JP2002134487A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002134487A
JP2002134487A JP2000324908A JP2000324908A JP2002134487A JP 2002134487 A JP2002134487 A JP 2002134487A JP 2000324908 A JP2000324908 A JP 2000324908A JP 2000324908 A JP2000324908 A JP 2000324908A JP 2002134487 A JP2002134487 A JP 2002134487A
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plasma cvd
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insulating plate
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Naohide Hamada
直秀 濱田
Tetsuo Saito
哲夫 斉藤
Katsuki Kawano
勝喜 川野
Yuichi Ichikawa
祐一 市川
Hiromichi Ando
裕通 安藤
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマCVD膜形成時に基板に生ずるダメ
ージを低減して半導体装置の歩留まりを向上する。 【解決手段】 プラズマCVD装置M1に備わったサセ
プタ5上に固定絶縁板6を設置し、この固定絶縁板6上
に置かれた基板4に所望する膜を形成する。これによ
り、プラズマCVD反応において基板4上に電荷が発生
しても、サセプタ5と基板4との間に設置された固定絶
縁板6によって上記電荷がサセプタ5に流れるのを防ぐ
ことができるので、基板4へのダメージを低減すること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術に関し、特に、プラズマCVD(chemical vapor d
eposition)法で成膜される種々の膜を用いた半導体装
置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の圧力の原料ガスを放電しプラズマ
状態にすると、化学的に活性なイオンやラジカルが生成
される。プラズマCVD技術は、プラズマ中で生成され
た原料ガスの活性種によって基板の表面での化学反応を
促進して膜を形成する技術であり、プラズマは高いエネ
ルギーを持っているので、反応は300℃程度の相対的
に低い温度でも可能である。
【0003】通常のプラズマCVD装置においては、高
周波(通常13.56MHz)放電が用いられている。
プラズマCVD電極の基本的構造は、主として平行平板
型であり、基板は接地電位に接続された電極上に置かれ
る。
【0004】なお、槇書店発行「VLSIとCVD」1
997年7月31日発行、前田和夫著、P100の図
5.5には、平行平板型電極構造のプラズマCVD装置
の構成が記載されている。また、特開平2−13575
3号公報には、電極上に基板を低温に維持制御すること
のできる静電チャック方式のプラズマCVD装置が開示
されている。
【0005】ところで、プラズマCVD膜の形成におい
ては、チャージアップに起因したダメージが基板に与え
られて、半導体装置の歩留まりが低下することがある。
上記ダメージの発生原因は、基板上の電荷がサセプタを
通して接地電位へ流れるリーク電流であり、これによっ
て、たとえばMIS(metal insulator semiconducto
r)デバイスのゲート絶縁膜などが破壊されて、半導体
装置の歩留まりが低下する。
【0006】サセプタは、たとえばその全面をアルミナ
(Al23)で覆われたアルミニウム(Al)によって
構成されているので、通常、上記電荷はサセプタを通し
て流れ難い。しかし、たとえばサセプタのクリーニング
時にAl23が削れてサセプタ内部のAlが露出する、
またはプラズマ励起による温度上昇が加わってサセプタ
の実質温度が400℃以上となり、Alの生成によって
Al23にクラックが生ずると、電荷はサセプタを通し
て接地電位へ流れやすくなる。
【0007】そこで、本発明者は上記ダメージを低減で
きるプラズマCVD装置について検討した。以下は、公
知とされた技術ではないが、本発明者によって検討され
た技術であり、その概要は次のとおりである。 (1)高周波(13.56MHz)に13.56MHzよ
りも低い周波数を組み合わせて、上部電極より異なる周
