形成されていない前記コレク
タ領域の上部全面に、第1の導電性材料を形成する工程
と、前記第1の導電性材料を含む前記SOI基板上に第3の
絶縁膜を形成する工程と、前記第1の導電性材料の一部
が露出するよう開口部を形成し、前記開口部に第2の導
電性材料を埋め込んでコンタクトを形成する工程と、を
具備したことを特徴する。
【0025】本発明によれば、前記外部エミッタ領域と
前記外部ベース領域との間で生じる寄生容量を低減する
ことができる。
【0026】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
酸化膜の上にシリコンを形成することによってSOI基板
を形成する工程と、前記シリコンに第1の導電型のコレ
クタ領域を形成する工程と、前記シリコンに第2の導電
型の内部ベース領域を形成する工程と、前記コレクタ領
域の一部上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の
絶縁膜の上に前記第2の導電型の外部ベース領域を形成
する工程と、前記外部ベース領域の上に第4の絶縁膜を
形成する工程と、前記内部ベース領域と前記外部ベース
領域を接続する接続部を形成する工程と、前記接続部及
び前記第4の絶縁膜の側壁に第2の絶縁膜を形成する工程
と、前記第2の絶縁膜をマスクとして前記酸化膜の上面
及び前記内部ベース領域の側壁が露出するよう、前記シ
リコンの異方性エッチングを行い、続いて等方性エッチ
ングを行うことによって前記内部ベース領域の一部を後
退させる工程と、前記外部ベース領域の上面の高さより
も低い位置に、前記内部ベース領域の側壁と接するよう
前記第1の導電型の外部エミッタ領域を形成する工程
と、前記第2の絶縁膜及び前記第4の絶縁膜をエッチング
し、前記外部ベース領域及び前記接続部の上面を露出す
る工程と、前記外部エミッタ領域の第1の導電型の不純
物を、前記内部ベース領域に拡散することによってエミ
ッタ領域を形成する工程と、前記外部エミッタ領域、前
記外部ベース領域、前記接続部、及び上部に前記第1の
絶縁膜が形成されていない前記コレクタ領域の上部全面
に、第1の導電性材料を形成する工程と、前記第1の導電
性材料を含む前記SOI基板上に第3の絶縁膜を形成する工
程と、前記第1の導電性材料の一部が露出するよう開口
部を形成し、前記開口部に第2の導電性材料を埋め込ん
でコンタクトを形成する工程と、を具備したことを特徴
する。
【0027】本発明によれば、前記した効果の他にさら
に、前記内部エミッタ領域と前記内部ベース領域の接合
の深さを変化させることなく、前記第2の絶縁膜によっ
て前記外部エミッタ領域と前記外部ベース領域とのショ
ートを防止することができる。
【0028】また、前記外部エミッタ領域を形成する工
程は、前記外部エミッタ領域を構成する導電性材料をSO
I基板上に堆積し、前記内部ベース領域上の領域にレジ
ストパターンを形成し、このレジストパターンをマスク
に、前記導電性材料を等方性エッチングによってエッチ
ングすることにより前記外部エミッタ領域を形成するこ
とを特徴とする。
【0029】本発明によれば、前記外部エミッタ領域の
高さを自由に選択して形成することができる。
【0030】また、前記外部エミッタ領域及び前記外部
ベース領域はポリシリコンによって形成されていること
を特徴とする。
【0031】また、前記第1の導電性材料はシリサイド
であることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。 (第1の実施の形態)本実施の形態においては、SOI
基板上に形成されるNPN型ラテラルバイポーラトラン
ジスタの構造及びその製造方法について示す。図面はい
ずれも断面図である。
【0033】まず、図1(a)に示すように、SOI基
板として、支持基板101、埋め込み酸化膜102、活
性層Si 103を用いる。前記活性層Si 103に
形成される内部ベース領域104及び内部コレクタ領域
105の形成予定領域に、N -型不純物拡散層106を
形成し、外部コレクタ領域107の形成予定領域にN+
型不純物拡散層108を形成する。
【0034】次に、図1(b)に示すように、前記活性
層Si 103の前記内部コレクタ領域105及び前記
外部コレクタ領域107上に絶縁膜109を堆積する。
前記絶縁膜106上には、例えば不純物濃度が1020cm-3
程度のP型不純物を導入したポリシリコンを用いて外部
ベース領域110を形成する。続いて、前記外部ベース
領域110上に酸化膜111を形成する。
【0035】次に内部ベース領域104の形成予定領域
を開口したレジストパターンを形成し、酸化膜111、
ポリシリコン110、絶縁膜109を異方性エッチング
により除去する。次に前記開口部の側壁に窒化膜スペー
サを形成し、露出している基板を酸化することにより酸
化膜113を形成する。その後、前記窒化膜スペーサを
剥離する。
【0036】次に、前記外部ベース領域110と前記活
性層Si 103内の前記内部ベース領域104の形成
予定領域を接続する接続部112を形成する。前記接続
部112は選択的エピタキシャル成長によって形成して
もよい。
【0037】なお、前記酸化膜113は、後の工程にお
いて前記酸化膜113上に堆積される絶縁膜が窒化膜で
ある場合に、前記活性層Si 103と前記窒化膜との
応力緩和にも効果がある。
【0038】次に例えば不純物濃度が1018cm-3程度のボ
ロンやインジウム等のP型不純物を前記内部ベース領域
104に対して斜め方向からのイオン注入を行い、ドー
ピングする。
【0039】次に、図1(c)に示すように、まず接続
部112の側壁に例えばシリコン窒化膜などの窒化膜か
らなるスペーサ114を形成したのちに、前記スペーサ
114をマスクとして前記酸化膜113及び前記活性層
Si 103を異方性エッチングする。
【0040】次いで、等方性エッチングにより、前記酸
化膜113下の前記活性層Siを横方向(前記SOI基
板の表面と平行方向)に後退させる。この工程によりス
ペーサ114で規定される位置よりも内側の位置で、内
部エミッタ領域と外部エミッタ領域が接続されることに
なる。
【0041】また、このエッチング工程の後に低温短時
間の酸化を行って酸化膜を形成し、ウェットエッチング
によりこの酸化膜を除去する工程を行ってもよい。この
工程を行うことによって、エッチングによって前記活性
層Siに形成されたダメージ層を除去することができる
ので、電流増幅率の劣化(ベース再結合電流の増大)を
抑制することができる。
【0042】次に、図2(a)に示すように、外部エミ
ッタ領域115を構成するポリシリコン116を基板全
体に堆積したのち砒素等のN型不純物をイオン注入によ
り導入する。次に、前記スペーサ114及び前記外部エ
ミッタ領域115が形成されている位置の上にレジスト
パターン117を形成し、等方性エッチングを行う。こ
れによって、外部ベース領域の上面の高さより外部エミ
ッタ領域の上面の高さが低くなるようにパターニングす
ることが可能となる。その後、前記レジストパターン1
17を剥離する。
【0043】このとき、砒素をドーピングしながら堆積
する砒素ドープポリシリコンを用いてもよい。砒素ドー
プポリシリコンを用いることにより、不純物の拡散距離
がエミッタ領域の中央部と端部などの位置によって異な
るために発生する、不純物濃度の不均一を解消すること
ができる。特に、エミッタ領域の表面積の小さいトラン
ジスタにおいては、不純物の深さ方向の拡散距離が、エ
ミッタ領域の中央部と端部で異なることが多く、この手
法を用いることによってトランジスタの電気的特性の劣
化を防ぐことができる。
【0044】次に、図2(b)に示すように、前記スペ
ーサ114及び前記酸化膜111のエッチングを行っ
て、前記外部ベース領域110及び前記接続部112の
上面を露出させる。続いて、前記外部ベース領域110
及び前記絶縁膜109のエッチングを行って、前記活性
層Si 103に形成された前記外部コレクタ領域10
7の上面を露出させる。
【0045】次に、RTA(Rapid Thermal Anneal)を
施すことにより前記外部エミッタ領域115から前記内
部ベース領域104へ砒素を拡散させ、内部エミッタ領
域118を形成する。前記外部エミッタ領域115から
の不純物の拡散によって前記内部エミッタ領域118を
形成するため、深さ方向に均一な不純物プロファイルを
実現することができる。
【0046】次に、前記外部エミッタ領域115、前記
外部ベース領域110、及び前記外部コレクタ領域10
7上に、CoSi、TiSiといったシリサイドのよう
な低抵抗な導電性材料119を形成し、SiO2などの
層間絶縁膜120を全面に堆積させた後、エミッタ・ベ
ース・コレクタ領域上にコンタクトホールを形成する。
続いて、前記コンタクトホールにWなどの導電性材料を
埋め込むことによってコンタクト121を形成し、図3
に示すラテラルバイポーラトランジスタを形成する。
【0047】上記の本実施の形態において、前記外部エ
ミッタ領域115の上面の高さは前記外部ベース領域1
10を形成するポリシリコンの上面の高さよりも低い構
造を有している。このように形成することによって、前
記外部エミッタ領域115と前記外部ベース領域110
とのオーバーラップ面積を小さくし、両領域間で生じる
寄生容量を低減することによって、バイポーラトランジ
スタの遮断周波数fTの劣化を防止し、高周波特性に優れ
たラテラルバイポーラトランジスタを提供することがで
きる。
【0048】また、上記した構造を有しているため、前
記接続部112及び前記外部ベース領域110の上面全
体に低抵抗な前記導電性材料119を形成することがで
き、前記内部ベース領域104真上に、より近い位置に