波数の電力をパルス的に交互に入力する混合周波数励起
方式を採用し、低い周波数による低パワー化によって、
ダメージの低減を図る。 (2)定期的にQC(quality control)を行い、ダメ
ージの発生するチャンバを早期に抽出して、サセプタの
交換によるダメージの低減を図る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者は、前記(1),(2)方式において、以下の問題点
を見いだした。
【0009】すなわち、プラズマCVD反応では制御パ
ラメータが多く存在し、これらは相互に関連性を持って
いて、一つの制御パラメータを変動させると他の全ての
制御パラメータを変動させる必要がある。高周波と低周
波とを組み合わせた混合周波数励起方式ではますます反
応機構が複雑となり、ダメージを生じさせないための複
数の制御パラメータの設定値のマージンが極めて小さく
なることから、再現性の低さが問題となる。また、サセ
プタの交換を行う場合、大気解放によるプラズマCVD
装置のチャンバダウンタイムが増加して、プラズマCV
D装置の稼働率が低下するという問題が生ずる。
【0010】本発明の目的は、プラズマCVD膜形成時
に基板に生ずるダメージを低減して半導体装置の歩留ま
りを向上することのできる技術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法は、プラズ
マCVD装置に備わったサセプタ上に固定絶縁板を設置
し、固定絶縁板上に置かれた基板に所望する膜を形成す
るものである。
【0014】本発明の半導体装置の製造方法は、プラズ
マCVD装置に備わったサセプタ上に可動絶縁板を設置
し、可動絶縁板上に置かれた基板に所望する膜を形成
し、さらに、基板が置かれた可動絶縁板ごと搬送を行う
ものである。
【0015】上記した手段によれば、プラズマCVD反
応において基板上に電荷が発生しても、サセプタと基板
との間に絶縁板が設置されているので、上記電荷がサセ
プタに流れるのを防ぐことができる。これにより、成膜
時のチャージアップに起因した基板へのダメージを低減
することが可能となり、半導体装置の歩留まりが向上す
る。さらに、サセプタの交換頻度を減らすことができる
ので、プラズマCVD装置の稼働率が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態である半導体装置の製造に用いられるプラズマC
VD装置M1の構成を示す模式図であり、図2は、上記
プラズマCVD装置M1に備えられた固定絶縁板の形状
の一例を示す。図中、1は上部電極、2は反応室、3は
プラズマ、4は基板、5はサセプタ、6は固定絶縁板で
ある。
【0018】プラズマCVD装置M1のシステム構成
は、ガス供給系、プラズマ発生系、真空排気系および排
ガス処理系から成り立つ。また、図1に示すように、プ
ラズマCVD装置M1は平行平板型の枚葉処理式であ
り、高周波入力側の電極が上、接地側の電極が下のデポ
ダウン方式を採用している。
【0019】高周波入力側の上部電極1から13.56
MHzの高周波電力を入力することで反応室2内にプラ
ズマ3が発生する。このプラズマ3中に反応ガスを導入
すると、反応ガスはプラズマ3中のイオンまたはラジカ
ルなどの活性種との衝突により、あるいは直接分解・解
離を起こして基板4上にCVD膜が形成される。
【0020】接地側の下部電極であるサセプタ5上に
は、厚さ約1mm以上の固定絶縁板6が置かれており、
この固定絶縁板6上に基板4が置かれている。上記サセ
プタ5は、たとえばその表面がAl23で覆われたAl
で構成される。上記固定絶縁板6は、たとえばAl23
からなる表面が平らな円盤状の板、または、図2に示す
ように、たとえば窒化アルミニウム(AlN)からなる
約1mm角の複数の凸部6aが約6mm間隔で配置され
たAlNからなる円盤状の板などで構成される。
【0021】従って、プラズマCVD装置M1では、プ
ラズマCVD反応において基板4上に電荷が発生して
も、サセプタ5と基板4との間に固定絶縁板6が設置さ
れているので、上記電荷がサセプタ5に流れるのを防ぐ
ことができる。これにより、チャージアップを起因とし
た基板4へのダメージを低減することが可能となる。
【0022】図示はしないが、反応ガスは、CVD膜の
均一性を確保するため、基板4に対抗する面に形成した
多数の開口から噴出させる。基板4は1枚ずつロボット
アームで直接固定絶縁板6上に搬送される。また、基板
4の加熱はサセプタ5の下部に設けられたランプヒータ
を用いて行われる。
【0023】次に、本実施の形態1であるバイポーラC
MOS(complementary metal oxide semiconductor)
デバイスの製造方法の一例を図3〜図7を用いて説明す
る。図において、Q1はnpn型バイポーラトランジス
タ、Q2はpチャネル型MISFET(MIS field effec
t transistor)、Q3はnチャネル型MISFETであ
る。
【0024】まず、図3に示すように、比抵抗10Ωc
m程度のp型シリコン単結晶で構成された基板11にn
+型埋め込み層12とp+型埋め込み層13とを形成す
る。次に、基板11上にn型エピタキシャル層を形成し
た後、n+型埋め込み層12の上にn型ウェル14、p+
型埋め込み層13の上にp型ウェル15をそれぞれ形成
する。
【0025】次いで、n型ウェル14およびp型ウェル
15の表面に素子分離用絶縁膜16を形成する。この
時、寄生nチャネル型MISFETの動作を防ぐため、
p型ウェル15の素子分離用絶縁膜16の下にp型のチ
ャネルストッパ領域17を形成する。
【0026】この後、npn型バイポーラトランジスタ
1を形成する領域のn型ウェル14の一部にコレクタ
取り出し領域18となるn型半導体領域を形成し、次い
でpチャネル型MISFETQ2を形成する領域のn型
ウェル14にp型不純物、たとえばボロン(B)をイオ
ン注入してしきい値電圧制御層19を形成する。また、
nチャネル型MISFETQ3を形成する領域のp型ウ
ェル15にn型不純物、たとえばリン(P)をイオン注
入してしきい値電圧制御層20を形成する。
【0027】次に、図4に示すように、n型ウェル14
およびp型ウェル15のそれぞれの表面に厚さ8nm程
度のゲート絶縁膜21を形成した後、その上に厚さ50
〜200nm程度の多結晶シリコン膜(図示せず)を堆
積する。続いて、pチャネル型MISFETQ2を形成
する領域の多結晶シリコン膜にp型不純物、たとえばB
をイオン注入し、nチャネル型MISFETQ3を形成
する領域の多結晶シリコン膜にn型不純物、たとえばP
をイオン注入する。次いで、この多結晶シリコン膜の上
層に窒化シリコン膜22を堆積した後、窒化シリコン膜
22および多結晶シリコン膜を順次エッチングしてp型
のゲート電極23aおよびn型のゲート電極23bを形
成する。
【0028】次に、ゲート電極23aをマスクとしてp
チャネル型MISFETQ2を形成する領域のn型ウェ
ル14にp型不純物、たとえばBをイオン注入し、ソー
ス、ドレインの一部を構成するp-型半導体領域24を
形成する。また、ゲート電極23bをマスクとしてnチ
ャネル型MISFETQ3を形成する領域のp型ウェル
15にn型不純物、たとえばヒ素(As)をイオン注入
し、ソース、ドレインの一部を構成するn-型半導体領
域25を形成する。
【0029】次いで、基板11上に堆積した窒化シリコ
ン膜を異方性エッチングにより加工し、ゲート電極23
a,23bの側壁に窒化シリコン膜からなるサイドウォ
ールスペーサ26を形成する。この後、ゲート電極23
aとサイドウォールスペーサ26とをマスクとしてpチ
ャネル型MISFETQ2を形成する領域のn型ウェル
14にp型不純物、たとえばBをイオン注入し、ソー
ス、ドレインの他の一部を構成するp+型半導体領域2
7を形成する。また、ゲート電極23bとサイドウォー
ルスペーサ26とをマスクとしてnチャネル型MISF
ETQ3を形成する領域のp型ウェル15にn型不純
物、たとえばPをイオン注入し、ソース、ドレインの他
の一部を構成するn+型半導体領域28を形成する。さ
らに、npn型バイポーラトランジスタQ1を形成する
領域のn型ウェル14にp型不純物、たとえばBをイオ
ン注入してベース領域29と外部ベース領域30とを形
成する。
【0030】次に、図5に示すように、基板1上に、た
とえば酸化シリコン膜からなる絶縁膜31を堆積した
後、ベース領域29上の絶縁膜31およびゲート絶縁膜
21と同一層の絶縁膜を開孔してコンタクトホール32
を形成する。次いで、基板11上に多結晶シリコン膜
(図示せず)を堆積した後、この多結晶シリコン膜にn
型不純物、たとえばAsをイオン注入し、熱処理によっ
てこのn型不純物をベース領域29に拡散させてエミッ
タ領域33を形成する。次に、この多結晶シリコン膜を
エッチングしてエミッタ引き出し電極34を形成する。
【0031】この後、図6に示すように、絶縁膜31の
上層に、前記図1に示したプラズマCVD装置M1を用
いて、TEOS(tetra ethyl ortho silicate;Si
(OC254)とオゾン(O3)とをソースガスに用い
たプラズマCVD法でTEOS酸化膜35を堆積する。
前述したように、プラズマCVD装置M1を用いた膜形
成では、たとえばpチャネル型MISFETQ2および
nチャネル型MISFETQ3のゲート絶縁膜21の破
壊を防ぐなど、チャージアップを起因とした基板4への