前記コンタクトホール121を形成している。このよう
に形成することによって、前記内部ベース領域104か
ら前記外部ベース領域110上に形成されている前記導
電性材料119までの高抵抗領域を短くし、寄生的なベ
ース抵抗を低減することによって低消費電力化するとと
もに、バイポーラトランジスタの最大発振周波数fmax
雑音特性の劣化を防止し、より高性能で高周波特性に優
れたラテラルバイポーラトランジスタを提供することが
できる。
【0049】さらに、等方性エッチングによって、前記
酸化膜113下の前記活性層Si103を横方向に後退
させ、前記スペーサ114で規定される位置よりも内側
の位置で、内部エミッタ領域と外部エミッタ領域が接続
される構造を形成している。このように形成することに
よって、前記内部エミッタ領域118幅と前記内部ベー
ス領域104幅を厚く形成することなく前記スペーサ1
14を厚く形成することが可能となり、前記外部ベース
領域110と前記外部エミッタ領域115のショートを
防止するとともに前記外部エミッタ領域115と前記外
部ベース領域110の容量を低減して遮断周波数fTや最
大発振周波数fmaxなどの劣化を防止し、高周波特性をよ
り一層向上させることが可能となるラテラルバイポーラ
トランジスタを提供することができる。
【0050】よって、本実施の形態を適用することによ
り高周波特性や雑音特性が著しく改善されたラテラルバ
イポーラトランジスタを提供することができる。
【0051】以上、第1の実施の形態について説明を行
ったが、本発明の適用はNPN型バイポーラトランジス
タに限定されず、導電型を適宜入れ替えることでPNP
型バイポーラトランジスタにおいても形成できることは
言うまでもない。また、このラテラルバイポーラトラン
ジスタを相補型MOSトランジスタ(CMOSトランジスタ)
とともに形成することによって構成されるBiCMOSとして
用いてもよい。高周波特性や雑音特性に優れた高性能な
バイポーラトランジスタの駆動能力とCMOSトランジスタ
の低消費電力、高集積度という利点を生かし、より高速
で高性能な回路を実現することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
外部エミッタ領域の上面の高さを外部ベース領域の上面
の高さよりも低い構造とすることによって、外部エミッ
タ領域と外部ベース領域とのオーバーラップ面積を小さ
くし、両領域間で生じる寄生容量を低減することによっ
て、バイポーラトランジスタの遮断周波数fTの劣化を防
止し、高周波特性に優れた半導体装置及びその製造方法
を提供することができる。
【0053】また、上記した構造を有していることによ
り、接続部及び外部ベース領域の上面全体に低抵抗な導
電性材料を形成することができ、内部ベース領域真上
に、より近い位置にコンタクトホールを形成することが
可能となる。よって、寄生的なベース抵抗を低減するこ
とによって低消費電力化するとともに、バイポーラトラ
ンジスタの最大発振周波数fmaxや雑音特性の劣化を防止
し、より高性能で高周波特性に優れた半導体装置及びそ
の製造方法を提供することができる。
【0054】さらに、等方性エッチングによって、スペ
ーサで規定される位置よりも内側の位置で、内部エミッ
タ領域と外部エミッタ領域が接続される構造を形成し、
内部エミッタ領域幅と内部ベース領域幅を厚く形成する
ことなくスペーサを厚く形成することが可能とする。こ
のように形成することによって、外部ベース領域と外部
エミッタ領域のショートを防止するとともに外部エミッ
タ領域と外部ベース領域の容量を低減して遮断周波数fT
や最大発振周波数fmaxなどの劣化を防止し、高周波特性
をより一層向上させることが可能となる半導体装置及び
その製造方法を提供することができる。
【0055】よって、高周波特性や雑音特性が著しく改
善された半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の
製造方法の一部工程を示す要部断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一部工程を示す要部断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の構造を示す要部断面図である。
【図4】 従来の半導体装置の製造方法の一部工程を示
す要部断面図である。
【図5】 従来の半導体装置の製造方法の一部工程を示
す要部断面図である。
【図6】 従来の半導体装置の構造を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
101…支持基板、102…埋め込み酸化膜、103…活性層S
i、104…内部ベース領域、105…内部コレクタ領域、10
6…N-不純物拡散層、107…外部コレクタ領域、108…N