ダメージを低減することが可能となる。
【0032】次に、図7に示すように、TEOS酸化膜
35、絶縁膜31およびゲート絶縁膜21と同一層の絶
縁膜にコンタクトホール36を開孔し、続いてTEOS
酸化膜35の上層に堆積した金属膜をエッチングして第
1層配線37を形成する。その後は、図示はしないが、
第1層配線37よりも上層の配線が層間絶縁膜を介して
形成されてバイポーラCMOSデバイスが完成する。
【0033】なお、本実施の形態1では、TEOS酸化
膜35の成膜にプラズマCVD装置M1を適用した場合
について説明したが、プラズマCVD装置M1はいかな
るプラズマCVD膜の成膜にも適用可能であり、同様な
効果が得られる。
【0034】このように、本実施の形態1によれば、プ
ラズマCVD装置M1のサセプタ5上に固定絶縁板6を
設置することにより、プラズマCVD反応において基板
4上に発生した電荷がサセプタ5に流れるのを防ぐこと
ができる。従って、成膜時のチャージアップに起因した
基板4へのダメージを低減することが可能となり、半導
体装置の歩留まりが向上する。さらに、たとえば表面の
Al23の削れまたはクラックによってサセプタ5の内
部のAlが露出しても、サセプタ5を使用することがで
きるので、サセプタ5の交換頻度が減り、プラズマCV
D装置M1の稼働率が向上する。
【0035】(実施の形態2)図8は、他のプラズマC
VD装置の構成を示す模式図である。
【0036】プラズマCVD装置M2は、前記実施の形
態1に記載したプラズマCVD装置M1と同様に平行平
板型の枚葉処理式であり、高周波入力側の電極が上、接
地側の電極が下のデポダウン方式を採用している。さら
に、プラズマCVD装置M1と同様に高周波入力側の上
部電極1から13.56MHzの高周波電力を入力する
ことで反応室2内にプラズマ3を発生させる。
【0037】しかし、接地側の下部電極であるサセプタ
5上には、たとえばAl23またはAlNからなるトレ
イ形状の可動絶縁板7が置かれており、この可動絶縁板
7上に基板4が置かれている。すなわち、可動絶縁板7
に基板4を置いて可動絶縁板7ごと搬送および成膜が行
われる。従って、プラズマCVD装置M2では、プラズ
マCVD反応において基板4上に電荷が発生しても、サ
セプタ5と基板4との間に可動絶縁板7が設置されてい
るので、上記電荷がサセプタ5に流れるのを防ぐことが
できる。これにより、チャージアップを起因とした基板
4へのダメージを低減することが可能となる。なお、プ
ラズマCVD装置M1の固定絶縁板6と同様に、可動絶
縁板7の表面は平坦でもよく、または可動絶縁板7の表
面に複数の柱状の凸部を配置してもよい。
【0038】このように、本実施の形態2によれば、プ
ラズマCVD装置M2のサセプタ5上に可動絶縁板7を
設置することにより、成膜時にチャージアップを起因と
した基板4へのダメージを低減することが可能となり、
半導体装置の歩留まりが向上する。さらに、サセプタ5
の交換頻度が減ることでプラズマCVD装置M2の稼働
率が向上する。
【0039】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0040】たとえば、前記実施の形態では、プラズマ
CVD装置には、高周波電力のみが入力されるとした
が、上部電極側からの高周波電力に加えて、上部電極側
または基板側から低周波電力を入力してもよく、低パワ
ー化によるダメージの低減を可能とすることができる。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0042】本発明によれば、プラズマCVD膜形成時
に基板に生ずるダメージを低減して半導体装置の歩留ま
りを向上することのできる。
【0043】また、本発明によれば、サセプタの交換頻
度が減るのでプラズマCVD装置の稼働率を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプラズマCVD
装置の模式図である。
【図2】図1のプラズマCVD装置に備えられた固定絶
縁板の形状を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるバイポーラCMO
Sデバイスの製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるバイポーラCMO
Sデバイスの製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるバイポーラCMO
Sデバイスの製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるバイポーラCMO
Sデバイスの製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるバイポーラCMO
Sデバイスの製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態におけるプラズマCV
D装置の模式図である。
【符号の説明】
1 上部電極 2 反応室 3 プラズマ 4 基板 5 サセプタ 6 固定絶縁板 6a 凸部 7 可動絶縁板 11 基板 12 n+型埋め込み層 13 p+型埋め込み層 14 n型ウェル 15 p型ウェル 16 素子分離用絶縁膜 17 チャネルストッパ領域 18 コレクタ引き出し領域 19 しきい値電圧制御層 20 しきい値電圧制御層 21 ゲート絶縁膜 22 窒化シリコン膜 23a ゲート電極 23b ゲート電極 24 p-型半導体領域 25 n-型半導体領域 26 サイドウォールスペーサ 27 p+型半導体領域 28 n+型半導体領域 29 ベース領域 30 外部ベース領域 31 絶縁膜 32 コンタクトホール 33 エミッタ領域 34 エミッタ引き出し電極 35 TEOS酸化膜 36 コンタクトホール 37 第1層配線 M1 プラズマCVD装置 M2 プラズマCVD装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 哲夫 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 川野 勝喜 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 市川 祐一 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 安藤 裕通 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5F045 AA08 AB32 AF08 BB16 DP03 EF05 EH14 EK14 EM01 EM09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマCVD装置に備わったサセプタ
    上に絶縁板を設置し、前記絶縁板上に置かれた基板に所
    望する膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 プラズマCVD装置に備わったサセプタ
    上に絶縁板を設置し、前記絶縁板上に置かれた基板に所
    望する膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法であって、前記絶縁板はサセプタ上に固定されてい
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 プラズマCVD装置に備わったサセプタ
    上に絶縁板を設置し、前記絶縁板上に置かれた基板に所
    望する膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法であって、前記基板が置かれた前記絶縁板ごと搬送
    および成膜が行われることを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 プラズマCVD装置に備わったサセプタ
    上に絶縁板を設置し、前記絶縁板上に置かれた基板に所
    望する膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法であって、前記絶縁板の表面が複数の凸部を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 プラズマCVD装置に備わったサセプタ
    上に絶縁板を設置し、前記絶縁板上に置かれた基板に所
    望する膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法であって、前記プラズマCVD装置には高周波電力
    および低周波電力が入力されることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008042023A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置
JP2008138283A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Applied Materials Inc 表面テクスチャリングを組み込んだプラズマリアクタ基板

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