+不純物拡散層、109…絶縁膜、110…外部ベース領域、1
11…酸化膜、112…接続部、113…酸化膜、114…スペー
サ、115…外部エミッタ領域、116…ポリシリコン、117
…レジストパターン、118…内部エミッタ領域、119…導
電性材料、120…層間絶縁膜、121…コンタクト、301…
支持基板、302…埋め込み酸化膜、303…活性層Si、30
4…内部ベース領域、305…内部コレクタ領域、306…N-
不純物拡散層、307…外部コレクタ領域、308…N+不純
物拡散層、309…絶縁膜、310…外部ベース領域、311…
酸化膜、312…接続部、314…スペーサ、315…外部エミ
ッタ領域、316…ポリシリコン、318…内部エミッタ領
域、319…導電性材料、320…層間絶縁膜、321…コンタ
クト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井納 和美 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5F003 AP05 AZ03 BB07 BB08 BC07 BC08 BE07 BE08 BH07 BN01 BP06 BP22 BP93 BS04 BS05 BS08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化膜の上にシリコンを形成したSOI基
    板と、 前記シリコンに形成される第1の導電型のコレクタ領域
    と、 前記シリコンに形成される第1の導電型の内部エミッタ
    領域と、 前記シリコンに形成され、前記コレクタ領域と前記内部
    エミッタ領域の間に形成される第2の導電型の内部ベー
    ス領域と、 前記コレクタ領域の一部上に形成される第1の絶縁膜
    と、 前記第1の絶縁膜の上に形成される前記第2の導電型の外
    部ベース領域と、 前記内部ベース領域と前記外部ベース領域を接続する接
    続部と、 前記接続部の側壁に形成される第2の絶縁膜と、 前記外部ベース領域の上面の高さよりも低い位置に、前
    記内部エミッタ領域の側壁に接するよう形成される第1
    の導電型の外部エミッタ領域と、を具備したことを特徴
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 酸化膜の上にシリコンを形成したSOI基
    板と、 前記シリコンに形成される第1の導電型のコレクタ領域
    と、 前記シリコンに形成される第1の導電型の内部エミッタ
    領域と、 前記シリコンに形成され、前記コレクタ領域と前記内部
    エミッタ領域の間に形成される第2の導電型の内部ベー
    ス領域と、 前記コレクタ領域の一部上に形成される第1の絶縁膜
    と、 前記第1の絶縁膜の上に形成される前記第2の導電型の外
    部ベース領域と、 前記内部ベース領域と前記外部ベース領域を接続する接
    続部と、 前記接続部の側壁に形成される第2の絶縁膜と、 前記外部ベース領域の上面の高さよりも低い位置に、前
    記内部エミッタ領域の側壁と接するように形成され、前
    記内部エミッタ領域との接合面は前記第2の絶縁膜が形
    成された領域の下方にあるように形成された第1の導電
    型の外部エミッタ領域と、を具備したことを特徴する半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の絶縁膜は窒化膜であり、前記
    窒化膜と前記シリコンの間には酸化膜が形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 酸化膜の上にシリコンを形成することに
    よってSOI基板を形成する工程と、 前記シリコンに第1の導電型のコレクタ領域を形成する
    工程と、 前記シリコンに第2の導電型の内部ベース領域を形成す
    る工程と、 前記コレクタ領域の一部上に第1の絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第1の絶縁膜の上に前記第2の導電型の外部ベース領
    域を形成する工程と、 前記外部ベース領域の上に第4の絶縁膜を形成する工程
    と、 前記内部ベース領域と前記外部ベース領域を接続する接
    続部を形成する工程と、 前記接続部及び前記第4の絶縁膜の側壁に第2の絶縁膜を
    形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして前記酸化膜の上面及び
    前記内部ベース領域の側壁が露出するよう、前記シリコ
    ンの異方性エッチングを行う工程と、 前記外部ベース領域の上面の高さよりも低い位置に、前
    記内部ベース領域の側壁に接するよう前記第1の導電型
    の外部エミッタ領域を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜及び前記第4の絶縁膜をエッチングし、
    前記外部ベース領域及び前記接続部の上面を露出する工
    程と、 前記外部エミッタ領域の第1の導電型の不純物を、前記
    内部ベース領域に拡散することによってエミッタ領域を
    形成する工程と、 前記外部エミッタ領域、前記外部ベース領域、前記接続
    部、及び上部に前記第1の絶縁膜が形成されていない前
    記コレクタ領域の上部全面に、第1の導電性材料を形成
    する工程と、 前記第1の導電性材料を含む前記SOI基板上に第3の絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1の導電性材料の一部が露出するよう開口部を形
    成し、前記開口部に第2の導電性材料を埋め込んでコン
    タクトを形成する工程と、を具備したことを特徴する半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 酸化膜の上にシリコンを形成することに
    よってSOI基板を形成する工程と、 前記シリコンに第1の導電型のコレクタ領域を形成する
    工程と、 前記シリコンに第2の導電型の内部ベース領域を形成す
    る工程と、 前記コレクタ領域の一部上に第1の絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第1の絶縁膜の上に前記第2の導電型の外部ベース領
    域を形成する工程と、前記外部ベース領域の上に第4の
    絶縁膜を形成する工程と、 前記内部ベース領域と前記外部ベース領域を接続する接
    続部を形成する工程と、 前記接続部及び前記第4の絶縁膜の側壁に第2の絶縁膜を
    形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして前記酸化膜の上面及び
    前記内部ベース領域の側壁が露出するよう、前記シリコ
    ンの異方性エッチングを行い、続いて等方性エッチング
    を行うことによって前記内部ベース領域の一部を後退さ
    せる工程と、 前記外部ベース領域の上面の高さよりも低い位置に、前
    記内部ベース領域の側壁と接するよう前記第1の導電型
    の外部エミッタ領域を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜及び前記第4の絶縁膜をエッチングし、
    前記外部ベース領域及び前記接続部の上面を露出する工
    程と、 前記外部エミッタ領域の第1の導電型の不純物を、前記
    内部ベース領域に拡散することによってエミッタ領域を
    形成する工程と、 前記外部エミッタ領域、前記外部ベース領域、前記接続
    部、及び上部に前記第1の絶縁膜が形成されていない前
    記コレクタ領域の上部全面に、第1の導電性材料を形成
    する工程と、 前記第1の導電性材料を含む前記SOI基板上に第3の絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1の導電性材料の一部が露出するよう開口部を形
    成し、前記開口部に第2の導電性材料を埋め込んでコン
    タクトを形成する工程と、を具備したことを特徴する半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記外部エミッタ領域を形成する工程
    は、前記外部エミッタ領域を構成する導電性材料をSOI
    基板上に堆積し、前記内部ベース領域上の領域にレジス
    トパターンを形成し、このレジストパターンをマスクに
    前記導電性材料を等方性エッチングによりエッチングす
    ることによって前記外部エミッタ領域を形成することを
    特徴とする請求項4又は5記載の半導体装置の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9059230B1 (en) 2014-01-10 2015-06-16 International Business Machines Corporation Lateral silicon-on-insulator bipolar junction transistor process and structure
US9397203B2 (en) 2014-01-10 2016-07-19 Globalfoundries Inc. Lateral silicon-on-insulator bipolar junction transistor process and structure

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